JPH06502394A - 溶血素群毒素に関するN.meningitidis由来抗原性鉄抑制蛋白質 - Google Patents

溶血素群毒素に関するN.meningitidis由来抗原性鉄抑制蛋白質

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JPH06502394A JP3513081A JP51308191A JPH06502394A JP H06502394 A JPH06502394 A JP H06502394A JP 3513081 A JP3513081 A JP 3513081A JP 51308191 A JP51308191 A JP 51308191A JP H06502394 A JPH06502394 A JP H06502394A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
抗原性鉄抑制蛋白質 本発明は、Ne1sseria meningitidisから単離された抗原 性ポリペプチドS該ポリペプチドに対して生じる抗体、該ポリペプチドを含有す るワクチンおよび該ポリペプチドをコードするDNAに関する。ポリペプチドと は溶血素群毒素の一つであり、典型的なものとしてはB、coli由来のα−溶 血素が挙げられる。 細菌性の病因は複雑であり、プロセスはほとんど理解されていない。多くの病因 性細菌は動物細胞の代謝や機能を損なう毒素を分泌する。様々なりラスの分子が そのような毒素を構築する。 蛋白質毒素の一例が、ヒトの場外感染を引き起こす病因性E、coli株に見出 される。そのような感染は哺乳動物赤血球の溶血を特徴とする。その溶血活性は 溶血素として知られる一群の毒素によるものである。そのクラスにはα−溶血素 およびβ−溶血素が含まれる(llelchら、 Infection and  Immunity 42. 178−186 (1983)参照のこと)。 もう一つの蛋白質毒素はアデニル酸シクラーゼであり、それはBordetel lapertussisおよびBacillus anthracisに見出さ れ、プロフェッショナル食細胞の機能を阻害する。これらの細菌は各々百日咳お よび炭痘病の原因である。 第3の病因性細菌由来の蛋白質毒素類はロイコトキシンであり、幼年期の局所的 な歯周炎の病原剤であるActinobaci l1us actinomyc etemcomitans、およびウシ白血球を死滅させるPa5teurel la haemolyticaに見出される。 Kolodrubetzら、Infectionan+j Im+++unit y 57. 1465−1469(1989)参照のこと)。明らかに、様々な 細菌属に見出される一連の毒素群が存在する。細胞毒素のこの群のアミノ酸配列 は、高頻度に繰り返された9個のアミノ酸のモチーフ、すなわちLxGGxGN Dx (但し、Xはいずれかのアミノ酸を示す。)に特徴がある。本明細書の目 的は、この一連の毒素が溶血素群毒素に関することを述べるものである。 「溶血素群毒素」が当業者にとって一般的な属名であり、実際には大部分が細胞 毒素であるが、全てが溶血性でないことを意味するものであると理解されるべき である。その群としての資格は以下に定義するようなアミノ酸配列の相同性であ る。上記に加えて、相同する蛋白質は5erratiaおよびproteusに も見出されているが、これら溶血素群のメンバーが実際に細胞毒素であるかどう かは不明である。 この重要で、時には死をもたらす細菌であるNe1sseria mening itidisはを散性髄膜炎および敗血症ショックの原因であるが、この菌につ いてはほとんど知られていない。N、 mening山disおよびこれが引き 起こす疾病については、PatersonによりBiologic and C 11nical Ba5is of Infectious Diseases 、の”Neisseri■ meningitidis and Meningococcal Disea se”、W、B、5aunders Company、Ch≠垂狽■■ 43(1980)に記載されている。 合がある。免疫学的種形成は、十分量のグループ特異性抗原がないため、困難な 場合がある。 N、 ffleningitidisは様々な血清型として存在し、そのを患率 は時間と存在場所により変わる。血清型には、A、B、C,DSX、YSZ、2 9−EおよびW−135がある。 N、meningitidis感染の3つの最も重要な公知の抗原性および/ま たはを毒性成分は、莢膜多糖、リポ多糖−エンドトキンン細胞壁複合体およびN e1sseria−特異法蛋白質である。莢膜多糖は髄膜炎菌を、分裂した好中 球による食作用に抵抗できるようにする主な病毒性要因である。 髄膜炎菌の多糖を含有するワクチンは、いくつかのN、 maningitid is血清型に対して用いる。例えば、A、C,YおよびW−135血清型に対す る防御が多糖ワクチンにより可能になる。しかしながら、そのようなワクチンは N、meningitidisの感染に対する全般的な防御には不十分である。 例えばAおよびC血清型の多糖ワクチンに対する免疫応答は、特に髄膜炎菌性疾 病に最も感受性の高い2才以下の子供ではほとんどない。さらに、B血清型に有 効なワクチンが存在せず、おそらくそれはB群の莢膜多糖が比較的非免疫原性で あることによる。 N、 meningitidisの病理学についてさらに研究をする必要がある ことは明らかなことである。おそらく、この病原体をさらに理解することにより 、現在利用可能なものよりもより多くの血清型に対して全般的に有用なワクチン の発見が導かれ進行し、時折人によっては死に到るのに、明らかに同様の危険な 状態にあるその他大多数の人々はそうならないのか、については不明である。莢 II多糖の量もリボ多糖−エンドトキシン複合体の量もこの疾病の危険性とは相 関しない。 N、 meningitidisの莢膜多糖と交叉反応する抗原性成分を持つ微 生物にさらす方法は、一つの解釈を導いてくれた(Petersonの同著書参 照のこと)。 それ以外の解釈もまた可能である。例えば、莢膜多糖とは異なる抗原への交叉免 疫を除外することはできない。この点に関して、N、 maningitidi sと結合する蛋白質毒素が知られていないことに注目することは興味深いことで ある。この一つ(1981)参照のこと。 本発明における問題点の一つは、N、 meningitidisの同定および N、 gonorrhoeaeとの識別を可能にする抗原性ポリペプチド2よび DNA配列の発見である。また、本発明のもう一つの問題点は、髄膜炎菌性疾病 に対して有効な抗体の製造を可能にする蛋白質の発見である。 当業者にとって明白なように、これら、およびそれ以外の問題は、少なくとも5 0アミノ酸残基を有するセグメントを含み、かつ該セグメントのアミノ酸配列が N、 meningitidisに存在し、さらに該アミノ酸配列が溶血素群毒 素の一つのセグメントのアミノ酸配列とは異なるが実質的に相同する、単離され た抗原性ポリペプチドを提供することにより解決されるものである。 ポリペプチドのもう一つの決定方法は、N、Φeningitidjsに存在す るアミノ酸配列を有するセグメントを含み、かつ該アミノ酸配列が9個のアミノ 酸の溶血素共通配列の少なくとも3つの繰り返しを含み、該溶血素共通配列が位 置1のL; 位置30G; 位置40G; 位置60G; 位置7ON; 位置8のD;および 位置2.5および9のX; (ただし、Xは独立していかなる単一アミノ酸残基を表す。)のうち少なくとも 4つを含む、単離されたポリペプチドであることを示すことである。 さらに本発明は、前述のポリペプチドの抗原性フラグメント、該ポリペプチドに 対して住じる抗体、該ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列、および該ポ リペプチドを含有するワクチンを包含するものである。 鉄制限条件下でN、 meningitidisを生育させた時、溶血素群毒素 のセグメントとは異なるが、実質的に相同するアミノ酸配列を有するセグメント からなるポリペプチドが発現することが思いがけず発見された。例えばA4.8 5(以下参照)のように、N、 meningitidisに見出されるポリペ プチドに対して生じるモノクローナルびBordatella pertuss isにより産生されるアデニル酸シクラーゼとウェスタン。 プロットで交叉反応する。 ここで用いられる溶血素群毒素としては、ペプチドが挙げられ、特にα−溶血素 、ロイコトキシン、およびアデニル酸シクラーゼが挙げられる。 二つのアミノ酸配列が実質的に相同するか否かの決定は、本明細書では、Pea rsonkよびしipmanのProc、 Natl、^cad、 Sci、  US八へ5.2444−2448(1988)によるFASTA検索法に基づい て行った。本発明による実質的に相同する配列は、ここでは引例であるPear sonおよびLipmanの方法によりめた時、アミノ酸配列において少なくと も15%一致しており、好ましくは少なくとも20%、さらに好ましくは少なく とも25%が一致している。 本発明のポリペプチドは、溶血素群毒素のその他のものと同一なセグメントを含 有する必要はない。FASTA法による同一性は90%または95%程度であっ てよいが、通常N、 meningitidisから単離された場合には40% または50%以上の同一性を示すことはない。 ポリペプチドの大きさに制限はなく、溶血素群毒素の一つのセグメント、と実質 的に相同するセグメントを含有する程度の長さであればよい。実質的に相同する セグメントは少なくとも50アミノ酸残基ををし、好ましくは少なくとも100 アミノ酸残基、さらに好ましくは少なくとも200アミノ酸残基を有する。本明 細書にふいて、「ポリペプチド」という用語は「蛋白質」や「ペプチド」のよう な用語と区別できないと考えられる。 溶血素群毒素のセグメントと実質的に相同する髄膜炎菌ポリペプチドのセグメン トは、全ての溶血素群毒素の特徴を示す同じ9個のアミノ酸のモチーフを含有す る。共通する配列はLxGGxGNDxであり、以下溶血素共通配列という。 Xで表されるアミノ酸はいかなるアミノ酸でもよい。 本発明のポリペプチドは、上記の実質的な相同性基準だけでなく、溶血素共通配 列により定義されてもよい。このため、9個のアミノ酸配列が少なくとも4個、 好ましくは少なくとも5個、そしてさらに好ましくは全6個の特定のアミノ酸残 基(すなわち、L−GG−GND)を正しい位置に含有しているならば、それは 溶血素共通配列であると考えられる。 第2図(以下に記載されている)はN、 meningitidisから単離さ れたポリペプチドの一部であり、これによれば、相同するセグメントは溶血素共 通配列が多数操り返されている3つの範囲、すなわち486番目と512番目の アミノ酸の間、623番目と712番目のアミノ酸の間、および823番目から 最後のアミノ酸の間からなる。第2図には完全な共通配列が21存在する。 本発明のポリペプチドには、N、 meningitidisに存在し、少なく とも3つ、好ましくは少なくとも5つ、さらに好ましくは少なくとも10の溶血 素共通配列を含むセグメントが含まれる。本発明のポリペプチドは少なくとも2 1程度の溶血素共通配列を有していてもよい。 ポリペプチドは単離されるが、それは本質的にその他の蛋白質、特にM、 me ningitidisのその他の蛋白質から遊離することを意味する。本質的に 他の蛋白質から遊離するということは、他の蛋白質から少なくとも90%が遊離 していることであり、好ましくは少なくとも95%、さらに好ましくは少なくと も98%が遊離していることを意味する。 好ましくは、ポリペプチドは本質的に純粋なものであり、それはポリペプチドが 他のポリペプチドからだけでなく、ポリペプチドの単離や同定に用いられる他の 物質、例えばニトロセルロース紙だけでなくドデシル硫酸す) IJウムや他の 洗浄剤等からも遊離していることを意味する。ポリペプチドはそのような物質か ら少なくとも90%が遊離しており、好ましくは少なくとも95%、さらに好ま しくは少なくとも98%が遊離しているものである。 本発明のポリペプチドは抗原性であるが、これはポリペプチドが哺乳動物におい て特異的な抗体を誘導することを意味する。好ましくは、ポリペプチドは免疫原 性である。 ポリペプチドはMomeningitidisに存在するような完全なポリペプ チドであってもよく、または全ポリペプチドの抗原性、好ましくは免疫原性の7 ラグメントであってもよい。抗原性および/または免疫原性ポリペプチドの抗原 性および/または免疫原性フラグメントは、当技術分野において公知の方法によ り同定してもよい。通常、抗原性フラグメントは、溶血素群毒素の一つであるポ リペプチドのセグメントのアミノ酸配列とは異なるが相同するアミノ酸配列を有 するセグメントの少なくとも一部からなるか、あるいは少なくとも3つ、好まし くは少なくとも5つ、さらに好ましくは少なくとも10の溶血素共通配列を有す るセグメントの少なくとも一部からなる。 ポリペプチドの調製 本発明のポリペプチドは当技術分野で公知である方法により調製してもよい。 そのような方法としては、ポリペプチドを直接N、mening山disから単 離すること;ポリペプチドをコードするDNAを単離または合成し、該DNAを 用いて組み換えポリペプチドを製造すること;およびポリペプチドを個々のアミ ノ酸から合成すること等が挙げられる。 ポリペプチド、またはポリペプチドをコードするDNAはN、meningit idisのいかなる血清型から単離してもよい。そのような血清型としては、Δ 、B、C,D、x、y、z、29−EおよびW−135が挙げラレル。 ポリペプチドまたはポリペプチドをコードするDNAが単離される適当な髄腹炎 菌株の入手源が利用できる。そのような入手源としてfiaerican Ty pe Cu1tureCollection(Bethesda、 MO)およ びNe1sseria Repository(NAMR[1,口n1vers i狽凵@of California、 Berkeley)が挙げられる。適当な菌株として はFAM18およびF AM 20 (Dyerら、Microbial Pa thogenesis 3. 35 L −363(1987))、およびFA M19が挙げられる。それ以外の髄獲炎菌株は5chryversiよびMor risによる1nfection and Io+munuty 56. 11 44−1149 (1988)に記載されている。 ポリペプチドはN、 meningitjdisから当該技術分野で公知の方法 により直接単離してもよい。まず、髄膜炎菌の外層層を単離し、公知の方法で調 製する。WestおよびSparlingによるInfect、 Iwun、4 7. 388−394 (1985)に記載された方法、および5chryve rsおよびMorrisによるInfect、 Immun、56 。 1144−1149 (1988)に記載された方法が適当である。 単離された膜蛋白質は公知の方法、例えば洗浄剤の添加等により可溶化してもよ い。通常用いられる洗浄剤としては、オクチル−β−グルコシド、チャラプス( Chaps) 、7バイターゲント(Zwittergent) 3.14また はトライトン−X(Triton−X)が挙げられる。腰蛋白の溶解性を促進す るために洗浄剤を用いることは、JonesらによるFinby、 5olub ilization and Reconstitution of Memb raneProteins :^Practical Approach、 r RL Prass (L 986) 、He1eniusらによる8iochi m、θ1ophys、^cta 4ユ5.29 (1975)、およびHjeI tnelandとChrambachによるMethodsEnzymol、1 04. 305 (1984)に記載されている。 蛋白質は可溶化された膜分画から標準的な方法により単離される。いくつかの適 当な方法としては、沈降法や、イオン交換、疎水性相互作用およびゲルろ過等の 液体クロマトグラフィープロトコールが挙げられる。例えば、Methocls BnzymoL 1 g 2 (Guide to Protein Chem istry、 Deutscher、 Bd、 5ecti獅潤@Vll) 309 (1990)および5copes、 Protain Purific ation、 Springer−Verlag。 New York (1987)を参照のこと。 一方、精製された物質は、分取5DS−PAGEゲルで蛋白質を分離し、目的の バンドを分割し、当技術分野で公知の方法により蛋白質をアクリルアミドのマト リックスから電気溶出させることにより得られる。洗浄剤SDSは、透析やPi arceの[!xtracti−ゲルカラム等の適当なカラムの使用などの公知 の方法により蛋白質から除去される。 ポリペプチドは、ポリペプチドをコードするDNAを単離すること;適当な宿主 内でDNAをクローニングすること;宿主内でDNAを発現させること;および ポリペプチドを採取することにより製造されてもよい。 本発明のポリペプチドをコードする第1のDNAはイムノスクリーニング法によ り単離された。そのような方法がManiatisらによる“Mo1ecula r C1or++ng : Alaboratory Manual、”Co1 d Spring Harbor Laboratory Press、 Co 1d Sp窒奄獅■ Harbor、 New York (1982)に記載されている。 要約すれば、モノクローナル抗体はN、のeningitidis F AM  20株の鉄抑制外層膜蛋白質に対して産生される。モノクローナル抗体の一つで あるA4.85はFAM20の外層膜のウェスタン・ブロツッ(Western  bloes)上のいくつかの鉄抑制蛋白質を認識した。A4.85は、発現ベ クター−λ−gtllに作られたFAM20の染色体ライブラリーからクローン を単離するために用いた。このクローンの配列は決定され、隣接する染色体抑制 フラグメントをクローンするために用いた。この領域の隣接したDNA配列は長 いオープンリーディングフレームを含有しており、それを第11ffiに示す。 第1図のヌクレオチド配列から予示されるアミノ酸配列を第2図に示す。 オーブンリーディングフレーム(第2図)から推測されるアミノ酸配列を、Pe arsonおよびいpman(Proc、 Natl、^cad、 Sci、  LIS^85.2444−2448(1988))に従ってFASTA相同性検 索を行った。驚くべきことに、このアミノ酸配列は、上記で議論したように、い くつかの溶血素群毒素と実質的な相同性を示した。 さらにN、 maningitidisから単離されたポリペプチドが毒素の溶 血素群の一つであることから明らかなように、第21!lに示されるポリペプチ ドに対して生じ、そのペプチドを単離するために用いられる抗体、すなわちAt 85はEl、coli由来のα−溶血素(HlyA)および8ordetell a pertusssisで産生されるアデニル酸シクラーゼと強く交叉反応し た。 本発明のポリペプチドをコードする遺伝子の付加的なフラグメント、または完全 なポリペプチドをコードする遺伝子を得るために、イムノスクリーニング法を繰 り返してもよい。むろん、このイムノスクリーニングプロセスを繰り返さなくと もよい。完全な遺伝子または遺伝子の付加的なフラグメントは、好ましくは公知 のDNA配列またはそれらのフラグメントを用いることによりプローブとしτ単 離される。そのために、すでにクローン化された領域の末端の側面に位置してい るか、あるいは完全な領域を含有している髄膜炎菌のDNA制限フラグメントを 、第F図に示すような予め決定された配列、またはそれらの7ラグメント由来の 標識化オリゴヌクレオチドプローブを用いて、サザンハイプリダイゼーションに より同定する。 得られるDNAは当技術分野では公知の方法により増幅してもよい。一つの適当 な方法としては、Mullisらの米国特許第4.683.195号およびSa mbrook、 Fr1tschおよびManiatis (著者)のMo1e cular Cloning、 A Laboratory Manual、第 2版。 Co1d Spring Harbor Laboratory Prass  (1989)に記載されているポリメラーゼチェーンリアクション(PCR)法 が挙げられる。それは、アンプライマーとしてλ−gtll−特異性オリゴマー C8tratagene社製を利用できる)を用いてλ−gtllベクターでク ローンを増幅するのに便利な方法である。 制限フラグメントはプラスミドまたはバクテリオファージ等の適当なベクターに クローンされ、当技術分野で公知の方法により配列される。適当な配列方法とし ては、SangerらによるProc、 Natl、^cad、 Sci、 u sA 74. 5463−5467 (19??)に記載されているジデオキシ チェーン・ターミネーティング法が挙げられる。配列のための適当なベクターお よびポリメラーゼは公知である。適当なベクターとしては、Stratagen e社製のブルースクリプト(Bluascript)ベクターが挙げられる。適 当なポリメラーゼとしては、シンセタ−ゼ(Sequenase) ([Jni ted 5tates Biochemical Corp、、 C1evel and、 0)1)が唐■轤黷驕B 本発明のポリペプチドをコードするDNAは、多様なベクターを用い、多様な宿 主趣胞に方いて組み換えポリペプチドを発現するために用いてもよい。宿主は原 核性または真核性でもよい。DNAは天然から得てもよく、場合によっては修飾 されていてもよい。遺伝子は全体または部分的に合成されてもよい。 クローニングベクターは染色体性、非染色体性および合成されたDNA配列から なっていてもよい。いくつかの適当な原核性ベクターとしては、co!El、p cRl、pBR322、pMB9、およびRP4等の8.coli由来のプラス ミドが挙げられる。また、原核性ベクターとしては、M13、fd、およびその 他の糸状−末鎖DNAファージ等のファージDNAの誘導体が含まれる。 細菌、特に巳、coliでの蛋白質発現用ベクターも公知である。そのようスヨ ベクターとしては、pK233 (またはプラスミドのtac群のいずれか)、 T7、およびλPLが挙げられる。融合蛋白質を発現するベクターの例としては 、Dieck+nann′J6よびTzagoloffによるJ、 Biol、  Chem、260. 1513−1520(1985)に記載されているPA THベクターが挙げられる。これらのベクターにはアントラニル酸シンセターゼ (TrpE)をコードするDNA配列が含まれており、そのカルボキシ末端にポ IJ IJンカーが続いている。その他の発現ベクター系はβ−ガラクトシダー ゼ(pEX);マルトース結合蛋白質(pMAL);およびグルタチオン S− )ランスフェラーゼ(pGST>に基づくものである(Gene6?、31 ( 1988>およびPeptide 1tasasarch 3. 167(19 90)参照)。 酵母において有用なベクターを利用してもよい。適当な例としては2uプラスミ ドが挙げられる。 哺乳動物細胞に用いる適当なベクターも公知である。そのようなベクターとして は、十分公知である5V−40誘導体、アゾンウィルス、レトロウィルス由来の DNA配列およびプラスミドとファージDNAの結合体由来のベクターが挙げら れる。。 それ以外の真核生物の発現ベクターが当技術分野では公知である(例えば、P、  J、5outhernおよびP、Berg、 J、 Mo1. Appl、  Genet、1. 327−341(1982) ; S、Subramani ら、 Mol、 Ca11. Biol、 1. 845−864(1981)  ; R,J、 KaufmannkよびP、 A、 5harp、”A+++ pljfication And已xpression Of 5equenc es Cotransfected with A Moclular Dih ydrofo撃≠狽■ R+Juctase Complementary DNA Gene、 ”  J、 Mol、 Biol、159.601−621(1982);R,J、に aufmannおよびP、 A、 5harp、 Mol、 Ce1l、 Bi ol、159゜601−644 (1982) ;S、1. 5cahill  ら、”Bxpression AndCharacterization Of  The Product Of A )Iuman ln+mune Int erferon cNA Gene In Chinese Hamster 0vary Ce1ls、”Proc、Na tl、^cad、Sci、USA 80. 4654−4659 (1983)  ;G、 tlrlaubおよびり、 A、 Chasin、 Proc、 N atl、^cad。 Sci、USA 77、4216−4220. (1980) 参照) 。 有用な発現宿主としては十分公知である原核および真核細胞が挙げられる。 いくつかの適当な原核宿主としては、例えば、E、coli 5G−936、■ 山 HB−101、L肛其W3110、L憇其 X1776、L製其X2282 、B、coli DHI、およびB、coli MRCI等の[!、coli、 Pseudomonas、 Bacillussubtilis等のBacil lus、およびStraptomycesが挙げられる。適当な真核細胞として は、酵母およびその他の菌類、昆虫やCO8細胞やCHO細胞等の動物細胞、並 びに組織培養ヒト細胞および植物細胞が挙げられる。 本発明に有用な発現ベクターは、発現さるべきDNA配列またはフラグメントに 結合する少なくとも一つの発現制御配列を含有する。調節配合は、クローン化さ れたDNA配列の発現を制御・調節するためにベクターに挿入される。有用な発 現制御配列の例としては、lac系、trp系、tac系、trc系、ファージ λの大部分のオペレーターおよびプロモーター領域、fdコート蛋白質の制御領 域、3−フォスフォグリセリン酸キナーゼのプロモーター等の酵母の解糖プロモ ーター、Pbo2等の酵母の酸性フォスファターゼのプロモーター、酵母のα− 交接因子、およびSV40の初期または後期プロモーター等のポリオーマ、アデ ノウィルス、レトロウィルス、およびサルウィルス等由来のプロモーター、およ び原核または真核細胞およびそれらのウィルスまたはそれらを組み合わせたもの の遺伝子の発現を制御するとして知られているその他の配列が挙げられる。 組み換えポリペプチドは、当技術分野で公知の方法により精製される。適当な方 法が、F、^、 O,Marston、 ”丁he Purification  of 13ukaryotic Po1ypeptid■■ Expressed in Bscherichia coli、”in ON A Cloning、D、M、Glover、Ed、、Vo戟B III、 IRL Press Lim1tad、 Bngland (198 7)に記載されている。 本発明のポリペプチドおよび該ポリペプチドをコードするDNAも、当技術分野 で公知の方法により個々のアミノ酸残基およびヌクレオチドから各々化学的に合 成してもよい。ポリペプチド合成の適当な方法は5tuart′J6よびYou ngによる’5olid Phase P巳ptide 5ynthesis、  ”第2版、 Pierce Chea+1cal Company(1984 )に記載されている。DNA合成の適当な方法はCaruthers溶血素群毒 素の一つのアミノ酸配列とは異なるが実質的に相同するアミノ酸配列を有するセ グメントからなるポリペプチドは、予想外に、哺乳動物をN、 meningi tidisによる感染性疾病から保護するのに有用な抗原である。該哺乳動物と は、典型的にはヒトである。 有効に用いるためには、抗原は免疫される哺乳動物に対して非毒性である。抗原 が毒性である場合、当技術分野で公知の方法により非毒性にしてもよい。そのよ うな方法としては、例えば、抗原性があり非毒性の完全なポリペプチドのフラグ メントを調製すること、あるいは毒性を破壊する抗原性に影響を与えないキャリ ヤ分子に毒素を結合させる等により、ポリペプチドを非毒性にすることが挙げら れる。キャリヤ分子は、典型的にはそれ以外のポリペプチドである。 好ましくは、抗原のアミノ酸配列はN、 meningitidisに見出され るポリペプチドに存在するものである。ポリペプチド、または哺乳動物を免疫す るのに有用な非毒性で抗原性のあるフラグメントは、上述のようなN、 men ingitidisからの単離、組み換えDNA技術による製造、または化学合 成等の当技術分野で公知の方法により作られてもよい。 フラグメントの長さは、フラグメントが抗原性かつ非毒性であるかぎり、制限は ない。したがって、フラグメントはエピトープを決定するのに十分なアミノ酸残 基を含有していなければならない。公知の抗原性ポリペプチドから抗原性フラ( 1989)に記載されている。 フラグメントが、エピトープは決定するが短すぎて抗原性でない場合には、キャ リヤ分子に接合してもよい。いくつかの適当なキャリヤ分子としては、キーホー ル・リンベット(にeyhole Iimpet)ヘモシアニンおよびウシ血清 アルブミンが挙げられる。接合は当技術分野で公知の方法によって行ってもよい 。そのような一つの方法はフラグメントのシスティン残基をキャリヤ分子上のシ スティン残基と結合させるものである。 本発明はさらに、N、 meningitidis感染に対する哺乳動物(ヒト を含む)免疫用ワクチン組成物を包含するものである。ワクチン組成物は適当な キャリヤ中の上記のような免疫原性抗原を含む。適当なキャリヤとしては、水、 リン酸緩衝化塩溶液、およびエマルジョン等の標準的薬物として許容可能ないか なるキヤ、リヤも含まれる。 ワクチンには、アジュバント、例えばムラミルペプチド、およびインターフェロ ン、インターロイキン−1およびインターロイキン−6等のリンホカインが挙げ られる。抗原は、当技術分野で公知であるように、酸化アルミニウム粒子のよう な適当な粒子に吸着していてもよいし、あるいはリポソームに保持されていてな 場合、上記のワクチン組成物を哺乳動物に投与することにより、ヒトを含む宿主 哺乳動物を免疫する方法をも包含するものである。ワクチンは哺乳動物に対して 非毒性な形態の免疫厳正ポリペプチドを含む。ポリペプチドは一連の溶血素群毒 素のアミノ酸配列と相同性のあるアミノ酸配列を有する。アミノ酸配列は、好ま しくはN、 meningitidisに存在し、通常はN、 meningi tidisの外層腹に見出される。しかし、抗体は本発明のポリペプチドおよび その他の細菌風由来の溶血素群毒素と交叉反応するので、ワクチン組成物中の抗 原はそれらの他の属のアミノ酸配列、例えばB、coliまたはB、 pert ussis等由来のものからなるものであってよい。 ワクチンは当技術分野で公知の方法により哺乳動物に投与される。そのような方 法には、例えば、静脈内、腹腔内、皮下、または筋肉内投与が挙げられる。 抗体 本発明は、発明のポリペプチドに対して生じる抗体を提供するものである。ポリ ペプチドはエピトープを決定し、さらに溶血素群毒素の一つのアミノ酸配列と実 質的に相同するアミノ酸配列からなる。抗体は好ましくは、N、 mening itidisに存在し、かつ他の細菌風の溶血素群毒素とは異なるアミノ酸配列 からなるポリペプチドに対して産生される。 抗体は好ましくはモノクローナルである。モノクローナル抗体は当技術分野で公 知の方法により製造されてもよい。これらの方法としては、Kohlerおよび (1989)に記載された組み換えDNA法が挙げられる。 N、 meningitidis感染による疾病に悩まされているヒトを含む哺 乳動物を、溶血素群毒素の一つに特異的な抗体を投与することにより治原するこ ともできる。いかなる属の細菌溶血素群毒素の一つに対して生じる抗体も適当で あるが、体が好ましい。 治療上の目的には、本発明の抗原性ポリペプチドが中和抗体を産生ずることが必 要である。中和抗体とは、細菌細胞の生育を著しく阻害あるいは死滅させる、お よび/またはポリペプチドの毒素機能をインビトロまたはインビボで著しく中和 する抗体である。阻害または中和が疾病に感染した哺乳動物の症状をなくす、あ るいは弱めるのに十分効果的な場合、細菌の生育が著しく阻害されるか、また哺 乳動物(ヒトを含む)免疫用ワクチンとして有用な抗イデイオタイプの抗体の調 製に用いてもよい。抗イデイオタイプの抗体は当技術分野で公知の方法により調 製される。 核酸分子 本発明は、本発明記載のいかるなポリペプチドをコードする単離された核酸分子 をも包含するものである。核酸分子はDNAであってもRNAであってもよい。 核酸分子の有用性は、以下で説明するように、N、 meningitidis 検出用プローブとして用いることができること、あるいは上記で説明したような 本発明のポリペプチドを製造できることにある。核酸分子は当技術分野で公知の 方法により調製ら単離すること、または公知の操作法によりDNAを合成するこ とが挙げられる。 であるポリペプチド、またはそのようなポリペプチドをコードする遺伝子を認識 するプローブを用いることを包含する。もし試料中にN、 meningiti disが存在すれば、プローブがそれを認識する。 プローブは抗体であってもよく、好ましくはモノクローナル抗体である。抗体は 上記のように調製してもよい。 ポリペプチドを抗体で検出する方法は公知である。例えば、ポリペプチドは面相 の支持体上で固定されていてもよい。ポリペプチドの固定化は、ポリペプチドに 特異的な固定化−次抗体を介して行ってもよい。固定化−次抗体はポリペプチド を含有していると思われる試料と共にインキュベートされる。もしポリペプチド が存在すれば、−次抗体と結合する。 二次抗体もまたポリペプチドに特異的であるが、これは固定化ポリペプチドに結 合する。二次抗体は当技術分野で公知である方法により標識されてもよい。非固 定化物質は洗い出され、固定された標識が存在すればポリペプチドが存在するこ とになる。このイムノアッセイ法およびその他のイムノアッセイ法がDavid ら゛ により米国特許第4.376、110号(Hybritech、 Inc 、、 La Jolla、 Ca]1forniaに譲渡された)に記載されて いる。 プローブはまた、N、 meningitidisに存在する溶血素群毒素の一 つをコードするRNAまたはDNA分子を認識する核酸分子であってもよい。核 酸分子プローブが試料中の特異的な核酸分子を認識するか否かを決定する方法は 当技術分野で公知である。一般的に、試料中に存在すると思われる核酸配列に相 補性な標識化プローブを調製する。目標とする核酸分子とハイブリダイズしたプ ローブの存在により、核酸分子の存在が示される。適当な方法が5chneic lerらによる米国特許第4.882.269号(Princeton l1n iversityに譲渡された。)およびSegevによるPCT出願出願 9 0101069号に記載されている。5chneiderらの特許およびSeg evの出願は共にImCIone Systams Inc、、 New Yo rk C1tyの認可を受けている。 上記のプローブは当技術分野で公知の方法により標識される。抗体を標識する方 法は、例えば、)lunterおよびGreenwoodによるNature上 44,945(1962)、#よびDavidらによるBiochemistr y 上3.1014−1021(1974)に記載されている。抗体を標識する それ以外の方法が米国特許第3、940.475号および同第3.645.09 0号に記載されている。オリゴヌクレオチドプローブを標識する方法は、例えば 、LearyらによるProc、 Natl、^cad、Sci、USA(19 83)80°4045 ; RenzおよびKurzによるNucl、 Ac1 dqHRes。 (1984)12:3435;RichardsonおよびGu+++port によるNucl、 Ac1ds Res。 (1983)11:6167:Sm1thらによるNucl、 Ac1ds R es、(1985) :13:2399;およびMeinkothおよUWah lによる^nap、 Biochem、(1984)138:267に記載され ている。 標識は放射性であってもよい。有用な放射性aaのいくつかの例としては、32 p、 +25 ■、151Lおよび3Hが挙げられる。放射性標識を用いること が英国特許第2.034.323号、米国特許第4.358.535号および同 第4.302.204号に記載されている。 非放射性、lli&のいくつかの例としては、酵素、発色団、電子顕微鏡観察法 により検出可能な原子および分子、および磁気特性により検出可能な金属イオン が挙げられる。 いくつかの有用な酵素標識には、基質に検出可能な変化を与える酵素が挙げられ る。いくつかの有用な酵素およびそれらの基質としては、例えば、西洋ワサビの ペルオキシダーゼ(ピロガロールおよびO−フェニレンジアミン)、β−ガラク トシダーゼ(フルオレセインβ−D−ガラクトピラノシド)、およびアルカリ性 フォスファターゼ(5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルフォスフェート/ ニトロブルーテトラゾリン)が挙げられる。酵素標識を用いることは、英国特許 第2.019.404号、欧州特許第63.879号、およびRotmanによ るProc、 Natl、 Acad。 Sci、、47.1981−1991 (1961)が挙げられる。 −有用な 発色団としては、例えば、染料以外に、蛍光性、化学発光性、および生物発光性 の分子が挙げられる。本発明で有用ないくつかの発色団としては、例えばフルオ レセイン、ローダミン、テキサスレッド、フィコエリスリン、ウンベリフェロン 、ルミノールが挙げられる。 smは、当技術分野で十分公知ないかなる方法により抗体またはヌクレオチドプ ローブに接合されていてもよい。標識は官能基を介してプローブに直接結合させ てもよい。プローブはそのような官能基を含有しているか、または含有するよう にできる。適当な官能基のいくつかの例としては、例えば、アミノ、カルボキシ ル、スルフヒドリル、マレイミド、インシアナート、イソチオシアナートが挙げ られる。 標識もまた、上記の方法によりプローブに結合したリガンド、およびリガンドが 標識に結合するためのりセブターによってプローブと接合されていてもよい。 いかなる公知のりガンドーリセブター結合も適当である。ヒ゛オチンーアヒ゛ジ ン結合が好ましい。 本発明のポリペプチドは、試料中のN、 meningitidisに特異的な 抗体の存在の検出に用いられてもよい。その方法は、溶血素群毒素の一つと実質 的1ご相同するアミノ酸配列を有するセグメントを含有するポリペプチドの調製 からなる。ポ1ノペブテドは上記のようにして調製してもよい。好ましく1よ、 ポリペプチド′1′!Kennethにより記載されている(Kennethら 、 Monoclonal Antibodies、 PlenumPress 、 N、 Y、、376頁(1981)の“Bnzyme−Linked An tibody As5ay withCells Attached to P o1yvinyl Chloride Plates”) j!!準的EL I  SAプロトコ−ベートした後、プレートは例えば10%標準ヤギ血清等の適当 なブロッキング剤でブロフクされる。患者の血清等の試料を添加し、終点決定の ための力価測定を行う。陽性および陰性の対照試料を同時に加えて、未知fJ試 料1こ存在する抗体量を定量する。インキユベートに続いて、適当な酵素1こ接 合したヤギ抗ヒトIgで試料をプローブ化する。試料中の抗ポリペプチド′抗体 の存在1よ酵素の存在により示される。 本発明のポリペプチドに対して生じる抗体はN、 meningitidisを 認識し、試料中の髄膜炎菌細胞を淋菌細胞と識別することができる。例えIf、 A4.84モノクローナル抗体は鉄抑制髄膜炎菌細胞により発現されるポリペプ チドを認識することができる。しかし、A4.84は鉄抑制N、 gonorr hoeae中の蛋白質を認識しなシへ〇抗体は上記のような公知の方法により標 識化してもよし)。鉄抑制髄膜炎菌細胞を鉄抑制淋菌細胞と識別するためのアッ セイは、標準プロットやELISAフォーマット等の公知のフォーマットに従っ て行う。 実施例 実施例1.A4.85MAbの単離 細菌の外層膜を以下のようにしてNe1sseria meningitidi s F AM 20株の鉄抑制培養から調製する。FAM20をケレックス・デ ファインド(chelexed defined)培地(CDM、 Westら 、 J、 Bacteriology 上69.3414(1987))に接種 する。この培地は、細菌内に貯蔵されている鉄がなくなるまでしか生育できない ようになっている。この間に、飲料用性によって調節される一組の蛋白質が発現 するようになる。細菌を採取し、外層膜をDyerらによるInfection ancl Immunity 56. 977 (1988)に記載されている ようにして調製する。 3〜5匹のメスのBALB/cのマウスを、筋肉内(im)または腹腔内(lρ )経路のいづれかにより鉄抑制FAM20外層膜で免疫する。im経路を用いる 場合、0日間に1100uの抗原(八g)を完全フロイントアジ二バントに乳化 して二つの異なる部位に注射し、続いてここで不完全フロインドアジユバントに 乳化したAgで2週間後にブースター注射を行う。Ip経路では、0.7.14 および288日間1100uのAgで免疫する。血清抗体レベルをめるために、 血清抗体レベルは、ELISAまたはウェスタンブロッティングのいずれかによ り最後のブースターを注射した後3日チェックされる。マウスは融合する前にそ れぞれ連続した3日間に最後のブースター12を注射する。融合する日にマウス を頚部脱臼により層殺し、膵臓を無菌的に取出す。膵細胞は2本の曲がった19 ゲージ針を用いて嚢から細胞を細片化して抽出する。抽出された細胞は再懸濁し て単一細胞の懸濁液にする。 マウスのミエローマ細胞であるSF3.0−AG14 (A、TCCCRL15 81) を、 Dulbacco’ s Mod if ied Bagle’  s Mediumu/Ham’ s F−12(DMEM/F12)に15% ウシ胎児血清(FC3)を添加した培地で生育させ、これを融合相手として用い る。膵細胞:ミエローマ細胞を10:1の比率で混合し、5〇−容遠心管内で共 にペレットにする。上清を吸い取り、残った乾燥ペレットに1ffL1!の50 %ポリエチレングリコール(PEG) (37℃に余熱したもの)を加える。細 胞をそっと再懸濁し、室温で2分間放置した後、血清を添加しないDMEM/F l 2を1−加え、さらに細胞をそっと再懸濁する。そして、細胞をさらに希釈 し、2分間隔で2.4.8、および16dのDMEM/F12を加えて再懸濁す る。そして細胞をベレットにして、上清を吸い取る。15%のPC3を追添した 2dのDMEM/F12を注意深X加えてベレットが再懸濁しないようにし、そ の後37℃で1時間インキュベートする。 1時間のインキュベートが終了したら、懸濁液を希釈して最終濃度をI×106 細胞/dにする。この懸濁液を組織培養フラスコに注ぎ、−夜インキユベートす る。翌日、2XHAT (ヒポキサンチン、アミノプテリン、チミジン)成分を 追添した同量の培養培地を、96ウエルのプレートに、1xlOJjl細胞/ウ エルで200 ull/ウェルとなるように入れる。その細胞は、融合後4〜5 日毎に培地の半分をウェルから吸い取り、新規のIXHAT培地を添加すること により栄養補給される。ウェルは10〜14日後に生育が記録され、生育してい るウェルは、培養上清をEIjSAまたはウェスタンブロッティングのいずれか でスクリーニングすることにより、分泌された抗体の存在がテストされる。アッ セイに陽性であると判明したウェルは、生育させるため、HT添加物(アミノプ テリンは含有せず)を含む培養培地中の24ウ工ル培養皿に広げられ、再テスト される。再テストで陽性と判明したものは、さらに大きい組織培養槽に広げられ 、それから制限希釈培養法により2度クローン化される。 単一のマウスの胛細胞から発生した細胞系(A4.85)がS離された。A4. 85は、合成が細菌生育培地中の鉄の存在によりその各合成が抑制されるいくつ かの蛋白質遣(質量が70キロダルトン〜数百キロダルトン)とFAM20外層 膜のウェスタン・プロット上で反応するモノクローナル抗体(MAb)を産生ず る。 実施例2A、染色体のクローンのjllL離A、ライブラリーの作成 Ne1sseria meningitidis F AM 20株の染色体D NAのライブラリーは、バクテリオファージベクターλ−gtllにおいて、以 下のようにして作成される。 FAM20株染色体DNAは標準法(Maniatisら、1982)により単 離される。 DNAは超音波処理によりおよそ300〜1000bpのフラグメント長に切断 EcoRI制限エンドヌクレアーゼで切り出され、各分子の末端にEcoRI制 g t 1 1 DNA (Maniatisら、Mo1ecular Clo ning : ^ Laboratory Manual、bold Spring Harbor Laboratory Press、Co1d  Spring Harbor、Now York (198Q) ) と連結される。連結したDNAは、λパッケージング抽出物(Prornega  Corp、。 Madison、 Wisconsin)を用いて、業者の指示に従ってλフア ージ頭部にパッケージされる。 B、ライブラリースクリーニングおよびDNAのJl離At85MAbでg識さ れるエピトープを発現するクローンを検出するために、上記で作成されたライブ ラリーをA4.85MAbでスクリーンする。λ−gt11発現ライブラリーか らの500.000の組み換えプラークが、Maniatisら(1982)の 方法によりスクリーンされる。A4.85MAbと反応する精製クローンは、反 応性プラークを再ブレーティングおよびスクリーニングを2度行うことによりs nされる。M製λクローン(A4.85)からの髄膜炎菌挿入DNAは、ポリメ ラーゼチェーンリアクンヨン(PCR)技術によりPerkin−B1mer/ −Cetusのキットを用いて増幅される。PCR増幅DNAは、配列している ベクター5467 (1987))によりシークエナーゼキット(Strata gene、 La Jolla。 CA)を用いて決定されるDNA配列にクローン化される。 クローン化された髄膜炎菌DNAは、Boehringer−Mannheim (Indianapol is。 IN)キットを用いてランダムプライムド(random priI[1ed) 法により32Pで標識され、λ4.85にクローン化されたDNAに隣接するF AM20染色体のDNA制限フラグメントを同定するためにサザンハイプリダイ ゼーション (Maniatisら。 1982)に用いられる。およそ560および1600bpの染色体の5au3 A Iフラグメントは、クローン化髄膜炎菌DNAにハイブリッドする。 FAM20 DNAは5au3A Iで切断され、準備されたアガロースゲル上 で断片化される。二つのサイズのフラグメント、すなわち400〜700bpの ものと1400〜1800bpのものが単離される。 560bpの5au3A Iフラグメントは、FAM20−3au3Δ ■フラ グメントの400〜700bpのフラクションをBamHI−切断プラスミドp BR322と連結することによりクローン化される(Maniatisら、19 82)。 所望する560bpのフラグメントのクローンは、s2Ppm化λ4.85挿入 DNAを有する組み換えプラスミドを含有するaWiコロニーのハイブリダイゼ ーションにより同定される(Maniatisら、1982)。DNAプローブ とハイブリッドした純粋なコロニーのプラスミドDNA (pUNCH201) を調製し、二本鎖配列化に用いるためにisされたシークナーゼを用いてその配 列を決定する(If:raftら、 8ioTechniques 6. 54 4 (1988) )aクローン化フラグメントがFAM20ゲノムにそのまま の状態で存在するフラグメントの典型であることを!ili認するために、サザ ンハイブリダイゼーションが用いられる。 1600bpのフラグメントをクローン化するために、FAM20−5au3A  Iフラグメントの1400〜1800bpのフラクションの末端をフレノウ( Klenow)酵素およびDNAヌクレオチドとの反応により平滑にする。合成 ターゼ処理λZAP DNA(Stratagene、 La Jolla、  CA)と連結させる。 連結したDNAは、バッカジーン(Packagene) λパッケージング抽 出物(Promega)を用いてλ頭部にパッケージされる。1400〜180 0bpのFAM20−3au3A rフラグメントのライブラリーは”Ppm化 オリゴヌクレオチド(SATI)でスクリーンされ、λ4.85挿入部の一端で DNA配列と一8t るよう合成サレる(5’ GCCATTGCCA[’TG TAGATA 3’ ) 、 S A T 1 オリゴヌクレオチドとハイブリ ッドしているλZAPプラークは上記のようにして精製される。λZAPクロー ン(λZAP 202)の内側部はヘルパーバクテリオファージの添加により“ 切り出される“。その切り出しにより、クローン化1iar炎菌挿入部を含有す る多複写プラスミド(pUNCH202)が得られる。クローン化フラグメント がFAM20ゲノムにそのままの状態で存在するフラグメントの典型であること を確認するには、サザンハイブリダイゼーションを用いる。クローン化DNAフ ラグメントの配列は、上記のような二本鎖に配列することにより決定される。 pUNcH201、pUNcH202、及びλ4.85挿入邪の隣接配列により 、クローン化DNA全体を含有するオープンリーディングフレームの存在が判明 する。遺伝子の開始点も末端もクローン化DNAには存在しない。第1図にその DNA配列を示す。オーブンリーディングフレームにより予示されるアミノ酸配 列は835個のアミノ酸(91k D)を含有する。その配列を第2図に示す。 FASTA配列比較検索(上記参照)により決定されたように、DNAも、この 領域から予測されるポリペプチド配列も、細菌毒素の溶血素群と高度に類似する 。例えば、第り図に示したDNA配列は8. pertussisのCya遺伝 子(アデニル酸シクラーゼ)と54%;B、coliのh I yA、h Iy BSh lyc、およびhlyDJ伝子(溶血素)と60%; E、 coli のh lyA、h ] yBおよびh+yc遺伝子(溶血素)と65%; A、  actinomycatemcomitansのロイコトキノン遺伝子と56 %: A、plauropneumoniaeの溶血素遺伝子と56%; P、  haemolyt icaす。 このDNA配列から予示されるアミノ酸配列は、ロイコトキシン七2−5%〜2 8%:溶血素と22%〜28%;およびアデニル酸シクラーゼと30%の同一性 を示す。 髄膜炎11FAM20株には、本発明ポリペプチドをコードするDNAのコピー が少なくとも二つ含まれる。このことは、染色体DNAを、切断頻度の低いBg  I I L Spa L Nhe I、およびNheIとSpe Iを組み合 わせたもので消化することにより証明することができる。パルスフィールド勾配 電気泳動により分離される消化されたDNAのサザンブロッツは、厳しい条件下 、本発明のポリペプチドをコードする遺伝子配列のフラグメントを含有する遺伝 子プローブとハイブリッドする二つの主要なバンドを示す。 本発明の鉄調節ポリペプチドをコードする遺伝子の残部は、pUNCH201お よびpUNCH202を単離するための上記の方法と類似した方法で単離される 。すでにクローン化された領域の端に隣接する、あるいはその完全な領域を含有 するDNA制限フラグメントは、予め決定されたDNA配列由来のオリコ゛ヌク レオチドのプローブを用いたサザンハイプリダイゼーションにより同定される。 これらの7ラグメントは、pUNCH201およびpUNCH202のクローン 化で上記したようにしてプラスミドあるいはバクテリオファージ−ベクターのい ずれかにクローン化される。新たにクローン化されたフラグメントのDNA配列 は上記のようにして決定され、遺伝子のいずれかの末端に到達した時判明する。 遺伝子が単一のDNAフラグメントで単離される場合、この遺伝子によりコード される蛋白質がA48.5MAbと反応することを確認するためのインヒ゛トロ のアッセイで発現する。その遺伝子が単一のDNAフラグメントで完全にクロー ン化されない場合は、完全な遺伝子を得るために標準的な分子生物学的技術によ り再構築される(Carbonetti、Proc、Natl、Acad、Sc i、USA a土、9084(1987))。 例えば、本発明のポリペプチドをコードしている構造遺伝子の二つのコピーのう ちの一つからのDNAフラグメントがアガロースゲルで精製され、クローン化お よび配列された。第3図はそのDNA配列を示すものであり、遺伝子5′末端で 完結する。第3図において下線を引いた部分は−35および一10領域を有する 典型的なプロモーター、リボゾーム結合部位、ATG開始部位、および−共通す るファーボックス(for box)であり、グラム陰性鉄調節プロモーターに おL)で典型的に見られるものである。 実m例2B、ウェスタンプロットおよび分子量髄膜炎菌FAM20株から得られ る完全なポリペプチドは、ウェスタンプロット分析により230〜250kDの 分子量を示す。ウェスタンプロ帰は以下のようにして行ってもよい。すなわち: 鉄飢餓処理したFAM20の全細胞を、WestおよびSparlingによる J。 Bacteriol、169. 3414−3421 (19B?)の方法1こ 従って調製する。 細胞を水冷ディビス(Davis)最小培地A(Lederberg、 Met hods in Mad、 Ras、、3:5(1950))中で洗浄し、すぐ に水中で冷却し、0℃、20.0OOpsiでフレンチ・プレッシャー・セル( French pressure cell)内で破裂させる。得られた混合物 を10分間、20.0OOGで遠心分離し、沸騰させたSDSに溶解したベレッ トを得る。溶解した膜蛋白質は、ラエム!J (Lae田1i)緩衝液中で標準 的な7.5%5DS−PAGEにより分離されるが、そのことはLaemlによ るNature 227゜680−685 (1970)に記載されていた。蛋 白質は移動して(16時間。 80uA)オプティバインド(Optibind) 二) 0セルロース膜C5 chleicher &5chuel ]のものが利用できる)上に移る。その 膜を、5%BSAのTBS(20rnM )リス、500mM NaC1,pH 7,5)で1時間ブロックし、TBSで5分間すすぎ;5%BSA中でモノクロ ーナル抗体A48.5(上記参照)を1=2に希釈して1時間インキニベー)L ;TBSおよび0.05%Tween20で5分間、2度洗浄し;5%BSAで 希釈された二次抗体(ヤギ抗マウスIgGアルカリ性フォスファターゼ接合)中 で1時間インキュベートしくBioRac1社!!(希釈率= 1 : 300 0)またはSigma社製(希釈率= 1 : 1000)が使用可能である)  ; T B S /Tweenで5分間、3度洗浄し;再度TBSで5分間洗 浄し:10m1’の炭酸緩衝液(pH9,8)(0,LM NaHC口s :  1111M MgCj’ a)中に45ui=トロブルーテトラゾリン(Siy pa社製(75mg/mf)が使用できる>、35uj! 5−ブロモ−4−ク ロロ−3−インドリルフォスフエイト、p−)ルニジン塩(50ωg/ml’) を含有するアルカリフォスファターゼ基質で展開する。 実施例3.試料中の抗体のアッセイ 蛋白質内のポリペプチドに対する抗体の存在をスクリーンするために、標準EL ISAプロトコールが用いられる。要約すれば、96ウエルのマイクロタイター プレートを、高pH(9,6)炭酸緩衝液で、抗原を50〜11000n/ウエ ルの濃度に換えて被覆する。プレートを9℃で一昼夜インキコベートし、10% 標準ヤギ血清で37℃で1時間ブロックする。患者の血清を添加し、終点を決定 するために力価を測定する。対照試料の陽性および陰性血清を同時に添加し、未 知の試料中に存在する目的の抗体量を定量する。37℃で2〜3時間インキュベ ートした後、試料を西洋ワサビのパーオキシダーゼに接合するヤギー抗ヒト■g でプローブ化する。TMBを用いて陽性の試料を特徴する請求の範囲の発明は、 本明細書および容易に利用可能の引用文献や出発物質により実施可能である。さ らに、本発明の実施および使用を簡便にするために、以下の細胞系を1990年 7月12日に^marican Type Cu1ture Co11ecti on。 Bethesda、 Marylandに寄託している。 髄膜炎菌細胞系FΔM18(承認番号55071)髄膜炎菌細胞系FAM20( 承認番号55072)ハイブリドーマ細胞系A4.85(承認番号HB1050 4)さらに、以下の有用なプロトコールおよび情報を含むパンフレア)が本明細 書のファイルヒストリーにおいて利用できる。 ”Pradigestad Lambda Zap/Eco RI Cloni ng にit In5truction Manual、”Stratagen e、 La Jolla、 Ca1ifornia (November 20 . 1987);“Gigapack Plus” (for packagi ng racombinant lambda phage)、Strata■ ≠獅■B La Jolla、 Ca1ifornia(April 25.1988); および’picoBlue ILIlmunoscraening Kit I n5truction Manual、 ’Stratagene=ALa Jolla、 Ca1ifornia (May 19.1989)。 第1図 : DNA部分配列 3111 G6Cτ^τGC^GC丁丁丁GG(CGλ 入丁丁G6人丁丁Cλ  入^C(ACG入C入 入C入丁C入丁Cλ^暮01 丁τccへ入CTGG  GGCλξノー〜(入T CGCCλ入丁ccc ^(TフτC入^CCGλ 丁丁GG^cec番51 入^ACGGζ丁入^ 丁G入^GGT^ττ G( 入C丁GλCAcc人Tccc入^GT λGC^C入−C了Aう01 へ^入 入AG入入CG C了丁丁入G丁τ丁CCC丁1丁CTC^丁 入^^GCフ入 λ^G CAGC:了^丁7C^t!11 CGCCGCCCGCGACCGC AT丁G CCG?Gζ丁丁G^ 1ccc丁λC入CG GGGCAGGAT T+001 CC入Gζ^C^CTC丁^了丁λCλTG 入ccc入^G入入 G 入ccccc丁τ入^ 丁入icc丁Cλ入へ1051 G)MCCAAC G A?AC入T)、CG^ cc入τC了cccc 九人^^^C入丁C丁  入cc入^^λcc丁L1oI G丁フGTTCC入^^CCCG丁TフC
【  λGcC入丁^丁丁τ C入^τC入^入了CλGフ丁フC入入入^1151  TGG入入八AへGA 丁^cc丁7C^C丁 丁フGG^丁丁丁丁^ CテG GTC丁フG丁 τC入^cc入丁丁T1201 人^CC入丁GτC入 λ^ C入入^C丁入A τcccc入入入入入 GC丁7丁丁G丁GG λ丁丁τc cccc入1251 Gλ丁OCT丁GCA ?へ7cccc入^C丁子cc丁 了C丁丁cc丁入了G入^ccc cc入^GAC丁入入1301 τGGζC G入T丁八 丁GTへ(、λGC八GへC入入入入入入λG C^GG丁入八^ 了へ 丁Cλ^C入T丁入C1)51 C入Cλλ^G7G丁 丁GGGフC入 G5A G^CCGフ了GC^ 丁子A丁丁AGC了入 λ入^C入丁CGGG 第1図 : つづき 1153 7丁7ACCC(AJ AGGGCAACCA fcTTcnArc  AAGGC^−JJG λCGACAG丁GG2コ01 ^C入AG丁GAC 丁 GT?CAG7CCT 入子丁丁CCkG入入 CG八へGGCTC入 G L:、7GCT丁入CC2351G丁入τCG入了G^ G入↑了C入子丁丁C Cλ丁λ^cccc入 入^G丁AC7GG入 丁cTTGCC入C丁2401  GTC入入入入入^C丁GG丁ACAGCA 1丁(CACCにA(cctr yccG^c入 GA丁TGTA丁G(ハ51 C丁ACCA^丁CC(、G入 AG丁AeC丁 Tλ^λTGOCGla ^TフccGcc入T GAC丁A TC?Gτ2501 ACCG丁GCCCA CGGCG入?GA(CTGC7 GAA丁G G?GA丁GCAGG CJL^CGACλ572SSI ATC 丁ACAG?G (tcAA7GGc入A ?GATACGC丁CAJ、丁CG AGGAG 入AGGc)ucGλ2&01 CGCCCTG丁入CGGCτ^ T入^7G IJ入^CG^丁Cτ 入CTG入^丁Ca丁 GCCG八^Gへ C人2GSI ATCATCA?丁7 GJ、LCGGCGu G入CGG丁A ACG ACJC丁CTM? CGGCGG了GC入2701 GGGCAAT G入T 7入CTTGGAGG G第2図 : アミノ酸部分配列 I FPEl+IAAEWLX LDPXXjGI17N V丁りPLALel Lel cf)C+ゴX7VXAK GFAGALF!IK` 51 NOG!+Lτ^ズGW VgλJ)DGLLI/7L DLNGNGr lf)N G人工LrGDH丁X IJJX;5rAxxasos Tλ入Lし 1usss aossyλ入Dλ 入FりTLllL%+wQf)LM(XX、 l5(Wl 1X71J!LG1151 05LJLA1”10)V )IEl fLil;NCIJ了tλoossγ’rK丁D に7丁了入)−1GDLL  LA!NLMrλF 201 にDM++テj4Q ^x−−〇(L入G工G λLRDLλE−−− 入 LSGロLAJイトU、に 入子S入λΣ丁罠l^251 0L入LLDH L!II X’ll入Lτoしms xxsyに1LL5)o w’roフ)J atG1^ zyysovxoL×301 KNλLV5L5CIK 入xλ^ 35)JJ5 真X^vLD人’fTG CK)SSTLY’n4S LED) JJ1v’KV3S1 1KDTnHL入ス Nl7Q鮪LL戸0フ スし0P YLNO15rにIC)JMFYL I)F$GLVOA7M401 MV)l J78?OKA rνo4入fi^Y C1!IJSドτ!GF λL8−ば) YVEu XXAにXFKDγQ451 にvtGOtrV)IJL LλX丁 5GTO入D DILOドvGWGHWにXシsLテGWD ffNMLIGG λG501 NDYL!GG5G5 DrN′rGKGrG ODT゛V))「 rDYA テCRXりI】MT DCaズ了)J:IHL、TT551 TM− GHHLLズに 入XDDSGOVTV O5丁rQHDGsG A’n)DC IMFD NGKvLDVλnGo】 )C!LVOO5ffD(mλふ丁Ar ose jTF−〇にLGDOYLTGADGNDL L)JGC)AG)m5 1GSIτ$GHGND?L!1WE(N’DALテGYNGドDkLNC4Z GHDHL14GXDGT4DTLIGGAG7or yorLtcpasa工  DTγWGXGFG 0CIT%’l’>l’l”DrA 丁GjL)CDX IRF7 DGI7Jj)≠sF 751 TFJ:GNNLL!X AFJ)C5GOVTV O5’!7OND 459 A’ntlDtXHFD )4GKVLDYATV101 FJKLV OO571X; $1)jLLYA?O5G syL神Gctsoo YLYG >aDDL LHGW;051151 YjGNGN’D?L)J GGtGW D入LY(、ncIalV’LNGA fGNDHLNGED σHDTLIG C入G第3図 : 天然の5″末端含有DNA部分配列1601 人C丁7丁λ 丁丁入C丁T丁入子T丁丁丁入 λ丁入子丁丁丁丁入CCTC丁丁λ丁入丁入子 丁^CC入子入入Cへ180) CC丁A丁丁CACC入cTcTTcCGA  丁XT入AAGCT丁 GGG入T丁CA丁丁 ffAT7GGTTc?185 1 A丁子C入^丁CC丁 丁^丁C丁C入子丁丁 大入7CT^丁入入丁 C 丁CC入丁入入C入 入子^Gλ入入丁入入ユ90】 大入TCc入入^T7  ^C7C丁丁入λ丁^ ^丁CC丁入丁CCλ 入GCTGCλC入子 入CO τ丁丁丁丁入入2051 へG入入λCAGに^ 大入^丁丁丁入入^CC丁入 λ丁G^丁入了 丁C入^C入入GC入 入TTGに了C入子入2101 丁入 子丁C入丁丁cc Tcctcc′Tcx丁 CGλ丁丁入C入入丁入入子入丁 入入入λC入 ^C入入^C入GAG2151 GCG^丁GCC丁: 入^^ CC入入入子丁 C丁丁入CC入^C丁 大入^T丁入入入入^ CTGG丁丁 丁入入^2201 丁C入TGTCC丁丁 入^丁丁C丁^C入入 丁CCτ人 λ入^丁CCTCT入CTC;TT 丁了入C入CC入τG2251 人へ丁丁 C入ATTA TTTCG(、入TTT 大入^^丁入入^GG AT丁^TG C入入^ CC^GλGGCTT2コ01 GにC(:入入子Cτ入 丁入^了 G入^丁^τ λGλ7C^丁丁T丁 入CへCC入入Cτ^ 入G入子^GC λ入3−2コ51 0丁丁丁丁丁丁(、CG G入子CC丁G入子^ C入子入 C入CC入^ 丁C丁入子丁入Cλ^ C入入C丁入子C丁入2401 Gf; TT丁A丁八τ入 丁子CC丁丁人C丁丁 CC7GATGATG C六人^C CCTTG C入λ^cccccc2451 GAAGA7TATA TTGC ACにAGG GA7人人G丁(:入^ 丁GGGCAにAGT 7AC丁G+ :入入入入2501 ^丁GCτ入子入入^ C入^G^T丁丁丁口 丁CCC 了丁へ丁C丁 丁G入入入入入Cλ^ 丁GGにACCλ入T2551 丁子C CC入入入子T 丁C入^GA了丁GGC丁CCC丁C入入子 丁CCC丁C入 ^丁c ccc入入CAC^G260) 7GGTTGAAA丁 丁AGATC CCAA ACC?TC入にG(kfiJT入Tc入丁G 入子(丁ACGAC CC”751 CCTCGこCC丁了入G^丁C丁入(、ACCGCG入CCG T入丁入子G入入^CCCT丁 GCCG;Cλ入入G2701 GC7丁TG ロ入(、; TGCA丁丁C丁丁CGACCACCGC^ 入7C入入GGこ入 子 CCGCACCにCC2751ACCG(7丁にGG T7丁C丁cccc 入 丁GACf;GTTTA C了CC丁CCGCG AT7TG入入CGG2 901 G^T了C入入^CG GCGAC入^C入丁 C入子C入^cccc  cc^C入ccccc c入子7CC入入AC2951CCT(、CI:、T CTA 丁ににCA(、G入TCTC人ACCAGGA CGCCA7丁丁CC CA入CCT入入入子第3図 : つづき 4101 人GCGCTTCGG ^T入CT丁^丁c丁 CTTCGGC入入 入 cccT丁Ccc丁C^GGA了ACGG7430ユ CCAGAACGA 7 (、にCTCAccTG CTTACCGT入? CCA丁国際調査報告 +m″″−^−一−K丁/US9110父14フロントページの続き I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも50アミノ酸残基を有するセグメントを含み、該セグメントのア ミノ酸配列がN.meningitidigに存在し、かつ該アミノ酸配列が溶 血素群毒素の一つのセグメントのアミノ酸配列とは異なるが、実質的には相同ず る、単離された抗原性ポリペプチド、または該ポリベプチドの抗原性フラグメン ト。 2.セグメントが少なくとも100アミノ酸残基を有する、請求の範囲第1項記 載のポリペプチド。 3.セグメントが少なくとも200アミノ酸残基を有する、請求の範囲第1項記 載のポリペプチド。 4.実質的に純粋な形態である、請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 5.抗原性アミノ酸配列が免疫性である、請求の範囲第1項記載のポリペプチド 。 6.ポリペプチドのアミノ酸配列が第2図に示される配列を含む、請求の範囲第 1項記載のポリペプチド。 7.ポリペプチドに対する抗体が、その他の細菌属由来である溶血素群毒素の少 なくとも一つと交叉反応する、請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 8.その他の細菌の属がEscherichia、Serratia、Past eurella、Proteus、Actinobacillus、およびBo rdetellaを含む、請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 9.その他の溶血素群毒素がEscherichiacoli由来のα−溶血素 ;Actinobacillusactinomycetemcomitans 由来のロイコトキシン;Pasteurellahaemolytica由来の ロイコトキシン;Bordetellapertussis由来のアデニル酸シ クラーゼ;およびBacillusanthraces由来のアデニル酸シクラ ーゼを含む、請求の範囲第7項記載のポリペプチド。 10.その他の溶血素群毒素がE.coli由来のα−溶血素である、請求の範 囲第7項記載のポリベプチド。 11.(a)少なくとも50アミノ酸残基を有するセグメントを含み、該セグメ ントの該アミノ酸配列が溶血素群毒素の一つのセグメントのアミノ酸配列とは異 なるが、実質的には相同する、単離された抗原性ポリペプチド、またはそのよう なポリペプチドの抗原性フラグメントを調製すること;および(b)該ポリペプ チドまたは核フラグメントを哺乳動物に対して非毒性にすること の工程を含むN.meningitidisの感染から哺乳動物を保護するのに 有用な抗原の製造方法。 12.アミノ酸配列がN.meningitidisに見出されるポリペプチド に存在する、請求の範囲第11項に記載の方法。 13.哺乳動物がヒトである、請求の範囲第11項に記載の方法。 14.(a)少なくとも50アミノ酸残基を有するセグメントを含み、該セグメ ントの該アミノ酸配列が溶血素群毒素の一つのセグメントのアミノ酸配列とは異 なるが、実質的には相同する、単離された抗原性ポリペプチド、またはそのよう なポリペプチドの抗原性フラグメントを調製すること;(b)該ポリペプチドを 哺乳動物に対して非毒性にすること;および(c)該非毒性ポリペプチドを薬物 上許容可能なキャリヤと結合させることの工程を含む、哺乳動物をN.meni ngitidisの感染から保護するのに有用なワクチン組成物の製造方法。 15.ポリヘブチドがN.meningitidisから単離されたものである 、請求の範囲第14項に記載の方法。 16.該哺乳動物がヒトである、請求の範囲第14項に記載の方法。 17.(a)哺乳動物に非毒性であり、少なくとも50アミノ酸残基を有するセ グメントを含み、該アミノ酸配列が溶血素群毒素の一つのセグメントのアミノ酸 配列とは異なるが、実質的には相同する免疫原性ポリペプチド、またはそのよう なポリペプチドの抗原性フラグメント、 (h)薬物的に許容可能なキャリヤ を含有する、N.meningitidis感染に対して哺乳動物を免疫するこ とが可能なワクチン組成物。 18.ポリペプチドがN.meningitidisに存在する、請求の範囲第 17項に記載のワクチン組成物。 19.ポリペプチドがN.meningitidisの外層膜に存在する、請求 の範囲第17項に記載のワクチン組成物。 20.哺乳動物がヒトである、請求の範囲第17項に記載の方法。 21.哺乳動物をN.menigitidis感染から保護する必要がある場合 に、ポリペプチドが少なくとも50アミノ酸残基を有するセグメントを含み、該 セグメントのアミノ酸配列が実質的に溶血素群毒素の一つのセグメントのアミノ 酸配列と相同する、哺乳動物の非毒性な形態の免疫原性ポリペプチド、またはそ のようなポリペプチドの抗原性フラグメントを含有するワクチン組成物を哺乳動 物に投与することを含む、N.meningitidis感染に対して哺乳動物 を免疫する方法。 22.アミノ酸配列がN.meningitidisに存在する、請求の範囲第 21項に記載の方法。 23.アミノ酸配列がN.meningitidisの外層膜に存在する、請求 の範囲第21項に記載の方法。 24.哺乳動物がヒトである、請求の範囲第21項に記載の方法。 25.少なくとも50アミノ酸残基を有するセグメントを含み、該セグメントの アミノ酸配列がN.meningitidisに存在し、該セグメントのアミノ 酸配列が溶血素群毒素の一つのセグメントのアミノ酸配列とは異なるが、実質的 に相同するポリペプチド、またはそのようなポリベプチドの抗原性フラグメント に対して産生されるモノクローナル抗体。 26.少なくとも50アミノ酸残基を有するセグメントを含み、該セグメントの 該アミノ酸配列がN.meningitidisに存在し、該アミノ酸配列が溶 血素群毒素の一つのセグメントのアミノ酸配列とは異なるが、実質的に相同する ポリペプチド、またはそのようなポリペプチドの抗原性フラグメントをコードす る、単離さた核酸分子。 27.(a)少なくとも50アミノ酸残基を有するセグメントを含み、該セグメ ントの該アミノ酸配列が実質的に溶血素群毒素の一つのセグメントのアミノ酸配 列と相同する、単離された抗原性ポリペプチド、またはそのようなポリペプチド の抗原性フラグメントを調製すること;および(b)該ポリペプチドが試料中の 抗体を認識するかどうかを決定することの工程を含む、試料中のN.menin gtidisに特異的な抗体の存在を検出する方法。 28.ポリペプチドがN.meningitidisに存在するアミノ酸配列か らなる、請求の範囲第27項に記載の方法。 29N.meningitidisに存在するアミノ酸配列を有し、該アミノ酸 配列が9アミノ酸の溶血素共通配列の少なくとも3つの繰り返しを含み、該溶血 素共通配列が位置1にあるL; 位置3にあるG; 位置4にあるG; 位置6にあるG; 位置7にあるN; 位置8にあるD;および 位置2、5および9にあるx (xはいずれかの単一のアミノ酸残基を示す。)のうち少なくとも4つを含むセ グメントを含有する単離されたポリペプチド、およびそのようなポリペプチドの 抗原性フラグメント。 30.セグメントが少なくとも100アミノ酸残基を有する、請求の範囲第29 項記載のポリペプチド。 31.セグメントが少なくとも200アミノ酸残基を有する、請求の範囲第29 項記載のポリベブチド。 32.実質的に純粋な形態である、請求の範囲第29項記載のポリペプチド。 33.抗原性アミノ酸配列が免疫原性である、請求の範囲第29項記載のポリベ ブチド。 34.その他の溶血素群毒素の少なくとも一つと交叉反応するポリペプチドに対 する抗体がその他の細菌属由来である、請求の範囲第29項記載のポリペプチド 。 35.その他の細菌属がEscherichia、Serratia、Past eurella、Proteus、ActinobacillusおよびBor detellaである、請求の範囲第29項記載のポリペプチド。 36.その他の溶血素群毒素がEscherichiacoli由来のα−溶血 素;Actinobacillusactmomycetemcomitans 由来のロイコトキシン;Pasteurellahaemolytica由来の ロイコトキノン;Bordetellapertussis由来のアデニル酸シ クラーゼ;およびBacillusanthraces由来のアデニル酸シクラ ーゼを含む、請求の範囲第34項記載のポリペプチド。 37.その他の溶血素群毒素がE.coli由来のα−溶血素を含む、請求の範 囲第34項記載のポリベプチド。 38.(a)9個のアミノ酸の溶血素共通配列の少なくとも3つの繰り返しを含 み、該溶血素共通配列が 位置1にあるL; 位置3にあるG; 位置4にあるG; 位置6にあるG; 位置7にあるN; 位置8にあるD;および 位置2、5および9にあるx (xはいずれかの単一アミノ酸残基を示す。)のうち少なくとも4つを含むアミ ノ酸配列を有するセグメントを含む、単離されたポリペプチド;またはそのよう なポリペプチドの抗原性フラグメントを調製すること;および (b)該ポリベブチドまたはフラグメントを哺乳動物に対して非毒性にすること の工程を含む、哺乳動物をN.meningitidis感染から保護するのに 有用な抗原の製造方法。 39.アミノ酸配列がN.meningitidisに見出されるポリヘブチト に存在する、請求の範囲第38項に記載の方法。 40.(a)9個のアミノ酸の溶血素共通配列の少なくとも3つの繰り返しを含 み、該溶血素共通配列が 位置1にあるL; 位置3にあるG; 位置4にあるG; 位置6にあるG; 位置7にあるN; 位置8にあるD;および 位置2、5および9にあるx (xはいずれかの単一アミノ酸残基を示す。)のうち少なくとも4つを含むアミ ノ酸配列を有するセグメントを含む、単離されたポリペプチド、またはそのよう なポリベプチドの抗原性フラグメントを調製すること; (b)該ポリペプチドまたはフラグメントを哺乳動物に対して非毒性にすること ;および (c)該非毒性ポリペプチドを薬物的に許容可能なキャリャと結合させることの 工程を含む、哺乳動物をN.meiningidis感染から保護するのに有用 なワクチン組成物の製造方法。 41.ポリペプチドがN.meningitidisから単離されたものである 、請求の範囲第40項記載の方法。 42.(a)9個のアミノ酸の溶血素共通配列の少なくとも3つの繰り返しを含 み、該溶血素共通配列が 位置1にあるL; 位置3にあるG; 位置4にあるG; 位置6にあるG; 位置7にあるN; 位置8にあるD;および 位置2、5および9にあるx (Xはいずれかの単一アミノ酸残基を示す。)のうち少なくとも4つを含むアミ ノ酸配列を有するセグメントを含み、単離されたポリペプチド、またはそれらの 免疫原性のあるフラグメント;および(b)薬物的に許容可能なキャリャ を含有する、N.meningitidis感染に対して哺乳動物を免疫するワ クチン組成物。 43.ポリヘプチトがN.memingitidisに存在する、請求の範囲第 42項に記載のワクチン組成物。 44.ポリペプチドがN.meningitidisの外層膜に存在する、請求 の範囲第42項に記載のワクチン組成物。 45.哺乳動物がヒトである、請求の範囲第42項に記載の方法。 46.哺乳動物をN.meningtidis感染から保護する必要がある場合 に、9個のアミノ酸の溶血素共通配列の少なくとも3つの繰り返しを含み、該溶 血素共通配列が: 位置1にあるL; 位置3にあるG; 位置4にあるG; 位置6にあるG; 位置7にあるN; 位置8にあるD;および 位置2、5および9にあるx (xはいずれかの単一アミノ酸残基を示す。)のうち少なくとも4つを含むアミ ノ酸配列を有するセグメントを含む、単離された免疫原性ポリペプチド、または それらの免疫原性フラグメントを含有するワクチン組成物を哺乳動物に投与する ことを含む、N.meningitidis感染に対して哺乳動物を免疫する方 法。 47.アミノ酸配列がN.meningitidisに存在する、請求の範囲第 46項に記載の方法。 48.アミノ酸配列がN.meningitidisの外層膜に存在する、請求 の範囲第46項に記載の方法。 49.哺乳動物がヒトである、請求の範囲第46項に記載の方法。 50.N.meningitidisに存在するアミノ酸配列を有するセグメン トを含み、該アミノ酸配列が9個のアミノ酸の溶血素共通配列のうち少なくとも 3つの繰り返しを含み、該溶血素共通配列が: 位置1にあるL; 位置3にあるG; 位置4にあるG; 位置6にあるG; 位置7にあるN; 位置8にあるD;および 位置2、5および9にあるx (xはいずれかの単一アミノ酸残基を示す。)のうち少なくとも4つを含む単離 されたポリペプチド、またはそのようなポリペプチドの抗原性フラグメントに対 して産生されるモノクローナル抗体。 51.(a)溶血素群毒素の一つであるポリペプチドまたはそれらの抗原性フラ グメントに特異的な抗体を調製すること;および(b)N.meningiti disに感染した哺乳動物に該抗体を投与することの工程を含む、N.meni ngitidis感染により引き起こされる疾患に苦しむ哺乳動物を治療する方 法。 52.哺乳動物がヒトである、請求の範囲第51項に記載の方法。 53.抗体が、N.meningitidisに存在するアミノ酸配列を有する セグメントを含むポリペプチドに対して産生される、請求の範囲第51項に記載 の方法。 54.抗体がモノクローナル抗体である、請求の範囲第51項に記載の方法。 55.N.meningitidisに存在するアミノ酸配列を有するセグメン トを含み、該アミノ酸配列が9個のアミノ酸の溶血素共通配列の少なくとも3つ の繰り返しを含み、該溶血素共通配列が 位置1にあるL; 位置3にあるG; 位置4にあるG; 位置6にあるG; 位置7にあるN; 位置8にあるD;および 位置2、5および9にあるx (xはいずれかの単一アミノ酸残基を示す。)のうち、少なくとも4つを含む単 離されたポリペプチド、またはそのようなポリペプチドの抗原性フラグメントを コードする、単離された核酸分子。 56.(a)溶血素群毒素の一つであるポリペプチドもしくはそれらのフラグメ ントまたは、該ポリペプチドもしくはフラグメントをコードする核酸分子を認識 するプローブを調製すること;および (b)該プローブが試料中のN.meningitidisを認識するかどうか を確認することの工程を含む、試料中のN.meningitidisの存在を 検出する方法。 57.プローブが抗体である、請求の範囲第56項に記載の方法。 58.抗体がモノクローナル抗体である、請求の範囲第56項に記載の方法。 59.プローブが核酸分子である、請求の範囲第56項に記載の方法。 60.溶血素群毒素の一つであるポリペプチドまたは該ポリペプチドをコードす る核酸分子が、N.meningitidisに存在する、請求の範囲第56項 に記載の方法61.(a)9個のアミノ酸の溶血素共通配列の少なくとも3つの 繰り返しを含み、該溶血素共通配列が 位置1にあるL; 位置3にあるG; 位置4にあるG; 位置6にあるG; 位置7にあるN; 位置8にあるD;および 位置2、5および9にあるx (xはいずれかの単一アミノ酸残基を示す。)のうち少なくとも4つを含むアミ ノ酸配列を有するセグメントを含む、単離された抗原性ポリペプチド、またはそ のようなポリペプチドの免疫原性フラグメントを調製すること;および (b)該ポリペプチドが試料中の抗体を認識するかどうかを確認することの工程 を含む、試料中のN.meningitidisに特異的な抗体の存在を検出す る方法。 62.ポリペプチドがN.meningitidisに存在するアミノ酸配列を 含む、請求の範囲第61項記載の方法。
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