JPH06501747A - 銀回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 銀回収装置 本発明は、写真処理液から銀を電気的に回収するための装置であ軸的に配置され た中空円筒アノード、その槽の内部表面に対して留めら巻れた中空シリンダー状 の使い捨てカソードと、カソードおよびアノードの電気接続線からなる装置に関 する。

西ドイツ特許出願公開第４００７９０６号明細書は、電解槽内に伸びたアノード がその槽の蓋にねじ締めされたこの型の装置を公表する。

このアノードはプラスチックシリンダーと保持ブラケットとからなる。このシリ ンダーと保持ブラケットの内部表面は、粘着されたグラファイト箔で覆われてい る。ブラケットは、これらのグラファイト表面か相互に電気接続するようにシリ ンダーにねじ締めされている。２つのさらなるねじ締め手段により、シリンダー と共にブラケットは蓋の内表面に結合されている。蓋を通して伸びるこの付属ス クリューは、外部動力源との接続手段としても役立つ。

この装置は、槽の蓋とアノード集成装置か共にねじ締めされた複数部品で構成さ れているので、その集成に非常に時間がかかる。

本発明の目的は、槽の蓋および少数の部品からなり、製造か容易で簡単な組み立 て操作を必要とするにすぎないアノード集成装置を提供することにある。

本発明によれば、上記目的か槽の蓋を、上部から電解槽内に伸びそしてその外側 上にアノードを担持する中空シリンダーを設える一体ユニットを形成することで 達成される。

有利な変更によれば、前記中空シリンダーは密閉される下部取付板を有し、上部 から自由に利用できるシリンダー空間が規定される。

本発明により達成される利点は、槽の蓋とアノードホルダーが１つの工程で作製 できる単一部材を形成する点にある。さらに電流は電解セル内のカソードとアノ ードとの間で均質に分布される。

本発明は図に略図的に示される態様を参照しながら説明されるであろう。

単一の図は、西ドイツ特許出願公開第４００７９０６号明細書で提案されるのと 実質的に同じ設計の横方向断面図を示す。従って、その図を参照する本発明の詳 細な説明は、本発明の理解を進める上で単にそれらの部分に言及するにすぎない 。

１０で示される円筒プラスチック電解槽は、固定的に配置された下部取付板１２ と着脱しうる槽の蓋１４とが設けられている。下部取付板１２の周辺領域は、ノ ーズ１３と蓋の下側の周辺領域のノーズ１５（槽ｌＯ内に伸びモして槽壁１１の 内表面１１ｃに対して留められる）により特徴付けられる。これらのノーズは、 槽壁１１の内表面１１ｃと接触する上記西ドイツ特許出願公開第４００７９０６ 号明細書に記載される型の円筒使い捨てカソード３０を保持するのに役立つ。

さらに２つの締付はボトル２５は、負ケーブルを備えた使い捨てカソードを電気 的に接続する手段を提供し、こうして前記カソードはさらに保持される。

流体排出管２８は下部取付板１２の中央に配置され、流体供給管はアノード３４ とカソード３０との間の下部取付板１２の範囲内のいずれか適当な位置に配置さ れる。ノズル２７ａを備えそしてカバーで密閉された直立管２７中に前記排日管 が挿入される。

わずかな角度の上向きの勾配をもつかまたはわずかな上向きの曲率をもつ領域を 含む本発明の槽の蓋は、電解槽ｌＯ内に下向きに伸る中空シリンダー１６と一体 のユニットを形成する。炭素で被覆された薄い箔３５からなるアノード３４はそ の外側表面１６ａに付着される。中空シリンダー１６は下部取付板１７で密閉さ れ、上部から自由に利用できるシリンダー空間２４を規定する。シリンダー空間 の半分の水準に、２つの対向する配置されたねじ込ボタンヘッドボトル２３が、 シリンダー壁とアノード３４の炭素筒３５を通して伸びるように設けられている 。シリンダー空間２４中に突き出たボルト端は電力源用の正ケーブル２２と接続 されている。これらのケーブル端はねじ込ボルト２３上の２つのねじが切られた ナツトの間でそれぞれ固定される。ナツトと中空シリンダー１６と壁との間のね じ込ボルト上に置かれた０−リング（図示していない）は、部材を封止するよう に働（。

中空シリンダー１６の外表面１６ａと円形蓋板１９の内表面１９ａとの間の円周 接触エツジ１８において、円周排気溝２０が内表面１９ａ中に設けられている。

この溝は、直径の反対側の円形蓋板１９ａの内部表面幡で停止するように一方が 所定の深さを有し、いずれか一方が上昇している。図かられかるように、排気バ ルブ２１が挿入された内腔２０ａ排気溝２０の最も深い水準から外面まで伸びて いる。

上述のように、槽の蓋とアノードホルダーは、例えば押出成形法により単一操作 で最少の材料により迅速で簡単に作製できる一体ユニットを形成する。さらに、 外部から利用できる中空シリンダー１６の自由な空間２４では、円筒の使い捨て 代替カソード３０を置くことができる。さらに、電解槽の開口中に蓋１４が持ち 上げられる場合には、流体水準は下部取付板１７により密閉された中空シリンダ ー１６の容積に比例して低下するので、それぞれ流体があふれたりこぼれたりす る危険性はない。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．写真処理液から銀を電気的に回収するための装置であって、その下部に配置 された流体供給管と流体排出管を設けた円筒電解槽ならびに排気手段を含む着脱 しうる槽の蓋、前記円筒槽内に同軸的に配置された中空円筒アノード、前記槽の 内表面に対して留められる中空シリンダー形の使い捨てカソードならびにカソー ドとアノードとの電気接続線からなる装置において、前記槽の蓋（１４）が電解 槽（１０）の下向きに伸びる中空シリンダー（１４）と一体のユニットを形成し 、そしてその外面（１６ａ）上にアノード（３４）を担持することを特徴とする 装置。
2. ２．中空シリンダー（１６）が密閉下部取付板（１７）を含んでなり、そして上 部から自由に利用できるシリンダー空間（２４）を規定することを特徴とする請 求の範囲第１項の装置。
3. ３．中空シリンダー（１６）の外表面（１６ａ）と円形蓋板（１９）の内表面（ １９ａ）との間の円周接触エッジ（１８）において、円周排気溝（２０）が内表 面（１９ａ）中に設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項および第２ 項の装置。
4. ４．排気溝（２０）が直径の反対側で円形蓋板（１９）の内表面で停止されるよ うに一方の側が所定の深さをもつ、いずれか一方の側が上昇していることを特徴 とする請求の範囲第３項の装置。
5. ５．排気バルブ（２１）が挿入された内腔（２０ａ）が排気溝（２０）の最も深 い水準から外面まで伸びていることを特徴とする請求の範囲第３項および第４項 の装置。
6. ６．中空シリンダー（１６）の半分の水準に、そのシリンダー壁とアノード（３ ４）の炭素箔（３５）を通して伸びる２つの対向して配向されたボルトが取り付 けられており、そしてシリンダー空間（２４）中に突き出したボルトの末端が電 力源用の正のケーブル（２２）と接続していることを特徴とする請求の範囲第１ 〜５項の一つまたは複数の装置。