JPH06501486A - オキシスルホニル尿素acat阻害剤 - Google Patents

オキシスルホニル尿素acat阻害剤

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JPH06501486A JP4501866A JP50186692A JPH06501486A JP H06501486 A JPH06501486 A JP H06501486A JP 4501866 A JP4501866 A JP 4501866A JP 50186692 A JP50186692 A JP 50186692A JP H06501486 A JPH06501486 A JP H06501486A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オキシスルホニル尿素^CAT阻害剤 関連出願とのクロスリファレンス 本出願は1990年11月9日提出の係属中の米国特許出願第611.245号 の部分継続である。
発 明 の 背 景 本発明は薬理活性を有する化学化合物、これらの化合物を含有する医薬組成物お よび薬学的治療法に関する。
さらに詳しくは、本発明は酵素のアシル補酵素A:コレステロールアシルトラン スフェラーゼ(ACAT)を阻害する新規化合物、これらの化合物を含有する医 薬組成物、並びに高コレステロール血症およびアテローム性動脈硬化の治療法に 関する。
近年、高められたコレステロール血漿濃度のヒトの病理学的症状において果たす 役割が非常に注目されている。
脈管系内のコレステロールの沈着物は冠状動脈性心臓病を含む種々の病理学的症 状の原因となることが示唆されている。
当初、この問題の研究は総血清コレステロール濃度を低下させるのに有効な治療 剤の開発に向けられた。現在、コレステロールは(コレステリルエステルナトリ グリセリド)のコアと、主としてリン脂質および特定の受容体により確認される 種々のタイプのタンパク質からなる外殻とで構成される複合体粒子の形態で血液 中を輸送されることが知られている。例えば、コレステロールは低密度リポタン パク質コレステロール(LDLコレステロール)の形態で血管の沈着部位に運ば れ、そして高密度リポタンパク質コレステロール(■DLコレステロール)によ りこのような沈着部位から離れる。
これらの発見の後、血清コレステロールをコントロールする治療剤の調査はこれ らの作用においてより選択的な化合物、すなわちI(DLコレステロールの血清 濃度を高めるのに、そして/またはLDLコレステロールの濃度を低下させるの に有効な薬剤の開発へと移って行った。このような薬剤は血清コレステロールの 濃度を適度にするのに有効であるが、体内において食餌性コレステロールの腸完 璧を通しての初期の吸収をコントロールするのには殆どまたは全く効果を示さな い。
腸粘膜細胞において、食餌性コレステロールはその後血流中に放出されるキロミ クロン中に包み込まれる前に酵素アシル−CoA :コレステロールアシルトラ ンスフェラーゼ(ACAT)の作用によりエステル化されなければならない遊離 コレステロールとして吸収される。したがって、ACATの作用を有効に阻害す る治療剤は食餌性コレステロールの血流中への腸管吸収または体自身の調節作用 により予め腸管中に放出されたコレステロールの再吸収を防止する。
情報開示陳述 Chem、Ber、100(9)、2938〜2945 (1967年)にはP hがフェニルを表す次式 Ph 4−CIPh Ph 2.6− ’) CH3Ph Ph 2−CIプロピル n−ブチル −C[1=CHz c、n、、 2.6−ジCH,Ph Ph −C1l=CL の化合物が記載されている。これらの化合物の用途については記載されていない 。
の化合物が記載されているが、その使用については記載されていない。
Tetrahedron Letters 24(30)、 3091〜309 4にはPhがフェニルを表す次式 (式中、RはPh、 4−CIPh、 4−ビフェニリル、α−C■、ベンジル またはCHs(CHz)<−である)の化合物が記載されている。これらの化合 物についての有用性は述べられていない。
発 明 の 概 要 本発明によれば、アシル−CO^:コレステロールアシルトランスフェラーゼ( ^CAT)阻害活性を有する次の構造式 〔式中、Rは水素、1〜8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル またはベンジルであり:R,およびR2はそれぞれ、 (a)水素、 (b)基−(CHz)t−CR4Rs−(CH2)v−Rs(式中、tは0〜4 であり:Wは0〜4であり、但しtおよびWの合計は5以下であり:R4および R3は独立して水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルから選択され、 あるいはR4が水素の時、R3はRoについて定義された基から選択することが でき;そしてR6はフェニル、または1〜6WAの炭素原子を有する直鎖もしく は分校鎖状アルキル、1〜6mの炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコ キシ、フェノキシ、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメ チル、−COOH1Cooアルキル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原子を有 する)もしくは(CL)q−NRJs (ここでR7およびR6は独立して水素 または1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり、そしてqは0または1であ る)から選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルである): (c)1〜20個の炭素原子を有し、飽和したまたは1〜3個の2型詰合を含む 直鎖もしくは分枝鎖状炭化水素鎖; (d)1〜6個の炭素原子を有し、末端炭素がヒドロキシ、−NR,l?s(こ こでR,およびRsは上記で定義された通りである)または−000アルキル( ここでアルキルは直鎖もしくは分枝鎖状であり、1〜4個の炭素原子を有する) で置換されたアルキル基: (e) −(CJ)pQ (式中、pは0〜3であり、そしてQは少なくとも1 個の環上に少なくとも1〜4個の窒素、酸素もしくは硫黄原子を含む5−または 6−員の単環式もしくは縮合二環式複素環である): (f)フェニル、または1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アル キル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ、1〜6個 の炭素原子を有する直鎖もしくは分校鎖状アルキルチオ、(CH2)Q−NR7 R8(ここでRア、R8およびqは上記で定義された通りである)、ヒドロキシ 、ニトロ、塩素、フッ素、臭素もしくはトリフルオロメチルから選択される1〜 3個の置換基で置換されたフェニルであり二または、(g) NR+Rzは一緒 になってピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノまたはピペラジノ(それぞれ未置 換であるか、またはベンズヒドリル、1〜6個の炭素原子を有する直mもしくは 分枝鎖状アルキル、フェニル、ベンジル、置換フェニルもしくは置換ベンジル( ここで置換基は1〜3個であり、芳香環の2〜6位の何れかに位置することがで き、そして1〜4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、1〜4 個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ、ヒドロキシ、フッ素、 塩素、臭素、トリフルオロメチルもしくはニトロから選択される)から選択され る1個の置換基で置換される)から選択される単環式複素環基を形成し:R3は (a)未置換の、またはフェニル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分 枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ 、フェノキシ、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメチル 、−cooB、−cooアルキル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原子を有し 、直鎖または分枝鎖状である)、−(CIT2)sNReR+o (ここでSは 0または1であり、そして RoおよびR16はそれぞれ水素または1〜4個の炭素原子を有する直鎖状もし くは分枝鎖状アルキル基から選択される)から選択される1〜3個の置換基で置 換されたフェニル; (b)未置換の、またはフェニル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分 枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ 、ヒドロキシ、フェノキシ、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメチル 、−coon、 −cooアルキル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原子を有 し、直鎖または分枝鎖状である) 、−(CHt)sNRJ+e (ここでs、 RsおよびRIGは上記で定義された通りである)から選択される1〜3個の置 換基で置換された1−または2−ナフチル:(c)基−(CH2)t−CRJs −(CH2)w−Re(式中、t、w、R4、R5およびR6は上記で定義され た通りである):(d) −(Cut)p−Q(ここでpおよびQは上記で定義 された通りである): (e)1〜20個の炭素原子を有し、飽和したまたは1〜3個の2重結合を含む 直鎖もしくは分枝鎖状炭化水素鎖;から選択されるが、但し、(i)R+および R7の両方が同時に水素であることはなく;(n)R+およびR2がそれぞれ− (CHz)t−CR4Rs−CCFI2)w−Re基である場合、R3は水素ま たは1〜6個の炭素原子を有するアルキルであり:そして(ifi)次の場合の 化合物 R,R2R3 Ph H4−CIPh Ph H2,6−ジC島ph Ph 11 −CH=CH。
n −C,H,I’l −CI(=CH2は除外される〕を有する化合物群また はこれらの薬学的に許容しつる塩が提供される。
本発明によればまた、式Iの化合物を含有する医薬組成物、並びに式Iの化合物 および上記の但書(ffl)で除外される化合物を使用する高コレステロール血 症およびアテローム性動脈硬化の治療法が提供される。
発明の詳細な説明 本発明の化合物は高コレステロール血症およびアテローム性動脈硬化の治療に有 用な^CAT阻害剤である新規なオキシスルホニル尿素群を与える。
1〜20個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖状飽和炭化水素鎖の実例にはメ チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、t− ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オク チル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−ヘキサデシル、2,2−ジメチルド デシル、2−エチルテトラデシルおよびn−オクタデシル基が含まれる。
1〜20個の炭素原子および1〜3個の2重結合を有する直鎖または分枝鎖状炭 化水素鎖の実例にはエチニル、2−プロペニル、2−ブテニル、3−ペンテニル 、2−オクテニル、5−ノネニル、4−ウンデセニル、5−ヘプタデセニル、3 −オクタデセニル、9−オクタデセニル、2.2−ジメチル−11−エイコセニ ル、9.12−オクタデカジェニルおよびヘキサデセニルが含まれる。
1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖状アルコキシ基には例えばメトキ シ、ニドキシ、n−プロポキシ、t−ブトキシおよびペンチルオキシが含まれる 。
1〜6個の炭素原子を有する「アルキルチオ」なる用語はアルキル部分が直鎖ま たは分枝鎖である01−6−アルキル−8−基を意味する。
5−または6−員の単環式または縮合二環式複素環は少なくとも1個の環に少な くとも1〜4個のへテロ原子例えば窒素、酸素、硫黄もしくはこれらの組合せを 含有する単環式または縮合二環式芳香環である。このような複素環基には例えば チェニル、ベンゾチェニル、フラニル、ベンゾフラニル、ピリジル、ピリミジニ ル、ピリダジニル、ピラジニル、ピロリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、オキ サシリル、イソオキサシリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、イミ ダゾリル、ベンゾチアゾリル、インドリル、キノリニル、イソキノリニルまたは 窒素原子を含有する複素環のN−オキシドが含まれる。
さらに詳しくは、このような複素環は2−または3−チェニル;2−または3− フラニル;2−13−または4−ピリジル:2−13−または4−ピリジル−N −オキシド:2−14−または5−ピリミジニル、3−または4−ピリダジニル :2−ピラジニル:2−ピラジニル−N−オキシド、2−または3−ピロリル; 3−14−または5−ピラゾリル、2−14−または5−チアゾリル:3〜.4 −または5−イソオキサシリル;2−14−または5−オキサシリル:3−14 −または5−イツチアゾリル:5−テトラゾリル:3−または5−(1,2,4 −) F−リアゾリル:4−または5− (1,2,3−)トリアゾリル:2− 14−または5−イミダゾリル:2−13−14−15−16−または7−イン ドリル:2−13−14−15−16−17−または8−キノリニル;1−13 −14−15−16−17−または8−イソキノリニル:2−14−15−16 −または7−ペンゾチアジンル:あるいは2−13−14−15−16−または 7−ベンゾチェニルであってよい。
本発明の好ましい化合物はl?、およびR2の一方が置換フェニルである化合物 であり、またR1が水素であり、そしてR2が2,6−位でジ置換されたフェニ ルである化合物がより好ましい。Roが水素であり、R1が2.6−位で、ジ置 換されたフェニルであり、モしてR3がフェニル、置換フェニルまたは1〜20 個の炭素原子を有し、飽和したもしくは1〜3個の2重結合を含む直鎖もしくは 分枝鎖状炭化水素鎖である化合物がより好ましい。
式Iの化合物の薬学的に許容しうる塩もまた本発明の範囲に含まれる。
塩基塩は式1の化合物からこれを1当量の適当な非毒性の薬学的に許容しつる塩 基と反応させ、次いで反応に使用した溶媒を蒸発させ、そして必要に応じて塩の 再結晶を行なうことによって生成させることができる。式Iの化合物は塩基塩か らこの塩を臭化水素酸、塩酸または酢酸のような適当な酸の水溶液と反応させる ことによって再生することができる。
本発明の化合物の塩基塩を生成するのに適した塩基には、トリエチルアミンもし くはジブチルアミンのようなアミン、またはアルカリ金属塩基およびアルカリ土 類金属塩基が含まれる。塩生成剤として好ましいアルカリ金属水酸化物およびア ルカリ土類金属水酸化物はリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムまた はカルシウムの水酸化物である。非毒性の薬学的に許容しつる塩の生成に適した 塩基群は薬品製造分野の当業者に良(知られている。例えば、5tephen  N、BergeらのJ、Pharm。
Sci、16. 1〜19 (1977年)を参照されたい。
塩基性基を含有する本発明の化合物の酸塩を生成するのに適した酸には、酢酸、 安息香酸、ベンゼンスルホン酸、酒石酸、臭化水素酸、塩酸、クエン酸、フマル 酸、グルコン酸、グルクロン酸、グルタミン酸、乳酸、リンゴ酸、マレイン酸、 メタンスルホン酸、パモ酸(Pamoicacid) 、サリチル酸、ステアリ ン酸、コハク酸、硫酸および酒石酸が含まれるが、必ずしもこれらに限定されな い。酸付加塩は当該技術分野において良く知られている方法により生成される。
本発明の特定の化合物はまた、化合物中に不斉中心が存在するため種々の立体異 性体形態で存在しつる。本発明はすべての立体異性体形態の化合物およびこれら の混合物(例えばラセミ混合物)を包含する。所望ならば、個々の立体異性体は 例えばキラルクロマトグラフイーカラムでの立体異性体の分離のような当該技術 分野において公知の方法により得ることができる。
さらに、本発明の化合物は非溶媒和形態および水、エタノールなどのような薬学 的に許容しつる溶媒との溶媒和形態で存在しつる。一般に、本発明の目的におい て溶媒和形態は非溶媒和形態と等価であると考えられる。
下記の表1に掲げたデータかられかるように、本発明の化合物は酵素アシル−C oA :コレステロールアシルトランスフエラーゼ(ACAT)の強力な阻害剤 であり、そのためエステル化および腸の細胞壁を横切るコレステロールの輸送を 阻害するのに有効である。したがつて、本発明の化合物は高コレステロール血症 またはアテローム性動脈硬化の治療のための医薬製剤に有用である。
本発明の代表的化合物のACATを阻害する能力はF、 J。
FieldおよびR,G、5aloneのBiochesica et Bio physica712 : 557〜570(1982年)により詳しく記載さ れているインビトロ試験を用いて測定した。この試験はラビットの腸ミクロソー ムを含む組織標本において放射性標識オレイン酸から生成した放射性標識コレス テロールオレエートの量を測定することにより、供試化合物のオレイン酸による コレステロールのアシル化を阻害する能力を評価するものである。
表1にIC,、値、すなわち酵素の活性を50%阻害するのに必要な供試化合物 の濃度として表わされるデータを示す。
表 1 ■^■ 八PCCという名称のインビボスクリーニングにおいて、雄のSprague− Davleyラット(200〜225g)をランダムに処置群に分割し、ビヒク ル(CMC/ツイーン)またはビヒクル中における化合物の懸濁液(30厘g/  JZ9)を午後4時に投与した。次に、通常の食物の食餌を0.5%のコール 酸を含んだ高脂肪、高コレステロールの食餌に換えた。
ラットにこの食餌を夜の間自由に取らせ、午前8時に致死させ、そして標準法を 用いるコレステロール分析のだめの血液試料を採取した。同じビヒクルについて 平均コレステロール値間の統計的な差を分散分析、次いでフィッシャー最下位試 験を用いて測定した。本発明の代表的化合物についてのこの試験の結果を表2に 示す。
表 2 高コレステロール血症またはアテローム性動脈硬化の治療剤としての治療上の使 用において、式Iの化合物またはその薬学的に許容しつる塩は1日あたり250 〜3.000肩9の投与量で患者に投与される。体重が約70byの普通の成人 においては、1日あたり5〜40mq/ha体重の投与量となる。しかしながら 、使用する特定の投与量は患者の必要、治療する症状の程度および使用する化合 物の活性に応じて変えてもよい。特定の状況についての最適投与量の決定は当業 者に委ねられる。
本発明の化合物から医薬組成物を製造するため、不活性の薬学的に許容しうる担 体は固体または液体の何れであってもよい。固体形態の製剤には散剤、錠剤、分 散性顆粒剤、カプセル剤およびカシェ剤が含まれる。
固体状の担体は希釈剤、芳香剤、可溶化剤、潤滑剤、懸濁化剤、結合剤または錠 剤崩壊剤としても作用する1種以上の物質であってよく、またカプセル封入物質 であってよい。
散剤において、担体は微粉状の活性成分と混合される微粉状の固体である。錠剤 において、活性成分は必要な結合特性を有する担体と適当な割合で混合され、所 望の形状およびサイズに圧縮される。
散剤および錠剤は好ましくは約5〜70重量%の活性成分を含有する。好適な担 体はマグネシウムジカーボネート、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ラクト ース、糖、ペクチン、デキストリン、スターチ、トラガカント、メチルセルロー ス、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、低融点ろう、カカオ脂などである 。
「製剤」なる用語は活性成分が(他の担体を含んで、または含まず)担体により 取り囲まれ、それによりこれと混合されるカプセル剤を与える、活性化合物のカ プセル封入物質を担体として用いた製剤化を包含するものである。同様に、カシ ェ剤もまた包含される。
錠剤、散剤、カシェ剤およびカプセル剤は経口投与に適した固体状の投与形態と して使用することができる。
液状形態の製剤には経口投与に適した液剤、懸濁剤または乳剤が含まれる。経口 投与用水性液剤は活性化合物を水に溶解し、そして所望により適当な芳香剤、着 色剤、安定剤および濃稠化剤を加えることにより製造できる。
経口投与用水性懸濁剤は微粉状の活性成分を天然または合成ゴム、樹脂、メチル セルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロースおよび薬品製造分野におい て公知の他の懸濁化剤のような粘性物質とともに水に分散することにより製造で きる。
好ましくは、医薬製剤は単位投与形態である。このような形態において、製剤は 適当な量の活性成分を含有する単位投与量に分割される。単位投与形態は個別量 の製剤を含有する包装製剤、例えば小包錠剤、カプセル剤およびバイアルまたは アンプル中の散剤であってよい。単位形態はまた、カプセル剤、カシェ剤または 錠剤そのものであってよく、あるいは適当な数のこれらの包装形態であってよい 。
一般式■の化合物は一般的にチャートI (ここで、R1、R2およびR3は式 Iで定義された通りである)で示されるようにして製造される。
式NIIR+R2のアミンをクロロスルホニルイソシアネートとEt、01TH F、 CI、C/のような適当な有機溶媒中、0℃以下で反応させる。得られる クロロスルホニル尿素は単離またはその場で使用することができる。これを式R 8011のアルコールとトリエチルアミンのような酸スカベンジヤーの存在下で 反応させて所望のオキシスルホニル尿素を得る。これらは適当な金属またはアミ ン塩基と反応させることによりこれらの塩基付加塩に変換することができる。R が水素以外のものである式Tの化合物は塩基塩を式R−1(式中、Rは上記で定 義された通りで水素以外のものであり、そして■は沃素である)の適当なアルキ ル化剤を用いてアルキル化することにより製造される。
アミンNHR+RzおよびアルコールR,OHは当該技術分野において知られた ものであり、または当該技術分野において一般に知られている方法により製造さ れる。
次の実施例は本発明の化合物の製造をさらに説明するものである。
実施例 1 ヘキシル[[(2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニ ル〕スルファメートの合成80認lのTIIF中における(((2,6−ビス( 1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スルファモイルクロライド (5,h、15.7 ミリモル)の溶液をN2雰囲気下、室温で150冨lのT HP中におけるn−ヘキサノール(1,60g、15.7ミリモル)および過剰 のトリエチルアミン(〜3m1)の溶液に滴加した。これを16時間撹拌し、次 いで真空濃縮した。残留物を1NFIC1およびEtO^Cに分配し、そして有 機層をMg5O,で乾燥し、濾過し、そして蒸発させて油状の淡褐色の固体を得 た。
アセトン/ヘキサン(9: 1)で摩砕して1.56 gの表題化合物を白色の 固体として得た。融点148〜151℃実施例 2 オクタデシル[([2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カル ボニル〕スルファメート実施例1の一般的な操作においてn−ヘキサノールを適 当な量のn−オクタデカノールに置き換えて表題化合物を得た。融点95〜98 ℃ 実施例 3 ドデシル[((2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニ ル〕スルファメート 実施例1の一般的な操作においてn−ヘキサノールを適当な量のn−ドデカノー ルに置き換えて表題化合物を得た。融点112〜115℃ 実施例 4 (([2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スル ファモイルクロライドの合成15(1+JのEt20中における2、6〜ジイソ プロピルアニリン(30,h、0.169モル)の溶液をN2雰囲気下、−15 ℃(アセトン/氷浴)で10(blのEt、0中におけるN−クロロスルホニル イソシアネート(14,73i+J、 0.169モル)の溶液に滴加した。得 られたオフホワイト色の懸濁液を一15℃で1時間撹拌し、そして固体を真空濾 過によって集めた。固体をヘキサンで洗浄し、そして空気乾燥して53.79q  (99%)の表題化合物を白色の固体として得た。融点1.30〜134℃ 実施例 5 デシル(((2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニル 〕スルファメート 実施例1の一般的な操作においてn−ヘキサノールを適当な量のn−デシルアル コールに置き換えて表題化合物を得た。融点133〜135℃ 実施例 6 (±)l−メチルヘプチル[[[2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕 アミノ〕カルボニル]スルファメート実施例1の一般的な操作においてn−ヘキ サノールを適当な量のn−オクタツールに置き換えて表題化合物を得た。融点1 09〜113℃ 実施例 7 2.6−ビス(1−メチルエチル)フェニル(([2,6−ビス(1−メチルエ チル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スルファメート 実施例1の一般的な操作においてn−ヘキサノールを適当な量の2.6−ジイツ プロビルフエノールに置き換えて表題化合物を得た。融点186〜189℃実施 例 8 (±)1−メチルトリデシル[[[2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル ]アミノ]カルボニル〕スルファメート実施例1の一般的な操作においてn−ヘ キサノールを適当な量の2−ドデカノールに置き換えて表題化合物を得た。融点 1.10〜112℃ n−ヘキサノールを適当なアルコールに置き換えることを除いて実施例1の一般 的な操作に従って、次の化合物を製造することができる: 1−メチルトリデシル([[2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミ ノ〕カルボニル〕スルファメート、2.6−シメチルフエニル[[[2,6−ビ ス(1−メチルエチル)フェニル]アミノ]カルボニル]スルファメート、2. 6−シメトキシフエニル[[(2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル]ア ミノ〕カルボニル〕スルファメート、2.4.6− )リメトキシフェニル([ 〔2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スルファ メート、 フェニルCCC2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニ ル〕スルファメート、2.4−ジフルオロフェニル[[[2,6−ビス(1−メ チルエチル)フェニル]アミノ]カルボニル〕スルファメート、2.6−ジフル オロフェニル[([2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル]アミノ]カル ボニルJスルファメート、2.6−ビス(1,l−ジメチルエチル)フェニル( [[2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル]アミノ〕カルボニル〕スルフ ァメート、 2.6−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−メチルフェニル[[[2,6− ビス(1−メチルエチル)フェニルゴアミノ]カルボニル〕スルファメート、お よび2.6−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−メトキシフェニル[((2 ,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル]アミノ〕カルボニル〕スルファメー ト。
実施例 9 ドデシル(((2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニ ル〕スルファメートナトリウム塩の合75m1のTHF中におけるドデシル[[ [2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スルファ メート(2,85g、6.08ミリモル)の溶液を窒素雰囲気下、0℃で25y ilのTtlF中における水素化ナトリウム(0,24g、鉱油中における60 %分散液、6.08ミリモル)の懸濁液に滴加した。得られた溶液を0℃で2時 間撹拌し、真空濃縮し、そして残留物を熱ヘキサンに取り、濾過した。濾液を濃 縮して2.629のオフホワイト色の泡状物を得た。1HNMR(CD(J’3 ) α7.09(bs、1■)、7.05〜7.03(m、 3H)、3.83 (m、 2H)、3.22(m、 21)、1.53(m、 211)、1.2 4(bs、 18■)、1..10(d、 12H)、0.85(t、 3■) 。
実施例 10 ドデシル(([2,6−ビス(1−メチルエチル)フェニル]メチルアミノ〕カ ルボニル〕スルファメートの合成1.8−ジアザビンクロ(5,4,0)ウンデ カ−7−エンをアセトニトリル中におけるドデシル([(2,6−ビス(1−メ チルエチル)フェニル]アミノ〕カルボニル〕スルファメートおよび沃化メチル の溶液に滴加した。得られた溶液を室温で16時間撹拌した。化合物を酢酸エチ ルで希釈して単離し、そして1.N HCIで洗浄し、次いでクロマトグラフィ ーによって表題化合物を得た。
チャート! 国際調査報告 一■per/mA/1101−m−I−m 1111−116a91 allF 国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,S 識別記号 庁内整理番号C07D 211/1 6 9165−4C213/40 6701−4C 2171007431−4C 231/40 7431−4C 2611089283−4C 261/14 9283−4C 263/32 9283−4C 263/48 9283−4C 295/20 A 6701−4C Z 6701−4C 307/14 7252−4C 333/20 7252−4C (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、NL、SE)、 AU、 CA、 JP I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、Rは水素、1〜8個の炭素原 子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキルまたはベンジルであり;R1およびR 2はそれぞれ、 (a)水素、 (b)基、−(CH2)t−CR4R5−(CH2)wR6(式中、tは0〜4 であり;wは0〜4であるが、但し、tおよびwの合計は5以下であり;R4お よびR5は独立して水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルから選択さ れ、あるいはR4が水素の時、R5はR6について定義された基から選択するこ とができ;そしてR6はフェニルまたは1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしく は分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコ キシ、フェノキシ、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメ チル、−COOH、COOアルキル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原子を有 する)もしくは(CH2)q−NR7R8(ここでR7およびR8は独立して水 素または1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり、そしてqは0または1で ある)から選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルである); (c)1〜20個の炭素原子を有し、飽和したまたは1〜3個の2重結合を含む 直鎖もしくは分枝鎖状炭化水素鎖; (d)1〜6個の炭素原子を有し、末端炭素がヒドロキシ、−NR7R8(ここ でR7およびR8は上記で定義された通りである)または−COOアルキル(こ こでアルキルは直鎖もしくは分枝鎖状であり、1〜4個の炭素原子を有する)で 置換されたアルキル基; (e)−(CH2)pQ(式中、pは0〜3であり、そしてQは少なくとも1個 の環上に少なくとも1〜4個の窒素、酸素もしくは硫黄原子を含む5−または6 −員の単環式もしくは縮合二環式複素環である);(f)フェニル、または1〜 6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を 有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もし くは分枝鎖状アルキルチオ、(CH2)q−NR7R8(ここでR7、R8およ びqは上記で定義された通りである)、ヒドロキシ、ニトロ、塩素、フッ素、臭 素もしくはトリフルオロメチルから選択される1〜3個の置換基で置換されたフ ェニルであり;または (g)NR1R2は一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノまたはピ ペラジノ(それぞれ未置換であるか、またはベンズヒドリル、1〜6個の炭素原 子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、フェニル、ベンジル、置換フェニル もしくは置換ベンジル(ここで置換基は1〜3個であり、芳香環の2〜6位の何 れかに位置することができ、そして1〜4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分 枝鎖状アルキル、1〜4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ 、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチルもしくはニトロから選 択される)から選択される1個の置換基で置換される)から選択される単環式複 素環基を形成し; R3は(a)の未置換の、またはフェニル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖も しくは分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状ア ルコキシ、フェノキシ、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオ ロメチル、−COOH、−COOアルキル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原 子を有し、直鎖または分枝鎖状である)、−(CH2)sNR9R10(ここで sは0または1であり、そしてR9およびR10はそれぞれ水素または1〜4個 の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル基から選択される)から選 択される1〜3個の置換基で置換されたフェニル;(b)未置換のまたはフェニ ル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭 素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ、ヒドロキシ、フェノキシ、フ ッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメチル、−COOH、−COOアルキ ル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原子を有し、直鎖または分枝鎖状である) 、−(CH2)sNR9R10(ここでs、R9およびR10は上記で定義され た通りである)から選択される1〜3個の置換基で置換された1−または2−ナ フチル; (c)基、−(CH2)t−CR4R5−(CH2)w−R6(式中、t、w、 R4、R5およびR6は上記で定義された通りである);(d)−(CH2)p −Q(ここでpおよびQは上記で定義された通りである); (e)1〜20個の炭素原子を有し、飽和したまたは1〜3個の2重結合を有す る直鎖もしくは分枝鎖状炭化水素鎖;から選択されるが、但し、(i)R1およ びR2の両方が同時に水素であることはなく;(ii)R1およびR2がそれぞ れ−(CH2)t−CR4R5−(CH2)w−R6基である場合、R5は水素 または1〜6個の炭素原子を有するアルキルであり;そして(iii)次の場合 の化合物R1     R2 R3 Ph     H  4−ClPh Ph     H  2.6−ジCH3PhPh     H  −CH=CH 2 n−C4H9 H  −CH=CH2 は除外される〕を有する化合物およびその薬学的に許容しうる塩。 2.R1およびR2の1つが置換されたフェニルである請求項1記載の化合物。 3.R1およびR2の1つが2.6−位でジ置換されたフェニルである請求項2 記載の化合物。 4.R1が水素である請求項1記載の化合物。 5.R3がフェニルまたは置換されたフェニルである請求項4記載の化合物。 6.R2が置換されたフェニルである請求項5記載の化合物。 7.R2が2.6−位でジ置換されたフェニルである請求項6記載の化合物。 8.R3が2.6−位でジ置換されたフェニルである請求項7記載の化合物。 9.R2が置換されたフェニルであり、そしてR3が1〜20個の炭素原子を有 し、飽和したもしくは1〜3個の2重結合を有する直鎖もしくは分枝鎖状炭化水 素鎖である請求項4記載の化合物。 10.ヘキシル〔〔〔2.6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カ ルボニル〕スルファメート、オクタデシル〔〔〔2.6−ビス(1−メチルエチ ル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スルファメート、ドデシル−N−〔〔〔2 .6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スルファメー ト、デシル〔〔〔2.6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボ ニル〕スルファメート、(±)1−メチルヘプチル〔〔〔2.6−ビス(1−メ チルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スルファメート、 2.6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〔〔〔2.6−ビス(1−メチルエ チル)フェニル〕アミノ〕カルボニル〕スルファメート、 (±)1−メチルウンデシル〔〔〔2.6−ビス(1−メチルエチル)フェニル 〕アミノ〕カルボニル〕スルファメート、および ドデシル〔〔〔2.6−ビス(1−メチルエチル)フェニル〕アミノ〕カルボニ ル〕スルファメートナトリウム塩である請求項1記載の化合物。 11.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは水素、1〜8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル またはベンジルであり;R1およびR2はそれぞれ、 (a)水素、 (b)基、−(CH2)t−CR4R5−(CH2)w−R6(式中、tは0〜 4であり;wは0〜4であるが、但し、tおよびwの合計は5以下であり;R4 およびR5は独立して水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルから選択 され、あるいはR4が水素の時、R5はR6について定義された基から選択する ことができ;そしてR6はフェニル、または1〜6個の炭素原子を有する直鎖も しくは分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状ア ルコキシ、フェノキシ、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオ ロメチル、−COOH、COOアルキル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原子 を有する)もしくは(CH2)q−NR7R8(ここでR7およびR8は独立し て水素または1〜4個の炭素原子を有するアルキルであり、そしてqは0または 1である)から選択される1〜3個の置換基で置換されたフェニルである); (c)1〜20個の炭素原子を有し、飽和したまたは1〜3個の2重結合を含む 直鎖もしくは分枝鎖状炭化水素鎖; (d)1〜6個の炭素原子を有し、末端炭素がヒドロキシ、−NR7R8(ここ でR7およびR8は上記で定義された通りである)または−COOアルキル(こ こでアルキルは直鎖もしくは分枝鎖状であり、1〜4個の炭素原子を有する)で 置換されたアルキル基; (e)−(CH2)pQ(式中、pは0〜3であり、そしてQは少なくとも1個 の環上に少なくとも1〜4個の窒素、酸素もしくは硫黄原子を含む5−または6 −員の単環式もしくは縮合二環式複素環である);(f)フェニル、または1〜 6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を 有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もし くは分枝鎖状アルキルチオ、(CH2)q−NR7R8(ここでR7、R8およ びqは上記で定義された通りである)、ヒドロキシ、ニトロ、塩素、フッ素、臭 素もしくはトリフルオロメチルから選択される1〜3個の置換基で置換されたフ ェニルであり;または (g)NR1R2は一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノまたはピ ペラジノ(それぞれ未置換であるか、またはベンズヒドリル、1〜6個の炭素原 子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、フェニル、ベンジル、置換フェニル もしくは置換ベンジル(ここで置換基は1〜3個であり、芳香環の2〜6位の何 れかに位置することができ、そして1〜4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分 枝鎖状アルキル、1〜4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ 、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチルもしくはニトロから選 択される)から選択される1個の置換基で置換される)から選択される単環式複 素環基を形成し; R3は(a)の未置換の、またはフェニル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖も しくは分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状ア ルコキシ、フェノキシ、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオ ロメチル、−COOH、−COOアルキル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原 子を有し、直鎖または分枝鎖状である)、−(CH2)sNR9R10(ここで sは0または1であり、そしてR9およびR10はそれぞれ水素または1〜4個 の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル基から選択される)から選 択される1〜3個の置換基で置換されたフェニル;(b)未置換のまたはフェニ ル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭 素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状アルコキシ、ヒドロキシ、フェノキシ、フ ッ素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメチル、−COOH、−COOアルキ ル(ここでアルキルは1〜4個の炭素原子を有し、直鎖または分枝鎖状である) 、−(CH2)pNR9R10(ここでp、R9およびR10は上記で定義され た通りである)から選択される1〜3個の置換基で置換された1−または2−ナ フチル; (c)基、−(CH2)t−CR4R5−(CH2)w−R6(式中、t、w、 R4、R5およびR6は上記で定義された通りである);(d)−(CH2)p −Q(ここでpおよびQは上記で定義された通りである); (e)1〜20個の炭素原子を有し、飽和したまたは1〜3個の2重結合を有す る直鎖もしくは分枝鎖状炭化水素鎖;から選択されるが、但し、(i)R1およ びR2の両方が同時に水素であることはなく;(ii)R1およびR2がそれぞ れ、基−(CH2)t−CR4R5−(CH2)w−R6である場合、R5は水 素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルである〕 を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩を含有する医薬組成物。 12.請求項11記載の組成物の有効量を患者に投与することからなる、高コレ ステロール血症を治療し、血中コレステロールを低下させる方法。 13.式NHR1R2(式中、R1およびR2は請求項1で定義した通りである )のアミンをクロロスルホニルイソシアネートと適当な溶媒中で反応させ、次い で得られるクロロスルホニル尿素を式R3OH(式中、R3は請求項1で定義し た通りである)のアルコールと酸スカベンジャーの存在下で反応させ、そして薬 学的に許容しうる塩が所望ならば得られた生成物を適当な金属またはアミン塩基 と反応させ、またRが水素以外のものである請求項1記載の化合物が所望ならば この塩基塩を式R−Iのアルキル化剤と反応させることからなる、請求項1記載 の化合物の製造法。
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