JP2004528116A - 可動性障害者を昇降または移動させるための昇降機 - Google Patents
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Abstract
可動性障害者を昇降または移動させるための昇降機は、折り畳み可能支持構造体(10)、およびそこに取り付けかつそこから上方へ延びた昇降装置(11−14)を含む。支持構造体は、昇降装置のいずれかの側に配置されかつ連結部材(18)により相互に連結された一対の相互から離隔した細長い脚部材(15)を含み、連結部材は少なくとも一つの平行四辺形または略平行四辺形のリンク装置(18)を形成する。平行四辺形のリンク装置は、脚部材が相互に対して完全に離隔した位置と隣接した折り畳み位置間で脚部材(15)の相互間横運動を可能にする一対の平行または略平行の連結リンク(19)を含む。折り畳み可能昇降機は一使用場所から他の場所へ容易に運搬できる。従って、昇降機は普通の車のブースへ運搬でき、かつ女性が概ね安全に運搬できる重量である。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は可動性障害者を、例えば、ベッド、車椅子、および洗面台座等へ昇降または移動させるための昇降機(hoist)に関する。本発明による昇降機は折り畳み状態で運搬容易でありかつ実際に携帯可能である。
【背景技術】
【0002】
多くの高齢者かつ/または肢体不自由者は歩いたり起立する能力を喪失し、結果的に、例えばベッドから車椅子へ、自分で移動するために、または一カ所から他の場所へ移動させるために介護を必要とする。かかる人を介護するために、多くの可動性身体不自由者昇降機または可動性人昇降機が利用可能である。一般的に、かかる製品の背後にある概念は、
支持および安定を提供するキャスタ付き可動シャーシィ、ならびに
ある種の動力駆動またはエンジンを含み、可動シャーシィから起立するリフト柱またはマスト、およびリフト柱またはマストにより軸旋回可能に支持されたリフトアームを含む「昇降機」を有する構成である。
【0003】
移動させる人または患者はスリングまたは同様の支持ユニット内に載置され、かつ次にスリングがヨークへ留められる。エンジンが起動してリフトアームを上方へ移動させると、患者は、例えば、ベッドから上昇する。患者を、例えば車椅子へ、下降させるために、下降方向へリフトアームが移動するようにエンジンを作動させる。
【0004】
かかる可動性人昇降機はヨークがシャーシィの外周により形成される領域内に常時保持されるときにのみ自明なように昇降時に安定している。幅広い電動車椅子にかかる昇降機のシャーシィを跨がせるために、シャーシィは通常U形であり、リフト柱またはマストはそのU形の底に取り付けられる。更に、大半の動力車椅子は60−70cm幅であるので、U形シャーシィの二本の脚は、しばしば、U形の上部を開放するためにU形の底に蝶番留めされる(PCT/GB95/00606の図4参照)。このタイプの「脚スプレッド」は手動または動力運転され、昇降機が使用されないときに人昇降機のシャーシィの全体幅を最小にして維持するために選択される。シャーシィ幅を調節する他の方法は、U形の底に永久的にU形に撓んだ二本の脚を持つものであり、この底部は格納式であり、従ってU形の底の幅を変化させることにより脚の拡開を可能にする。
【0005】
結果的に、かかるシャーシィの典型的外幅は、折り曲げたりまたは折り畳んだときに略60−70cmに縮小し、他方で、「脚」を最大に広げたときにU形の上部で代表例として例えば100cmまでの開放を可能にする。通常は100から130cm長の脚により、人昇降機の既知シャーシィは、代表例として大きなスペースを必要とする。更に、脚拡開に必要な機械的構造はその構造を重くする。この結果、多くの欠点を招来する。
【0006】
*可動性人昇降機は、不使用時に、患者の家のスペースを多く占領する。
*可動性人昇降機は、概ね30−80kgの重量があり、一人で運搬するには重すぎる。
*可動性人昇降機は、標準的幅のドアを通過するには幅広く、患者の家の改造に費用がかかる。
【0007】
端的に、可動性人昇降機は、その名称においてのみ「可動性」である。一人でかかる昇降機を押すことができるが、可動性人昇降機を一人で一カ所から他の場所へ運搬することはできない。既知昇降機は背中の損傷の危険等を伴うことなく運搬するには重すぎ、通常の車または通常の車の座席へ取り付けるには嵩高すぎ、かつ通常既知の可動性人昇降機の寸法は操縦および保管共に大きなスペースを必要とする。
【0008】
その結果として、既知可動性人昇降機は、典型的にはトラックにより使用場所へ配送され、複数の人が昇降機を家庭または他の使用場所に運搬しかつ「設置する」ために必要とされる。他の患者に昇降機を運び、または患者が休暇、家庭訪問、出張等のときに昇降機を持参することは不可能でないとしても面倒であるために、その時点から始まって可動性人昇降機はその場所に停まることになる。このことは、また、人昇降機の使用に依存する人が自分自身の四壁の外で活動的生活を生きることに困難性を有することを意味する。更に、このことは、高齢者かつ/または身体障害者を訪問する家庭看護人が、人昇降機が患者の移動に適切な方法であるような状況を自覚することを意味するが、人昇降機が患者の家庭に「設置されていない」ときには利用できない。
【0009】
多くの製造業者は嵩高および高重量の問題を、可動性人昇降機を幾つかのパーツに分離できる設計にすることにより解決することを試みている。通常、マスト、エンジン、リフトアーム、およびヨークはシャーシィから解放できる。ある事例では、シャーシィの脚がU形シャーシィの底から解放される。大抵の場合には、昇降機の異なるパーツが親指のネジまたは他の伝統的係止方法で共に保持できる。しかし、かかる構成は、いずれの継ぎ手も不正確に連結され、使用時に昇降機を危険に曝す。更に、かかる構造体の組立および分解に多くの時間を要する。最後に、昇降時に生じる力が相当大きいために、全継ぎ手が大きな負荷に耐えるものでなければならず、問題の人昇降機の重量を実質的に増大させることになる。
【0010】
【特許文献1】
PCT/GB95/00606
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、既知可動性人昇降機の安定性と屈強性を有し、かつ一人で運搬できるタイプの昇降機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明による昇降機は、折り畳み可能支持構造体およびそこに取り付けかつそこから上方へ延びた昇降装置を含み、前記支持構造体が前記昇降装置のいずれかの側に配置されかつ連結部材により相互に連結された一対の相互から離隔した細長い脚部材を含み、かつ本発明による昇降機によれば、前記連結部材は、前記脚部材が相互に対して完全に離隔する位置と隣接配置される折り畳み位置間で前記脚部材の相互間横運動を可能にする一対の平行または略平行の連結リンクを含む少なくとも一つの平行四辺形または略平行四辺形のリンク装置を形成していることを特徴とする。
【0013】
本発明による昇降機は、一使用場所から他の場所へ容易に運搬できる。従って、通常乗用車の座席に運搬できかつパーツで運ぶことができ、女性が運ぶのに概ね安全と考えられる以上の重量を有しない。
【0014】
好適には、前記昇降装置は前記支持構造体から上方に延びたマスト、前記マストを横切りかつ前記マストの上端に軸旋回可能に連結されたリフトアーム、および前記リフトアームを前記マストに対して軸移動させることにより前記リフトアームの自由端を昇降するための動力作動手段を含む。
【0015】
前記マスト、リフトアーム、ヨーク、およびバッテリ付き電動モータの重量および嵩は、通常、問題でない。これは、これらのパーツが折り畳み可能でありかつ/または前記支持構造体またはシャーシィから取り外し可能であるように形成されることによる。重量に関し、人を昇降する力は、可能な重量減少に所定の制限を課す。従って、人昇降機における重量および嵩の減少は支持構造体もしくはシャーシィに求められるべきである。本発明は安定性および低重量を犠牲にすることなく昇降機の嵩を実質的に減少させる。
【0016】
基本的に、前記支持構造体は単一の平行四辺形リンク装置を含めばよい。ただし、好適形態において、前記連結部材は一対の対峙する平行四辺形リンク装置を含み、その各々が前記脚部材のそれぞれを共通ベース部材に連結し、前記共通ベース部材は前記脚部材間に配置され、前記昇降装置は前記共通ベース部材上に取り付けられている。
【0017】
更に、前記支持構造体は、好適には、前記脚部材間の対称軸に対して実質的に対称である。
【0018】
好適形態において、前記共通ベース部材上に前記共通ベース部材に対して摺動自在に摺動部材が取り付けられ、少なくとも一つの前記リンク装置の少なくとも一つの平行連結リンクは、少なくとも一つの連結リンクが軸旋回自在に前記共通ベース部材に連結されるピボット点から離隔した位置でクロスリンクにより前記摺動部材に軸旋回可能に連結されている。そのようにして、前記ベース部材に対する前記摺動部材の長手方向の運動は前記連結部材の枢軸運動を対称的に制御する。
【0019】
かかる構成は、前記脚部材の各々を前記ベース部材に対して揺動させるが、前記ベース部材の長軸に対して平行または略平行にその配向を維持する。前記摺動部材は、例えば、前記ベース部材の対称線に沿って長手方向に延びたガイドレールに沿って摺動するように取り付けられてよい。前記ベース部材および前記摺動部材上に適宜に相互から離隔して重い負荷を付けたピボットもしくはベアリングを配置することにより、適宜垂直方向の長さを持つ軸ピンを使用することにより、かつ丈夫なベース部材を使用することにより、その負荷の力を最適に吸収でき、それにより装置全体の重量を最小限に維持する。
【0020】
本発明による昇降機は、好適には、前記脚部材に対して選択した軸旋回位置に少なくとも一つの前記平行四辺形リンク装置を係止するための係止手段を含む。このようにして、前記脚部材は、例えば拡張した離隔位置で、また前記脚部材が前記ベース部材のいずれかの側で前記ベース部材に接近した位置になる折り畳み位置で係止されてよい。いずれのタイプであってもよい前記係止手段は、好適には、前記共通ベース部材に対して前記摺動部材を係止できるように構成される。
【0021】
前記摺動部材の拡張・折り畳み間の長さまたはストロークは、好適には、クロスリンクの両端のピボット、および前記ベース部材に対応する連結リンクを連結するピボットがそのストロークにわたって三角形を形成するように構成される。ただし、前記摺動部材は、好適には、前記支持構造体が折り畳まれる位置へ移動可能であり、かつ各クロスリンクのピボットにより形成される線は対応する連結リンクの両端でピボット点により形成される線と実質的に一致するかまたはその線と小さい鋭角を形成する。このことは、前記三角形が、三角形の頂点もくしはピボットが略一直線になるように扁平であることを意味する。それにより、前記摺動部材の長手方向運動による連結リンクの軸運動の制御は、前記脚部材が中央の前記ベース部材に並んで共に独立に折り畳まれる範囲まで緩和され、前記昇降機の運搬および保管のために非常にコンパク状態にする。
【0022】
前記脚部材は好適にはいずれかの端部にローラまたはキャスタ輪を備え、床または他の支持面上での支持構造体全体の回動を可能にする。
【0023】
本発明は、更に、前記昇降機のための折り畳み可能支持構造体を提供する。この支持構造体は、連結部材により相互に連結された一対の相互から離隔した細長い脚部材を含み、かつ本発明による支持構造体において、前記連結部材は、前記脚部材が相互に対して完全に離隔する位置と密接配置される折り畳み位置間で前記脚部材の相互間横運動を可能にする少なくとも一つの平行四辺形または略平行四辺形のリンク装置を形成することを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
添付図面を参照して更に詳細に本発明を説明する。
【0025】
図面は肢体不自由者または身体障害者または患者を昇降または移動させるために使用するタイプの昇降機を示す。この昇降機は起立マストまたは柱11を取り付けた支持構造体またはシャーシィ10を有する。横切る方向に延びたリフトアーム12の一端はマストの上部に軸旋回可能に取り付けられ、かつヨーク13はリフトアーム12の他端に連結されている。図示されていないスリング等のリフトギアが従来法によりヨークに連結されてよい。従来動力ユニット14は、バッテリ、およびスクリュドライブを駆動する電動モータを含み、リフトアームが動力ユニット14の作動により上方および下方へ移動するように、マスト11とリフトアーム12に軸移動可能に連結されてその間に延在する。
【0026】
支持構造体またはシャーシィ10は、一対の実質的平行のロッド状脚部材15を有し、各脚部材は両端に取り付けたキャスタ輪16を有する。箱形ベース部材17が脚部材15間に配置され、かつ各脚部材は平行四辺形のリンク装置18によりベース部材17に連結される。各平行四辺形のリンク装置18は一対の連結リンク19を有し、各連結リンクは、それぞれの脚部材から上方に延在する軸ピンを有するピボットまたはベアリング20により脚部材15の一つに連結される。各連結リンク19の反対端はピボットまたはベアリング21によりベース部材17に連結される。
【0027】
摺動部材22が、ロッド状脚部材15の長手方向においてガイドレールに沿って摺動するように、ベース部材17上に取り付けられる。各平行四辺形リンク装置18の後方連結リンク19はクロスリンク23により摺動部材22に連結される。各クロスリンクはピボットまたはベアリング24により連結され、かつピボットまたはベアリング25により後方連結リンク19へ連結され、ベアリング25は、ピボット21,24,25により三角形が形成されるようにピボット21から間隔を置く。図示されていない従来機械係止手段が、ベース部材17に対して複数の所定位置のいずれかに摺動部材22を係止するために使用でき、それにより脚部材は所望相互位置または間隔で係止される。係止手段は、例えば、脚で操作でき、かつ係止手段が解放されたときに、摺動部材22が脚により移動する構成であってよい。
【0028】
図1および2は使用時の二つ異なる位置を示す。図1において昇降機は最大に離隔した脚部材15と共に示され、他方、図2においてその離隔が小さくなった状態が示されている。
【0029】
図5はベース部材17に対して摺動部材22がかいにしてリンク19および23、そしてそれにより脚部材15を移動するかを示す。摺動部材22が、点線により示された位置から実線により示された位置へガイドレール26に沿って矢印により示された方向へ移動するときに、リンク19および23はピボット21,24および25が三角形を形成する安定位置から前記ピボットが殆ど一線になる不安定位置へ移動する。不安定位置は図3に示された昇降機の折り畳み位置である。
【0030】
ベース部材17はソケット27を含み、マストまたは柱11の下端が取り外し自在にそこに受けられる。従って、昇降機が運搬または保管されるときには、マスト7は有利に取り外され、そのようにしてシャーシィ10は図4に示された折り畳み状態で分離して運搬または保管できる。
図示形態について種々の変更および修正が添付特許請求の範囲内で可能であることは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】使用時の一つの位置における本発明による人昇降機の斜視図である。
【図2】使用時の異なる位置における本発明による人昇降機の斜視図である。
【図3】折り畳んだ保管位置における図1および2の昇降機である。
【図4】リフトアームを有するマストを除去した図3の昇降機の折り畳んだシャーシィまたは支持構造体である。
【図5】摺動部材と連結リンクを相互に連結した線図である。
【0001】
本発明は可動性障害者を、例えば、ベッド、車椅子、および洗面台座等へ昇降または移動させるための昇降機(hoist)に関する。本発明による昇降機は折り畳み状態で運搬容易でありかつ実際に携帯可能である。
【背景技術】
【0002】
多くの高齢者かつ/または肢体不自由者は歩いたり起立する能力を喪失し、結果的に、例えばベッドから車椅子へ、自分で移動するために、または一カ所から他の場所へ移動させるために介護を必要とする。かかる人を介護するために、多くの可動性身体不自由者昇降機または可動性人昇降機が利用可能である。一般的に、かかる製品の背後にある概念は、
支持および安定を提供するキャスタ付き可動シャーシィ、ならびに
ある種の動力駆動またはエンジンを含み、可動シャーシィから起立するリフト柱またはマスト、およびリフト柱またはマストにより軸旋回可能に支持されたリフトアームを含む「昇降機」を有する構成である。
【0003】
移動させる人または患者はスリングまたは同様の支持ユニット内に載置され、かつ次にスリングがヨークへ留められる。エンジンが起動してリフトアームを上方へ移動させると、患者は、例えば、ベッドから上昇する。患者を、例えば車椅子へ、下降させるために、下降方向へリフトアームが移動するようにエンジンを作動させる。
【0004】
かかる可動性人昇降機はヨークがシャーシィの外周により形成される領域内に常時保持されるときにのみ自明なように昇降時に安定している。幅広い電動車椅子にかかる昇降機のシャーシィを跨がせるために、シャーシィは通常U形であり、リフト柱またはマストはそのU形の底に取り付けられる。更に、大半の動力車椅子は60−70cm幅であるので、U形シャーシィの二本の脚は、しばしば、U形の上部を開放するためにU形の底に蝶番留めされる(PCT/GB95/00606の図4参照)。このタイプの「脚スプレッド」は手動または動力運転され、昇降機が使用されないときに人昇降機のシャーシィの全体幅を最小にして維持するために選択される。シャーシィ幅を調節する他の方法は、U形の底に永久的にU形に撓んだ二本の脚を持つものであり、この底部は格納式であり、従ってU形の底の幅を変化させることにより脚の拡開を可能にする。
【0005】
結果的に、かかるシャーシィの典型的外幅は、折り曲げたりまたは折り畳んだときに略60−70cmに縮小し、他方で、「脚」を最大に広げたときにU形の上部で代表例として例えば100cmまでの開放を可能にする。通常は100から130cm長の脚により、人昇降機の既知シャーシィは、代表例として大きなスペースを必要とする。更に、脚拡開に必要な機械的構造はその構造を重くする。この結果、多くの欠点を招来する。
【0006】
*可動性人昇降機は、不使用時に、患者の家のスペースを多く占領する。
*可動性人昇降機は、概ね30−80kgの重量があり、一人で運搬するには重すぎる。
*可動性人昇降機は、標準的幅のドアを通過するには幅広く、患者の家の改造に費用がかかる。
【0007】
端的に、可動性人昇降機は、その名称においてのみ「可動性」である。一人でかかる昇降機を押すことができるが、可動性人昇降機を一人で一カ所から他の場所へ運搬することはできない。既知昇降機は背中の損傷の危険等を伴うことなく運搬するには重すぎ、通常の車または通常の車の座席へ取り付けるには嵩高すぎ、かつ通常既知の可動性人昇降機の寸法は操縦および保管共に大きなスペースを必要とする。
【0008】
その結果として、既知可動性人昇降機は、典型的にはトラックにより使用場所へ配送され、複数の人が昇降機を家庭または他の使用場所に運搬しかつ「設置する」ために必要とされる。他の患者に昇降機を運び、または患者が休暇、家庭訪問、出張等のときに昇降機を持参することは不可能でないとしても面倒であるために、その時点から始まって可動性人昇降機はその場所に停まることになる。このことは、また、人昇降機の使用に依存する人が自分自身の四壁の外で活動的生活を生きることに困難性を有することを意味する。更に、このことは、高齢者かつ/または身体障害者を訪問する家庭看護人が、人昇降機が患者の移動に適切な方法であるような状況を自覚することを意味するが、人昇降機が患者の家庭に「設置されていない」ときには利用できない。
【0009】
多くの製造業者は嵩高および高重量の問題を、可動性人昇降機を幾つかのパーツに分離できる設計にすることにより解決することを試みている。通常、マスト、エンジン、リフトアーム、およびヨークはシャーシィから解放できる。ある事例では、シャーシィの脚がU形シャーシィの底から解放される。大抵の場合には、昇降機の異なるパーツが親指のネジまたは他の伝統的係止方法で共に保持できる。しかし、かかる構成は、いずれの継ぎ手も不正確に連結され、使用時に昇降機を危険に曝す。更に、かかる構造体の組立および分解に多くの時間を要する。最後に、昇降時に生じる力が相当大きいために、全継ぎ手が大きな負荷に耐えるものでなければならず、問題の人昇降機の重量を実質的に増大させることになる。
【0010】
【特許文献1】
PCT/GB95/00606
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、既知可動性人昇降機の安定性と屈強性を有し、かつ一人で運搬できるタイプの昇降機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明による昇降機は、折り畳み可能支持構造体およびそこに取り付けかつそこから上方へ延びた昇降装置を含み、前記支持構造体が前記昇降装置のいずれかの側に配置されかつ連結部材により相互に連結された一対の相互から離隔した細長い脚部材を含み、かつ本発明による昇降機によれば、前記連結部材は、前記脚部材が相互に対して完全に離隔する位置と隣接配置される折り畳み位置間で前記脚部材の相互間横運動を可能にする一対の平行または略平行の連結リンクを含む少なくとも一つの平行四辺形または略平行四辺形のリンク装置を形成していることを特徴とする。
【0013】
本発明による昇降機は、一使用場所から他の場所へ容易に運搬できる。従って、通常乗用車の座席に運搬できかつパーツで運ぶことができ、女性が運ぶのに概ね安全と考えられる以上の重量を有しない。
【0014】
好適には、前記昇降装置は前記支持構造体から上方に延びたマスト、前記マストを横切りかつ前記マストの上端に軸旋回可能に連結されたリフトアーム、および前記リフトアームを前記マストに対して軸移動させることにより前記リフトアームの自由端を昇降するための動力作動手段を含む。
【0015】
前記マスト、リフトアーム、ヨーク、およびバッテリ付き電動モータの重量および嵩は、通常、問題でない。これは、これらのパーツが折り畳み可能でありかつ/または前記支持構造体またはシャーシィから取り外し可能であるように形成されることによる。重量に関し、人を昇降する力は、可能な重量減少に所定の制限を課す。従って、人昇降機における重量および嵩の減少は支持構造体もしくはシャーシィに求められるべきである。本発明は安定性および低重量を犠牲にすることなく昇降機の嵩を実質的に減少させる。
【0016】
基本的に、前記支持構造体は単一の平行四辺形リンク装置を含めばよい。ただし、好適形態において、前記連結部材は一対の対峙する平行四辺形リンク装置を含み、その各々が前記脚部材のそれぞれを共通ベース部材に連結し、前記共通ベース部材は前記脚部材間に配置され、前記昇降装置は前記共通ベース部材上に取り付けられている。
【0017】
更に、前記支持構造体は、好適には、前記脚部材間の対称軸に対して実質的に対称である。
【0018】
好適形態において、前記共通ベース部材上に前記共通ベース部材に対して摺動自在に摺動部材が取り付けられ、少なくとも一つの前記リンク装置の少なくとも一つの平行連結リンクは、少なくとも一つの連結リンクが軸旋回自在に前記共通ベース部材に連結されるピボット点から離隔した位置でクロスリンクにより前記摺動部材に軸旋回可能に連結されている。そのようにして、前記ベース部材に対する前記摺動部材の長手方向の運動は前記連結部材の枢軸運動を対称的に制御する。
【0019】
かかる構成は、前記脚部材の各々を前記ベース部材に対して揺動させるが、前記ベース部材の長軸に対して平行または略平行にその配向を維持する。前記摺動部材は、例えば、前記ベース部材の対称線に沿って長手方向に延びたガイドレールに沿って摺動するように取り付けられてよい。前記ベース部材および前記摺動部材上に適宜に相互から離隔して重い負荷を付けたピボットもしくはベアリングを配置することにより、適宜垂直方向の長さを持つ軸ピンを使用することにより、かつ丈夫なベース部材を使用することにより、その負荷の力を最適に吸収でき、それにより装置全体の重量を最小限に維持する。
【0020】
本発明による昇降機は、好適には、前記脚部材に対して選択した軸旋回位置に少なくとも一つの前記平行四辺形リンク装置を係止するための係止手段を含む。このようにして、前記脚部材は、例えば拡張した離隔位置で、また前記脚部材が前記ベース部材のいずれかの側で前記ベース部材に接近した位置になる折り畳み位置で係止されてよい。いずれのタイプであってもよい前記係止手段は、好適には、前記共通ベース部材に対して前記摺動部材を係止できるように構成される。
【0021】
前記摺動部材の拡張・折り畳み間の長さまたはストロークは、好適には、クロスリンクの両端のピボット、および前記ベース部材に対応する連結リンクを連結するピボットがそのストロークにわたって三角形を形成するように構成される。ただし、前記摺動部材は、好適には、前記支持構造体が折り畳まれる位置へ移動可能であり、かつ各クロスリンクのピボットにより形成される線は対応する連結リンクの両端でピボット点により形成される線と実質的に一致するかまたはその線と小さい鋭角を形成する。このことは、前記三角形が、三角形の頂点もくしはピボットが略一直線になるように扁平であることを意味する。それにより、前記摺動部材の長手方向運動による連結リンクの軸運動の制御は、前記脚部材が中央の前記ベース部材に並んで共に独立に折り畳まれる範囲まで緩和され、前記昇降機の運搬および保管のために非常にコンパク状態にする。
【0022】
前記脚部材は好適にはいずれかの端部にローラまたはキャスタ輪を備え、床または他の支持面上での支持構造体全体の回動を可能にする。
【0023】
本発明は、更に、前記昇降機のための折り畳み可能支持構造体を提供する。この支持構造体は、連結部材により相互に連結された一対の相互から離隔した細長い脚部材を含み、かつ本発明による支持構造体において、前記連結部材は、前記脚部材が相互に対して完全に離隔する位置と密接配置される折り畳み位置間で前記脚部材の相互間横運動を可能にする少なくとも一つの平行四辺形または略平行四辺形のリンク装置を形成することを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
添付図面を参照して更に詳細に本発明を説明する。
【0025】
図面は肢体不自由者または身体障害者または患者を昇降または移動させるために使用するタイプの昇降機を示す。この昇降機は起立マストまたは柱11を取り付けた支持構造体またはシャーシィ10を有する。横切る方向に延びたリフトアーム12の一端はマストの上部に軸旋回可能に取り付けられ、かつヨーク13はリフトアーム12の他端に連結されている。図示されていないスリング等のリフトギアが従来法によりヨークに連結されてよい。従来動力ユニット14は、バッテリ、およびスクリュドライブを駆動する電動モータを含み、リフトアームが動力ユニット14の作動により上方および下方へ移動するように、マスト11とリフトアーム12に軸移動可能に連結されてその間に延在する。
【0026】
支持構造体またはシャーシィ10は、一対の実質的平行のロッド状脚部材15を有し、各脚部材は両端に取り付けたキャスタ輪16を有する。箱形ベース部材17が脚部材15間に配置され、かつ各脚部材は平行四辺形のリンク装置18によりベース部材17に連結される。各平行四辺形のリンク装置18は一対の連結リンク19を有し、各連結リンクは、それぞれの脚部材から上方に延在する軸ピンを有するピボットまたはベアリング20により脚部材15の一つに連結される。各連結リンク19の反対端はピボットまたはベアリング21によりベース部材17に連結される。
【0027】
摺動部材22が、ロッド状脚部材15の長手方向においてガイドレールに沿って摺動するように、ベース部材17上に取り付けられる。各平行四辺形リンク装置18の後方連結リンク19はクロスリンク23により摺動部材22に連結される。各クロスリンクはピボットまたはベアリング24により連結され、かつピボットまたはベアリング25により後方連結リンク19へ連結され、ベアリング25は、ピボット21,24,25により三角形が形成されるようにピボット21から間隔を置く。図示されていない従来機械係止手段が、ベース部材17に対して複数の所定位置のいずれかに摺動部材22を係止するために使用でき、それにより脚部材は所望相互位置または間隔で係止される。係止手段は、例えば、脚で操作でき、かつ係止手段が解放されたときに、摺動部材22が脚により移動する構成であってよい。
【0028】
図1および2は使用時の二つ異なる位置を示す。図1において昇降機は最大に離隔した脚部材15と共に示され、他方、図2においてその離隔が小さくなった状態が示されている。
【0029】
図5はベース部材17に対して摺動部材22がかいにしてリンク19および23、そしてそれにより脚部材15を移動するかを示す。摺動部材22が、点線により示された位置から実線により示された位置へガイドレール26に沿って矢印により示された方向へ移動するときに、リンク19および23はピボット21,24および25が三角形を形成する安定位置から前記ピボットが殆ど一線になる不安定位置へ移動する。不安定位置は図3に示された昇降機の折り畳み位置である。
【0030】
ベース部材17はソケット27を含み、マストまたは柱11の下端が取り外し自在にそこに受けられる。従って、昇降機が運搬または保管されるときには、マスト7は有利に取り外され、そのようにしてシャーシィ10は図4に示された折り畳み状態で分離して運搬または保管できる。
図示形態について種々の変更および修正が添付特許請求の範囲内で可能であることは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】使用時の一つの位置における本発明による人昇降機の斜視図である。
【図2】使用時の異なる位置における本発明による人昇降機の斜視図である。
【図3】折り畳んだ保管位置における図1および2の昇降機である。
【図4】リフトアームを有するマストを除去した図3の昇降機の折り畳んだシャーシィまたは支持構造体である。
【図5】摺動部材と連結リンクを相互に連結した線図である。
Claims (14)
- 折り畳み可能支持構造体(10)およびそこに取り付けかつそこから上方へ延びた昇降装置(11−14)を含み、前記支持構造体(10)が前記昇降装置のいずれかの側に配置されかつ連結部材(18)により相互に連結された一対の相互から離隔した細長い脚部材(15)を含む昇降機において、
前記連結部材は、前記脚部材が相互に対して完全に離隔する位置と隣接配置される折り畳み位置間で前記脚部材(15)の相互間横運動を可能にする一対の平行または略平行の連結リンク(19)を含む少なくとも一つの平行四辺形または略平行四辺形のリンク装置(18)を形成していることを特徴とする、昇降機。 - 前記昇降装置は前記支持構造体(10)から上方に延びたマスト(11)、前記マストを横切りかつ前記マストの上端に軸旋回可能に連結されたリフトアーム(12)、および前記リフトアームを前記マストに対して軸移動させることにより前記リフトアームの自由端を昇降するための動力作動手段(14)を含む、請求項1の昇降機。
- 前記連結部材は一対の対峙する平行四辺形リンク装置(18)を含み、その各々が前記脚部材のそれぞれを共通ベース部材(17)に連結し、前記共通ベース部材は前記脚部材間に配置され、前記昇降装置は前記共通ベース部材上に取り付けられている、請求項2の昇降機。
- 前記支持構造体は前記脚部材間の対称軸に対して実質的に対称である、請求項3の昇降機。
- 前記共通ベース部材(17)上に前記共通ベース部材に対して摺動自在に摺動部材(22)が取り付けられ、少なくとも一つの前記リンク装置の少なくとも一つの平行連結リンク(19)は、少なくとも一つの連結リンク(19)が軸旋回自在に前記共通ベース部材(17)に連結されるピボット点(21)から離隔した位置(25)でクロスリンク(23)により前記摺動部材に軸旋回可能に連結されている、請求項1−4のいずれか1の昇降機。
- 前記脚部材に対して選択した軸旋回位置に少なくとも一つの前記平行四辺形リンク装置を係止するための係止手段を更に含む、請求項1−5のいずれか1の昇降機。
- 前記係止手段は前記共通ベース部材に対して前記摺動部材を係止できる構成である、請求項5または6の昇降機。
- 前記摺動部材は、前記支持構造体が折り畳まれる位置へ移動可能であり、かつ各クロスリンク(23)のピボット(24,25)により形成される線は対応する連結リンク(19)の両端でピボット点(20,21)により形成される線と実質的に一致するかまたはその線と小さい鋭角を形成する、請求項5−7のいずれか1の昇降機。
- 前記支持構造体(10)が連結部材(18)により相互に連結された一対の相互から離隔した細長い脚部材(15)を含む請求項1に記載の昇降機のための折り畳み可能支持構造体において、
前記連結部材は、前記脚部材が相互に対して完全に離隔する位置と密接配置される折り畳み位置間で前記脚部材(15)の相互間横運動を可能にする少なくとも一つの平行四辺形または略平行四辺形のリンク装置(18)を形成していることを特徴とする、支持構造体。 - 前記連結部材は一対の対峙する平行四辺形リンク装置(18)を含み、その各々が前記脚部材のそれぞれを共通ベース部材(17)に連結し、前記共通ベース部材は前記脚部材間に配置され、前記昇降装置は前記共通ベース部材上に取り付けられている、請求項9の昇降機。
- 前記支持構造体は前記脚部材間の対称軸に対して実質的に対称である、請求項9または10の支持構造体。
- 前記共通ベース部材(17)上に前記ベース部材に対して摺動自在に摺動部材(22)が取り付けられ、少なくとも一つの前記リンク装置の少なくとも一つの平行連結リンク(19)は、少なくとも一つの連結リンク(19)が軸旋回自在に前記ベース部材(17)に連結されるピボット点(21)から離隔した位置(25)でクロスリンク(23)により前記摺動部材に軸旋回可能に連結されている、請求項9−11のいずれか1の支持構造体。
- 前記脚部材に対して選択した軸旋回位置に少なくとも一つの前記平行四辺形リンク装置を係止するための係止手段を更に含む、請求項9−12のいずれか1の支持構造体。
- 前記係止手段は前記ベース部材に対して前記摺動部材を係止できる構成である、請求項12または13の支持構造体。
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