JPH06502186A - 抗ウイルス剤として有用なミシェルアミン、組成物および治療方法 - Google Patents

抗ウイルス剤として有用なミシェルアミン、組成物および治療方法

Info

Publication number
JPH06502186A
JPH06502186A JP4510252A JP51025292A JPH06502186A JP H06502186 A JPH06502186 A JP H06502186A JP 4510252 A JP4510252 A JP 4510252A JP 51025292 A JP51025292 A JP 51025292A JP H06502186 A JPH06502186 A JP H06502186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antiviral
tables
formulas
hiv
chemical formulas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4510252A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0676383B2 (ja
Inventor
ボイド,マイケル アール.
カーデリナ,ジョン エイチ.ザ、セカンド
マンフレディー,カーク ピー.
ブラント,ジョン ダブリュ.
パネル、ルイス ケー.
マクマホン,ジェームズ ビー.
グラコウスキー,ロバート ジェー.
クラッグ,ゴードン エム.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
US Department of Health and Human Services
Original Assignee
US Department of Health and Human Services
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by US Department of Health and Human Services filed Critical US Department of Health and Human Services
Publication of JPH06502186A publication Critical patent/JPH06502186A/ja
Publication of JPH0676383B2 publication Critical patent/JPH0676383B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D217/00Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems
    • C07D217/02Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with only hydrogen atoms or radicals containing only carbon and hydrogen atoms, directly attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring; Alkylene-bis-isoquinolines
    • C07D217/04Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with only hydrogen atoms or radicals containing only carbon and hydrogen atoms, directly attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring; Alkylene-bis-isoquinolines with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals attached to the ring nitrogen atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D217/00Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems
    • C07D217/02Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with only hydrogen atoms or radicals containing only carbon and hydrogen atoms, directly attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring; Alkylene-bis-isoquinolines

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗ウィルス剤として有用なミンエルアミン、組成物および治療方法 本発明は、抗ウィルス活性を呈する化合物、この化合物を植物から単離する方法 、およびこの化合物の使用法に関する。更に具体的には、本発明は、新規化合物 の単離および同定、および同化合物を含有する組成物に関する。本発明の化合物 は、AIDS (後天性免疫不全症候群)の原因とされているヒト免疫不全ウィ ルス(HI V)の細胞変成効果の阻害のような、優れた薬理学的、毒性学的お よび抗ウイルス特性を示す。
関連技術の説明 AZTは、現在AIDSの治療に広く用いられている、唯一市販されている既知 の臨床上の薬剤である。AZTは、抗ウイルス療法に極めて有用ではあるが、毒 性があり治療指数が不十分で治療には適さないため、その使用は限定されている 。従って、HIVに対し効果的な抗ウイルス治療を行うため、単独使用またはA ZTおよび他の薬剤と併用する新規な種類の抗ウィルス剤が緊急に必要とされて いる。HI V−1@びにHfV−2に抗ウィルス活性を示す新規な薬剤を得る ことも非常に重要である。
本発明は、実質的に純粋な形態の、式:を有する化合物(以下、「ミンエルアミ ン」と呼ぶ)、または薬理学的に許容可能なその塩に関する。
本発明は、下記式を有するミシエルアミンの誘導体、または薬理学的に許容可能 なその塩にも関する。
c式中、RおよびR6は同一であるかまたは異なるものであり、それぞれC−C アルキル、R11CO−ま11 1ま たはR5o2−(但し、RはC1〜C6アルキルまたはアリール)であり、 R、R、R、R、RおよびR9は、同一であるかまたは異なるものであり、それ ぞれC,〜C6ア、II/ + /l/、R”Co−*たはR11So −(但 L、R11ハ前記に定義した通りである)であり、 RおよびRはC2〜C6アルキル、 アリール)であり、 1’ 、3’ 、7’ 、4および7位の環上のHは/10ゲン、ニトロ、アミ ノ、ヒドロキシル、チオールまたはシアノ基で置換することができる〕 本発明は、^ncistrocladus abbreviatusから第1図 のミンエルアミンを単離する方法にも関し、その方法は(a) 乾燥した植物材 料を有機溶媒で抽出して粗製抽出物を得、 (b) 前記の粗製抽出物を酸−塩基に分配して粗製有機塩基画分を得、 (e) 前記の粗製有機塩基画分を遠心分配クロマトグラフィに付し、 (d) アミノ結合相HPLCカラムで前記のミシエルアミンを単離する工程を 含んで成るもの、である。
本発明のもう一つの、態様は、ミシエルアミンAまたはBのいずれかをミシエル アミンA、BおよびCの混合物へ相互変換する方法であって・ (a) ミシェルアミンAまたはBのいずれかを有Fa溶媒に溶解し、 (b) 前記のミシエルアミンAまたはBを塩基と反応ことがら成る方法に関す る。
本発明のもう一つの聾t、Tは、抗ウイルス組成物であって、少なくとi、1種 類のミシエルアミンA、BまたはCの有効量と、薬理的に許容し得る担体とを含 んで成る、組成物に関する。
本発明のもう一つの態様は、前記ミシエルアミン誘導体の少なくとも1種類の化 合物の抗ウィルス剤としての有効量と、薬理的に許容し得る担体とを含んで成る 、抗ウイルス組成物に関する。
抗ウイルス性組成物のいずれも、AZTおよび/または他の既知の抗ウィルス剤 を抗ウィルス剤としての有効量含有することかできる。
本発明は、ウィルス感染症の治療法であって、治療を必要とする患者にミンエル アミンASBまたはCの少なくとも1種類の化合物の抗ウィルス剤としての有効 量を投与することを含んでなる治療法、およびウィルス感染症の治療法であって 、治療を必要とする患者にミンエルアミンA、BまたはC誘導体の少なくとも1 種類の抗ウィルス剤としての有効量を投与することを含んでなる治療法にも関す る。
本発明の方法は、また、AZTおよび/または他の既知の抗ウィルス剤の抗ウィ ルス剤としての有効量を、ミシエルアミンA、BまたはCの少なくとも1種類と 同時投与することを含んでなるものである。
本明細誉に記載の化合物は、これまで文献に報告かなく、また如何なる起源から のこの化合物の単離法も記載されていζい。またこの化合物に関する如何なる抗 ウィルス活性または他の生物活性についても報告はなく、この化合物の調製法お よび医薬としての使用についても全く報告されていない。
本発明の応用可能な範囲は、下記の詳細な説明および図面から明らかになるであ ろう。しかしながら、本発明の詳細な説明および具体例は、本発明の好ましい態 様を示しているのみであり、本発明の精神および範囲内の様々な変更および修正 はこの詳細な説明から当業者に明らかになることから、これらは単なる例示とし て挙げられるものであることを理解すべきである。
図面の簡単な説明 本発明を、添付の図面で更に例示する。
第1図は、ミンエルアミンA、BおよびCの構造を示す。環の位置番号はミンエ ルアミンAのみに示しているが、ミンエルアミンBおよびCについても同じであ る。
第2(ilA−Dは、ミンエルアミンA(遊離塩基)の抗HIV−1活性を示し ている。第2A図、第2B図およびff12c図は、未感染のCE Li −S  S細胞(0)およびHIV−1に感染したCEM−5SJ胞(・)を6日間培 養した後にat++定したミンエルアミンAの濃度の効果を示し、第2A図はB CECF分析法によって評価した生育可能なCE lvl −S S細胞の相対 数を表わし、第2B図はそれぞれの培養物の相対的なり N A含;を表わし、 第2C図はXT丁分析法によって評ぽしr二生育可能なCEki −S S細胞 の相対数を表わす。第2D図は、感染性ウィルスまたはウィルス複製の指数に対 するミシエルアミンAの濃度の効果を示し、ここでの表示はウィルス逆転写酵素 活性(ム)、ウィルスコアータンパク質p 24(7)生産(◆)およびシンシ チウム形成単位(麿)である。
第2A図、第2B図および第2C図において、データーの点は未感染の、薬剤で 処理していない対照値の百分率として表わされる。第2D図では、データーの点 は感染させた、薬剤で処理していない対照値の百分率として表わされる。
第3A−D図は、ミンニルアミンA(HBr塩)の抗HIV−1活性を示す。第 3A図、第3B図および第3C図は、未感染のCEM−5S細胞(○)およびH IV−1に感染したCEM−5S細胞(・)を6日間培養した後に測定したミシ エルアミンAの濃度の効果を示し、第3A図はBCECF分析法によって評価し た生育可能なCEM−5BM胞のF目対数を表わし、第3B図はそれぞれの培養 物の相対的なりNA含量を表わし、第3C図はXTT分析法によって評価した生 育可能なCE M −SS4[I胞の岨対数を表わす。第3D図は、感染性ウィ ルスまたはウィルス複製の指数に対するミッチェルアミンA(HBr塩)の情交 の範囲の効果を示し、二こでの表示はウィルス逆転写酵素r工性(ム)、ウィル スコアータフバクW p 24の生産(◆)δよびンンシチウム形成11位(■ )である。第3A図、第3B図および第3C図において、データーの点は未感染 の、薬剤で処理していない対照値の百分率として表わされる。第3D図では、デ ーグーの点は感染させた、薬剤で処理していない対照値の百分率として表わされ る。
第4A−D図は、ミンエルアミンB(遊離塩基)の抗HIV−1活性を示す。第 4A図、第4B図3よび第4C図は、未感染のCE M −S S細胞(0)お よびHIV−1に感染したCEM−5S細胞(・)を6日間培養した後に測定し たミン二ルアミンBの濃度の効果を示し、第4A図はBCECFCEC−よって 評価した生育可能なCEM−5S細胞の相対数を表わし、第4B図はそれぞれの 培養物の相対的なりNA含量を表わし、第4C図はXTT分析法によって評制し た生育可能なCEM −S S細胞の相対数を表わす。第4D図は、感染性ウィ ルスまたはウィルス複製の指数に対するミシエルアミンA(HBr塩)の濃度の 効果を示し、ここでの表示はウィルス逆転写酵素活性(ム)、ウィルスコアータ ンパク質1) 24の生産(◆)およびンンシチウム形成単位(■)である。第 4A図、第48図および第4C図において、データーの点は未感染の、薬剤で処 理していない対照値の百分率として表わされる。第4D図では、デーグーの点は 感染させた、薬剤で処理していない対照値の百分率として表わされる。
第5A−D図は、ミシエルアミンB(HBr塩)の抗HIV−1活性を示す。第 5A図、第5B図および第5C図は、未g染のCEM−SSM胞(Q)およびH IV−1に感染したC E M −S S細胞(・)を6日間培養した後に測定 したミンエルアミンAの濃度の効果を示し、第5A図はBCECFCEC−よっ て評価した生育可能なCEM−55細胞の相対数を表わし、第5B図はそれぞれ の培養物の相対的なりNA含量を表わし、第5C図はXTT分析法によって評価 した生育可能なCEM−SS細胞の)fl対数を表わす。第5D図は、感染性ウ ィルスまたはウィルス複製の指数に対するミシエルアミンB(HBr塩)の濃度 の効果を示し、ここでの表示はウィルス逆転写酵素活性(ム)、ウィルスコアー タンパク質p24の生産(◆)およびンンシチウム形成単位(■)である。第5 A図、第5BIfflおよびM2C図において、デーグーの点は未感染の、薬剤 で処理していない対照値の百分率として表わされる。第5D図では、データーの 点は感染させた、薬剤で処理していない対照値の百分率として表わされる。
第6A図および第6B図は、ミシエルアミンA(遊離塩基およびHBr塩)の抗 Hrv−2活性を示す。第6A図は、未感染ノhIT −2細胞(0) お、、 及びHIV−1に感染したPVx T −2細胞(・)を6日間培養した後にX TT分析方法を用いて測定したミンエルアミンA(遊離塩基)の濃度の効果を示 す。白ヌキの棒グラフは、対応する上澄液の逆転写酵素活性を示す。第6B図は 、未感を用いてJl定したミシエルアミンA(HBr塩)の濃度の効果を示す。
白ヌキの棒グラフは、対応する逆転写酵素活性を示す。これらのグラフにおいて 、総てのデータ一点はそれぞれの対照物の百分率としてグラフに表わし第7A図 および第7B図は、ミシェルアミンB(遊離塩基およびHBr塩)の抗HIV− 2活性を示す。第7A図は、未感染のMT−2細胞(○)およびHIV−1に感 染したtvx T −2細胞(・)を6日間培養した後にX丁T分析方法を用い て測定したミシエルアミンB(遊離塩基)の濃度の所定U1囲の効果を示す。白 ヌキの棒グラフは、対応する上澄液の逆転写酵素活性を示す。第7B図は、未感 染の〜IT−2細胞(0)およびHIV−1に感染したM T −2m胞(・) を6日間培養した後にXTT分析方法を用いて測定したミシエルアミンBl:H Br塩)の濃度の所定範囲の効果を示す。白ヌキの棒グラフは、対応する上澄液 の逆転写酵素活性を示す。これらのグラフにおいて、総てのデーターへはそれぞ れの対照物の百分率としてグラフに表わしている。
好ましいき様の詳細を説明 薬学上許容可能な塩の例には、HB r、EC1,シュウ酸、クエン酸、酒石′ M塩などがある。
01〜C6アルキルとは、直鎖または分岐鎖状のc1〜C6アルキル基を意味す る。例としては、メチル、エチル、n−プロピル、1so−プロピル、n−ブチ ル、1so−ブチル、第ニーブチル、第三−ブチル、n−ペンチル、1so−ペ ンチルおよびn−ヘキシルが挙げられるが、これらに限定されない。
アリールとは、芳香族炭化水素から誘導される有機残基を意味する。アリール基 の例は、フェニルである。
脂肪族とは、開いた炭化水素鎖から誘導される有機残基を意味する。脂肪族基の 例には、アルカン、アルケンおよびアルキンがある。本発明に用いることができ る脂肪族基の具体例には、直鎖または分岐鎖状のCエルC6アルキルが挙げられ るが、これに限定されない。
治療を行うことができるウィルス感染症の例には、C型?; ヨU D型レトロ ウィルス、HTLV−1、HTLV−2、HIV−1、HIV−2、ネコ白血病 ウィルス、サル免疫不全症ウィルス、ネコ白血病ウィルス、ウシ白血病ウィルス 、ウマ感染症、貧血ウィルス、ラウス肉妊ウィルスなどのようなトリ肉腫ウィル ス、A型、B型、非A/非B型肝炎、1および2型ヘルペスウイルス、サイトメ ガロウィルス、インフルエンザウィルス、アルボウィルス、水痘ウィルス、麻疹 、流行性耳下腺炎および風疹ウィルスが挙げられるが、これらに限定されない。
抽出物を得たAncfstrocladus abbreviatus (Ai ryShav)は、Ancistrocladaceae科の植物の約20種の うちの一つである。この植物の詳細な説明は、「顕花植物およびシダ類の辞典J  (W目is、)、C,: 5hav、 A、に、 (監*) 、Cambri dge IJniversIty Press、ケンブリッジ、英国、1973 年、61頁)に見出だすことができる。この属の植物は、主としてアジア、マレ インアおよび西アフリカに見られる。本研究の植物材料は、ミズーリ州植物園( Missouri Botanical Garden)がカメルーン、南西部  (Southwest Province)、 Korup Nationa l Park で1987年3月25日に収集した。この植物は、南緯5.03 ’東経8.83°の地点の海抜60mで採取した。
Ancfstrocladus属の植物の抽出物からのミシエルアミンのR1離 様々な方法を用いてミシエルアミンを単離することができる。これらの方法の中 には、抽出、溶媒−溶媒分配、遠心分配クロマトグラフィ、ゲル浸透クロマトグ ラフィおよび各種の結合相を有するHPLCがある。これらの化合物の単離は、 UV、TLCおよび抗HIVバイオアッセイによって観察する二とができる。
Ancfstrocladus abbreviatusからのミシエルアミン の全般的01離手法 この手法は、葉、幹および小枝から成る風乾した植物材料約1/2kgの開始量 を収容する規模のものである。
植物材料をまず粉砕し、1:1のM e OH: CH2C12て抽出した後、 メタノールで二回目の抽出を行う。これらの最初の有機抽出物は、典型的には全 体として元の粗製抽出物のl1iflの約8〜10%になる。次いで、この二回 目の抽出物を5%水性HCIに溶解し、CHCl 3で抽出する。次いで、水性 層を濃NH4OHで塩基性にしてpH10〜11とした後、4:1 CHCI :MeOHで抽出し、次に1+IMeOH+CHCl3で抽出して、 溶媒を除去した後に塩基性抽出物を総量で約0.5〜1.0g得る。次に、この 抽出物を5:5:3 (CHCI :MeOH:0.5%水性HB r)の二相 性溶媒系の下相に溶解し、下降方式で操作する5anki CPC上に置く。流 出液を、270nmで監視する。降下方式で出てくる最後のピークには、ミシエ ルアミンAおよびBと微量のCのHBr塩が含まれている。溶媒を除去したとこ ろ、この混合物は、典型的には全量で約200〜300mgである。この混合物 を、アミノ結合相HPLCにより(43ニア)[CHCl :MeOHO,07 5%(NH4)2003]を溶媒として用いて更に分離する。この一般的処理法 を用いると、粗製の有機抽出物からのミシエルアミンの全収率は、ミンエルアミ ンAについては約0. 5〜296てあり、ミンニルアミンB(二ついては2〜 1096である。ミンエルアミンCは、同様の処理法によって微量に単離される 。
実施例1 乾燥したAnclstrocladus abbrevlatus (449g  )を1/1ley ミルで粉砕し、K1l1axパーコレーター中で1〜1M eOH−CH2Ct2で抽出した。粉砕した材料を、この溶媒に一晩浸漬した。
溶媒を濾去して、減圧で蒸発させたところ、粗製を製油出物36.62gを得た 。
この抽出物の一部(2,107g)を5%水性HCI330mlに@濁/溶解し 、CHCl 3100 m Iずつで4回抽出した。抽出物を纏めて、溶媒を減 圧で除去したところ、抽出物0.657gを得た。−吹拭f(IVアッセイをV elslov、 0. ら、J、 Natl、 Cancer In5t、、  81゜557−586.1989に記載の処理法にしたがって行ったところ、こ の物質は不活性であった。
残っている水性層を2aNH40Hで処理し、溶液のpHを10と11の間にし た。塩基性の水性相を、4:1のCHCl :MeOHIQOmlずつで5回抽 出した。この抽出物を返めて、溶媒を減圧で除去したところ、抽出物O6319 5gを得た。抗HIVアッセイを、前記のl/clslovらの文献に記載の処 理法にしたがって行ったところ、この物質は活性であった。
残っている水性層を更に1 : I M e OH: CHCl 3100ml ずつで3回抽出した。抽出物を纏めて、溶媒を減圧で除去したところ、抽出物0 .2534gを得て、これを同じアッセイ(Velslov 、同上)にしたが って試験したところ、この物質は活性であった。
これらの2種類の抽出物のNMRおよびTLC分析を行ったところ、いずれの試 料も同じ化合物を含んでいた。
4:ICHCl +MeOH処理から得た抽出物の一部(264,1mg)を、 M e OH−CI(CI 3 0 、 5%水性HBrの二相系の下相の少量 に溶解した。この試料を、下降方式で操作する12本の分析用カートリッジを有 する5ank[遠心分配クロマトグラフィ装置(cpc)(40Orpm、3. 0m11分)に注入した。流出液を、Linear tlV/Vls 200モ ニターを用いて270nmで監視した。装置を下降方式で操作しながら、8個の 画分を収集しくA−H)、装置の操作を逆転して上昇方式にしたときに、9個目 の画分を集めた。画分A、C,EおよびFは、前記の抗)(IVアッセイでは不 活性であった。
画分B (14,4mg) 、D (9,0mg)およびI(31,8mg)は 、前記の抗HIVアッセイでは比較的小さな活性を示した。抗HIV活性の大部 分は、画分G (72,7mg)およびH(45,4mg)に見られt二。
画分H(45,4mg)をCHCl 3 M e OH(43: 7)に溶解し て、Ra1nin Dynamax Nll、、カラム(21,4mmx250 mm、ガードカラムを装備)を用いたWaters Delta Prep H PLCに注入した。試料をCHCI 3−M e OH/ 0 、 075%( NH4)2CO3(43ニア)で13m1/分の流速で溶出し、260nmで監 視した。6個の画分を収集し、HIV抑制活性を試験した。画分1(保持時間− 10分、1.1mg) 、2 (保持時間−19分、4.3mg)、4(保持時 間−26分、4.6mg)および画分5(保持時間−31,5分、1.0mg) は、不活性であルコとが判った。画分3はミシエルアミンA(保持時間−22分 、10mg)であり、画分6はミシエルアミンB(保持時間−36分、14.  4 m g)であった。これらの化学的および分光特性を下記に示す。
画分Gを溶媒1.5mgに溶解し、500μmずつ3回注入してカラム上に置い た。この試料からミシエルアミンA5.0mgおよびミシエルアミン839.5 mgを得た。不活性な未同定化合物3.0mgも集めた。
前記の〜1 e OH−CHCI B (1: 1 )から単離した試料(25 1mg)を、4:1抽出物と同様の条件下で5ankl CPC上に置いた。こ の場合に、装置を下降方式(A−G)で操作しながら、7個の両分を集め、1両 分を上界方式中に収集した(H)。
両分A%B%C,DおよびHは抗HEVアッセイでは不活性であったが、E、F およびGは総て活性であった。
前記と同一条件下での画分Eの調製用HPLCでは、ミシェルアミンA0.8m g、ミシェルアミンB44.5mgおよび不活性テトラヒドロイソキノリン化合 物6.3mgが得られた。両分F (18,8mg)では、ミシェルアミンA2 .8mgおよびミシエルアミンB8.1mgと共に2N類の少量の不活性化合物 (<2mg)が得られた。画分G (18,2mg)では、ミシエルアミンA1 0.1mgと未知の不活性物質2.1mgが得られた。第三の少量化合物である ミシエルアミンCは、ミシエルアミンBのクロマトグラフィビーク上の肩として 一度単離された。それは、それ以後の更に迅速に処理された材料では、見られな かった。
出発材料である組成の抽出物からの活性な両分の総括的収率は、ミシエルアミン A1,4%およびミシェルアミン85.0%であった。
ミシエルアミンA、BおよびCの化学構造前記のl1eislov、 0.らの 文献に記載の方法によるイン・ビトロでの抗HIVスクリーニングアッセイには 、最初にAncistroclaclus abbreviatusのCH30 H−CH2C12(1:1)抽出物中のAIDS−抗ウィルス活性が開示されて いた。予備分画により、活性成分は塩基性アルカロイドであることが判った。酸 −塩基分配によって得られた粗製のアルカロイド画分を、遠心分配クロマトグラ フィ (CHCI −CH2Oに−0,5%HB r / H20,5: 5  :3 ) ニ付し、下相の溶出により、4個の画分を得た。画分4は、アミノ結 合相半調製用カラム上でHPLC[CHCl3−0.075%(Nころ、ミシェ ルアミンAおよびBと名付けられた、アトローブ異性体として関連づけられる2 種類の活性化合物を生じた。
プラズマ・デソーブション質量スペクトル分析法(Cf PDMS)により質量 スペクトル分析を行ったところ、これらの2種類の化合物は分子量が同じであっ た(m/z756)。分子式は、精密質量、迅速原子衝撃質量スペクトル分析法 によってC46H48N208となった。
へ〇cistrOcIadaceae科は、ナフタレン−テトラヒドロイソキノ リンアルカロイドの資源として周知である[Bringmann、 G、:Th e Naphtyl l5oqu(noline Alkaloids、 In  The^Ikaloids、29巻、A、 Brossl監修、Academ ic Press、ニューヨーク、1986年、141〜184頁;Ruang rungsj N、ら、J、 Nat、 Prod、、 48.529−534 .1989および前記文献に引用されている文献]。単離した化合物の’RHス ペクトルデーターおよび複雑なNMRスペクトルは、これらの抗ウイルス性化合 物が既知のAncistrocladaceacアルカロイドに対して二量体性 であることを示していた。
ミシェルアミンAのN Li Rデーターを、3i1表に示す。
第1表 ミシエルアミンAのNMRデーター炭素番号 δ(Hに付いた Hδ  多重度 J (Hz)番号) 1 49.5 (1) 4.84 Q B、53 45.2 (1) 3.54  ddq 11.8.4.3.6.54 33.1 (2) (e) 2.89  dd 116.4に(a) 2.056d 1B、6.11.114a 13 3.1 (0) 5 120.3 (0) 6 156.9 (0) 7 102.0 (1) 6.40 (S)11 155.4 (0) 8a l13.1 (0) ]’ 119.1 (1) [i、75 (S)2’ 137.fi (0) 3’ 108.0 (0) 8.84 (s)4’ +511 (0) 4a’ 月5.2 (0) 7’ 134.8 (1) 7JO(s)g’ 124.1 (0) 8a’ 136.8 (0) OMe 57.1 (3) 4.1.O(s)Me−319,4(3) 1.1 646.5Me−1tg、4(3) L、57 q 6.5HBr塩の13C( 125MHz)および’H(500MHz)NMRスペクトルは、d4−メタノ ール中で測定した。Hに付けた番号はDEPT実験から決定した。
ミシニルアミンAについての他のスペクトルデーターおよび他の特性は、下記の 通りである。
融点−220℃(分解)、[α] D−−10,5’、262 (4,1)、2 87 (3,8)、312 (3,8)、331 (3,8)、344 (3, 8);ν (ニーax ミシエルアミンBについてのN M Rデーターを、第2表に示す。
第2表 ミシエルアミンBについてのN〜IRデーター炭素番号 δ(Hに付い た Hδ 多重度 J (Hz)番号) 1 49.8,49.3(1) 4.44.4.2Bqlli、53 45.3 .45.2(1) 3.27.3.21ddq11.4.4.5.6.54 3 3.9.33.1 (2) (eR) 2.49 dd 17.5.4.5;  (aR)1.1!6 dd 7.5. LL、0(aS) 2.22 dd 1 7.5.11.0; (as)2.08 dd 17.5.4.5 4a 133.1.133.0 (0)5 120.0.120.2 (0) 6 L511i、90.158.81! (0)? 102.0.102.1  (1) 6.342H(S)8 155.54.155.51 (0)11a  LL3.O,H3,2(0) 1’ 119.2. LL9.2 (1) 6.77、6.86 (s)2’  137.80.137.56 (0)3’ 108.12.108.11 <1 ) Ili、ε4.6.82 (s>4’ 158゜0.158.1 (0)4 a’ 115.22.115.17 (0)5’ 152.2.153.3 ( [”)6’ 119.0.119.1 (0)?’ 13B、7.13G、5  (1) 7.28.7.24 (s>8’ 124.12.124.10 (0 )8a’ 135.2.134.7 (e)0)!e 57.04.57.05  (3) 4.0[1,4,09(s)Me−3194,19,3(3) 1. 05.1.01 q G、5Me−11142,18,40(3) 1.52. 1.4’l q 6.5Me−2’ 22.1.22.2 (3) 2.3[i 、 2Jl (s)13C(125MHz)および’H(500〜IHz)NM Rスペクトルは、d −メタノール中て」1定した。13cの化学ンフトはHB r塩として測定した。IH化学シフトは遊離塩基について測定した。 (eS、 aS)および(aR,eR)という名称は、5−8′環接続部における「S」お よびrRJ立体化学を有するイソキノリン系でのメチレンシグナルを表わし、r aJおよび「e」は軸方向および水平方向を表わす。Hに付けた番号はDEPT 実験から決定した。
ミシェルアミンBについての他のスペクトルデーターおよび他の特性は、下記の 通りである。融点−230℃(分解):[α] D−−14,8°、Cα] 3 85−−23.4’ (c−0,74,MeOH):十 FAB−MS :m/z757. 350 (&fH。
C46H4゜N 20 gに対する計算値757.3487);UVおよびJR は、ミンエルアミンAについて:2録しt二値と同じであった。
ミンエルアミンAの13C−N〜IRスペクトルにおいて、共鳴か23個しかな いことは、2@3のナフタレン−イノ千ノリン成分か専制であることを示してい た。テトラヒドロイソキノリンサブユニットの構造および相対的立体化学は、I H,、−IHカップリング定数分析および示差nOe分析から容易に認める二と かできた。H−3プロトンは、分析の要として働いた(環の番号付けの図式は、 前記のBringmannの文献と同し図式で行った)。環上の疑v軸方向位置 は、H−4プロトンに対するカブプリン’y’から明らかであり(11,8,4 ,3Hz) 、C−1に結合したメチル基に対するnoe応答が中程度ないし強 いことから2個の間に1.3−二軸性の関係が成り立つことから、C−1および C−3に結合したメチル基の間にトランスの関係が成立した。ナフタレン系の1 個の環のMi戊は、介在メチル基および側鎖のメトキシルを用いて、HMQC, HMBC及びメタ位のプロトンの対としての示差noe実験によって確立した。
残りの環は、プロトンか1個たけと、1個のヒドロキシル基であり、2個の他の アリール系に連結している。H〜IBC及びHkIQcデーターは、プロトンと ヒドロキシル置換基の1゜3関係を示していた。その環の完全な置換およびナフ タレン/テトラヒドロイソキノリンの接続の相対的立体化学および立体配座は、 示差noeデーターから確定した。
テトラヒドロイソキノリノ系のベンジル性メチレンプロトン(C−4)はそれぞ れ、異なるナフタレンプロトンに対してnoe関係を示した。H−7′に対する H−4eおよびH−1′にllす’5H−420したがって、テトラヒドロイソ キノリンは、C−5からC−8′への結合によってナフタレンに連結していた。
それ故、ナフタレンは、C−6′で接続していなければならなかった。
対照的に、ミシエルアミンBの13C−N〜IRスペクトルは46個のシグナル を存していた。同系列のNMR実験では、ミノエルアミンAで見られたのと同じ 大まかな構造か得られた。これら2種類の化合物の間の相違は、環の接続の相対 的な立体配置であった。ミシニルアミンBては、C−4のメチレンプロトンは、 4本の別個な共01として現れ、それぞれ、照射時に芳香族プロトンシグナルの noeが増大した。一方の組みては、この関係は1と同しであり、H−4eとH −7′およびH−4aとH−1′であった。この関係は分子の他の半分では逆に なり、H−4eとH−1′およびH−4aとH−7′ となった。前記と同様に 、テトラヒドロイソキノリン系のプロトンの割り当ては、カップリング定数とn oeから明確に行った。
ミシエルアミンC(第1図)という慣用名を与えている第三のアトローブ異性体 も、微量であるか見られた。
ミシエルアミンCについてのN M Rデーターを、第3図に示す。
合 第3図 ミンエルアミンCについてのN M Rデータート じ の化学シフトは、ip1MF基について311足した。
ミシエルアミンCは、分子の両方の部位のC−5/C−8′結合に関してミシェ ルアミンAとは逆の配置であると思われた。可変温度N M R実験では、自発 的な相互転換の証拠を示すことができなかった。
分子モデルでの#′igから、ミシエルアミンのc−5/C−8′結合の回りの 回転の障害は81KJ/モルとなったが、これとは対照的に、C−6’ /C− 6’結合の回りの回転の障害の計算値(51KJ/そル)は、この障害を通過し て回転させることができる利用可能な熱エネルギーの範囲内にあった[5til l、 v、C,、Macromodel。
V2.51e学科、コロンビア大学、ニューヨークコ。
ミシエルアミンは、幾つかの点で独特な分子である。
これらの化合物は、発見されているこの種類の内で最初の二量体性アルカロイド である。既知の「単量体性」アルカロイドには、2個の環系の開のC−5/C− 8’ a合がない。更に、それらはこの種類の化合物の中で最も極性が高い化合 物であり、既知の化合物のいずれよりも単量体性単位当たりの遊離フェノールの 含量が高い。第1図に示されている提案の絶対立体化学は、先行文献に基づいて いるCBr1r+gIIlann、 G、、同上文献j0実施例2 ミシエルア ミンのHBr塩の調製ミシエルアミンBをM e OHに溶解したものを、9N IHBr (2,2モル等量)を滴下して処理した。添加を終えた後、溶媒を蒸 発させたところ、HBr塩を得た。
ミンエルアミンの他の塩も、同様にして調製した。実施例3 ミンエルアミンの 相互転換の方法ミシ二/レアミンA O;g液(1m ] M e OH−d  4中1mg)に、0 、 5 M N a OD / D ッOを0.5ml加 えた。 H−N〜IR分析の結果、ミンエルアミンAは、70間でミシェルアミ ンA、BおよびCの混合物(約331)に徐々1こ転換した。同様に、ミンンニ ルアミンBを同一条件下で同り混合物に転換した。
HPLC分析により、これらの結果を確認した。
標準的な有機化学的方法を用いて、抗ウィルス活性を発現するミシニルアミンの 誘導体を調製する目的で多数のミシニルアミンの構造上の修飾物を作成すること かできる。特定の反応物の化学量論的量によっては、ミシエルアミンはそれぞれ の位置の一つ、幾つがまたは総ての位置で置換することができる。例えば、ミシ エルアミンA、BまたはCの一つを所定量の は総ての位置で置換することができる。同様に、ミシニルアミンASBまたはC の一つを所定量のベンゼンスルホニルクロリドと反応させると、RおよびR6の 一方または両方がベンゼンスルホニル誘導体を形成することができる。
これらの例には、下記のものが挙げられるが、それらに限定されるものではない 。
1、ミンエルアミンにおける6個のフェノール性ヒドロキシル位の1個以上での エステル、スルホネートエステルおよびエーテル誘導体の調製。
エステルまたはスルホネートエステルを調製するには、ミンニルアミンAまたは Bを、無水ピリジンまたはトリエチルアミン中で酸ハロゲン化物(RCOXまた はR502X、但し、X−Cl、Brまたは1であり、RはC工〜C6脂肪族ま たは芳香族基である)と反応させる。
あるいは、ミンエルアミンAまたはBを、トリエチルアミン中−re(Rco  Hlt:はR303H−但し、Rは脂肪族または芳香族基である)およびジシク ロへキシルカルボジイミドと反応させて、エステルまたはスルホネートエステル を調製する。
エーテルを調製するには、ミシエルアミンAまたはBを無水炭酸カリウムを含む 無水アセトン中でハロゲン化アルキル(RX、但し、X=CI、BrまたはIで あり、Rは01〜06脂肪族または芳香族基である)と反応さ例としては、 2、 C−4’のメチルエーテル基の除去によるフェノール性ヒドロキシル官能 基の提供および/またはその残基のエステル、スルホ早−トまたは他のエーテル への転換 メチルエーテルを開裂してフェノール性ヒドロキシルへ転換スるため、ミシエル アミンAまたはBをCHC1中でB B r 3または BX ・(CH3)25(但し、X−F、CIまたはBrである)と反応させる 。生成するフェノールは、前記と同様の方法(1に記載の方法)でエステル、ス ルホネートエステルまたはエーテルに転換することができる。
例えば、 “0−デメチルシミシェルアミンB゛ 3、ミシエルアミンの一方または両方のアミン部位におけるアミドまたはスルホ ンアミド誘導体の調製アミドまたはスルホンアミド誘導体を調製するため、前記 と同じ処理法(1に記載の方法)を適用する。いずれの場合(1または3)にも 、適当な官能基保護法(選択された基の保4J!/脱保護)を適用する。
4、 第二アミン官能基の第三アミンまたはテトラアルキル第四アンモニウム塩 への転換 第三アミンまたはテトラアルキルアンモニウム塩を調製するため、ミシエルアミ ンAまたはBを無水の非プロトン性溶媒中でハロゲン化アルキル(RX、 但し 、X−Cl、BrまたはIであり、Rは01〜C6脂肪族基である)1または2 当量と反応させる。
あるいは、ミンエルアミンAまたはBをアルデヒドと反応させ、得られる生成物 をN a B H4で還元する。
例えば、 1ミシエルアミンBジメチルアンモニウムヨーダイト25、 アリール系上の1 個以上の水素置換基(C−7゜C−1’ 、C−3’ 、C−7’ )のハロゲ ン、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、チオールまたはシアノ基の置換臭素置換し た誘導体を調製するため、ミシエルアミンまたはBAHO中でBr と反応させ る。ミシニルアミンAまたはBをHN O3/ HOA cで処理して、ニトロ 置換した(−Noっ)誘導体で処理する。次に、このニトロ誘導体を還元して、 アミノ誘導体にすることができる。このアミノ誘導体は、判知で且つ実施されて いるジアゾニウム置換反応を介するクロロ、ヨード、シアノ、チオールおよびヒ ドロキシル置換の8発物質である。
例えば、 OA I uCN −〉“シアノミシェルアミンA2 一=−+”ヒドロキシミシエルアミンA″実施例5 ミンエルアミンの抗ウイル ス活性96大のマイクロタイタープレートの個々のウェルについての一連の相関 した分析法を行い、抗ウィルス活性を明らかにした。Weinslov、 O, ら、J、 Natl、 Cancer In5t、、 81: 577−586 .1989に記載の処理法を採用し、並びにRink、 T、J、ら、J、 C e1l Biol、、 95: 189−196. 19Hにg2載のフルオレ でインプローブである21 、 7 / −ヒ゛スカルボキシエチル−3(6) −カルボキシフルオレセインアでトモ/メチルエステル(BCECF)を用いる 方法を採用する二とによって、未感染およびウィルス感染細胞中での化合物の存 在下および非存在下にお1ブる細胞生存度の測定を行ったところ、下記の通りで あった。BCECFは、非螢光性分子であって、容易に生長力のある細胞に入り 、そこで細胞性エステラーゼによって加水分解されて螢光性分子となる。総細胞 DNA含量は染f42−ジアミジノーフェニルインドール(DAPI)で測定し たか、この染t4は月cCaffrey、T、A ら、In Vitro Ce 1f、 Develop、 Biol、、 24: 247−252. tqg gに記載の処理法にしたがってクロマチンのA −T特異的部位に挿入されると 螢光を発する。これらの染料は、粒子濃度螢光イムノアッセイ法(PCFIA) 、具体的にはBaxter)1ealthcare Copporation  (7ンデライン、イリノイ州)から発売されている5creen Mac旧ne C商品名)と組合せて用いられる。この5creen Machineは、試薬 および/または緩衝液をフィルターを底部に備えた96大プレートに添加した後 、流体を吸引してセルロースアセテートフィルター上に螢光染色した細胞をt; 縮することかできる半自動螢光プレートリーダーである。螢光はニビ螢先(ep ifluorcsccncc)によッて検出する。
前記の分析と同時に、p24抗原生産、逆転写酵素および感染性ビリτンの合成 の確認分析を行った。我々の処理?!:および結果についてのこれらおよび他の 詳細について、下記に更に、詳細に説明する。
Hn II?およびウィルス 抗ウイルス性分tliに用いたしトリンバ球漂的 細胞ライン、CE M −S SおよびNIT −2を、フェノールレッドなし の、5%ウシ胎児血清(F B 5)(Gibco) 、2mM L−グルタミ ン及び50 u g / m lのゲンタマイシ:/ (Gjbco)を補足し たRPM11640培地(Cibco、 Grand l5land、ニューヨ ーク)(完全培地)中に保持した。対数増殖しているCEM−5SおよびMT  −2細胞を、完全培地中にベレット状にし、完全培地に2.0XIO5個/ll 1lの濃度に再懸濁した。HIV−1の検討には、)IIVのHaitian変 種HTLV−I 1 また。HIV−2の検討には、NIH−DZ株(2,8X ) 105ンンチウム形成単位/a1)を用いた。凍結したウィルス保存溶液を 使用直前に融解し、完全培地に再懸濁1bstitute S Divisio n o(’ Cancer Treatment。
DevelopH1ental Therapeutics PrograIl l。
the Drug 5ynthesis and Chemistry Bra nchより入手した。ビスカルボキシエチル−3(6)−カルボキシ−フルオレ セインアセトキシメチルエステル(BCECF)は、Mo1ecular Pr obe Inc、 (CBene、オレゴン州)から購入し、使用直前にD〜I SO中に溶解した(IB/ 1)。
2μg/alの使用溶液を、Dυl bccco ’ sリン酸緩衝食塩液(P  B S ) (Gibco)で調製した。4′、6−ジアミノノー2フエール インドール(DAPりはSiga+a Chea+1cal Co、 (セント ・ルイス、ミズーリー州)から購入した。
DAP Iの保存溶液は、蒸溜水中で超音波処理により100μg/mlて調製 し、0.45μmフィルターを通過させ、−20℃で保存した。DAP Iの使 用溶液は、0、596nonidentP−40(NP−40) (Sigma ) を含むPBS中で10μg/mlに調製した。XTTは、無血/ilfRP M11640中でlong/mlの濃度に調製した。フエナノンメトスルフエ− ト(PMS) (Siglla)は、PBS中で0.153mg/IIlに調製 し、−20℃で保存した。
使用直前に、XTTを37℃で溶解し、P M Sを加えて、20μN1のi終 濃度とした。
具体的な抗−HIV評価のためのプロトコール 抗−HIV評価のための純粋な 化合物の適量を100%ジメチルスルホキシド(D M S O)に溶解した後 、完全培地で希釈して、所望な初期濃度(および最終D M S O含量が1% を超過しないように)とした。次いで、ミンニルアミンA、BおよびCの総ての 連続希釈、試薬添加及びプレート間の移動を、自動Bioa+ck 10υOW orkstation(Beeにll1an Instruments 、 P a1o Alto 、カリフォルニア州)を用いて行った。それぞれの化合物を 最初に完全培地でf?iRし、96ウエルのマイクロタイタープレート(希釈プ レート)のIli〜lミルカラムた。Biomekを用いてそれぞれ−OW剤を 8連続希釈し、それぞれの希釈物100μmずつを試験プレートに移した。未感 染CEM−SSまたはMT−2細胞を、完全培地50μl中1×104個の密度 で培養した。次いで、希釈したHIV−1またはHIV−2ウイルスを、50μ lの容量の適当なウェルに加え、0.6の感染の多重度とした。適当な甥胞、ウ ィルスおよび薬剤コントロールを用いて、それぞれのウェルにおける最終容積を 200μmとなるようにした。未感染の未処理の細胞コントロールおよび未処理 のウィルスに感染した細胞コントロールを、96ウエルの試験プレートの両側に 置き、薬剤ブランクをプレートの上部および下部に置いた。試験化合物を受けた 細胞は、4個のウィルスに感染したウェルおよび2個の未感染ウニ/しとされた 。プレートを、37℃で5%CO2を含む雰囲気中で6日間インキュベーション 行った。次いて、無細胞上澄液の一部をBioiekを用いてそれぞれのウェル から取り出し、逆転写酵素活性、I)24抗原生産および感染性ピリオンの合成 について分析した(下記も参照されたい)。0.002%(重量/容りフルオリ コン対照粒子(590/ 620 n m) (Baxter )Iealth care Corp、)25μIを、螢光分析の内部標準として用いる試験プレ ートのそれぞれのウェルに加えた。Bioseにを用いて試験プレートのそれぞ れのウェルの内容物を均一に分散させ、2個の新しいマイクロタイタープレート のそれぞれに50μIすっ移した。次に、これらのプレートを用いて、BCEC Fを用いる細胞生長力またはDAPIを用いる総DNA含量をn1足した。
塩XTTの可溶性の着色したホルマザンへの代謝による還元を、元の試験プレー トそれぞれのウェルにXTT/PMS溶液50μlを加え、37℃で4時間イン キュベーションすることによって行った。インキュベーションの後、プレートを 接着性プレートシーラー(Dy1atech、アレキサンドリア、バージニア州 )で被覆し、振ミし、V−max光度計(Molecular Devices 、 IncSMenln。
Park 、カリフォルニア州)を用いて450nmの試験波長で光学濃度を測 定した。
BCECF分析 細胞生長力はまたBCECFを用いてn1足した。新たに調製 したBCECF溶液(25μl)をそれぞれのマイクロタイタープレートのそれ ぞれのウェルに加え、プレートを37℃で30分間インキュベーションした。次 いで、パラホルムアルデヒドの2%溶液25μlそれぞれのウェルに加え、更に 30分間インキュベーションして、ウィルスを不活性化した。それぞれのウェル の内容物を混合した後、75μlずっをフィルターを底部に備えた96ウエルの プレート(BaxterIlcalthcarc Corp、) Iこt多した 。プレートを下二己のプロトコールを行うようにプログラムを組ンだ5cree n Machineに入れた (llea支持マトリック又としてPBS中に3 .2omポリスチレンビーズ(Baxter HealthcarqCorp− ) 0. 25%帽1/容量)懸濁液20μmを加え、(2)15mmHgの真 空圧を用いて1,5分間液相を濾去し、(3)それぞれのウェル中の細胞−ビー ズケーキを20mmHgの真空圧を用いて1分間洗浄し、(4)それぞれのウェ ルの螢光を読む(シグナルチャンネル=485 n mで励起、535nmて発 光、および対照チャンネル−549nmで励起、620nmで発光)。
DAP +分析 それぞれのウェルの総DNA含量を、McCarrreyによ って記載された方法[McCaffrey、 T、A。
ら、 In Vitro Ce11. Develop、Biol、、24:  247−252゜1988]の下記のような変法によって測定した。それぞれの ウェルの内容物を、2%バラホルムアルデヒド溶液25μmを加え、プレートを 37℃で30分間インキュベーションすることによって固定した。DAPI/N P−40溶液25μlをそれぞれのウェルに加え、2時間インキュベーションし た。それぞれのウェルの内容物を混合し、75μlずつをフィルターを底部に礒 えた96ウニルのプレート(13axter l1ealthcare Cor p、)に移した。
DAP Iプレートを5creen Machineに入れ、400nmの励起 および450nmの発光のシグナルチャンネルの組を用いて前記のBCECFプ レートと同しプロトコールによって処理した。
p24抗原捕捉分tE (Coulter limunology 、旧ale ah 。
フロリダ州)を用いて、測定した。試験プレートからの上a液を10%トライト ンX−100で1・100に希釈し、用いるまで一20℃で凍結保存した。トラ イトンXで処理したK f4200μlずつをネズミ単りローン性抗−)(IV −11)24抗原を予めコーティングしたマイクロタイターウェル1こ力0えた 。プレートをシールし、37℃で1時間インキュベーションした。プレートを、 自動Denley Wellwash 4 (Coulter lavunol ogy)プレート洗浄装置を用いて洗浄した。プレートを洗浄して、吸取り紙で 乾爆した後、ビオチン化したヒト単りローン性抗−HIV−1p24 200μ I8適当なウェルに加え、プレートを37℃で1時間再インキュベーションした 。
更に洗浄した後、ストレプトアビジン−西洋ワサビベルオキシダーゼ溶液200 μmを加え、プレートを37℃で30分間インキユヘーシランした。テトラメチ ルベンゼン溶液をそれぞれのウェルに加え、室温で30分間インキ二へ一/ヨン した。インキュベーションの後、酸性停止試薬をそれぞれのウェルに加え、Vm ax光度’;t (Molccular Devjces)を用いて30分以内 に吸光文を45f)r+mで;んた。l) 24の7o度を、既知のp 24の 1’112 度の14曲課と比較することによって測定した。
/ンンテウム分+r7 \ara!こよって報告されたシンンチウムntlT  :%B1.−+ ら、〜ids Res、 Hum、 Retrovirυse s 。
3: 283−302.1987 ]を用いて、感染性ウィルスの定量を行った 。試験プレートからの上澄液を、多段希釈のCE’v1−5SS細胞層で検討し て、2〜4日で計数可能なンンチウムを得た(50〜200/ウエル)。
逆転写酵素分析 上澄液を30μlずつ、50mMトリスpH7,8,0,15 mg/mlジチオトレイトール(DTT)および0.1%トライトンX−100 を含むウィルス破砕援衝液30μmに加えた。溶菌したウィルス10μmの試料 を、IM トリス、pH7,8’2μm、3M MCIIμ+、3mg/mID T丁5μm、0.1M酢酸マグ早シウム5.czl、Po1y(+−A)−p  (dT) 1o(2単位/ m 1 ) (Pharvacja 。
P:5catavay、ニ二−ジャージー州)10μm、蒸溜水6゜5μm、1 0%トライトンX−100 0,5μ】および[3H] dTTP (16,56Ci/ミリモル) (Am ershan Corp、 、 ArliArlln Heights 、イリ ノイ州)10μ18含む混合物30μlに加えた。試料を37℃で30分間イン キュベーションし、DE81イオン交換紙上に集め、15分間吸収させた。
試事4バッドを最初に59o N a 、HP O4で6回洗浄した後、蒸溜水 で2回6tlTIシた。バットを乾燥し、液体レンチレー/ヨンカウンターで月 数しr二。試料は3回計数し分析終了へと司1″泡数の直線性 ”jl数増殖し ているC E kl−5S細胞を集め、洗浄し、様々な細胞濃度で96ウエルの マイクロタイターウェル中で培養した。細胞を接種した後、細胞を前記のプロト コールにしたがってXTT、BCECFまたはDAP Iで処理した。BCEC FおよびDAP Iを用いる螢光分析では、広範囲の細胞濃度に亙って優れた直 線性が認められた。いずれの分析法でも、再現性の高い結果が、1000個/分 析を下回る細胞数で得られた。比色XTT分析法でも良好な直線性が見られたが 、最大検出限界は5,000〜10,000個/分析であった。
ミシエルアミンの抗ウィルス活性 第2図および第3図に、それぞれil離塩基 またはHBr塩としてのミシエルアミンAの抗ウィルス活性を示す。第4図およ び第5図に、それぞれ遊離塩基またはHBr塩としてのミシエルアミンBの抗ウ ィルス活性を示す。これらの化合物は極めて類似した活性曲線を示した。
第2A図および第2C図、第3A図および第3C図、第4A図および第4C図、 第5A図および第5CCは、生長力のあるヒトCEM−5Sリンパ芽球様細胞の 標的細胞であって、未感染(0)またはHIV−1ウイルスに感染したもの(・ )で、Fi離塩基またはHBr塩の形態のミシエルアミンの所定範囲の濃度を導 入した後6日間培養ウェル中に止どまっていたものの相対数を表わしている。結 果は、適当な未感染の、薬剤処理されていないコントロールの百分率として表わ されている。約20〜200μMの間のミシエルアミン濃度では、BCECFお よびXTT生長力分析は、標的細胞がウィルスの殺生効果からほぼ完全に保護さ れることを示している。約100μMを下回る薬剤濃度では標的細胞に対するミ シエルアミンの直接的細胞毒性はほとんどまたは全くない。
DNA分析の結果(第2B、3B、4Bおよび5B図)は、生長力分析の結果と 一致しており、すなわちミシエルアミンの抗ウィルス活性を更に示しており、D NAII定は、予想した通り、含まれる細胞数と対応していた。
第2D、3D、4Dおよび5D図では、I(IV−1に感染し、遊離塩基または HBr塩の形態のミシェルアミンを各種濃度導入してから6日後に分析したヒト CE M −S Sリンパ芽球様細胞の標的細胞の培養におけるウィルス複製の 指標を表わす。結果は、適当なHIVに感染し、薬剤処理されていないコントロ ールの百分率として表わされている。本質的に完全な細胞保護を与える同し範囲 内のミシエルアミン濃度では(上記参照)、ウィルス複製の指標である1)24 ウイルスコアー抗原の産生(ム)およびウィルス性逆転写酵素活性(■)が劇的 にほぼ完全に抑制され、感染性ウィルスの裂失を示すSFUも同様に完全に抑制 された。
イン・ビトロでの前記の様な細胞保護効果は、ヒトでの抗ウィルス活性を予測さ せるものとして知られている。
例えば、AZTも同様に、まずは培養されたヒトリンパ芽球様細胞の細胞ライン でのAIDSウィルスに対するイン・ビトロでの細胞保護効果に基づき、ヒト患 者での評価を行うために選択されたものである[Yarchoan、 R。
ら、Lancet、 l: 575−580.19H] 。
第6母は、生長力のあるヒトリンパ芽球様細胞MT−2細胞であって、未感染( 0)またはHI¥−2ウイルスに感染したもの(・)で、J離塩基の形g(第6 A図)またはHBr塩の形!3(第6B図)のミシエルアミンAを所定範囲の濃 度導入してから6日間培養ウェルに止どまっていたもののt相対数を表わしてい る。第7図は、生長力のあるヒトリンパ芽球様細胞〜IT−2細胞であって、未 感染(0)またはHIV−2ウイルスに感染したもの(・)で、遊離塩基の形態 (第6A図)またはHBr塩の形態(第6B図)のミシニルアミンBを所定範囲 の濃度導入してから6日間培養ウェルに止どまっていたものの相対数を表わして いる。結果は、第6図、第7図いずれにおいても、適当なコントロールの百分率 として衷されている。ミシニルアミンAおよびBは、遊離塩基またはHBr塩と しても、 HI v −2にン、1して抗ウイルス効果(第6および7図)あった。典型的 に1630〜100 q MのミシニルアミンBの濃度では、MT−2@胞につ いてのHIV−2の殺生効果に対してほぼ完全な保護が得られた。これとは対照 的に、250μN1程度のミシエルアミンAの濃度では、HIV−2に対してM T−2細胞は部分的にしか(20〜40%)保護されなかった。
前記と同様に、ミシエルアミンは少なくとも2i類のHIVレトロウィルスを阻 害する。当業者であれば理解可能なように、ミシエルアミンおよびその組成物は も同様に他のレトロウィルスおよび他の病原性ウィルスを阻害するであろう。
実施例6 薬学組成物 本発明の化合物は、適当な薬学上許容可能な担体または希釈剤と組合せて薬学組 成物とすることができ、それぞれの投与経路に対して通゛常の方法で、錠剤、カ プセル、粉末、顆粒、軟膏、溶液、座薬、注射液、吸入剤およびエアゾールのよ うな固形、半固形、液状またはガス状の形態の製剤に配合することができる。
これらの化合物はそれぞれ単独で使用することもまたは互いに組合せて使用する こともでき、または他の抗ウィルス剤と組合せて用いることもできる。HIV− 1および/またはHIV−2に感染した患者を治療しようとするときには、本発 明の少なくとも1種類の化合物をAZTと同時投与することができる。
藁半投与形思ては、本発明の化合物は薬学上許容可能な塩の形態で用いる二とか でき、単独でまたは適当な集合体で用いることができ、他の薬学上活性な化合物 と組合せて用いることもできる。
経口用製剤の場合には、本発明の化合物は単独で用いることもまたは錠剤、粉末 、顆粒またはカプセルを作成するための適当な添加剤、例えば、ラクトース、マ ンニトール、コーンスターチまたはジャガイモ澱粉と;結晶性セルロース、セル ロース誘導体、アラビアゴム、コーンスターチまたはゼラチンのような結合剤と 、コーンスターチ、ジャガイモ澱粉またはカルボキシメチルセルロースナトリウ ムのような崩壊剤と:タルクまたはステアリン酸マグネシウムと;および所望な らば希釈剤、緩衝剤、加湿剤、防腐剤およびフレーバ剤と組合せて用いることが できる。
本発明の化合物は、水性または非水性溶媒、例えば、植物性または他の同様な油 状生成物、合成の脂肪族酸グリセリド、高級脂肪族酸のエステルまたはプロピレ ングリコール中にそれらを、および所望ならば従来の添加剤、例えば、可溶化剤 、等張剤、懸濁剤、乳化剤、安定剤および防腐剤と共に溶解、懸濁または乳化す ることによって注削用製剤に配合する二とかできる。
本発明の化合物は、吸入によって服用されるエアゾール配合物に用いることがで きる。本発明の化合物は、シールクロロシールフルオロメタン、プロパン、窒素 などのような加圧された許容可能なプロペラントに配合することができる。
更に、本発明の化合物は、乳化基剤または水溶性基剤のような各種の基剤と混合 することによって座薬にすることができる。本発明の化合物は、座薬により直腸 から投与することができる。座薬は、カカオ脂、カーボワックスおよびポリエチ レングリコールのような体温で融解し、しかも室温で固化するビヒクルを含むこ とができる。
シロップ、エリクンルおよび懸濁液のような経口または直腸投与用の単位投与形 態であって、小匙一杯または大匙一杯のそれぞれの投与単位の錠剤または座薬が 本発明の化合物を含む組成物の所定量を含むものを提供することができ、同様に 注射または静脈内投与の単位投与形態は、蒸溜水、規定食塩水または他の薬学上 許容可能な担体の溶液としてのミシエルアミン組成物を含むことができる。
本明細書に用いられる「単位投与形態」という用語は、ヒトおよび動物に対する 単一の投与量として好適な物理的に別個な単位であって、それぞれの単位が薬学 上許容可能な希釈剤、担体またはビヒクルと共同して所望な効果を生じるのに十 分な二でXt算された本発明の化合物の所定量を含むものを表わす。本発明の新 規な単位投与形態についての明細は、用いられる特定の化合物および達成される 効果、および宿主中でのそれぞれの化合物に関連した薬物動態によって変化する 。
薬学上許容可能な賦形剤、例えばビヒクル、アジュバント、担体または希釈剤は 、容易に入手することができ当業者は、用いられる組成物の精確な配合物に対し て適当な投与法を容易に決定することができる。投与量での任意の必要な調整は 、感染症の性状または重篤度に容易に合わせることができ、したがって熟練した 実施者が!A整することができる。
実施例7 ウィルス性感染症を治療するための本発明のな量を投与することを含 んでなる、ウィルス性感染症の治療法にも関する。抗ウィルス薬として有効な量 は、個々の患者に投与して抗ウィルス薬として有効な血液および/または組織濃 度を達成してウィルスを阻害するのに要する化合物の童として定義される。抗ウ ィルス薬として有効な血中濃度は、例えばスクリーニング分析でウィルスを阻害 するために選択することができる。このような二の一例は20〜200μN1と なり、例えば第2〜7図をり照されたい。或いは、抗ウィルス夏として有効な血 中濃度は、患者の血液中におけるウィルスのマーカー(例えば、p24)を阻害 する濃度、または特定のウィルス性感染症に対して患者を無fL挨性にする濃度 とじて定義することもできる。固定した抗ウィルス薬として有効な血中濃度は、 投与に対する好ましい終点として用いられるので、それぞれの患者に対する薬剤 投与の実際の投与量および計画は、薬物動態における個人間の差、薬剤の配置お よび代謝によって変化する。更に、化合物を予防的に使用するときまたは他の薬 剤と組合せて用いるときには、投与量は変化することがある。
このような投与量は、当業者により甚だしい困難および実験を行うことなしに容 易に決定することができる。
抗ウィルス薬として有効量の一例として、ヒトについての投与量は、約0.01 mg/kg体重〜200mg/kg体重の範囲とすることができる。
前記の発明を明確にし且つ理解を助けるために詳細に説明してきたが、当業者で あればこの開示を読むことによって本発明の真の範囲から離反することなく形態 および詳細の様々な変更を行うことができることが理解されるであろう。
ミシエルアミン AψM〕 FIG、 2A ミシエルアミン AψM〕 FIG、 2B ミシエルアミン A CIJM) FIG、 2C ミシエルアミン AψM〕 FIG、 2D ミシエルアミンA*HBr(1,IM〕FIG、 3A ミシエルアミンA鞭HBrC1,IM〕FIG、 3B ミシエルアミン A俸HerψM〕 FIG、 3C ミシエルアミン A華HBrψM〕 口lた リn ミシエルアミン BψM〕 FIG、 4A ミシエルアミン BψM〕 ミシエルアミン BψM〕 FIG、 4G ミシエルアミン BψM) FIG、 4D ミシエルアミンB肇HBr(1,IM〕FIG、 5A ミシエルアミン B牽HBrψM〕 FIG、 5B ミシエルアミン B廁HBrψM〕 FIG、 5G ミシエルアミン B◆HerψM〕 【==置/’!j:n ミシエルアミン AψM) FIG、 6A ミシエルアミン A秦HerψM〕 ミシエルアミン BψM〕 FIG、 7A ミシエルアミン BIHBrψM〕 FIG、 7B 手 続 補 正 書 平成 5年 8月 23日 PCT/US 92102805 3 補正をする者 事件との間係 特許出原人 アメリカ合衆国 発送日 平成 年 月 日 6 補正により減少する請求項の数 77 補正の対象 明細書及び請求の範囲並びに図面 8 補正の内容 (1) 朔七嗜→請求の範囲を別紙の通り補正する。
(2) 明細書第2頁第4行〜第4頁第4行の[本発明は、実質的に〜で置換す ることができるコ」の記載を次の通り補正する。
「 本発明は、実質的に純粋な形態の、下記の式・ を有する化合物(以下、「ミシエルアミン」とよぶこ七がある)または薬理学上 許容されるその塩、もしくは、第1図に記載したミシエルアミンA1BまたはC の式を有する実質的に純粋な形態の化合物または薬理学上許容されるその塩に関 する。
また、本発明は、下記の式: を有するミシエルアミンの誘導体に関し、さらにとりわけ次の式を有する化合物 またはその薬理学上許容される塩に関する。
[式中、 RおよびR6は同一であるかまたは異なるものであり、それぞれHSC−c6ア ルキル、R■ 11Co−またはR”So −(、:こで、R11ハc同一であるかまたは異な るものであり、それぞれ502−(ここで、RIIは前記に定義した通りである )であり、 RおよびR1(lは同一であるがまたは異なるものてあり、それぞれH1Ci〜 C6アルキル、* 7’、: ハRS O2−テあり、RはC1〜c6アルキル またはアリール)であり、 +4 15 16 R、R、RおよびR17は同一であるがまたは異なるものであり、それぞれ’s  CH3またはCH3を表し、 1′、3′、7′、4および7位、1′′、3″、7″、4″′ および7′′ ′ 位の環上のHはハロゲン、ニトロ、アミノ、ヒト0キシル、チオールまたは シアノ基て置換することができるコ」(3) 明細書の、次に掲げる箇所に記載 のrAncislrocladus abb+eyiatusJをrAncis +rocladusJと補正する。
(4) 明細書第12頁第223行の [抽出物を得たAncislrocladus abbreviafus(^i 〔YShav )は、」を 「抽出物を得たのは、」と補正する。
(5) 明細書第12頁第22行の 「人ncisjrocladus a)+breviafusからのjを[An cislrocladusからの」と補正する。
(6) 図面の第1図を別紙の通り補正する。
請求の範囲 1、 実質的に純粋な形態での、下記式Iを有する化合物または薬理学上許容さ れるその塩。
2、 下記式を有する請求の範囲第1項に記載の化合物または薬理学上許容され るその塩。
3、 実質的に純粋な形態での、下記式■を有する化合物または薬理学上許容さ れるその塩。
4、 下記式を有する請求の範囲第3項に記載の化合物または薬理学上許容され るその塩。
特表千6−502186 (20) [式中、 RおよびR6は同一であるかまたは異なるも同一であるかまたは異なるものであ り、それぞれ5O2−(ここで、R11は前記に定義した通りである)であり、 R5およびR1111は同一であるがまたは異なるものであり、それぞれHSC 1〜C6アルキル、−またはRI3SO−であり、R13ハc −Cアルキルま たはアリール)であり、 14 +5 16 R、R、RおよびR17は同一であるがまたは異なるものであり、それぞれ4c H3またはCHaを表し、 7・・、4・・・ および7′″ 位の環上のHはハロゲン、ニトロ、アミノ、 ヒドロキシル、チオールまナーl+パノアノ某で置換することができるコ5、  下記式I: を有する化合物を、^ncistrocladusから単離する方法であって、 (a) 乾燥した植物材料を有機溶媒で抽出して粗製抽出物を得る工程と、 (bl 前記の粗製抽出物を酸−塩基に分配して粗製有機塩基画分を得る工程と 、 (c) 前記の粗製有機塩基画分を遠心分配クロマトグラフィに付す工程と、 (d) アミノ結合相HPLCカラムで前記のミシエルアミンを単離する工程と を含んでなる、方法。
6、 請求の範囲第5項に記載の方法であって、化合物が下記の式を有するもの またはその薬理学上許容される塩である、方法。
Me O)(Me OH 三 1 8□・ −□・パ ℃罠双 “ダ紀ミ1□ MeOHO )(0+Me H() l S?c r亡ニ ア、ミシエルアミンAまたはBを、ミシェルアミンA、BまたはCの混合物に相 互転換する方法であって、 (=1 ミシエルアミンAまたはBのいずれかを有機溶媒に溶解し、 (b) 前記のミシエルアミンAまたはBを塩基と反応させること を含んでなる、方法。
8、 前記の塩基が水酸化ナトリウムである、請求の範囲第7項に記載の方法。
9、 請求の範囲第1項に記載の少なくとも1種類の化合物の抗ウィルス薬とし て有効な量と、薬理学上許容可能な担体とを含んで成る、ウィルス感染患者の治 療のための医薬組成物。
10、請求の範囲第3項に記載の少なくとも1種類の化合物の抗ウィルス薬とし て有効な量と、薬理学上許容可能な担体とを含んで成る、ウィルス感染患者の治 療のための医薬組成物。
11、請求の範囲第1項または第4項に記載の少なくとも1種類の化合物の抗ウ ィルス薬としミシエルアミンA ミシエルアミン日 ミシエルアミンC FIG、 1 国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 カーデリナ、ジョン エイチ、ザ、七カント アメリカ合衆国メリーランド州、ウォーカースピル、ハイランダー、ブールバー ド、(72)発明者 マンフレディー、カーク ピー。
アメリカ合衆国メリーランド州、フレデリック、コランバイン、ロード、101 1、アパートメント、ナンバー1ビー (72)発明者 プラント、ジョン ダブリュ。
ニューシーラント国りライストチャーチ、5、バニスター、ブレイス、30 (72)発明者 パネル、ルイス ケー。
アメリカ合衆国メリーランド州、シルバー、スプリング、カタリナ、テラス、 (72)発明者 マクマホン、ジェームズ ビー。
アメリカ合衆国メリーランド州、フレデリック、エルローズ、コート、529 (72)発明者 グラコウスキー、ロバート ディー。
アメリカ合衆国メリーランド州、ジャーマンタウン、スコツッパリー、テラス、 (72)発明者 クラッグ、ゴートン エム6アメリ力合衆国メリーランド州、 ベセスダ、エルスミア−、アベニュ、5117

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.実質的に純粋な形態での、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼を 有する化合物、または薬学上許容されるその塩。
  2. 2.下記式を有する化合物、または薬理上許容されるそれらの塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼or▲数 式、化学式、表等があります▼[式中、R1およびR6は同一であるかまたは異 なるものであり、それぞれC1〜C6アルキル、R11CO−またはR11SO 2−(但し、R11はC1〜C6アルキルまたはアリール)であり、 R2、R3、R4、R7、R8およびR9は、同一であるかまたは異なるもので あり、それぞれC1〜C6アルキル、R11CO−またはR11SO2−(但し 、R11は前記に定義した通りである)であり、 R5およびR10はC2〜C6アルキル、▲数式、化学式、表等があります▼ま たは▲数式、化学式、表等があります▼(但し、R12はC1〜C6アルキル、 R13CO−またはR13SO2−であり、R13はC1〜C6アルキルまたは アリール)であり、 1′、3′、7′、4および7位の環上のHはハロゲン、ニトロ、アミノ、ヒド ロキシル、チオールまたはシアノ基で置換することができる]
  3. 3.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼を有する化合物をAnclstroclad us abbreviatusから単離する方法であって、 (a)乾燥した植物材料を有機溶媒で抽出して粗製抽出物を得る工程と、 (b)前記の粗製抽出物を酸−塩基に分配して粗製有機塩基画分を得る工程と、 (c)前記の粗製有機塩基画分を遠心分配クロマトグラフィに付す工程と、 (d)アミノ結合相HPLCカラムで前記のミシェルアミンを単離する工程とを 含んで成る、方法。
  4. 4.ミシェルアミンAまたはBをミシェルアミンA、BまたはCの混合物に相互 転換する方法であって、(a)ミシェルアミンAまたはBのいずれかを有機溶媒 に溶解し、 (b)前記のミシェルアミンAまたはBを塩基と反応させること を含んでなる、方法。
  5. 5.前記の塩基が水酸化ナトリウムである、請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. 6.前記の有機溶媒がメタノールである、請求の範囲第4項に記載の方法。
  7. 7.請求の範囲第1項に記載の少なくとも1種類の化合物の抗ウイルス薬として 有効な量と、薬学上許容可能な担体とを含んで成る、抗ウイルス性組成物。
  8. 8.請求の範囲第2項に記載の少なくとも1種類の化合物の抗ウイルス薬として 有効な量と、薬学上許容可能な担体とを含んで成る、抗ウイルス性組成物。
  9. 9.AZTまたは他の既知の抗ウイルス薬の抗ウイルス薬としての有効量を更に 含んで成る、請求の範囲第7項に記載の組成物。
  10. 10.AZTまたは他の既知の抗ウイルス薬の抗ウイルス薬としての有効量を更 に含んで成る、請求の範囲第8項に記載の組成物。
  11. 11.化合物の抗ウイルス薬としての有効量を投与することをを含んでなる、ウ イルス感染症の治療を行うための請求の範囲第1項に記載の化合物の使用。
  12. 12.AZTの抗ウイルス薬としての有効量を投与することを更に含む、請求の 範囲第11項に記載の方法。
  13. 13.前記のウイルスがレトロウイルスである、請求の範囲第11項に記載の方 法。
  14. 14.前記のレトロウイルスがヒト免疫不全症ウイルスである、請求の範囲第1 3項に記載の方法。
  15. 15.前記のヒト免疫不全症ウイルスが、HIV−1およびHIV−2から成る 群から選択される、請求の範囲第14項に記載の方法。
  16. 16.化合物の抗ウイルス薬としての有効量を治療を必要とする患者に投与する ことを含んでなる、ウイルス感染症の治療を行うための請求の範囲第2項に記載 の化合物の使用。
  17. 17.AZTの抗ウイルス薬としての有効量を同時に投与する、請求の範囲第1 6項に記載の使用。
  18. 18.前記のウイルスがレトロウイルスである、請求の範囲第16項に記載の使 用。
  19. 19.前記のレトロウイルスがヒト免疫不全症ウイルスである、請求の範囲第1 8項に記載の使用。
  20. 20.前記のヒト免疫不全症ウイルスが、HIV−1およびHIV−2から成る 群から選択される、請求の範囲第19項に記載の使用。
JP4510252A 1991-04-12 1992-04-10 抗ウイルス剤として有用なミシェルアミン、組成物および治療方法 Expired - Fee Related JPH0676383B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US68419791A 1991-04-12 1991-04-12
US684,197 1991-04-12
PCT/US1992/002805 WO1992018125A1 (en) 1991-04-12 1992-04-10 Michellamines useful as antiviral agents, composition and method of treatment

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06502186A true JPH06502186A (ja) 1994-03-10
JPH0676383B2 JPH0676383B2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=24747059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4510252A Expired - Fee Related JPH0676383B2 (ja) 1991-04-12 1992-04-10 抗ウイルス剤として有用なミシェルアミン、組成物および治療方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5455251A (ja)
EP (1) EP0594795B1 (ja)
JP (1) JPH0676383B2 (ja)
AT (1) ATE213231T1 (ja)
CA (1) CA2100066C (ja)
DE (1) DE69232417T2 (ja)
WO (1) WO1992018125A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2100066C (en) * 1991-04-12 1996-08-13 Michael R. Boyd Michellamines useful as antiviral agents, composition and method of treatment
AU4290993A (en) * 1993-04-19 1994-11-08 United States Of America, Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services, The Michellamines useful as antiviral agents
US6140339A (en) * 1994-02-14 2000-10-31 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Monomeric and dimeric arylisoquinoline alkaloids and derivatives thereof
US5571919A (en) * 1994-07-22 1996-11-05 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Dimeric naphthylisoquinoline alkaloids and synthesis methods thereof
US5578729A (en) * 1994-07-22 1996-11-26 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Dimeric arylisoquinoline alkaloid compounds
US5552550A (en) * 1994-07-22 1996-09-03 The United States Of America, As Represented By The Department Of Health And Human Services Monomeric Naphthylisoquinoline alkaloids and synthesis methods thereof
US5639761A (en) 1994-02-14 1997-06-17 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Antimalarial naphthylisoquinoline alkaloids and pharmaceutical compositions and medical uses thereof
EP1325915A1 (en) * 1994-07-22 2003-07-09 THE UNITED STATES OF AMERICA, as represented by THE SECRETARY, Department of Health and Human Services Monomeric and dimeric naphtylisoquinoline alkaloids and synthesis methods thereof
US5543523A (en) * 1994-11-15 1996-08-06 Regents Of The University Of Minnesota Method and intermediates for the synthesis of korupensamines
CN102532018A (zh) * 2011-12-20 2012-07-04 苏州宝泽堂医药科技有限公司 一种纯化米歇尔胺c的方法
CN110368407B (zh) * 2019-08-20 2021-07-13 大连民族大学 一种钩枝藤枝叶有效部位及其制备方法和应用

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH541609A (de) * 1970-02-03 1973-09-15 Ciba Geigy Ag Verfahren zur Herstellung von Bi-isochinolinonen und deren Verwendung als Fluoreszenzfarbstoffe in Kunststoffen
CA2100066C (en) * 1991-04-12 1996-08-13 Michael R. Boyd Michellamines useful as antiviral agents, composition and method of treatment

Also Published As

Publication number Publication date
AU657549B2 (en) 1995-03-16
ATE213231T1 (de) 2002-02-15
AU1880592A (en) 1992-11-17
CA2100066A1 (en) 1992-10-13
DE69232417D1 (de) 2002-03-21
DE69232417T2 (de) 2002-10-24
WO1992018125A1 (en) 1992-10-29
EP0594795A1 (en) 1994-05-04
JPH0676383B2 (ja) 1994-09-28
EP0594795B1 (en) 2002-02-13
CA2100066C (en) 1996-08-13
EP0594795A4 (en) 1993-12-07
US5455251A (en) 1995-10-03
US5654432A (en) 1997-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Manfredi et al. Novel alkaloids from the tropical plant Ancistrocladus abbreviatus inhibit cell killing by HIV-1 and HIV-2
Goud et al. Anti-HIV active petrosins from the marine sponge Petrosia similis
EA200200471A1 (ru) Конденсированные нафтиридины в качестве ингибиторов обратной транскриптазы вич
CZ118894A3 (en) Pharmaceutical preparation exhibiting activity against hiv and process for preparing thereof
JPH08511023A (ja) 医薬用途用のダイヤモンド様誘導体
US20160289257A1 (en) Glycomimetic compounds and methods to inhibit infection by hiv
JPH06502186A (ja) 抗ウイルス剤として有用なミシェルアミン、組成物および治療方法
Arnaiz et al. Synthesis of anionic carbosilane dendrimers via “click chemistry” and their antiviral properties against HIV
WO1995019974A2 (en) Calixarene-based compounds having antibacterial, antifungal, anticancer-hiv activity
Bessong et al. In vitro activity of three selected South African medicinal plants against human immunodeficiency virus type 1 reverse transcriptase
AU640511B2 (en) Hexa-n-(o-hydroxybenzyl) neomycin b for inhibiting human retroviruses and for the treatment of aids
US5079239A (en) Sterol disulfates and methods of use
Lee et al. Anti-HIV-1 efficacy of extracts from medicinal plants
JPH11500130A (ja) 抗ウイルス性トリアザ化合物
Samoylenko et al. Bioactive (+)-manzamine A and (+)-8-hydroxymanzamine A tertiary bases and salts from Acanthostrongylophora ingens and their preparations
JPH10501518A (ja) 抗マラリア性コルペンサミンおよび医薬組成物およびその医薬用途
Piccinelli et al. Anti-HIV activity of dibenzylbutyrolactone-type lignans from Phenax species endemic in Costa Rica
WO1994024108A1 (en) Michellamines useful as antiviral agents
AU657549C (en) Michellamines useful as antiviral agents, composition and method of treatment
Halliday et al. Inhibition of human immunodeficiency virus replication by the sulfonated stilbene dye resobene
JPWO2016190331A1 (ja) Hiv感染阻害剤
JPH01117881A (ja) 抗腫瘍性およびウイルス性アルカロイド
EP1367044B1 (en) Calixarene-derivatives having anti-viral activity
Verma et al. Naturally Occurring Alkaloids with Anti-HIV Activity
CA2160869A1 (en) Michellamines useful as antiviral agents

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080928

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees