JPH0650301A - 油圧回路のアンロード装置 - Google Patents

油圧回路のアンロード装置

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JPH0650301A
JPH0650301A JP21965292A JP21965292A JPH0650301A JP H0650301 A JPH0650301 A JP H0650301A JP 21965292 A JP21965292 A JP 21965292A JP 21965292 A JP21965292 A JP 21965292A JP H0650301 A JPH0650301 A JP H0650301A
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JP
Japan
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sleeve
pressure
valve
chamber
hydraulic pump
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Application number
JP21965292A
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English (en)
Inventor
Shigeru Shinohara
茂 篠原
Mitsumasa Akashi
光正 明石
Jun Maruyama
純 丸山
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アンロード弁のアンロード流量がアンロード
初期より順次増大するようにする。 【構成】 装置本体30にスリーブ挿入孔31とドレー
ン孔32とを連通して形成し、スリーブ挿入孔に嵌挿し
たスリーブ33にフランジ35を設けると共に、ピスト
ン40を嵌合して室41を構成する。バネ42でスリー
ブを遮断方向に付勢し、入口ポート38をスリーブに形
成した差圧用絞り10を経て室とベント回路11に連通
すると共に、室を細孔でスリーブを遮断方向に押す室4
8に連通してアンロード弁9とする。装置本体にベント
回路をドレンポート52に連通するリリーフ弁13を設
け、リリーフ弁をポート65内の圧力でリリーフ作動す
るようにし、入口ポートを第2油圧ポンプ4の吐出路5
に連通し、前記ポート65を第1油圧ポンプ1の吐出路
に連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイルローダ、クレー
ン、パワーショベル等の建設機械における複数の油圧ポ
ンプの吐出圧油をアクチュエータに供給する油圧回路に
用いられるアンロード装置に関する。
【0002】複数の油圧ポンプの吐出圧油をアクチュエ
ータに供給する油圧回路に用いられるアンロード装置と
しては、例えば図1に示すものが知られている。すなわ
ち、第1油圧ポンプ1の吐出路2を操作弁3の入口側に
接続し、第2油圧ポンプ4の吐出路5をチェック6を備
えた回路7で第1油圧ポンプ1の吐出路2に接続して第
1・第2油圧ポンプ1,4の吐出圧油をアクチュエータ
8に供給し、前記第2油圧ポンプ4の吐出路5にアンロ
ード弁9を設け、このアンロード弁9を差圧用絞り10
前後の差圧とバネ力によってアンロード、オンロードす
るようにし、前記差圧用絞り10の後流側にベント回路
11を接続し、このベント回路11にダンパー用絞り1
2とリリーフ弁13を設け、このリリーフ弁13を第1
油圧ポンプ1の吐出圧油が設定圧力以上の時にリリーフ
作動するようにしてある。
【0003】このアンロード装置であればアクチュエー
タ8に高負荷が作用して第1油圧ポンプ1の吐出圧油の
圧力が設定圧力以上となるとリリーフ弁13がリリーフ
作動してベント回路11に第2油圧ポンプ4の吐出圧油
が流れて差圧用絞り10の前後に差圧が生じ、アンロー
ド弁9がアンロードとして第2油圧ポンプ4の吐出圧油
を全量タンク14に流出し、アクチュエータ8に作用す
る負荷が低負荷となって第1油圧ポンプ1の吐出圧の圧
力が設定圧力以下となるとリリーフ弁13が閉じてベン
ト回路11に第2油圧ポンプ4の吐出圧油が流れずに差
圧用絞り10の前後の差圧がなくなってアンロード弁9
がオンロードして第2油圧ポンプ4の吐出圧油がアクチ
ュエータ8に供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記アンロード弁9は
図2に示すように、装置本体15の孔16に嵌合される
スリーブ17と、このスリーブ17内に嵌挿した弁18
と、この弁18をシート19に押しつけてスリーブ17
の入口17aと出口側17bを遮断するバネ20より成
り、差圧用絞り10の前後差圧が設定圧力となるとバル
ブ18が直ちにバネ20に抗して作動してアンロード状
態となるし、差圧用絞り10の前後差圧が設定圧力以下
になるとバルブ18が直ちにバネ20で作動してオンロ
ード状態となる。
【0005】このために、第1油圧ポンプ1の吐出圧力
が設定圧力以上となるとアンロード弁9が直ちにアンロ
ード作動し、アンロード弁9がアンロード作動するとア
クチュエータ8に供給される流量が第2油圧ポンプ4の
吐出量分だけ急激に減少してアクチュエータ8の減速シ
ョックが生じると共に、油撃による油圧ショックが生じ
るから、操作者に不快感を与えると共に、操作性が悪化
する。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたアンロード装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】複数の油圧ポンプの吐出
圧油をアクチュエータ8に供給する油圧回路において、
前記複数の油圧ポンプにおける1つの油圧ポンプの吐出
路にリリーフ弁13を有するベント回路11とアンロー
ド弁9と差圧用絞り10を設け、このアンロード弁9を
ベント回路11に圧油が流れることによって生じる差圧
用絞り10前後の差圧によってアンロードする構成と
し、前記リリーフ弁13を他の油圧ポンプの吐出圧油が
設定圧力以上の時にリリーフ作動するようにしたアンロ
ード装置において、前記アンロード弁9を、アンロード
初期には1つの油圧ポンプの吐出圧力をリリーフ弁作動
時の設定圧を維持しつつタンクとアクチュエータ8に分
流し、かつ時間の経過と共にタンクへの流量を増加しか
つアクチュエータ8への流量が減少して最終的にはタン
クへ全量流れるようにした油圧回路のアンロード装置。
【0008】
【作 用】アンロード弁9がアンロードした時に1つ
の油圧ポンプの吐出圧油はタンク側に徐々に流出するの
で、アクチュエータ8への供給流量が急激に減少した
り、油撃が発生することがない。
【0009】
【実 施 例】本発明の実施例を図3に基づいて説明す
る。なお従来と同一部材は符号を同一とする。アンロー
ド弁9は第1受圧部9aに作用する差圧用絞り10の上
流側圧力P1と第2受圧部9bに作用する出口側圧力P
2 でアンロード方向に押され、第3受圧部9cに作用す
る差圧用絞り10の後流側圧力P3 とバネ力でオンロー
ド方向に押され、その第3受圧部9cはダンパー用絞り
12でベント回路11に接続している。リリーフ弁13
は受圧部13aに作用する第1油圧ポンプ1の吐出圧油
と入口側圧油でリリーフ方向に押され、バネ力で閉じ方
向に押され、そのリリーフ弁13の受圧部13aには第
1油圧ポンプ1の吐出圧油が絞り21を介して供給され
る。
【0010】次に前記アンロード弁9の具体構造を図4
に基づいて説明する。装置本体30にはスリーブ挿入孔
31が上端面30aに開口して形成され、このスリーブ
挿入孔31と同心状のドレーン孔32が下端面30bに
開口して形成してあり、前記スリーブ挿入孔31にスリ
ーブ33が嵌挿され、このスリーブ33の円錐形状のシ
ート部33aより下端寄りに小径杆34を介してフラン
ジ35が一体形成してあり、このフランジ35はドレー
ン孔32に隙間を有して嵌合して円環絞り36を構成
し、かつそのフランジ35の外周面に微少切欠き36′
及び切欠き37が形成してある。
【0011】前記スリーブ挿入孔31には入口ポート3
8が形成され、この入口ポート38はスリーブ33のシ
ート部33aをシート座39に圧接することでドレーン
孔32と遮断され、かつ離隔することで入口ポート38
とドレーン孔32が連通し、その入口ポート38には第
2油圧ポンプ4の吐出圧油が供給される。
【0012】前記スリーブ33内にピストン40が嵌合
されて室41を構成しこのピストン40はバネ42で装
置本体30の上端面30aに取付けた蓋43に押しつけ
保持してあり、そのピストン40の外周面長手方向中間
部には凹部44が形成されてスリーブ33の内周面との
間に環状通路45を構成し、この環状通路45はピスト
ン40に形成したダンパー用絞り12となる第1細孔4
6で前記室41に開口し、その室41はピストン40に
形成した第2細孔47でピストン40と蓋43との間の
室48に開口している。前記環状通路45はスリーブ3
3に形成した大径孔49でポート50に開口し、このポ
ート50がベント回路11となる油孔51に連通し、そ
の油孔51がリリーフ弁13でドレーンポート52に連
通・遮断される。前記環状通路45はスリーブ33に形
成した差圧用絞り10となる細孔53で入口ポート38
に開口している。
【0013】前記スリーブ33はシート部33aがシー
ト座39に接している時にはシート部33aの一部(図
3における第1受圧部9aに相当)に作用する入口ポー
ト38に流入した第2油圧ポンプ4の吐出圧油の圧力P
1 でアンロード方向に押され、シート部33aがシート
座39より離れるとシート部33a全体(図3における
第1受圧部9aと第2受圧部9bに相当)に作用する出
口側圧力P2 でアンロード方向に押される。前記スリー
ブ33は上端面33b(図3の第3受圧部9cに相当)
に作用する室48の圧力P3 とバネ42のバネ力と室4
1内の圧力でオンロード方向に押される。
【0014】次にリリーフ弁13の詳細を説明する。装
置本体30のリリーフ弁用孔60にスプール61、スリ
ーブ62、スリーブ本体63を順次嵌挿し、スプール6
1とスリーブ62との間にバネ64を設けてスプール6
1をリリーフ弁用孔60の段部60aに押しつけて図3
のチェック弁6を構成し、かつスリーブ62をスリーブ
本体63に押しつける。このスリーブ本体63はリリー
フ弁用孔60に螺合して固定してある。前記リリーフ弁
用孔60のポート65は図3の回路7に連通し、このポ
ート65より流入した第1油圧ポンプ1の吐出圧油はス
プール61の油孔66よりスプール61とスリーブ62
との間の受圧室67に流入する。前記スリーブ本体63
には入口ポート68と出口ポート69を開閉するポペッ
ト70が設けられ、このポペット70はバネ71で閉じ
位置に保持され、前記入口ポート68がベント回路11
となる油孔51に連通し、出口ポート69がドレーンポ
ート52に連通している。
【0015】前記ポペット70はスリーブ本体63に設
けたアンロードピン72で開き側に押され、このアンロ
ードピン72はスリーブ62の盲穴73に設けたロッキ
ングピン74で押され、ロッキングピン74と盲穴73
底部との間の室75は細孔76で前記受圧室67に開口
している。前記アンロードピン72の一端面72aは入
口ポート68に連通し、かつアンロードピン72には一
端面72aと他端面72bに開口する孔75が形成され
てアンロードピン72の一端面72a、他端面72bに
は第2油圧ポンプ4の吐出圧油が作用している。前記ロ
ッキングピン74の径d1 はポペット70のシート径d
2 よりも大きくしてある。
【0016】次にアンロード弁9の作動を説明する。リ
リーフ弁33がリリーフ作動せずにベント回路11とな
る油孔51がドレーンポート52に連通しない時。スリ
ーブ13の各部に作用する圧力が等しくなるのでスリー
ブ33はバネ43のバネ力でシート部33aがシート座
39に押しつけられてオンロード状態となり、第2油圧
ポンプ4の吐出圧油はチェック弁6を押し開いてポート
65よりアクチュエータ8に供給される。
【0017】リリーフ弁33がリリーフ作動して油孔5
1がドレーンポート52に連通した時。つまり、第1油
圧ポンプ1の吐出圧力Pが設定圧力P0 となった時。な
お、リリーフ弁33の作動は後述する。入口ポート28
に流入した第2油圧ポンプ4の吐出圧油が細孔53、環
状通路45、大径孔49、ポート50、油孔51、リリ
ーフ弁13を経てドレーンポート52に流れて細孔53
の前後に差圧に生じる。これと同時に環状通路45内の
圧油は第1細孔46より室41に流入し、第2細孔47
より室48に流入するから、スリーブ33のシート部3
3aの一部に作用する圧力P1 と室48に作用する圧力
3 はP1 >P3 となり、かつその圧力差は細孔53、
第1細孔46、第2細孔47の大きさによって決定され
る。
【0018】前記のようにP1 >P3 となるからその差
圧がバネ42のバネ力よりも大きくなるとスリーブ33
が押し上げられて入口ポート38とドレーン孔32が連
通し、入口ポート38に流入した第2油圧ポンプ4の吐
出圧油は円環絞り36及び微少切欠き36′を通ってド
レーン孔32よりタンクに流出する。このために、タン
クに流出する流量(アンロード流量)は円環絞り36及
び微少切欠き36′のために少量となるから入口ポート
38の圧力P1 はあまり低下せずにチェック弁6よりポ
ート65にも流れる。この円環絞り36及び微少切欠き
36′の開口面積Apは前記設定圧力P0 を維持しなが
らアンロード流量がゼロから最大まで変化するように設
定してある。つまり、第2油圧ポンプ4の吐出圧油はド
レーン孔32とポート65に分流する。
【0019】スリーブ33がある程度ストロークすると
フランジ35の切欠37が入口ポート38に開口して入
口ポート38とドレーン孔32との開口面積が円環絞り
36の開口面積Ap及び微少切欠き36′+切欠き37
の開口面積A1 pとなり、かつ切欠き37の開口面積A
1 pはスリーブ33のストロークによって順次増大する
からアンロード流量がスリーブ33のストロークに比例
して順次増大し、スリーブ33が蓋43に当接するまで
1 ストロークするとフランジ35がドレーン孔32よ
り抜き出して前記開口面積が最大となってアンロード流
量が最大となる。前記スリーブ33がL1 だけストロー
クする時間はダンパー用絞り12となる第1細孔46で
決定される。なぜならば、スリーブ33がストロークす
ると室48内の圧油と室41内の圧油が第1細孔46よ
り環状通路45に流出するので、その第1細孔46の開
口面積を大きくすればスリーブ33が速くストローク
し、小さくすればスリーブ33は遅くストロークする。
【0020】このようであるから、リリーフ弁13がリ
リーフ作動した時にアンロード弁9のアンロード流量は
順次増大するから、アクチュエータ8への流量が急激に
減少することがないし、油撃が生じることがない。
【0021】次にリリーフ弁33の作動を説明する。ア
ンロードピン72は一端面72aと他端面72bに第2
油圧ポンプ4の吐出圧力P1 が作用するからそれ自体に
は第2油圧ポンプ4の吐出圧力によって推力が生じな
い。ロッキングピン74は第1油圧ポンプ1の吐出圧力
Pでポペット開き方向に押され、第2油圧ポンプ4の吐
出圧力P1 でポペット閉じ方向に押され、かつロッキン
グピン74の径d1 はポペット70のシート径d2 より
も大きいので、同一油圧力が作用した時の推力はロッキ
ングピン74がポペット70よりも大きくなる。
【0022】第1油圧ポンプ1の吐出圧力Pが設定圧力
0 以下の時にはポペット70に作用する第2油圧ポン
プ4の吐出圧力P1 が低くリリーフ作動しない。第1油
圧ポンプ1の吐出圧力Pが設定圧力P0 となるとポペッ
ト70に作用する第2油圧ポンプ4の吐出圧力P1 がそ
の設定圧力P0 まで上昇してポペット70がバネ71に
抗して押されてリリーフ作動する。これによってベント
回路11がタンクに連通するので差圧用絞り10前後に
差圧が生じ、ポペット70には差圧用絞り10の下流側
圧力が作用するために前記設定圧力P0 よりも低圧とな
る。他方、ロッキングピン74は室75に作用する第1
油圧ポンプ1の吐出圧力Pと前記ポペット70に作用す
る差圧用絞り10の下流側圧力の差圧×受圧面積のポペ
ット開き方向の推力を受けるため、ポペット70をアン
ロードピン72に介して開き位置に保持する。
【0023】このために、第1油圧ポンプの吐出圧力P
がポペット70に作用する(開弁させる)設定圧力P0
以下になっても、d1 >d2 の関係によりポペット70
は開いているのでリリーフ弁33の作動を安定できる。
このポペット70が閉じる時の圧力はロッキングピン7
4の径d1 を変更することで調整できる。なお、アンロ
ードピン72とロッキングピン74を一体としてポペッ
ト70のシート径d2 よりも大径としても良い。
【0024】リリーフ弁33がリリーフ作動している状
態で第1油圧ポンプ1の吐出圧力Pが設定圧力P0 より
低下するとポペット70はバネ71によって閉じ方向に
押されるが、ロッキングピンの径d1 によって決まるポ
ペット70のレシート圧力(閉じる圧力)になるとロッ
キングピン74は室75内の圧油を細孔76を経て室6
7に排出しながら摺動するので、そのポペット70の閉
じ方向への移動がゆっくりとなる。
【0025】図3において、ベント回路11は開閉弁8
0でタンクに連通・遮断され、この開閉弁80はバネ力
で遮断位置に保持され、ソレノイド81に通電すること
で連通位置となるので、ソレノイド8に通電して開閉弁
80を連通位置とすることで第1油圧ポンプ1の吐出圧
力に関係なくアンロード弁9をアンロードできる。
【0026】
【発明の効果】アンロード弁9がアンロードした時に1
つの油圧ポンプの吐出圧油はタンク側に徐々に流出する
ので、アクチュエータ8への供給流量が急激に減少した
り、油撃が発生したりすることがない。しかもアクチュ
エータ8側にある切換弁3のポンプ→ドレン回路(P→
T)切換え位置によって決まるポンプ圧力の圧力上昇、
下降による影響をアンロード弁が受けにくくなるので油
撃が発生しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の油圧回路図である。
【図2】従来例の具体構造の断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す油圧回路図である。
【図4】本発明の実施例を示す具体構造の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…第1油圧ポンプ、2…吐出路、4…第2油圧ポン
プ、5…吐出路、6…チェック弁、8…アクチュエー
タ、9…アンロード弁、10…差圧用絞り、11…ベン
ト回路、13…リリーフ弁、30…装置本体、31…ス
リーブ孔、32…ドレーン孔、33…スリーブ、35…
フランジ、36…円環絞り、37…切欠き、38…入口
ポート、40…ピストン、41…室、42…バネ、48
…室。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油圧ポンプの吐出圧油をアクチュ
    エータ8に供給する油圧回路において、 前記複数の油圧ポンプにおける1つの油圧ポンプの吐出
    路にリリーフ弁13を有するベント回路11とアンロー
    ド弁9と差圧用絞り10を設け、このアンロード弁9を
    ベント回路11に圧油が流れることによって生じる差圧
    用絞り10前後の差圧によってアンロードする構成と
    し、前記リリーフ弁13を他の油圧ポンプの吐出油が設
    定圧力以上の時にリリーフ作動するようにしたアンロー
    ド装置において、 前記アンロード弁9を、アンロード初期には1つの油圧
    ポンプの吐出圧力をリリーフ弁作動時の設定圧を維持し
    つつタンクとアクチュエータ8に分流し、かつ時間の経
    過とともにタンクへの流量を増加しかつアクチュエータ
    8への流量が減少して最終的にはタンクへ全量流れるよ
    うにした油圧回路のアンロード装置。
  2. 【請求項2】 装置本体30にスリーブ挿入孔31とド
    レーン孔32を連通して形成し、このスリーブ挿入孔3
    1に入口ポート38とドレーン孔32を連通・遮断する
    スリーブ33を嵌挿し、このスリーブ33にドレーン孔
    32に嵌合して円環絞り36を構成しかつ微少切欠き3
    6′及び切欠き37を有するフランジ35を設け、前記
    スリーブ33にピストン40を嵌合して室41を構成
    し、その室41に設けたバネ42でスリーブ33を遮断
    方向に付勢し、前記入口ポート38をスリーブ33に形
    成した差圧用絞り10を経て前記室41とベント回路1
    1に連通し、前記室41を細孔でスリーブ33を遮断方
    向に押す室48に連通してアンロード弁9とした請求項
    1記載の油圧回路のアンロード装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体30の入口ポート38をチ
    ェック弁6を介してポート65に連通し、このポート6
    5をアクチュエータ8側に接続すると共に、入口ポート
    38を1つの油圧ポンプの吐出側に接続した請求項2記
    載の油圧回路のアンロード弁。
  4. 【請求項4】 前記リリーフ弁13を、ポペット70と
    アンロードピン72とロッキングピン74より構成し、
    そのアンロードピン72の両端面に前記ベント回路11
    の圧力を作用させ、ロッキングピン74の一端部にはベ
    ント回路11の圧力を作用させ、かつ他端部にアクチュ
    エータ8側の高圧油を作用させ、このロッキングピン7
    4の径d1 を前記ポペット70のシート径d2 より大き
    くした請求項1記載の油圧回路のアンロード装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997028318A1 (fr) * 1996-02-01 1997-08-07 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Circuit hydraulique pour machine hydraulique
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CN114060339A (zh) * 2021-11-15 2022-02-18 王洪继 可防液压泵过热的反向卸荷阀

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