JPH06501090A - 傾斜可能なリフトシート装置 - Google Patents

傾斜可能なリフトシート装置

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JPH06501090A
JPH06501090A JP3517821A JP51782191A JPH06501090A JP H06501090 A JPH06501090 A JP H06501090A JP 3517821 A JP3517821 A JP 3517821A JP 51782191 A JP51782191 A JP 51782191A JP H06501090 A JPH06501090 A JP H06501090A
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link
seat
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spring
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Application number
JP3517821A
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Inventor
ベネット、ジョン・イー
カッツィン、レオナード
Original Assignee
昭和貿易株式会社
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    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/10Parts, details or accessories
    • A61G5/14Standing-up or sitting-down aids
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S297/00Chairs and seats
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18888Reciprocating to or from oscillating
    • Y10T74/1892Lever and slide
    • Y10T74/18944Link connections

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 口 なリフトシート装 置肌旦1j この発明は、椅子ユニットに関し、特に、身障者または身体虚弱者が着席または 立上がるのを手助けするためシート(座部)が上昇するようにしたものに関する 。
老齢者、身体虚弱者、身障者およびリハビリ患者等の身体が虚弱または衰弱した 者が、椅子に着席する姿勢を取るのはかなり困難であり、椅子から立ち上がるの はさらに困難である。このため、このような者を手助けするためのシステムは多 くのものが提案されている。このようなシステムの一例として、詰め物を施した 椅子の上方胴部全体を上昇、傾斜動作によって上昇させる動力駆動機構を含むも のがある。しかし、このような動力駆動機構は、電気式、水圧式または空気圧式 であろうと、動力の供給が停止する等の故障が発生し易く、重量が重く且つ高価 である。このような理由またはその他の理由により、シートを上下させるその他 の構成も、多数考えられている。それらのうちのあるものは、シートベースとシ ートクッションとの間にリンクつまり平行四辺形リンク構造を使用するものであ り、該リンクの各々のアームは異なる長さを有し、従って、シートが上昇するの に伴い傾斜するようになっている。通常、これらの機構では、前記ベースからあ る角度で上方に延びるパワードライブ375Xを使用している。また、ある機構 におい°Cは、機械エネルギを蓄積するため機械的なバネまたは気体バネ等のエ ネルギ蓄積装置を使用している。このようにして、体重がシートを押し下げる際 に得られるエネルギが、蓄積され、シートから立ち上がる際利用されることがで きるようになっている。しかし、これらの機構は、様々な体重を有する人々に適 合するよう容易に調節できるものではなく、また、嵩ばり、機械的に複雑である という課題がある。
現在のところ、コストが安く、様々な体重に合せて容易に調節可能で、コンパク トで、エネルギ蓄積ができ、しかも、様々なモードで使用可能であるシート上下 動装置は知られていない。例えば、持ち運びできる程度に軽いユニットを提供す るため、折り畳み式椅子、非折り畳み式椅子などのような異なる種類の椅子にシ ート上昇機能を利用できることが望ましい。また、このようなユニットは、独立 の動力源を必要としない受動型であるのが好ましい。さらに、シート上昇機構は 、必要に応じて他の面にも載置することが可能な独立型のものが有用である。
介」[の」L約 この発明に係るシート上昇機構は、一般的には水平に配置される平坦なシートベ ースと、該シートベースの下方に回動連結手段を備え、ある円弧に沿って離隔し た多数の係合領域を有する第1のアームを備えるレバー機構とを具備している。
前記レバーと同一側において前記シートベースの面に平行に取り付けられた気体 バネは、前記レバーアームから離隔した回動点を中心として回動され、これによ り、該バネの伸張可能な部材が前記レバー上の選択された係合点に対して出入り するようになっている。前記レバーの第2のアームは、前記回動点から異なる方 向に延びており、前記シートベースに平行な面内で回動する。該第2のアームは その自由端部またはその近傍においてリンク機構に係合しており、該リンク機構 は、前記シートベースを貫通して、前記シートベースをその上のシートに連結す る平行四辺形リンク上の固定部材と係合している。前記平行四辺形リンクの各要 素は、各端部が回動可能に連結され、制御された可変(調節可能な)の昇降動作 量を実現する。前記リンク機構は、前記レバーの付加されたアームの水平面にお ける動きを、使用者が立ち上がるのを手助けし、着席する際における使用者およ びシートの下降を容易にするためのトルクに変換する、少なくとも2つの回動ア ームを備える。前記リンクの最後の要素は、前記中間のリンクを平行四辺形リン ク上の横断部材に係止するラチェットつめ機構として構成されている。これは、 前記平行四辺形リンクと気体バネとの間における断続可能な連結を実現する。前 記シートの側部に設けられたハンドルは、前記つめがラチェットから断続するの を可能にし、前記横断部材が自由に回転し、前記中間リンクが折り畳まれるよう にし、これにより、椅子シートが残留圧力の無い状態に下降位置に格納または保 持され得る。
このような構成は、その全体が前記シートベースの下面側に隣接して配設され、 且つ、前記シートベースと椅子シートとの間に位置して折り畳み可能な構造体に 配設されているので、椅子に装着される必要の無い基本的に独立型のユニットを 構成するものである。また、これは、前記下面側の機構を覆う保護面を設けるこ とにより、使用者が手助けを必要とするいかなる面にも載置可能な比較的軽量の ユニットを構成する。
はとんどの場合、受動式に動力供給されるこのシート上昇傾斜機構は、椅子また は車椅子の一部として組込まれる。椅子は、折り畳み式でも非折り畳み式でもよ い。
車椅子の場合、シートベース構造体は、椅子の一方側に沿って折り畳まれるよう 取り付けられてもよく、車椅子の残りの部分とともに折り畳まれるか、または、 所望の場合、分離したシートとして容易に取り外されることができる。
多数の動作モードが可能であるので、この発明に係る折り畳み椅子システムは特 に有利である。この折り畳み椅子は、通常のハサミのように構成された前方脚部 および後方脚部を有し、前記前方脚部がこれと一体の後方部に延びている。前記 脚部は、椅子の高さが調節できるよう、折り畳み部を組込んでいてもよい。アー ム構造体は、前方脚部ユニットに回動可能に連結されており、前記アームが2つ の安定動作位置を有するよう構成された後方横断バー中に延びる延長部を含む。
使用者が椅子に着席している場合、前記アームは水平となり、前記横断延長部は 前記シートの背もたれに対してもたれかかる。第2の動作位置において、前記ア ームは、前記椅子の背もたれ近くの位置に上方回動するものであり、椅子を動か す際のハンドルとして使用される湾曲部を有していてもよく、この場合、前記横 断バーが前記シートベースの後部のラッチと係合して椅子を押すのを手助けする 。前記前方脚部に車輪を設けてもよく、この場合、椅子の前方傾斜動を制限する ためその前方エツジにカバーを含んでいてもよい。さらに、この椅子は後方車輪 を有していてもよく、これら後方車輪は、前記後方脚部とは分離して、回動可能 な機構に取り付けられていてもよい。この回動可能な機構は、前記アーム機構上 の横断部材に係止され、椅子および使用者の重量を支持するよう車輪を下降する ものである。前記ユニットは、4つの車輪によって推し進められてもよい。
この発明のシート上昇傾斜機構は、所望の場合、シートを水平状態にしたまま、 その機械的な動作範囲を2倍にすることができるような二重構造とすることがで きる。
また、前記平行四辺形構造の一部を滑動可能にし、前記平行四辺形リンクを相互 連結することによって、さらに大きな傾斜機能を実現できる。
の な脱B 図1は、ポータプルアーム構造を採用したこの発明に係る折り畳み式、前車輪付 き椅子装置の斜視図、図2は、図1の椅子装置の側面図であり、サイドアームが 後方位置にある状態を想像線で示している図、図3は、図1および図2の椅子装 置の側面図であって、椅子が折り畳み位置にある状態を示す図、図4は、図1か ら図3までに示す装置の一部の切除斜視図であって、そこに使用されている受動 エネルギ源およびリンク機構を示す図、 図5は、前記受動エネルギ源およびリンク機構の詳細を示す一部切除斜視図、 図6は、係合装置の部分断面図、 図7は、気体バネの力がいかに平行四辺形リンクにおける可変のトルクに変換さ れるかを示す略図、図8は、独立型の椅子ユニットを前方下方側から見た分解斜 視図であって、該椅子装置が起立位置にある状態を示す図、 図9は、図8の構成の一部を示す破断斜視図であって、使用者が位置を変えるの を可能にするターンテーブル上にある椅子シートを示す図、 図10は、この発明に従って増大された調節可能上下動機能を有する上昇傾斜シ ート構造を使用した車椅子の側面図、 図11は、前記椅子装置をさらに可変傾斜できるようにした実施例の側面図、 図12は、2つの補正用平行四辺形機構および2つの気体バネを有するダブルリ フトユニットの側面図。
Hの詳細な説a 図1から図12には、この発明に係る万能型の着席、上昇および移送装置が示さ れている。この図示例は、受動的に駆動される上昇傾斜シートを示すだけではな く、使用者を1つの位置から他の位置に安全且適切に移送できるコストが安くコ ンパクトな折り畳み式椅子の構成を示している。
前記椅子10は、上方に延びて上方フレーム14に一体的に合流する前方脚部1 2を有し、前記上方フレーム14は背もたれ部16を支持している。横断バー2 0によって連結された後方脚部18は、前記前方脚部12と共にシートベース2 2に連結されている。前記シートベース22は、周囲側壁24と、後述するリン ク機構を取り付けるための貫通開口26を有する平坦構造体である。
通常の動作位置において、前記シートシート22は、その上部にクッション32 を有するシート30を支持するため、水平またはわずかに傾斜状態に維持される 。前記前方、後方脚部12.18は、それぞれ、その両側において折り畳みリン ク34によって連結されている。該リンク34は前記脚部に対して従来通りの方 法で角度変更され、これにより、前記リンク34を前記脚部12.18に、さら に該脚部12.18をシートシート22に連結する支軸36を介して、シートシ ート22およびシート30の面が傾斜されるのと同時に、前記脚部12,18が 略平行になるようになっている。こうして、図3に示すように、格納または輸送 に適するよう、平でコンパクトなユニットが提供される。
前記ベース22に対する前記シート3oの上昇および傾斜動作は、平行四辺形リ ンク40(図1、図4、図5および図7に最も明確に示されている)によって制 御され、前記リンク40は、1対の比較的短い前方リンク42.44と、比較的 長い後方リンク46からなっている。
前記リンク42,44.46は、各々の両端が、個々の回動継ぎ手48によって 、シートベース22の上面およびシート30の下面に連結されている。3つでな く、4つまたはそれ以上のリンクを使用してもよく、また、前記上昇傾斜動作を 変化できるよう、前記のリンクの相対的な長さおよび配置を適宜変更してもよい 。前記前方リンク42.44は、該脚部42.44に回転可能に取り付けられた 横方向トルクバー50によって、相互連結されている。
受動エネルギ蓄積装置および動作変換システムは、前記シートベース22の上方 側に配設されている。前記受動エネルギ蓄積装置は、5uspa社によって供給 されるモデルNo、952−C16−07953の気体バネ52からなるもので ある。この気体バネ52は、その一端において、選択された位置(ここでは、シ ートベース22の一角部)にある回動台54に取り付けられた円筒体を有する。
気体バネ52の円筒体から延びる伸張部材52は、該バネ52の軸に沿って伸張 、退却可能である。その一端が回動可能に軸支されているので、伸張部材52の 伸張、退却は、前記回動台54に対して様々に異なる放射方向に行われることが できる。また、前記伸張部材52は、係合ピンバネ59(図6)に抗して短い距 離移動し、関連する部材の異なる係合領域に固定可能なターミナル係合ビン58 を含むものである。さらに、この伸張部材52は、気体バネ52用の回動台54 からある一定距離分離したシートベース22の一部に設けられたレバー回動台6 1に支持されたかなり長いレバー6oを備えている。該レバー60は、前記シー トベース22の面に対してわずかに離隔して平行する面内において回転できるよ う、前記回動台61を中心として回動する平坦な部材である。該レバー60の比 較的長く、湾曲した第1のレバーアーム62は、前記気体バネ52用の回動台5 4に対する略円周である円弧に沿って前記支軸61から延びている。この長いア ーム62は、前記伸張部材56の端部の係合ビン58のためのクリアランスを提 供できるよう、湾曲し且つテーバ状になっている。前記長いアーム62に形成さ れた係合穴64は、前記回動台54を中心とする湾曲部に形成されている。この ようにして、前記係合ピン58は、前記穴64のいずれにも係止可能であり、気 体バネ52が圧力を与えるアームの有効長さを変化できるようになっている。比 較的短いアーム66は、レバー6oの第2の構成部分を構成しており、前記長い アーム62に対しである一定の角度(直角にがぎらない)で延びている。前記下 方60のこのような構成は、コンパクトで、前記シートベース22の外形内に完 全に収ることができるものである。
前記短い方のアーム66の端部は、一般的には垂直軸(シートベース22が略水 平であると仮定した場合)である軸を中心として前記短い方のレバーアーム66 の箇所で回転可能な短い回動リンク68から始る3ア一ムリンク機構に連結され る。前記短い回動リンク68の他端は、水平軸を中心として、二重水平リンク7 oに連結されている。ここでは、前記二重リンク70の前端部が水平方向に対し て下降または上昇されるものであるので、“水平”という用語は単に一般説明的 な意味で使用されている。前記3ア一ムリンク機構は、前記二重リンク70の前 端部に水平軸を中心として回動可能に連結されていて且つ前記シートベース22 に形成した開口26を通って上方に延びるラチェットリンク72によって完成し ている。ラチェットリンク72は、その上端において、トルクバー50に固定連 結されている。ラチェットリンク72の上端部には、回転可能なつめ部材76が 噛合する凹状の回転止め部材74を含むものである。回転可能なつめ部材76は 、1対の保持バー78(1つだけ図示)の間に設けられており、この保持バーは 、つめ部材76の各側に1つづつで、トルクパー50に固着されている。
これらの部材は、平行四辺形状の前方リンク42、保持バー78およびつめ部材 76を通ってこの椅子の横方向に延びているつめ制御ロッド80によって連結さ れている。該制御ロッド80の端部のつめ制御ハンドル82は、前記つめ部材7 6を前記ラチェットリンク72の回転止め部材74に対して係合したり係合解除 したりするため前記つめ部材76を動かすため、使用者によって上下に回転され るよう、曲げられている。前記つめ制御ロッド80に巻かれたバネ84は、その 両端がつめ部材76およびトルクパー50に固定されており、前記つめ部材76 を前記回転止め部材74に係合する方向に付勢している。
また、椅子10は、前記構造体の他のものと共働して他の特徴を実現するコンバ ーティブルなサイドアームおよびハンドル(図1〜図3)を備えている。使用者 が着席しているとき、通常、サイドアーム90は、該アーム90が回動可能に連 結された上方フレーム14から前方に延びるものである。この位置において、サ イドアーム90の端部は、下方に曲って端部グリップ部92を形成する。また、 サイドアーム90が下降位置にあるとき、椅子の後方領域において、サイドアー ム90と一体の後方延長部94は、背もたれ部16の後面にもたれかかる。
しかし、サイドアーム90が上方後方に回動されるとき、後方延長部94は、シ ートベース22に向けて下方に移動し、該シートベース22に設けたロック9o に係合し、前記サイドアーム90を、椅子10を移動する際のハンドルとして使 用できるよう、該サイドアーム9oを係止保持する。
椅子10を移動するため、前方脚部12の下端底部には、前方車輪98が設けら れている。この前方車輪98は、キャップ100に覆われており、椅子1oの前 方傾斜を制限するため前方に延びるキャップエツジ100を有する。当該ユニッ トの転勤を防止するため、キャスタホイールに従来通りのロック装置を使用して もよい。
さらに、図1〜図7から理解されるように、この機構は、外力を必要とすること なく、前記クッション32およびシート30を上昇、傾斜させるコンパクトで、 軽量の上昇傾斜手段を提供するものである。気体バネ52は、前記伸張部材56 り位置に関係なく、その伸張軸に沿って略一定の圧力を及ぼす装置である。この ため、シート30が下降する際、前方リンク42.44の下端における回動点を 中心とするトルクパー50の動きは、該トルクパーを圧縮位置に向けて後方に回 転させ、ラチェットリンク72が、つめ部材76と回転止め部材74との係合に よりそれ自身の回転は阻止されるトルクパー56と共に回転する。その結果、二 重水平リンク70の前端部は、前記レバー60の短い第2のアーム66と共に前 方に動く。レバー回動台61を中心とするレバー60の回動により、長い方のア ーム62は、気体バネ52に向けて動き、気体バネシリンダ52内における伸張 部材56を収縮させる。係合ビン58が回動点に近ければ近いほど、このアーム の有効長さは短くなり、故に、気体バネ52の収縮動が小さくなる。このように 気体バネ52によって与えられる一定の圧力は、シート30の下方移動全体にわ たって分散され、こりにより、シート30は、体重の軽い人に対しても調節可能 になる。反対側の端部において、係合ビン58がレバー支軸61から最も遠くに 位置する係合穴64に係止された状態においては、気体バネ52によって与えら れる圧力は、最小値位置の数倍となる。このため、椅子は、体重がきわめて軽い 女性からきわめて重い男性に至る多数の人々に対応できるよう調節可能になる。
これらの限界の外にある人に対応するための最も便利な方法は、単に気体バネ5 2を他のものに取り替え、異なる範囲のバネ圧力を与えるようにすることである 。
使用者が立ち上がる動きは、着席する際の反対の作用によって手助けされる。該 ユニットが適切に調節されている場合、使用者か実質的な努力を行う必要はない 。単に足を地面につけた状態で前かがみになることだけで、前記気体バネ52に よって与えられる上方への圧力に抗してバランスをとることができる。平均的な 身障者または身体虚弱者は、困難なく少し前方に動き、サイドアーム9oにわず かな下方圧力を与えることができる。こうして、気体バネ52による上昇力によ って、前記長い1/バーアーム62が押され、これにより、前記短いレバーアー ム66がシートベース22の前方エツジから離隔し、二重リンク70が後方に引 っ張られる。このため、前記ラチニットリンク72がトルクパー50を中心とし て回転し、これと共に、トルクパー50と平行四辺形リンク40が回転し、こう して、上昇傾斜動作が行われる。
こうして、椅子を下降する際に蓄積されたエネルギは、シート30を上昇すると きに利用され、人の応答動作との相互作用に特に適合するものである。使用者が シートから弾き出されるような加速動作は望ましくないので、上昇動作が重要な 関心事である。角度変化を伴う上昇量は動作開始時に最大であり、動作頂点に近 づくのに伴い減少するので、これは、この発明の機構により調整される。このた め、使用者の最上方位置に到達する動作が補助されるが、使用者は、最上方位置 に近づくのにつれてその速度が減少する旨認識することになる。この椅子ユニッ トは全面的に受動型であり、気体バネ52が実質的に無限の寿命を有し、磨耗ま たは損傷が万−生じた場合でも、経済的に交換可能である。
前記つめ制御ハンドル82は、2つの主目的のいずれかを実行するため、気体バ ネ52から前記リンク機構40を離脱するよう回転される。例えば、前記長いレ バアーム62に対して係合ビン58の位置を再調節することが所望の場合、前記 つめ制御ハンドル82は、つめ部材76を回転止め部材74を離脱するため回転 される。このようにして、トルクパー50が解放されて前方リンク42.44内 で回転し、こうして、この3ア一ムリンク機構がトルクパー50と共に回転する ことにより、折り畳み状態となり、係合ビン58が係合穴64から解放される。
この状態で、係合ビン58は、気体バネ52か異なる角度位置に回転し、異なる 係合穴に係合できるようになる。さらに、前記つめ制御ハンドル82の回転は、 椅子10に着席した使用者が不注意に体重移動する場合の安全装置としても有用 である。
図1〜図7に示す構成では、だれかが椅子を異なる場所に持ち運ぶ必要がない。
椅子を運ぶためには、単にサイドアーム90を後方に回転することにより、後方 延長部94がシートベース22に対して下降させ、シートベース22のロック9 6に係止させるだけでよい。図示のように車輪98により、椅子は、ここでは制 御ハンドルとして使用されるグリップ92の端部が押されることによって、1つ の部屋または場所から他の部屋または場所に移動される。なお、後方車輪を設け てもよく、この場合、椅子10を制御する人は、該椅子をわずかに前方傾斜させ るのに充分な力を持っていなくてもよい。このように椅子10を前方傾斜する際 、キャップエツジ102の前面によって、過度の前方傾斜が阻止され、使用者の 安全が確保される。この安全上の特徴により、使用者が立ち上がる際サイドアー ム90を下方に押した場合に、椅子が車輪を移動回動点として急激に回転動する ことが阻止される。
このコンパクトで効率的な構成は、該椅子のシート機構とは独立した有用なシー ト上昇傾斜機構を提供する。
図8〜図9は、このようなシステムを示すものであり、特に述べないかぎり、図 1〜図7に対応する番号が使用されている。この例において、シートベース22 の下面側の側壁24の周りは、底プレート110で覆われており、このため、こ のユニットは、ベンチ椅子、カーシート、または他の略水平面などのいずれの適 当な面上にも載置可能になっている。この例におけるシート30は、単なるクッ ションによって覆われているのではなく、シート30に平行な面内で回転可能な 中間ターンテーブル112(図9)を支持している。ターンテーブル112の上 面のクッション114は、ターンテーブル112と共に動くよう固定されている 。この固定は、永久的なものでなくてもよ(、Velcro接合(図示せず)の ような着脱自在の固定構造からなっていてもよい。この構成にあっては、クッシ ョン114が通常位置から両方向に90度回転できるよう、ターンテーブル11 2およびシート30に形成した穴に係合可能なピン連結部116(図9のみに示 す)のようなサイドロックを有するのが好ましい。前記通常位置は、上昇傾斜動 作が使用者にとって最も好都合な位置である。例えば、図8および図9のユニッ トがカーシートに置かれる場合、車のサイドドアから使用者を受入れるのに適し た通常位置に置かれる。
りが解除され、使用者は、ターンテーブル112上において、車における前方方 向に面する位置に回転され、前記ロックは車の走行に備えて再びロックされ、使 用者に対して容易にシートベルトが装着可能になる。
故に、目的地に到着すると、車のドアが開けられ、ターンテーブル112のロッ クが解除され、クッション114、ターンテーブル112および使用者がサイド ドアに面するよう90度回転され、使用者は、単に、車から降りる動作を容易に するため前方にかがまさせられる。
これは、車の乗り降りが大変困難である老齢者および身体虚弱者に関する問題点 に対する独特の解決法を提供する。
図10および図11の車椅子は、変更例によるリフトシートユニット120がよ り明確に示されるよう、左側のアーム、側部および車輪を除去して示す側面図で ある。
車椅子フレーム122、主車輪124および前方キャスター車輪126は、シー トベース128を受入れられるよう離隔しており、これらの下方において、受動 エネルギ蓄積装置が設けられている。上述のように、ラチニットリンク72は、 シートベース128に形成した開口26を通って上方に延びて、前方リンク42 .44間のトルクパー50に係合している。しかし、この例において、前方リン ク42.44は2つの後方リンク(左側の後方リンクのみ図示)に連結されてい る。連結リンク134は、各前方リンク42または44を対応する後方リンク1 30に連結している。しかしながら、シート138の下面側のスロット付き台1 36はリンク130の上端の従属ピン140を収容しているので、これらの前方 、後方リンクの対は平行に保たれる。
その結果、上昇傾斜機構がシートベース128上において水平位置から上昇する のに伴い、該リンクは可変の平行四辺形リンクとして機能する。前記連結リンク 134は、後方リンク130を前記スロット付き台136の前部に向けて引っ張 り、限界点まで傾斜角を大きくする。
図11に示すように、同じ機構を、いずれかの面142に載置可能な個別の装置 として利用してもよい。
さらに、図12の二重リフト機構150は、車椅子フレーム122に取り付けら れているものであり、図では、前述したように左側の要素が除去されて示されて 0る。
しかし、2つのリフト傾斜機構152.154 カ直列番、:。
使用されており、必要に応じて使用者を他の面に移送するための上昇動作が示さ れている。下方ユニツト152は前述したものと同様であり、上昇時において、 類0前方リンク42.44および長い後方リンク46が下方前方傾斜を提供する 。制御11ンドル82は、所望の場合、この機構の連結を解除する。
同様に、上方機構154は、所望の場合、一方のユニットのみまたは両方が動作 するよう、制御/%ンドル156によって連結解除されるようになっている。他 の図に関して説明したように、受動エネルギ蓄積装置および力変換装置は、下方 シート128の下方およびシート22の下方に設けられている。上方機構154 において、前方脚部160は後方リンク162より長く、ラチェ・ントリンク7 2は、後方リンク162に係止されたドルクツ(−164に係合している。上部 ベース166は、シートクッション170が取り付けられたターンテーブル16 8を支持している。こうして、両前記機構152.154が係合している場合、 使用者は、車椅子のサイドアームの高さより高く上昇されることができ、ターン テーブル168上で回転されて、ベッドまたはその他の面に移送されることがで きる。この二重リフト機構は、その他の多くの用途において、独立した形態で使 用可能である。
FIG、l 特表十6−501090 (10) の FIG、9 1−リ、1ノ FIG、12 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成5年3月1日−

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.シート部材によって人の昇降を行う装置であって、下降位置にあるとき前記 シート部材の下方において該シート部材と略平行になるよう設けられた平坦なベ ース部材と、 前記ベース部材の上面を前記シート部材の下面に連結するマルチアームリンク機 構であって、そのアームが両端に回動連結手段を有するマルチアームリンク機構 と、伸張可能な部材を有する気体バネ手段を備えるエネルギ蓄積手段であって、 前記気体バネ手段と伸張可能な部材とが、前記ベース部材の下面に隣接し且つ該 下面に略平行に横方向に配設されており、さらに、前記ベース部材の下面に回動 可能に連結された円弧状のレバー手段を備え、前記回動連結手段が該円弧状レバ ー手段の長さ方向中間領域に位置し、前記レバー手段が該レバー手段に沿って離 隔した多数の係合手段を有するエネルギ蓄積手段と、 前記エネルギ蓄積手段の伸張可能な部材を前記レバー手段の選択された係合手段 に連結する調節可能な連結手段と、 前記ベース部材の面に対して略直角な面内にその一部が配設されたトルクリンク 手段であって、前記シート部材の位置が変化するのに伴い前記エネルギ蓄積手段 からの圧力を前記シート部材に伝えるため、前記円弧状レバー手段の一端を前記 リンク機構に連結するトルクリンク手段と を具備する装置。
  2. 2.前記円弧状レバー手段が、前記中間回動位置から延びた1対のレバーアーム を備え、第1の前記アームが前記係合手段を含み、第2の前記アームが前記トル クリンク手段に連結されている請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 3.前記トルクリンク手段が、前記レバー手段の第2の端部に連結されていて、 前記ベース部材に平行に移動可能な第1のリンク手段と、昇降動作時において前 記リンク機構にトルクを与えるため、前記第1のリンク手段に連結されていて、 前記リンク機構に係止されているリンク手段とを備える請求の範囲第2項に記載 の装置。
  4. 4.前記リンク機構が前記アーム間に延びる横断バーをさらに備え、前記トルク リンク手段が、1対の選択的に係合可能な部材を備え、該係合可能な部材の係合 が解除されたとき、前記リンク機構が前記気体バネ手段から連結解除される請求 の範囲第3項に記載の装置。
  5. 5.前記トルクリンク手段が、前記第1のリンク手段から上方に延び前記横断バ ーに回転可能に連結されたラチェットリンク手段を備え、前記ラッチ手段が、前 記ラチェットリンク手段を前記横断バーに係止するため該ラチェットリンク手段 と係合可能なつめ手段と、前記横断バーに平行な前記リンク機構を貫通して延び るハンドル制御ロッドとを備える請求の範囲第4項に記載の装置。
  6. 6.前記つめ手段を前記ラチェットリンク手段と係合するよう付勢するため、前 記つめ手段を前記横断バーに連結するバネ手段を備え、該バネ手段が外部からア クセス可能な制御ハンドル手段を含む請求の範囲第5項に記載の装置。
  7. 7.前方脚部および後方脚部を備え、前記前方脚部が後方シート部分に延び、さ らに、前記前方脚部および後方脚部を相互連結しており、折り畳み式椅子構造を 提供するため前記ベース部材に連結されている回動リンク手段を備える請求の範 囲第6項に記載の装置。
  8. 8.前記折り畳み式椅子が、前記前方脚部の周囲に延びていて、後方湾曲延長部 を備え、該延長部は、前記アーム手段が略下降位置にあるとき前記後方シートの 後部に係合するものであり、前記アーム手段は、前記延長部が前記ベース部材に 係合し、該アーム手段が前記シート後部の後に位置するまで、前記前方脚部に対 して回動可能であって、該椅子用の制御手段を提供するものである請求の範囲第 7項に記載の装置。
  9. 9.前記椅子の少なくとも前記前方脚部が車輪手段を含み、前記椅子の背もたれ 部は、前記アームが上方に回動ずるとき、前記アーム手段の後方延長部と係合す るよう取り付けられたラッチ手段を含み、前記椅子が前方傾斜されるとき前記車 輪手段によって前進するようになっている請求の範囲第8項に記載の装置。
  10. 10.前記前方車輪手段は、前記椅子の前記前方車輪手段を中心とする前方傾斜 を制限する前方エッジを有するカバーを含むものである請求の範囲第9項に記載 の装置。
  11. 11.前記マルチアームリンク機構が前方アームおよび後方アームを含み、前記 後方アームにおける前記回動連結手段が、前記シート部材の端部に滑動可能な支 持体を含み、横断リンクが前記前方アームと後方アームとを連結し、これにより 、前記シート部材がより大きな角度に傾斜可能になっている請求の範囲第1項に 記載の装置。
  12. 12.様々な支持面に載置可能なよう、前記ベース部材に取り付けられた底部を 含む独立ユニットである請求の範囲第1項に記載の装置。
  13. 13.前記ベース部材が固定したまま前記使用者およびシート部材が回動するよ う、前記シート部材を支持していて、前記リンク機構に支持されたターンテーブ ル手段を備え、さらに、前記シート部材の回転を阻止するためのロック手段を含 む請求の範囲第1項に記載の装置。
  14. 14.前記リンク機構上に略同様な第2の装置が取り付けられており、前記第2 の装置が、該第2の装置のためのベースを提供する第2の平坦な部材を含み、前 記主ベースプレートに対する前記シートの移動距離が略2倍になるようになって いる請求の範囲第1項に記載の装置。
  15. 15.前記第1の装置が、前記マルチアームリンク機構において、上昇の際に前 方傾斜を実現するアームを含み、前記第2の装置が、前記マルチアームリンク機 構において、上昇の際に補正傾斜を実現するアームを含み、各前記装置が前記ト ルクリンク手段を個々に係合解除する手段を含む請求の範囲第14項に記載の装 置。
  16. 16.平坦なベースと中間リンク機構とを利用して、前記ベースに対してシート を昇降させるリフトシート構造体において、 前記ベースの一方側に隣接し該一方側に沿って配設された長尺のバネ部材であっ て、前記ベースに対して回動可能に連結されていて、該バネ部材から延びる伸張 可能な部材を有するバネ部材と、 中間回動領域から自由端部に延びる第1のアームおよび第2のアームを備えるレ バー手段であって、前記第1のアームが、前記伸張可能部材に対して横方向に配 設されていて、前記バネ部材の回動端部から異なる距離に多数の係合領域を含み 、前記第2のアームが、前記第1のアームとは異なる方向に前記回動領域から延 び、両前記第1のアームおよび第2のアームが、前記ベースに隣接し平行する面 内に延びているレバー手段と、前記回動領域において前記レバー手段を前記ベー スに連結する回動手段と、 前記伸張可能な部材の自由端部を前記第1のアームの係合領域の1つに着脱式に 連結する手段と、前記第2のアームの自由端部、および、前記中間リンク機構に 対して回動可能に連結されたリンク手段と、の組合わせからなることを特徴とす るリフトシート構造体。
  17. 17.前記バネ手段が、圧縮状態に保持されていて、前記伸張可能な部材に沿っ て前記レバー手段の第1のアームに向けて外方圧力を提供するものであり、前記 第1のアームの係合領域が、前記バネ部材の回動端部に対してある一定の半径の 円周に沿って設けられている請求の範囲第16項に記載の構造体。
  18. 18.前記バネ部材が、その一端において前記ベースに対して回動可能に連結さ れた円筒体を有する気体バネ部材を備え、前記伸張可能な部材が前記気体バネ部 材から延びており、前記気体バネ部材および前記レバー手段が、前記ベースにお ける前記シートとは反対側に配設されている請求の範囲第17項に記載の構造体 。
  19. 19.前記リンク手段が、前記中間リンク機構に着脱式にラッチする前記手段を 備え、ラッチ時において、前記バネ手段による圧力を前記中間リンク機構に伝え るものである請求の範囲第16項に記載の組合わせ構造体。
  20. 20.前記リンク手段が、前記ベースの面に対して略直角な面に沿って延びる直 列の回動可能に連結されたリンクを備え、前記中間リンク機構が回転可能な部材 を含み、前記リンク手段が、前記回転可能な部材に連結された前記リンクをラッ チする手段を備え、これにより、前記バネ部材と前記中間リンク機構との間にお ける昇降時の圧力を伝えるため、前記リンク手段の折り畳みを制限すようになっ ている請求の範囲第19項に記載の構造体。
  21. 21.リフトシートと、該シートに対して人が着席し立ち上がるのを手助けする 手段とを含む高さの低いシート装置であって、 通常の場合水平に配役される平坦なベース手段と、前記ベース手段の下方に配設 されたエネルギ蓄積手段であって、該蓄積手段に連結されていて、前記シートが 下降されるべきとき、前記蓄積手段を圧縮しそのエネルギを蓄積するよう移動可 能で、前記シートが上昇されるべきとき、前記シートを上昇するためのエネルギ を提供するよう移動可能であり、略水平方向の面内を移動するレバー手段を含む エネルギ蓄積手段と、制御されたシート上昇動作を提供する機械的リンク手段を 含むシート手段と、 前記シートの下降により前記バネ手段が圧縮されて、その後前記シート手段を上 昇するためのエネルギを提供できるよう、前記ベースを介して前記レバー手段か ら前記シート手段に連結されたリンク手段と、を備え、前記機構が前記ベース手 段の下方であって前記ベース手段とシート手段との間にとじ込められていること を特徴とするシート装置。
  22. 22.前記シート手段が、クッション支持パネルと、前記シート手段を前記クッ ション支持パネルに連結する手段と、前記クッション支持パネル上のクッション とを備え、前記クッションとクッション支持パネルとが、前記シート手段に対し て回転して使用者の方向転換を可能にするようになっている請求の範囲第21項 に記載の装置。
  23. 23.シートベースをシートに連結する平行四辺形リンクを有するタイプのシー ト装置におい、老齢者、身体虚弱者または身障者が前記シートに着席し該シート から立ち上がるのを手助けするための圧力を受動式に提供する機構であって、 シートの動作および前記ベースに対する姿勢を制御する横断バー手段を含む平行 四辺形リンクであって、該横断バー手段がその各端部において前記リンクに連結 されている平行四辺形リンクと、 基準回動領域においてその一端部が前記ベースに回動可能に連結されていて、関 連する部材に対して着脱式に係合可能な伸張可能端部手段を含む圧縮バネ手段と 、異なる方向に延びる2つのアームと、中間領域の回動連結手段とを有し、第1 のアームが、前記バネ手段の前記基準回動領域から離隔した軌跡に沿って設けら れた多数の係合点を有し、第2のアームが、固定した円弧に沿って移動する端部 を有するレバー手段と、前記レバー手段の自由端部において、前記第2のアーム を前記横断バー手段に連結し、前記バネ手段による圧力を前記平行四辺形リンク に伝える多数の回動可能に連結されたリンクを備え、前記横断バーの回転を制限 するため前記平行四辺形リンクに係合可能な手段を備えるリンク手段と、 を具備した機構。
  24. 24.前記レバー手段の係合点が前記回動点から様々な半径の箇所に設けられて おり、前記バネが、その移動行程全体にわたり略一定の圧力を提供するタイプの 気体バネであり、その圧力が前記シートの移動行程全長にわたり略一定であって も、前記係合点における変化が、前記レバー手段の第1のアームのトルクを変化 させ、その結果、前記第2のアームのトルクを変化させるようになっている請求 の範囲第23項に記載の機構。
  25. 25.前記レバー手段が前記シートの上昇方向に略直角な面内において回動し、 前記リンク手段が前記シートの上昇方向に略平行な面内に配設されており、前記 リンク手段が、前記レバー手段と同一の面内において前記レバー手段の第2のア ームの端部で回転するよう回動可能に連結された第1の移動アームと、前記レバ ー手段に対する連結手段とは反対側の端部において前記移動アームの端部に連結 された中間アームと、該中間アームに回動可能に連結されていて、前記横断バー 手段に連結されたラチェットアーム手段と、前記マルチアームリンク手段に連結 されていて、前記マルチアームリンク手段に対する前記横断バーの回転を阻止す るため前記横断バー手段に隣接して前記ラチェットアームに係合可能なつめ手段 とを備える請求の範囲第24項に記載の機構。
  26. 26.前記リンク手段の前記中間アームが二重アームからなり、前記ラチェット 手段が二重アームの間に配設された単一の手段からなり、前記横断バー手段の上 方に配役された回転止めを有し、前記つめ手段が、前記シートの側部に配設され たターミナルハンドルを有する制御シヤフトであって、前記マルチアームリンク 手段の少なくとも1つのアームを貫通しており、前記リンク手段の両側において 前記横断バーに連結された手段を有する制御シャフトと、前記ラチェットアーム 手段の回転止めに回転可能に係止可能なつめ部材と、前記回転止めに抗して前記 ラチェットアーム手段を所定位置に常時回転付勢するバネ手段とを具備する請求 の範囲第25項に記載の機構。
  27. 27.身障者または身体虚弱者の移送を行う椅子装置であって、 交差領域において回動可能に連結された前方後方脚部手段の対であって、前記前 方脚部が上方後方に延びて上方後方フレームを形成している前方後方脚部手段対 と、少なくとも1対の前記脚部手段の底部に連結された車輪手段と、 前記前方脚部と前記後方フレームとの間の中間領域において前記前方脚部手段に 回動可能に取り付けられており、前記上方後方フレームの後に延びる横断バーを 含むサイドアーム手段であって、サイドアームが前記後方フレームと係合する前 記横断バーと水平となる第1の安定位置と、サイドアームが、前記横断バーが前 記前方脚部手段の中間位置に位置した状態で上方に傾斜する第2の安定位置との 間で移動可能であるサイドアーム手段と、前記前方脚部手段対の中間領域に連結 されたシートベース手段であって、その第2の位置にあるとき前記横断バーと係 合する手段を含むシートベース手段と、前記シートベースに連結されていて、該 シートベースと共に移動可能なシート手段と、 を具備した椅子装置。
  28. 28.前記シートベースを前記シート手段に連結する平行四辺形リンク手段と、 前記シート手段を上昇させるよう作用する略一定の圧力を及ぼすため、前記平行 四辺形リンクに連結された受動型エネルギ蓄積手段とをさらに備える請求の範囲 第27項に記載の装置。
  29. 29.前記椅子が前記脚部およびシートを略平行に折り畳む手段を含む備える請 求の範囲第27項に記載の装置。
  30. 30.前記車輪手段が、前記前方脚部にのみ設けられており、前記前方車輪を中 心とする前記椅子の前方傾斜を制限するため、その前部に配設されたカバー手段 を含む請求の範囲第27項に記載の装置。
  31. 31.前記サイドアーム手段は、前記アームが第1の位置にあるとき下方に湾曲 する端部を有し、前記シートベースは、前記アームが第2の位置にあるとき前記 横断バーを係止する手段を含む請求の範囲第27項に記載の装置。
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