JPH0650130Y2 - 噴射弁のノズルボディ支持装置 - Google Patents

噴射弁のノズルボディ支持装置

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JPH0650130Y2
JPH0650130Y2 JP1986066034U JP6603486U JPH0650130Y2 JP H0650130 Y2 JPH0650130 Y2 JP H0650130Y2 JP 1986066034 U JP1986066034 U JP 1986066034U JP 6603486 U JP6603486 U JP 6603486U JP H0650130 Y2 JPH0650130 Y2 JP H0650130Y2
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充弘 増田
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株式会社ユニシアジェックス
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、噴射弁のノズルボディを支持するノズルボデ
ィ支持装置に関し、特に、ノズルボディに対して作業を
行なう作業装置との間での位置決めが容易で、かつ、ノ
ズルボディとニードルバルブとの挿入・引抜き動作を容
易に行えるようにした噴射弁のノズルボディ支持装置に
関する。
〈従来の技術〉 例えば、種々の作業装置間を移動して多工程にわたる作
業がなされるワークとして、内燃機関に用いられる燃料
噴射弁のノズルボディ等がある。前記燃料噴射弁は、第
34図に示すように、ノズルボディ1内のニードルバルブ
2をスプリング(図示せず)により図で左方に付勢し
て、ニードルバルブ2先端のシート部2aをノズルボディ
1のシート部1aに着座させる。
そして、電磁コイル(図示せず)の電磁吸引力によりニ
ードルバルブ2をその鍔部2bがノズルボディ1の後端面
に配設したストッパプレート3に当接する位置まで第34
図中右方にリフトさせる。
これにより、燃料は前記シート部1a,2aの間隙を通過し
た後ノズルボディ1の噴孔1bから噴射される。
ところで、内燃機関の燃料噴射弁では、その噴孔1bの径
によって燃料の噴射量を規定するようにしているので、
噴孔1bの加工に高い精度が要求されると共に、静的流量
を規格内に抑えることが必要である。
このため、従来は、燃料噴射弁の噴孔1bの一定条件下で
の静的流量を作業者が測定してから、その測定値に基づ
いて手作業にて規格値に近づけるように前記噴孔1bの径
をラップ加工により大きくする。
そして、ラップ後、洗浄してから再び静的流量を測定
し、規格内であるか否かを判断し、必要に応じ規格内と
なるまでこのような作業を繰返していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、所定の静的流量を確保するために手作業により
噴孔1bの径をラップ加工するものでは作業者の勘に頼っ
ているため、精度の高い加工が困難であり、かつ作業時
間が長くなり、その分コストも増大するという問題点が
あった。
そこで、前記ラップ加工、洗浄、静的流量測定等の多工
程にわたる作業を自動的に行うことが考えられるが、か
かる多工程の作業を自動化するためには、前工程から搬
送されてくるノズルボディと、次の作業を行う作業位置
との間の位置決めが正確になされる必要がある。このた
め、従来は、前記搬送精度、及び作業装置の設置精度等
を極めて高く維持することに努めて対応していたが、全
ての作業装置間で前記搬送精度、及び作業装置の設置精
度等を高く維持することは現実には困難を極めるもので
あった。
ところで、特開昭50−42476号には、2つのワークA,Bを
インロー式ないしロケートピン方式で位置決め組付けす
る装置において、ベッド12の上に固定支持されるパレッ
ト12aにワークAを支持する一方、ワークBを昇降台18
との間で水平面内遊動自由に把持する浮動台19を前記ワ
ークAに接近させて、前記浮動台19に設けられるロケー
トピン21aと前記ベッド12に設けられるガイド穴14aとを
係合させることにより、ワークAとワークBとの位置決
めを行いつつワークAとワークBとを組付けるようにし
て、前記前記搬送精度、及び作業装置の設置精度等を高
く維持することなく位置決めが行える自動組付け装置が
開示されている。
しかしながら、このものでは、多工程にわたってワーク
に対して作業を行う場合には、全ての作業装置について
複雑かつ大型の浮動台19を備える必要があり、作業装置
が高価となり、実質的には適用が困難であった。
さらに、前記浮動台19が、昇降台18により水平面内遊動
自由に支持される構成であるため、すなわち、ベッド12
上に支持されているワークAよりも上方に、前記浮動台
19が水平面内遊動自由に支持されているため、ワークA
に対して上方から押圧力を付勢するような作業装置に適
用した場合には、前記浮動台19がその押圧力を受けて上
方に移動してしまうという問題があり、これを対策する
ためには、別途、前記浮動台19が上方へ移動するのを防
止する移動防止装置を備えなければならないというもの
であった。
また、比較的嵌合精度の高いノズルボディとニードルバ
ルブの挿入・引抜き作業はカジリ等が発生し易く自動化
が困難で、従来は作業者の手作業によって行なわれてき
たが、当該挿入・引抜き作業を自動化して作業効率を向
上させる要求が強い。
本考案は、かかる実情に鑑みなされたもので、種々の作
業装置間を移動して多工程にわたる作業が行われる噴射
弁のノズルボディと、前記種々の作業を行なう各作業装
置と、の間の位置決めを容易に行なわせしめ、これによ
り多工程にわたる作業の自動化を容易にし、位置決め時
間の短縮を図り、なおかつ構成をも簡略化し、低コスト
・交換容易な噴射弁のノズルボディ支持装置であって、
なおかつ、嵌合精度の高いノズルボディとニードルバル
ブの挿入・引抜き作業等をカジリ等を発生させることな
く円滑に行なわせることができる噴射弁のノズルボディ
支持装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本考案にかかる噴射弁のノズルボディ支持装
置は、支持台と、支持台上に載置され、鍔部を有する噴
射弁の筒状ノズルボディを内筒部に挿入すると共に、前
記内筒部の段分に配設される弾性リングを介して、前記
ノズルボディの鍔部を支持するノズルボディ支持部材
と、からなり、前記ノズルボディ支持部材が、該ノズル
ボディ支持部材の内筒軸方向に接近して前記ノズルボデ
ィに対して作業を行なう作業装置の内筒軸方向に延びる
案内部と係合する被案内部を有し、前記案内部と被案内
部の少なくとも一方が、両者の係合を滑らかに案内する
導入案内面を有し、前記支持台が、前記ノズルボディ支
持部材が該支持台上を前記内筒軸方向に略直角な面内
で、前記案内部と被案内部との係合可能な範囲内を移動
自由に案内する案内面を有し、かつ、前記案内部と前記
被案内部とが、前記内筒軸方向に略直角な面内で前記ノ
ズルボディ支持部材が前記作業装置に対し微小移動可能
なように、所定量間隙を有して係合する構成とした。
〈作用〉 かかる構成により、支持台上に載置されノズルボディを
支持するノズルボディ支持部材に設けられる被案内部
と、ノズルボディに接近してノズルボディに対して作業
を行なう作業装置に設けられる案内部とが、前記案内部
と被案内部のいずれか一方に設けられた導入案内面に案
内されて係合する際に、前記支持台が、これに設けた案
内面により、前記案内部と被案内部との係合可能な範囲
内に前記ノズルボディ支持部材の移動を規制するので、
前記係合が確実に行われ、これによりノズルボディ搬送
精度のズレ、作業装置の設置位置のズレ等を吸引して、
前記ノズルボディ支持部材と前記作業装置間の位置決め
が、ある程度の精度をもって容易かつ確実に行なえると
共に、作業装置が前記内筒軸方向からノズルボディを押
圧可能となる。
さらに、ノズルボディ支持部材を、鍔部を有する噴射弁
の筒状ノズルボディを内筒部に挿入し、前記内筒部の段
部に配設される弾性リングを介して、前記ノズルボディ
の鍔部を支持する構成とし、かつ、前記ノズルボディ支
持部材が前記作業装置に対し所定量だけ前記内筒軸の略
直角方向へ微小移動可能なように、前記案内部と前記被
案内部とが所定量関係を有して係合する構成としたの
で、ノズルボディとニードルバルブの挿入・引抜き作業
において、挿入・引抜き方向が多少傾いても、ノズルボ
ディがこれに応動可能となり、以ってカジリ等を発生さ
せることなく、極めて簡単かつ安価な構成により、円滑
に挿入(或いは引抜き)作業を行なうことが可能にな
る。
〈実施例〉 以下に、本考案の一実施例を第1図〜第29図に基づいて
説明する。
まず、自動ラッピング装置の全体概要を第1図に基づい
て機能毎に分けて説明する。
第1図において、板状の第1固定テーブル11には円板状
の回転テーブル12がその軸回りに回転自由に取付けられ
ている。これを第2図に基づいて詳説すると、前記第1
固定テーブル11には貫通孔11aが形成され、この貫通孔1
1aを貫通して支持部材13が設けられている。この支持部
材13の上縁部には前記回転テーブル12が第1固定テーブ
ル11の上方に配設されて取付けられている。回転テーブ
ル12は第1固定テーブル11の下方に設けられた駆動装置
14により30°ずつ回転駆動される。
また、前記支持部材13の中央部を貫通して第2固定テー
ブル15が設けられている。
まず、自動ラッピング装置の各行程の装置を第1図に基
づいて簡単に説明する。
第1図中A部近傍には前記回転テーブル12の側方に設け
られたワークシュータ16から前記ニードルバルブ2が組
付けられたノズルボディ1を回転テーブル12上に設けら
れた本考案にかかる後述の第1フローティング装置Aに
搬入する後述の搬入装置が前記第2固定テーブル15上に
設けられている。
B部近傍には前記ノズルボディ1からニードルバルブ2
を外して回転テーブル12上の他方の第2フローティング
装置bに移動させる後述の分解装置が設けられている。
尚、ノズルボディ1は一方の第1フローティング装置A
に載置された状態に維持される。
C部近傍にはノズルボディ1の内部を洗浄する空気式の
洗浄装置が設けられている。
D部近傍にはノズルボディ1の噴孔1bをラップ剤により
ラッピングする後述のラッピング装置が設けられると共
にラップ剤を塗布する後述のラップ剤塗布装置が設けら
れている。
E部近傍にはラップ行程にて付着するラップ剤を洗い落
とすためにノズルボディ1を洗浄液により洗浄するスプ
レー式の洗浄装置が設けられている。この洗浄液はガソ
リン等の燃料と略同様な粘性を有する。
F及びG部近傍には前記ラップ加工等により発生するノ
ズルボディ1内のバリ(特に噴孔1bに連なるシート部1a
に発生する)を除去する後述のバリ取装置が設けられて
いる。
H部近傍にはノズルボディ1内外に付着するラップ剤等
を除去するためにノズルボディ1を洗浄するスプレー式
の洗浄装置が設けられている。
I部近傍にはノズルボディ1にニードルバルブ2を組付
ける前記分解装置と同様の組付装置が設けられている。
J部近傍にはノズルボディ1にニードルバルブ2を組付
けた状態でニードルバルブ2を従来例と同様にリフトさ
せて全開させ静的流量を測定する流量測定装置が設けら
れている。
K部近傍には静的流量を測定した結果目標流量の許容範
囲から外れたノズルボディ1及びニードルバルブ2を回
転テーブル12から第1固定テーブル11に設けられた第1
及び第2ストッカー17a,17bに搬出する第1搬出装置が
設けられている。
L部近傍には静的流量を測定した結果前記目標流量の許
容範囲に属したノズルボディ1及びニードルバルブ2を
回転テーブル12から第1回転テーブル11に設けられた第
3ストッカ18に搬出する第2搬出装置が設けられてい
る。
ここで、回転テーブル12には、ノズルボディ1を支持す
る第1フローティング装置A〜Lが12個略一定間隔で配
設され、それら第1フローティング装置A〜Lの内方に
これらと一対になってニードルバルブ2を支持する第2
フローティング装置a〜lが12個略一定間隔で配設され
ている。そして、回転テーブル12が30°ずつ回転駆動さ
れてノズルボディ1及びニードルバルブ2が対になって
前記各装置付近に移動するようになっている。尚、これ
以後は第1フローティング装置Aと第2フローティング
装置aを例にとり説明する。
次に各工程の装置を順に図面に基づいて説明する。
まず、第1及び第2フローティング装置A,aを第3図〜
第5図に基づいて説明すると、ノズルボディ1を支持す
る第1フローティング装置Aは第3図及び第4図に示す
ように構成される。すなわち、回転テーブル12に形成さ
れた孔12aには円筒状のガイド部材19が取付けられ、こ
のガイド部材19には、円筒状のノズルボディ支持部材20
がその下面20Bにより、ガイド部材19の上面19B上に水平
に支持されると共に、ガイド部材19の内周壁面19Aとノ
ズルボディ支持部材20の外周壁面20Aとの間に所定空隙
を持って嵌挿されている。
したがって、ノズルボディ支持部材20はガイド部材19に
その内筒部の軸線方向の直角方向(回転テーブル12の平
面内)に所定量移動自由に取り付けられることになる。
なお、該所定量は、すなわち前記所定空隙のことであっ
て、後述する作業装置に設けられるガイドピンと、ワー
ク支持部材に設けられるガイド挿入部材とが、例えばノ
ズルボディ把持装置32等に設けられる一対のガイドピン
25等と、ノズルボディ支持部材20やニードル支持部材26
に設けられるピン挿入部材24とが、接近するに伴って、
導入案内面に案内されて自ずと係合できる範囲に設定さ
れるものである。
ところで、前記導入案内面は、ガイドピン25等の先端部
をテーパ形状等の先細りにすることにより得られ、或い
はピン挿入部材24の係合開始部を実質的な係合部より大
きく形成することにより得られるものである。勿論、前
記ガイドピン25とピン挿入部材24の両方に該導入案内面
を設けて構わない。なお、ピン挿入部24とガイドピン25
とは、第4図、第5図等に示されるように、相互に当接
せず突き通されるように構成されている。従って、ピン
挿入部24にガイドピン25が挿入された状態においても、
ピン挿入部24の内径と、ガイドピン25の外径と、の間隙
によって、ノズルボディ1(即ち、ノズルボディ支持部
材20)が、搬入装置等に対して微小に水平方向に移動で
きるようになっている。
ここにおいて、後述する各ガイドピンが本考案にかかる
案内部、各ピン挿入部材が被案内部を構成している。
また、前記回転テーブル12および前記ガイド部材19が、
本考案にかかる支持台を構成しており、前記ガイド部材
19の上面19Bと内周壁面19Aとが、本考案にかかる案内面
を構成している。
ガイド部材19はブッシュ21を介してボルト22により回転
テーブル12に緊締され、またブッシュ21の外周部とブッ
シュ21が嵌挿される前記ノズルボディ支持部材20の孔20
a内壁とには所定量の間隙が形成されている。また、ノ
ズルボディ支持部材20はスプリング23の付勢力により前
記ガイド部材19に当接されている。なお、前記所定量の
間隙を、前記ガイドピン25等とピン挿入部材24とが、接
近するに伴き導入案内面に案内されて自ずと係合できる
範囲に設定しても、前記ノズルボディ支持部材20の下面
20Bと外周壁面20Aの場合と同様に、ノズルボディ支持部
材20をその内筒部の軸線方向の直角方向に所定量移動自
由に取り付けることができる。したがって、前記ガイド
部材19の上面19Bとブッシュ21の外周面とが、本考案に
かかる案内面を構成することもできる。また、第3図、
第4図に示すように、前記ノズルボディ支持部材20の鍔
部外周端に設けたL字部内周壁面を設けた場合には、前
記ガイド部材19の上面19Bとガイド部材19の外周端面と
についても、前述と同様のことがいえるのは勿論であ
る。
ノズルボディ支持部材20の鍔部には第4図に示すように
ガイド部材挿入部としての円筒状のピン挿入部材24が取
付けられ、これらピン挿入部材24には後述する搬入装置
及び分解装置等の一対のガイドピン25が挿入される。な
お、前記ガイドピン25は、前述したように先端部が先細
りとなるようなテーパ面が形成されており、かかるテー
パ面が、本考案にかかる導入案内面を構成している。ノ
ズルボディ支持部材20の内筒部にはノズルボディ1若し
くはニードルバルブ2が取付けられたノズルボディ1が
第4図に示すように嵌挿される。また、ノズルボディ支
持部材20の内筒部段部には弾性リングとしてのOリング
20bが取付けられ、Oリング20bにニードルバルブ1の鍔
部が当接しノズルボディ1はOリング20bを介してノズ
ルボディ支持部材20に支持される。ここで、ノズルボデ
ィ1はノズルボディ支持部材20の内筒軸と略直交する方
向に所定量移動できるようになっている。
また、ニードルバルブ2を支持する第2フローティング
装置aは、第5図に示すように構成されており、第1フ
ローティング装置Aとはニードルバルブ1が支持される
ニードル支持部材26の上端部形状が異なるのみで他の部
分は同一であるため、同一符号を付して説明を省略す
る。
次に搬入装置を第6図〜第9図に基づいて説明する。
第1固定テーブル11にはブラケット27を介して前記ワー
クシュータ16が取付けられ、このワークシュータ16は第
6図に示すように回転テーブル12側が低くなるように傾
斜されている。このワークシュータ16にはニードルバル
ブ2が組付けられたノズルボディ1を案内する案内溝28
が形成されている。
また、前記ブラケット27の上部には搬入装置が取付けら
れている。搬入装置には第6図に示すように前記ブラケ
ット27に揺動自由に懸架された棒状の支持部材29が設け
られている。この支持部材29には可動部材30が第6図中
上下方向に昇降自由に取付けられ、この可動部材30は昇
降用エアシリンダ31により昇降されるように構成されて
いる。
前記可動部材30にはワークシュータ16にストックされて
いるノズルボディ1を把持してニードルバルブ2と共に
第1フローティング装置Aに搬入するノズルボディ把持
装置32がブラケット33を介して取付けられている。ノズ
ルボディ把持装置32の下端部には第7図及び第8図に示
すように相互に対峙された一対の把持器34a,34bが設け
られ、これら把持器34a,34bはエアシリンダ35により開
閉駆動され前記ノズルボディ1を第8図に示すように把
持するようになっている。
また、ノズルボディ把持装置32には第9図に示すように
前記把持器34a,34bを挾むように一対のガイドピン25が
懸架され、これらのガイドピン25の下端部は前述の如く
第1フローティング装置Aのピン挿入部材24に第7図に
示すように挿入されるように構成される。このとき、一
対のガイドピン25が第1フローティング装置Aのピン挿
入部材24に挿入される際に、ノズルボディ支持部材20
が、ガイドピン25とピン挿入部24とが確実に係合できる
範囲内で、ガイド部材19上に移動自由に支持されている
ので、ピン挿入部材24の内周部がガイドピン25の先端部
に設けられた導入案内面に確実に接触することができ、
これに伴って前記ノズルボディ支持部材20が微小移動さ
れ、ガイドピン25とピン挿入部24とが確実に係合される
こととなる。
したがって、ノズルボディ把持装置32の一対の把持器34
a,34bに把持されているノズルボディ1と、前記ノズル
ボディ支持部材20との位置決めが確実になされて、ノズ
ルボディ1の前記ノズルボディ支持部材20への挿入が容
易に行えるようになる。また、その逆にノズルボディ1
を前記ノズルボディ支持部材20から引き抜く際には、ノ
ズルボディ1を把持し易くなる。
また、支持部材29,昇降用エアシリンダ31及び把持装置3
2等を前記ブラケット27の上端部を中心に揺動させる揺
動用エアシリンダ(図示せず)が設けられ、この揺動に
より把持装置32を前記ワークシュータ16の下端部上方に
移動(第6図中鎖線示)させると共に第1フローティン
グ装置Aの上方に移動させるように構成されている。
そして、第1フローティング装置Aにニードルバルブ2
と共にノズルボディ1が支持された状態で回転テーブル
12が30°回転されノズルボディ1及びニードルバルブ2
が分解装置の下方に移動される。
次に分解装置を第10図に基づいて説明する。尚、分解装
置と組付装置とは構造同様であるので、ここで分解装置
を説明し、組付装置の説明は省略する。
第1固定テーブル11にはブラケット36が立設され、ブラ
ケット36に分解装置が取付けられている。すなわち、ブ
ラケット36の上部には一対の横移動用ロッド部材37a,37
bが略水平でかつ相互に平行に差渡して設けられ、この
横移動用ロッド部材37a,37bには横移動用ブラケット38
が第10図中左右方向に移動自由に取付けられている。こ
の横移動用ブラケット38は前記ブラケット36に設けられ
た横移動用エアシリンダ39により第10図中左右方向に移
動するように構成されている。
また、横移動用ブラケット38には一対の縦移動用ロッド
部材40a,40bが略垂直でかつ相互に平行に差渡して設け
られ、これら縦移動用ロッド部材40a,40bには縦移動用
ブラケット41が第10図中上下方向に移動自由に取付けら
れている。この縦移動用ブラケット41は前記横移動用ブ
ラケット38に設けられた縦移動用エアシリンダ42により
第10図中左右方向に移動するように構成されている。
前記縦移動用ブラケット41にはブラケット43を介してニ
ードルバルブ把持装置44が取付られている。このニード
ルバルブ把持装置44は前記ノズルボディ把持装置32と略
同様に形成されている。すなわち、ニードルバルブ把持
装置44の下端部には第10図に示すように相互に対峙され
た一対の把持器45a,45bが設けられ、これら把持器45a,4
5bはエアシリンダ46により開閉駆動され前記ニードルバ
ルブ1を把持するようになっている。
また、ニードルバルブ把持装置44には前記把持器45a,45
bを挾むように一対のガイドピン25が懸架され、これら
のガイドピン25の下端部は前述の如く第1若しくは第2
フローティング装置A,aのピン挿入部材24に第5図に示
すように挿入されるように構成される。
そして、横移動用及び縦移動用エアシリンダ38,42とエ
アシリンダ46の操作により第1フローティング装置Aに
支持されたノズルボディ1からニードルバルブ2を抜出
した後、ニードルバルブ2を第2フローティング装置a
の支持部材26に搬送して載置するようになっている。こ
のとき、一対のガイドピン25が第1フローティング装置
Aのピン挿入部材24に挿入されると、ノズルボディ1が
ノズルボディ支持部材20と共に回転テーブル12の面内を
微小移動し、一対の把持器45a,45bの略中央部に位置さ
れ把持器45a,45bによりノズルボディ1を把持し易くな
る。尚、組付装置は逆にニードルバルブ2をノズルボデ
ィ1に装着してそれらを組付ける。しかも、ノズルボデ
ィ1からニードルバルブ2を引き抜く際や、ノズルボデ
ィ1にニードルバルブ2を挿入する際には、ノズルボデ
ィ1の鍔部をOリング20aを介して保持させることによ
り、ノズルボディ1をある程度傾動可能に、そして垂直
方向へある程度の弾力性を持たせて保持し、かつ、ピン
挿入部24の内径と、ガイドピン25の外径と、の間隙によ
って、ノズルボディ支持部材20を水平面内においても微
小移動できるようにしているので、その引抜き方向が多
少傾いていもノズルボディ1がこれに応じて微小に傾
動、水平移動、垂直移動して応動できるので、以ってカ
ジリ等を発生させることなく円滑に挿入或いは引抜き作
業を行なうことができる。
そして、第1フローティング装置Aにノズルボディ1が
支持される一方第2フローティング装置aにニードルバ
ルブ2が支持された状態で回転テーブル12が30°回転さ
れノズルボディ1及びニードルバルブ2が洗浄装置の下
方に移動される。
そして、洗浄装置(図示せず)によりノズルボディ1の
内部が空気洗浄される。
その後、第1フローティング装置Aにノズルボディ1が
支持されると共に第2フローティング装置aにニードル
バルブ2がフローティング支持された状態で回転テーブ
ル12が30°回転されノズルボディ1及びニードルバルブ
2がラッピング装置の下方に移動される。
次にラッピング装置及びラップ剤塗布装置を第11図〜第
15図に基づいて説明する。
まずラッピング装置を説明すると、第11図に示すよう
に、第1固定テーブル11に取付けられたブラケット47に
ラッピング装置は取付けられている。
すなわち、回転テーブル12に設けられた第1フローティ
ング装置Aの上方の前記ブラケット47には第1フローテ
ィング装置Aからノズルボディ1を抜取ると共にラッピ
ング作業中にノズルボディ1を保持する保持装置が設け
られている。
この保持装置は第12図に示すように前記ブラケット47に
取付けられた一対の支持部材48a,48bにピン49を介して
垂直面内を揺動自由に支持されている。この保持装置は
前記支持部材48aに取付けられた正逆回転可能なエアモ
ータ50によりギヤ51,52を介して揺動され略水平位置と
略垂直位置との間を90°回動されるようになっている。
保持装置には第12図に示すようにスイングアーム53が設
けられ、このスイングアーム53にはエアシリンダ54が取
付けられている。このエアシリンダ54のピストンロッド
先端部にはブラケット55が取付けられ、このブラケット
55の両端部には前記搬入装置等の把持装置と同様に一対
のガイドピン56a,56bが立設されている。また、前記ブ
ラケット55には先端ブラケットがノズルボディ1の内空
部に挿入されるワークシュー57が取付けられている。さ
らに、前記ブラケット55には前記搬入装置等の把持装置
と同様にノズルボディ1を把持する把持器58a,58bが設
けられ、これら把持器58a,58bはエアシリンダ(図示せ
ず)により開閉駆動されノズルボディ1を把持するよう
になっている。
また、前記ブラケット47には第12図に示すように保持装
置と後述のラッピング装置との間に位置させてガイド用
ブラケット59が立設され、このガイド用ブラケット59に
は前記ガイドピン56a,56bが挿入される一対のピン挿入
部材60a,60bが取付けられている。
そして、保持装置は前記エアモータ50によりピン49を中
心として回動されて略垂直位置に配され第1フローティ
ング装置Aの上方に持ち来された後エアシリンダの操作
によりガイドピン56a,56b及びワークシュー57が第11図
中移動され、ガイドピン56a,56bの先端部が第1フロー
ティング装置Aのピン挿入部材24に挿入されると共にワ
ークシュー57の先端部が第1フローティング装置Aに支
持されているノズルボディ1内空部に挿入され、ノズル
ボディ1を把持器58a,58bが把持する。このとき、一対
のガイドピン56a,56bが第1フローティング装置Aのピ
ン挿入部材24に挿入されると、ノズルボディ1がノズル
ボディ支持部材20と共に回転テーブル12の面内を微小移
動し、一対の把持器58a,58bの略中央部に位置され把持
器58a,58bによりノズルボディ1を把持し易くなる。
その後、ガイドピン56a,56b及びワークシュー57が第11
図中上動された後前記エアモータ50によりピン49を中心
として90°回動されて略水平位置に配設される。そし
て、エアシリンダの操作によりガイドピン56a,56b及び
ワークシュー57を第12図中左方に移動させガイドピン56
a,56bがピン挿入部材60a,60bに挿入されると共にノズル
ボディ1の噴孔1bの開口部がラッピング装置に向くよう
に配設されノズルボディ1が位置決めされる。
そして、ノズルボディ1が位置決めされた後には把持器
58a,58bはノズルボディ1の把持を解除する。
さらに、ノズルボディ1が位置決めされたときには第11
図に示すようにノズルボディ1の外周壁にはOリング61
が当接するようになっている。このOリング61はロータ
62の外周部に取付けられている。このロータ62にはギヤ
(図示せず)を介してエアモータ63の回転力が伝達さ
れ、この回転力によりノズルボディ1がワークシュー57
を中心として回転されるようになっている。
次にラッピング装置を説明する。
ラッピング装置には第11図に示すように前記ブラケット
47に固定された支持装置64が略水平に設けられ、この支
持装置64にはラップスピンドル65を支持するためのラッ
プギヤ66が回転自由に取付けられている。このラップギ
ヤ66の周壁には4つのラップスピンドル65が軸方向移動
自由でかつ回転自由でさらにその回転軸が略水平に取付
けられている。これらラップスピンドル65の先端にはピ
アノ線からなるラップ部材としてのラップ棒67が着脱自
由に取付けられている。
前記ブラケット47にはラップギヤ66を支持装置64の軸心
を中心に回転させるためにエアモータ68が設けられ、こ
のエアモータ68の回転軸に取付けられたギヤ69が前記ラ
ップギヤ66に噛合されている。そして、エアモータ68に
よりラップギヤ66を回転させ前記ラップ棒67の一つを位
置決めされた前記ノズルボディ1の軸心と略一致させ
る。
また、前記ラップギヤ66の側壁には4つの偏心カム70が
前記ラップスピンドル65の近傍に位置させて取付けられ
ている。一方、前記ブラケット47の上部には昇降用エア
シリンダ71が取付けられ、このエアシリンダ71のピスト
ンロッド下端部にはノッチ部材72が取付けられている。
このノッチ部材72は第13図に示すように下端部に逆Vノ
ッチ状の凹部72aが形成され、この凹部72aの両端面が前
記偏心カム70の外周壁に当接するようになっている。し
たがって、偏心カム70を第13図中破線で示す位置まで回
転させた後前記凹部72aの両端面が共に偏心カム70の外
周壁に当接するようにエアシリンダ71によりノッチ部材
72を下動させるとラップギヤ66がその軸心を中心に所定
量回動されラップ棒67の軸心が例えばA位置からB位置
まで移動する。このようにしてラップスピンドル65及び
ラップ棒67もその移動に従って移動しラップ棒67をノズ
ルボディ1の噴孔1bに一定圧力で当接させる。
また、ブラケット47にはラップスピンドル65及びラップ
棒67を回転駆動するエアモータ73が水平方向に移動自由
に取付けられ、このエアモータ73の回転軸先端にはフリ
クション部材74が取付けられている。エアモータ73は図
示しないエアシリンダにより第11図中左右方向に移動さ
れる。また、前記各ラップスピンドル65の後端部には前
記フリクション部材74に当接するフリクション部材75が
取付けられている。
そして、エアモータ73を第11図中右方に移動させ、その
フリクション部材74を位置決めされたノズルボディ1に
対向するラップスピンドル65のフリクション部材75に当
接させ、さらにラップスピンドル65をラップ棒67と共に
第11図中右方に移動させラップ棒67をノズルボディ1の
噴孔1bに進入させる。そして、ラップ棒67を回転させ前
記噴孔1bをラップ加工する。尚、ラップスピンドル65に
はラップスピンドル65をエアモータ73に向かって付勢す
るリターンスプリング65aが設けられている。
このラップ加工時にラップ棒67にラップ剤を塗布するラ
ップ剤塗布装置を第12図及び第14図〜第16図に基づいて
説明する。
前記第1固定テーブル11には練状のラップ剤を貯留する
ラップ皿76がその中央部を中心として回転自由に設けら
れ、このラップ皿76の下部にはギヤ77が取付けられてい
る。このギヤ77には送り爪78が噛合されるようになって
いる。この送り爪78はL状に折曲形成された揺動部材79
の一端に取付けられ、揺動部材79の折曲部は送り爪操作
用エアシリンダ80のピストンロッド先端部に揺動自由に
取付けられている。また、揺動部材79の他端側は移動部
材81に揺動自由に取付けられている。また前記移動部材
81は前記エアシリンダ80のピストンロッドの移動方向と
同方向に移動自由に支持部材82に支持された一対のロッ
ド83に取付けられている。
そして、エアシリンダ80のピストンロッドが第16図中上
下方向に往復動すると、揺動部材79が揺動されて送り爪
78がギヤ77を回動させることによりラップ皿76を水平面
内を回動させる。具体的には前記ピストンロッドが第16
図中下動すると、揺動部材79は移動部材81の支持部を中
心に第16図中反時計方向に揺動され送り爪78とギヤ77と
の噛合が解除された状態で第16図中下動する。一方、ピ
ストンロッドが第16図中上動すると、揺動部材79は移動
部材81の支持部を中心に第16図中時計方向に回動され送
り爪78がギヤ77に噛合される。そして、それらが噛合さ
れた状態でピストンロッドが上動しラップ皿76が所定量
回動される。かかる操作を所定時間毎に行ってラップ皿
76に収納されている練状のラップ剤を移動させ、ラップ
皿76内のラップ剤を略均等に掬えるようにしている。
また、ラップ皿76の上方にはラップ剤塗布装置本体が設
けられている。すなわち、ラップ剤塗布装置本体は第12
図に示すように前記ブラケット47に取付けられた一対の
支持部材84a,84bにピン85を介して垂直面内を揺動自由
に支持されている。このラップ剤塗布装置本体は前記支
持部材84aに取付けられた正逆回転可能なエアモータ86
によりギヤ87,88を介して揺動され略水平位置と略垂直
位置との間を90°回動されるようになっている。
ラップ剤塗布装置本体には第12図に示すように前記ピン
85を中心に垂直面内を揺動するガイド部材89が設けら
れ、このガイド部材89にはロッド部材90が摺動自由に取
付けられている。また、前記ガイド部材89には往復動用
エアシリンダ91が設けられ、このエアシリンダ91のピス
トンロッド先端部は前記ロッド部材90に取付けられてい
る。
前記ロッド部材90の先端部には弾性部材からなる板状の
ラップ剤塗布プレート92が垂直面内を揺動自由に取付け
られ、このラップ剤塗布プレート92はラップ剤塗布用エ
アシリンダ93により揺動されるように構成される。
そして、前記エアモータ86によりガイド部材89と共にラ
ップ剤塗布プレート92を前記ピン85を中心に揺動させ略
垂直位置に配設した後、前記往復動用エアシリンダ91に
よりラップ剤塗布プレート92を第14図中下動させその先
端部を前記ラップ皿76の回転軸から離れた位置のラップ
剤中に移動させる。そして、ラップ剤塗布プレート92に
ラップ剤を付着させた後、ラップ剤塗布プレート92を第
14図中上動させると共にエアモータ86により垂直面内を
揺動させる。これにより、ラップ剤塗布プレート92を第
14図に示すように略水平位置でかつ前記ラップ棒67の上
方に配する。
その後、ラップ剤塗布プレート92をラップ剤塗布用エア
シリンダ93により垂直面内を回動させると共に往復動用
エアシリンダ91により第14図中右方に移動させ、ラップ
剤塗布プレート92を前記ラップ棒67に所定の圧力で摺動
接触させてラップ剤を塗布する。
また、前記ラップ剤塗布装置本体と前記ラップ皿76との
間にはラップ剤塗布プレート92に付着する余分なラップ
剤を掻落とすラップ剤掻落装置が設けられている。
すなわち、第14図に示すように前記ブラケット47に取付
けられた固定用支持部材94には固定用スイーパ95が水平
状態に取付けられ、この固定用スイーパ95の先端部はヘ
ラ状に形成されている。一方、固定用スイーパ95に対向
するブラケット47には可動用支持部材96が取付けられ、
この可動用支持部材96には可動用スイーパ97が水平方向
に移動自由に取付けられている。この可動用スイーパ97
の先端部はヘラ状に形成され、その先端部は前記固定用
スイーパ95の先端部と所定の間隙を設けて配設される。
そして、それらの間隙を前記ラップ剤塗布プレート92が
通過することによりラップ剤塗布プレート92に付着する
余分なラップ剤が掻落とされラップ皿76内に落下するよ
うになっている。
前記可動用スイーパ97はラップ掻落用エアシリンダ98に
より水平移動され、前記間隙を調整できるようになって
いる。
このようにしてラップ加工されたノズルボディ1は第1
フローティング装置Aに戻された後、第1フローティン
グ装置Aにノズルボディ1が支持されると共に第2フロ
ーティング装置aにニードルバルブ2が支持された状態
で、それらを回転テーブル12が30°回転されてスプレー
式の洗浄装置の下方に移動させる。
そして、洗浄装置(図示せず)から流出する洗浄液によ
りノズルボディ1内のラップ剤等が洗浄される。
そして、洗浄されたノズルボディ1は第1フローティン
グ装置Aに戻された後、第1フローティング装置Aにノ
ズルボディ1が支持されると共に第2フローティング装
置aにニードルバルブ2が支持された状態で、それらを
回転テーブル12が30°回転されてバリ取装置の下方に移
動させる。
次にバリ取装置を第17図及び第18図に基づいて説明す
る。尚、バリ取装置は回転テーブル12の側方に30°毎に
二基設けられており、いずれか一方の装置を工具交換時
等に選択的に使用できるようにしてあり一方のバリ取装
置を説明する。
すなわち、前記第2固定テーブル15にはブラケット99が
取付けられ、このブラケット99にはガイド部材100が立
設されている。
このガイド部材100には可動部材101が第17図中上下方向
に移動自由に取付けられ、この可動部材101にはモータ
取付用ブラケット102とスピンドル取付用ブラケット103
が取付けられている。
スピンドル取付用ブラケット103にはバリ取用スピンド
ル104が回転自由にかつ垂直に取付けられ、このバリ取
用スピンドル104の下端部にはノズルボディ1内の噴孔1
bのバリを切除する丸棒状のバリ取棒105が取付けられて
いる。
前記モータ取付用ブラケット102には前記バリ取棒105を
バリ取用スピンドル104と共に回転駆動するエアモータ1
06が取付けられ、このエアモータ106の回転軸は継手107
を介して前記バリ取用スピンドル104に連接されてい
る。
また、スピンドル取付用ブラケット103の下端部には前
記ガイド部材100に第17図中上下方向に摺動自由に取付
けられた押圧用ブラケット108が取付けられている。こ
の押圧用ブラケット108の下端部には第17図に示すよう
にノズルボディ1の上部周縁部に接触しノズルボディ1
を第1フローティング装置Aのノズルボディ支持部材20
に向かってスプリング109の付勢力により押圧する押圧
部材110が取付けられている。また、押圧部材110の両側
方の押圧用ブラケット108の下端部には一対のガイドピ
ン111a,111bが設けられ、これらガイドピン111a,111bは
第18図に示すように第1フローティング装置Aのピン挿
入部材24に挿入される。
また、ブラケット99の上端部にはバリ取装置用エアシリ
ンダ112が取付けられ、このエアシリンダ112のピストン
ロッドは前記モータ取付用ブラケット102に取付けられ
ている。そして、エアシリンダ112の操作によりバリ取
用スピンドル104,バリ取棒105,エアモータ106,押圧部材
110及びガイドピン111a,111bを第17図中下方向に移動さ
せて、バリ取棒105をノズルボディ1内に進入させる。
このとき、一対のガイドピン111a,111bが第1フローテ
ィング装置Aのピン挿入部材24に挿入されると、ノズル
ボディ1の噴孔1bの軸(内筒部軸)とバリ取棒105の軸
とが略一致するようにノズルボディ1がノズルボディ支
持部材20と共に回転テーブル12の面内を微小移動する。
したがって、バリ取作業が容易となる。そして、バリ取
棒105の先端部でバリ取作業を行うようになっている。
また、バリ取作業終了後はそれは上動される。
このようにしてバリ取りされたノズルボディ1は第1フ
ローティング装置Aにノズルボディ1が支持されると共
に第2フローティング装置aにニードルバルブ2が支持
された状態で、それらを回転テーブル12が30°回転され
てスプレー式の洗浄装置に移動させる。
次にスプレー式洗浄装置を第19図及び第20図に基づいて
説明する。
前記第1固定テーブル11には円筒状の洗浄液排出部材11
3がガイド部材114を介して第19図中上下方向に摺動自由
に取付けられている。この洗浄液排出部材113の下部は
可動ロッド115に取付けられ、この可動ロッド115は第1
固定テーブル11に取付けられたブラケット116に第19図
中上下方向に摺動自由に取付けられている。また、前記
可動ロッド115の下端部は前記ブラケット116に取付けら
れた昇降用エアシリンダ117のピストンロッドに取付け
られている。
そして、エアシリンダ117の操作により洗浄液排出部材1
13を上動させてその上部開口周縁部を第19図に示すよう
に第1フローティング装置Aのガイド部材19を囲むよう
に回転テーブル11の下面にOリング118を介して当接さ
せる。
前記洗浄液排出部材113の下部には洗浄液排出用のパイ
プ119が接続され、また洗浄液排出部材113内にはスプレ
ーノズル120がノズルボディ1の噴孔に向けて洗浄液を
噴霧するように取付けられている。
一方、第2固定テーブル15にはブラケット121が取付け
られ、このブラケット121にはロッド部材122が略垂直で
かつ相互に平行に取付けられている。このロッド部材12
2には可動部材123が第19図中上下方向に摺動自由に取付
けられ、この可動部材123の上端部は前記ブラケット121
の上部に取付けられた昇降用エアシリンダ124のピスト
ンロッドに取付けられている。
前記可動部材123の下端部には円筒状のノズル部材125が
取付けられ、このノズル部材125の両側部には前記第1
フローティング装置Aのピン挿入部材24に挿入される一
対のガイドピン126a,126bが取付けられている。
そして、前記エアシリンダ124の操作によりノズル部材1
25を下動させてその下面を第19図に示すようにノズルボ
ディ1の上端面に所定の押圧力でOリング127を介して
当接させる。
そして、ノズル部材125のノズル部125aから洗浄液を流
出させてその洗浄液をノズルボディ1内を流通させた後
洗浄液排出部材113側に流出させノズルボディ1内を洗
浄する。このとき、前記スプレーノズル120からも、ノ
ズルボディ1の噴孔1bに向けて洗浄液を噴霧し噴孔1b付
近を洗浄する。
そして、洗浄されたノズルボディ1は第1フローティン
グ装置Aにノズルボディ1が支持されると共に第2フロ
ーティング装置aにニードルバルブ2が支持された状態
で、それらを回転テーブル12を30°回転させて組付装置
の下方に移動させる。
組付装置は前記分解装置と構造が同様であり、ここでは
その構造の説明を省略する。
ここでは、第2フローティング装置bに支持されている
ニードルバルブ2を把持しつつそのニードルバルブ2を
第1フローティング装置Aに支持されているノズルボデ
ィ1に上方から装着してそれらを組付ける。
そして、ニードルバルブ2が組付けられたノズルボディ
1を第1フローティング装置Aが支持しつつ回転テーブ
ル12を30°回転させ流量測定装置に移動させる。
次に流量測定装置を第21図〜第24図に基づいて説明す
る。
前記第1固定テーブル11には円筒状の燃料排出部材128
がガイド部材129を介して第21図中上下方向に摺動自由
に取付けられている。この燃料排出部材128の下端部は
昇降用エアシリンダ130のピストンロッドに取付けら
れ、この昇降用エアシリンダ130は第1固定テーブル11
に取付けられたブラケット131に取付けられている。そ
して、エアシリンダ130の操作により燃料排出部材128を
上動させてその上部開口周縁部を第21図に示すように第
1フローティング装置Aのノズルボディ支持部材19の下
面にOリング132を介して当接させる。
一方、第2固定テーブル15にはブラケット133が取付け
られ、このブラケット133にはロッド部材134が略垂直で
かつ相互に平行に取付けられている。このロッド部材13
4には可動部材135が第21図中上下方向に摺動自由に取付
けられ、この可動部材135の上端部は前記ブラケット133
の上部に取付けられた昇降用エアシリンダ136のピスト
ンロッドに取付けられている。
前記可動部材136の下端部には燃料流入部材137が取付け
られ、この燃料流入部材137の下端部にはコイル保持部
材138が取付けられている。このコイル保持部材138には
電磁コイル部材139が前記ニードルバルブ2の上方に位
置させて取付けられている。また、コイル保持部材138
には前記電磁コイル部材139の中心部を貫通し前記燃料
流入部材133の燃料通路に連通する筒状の燃料通路部材1
40が取付けられている。
前記コイル保持部材138の下端部にはシム保持部材141が
取付けられ、このシム保持部材141と前記コイル保持部
材138との間にシム挿入用長孔141aが形成されている。
このシム挿入用長孔141aには後述する板状のマスターシ
ム142が第21図中左右方向に移動自由に取付けられ、こ
のマスターシム142の端部にはシムスライド用エアシリ
ンダ143のピストンロッドが取付けられている。このシ
ムスライド用エアシリンダ143は前記燃料流入部材137に
取付けられたブラケット144に取付けられている。
また、前記シム保持部材141の下端部には前記第1フロ
ーティング装置Aのピン挿入部材24に挿入される一対の
ガイドピン145a,145bが取付けられている。
前記マスターシム142には、第23図〜第25図に示すよう
に、ニードルバルブ2の頭部2cの直径より大きな直径の
大孔142aが形成されている。またマスターシム142に
は、ニードルバルブ2の基部2dの直径より大きくかつそ
の鍔部2bの直径より小さい直径の小孔142bが前記大孔14
2aに連なって形成されている。
そして、静的流量の測定時には昇降用エアシリンダ136
の操作により燃料流入部材137,シム保持部材141等をマ
スターシム142と共に下動させ、ノズルボディ1の上端
面にマスターシム142を所定の押圧力で押圧させると共
に、シム保持部材141の下面を第21図に示すようにノズ
ルボディ1の上部外周部を囲むようにノズルボディ支持
部材19の周縁部にOリング146を介して当接させる。こ
の下動時には、マスターシム142は第25図に示すように
その大孔142aをニードルバルブ2の頭部2cが通過する位
置に配設される。
また、前記エアシリンダ130の操作により前記燃料排出
部材128を上動させその上部開口周縁部をノズルボディ
支持部材19の下面に当接させる。
その後、マスターシム142を第21図中左方に所定量移動
させ第25図鎖線で示す如くマスターシム142の小孔142b
をニードルバルブ2の基部2dに進入させその位置に小孔
142bを配する。
また、電磁コイル部材139に通電してその電磁吸引力に
よりニードルバルブ2を所定量第21図中上動させその鍔
部2b上面をマスターシム142の下面に当接させ、開弁さ
せる。
そして、燃料を燃料流入部材137の開口部から燃料通路
部材140を介してノズルボディ1内に流入させた後、ノ
ズルボディ1とニードルバルブ2のシート部の間隙から
燃料排出部材128を通過させる。このように流通する燃
料流量を瞬間流量計にて測定し静的流量を得る。
このようにして測定された静的流量は後述するマイクロ
コンピュータからなる制御装置147にノズルボディ1毎
に記憶される。
そして、流量測定後にはシム保持部材141等が第21図中
上動される一方燃料排出部材129が下動され、それらが
第1フローティング装置Aから離間する。
そして、ニードルバルブ2が組付けられたノズルボディ
1を第1フローティング装置Aが支持しつつ回転テーブ
ル12を30°回転させ、それらを第1搬出装置の下方に移
動させる。
次に第1搬出装置を第26図及び第27図に基づいて説明す
る。
第1固定テーブル11にはブラケット148が立設され、こ
のブラケット148にはロッド部材149が前記回転テーブル
12の回転法線方向に延設されて取付けられている。この
ロッド部材149には可動部材150が回転テーブル12の回転
法線方向に移動自由に取付けられ、この可動部材150は
スライド用エアシリンダ(図示せず)により前記回転法
線方向に移動される。
前記可動部材150には昇降用エアシリンダ151が取付けら
れ、このエアシリンダ151のピストンロッド下端部には
前記搬入装置等と同様にニードルバルブ2と共にノズル
ボディ1を把持するノズルボディ把持装置が取付けられ
ている。
ノズルボディ把持装置には第26図に示すように相互に対
峙された一対の把持器152が設けられ、これら把持器152
はエアシリンダ(図示せず)により開閉駆動され前記ノ
ズルボディ1を把持するようになっている。
また、ノズルボディ把持装置には前記把持器152を挾む
ように一対のガイドピン153が懸架され、これらのガイ
ドピン153の下端部は前述の如く第1フローティング装
置Aのピン挿入部材24に第26図に示すように挿入される
ように構成される。このとき、一対のガイドピン153が
第1フローティング装置Aのピン挿入部材24に挿入され
ると、ノズルボディ1がノズルボディ支持部材20と共に
回転テーブル12の面内を微小移動し、一対の把持器152
の略中央部に位置され把持器152によりノズルボディ1
を把持し易くなる。
一方、前記第1固定テーブル11には一対のブラケット15
4a,154bが前記回転法線方向に並設され、これらブラケ
ット154a,154bにはロッド部材155a,155bが前記回転テー
ブル12の回転接線方向に延設されて取付けられている。
これらロッド部材155a,155bには可動部材156が前記回転
接線方向に移動自由に取付けられ、この可動部材156に
は第1固定テーブル11に取付けられたストッカ移動用エ
アシリンダ157のピストンロッド先端部が取付けられて
いる。また、可動部材156の上部には凹状の前記第1及
び第2ストッカ17a,17bが前記回転法線方向に延設され
かつ相互に平行に配設されて取付けられている。
ここでは、第1ストッカ17aには測定された静的流量が
目標流量の許容範囲から+側に外れたノズルボディ1が
ニードルバルブ2と共に貯留され、第2ストッカ17bに
は実際のラップ工程数が最多許容ラップ工程数を超え、
かつ静的流量が目標流量の許容範囲から一側に外れたノ
ズルボディ1がニードルバルブ2と共に貯留されるよう
になっている。
そして、制御装置147が測定された静的流量を目標流量
の許容範囲から外れていると判定したときには、この工
程でノズルボディ1をニードルバルブ2と共に、第1若
しくは第2ストッカ17a,17bに搬出して貯留する。具体
的には静的流量が前記許容範囲から+側に外れたときに
は、エアシリンダ157の操作により可動部材156と共に第
1ストッカ17aを第27図中右方に当接させ第1ストッカ1
7aを前記ロッド部材149の略下方に配設する。
そして、昇降用エアシリンダ151の操作により把持器152
を下動させてガイドピン153を第1フローティング装置
Aのガイド挿入部材24に挿入すると共に把持器152によ
りノズルボディ1を把持する。また、ノズルボディ1を
把持しつつ把持器152を上動させた後、可動部材150を把
持器152と共に第26図中左方に移動させそれらを第1ス
トッカ17aの上方に持ち来す。さらに、昇降用エアシリ
ンダ151の操作により把持器152をノズルボディ1と共に
下動させてノズルボディ1を第1ストッカ17aに載置し
た後把持器152によるノズルボディ1の把持を解除す
る。
実際のラップ工程数が最多許容ラップ工程数を超え、か
つ静的流量が目標流量の許容範囲から一側に外れたとき
にも前記と同様に操作しノズルボディ1を第2ストッカ
17bに載置する。
また、実際のラップ工程数が最多許容ラップ工程数以下
で、かつ静的流量が目標流量の許容範囲から+側に外れ
ていないノズルボディ1はニードルバルブ2と共に回転
テーブル12を30°回転させて第2搬出装置の下方に移動
させる。
次に第2搬出装置を、第28図及び第29図に基づいて説明
する。
前記第1固定テーブル11にはブラケット158が立設され
ている。このブラケット158の上部には一対の横移動用
ロッド部材159a,159bが略水平でかつ相互に平行に差渡
して設けられ、これら横移動用ロッド部材159a,159bに
は横移動用ブラケット160が第28図中左右方向に移動自
由に取付けられている。この横移動用ブラケット160に
は前記ブラケット158に設けられた横移動用エアシリン
ダ161のピストンロッドが接続され、このエアシリンダ1
61により横移動用ブラケット160が第28図中左右方向に
移動するように構成されている。
また、横移動用ブラケット160には一対の縦移動用ロッ
ド部材162a,162bが略垂直でかつ相互に平行に差渡して
設けられ、これら縦移動用ロッド162a,162bには縦移動
用ブラケット163が第28図中上下方向に移動自由に取付
けられている。この縦移動用ブラケット163には、前記
横移動用ブラケット160に設けられた縦移動用エアシリ
ンダ164のピストンロッドに接続され、縦移動用エアシ
リンダ164の操作により縦移動用ブラケット163が第28図
中上下方向に移動されるように構成される。
前記縦移動用ブラケット163の下端部にはブラケット165
を介して前記第1搬出装置と同様にニードルバルブ把持
装置が取付けられている。
ノズルボディ把持装置には第28図に示すように相互に対
峙された一対の把持器166が設けられ、これら把持器166
はエアシリンダ(図示せず)により開閉駆動され前記ノ
ズルボディ1を把持するようになっている。
またノズルボディ把持装置には前記把持器166を挾むよ
うに一対のガイドピン166が懸架され、これらガイドピ
ン166の下端部は第1フローティング装置Aのピン挿入
部材24に第28図に示すように挿入されるように構成され
る。
一方、第1固定テーブル11にはブラケット167を介して
凹状の第3ストッカ18が前記回転テーブル12の回転法線
方向に延設され前記横移動用ロッド部材159a,159bの下
方に取付けられている。この第3ストッカ18には測定さ
れた静的流量が目標流量の許容範囲にあると前記制御装
置147により判定されたノズルボディ1がニードルバル
ブ2と共に貯留されるようになっている。
具体的には、縦移動用エアシリンダ164の操作により把
持器165を下動させてガイドピン166を第1フローティン
グ装置Aのガイド挿入部材24に挿入すると共に把持器16
5によりノズルボディ1を把持する。また、ノズルボデ
ィ1を把持しつつ把持器165を上動させた後、横移動用
エアシリンダ161の操作により横移動用ブラケット160を
前記把持器165と共に第28図中左方に移動させそれらを
第3ストッカ18の上方に持ち来す。さらに、縦移動用エ
アシリンダ164の操作により把持器165をノズルボディ1
と共に下動させてノズルボディ1を第3ストッカ18に載
置した後、把持器165によるノズルボディ1の把持を解
除する。
また、測定された静的流量が目標流量の許容範囲から一
側に外れかつ実際のラップ工程数が最多許容ラップ工程
数以下のノズルボディ1はニードルバルブ2と共に第1
フローティング装置Aに保持されつつ回転テーブル12が
30°回転され再度ノズルボディ1の噴孔1bのラップ加工
工程に進む。
ここで、制御装置147は、第30図〜第32図に示すフロー
チャートに従って動作し、各エアシリンダ等の各装置を
制御するように構成されている。ここでは、搬入装置,
分解装置,組付装置,ラッピング装置の保持装置,バリ
取装置,流量測定装置,第1〜第3搬出装置が夫々作業
装置を構成する。また、それら装置のガイドピンがガイ
ド部材を構成する。
次に作用を第30図〜第32図に示すフローチャートに従っ
て説明する。尚、各装置の詳細な作用は上記構成におい
て説明したので、その作用は簡略化して説明する。
S1でワークシュータ16にノズルボディ1が有るか否かを
判定し、YESのときにはS2に進み、NOのときにはS1に戻
る。
S2では、搬入装置を制御し、ワークシュータ16から第1
フローティング装置Aにニードルバルブ2が組付けられ
たノズルボディ1を搬入する。
S3では、回転テーブル12を30°回転させノズルボディ1
を分解装置の下方に移動させる。
S4では、分解装置を制御し、ニードルバルブ2をノズル
ボディ1から外して第2フローティング装置aに支持さ
せる。
S5では回転テーブル12を30°回転させノズルボディ1と
ニードルバルブ2とを洗浄装置の下方に移動させる。
S6では、洗浄装置を制御しエアによりノズルボディ1内
を洗浄する。
S7では、回転テーブル12を30°回転させノズルボディ1
をニードルバルブ2と共にラッピング装置の下方に移動
させる。
S8では前回ラップ加工を行ったラップ棒67のラップ時間
が所定値以下か否かを判定し、YESのときにはS9に進みN
OのときにはS10に進む。ここで、前記所定値はラップ棒
67の切れ味を考慮しラップ加工に良好な値に設定されて
いる。
S10では全てのラップ棒67のラップ時間が所定値以上か
否かを判定し、YESのときにはS11に進み、NOのときには
S12に進む。S11ではラップ棒67の交換要求用の警報を発
すると共にS13で各制御を停止させる。S14ではラップ棒
67が新たなものと交換されたか否かを判定し、YESのと
きにはS9に進みNOのときにはS11に戻る。
S12では、4つのラップ棒67のいずれかのラップ時間が
所定値以下と判定されたときにその判定されたラップ棒
67によりラップ加工を行わせるべくエアモータ68により
ラップギヤ66を回動させ前記ラップ棒67が第11図に示す
ようにノズルボディ1の噴孔1bに対向させてS9に進む。
ここで、各ラップ棒67のラップ時間はそれらに対応させ
て制御装置147に記憶されている。
S9では、ラッピング装置を制御し、ラップ棒67によりノ
ズルボディ1の噴孔1bをラップ加工する。具体的には第
33図に示すようにノズルボディ1をワークシュー57にて
支持しつつロータ62により回転させる。一方、前述の如
くラップ棒67の軸心をノズルボディ1の軸心に対心して
第33図に示すように所定量lだけ偏心させラップ棒67を
噴孔1bの内周壁に所定圧力で当接させる。そして、ラッ
プ棒67をラップスピンドル65を介して伝達されるエアモ
ータ73の回転力により回転させ、噴孔1bの内周壁をラッ
プ加工する。ここで、ラップ加工直前にラップ剤塗布プ
レート92に付着するラップ剤がラップ棒67に塗布され
る。
S15では、ラップ棒67のラップ時間を補正する。具体的
には前回のラップ時間に今回のラップ時間を加算しその
値に前回の値を更新する。
S16では、回転テーブル12を30°回転させラップ加工さ
れたノズルボディ1とニードルバルブ2とをスプレー式
の洗浄装置に移動させる。
S17では、洗浄装置を制御し洗浄液によりノズルボディ
1内を洗浄する。
S18では、回転テーブル12を30°回転させ、ノズルボデ
ィ1とニードルバルブ2とを一方のバリ取装置の下方に
移動させる。
S19では二基設けられた一方のバリ取装置のバリ取棒105
のバリ取回数が所定値以下か否かを判定し、YESのとき
にはS20に進みNOのときにはS21に進む。
S21では他方のバリ取装置のバリ取棒105のバリ取回数が
所定値以下か否かを判定し、YESのときにはS22に進みNO
のときにS23に進む。
S22では所定時間一方のバリ取装置の下方に位置させた
後回転テーブル12を30°回転させノズルボディ1を他方
のバリ取装置の下方に移動させてS20に進む。
一方、S23では、バリ取棒105の交換要求用の警報を発す
ると共に消す24で各制御を停止させる。
S25ではバリ取棒105が新たなものと交換されたか否かを
判定し、YESのときにはS20に進みNOのときにはS23に戻
る。
S20では、いずれかのバリ取装置を制御しバリ取棒105に
よりノズルボディ1内のバリを切除する。
S26では回転テーブル12を30°回転させ、ノズルボディ
1をニードルバルブ2と共にスプレー式洗浄装置の下方
に移動させる。
S27では洗浄装置を制御し、ノズルボディ1内を洗浄す
る。
S28では回転テーブル12を30°回転させノズルボディ1
とニードルバルブ2とを組付装置の下方に移動させる。
S29では、組付装置を制御し、第2フローティング装置
aに支持されているニードルバルブ2をノズルボディ1
に組付ける。
S30では、回転テーブル12を30°回転させ、ニードルバ
ルブ2が組付けられたノズルボディ1を流量測定装置に
移動させる。
S31では、流量測定装置を制御し、ニードルバルブ2を
リフトさせノズルボディ1内に燃料を流通させる。そし
て、S32では、瞬間流量計により検出された静的流量を
読込む。
S33では、検出された静的流量を第31図のフローチャー
トに従って後述する如く補正する。
S34では、補正された静的流量に基づいてノズルボディ
1の1工程当りのラップ時間を第32図のフローチャート
に従って演算する。
S35では回転テーブル12を30°回転させ、ノズルボディ
1をニードルバルブ2と共に第1搬出装置の下方に移動
させる。
S36では補正された静的流量(以下、静的流量と略す)
が目標流量の許容範囲にあるか否かを判定し、YESのと
きにはS37に進みNOのときにはS38に進む。
S37では回転テーブル12を30°回転させ、ノズルボディ
1をニードルバルブ2と共に第2搬出装置の下方に移動
させる。そして、S39で第2搬出装置を制御し、ノズル
ボディ1をニードルバルブ2と共に第3ストッカ18に搬
出する。このようにして静的流量が目標流量の許容範囲
にあるノズルボディ1とニードルバルブ2とを第3スト
ッカ18に貯留する。
一方、静的流量が目標流量の許容範囲から外れたときに
はS38で静的流量が目標流量の許容範囲に対しどのよう
になっているかを判定する。
そして、静的流量が前記許容範囲より大きいときにはS4
0に進み、小さいときにはS42に進む。
S40では第1搬出装置を制御し、ノズルボディ1をニー
ドルバルブ2と共に第1ストッカ17aに搬出する。これ
により、静的流量が許容範囲より大きなノズルボディ1
はニードルバルブ2と共に第1ストッカ17aに貯留され
る。
S42では、ノズルボディ1の噴孔1bの実際のラップ工程
数(回転テーブル12が360°回転しノズルボディ1が各
装置を通過したときにラップ工程数が1とする)が最多
許容ラップ工程数を経過したか否かを判定しYESのとき
にはS43に進みNOのときにはS44に進む。
S45では第1搬出装置を制御し、ノズルボディ1をニー
ドルバルブ2と共に第2ストッカ17bに搬出する。した
がって、静的流量が前記許容範囲の下限値より小さくか
つ実際のラップ工程数が最多許容ラップ工程数を経過し
たときにはノズルボディ1は第2ストッカ17bに貯留さ
れる。
そして、S41,S44,S45では回転テーブル12を30°回転さ
せ、S46に進む。
S46では回転テーブル12を30°回転させ第1及び第2フ
ローティング装置A,aを最初の搬入装置の下方に移動さ
せる。したがって、静的流量が許容範囲の下限値より小
さく実際のラップ工程数が最多許容ラップ工程数以下の
ノズルボディ1がニードルバルブと共に最初の搬入装置
の下方に移動される。そして、このノズルボディ1は再
度ラッピング工程に移行する。
次に、第31図のフローチャートに基づいて流量補正を説
明する。
ここで、S51〜S53は、実際のラップ加工工程に入る前に
行なわれるもので、S51では、周囲温度T1時における静
的流量Q′(以下、マスター流量Q′と称す)を予
め測定する。ここで、マスター流量Q′を測定するノ
ズルボディ1とニードルバルブ2の静的流量は許容範囲
にある。
S52では、前記マスター流量Q′を次式により温度補
正する。
Q′MT=Q′+q1×(T1-TS) TSは基準温度(例えば21℃),q1は流量温度補正係数で
あり燃料等の検査液は温度により粘性等が変化し流量も
変化するために前記流量温度補正係数を設定する。尚、
q1は周囲温度T1が基準温度TSより高いときには負にな
り、その逆のときには正となる。
かかる温度補正により、基準温度TSのときにマスター流
量Q′MTが流れたものと見做すことできる。
S53では、温度補正されたマスター流量Q′MTに基づい
て流量測定誤差係数q2を次式により演算する。
q2=Q′MT/QM QMは予め制御装置147に記憶された設定流量値であり、
基準温度TSにおける目標流量(マスター弁の検定済静的
流量値)に設定されている。
したがって、q2は基準温度TS時における実際の静的流量
Q′MTと設定流量値QMとの比になり、これは測定誤差に
略対応し、そのときの静的流量Q′MTを前記設定流量値
QMと見做すためのものである。このようにして得られた
流量測定誤差係数q2をラップ加工時に測定された実際の
静的流量を補正するために用いる。
すなわち、S54では瞬間流量計により検出された実際の
静的流量Q1を読込む。
S55では前記静的流量Q1を検出時の周囲温度T2に基づい
て次式により温度補正する。
Q1T=Q1+q1(T2-TS) S56では温度補正された静的流量Q1Tを前記流量測定誤差
係数q2にて除算し補正された静的流量Q′1Tを求める。
このようにして補正された静的流量Q′1Tは、基準温度
TSにおける実際の静的流量となり、これを第30図に示す
フローチャートでは用いる。
また、このように流量測定誤差係数q2に基づいて静的流
量Q′1Tを求めると、測定誤差を含む静的流量が補正さ
れ測定誤差がなくなり略正確な静的流量を求めることが
できる。
次にラップ時間算出を第32図のフローチャートに従って
説明する。
S61ではノズルボディ1がラップ工程を少なくとも1回
通過したか否かを判定し、YESのときにはS62に進みNOの
ときにはS63に進む。
S63では初期ラップ時間T0を設定しS64ではラップ棒67の
切れ味を考慮し、前記初期ラップ時間T0に切れ味補正係
数αを乗算することにより補正された初期ラップ時間T
′を求める。
前記切れ味補正係数αはラップ棒67の経時変化に対応し
て増加するように実験値に基づいて設定してある。
そして、最初のラップ工程においては補正された初期ラ
ップ時間T′の間ラップ棒67によりノズルボディ1の
噴孔1bをラップ加工する。
一方、ノズルボディ1がラップ工程を少なくとも1回通
過したときにはS62で補正された前記静的流量Q′1T
読込む。
S65では補正された静的流量Q′1Tに対応する流量ラン
クMをマップから検索する。流量ランクMは所定巾の静
的流量毎にランクづけされ、そのランクに対応してラッ
プ時間TRが設定されている。具体的には前記静的流量が
目標流量の許容範囲の下限値より小さい領域において静
的流量が小さくなるに従ってラップ時間が長くなるよう
にランク付けされている。
S66では切れ味調整シフト数βが入力されているか否か
を判定し、YESのときにはS67に進みNOのときにはS68に
進む。この切れ味調整シフト数βは作業者が任意に設定
し、切れ味に対応するラップ時間を修正するものであ
る。
S67では前記流量ランクMに切れ味調整シフト数βを加
算し、S68では前記流量ランクMを読出す。
S69では前記流量ランクM若しくは前記切れ味調整シフ
ト数βが加算された流量ランクM′に基づいてそれらに
対応するランクのラップ時間をマップから検索する。
S70ではラップ時間の前記切れ味補正係数αを乗算して
補正する。
そして、次回のラップ工程では補正されたラップ時間の
間ラップ棒67によりノズルボディ1の噴孔1bをラップ加
工する。
以上説明したように、ノズルボディ1を支持するノズル
ボディ支持部材20を、ガイド部材19に、その噴孔1b軸
(内筒部軸)と略直交する面内を所定量移動自由に支持
させかつ各装置のガイドピンをそのガイド挿入部材に挿
入させたので、ノズルボディ1をノズルボディ支持部材
20に容易に取付けることができると共にノズルボディ支
持部材20からのノズルボディ1の取外も容易になり、さ
らにノズルボディ1の把持も容易になる。また、ノズル
ボディ1にニードルバルブ2を組付ける際にもそれらの
軸心が略一致しそれらの取付けが容易となる。また、ノ
ズルボディ1をノズルボディ支持部材20の内筒部に嵌挿
しその鍔部をOリング20bに当接するようにしたので、
ノズルボディ1はノズルボディ支持部材20に対し内筒軸
と直交する方向に所定量移動できると共に傾動できるた
め、この位置においてもノズルボディ1の軸心を加工装
置と一致させることができ前記と併せてノズルボディ1
の軸心を高精度でかつ効率良く一致させることができ
る。また、ノズルボディ支持部材20を中空状に形成し、
その頭部にノズルボディ1を嵌挿するようにしたので、
静的流量測定時にそれらの部品をそのまま用いて流量測
定を効率よく行える。また、ノズルボディ1をノズルボ
ディ支持部材20に嵌挿しそのノズルボディ支持部材20を
ガイド部材19に取付ける構造であるので、構造も極めて
簡易化でき、これによってもコストを低減できる。
これらの結果、静的流量が許容範囲になるようにノズル
ボディ1のラップ加工を自動化することができ、作業時
間の短縮化,コストの低減化を図れると共に高い加工精
度を確保できる。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、支持台上に載置されワ
ークを支持するワーク支持部材に設けられる被案内部
と、ワーク支持部材に接近してワークに対して作業を行
なう作業装置に設けられる案内部とが、これらのいずれ
かに設けられる導入案内面に案内されて係合する際に、
前記ワーク支持部材が、前記支持台に設けた案内面によ
り、前記支持台上に前記案内部と被案内部との係合可能
な範囲内で移動を規制されているので、前記係合が確実
に行われることとなり、ワーク搬送精度のズレ、作業装
置の設置位置のズレ等を吸収して、前記ワーク支持部材
と前記作業装置間の位置決めが容易かつ確実に行われ、
延いては作業時間の短縮が図れ、かつ作業の自動化にも
対応可能である。
しかも、前記支持台上に前記案内部と被案内部との係合
可能な範囲内で移動を規制され、前記係合が確実に行わ
れるので、本考案にかかるワーク位置決め装置は、例え
ば横向きに設置することも可能である。
また、前記ワーク支持部材が、これに設けた前記案内面
により、前記支持台上に支持されているので、作業装置
がワークに対して前記所定方向から押圧して作業を行う
ような場合にも適用可能となる。
しかも、本考案のワーク位置決め装置は、前記案内部と
被案内部とが係合する際に、ワークを支持するワーク支
持部材が、支持台上を移動することにより、ワーク搬送
精度のズレ、作業装置の設定位置のズレ等を吸収するよ
うになっているので、種々の作業装置間を移動させて作
業を行なう場合にも、各作業装置毎に特別な位置決め装
置を備える必要がない。すなわち、各作業装置に前記案
内部を備えて構成すれば、単一のワーク支持部材を各作
業装置間を移動させるだけで、多工程にわたる全ての作
業装置に対してワークとの位置決めを容易にかつ正確に
行なうことができ、極めて簡単な構成により多工程にわ
たる作業に対応することができ、また簡単な構成である
ことから製造コストも低減でき、また交換も極めて容易
である。しかも、簡単かつ安価な構成により、面倒なノ
ズルボディとニードルバルブの挿入(或いは引抜き)作
業を容易にせしめ、以ってかかる作業の自動化を実現で
きる。そして、経時劣化時に対しても、弾性リングの交
換だけで済み、例えば装置・設備の高精度化で対応した
場合のメンテナンスの煩雑さからも解放されることとな
る。
さらに、噴射弁にとって必要不可欠な流量測定装置や、
ノズルボディの内部を洗浄する高圧洗浄装置に、本願考
案にかかる噴射弁のノズルボディ支持装置を用いれば、
ノズルボディの鍔部と弾性リングとが当接する構成であ
るから、油密・気密性を保持するのが容易で、別個新た
な装置等により弾性リングを着脱する等の工程が不要と
なるので、大幅に作業性を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体図、第2図は同上
の要部断面図、第3図は第1フローティング装置の断面
図、第4図は同上の他の断面図、第5図は第2フローテ
ィング装置の断面図、第6図は搬入装置の断面図、第7
図は同上の背面図、第8図は同上の要部平面図、第9図
は第8図の側面図、第10図は分解装置の断面図、第11図
はラッピング装置の断面図、第12図は同上の平面図、第
13図は同上の要部概略図、第14図はラップ剤塗布装置の
側面図、第15図は同上の要部拡大図、第16図は同上の平
面図、第17図は第1及び第2バリ取装置の断面図、第18
図は同上の側面図、第19図は洗浄装置の断面図、第20図
は同上の側面図、第21図は流量測定装置の断面図、第22
図は同上の側面図、第23図はマスターシムの平面図、第
24図は同上の側面図、第25図は同上の作用説明図、第26
図は第1搬出装置の正面図、第27図は同上の側面図、第
28図は第2搬出装置の断面図、第29図は同上の側面図、
第30図〜第32図は夫々制御装置のフローチャート、第33
図は同上の作用説明図、第34図はニードルバルブとノズ
ルボディとの断面図である。 1…ノズルボディ、19…ガイド部材、20…ノズルボディ
支持部材、25,56a,56b,111a,111b,152…ガイドピン、12
…回転テーブル、A〜L…第1フローティング装置、a
〜l…第2フローティング装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台と、 支持台上に載置され、鍔部を有する噴射弁の筒状ノズル
    ボディを内筒部に挿入すると共に、前記内筒部の段部に
    配設される弾性リングを介して、前記ノズルボディの鍔
    部を支持するノズルボディ支持部材と、 からなり、 前記ノズルボディ支持部材が、該ノズルボディ支持部材
    の内筒軸方向に接近して前記ノズルボディに対して作業
    を行なう作業装置の内筒軸方向に延びる案内部と係合す
    る被案内部を有し、 前記案内部と被案内部の少なくとも一方が、両者の係合
    を滑らかに案内する導入案内面を有し、 前記支持台が、前記ノズルボディ支持部材が該支持台上
    を前記内筒軸方向に略直角な面内で、前記案内部と被案
    内部との係合可能な範囲内を移動自由に案内する案内面
    を有し、 かつ、 前記案内部と前記被案内部とが、前記内筒軸方向に略直
    角な面内で前記ノズルボディ支持部材が前記作業装置に
    対し微小移動可能なように、所定量間隙を有して係合す
    ること を特徴とする噴射弁のノズルボディ支持装置。
JP1986066034U 1986-05-02 1986-05-02 噴射弁のノズルボディ支持装置 Expired - Lifetime JPH0650130Y2 (ja)

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JP1986066034U JPH0650130Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02 噴射弁のノズルボディ支持装置

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JPS62178058U JPS62178058U (ja) 1987-11-12
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