JPH06500412A - 連続的なウエブを被覆するための装置及び方法 - Google Patents

連続的なウエブを被覆するための装置及び方法

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JPH06500412A
JPH06500412A JP5500248A JP50024893A JPH06500412A JP H06500412 A JPH06500412 A JP H06500412A JP 5500248 A JP5500248 A JP 5500248A JP 50024893 A JP50024893 A JP 50024893A JP H06500412 A JPH06500412 A JP H06500412A
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イーストマン・コダック・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 連続的なウェブを被覆するための装置及び方法発明の背景 発明の分野 本発明は、写真フィルム又は印画紙等の被覆されたシート材料の製造に関する。
従来技術の説明 例えば、セルロースアセテート(酢酸セルロース)又はポリエチレンテレフタレ ートで形成された透明なフィルムの連続的なウェブ、あるいは印画紙の連続的な ウェブを、液状の材料でコーティングすなわち被覆することによって、写真フィ ルム又は印画紙を製造することは知られている。周知のように、液体材料は、ゼ ラチン及び塩化銀を含むことができる。液体材料をウェブに被覆した後に、被覆 されたウェブをロール状に巻き取ることができるように、上ic!液体材料を乾 燥させる必要がある。乾燥を開始する前に、液体材料を冷却して固化させること は周知である。乾燥を開始する前に液体材料を固化した状態にさせることにより 、大量の乾燥した熱いガスをコーティングに導いて乾燥を行うことができる。乾 燥を行っている時にコーティングが依然として液体の状態にある場合には、コー ティングすなわち被覆の際に得られるコーティングの厚みの均一性が損なわれる ことになる。乾燥の前にコーティングを固化させることにより、乾燥工程を通じ て厚みの均一性が維持される。
液体材料の被覆層の厚みの均一性を損なうことのないように、冷却を行う必要が ある。これは、被覆されたウェブを、ウェブの被覆されていない面に接触する冷 却されたローラに通すことにより、ウェブを介して液体材料から熱を取ることに より行われる。1980年11月4日にバービー(Eugene H,Barb ee)に発行された米国特許第4,231,164号明細書に開示されるように 、上記ウェブは、該ウェブの被覆されていない面に導かれる冷却された空気によ って更に冷却することができ、上記冷却された空気は、上記ローラにも接触して これらローラを冷却する役割も果たす。ウェブは、ローラに接触した状態に保持 され、被覆されたウェブの両面における差圧により、約20−45’にわたって 上記ローラの周囲を包むようにされる。被覆されたウェブが冷却されたローラを 通過する時に、ウェブの被覆された面に作用する大気が冷却されるが、その速度 は、液体コーティングに接触する空気がその液体コーティングに悪影響を及ぼさ ないように、常に小さなものでなければならない。
液体コーティングを急速に冷却し、これにより、ウェブ上でコーティングが液体 状態にある時間を少なくし、且つ、冷却ゾーンの設備投資及びランニングコスト を低減させるのが望ましい。液体コーティングの冷却速度を高める1つの方法は 、作用する大気及びローラの温度を、冷却ゾーンが開始する最初の時点から低く することである。しかしながら、冷却ゾーンの最初から温度を低くしようとする と、ある問題が生ずる。その問題とは凝縮である。冷却ゾーンに入る大気は、こ の冷却ゾーンの温度よりも高い露点を持つことがある。例えば、冷却ゾーンの外 側の大気が8乃至10’Cの露点を持つ場合には、そのような大気が冷却ゾーン の中の4″Cの空気に触れると凝縮が生ずることになる。凝縮物の一部はコーテ ィングに到達し、最終製品に容認できない汚れあるいは傷を生じさせる。また、 凝縮物は冷却ゾーンの中の搬送手段にも蓄積し、そのような蓄積により搬送手段 の適正な機能が阻害される。
被覆されたウェブと共に冷却ゾーンの中に入る大気の露点が高(なるに連れて上 記問題は一層悪化する。コーティング・ステーションの周囲に囲いすなわち包囲 体を形成し、該包囲体の中の雰囲気の圧力を大気圧以上に上昇させることによっ て、コーティング・ステーションの付近から透き間圧及び空気中に浮遊する塵を 排除する提案が近年行われている。カーテン・コーティングとして知られるプロ セスによってコーティングを行う場合には特に、コーティング・ステーションの 周囲に透き間圧があることは極めて望ましくない。従って、上述の最近提案され た包囲体の中の雰囲気は、該包囲体の中の均一な且つゆっくりとした下向きの空 気の流れによって、非常にゆっくりではあるが変化がつけられる。しかしながら 、包囲体の中の雰囲気の変化の割合は、露点が包囲体の外側の露点よりも高くな るようなものであり、その理由は、包囲体の中のコーティングの液体から湿分が 蒸発するからである。空気の流れは、包囲体の中の露点を包囲体の外の雰囲気の 値よりも低い値に維持するに十分な程度に速くすることはできない。
従って、上述の如き包囲体の採用は、塵及び透き間圧に関連する問題は解決する が、冷却ゾーンの上流側端における凝縮の可能性を高めてしまう。その理由は、 包囲体の中の圧力は大気圧よりも高く、また、露点も周囲雰囲気よりも高いから である。勿論、コーティング操作と固化操作との間の時間を極力短く維持すると いう望みを達成するためには、冷却ゾーンをコーティング・ステーションに可能 な限り接近させることが望ましいが、これは更に問題を悪化させる。
本発明の1つの目的は、冷却ゾーンの上流側の端部における凝縮の問題を解決す ることである。
発明の摘要 本発明の目的は、コーティング・ステーションと冷却ゾーンとの間に隔離手段を 設け、冷却ゾーンの上流側の端部の中に被覆されたウェブと共に入るどのような 雰囲気の露点も、冷却ゾーンの上流側の端部で出会う温度よりも確実に低くなる ようにすることにより達成される。
好ましい実施例の説明 本発明の好ましい実施例が図1に示されており、この実施例は、透明なセルロー スアセテートのフィルムから成るウェブ12に写真材料をコーティングすなわち 被覆するための装ff1lOを備えており、上記ウェブは、更に処理操作を行っ た後に、写真フィルムとして使用するために各ストリップに切断される。
装置10は、送り出しステーション14を備え、このステーションには、巻付け られたセルロースアセテートの連続的なウェブ12の供給ロール16が設けられ ており、上記供給ロールは、上記ウェブを制御しながら送り出し、装置10の残 りの部分で実行される操作にウェブを供給する。
装置はまた、液体材料をウェブ12に付与するコーティング・ステーション18 も備える。コーティング・ステージシン18は支持ローラ20を備え、この支持 ローラは、液体材料を受け取るようにウェブを正確に位置決めするための手段を 形成する。この実施例においては、液体材料はカーテン・コーティングによって 付与され、この目的のために、スライド・ホッパ22が、支持ローラ20の上方 に周知の関係で設けられている。液体材料は、パイプ24を介してホッパ22に 供給される。
コーティング・ステーション18は包囲体26の中に設けられている。包囲体2 6には、該包囲体の天井30から伸長するダクト28を介して空気が供給される 。天井30の下方には、包囲体の中で下方に向かう空気の流れを、包囲体全体を 通じて、確実に均一な層流にするための手段が設けられている。この手段は、H EPAフィルタ32の形態を取るが、隔置された関係で平行に積み重ねられた複 数の穴空きスクリーンの如き、上記目的を達成するための他のどのような周知の 形態とすることもできる。包囲体のフロア34は、ダクト28を介して導入され た空気が包囲体26の底部から下方に流れるのを許容する開口36を備えている 。
包囲体は、ウェブ12を包囲体26の中へ入れるための人口38と、包囲体のフ ロア34に設けられ、被覆されたウェブ12′を包囲体26から出すための出口 40とを備えている。
包囲体26のフロア34の下側に隣接しているのは、本発明の隔離手段42であ る。隔離手段42はチャンバ44を備え、このチャンバにはウェブ12のための 人口が開口40によって形成され、また、上記チャンバからのウェブ12゛の出 口が開口46によって形成されている。隔離手段42のチャンバ44の中には、 図1及び図2において共に概略的に示されている空気供給/排出装置48が設け られている。装置48は、ウェブ上の液体コーティングに向かって低い速度で流 れる複数の隔置された(図2に矢印47で示すように、ウェブが装置を通過する 方向において)空気流を生ずるように構成されており、その空気流は、ウェブの 全幅に互って存在する。ウェブに向かう隣接する空気流の間で、空気は、ウェブ から離れてウェブに直交する方向に自由に流れる。そのような流れのパターンを 得るために、ハウジング49(図2)が設けられ、このハウジングの中には、互 いに関してまたウェブに対して平行な複数の管状のチャンバ50が設けられてい る。チャンバ50は、空隙部52によって隔置されている。チャンバは、ウェブ の方を向いているそれぞれの側部54において開放されている。各々のチャンバ は、ウェブの運動方向に平行な方向において35mmの寸法を有し、これと同じ 方向において、各々の空隙部は約15mmの寸法を有している。有孔スクリーン 56が、チャンバの開放された側部54を覆っている。ダクト58.60.62 を介してチャンバ50へ空気が供給される。ウェブから離れる方向に流れる空気 は、空隙部52を覆うスクリーン56のある部分を自由に通過してハウジング4 9の中の空間に入り、排気ファン(図示せず)が設けられるダクト64を通って ハウジングから出る。
空気供給/排出装置48から離れているウェブ通路の反対側には、装置80が設 けられている。装置80は、ウェブに対して空気を吹き付け、そのような空気を 逃がすように構成されている。しかしながら、上記装置80が向かい合い空気の 流れを与えるウェブの表面には液体コーティングが設けられていないので、装置 80は、装置48よりも速い空気流を発生させるようにすることができる。装置 80は、包囲された空間82を画成するハウジング81を備えており、上記包囲 された空間は、ウェブ12°の全幅に亙って伸長するがウェブから隔置されてい る邪魔板83によって分割されている。邪魔板83のコーティング・ステーショ ン18から遠い側には、包囲された空間82のチャンバ84°に低い露点の空気 を供給するための入口ダクト84が設けられている。邪魔板83の反対の側には 、包囲された空間82のチャンバ85゛がら空気流が出るための出口ダクト85 が設けられている。各々のチャンバ84′、85′は、チャンバ50(7)1つ ト概ネ同様であり、ウェブに面するその開放された面にはスクリーンが設けられ ている。
低い露点を有する空気は、ダクト84を介してチャンバ84°に入り、関連する スクリーンを介してチャンバ84゛から流出する。空気は、ウェブの上を該ウェ ブの流れと反対方向に流れ、チャンバ85゛ に向がって流れる際に、邪魔板に よってウェブに接近して流れるように強制される。ウェブに伴って来た高い露点 を有する空気と混合されたこの空気は、チャンバ85°に流入し、ダクト85が ら流出する。空気は、チャンバ82の中の圧力を制御する排気ファン(図示せず )によって、出口ダクト85から排出される。
隔離手段42に隣接して冷却ゾーン66が設けられており、図1には冷却ゾーン の一部だけが示されている。冷却ゾーンは、1980年11月4日にバービー( Eugene H,Barbee)に発行された米国特許第4. 231. 1 64号に記載されるように概ね構成される。冷却ゾーンの構造及び作用を理解す るためには、上記米国特許を参照すべきであり、本明細書においては上記米国特 許の開示を特に参考としている。
図1から分かるように、冷却ゾーンは2つの部分を備えており、第1の部分68 は、この第1の部分を通過するウェブ通路が垂直に対して傾斜するように配列さ れ、また、第2の部分は、この第2の部分を通過するウェブ通路がほぼ水平にな るように配列されている。上述の構成を採用することにより、ウェブの上のコー ティングは、ウェブがほぼ水平方向に移動する際に固化され、また、ウェブの下 側のコーティングは、本件出願と同日に出願された米国特許出願の教示に従7て 固化される。上記米国特許出願は、[被覆された写真材料を製造するための方法 及び装!(Method and Apparatus for Manufa cturing Coated Photographic MateriaI s)Jと題して、バービー、ラング、ルイス及びトービー(Eugene、Hl Barbee、 John D、 Lang、 Gifford J、 Lew is and William A、 Torpey)によって出願されている 、上記米国特許出願の開示は本明細書で特に参考としている。
概略的には、冷却ゾーン66は複数のローラ72を備えており、これらローラは 、互いに隔置されて平行な軸線を有している。隣接するローラ72の間のスペー スに設けられたダクト74から、ウェブの被覆されていないM側に冷却された空 気が吹き付けられる。ダクト74からの空気は、隣接するローラ72の表面の上 を流れ、そのように流れる際にローラを冷却して空間76に入り、更に、これら 空間からチャンバ75へ流れ、還流ファン(図示せず)を収容するダクト73を 通って上記チャンバから出る。
ウェブの両側の表面に差圧を与えることにより、ウェブはローラ72を包んでこ れに接触する状態に維持される。ハウシング78の中でウェブ12°の被覆され た表面の側にある空間77の中の雰囲気は、ウェブの被覆されていない表面に作 用する平均圧力よりも比較的高い圧力に維持される。この差圧を得るために、ダ クト79を介する空気の供給、並びにダクト73を介する空気の還流が適正に制 御される。空間77の中の圧力は、包囲体26の中の圧力よりも幾分低い。
ウェブは、ウェブ移動手段によって、上述の装置を連続的に通過される。上記ウ ェブ移動手段は、支持ローラ20と、冷却ゾーンの下流側の搬送手段とを備えて いる。ウェブ12゛の傾斜した通路とほぼ水平な通路との接合部に、反転ローラ 100が設けられている。
作動の際には、連続的なウェブがローラ16から連続的に送り出され、包囲体2 6の入口38を介してコーティング・ステーション18に入る。コーティング・ ステーション18においては、ウェブは支持ローラ20の周囲の一部に巻つけら れる。隣接する別個の層としてウェブに被覆されるべき液体材料が、パイプ24 を介してホッパに供給される。液体は、隣接する別個の層から成る単一の流れと して流れ落ちるカーテン90の形態でホッパを出る。カーテン状の液体材料は、 支持ローラ20によって該支持ローラの周囲に巻かれたウェブ12に当たる。液 体材料は、均一の厚みを有すると共に隣接して積層された複数の別個の層から形 成される層を形成する。
液体材料と同じ温度にされた空気が包囲体26に供給されており、上記空気は穴 空きのスクリーン32を通過している。上記スクリーンは、例えば5m/分の小 さな速度で、空気を包囲体26の中で下方に流し、上記小さな速度は、包囲体の 水平方向の断面全体に亙って十分に均一な層流を形成するような速度とされる。
包囲体の中で均一な小さな速度を用いることにより、カーテンに悪影響を与えた り、あるいは、液体材料の不均一な蒸発及び冷却を起こすような空気流が排除さ れる。
液体材料は、ホッパ、カーテン及びウェブにおいて幾分かの湿分を放出し、その 湿分が包囲体の中の空気の露点を上昇させる。
包囲体26に供給された空気は、開口36、ウェブ12°用の出口40並びにウ ェブの人口38を介して、包囲体26から出る。包囲体から出る空気は一般に、 40’Cの温度と8−10°Cの露点を有することが判明している。
冷却ゾーン66のハウジング78の空間77には、−4’Cの温度の空気が供給 される。この温度は、ウェブ12′ に伴って包囲体26から出口40を介して 入って来る雰囲気の露点よりも低い。ウェブに伴って来る上記空気が冷却ゾーン 66に入ったならば、凝縮が起こる恐れがある。凝縮物がウェブの液体材料のコ ーティングに着いた場合には、欠陥が生ずる恐れがある。また、機器すなわち装 置に凝縮物があると、製品及び/又は機器に損傷を与える恐れがある。
本発明によれば、冷却ゾーンにおける凝縮の問題は、隔離手段42を提供してこ れを用いることにより解消される。温度が24°Cで露点温度が一9″Cの空気 を、ダクト62.60.58を介してチャンバ50に供給し、上記チャンバから 穴空きスクリーン56を通して流す。穴空きスクリーンを出た空気は、約20m /分のほぼ均一な速度を有する穏やかな流れとして、ウェブ12′上の均一な厚 みを有する層に向かって流れる。そのような速度は十分に小さく、液体材料に悪 影響を与えることはない。そのような空気流は、ウェブに伴って来た空気と混合 してこれを希釈すると共に、上記ウェブに伴って来た空気を概ね追い出す。混合 した空気はスクリーン56を通って空隙部に戻り、その後ダクト64から出る。
ウェブに向かってまたウェブから離れる方向に流れる複数の空気流は、ウェブに 伴って来た雰囲気を徐々に洗い流し、該雰囲気を空間77の中の露点よりも低い 露点を有する雰囲気で置き換えるものと見ることができる。複数の空気流は、開 口40を介して隔離手段に入った湿分が冷却ゾーン66の中に入らないようにす る。ウェブに伴って冷却ゾーン66に入るどのような雰囲気も、冷却ゾーンの中 の空気並びに機器の温度よりも低い露点を有する。ウェブに伴ってウェブの裏側 すなわち被覆されていない表面の側に入った高い露点を有する空気も、ダクト8 4を介して供給される空気により生ずる乾燥空気洗浄プロセスによって、冷却ゾ ーンから洗い流されて隔離され、邪魔板83とウェブ12゛の間を流れた後に、 ダクト85を介してハウジング81のチャンバ82から排出される。
液体材料を有するウェブ12′は、−4’Cよりも低い露点を有する空気を伴っ て、隔離手段42から、温度が一4″Cである冷却ゾーン66の上流側の端部に 入る。従って、ウェブと共に入る空気の露点が冷却ゾーンの中の温度よりも低い ので、凝縮は起こらない。
当業者は、冷却ゾーンの中の温度が通常よりも低いことに気付くであろう。隔離 手段を用いることにより、凝縮の危険性を伴わずに、冷却ゾーンをそのような低 い温度で運転することができる。そのような低い温度で作動させることにより、 液体材料の冷却速度は上昇し、従って、コーティング・ステーションにおけるコ ーティングと冷却ゾーンにおける固化との間の時間が短縮される。そのような時 間の短縮は効果的であり、その理由は、ウェブに対して液体材料を流す時間が短 くなり、また、81器特に冷却ゾーンの設備コスト、並びに冷却ゾーンのランニ ングコストが低下するからである。
はぼ均一な小さな速度で液体コーティングに空気を導く隔離手段の別の利点が見 い出された。ウェブを工場の環境の空間においてコーティング・ステーションと 冷却ゾーンとの間で単純に搬送する場合に比較して、液体材料の厚みの均一性が 良好になることが判明した。この改善された厚みの均一性は、制御されない工場 の環境において見られるランダムな空気の流れ及び温度とは対称的な、ウェブの コーティングが通過する高度に制御された空気流のパターンによるものである。
図3は、経過時間毎に露点をプロットしたものを示しており、「プロットA」は 、ウェブに伴ってコーティング・ステーションから出る空気に対するものであり 、「プロットB」は、ウェブに伴って冷却ゾーンに入る空気に対するものである 。冷却ゾーンに入る空気の露点は、冷却ゾーンの中の空気及び機器の温度(=4 ’ C)よりも低いことが分かる。尚、約2時30分(2: 30)よりも前、 及び約3時15分(3:15)よりも後の時間帯においては、コーティングが何 等行われていない。
図4は、液体コーティングは、隔離手段において上述の処理を受けた場合には、 単に工場の環境の空間を搬送される場合に比較して、良好な厚みの均一性を有す るという上述の別の利点を示すものである。図4は、穴空きスクリーン56から の液体コーティングの間隔に対して、任意の単位(値が小さくなるほど均一性が 良好になる)のコーティングの均一性をプロットしたものである。このデータは 、0.1mmの厚みの底部層を有するウェブを30m/分で動かした場合に得た ものである。プロットAは、隔離手段に空気を全く流さない場合のテストの結果 である。プロットBは、プロットCよりも少ない空気流を流した場合の結果であ る。
コーティングの厚みの均一性は、空気の流量の増加、及び液体コーティングと穴 空きスクリーン56の間の距離の増加に伴って改善されが、少なくとも試験した パラメータの範囲内では、ある程度以上の距離になると上記均一性は低下する。
隔離手段のある特定の形態を上に説明した。当業者は、他の形態の隔離手段を採 用し、冷却ゾーンの上流側の端部の温度よりも高い露点を有する空気が冷却ゾー ンに入るのを防止させることができることを理解することができよう。
コーティング・ステーションが、被覆されたウェブが離れるに従って通過する空 気の露点が高くなるように構成されていない場合でも、冷却ゾーンに入る直前の ウェブの周囲の空気が、冷却ゾーンの上流側の端部の温度よりも高い露点を有す る場合には、本発明を採用することが効果的であることも理解されよう。
また、スライド・ホッパのカーテンのコーティングによりウェブを被覆する実施 例に関して本発明を説明したが、例えば、スライド・ホッパのビードコーティン グあるいは押し出しコーティング等の他の方法でウェブを被覆する実施例におい ても、本発明を効果的に用いることができることも理解されよう。
特に上に説明した実施例においては、被覆されるウェブはセルロースアセテート で形成されているが、例えば、紙又はポリエチレンテレフタレート等の他の材料 からもウェブを形成することができることを理解する必要がある。
好ましい実施例を特に参照して本発明の詳細な説明したが、本発明の原理及び範 囲内において種々の変形及び変更を行うことができることを理解する必要がある 。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に従って、連続的なウェブを材料で被覆するための装置の一部を 概略的に示す図である。
図2は、図1に示す装置のある構成要素を一部断面で図解的に示す斜視図である 。
図3は、図1及び図2に示す装置の隔離手段に入る空気及び該隔離手段から出る 空気の露点を時間に対してプロットしたものを示す。
図4は、コーティングの幅方向のコーティングの厚みの均一性の低下をウェブの コーティングからの隔離手段の間隔に対してプロットしたものを示す。
FI6.2 フロントページの続き (72)発明者 ルイス、ギフオード・ジエームズアメリカ合衆国ニューヨーク 州14617.ロチェスター、ウィンブルドン・ロード (72)発明者 ワーラース、ロバート・アレンアメリカ合衆国ニューヨーク州 14626.ロチェスター、アトリー・ドライブ 60

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.連続的なウエブをある材料で被覆するための装置において、連続的なウエブ を連続的に供給する手段と、前記連続的なウエブを位置決めする手段、及び液状 の材料の層を前記位置決め手段によって位置決めされた前記ウエブに付与する手 段を具備するコーティング・ステーションと、 前記ウエブの液体材料を冷却する冷却ゾーンであって、被覆されたウエブが該冷 却ゾーンに入る上流側の端部を有する冷却ゾーンと、前記コーティング・ステー ションと前記冷却ゾーンとの間に設けられ、前記被覆されたウエブに伴って前記 冷却ゾーンに入る雰囲気が、前記冷却ゾーンの前記上流側の端部で出会う温度よ りも確実に低い露点を有するようにする隔離手段と、前記連続的なウエブを、前 記コーティング・ステーション、前記隔離手段及び前記冷却ゾーンを通して連続 的に移動させる手段とを備えることを特徴とする装置。
  2. 2.請求項1の装置において、前記隔離手段が、低い露点を有する空気を前記ウ エブに導き、より高い露点を有する空気を追い出すための手段を備えることを特 徴とする装置。
  3. 3.請求項2の装置において、前記隔離ゾーンが、入口及び出口を有するハウジ ングを備え、前記入口は、前記ウエブが前記ハウジングに入るのを許容し、また 、前記出口は、前記ウエブが前記ハウジングを出て前記冷却ゾーンに入るのを許 容し、 前記ウエブに低い露点を有する空気を導く前記手段が、前記ハウジングの中に設 けられることを特徴とする装置。
  4. 4.請求項3の装置において、前記ウエブに低い露点を有する空気を導く前記手 段が、 複数の平行なダクトと、 前記ウエブに空気を導くようになされた前記ダクトに空気を供給する手段と、前 記ダクトと前記ウエブとの間に設けられ、前記ダクトによって前記ウエブに導か れる前記空気が、均一で小さな速度を有し、これにより、前記ウエブの液体材料 が前記空気の流れによって確実に阻害されないようにする手段とを備え、前記ダ クトは互いに隔置され、これにより、前記ダクトによって供給される空気が、前 記ダクトの間で前記ウエブから離れる方向に流れることができることを特徴とす る装置。
  5. 5.請求項1乃至4のいずれかの装置において、その内側に前記コーティング・ ステーションが配置される包囲体と、前記包囲体の上方の領域に空気を供給する ための手段と、前記包囲体の下方の領域から空気を排出するための手段とを備え 、前記隔離手段は、前記包囲体及び前記冷却ゾーンに隣接して設けられることを 特徴とする装置。
  6. 6.連続的なウエブをある材料で被覆するための方法において、連続的なウエブ を連続的に供給し且つ動かす段階と、コーティング・ステーションを通過する際 に前記連続的に動くウエブを位置決めする段階と、 前記コーティング・ステーションにおいて位置決めされた前記ウエブに液体材料 の層を付与する段階と、 前記ウエブの液体材料の層を冷却する段階と、前記液体材料の層を冷却する前の 段階として、冷却を開始する時に同ウエブに伴う空気の露点が、前記ウエブの周 囲にある雰囲気及び機器の温度よりも確実に低くなるようにし、これにより、凝 縮を防止する段階とを備えることを特徴とする方法。
  7. 7.請求項6の方法において、冷却を開始する時に前記ウエブに伴う空気の露点 を確実にする前記段階が、前記冷却を開始する時に前記ウエブの周囲にある雰囲 気及び機器の温度よりも低い露点を有する空気を前記ウエブに導くことによって 実行されることを特徴とする方法。
  8. 8.請求項6の方法において、前記ウエブに空気を導く段階が、前記ウエブに複 数の空気流を導く段階を備え、前記空気流は、前記ウエブの幅方向に広がると共 に、前記ウエブの長手方向に隔置されており、これにより、前記ウエブに向かう 隣接する空気流の間で、前記ウエブにほぼ直交する方向において前記ウエブから 離れる方向に空気が流れることができ、前記空気流の速度は、前記ウエブの液体 材料が該空気流によって悪影響を受けない程度に小さいことを特徴とする方法。
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