JPH06500157A - 産業用冷却塔のプラスチック製のファンブレード及びその製造方法 - Google Patents

産業用冷却塔のプラスチック製のファンブレード及びその製造方法

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JPH06500157A
JPH06500157A JP3514637A JP51463791A JPH06500157A JP H06500157 A JPH06500157 A JP H06500157A JP 3514637 A JP3514637 A JP 3514637A JP 51463791 A JP51463791 A JP 51463791A JP H06500157 A JPH06500157 A JP H06500157A
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バーディック,ラリー・エフ
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ザ・マーレイ・クーリング・タワー・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業用冷却塔のプラスチック製のファンブレード及びその製造方法発明の背景 1、発明の分野 本発明は冷却塔に関し、より詳細には、大直径の冷却塔ファン用の翼を形成する 成形された複合型の合成樹脂ブレードに関する。
2、従来技術の説明 通風式の産業用冷水塔は、1又はそれ以上の比較的大きな直径のファンを備えて おり、該ファンは、周囲の雰囲気から空気を引き込み、速度回収スタ・ツクを介 して熱い空気が排出される前に、そのような空気を蒸発効果によって冷却すべき 水に通す。このような用途に用いられるファンは一般に、約3.66m(約12 フイート)乃至最大的18.2m(約60フイート)あるいはそれ以上の範囲の 直径を有している。
約0.61m(2フイート)乃至約3.66m(12フイート)の範囲内の直径 を有する小さな冷却ファンの大部分は、アルミニウム等の金属から形成される。
一方、約3.66m(12フイート)乃至約18.2m(60フイート)の直径 を有する産業用冷却塔用の大きなファンは往々にして、ブレード及びノ1ブのア センブリの全体的な重量を減少させるために、ガラス繊維強化された合成樹脂か ら製造される。直径が小さな範囲においては、アルミニウム製の冷却ファン・ブ レードが、プラスチック製のブレードよりも廉価である。しかしながら、産業用 のファン・ブレードに対しては、設計上の制約によりアルミニウム又は池の金属 を使用することができない場合が多い。ガラス繊維等の材料で通常補強されるプ ラスチックが、選択される構造材料である。例えばアルミニウム製のブレードは 、約6.1m(20フイート)あるいはそれ以上の直径を有するファンに使用し た場合には重くなり過ぎる。
冷却塔のファン・ブレードの速度は比較的高く、約3.048m/min (1 o、oooフィート/minから約4,572m/min (15,000フィ ート/m1n)に達する。その結果、答成樹脂製の冷却塔ファンは、ブレードの 表面あるいはその内部要素を損傷させることなく長い使用時間にわたって、上記 大きさの先端速度に耐えることができなければならない。これを達成することは 特に困難な問題であり、その理由は、冷却塔ファンが作動時する時には極めて湿 気のある状態に晒されるからである。ブレードの表面の摩滅はまた、ファンによ って生ずる空気流の中の異物によっても起こる。
ガラス繊維で補強された合成樹脂材料で形成されたプラスチック製のファン・ブ レードの大部分は、ガラス繊維補強材を含むエポキシ樹脂で製造される。しかし ながら、その樹脂のコスト並びにエポキシ等の熱硬化性の樹脂に対する使用上の 制約が、エポキシのブレードの製造を極めて高価なものとし、また、投資に対す る合理的な見返りをもって販売することを困難なものとする。
一方、ポリエステルのファン・ブレードは、その樹脂が低価格であるので廉価で あるが、エポキシの物理的及び化学的な特性に比肩する性質を有するポリエステ ルは、現在まで経済的に製造されていない。
プラスチックのブレードをファンの歯車箱のスチール製のノ\ブに固定するため の効果的な手段を提供することにも困難が伴う。ファンのノ1ブに取り付けられ るようになされたブレードのシャンクは、種々のタイプのハブに取り付は可能な 剛性を有する必要があるばかりではなく、最も重要なことは、シャンクがブレー ドに対して相対的に動いてはならないことであり、もしそのような相対的な動き があった場合には、ブレードのその先端が比較的早く劣化し、ブレードがその最 善の効率を発揮できず、最悪の場合には、ブレードからシャンクが脱落すること によって全く作動しな(なる。
大きな直径のプラスチック製のファンを製造することは恐ろしく危険な挑戦であ り、その理由は、ある種の周囲の風の条件並びに特定の回転速度において使用し た場合にブレードの先端が振動する恐れがあり、そのような振動が起こり、先端 の変位が大きくなり過ぎた場合には、ブレードが損傷してしまうと共に、ブレー ドの効率的な機能を阻害する。
従って、良好な表面仕上げを行うことができ、必要な強度特性を有し、必要な複 雑な曲線を形成することができ、i正な強度対重量の比を達成することができ、 所望の寿命を有することのできる、大直径を有する産業用の冷水塔用の合理的な 価格のプラスチック製のファン・ブレードに対する需要が存在する。従来、その ような要件は、競合できる価格で製造することができなかった。
ガラス繊維材料で強化され、発泡体コアの上に形成された合成樹脂製の航空機に 生ずる問題は、産業用の冷却塔に使用されるかなり長いブレードの設計及び製造 における問題とは大きく異なる。航空機用の複合ブレードの例は、ハーツエル・ プロペラ社(Hartzell Propeller、Inc、)の米国特許第 4.302,155号及び4,810,167号に図示され且つ記載されている 。
航空機用のプロペラは、産業用の冷却塔の値段に比較してかなり高い価格で販売 されるので、航空機用のプロペラのために開発された技術を冷水塔のファン・ブ レードの製造に使用することは商業的に実施することはできない。
発明の摘要 本発明は、大直径の産業用の冷水塔のファンに用いられる比較的長い合成樹脂製 のブレードを製造する際に生ずる従来の多くの未解決の問題を解決する。すなわ ち、ガラス繊維強化されたプラスチックのブレードを製造するための本発明の方 法は、十分な剛性を有するかなり長いブレードの構造を製造することを可能とす る。そのようなブレードは、総ての通常の回転速度で且つ最大回転速度における 最初の固有振動数よりも十分下の値で作動された時に、その固有振動数で振動す ることはない。
ブレードのコストは、エポキシをベースにしたブレードに比較して十分に低減さ れる。その理由は、そのような製品の製造に、低コストのポリエステル合成樹脂 組成物を使用することができるからである。同様に、各々のブレードの主要な部 分は、比較的低コストで製造することのできる、予形成された段付きの発泡体コ アから構成される。
複雑な曲線の要件は、最終的なブレードの形態に概ね等しい寸法を有する発泡体 コアを鋳型の中に置くことによって満足される。上記鋳型は、コアを所要のねじ れた形状に成形する。強度対重量の比の要件は、軽量の発泡体コアを使用し、ブ レードの効率を向上させる比較的強く、耐摩耗性の円滑なスキンで上記コアを覆 うことによって満足される。発泡体コア用のスキンは、予め準備された、可撓性 のガラス繊維強化されたポリエステル樹脂の別個に付与される一連のシートを備 える。発泡体コア及びその上の合成樹脂の薄いスキンは適宜な鋳型の中に入れら れる。上記鋳型は、ブレードを所定のねじれた形状に形成すると同時に、コアと 鋳型の表面の間で圧縮する間に上記樹脂のスキンを最終的に硬化させ、これによ り、コアの表面を覆う円滑な一体型のスキンを提供する。
本発明はまた、シャンクをブレード本体に取り付けるための独特の方法を提供し 、この方法においては、種々の変化する運転負荷の下でシャンクをブレードに一 体に接続し、同時に、シャンク従ってブレードを種々のファンのハブ構造に接続 することを可能とする。
すなわち、複合ブレード及びその構造の方法は、使用の際に、永久歪み、破断あ るいはひび割れを生ずることなく適度にたわむことができ、また、高い強度対重 量比を有し、更に、従来入手可能なプラスチック製のブレードに比較してより合 理的なコストで製造することのできる、合成樹脂製のファン・ブレードの製造を 可能とする。ブレードの主要部を構成する予成形された発泡体コアを使用するこ とにより、比較的軽量の材料を使用することができる。しかしながら、発泡体の 密度は厳密に制御され、ブレードの全体の梁長さを不当に減少させない。
発泡体コアを使用するにも拘わらず、ブレードの構造的な一体性を向上させるた めに、コアは一連の階段状の領域を有し、これら階段状の領域は、ブレードの極 めて重要な点あるいは長手方向の領域に設けられる。これにより、ガラス繊維強 化されたポリエステル材料の追加の層を、コアの最大の強度を必要とする領域に 設けることができる。しかしながら、最も厚いガラス繊維強化されたポリエステ ルのスキンを必要とする領域は、上述の点におい発泡体コアの隆起部に収容され るので、ブレードの外側面が、ブレード全体にわたって必要とされる円滑な形状 を維持する。
他の特徴は、ガラス繊維強化されたポリエステルシートを積層する方法を提供す ることであり、ミれにより、金属製のシャンクが発泡体コアに適正に接合され、 発泡体コア全体にわたるスキンのより厚い領域に対するカの分布が均等化され、 従って、スキン又は発泡体コア自体をひび割れさせたり、変形させたりあるいは 引き裂いたりする恐れのある応力集中を防止する。
発泡体コア上の外側スキンは、重量の観点からブレードに過負荷を負わせるよう な厚みを有することなく、改善された強度特性を有している。この理由は、スキ ンは、別個に付与される予め準備された複数のシートから構成され、これらシー トは、ガラス繊維強化された可撓性のポリエステル樹脂から形成されており、該 シートは、1つの層においては、ブレードの長手方向に伸長し、また、他の層に おいては、ブレードの長手方向並びに横方向に伸長するようにしているからであ る。
また、ブレードの外側面の円滑な仕上げは、比較的薄いガラス繊維材料で強化さ れたポリエステルの外側ベールを設けることにより行われる。必要に応じて、金 属製の支持ストリップを階段状の領域のある縁部に沿って設広これにより、ブレ ードの外側面を確実に円滑にすると共に、ブレードの外側面の円滑性又は負荷支 持能力を阻害する恐れのある凹所又は溝を形成する谷部が形成されないようにす る。
一体型の積層されたポリエステルのスキンの構造的な一体性及び寿命は、予想し たものより良好であることが判明した。その理由は、複合ブレードを適宜な鋳型 の中に!く前に発泡体コアに最初に付与される予め準備されたシートが、鋳型の 中の発泡体コアと鋳型の表面の間である温度及び圧力の下で硬化され、これによ り、合成樹脂の層が一体化され且つ、空隙、表面の凹凸あるいは樹脂の欠損する 領域を生ずることなく、一体型の積層されたスキンとなり、また、スキンが発泡 体コアに緊密に接合されるからであると考えられる。
図面の簡単な説明 図1は、産業用の冷水塔のファンを一部切除してを示す平面図であって、本発明 の複数のプラスチック製のブレードを支持するハブを示している。
図2は、図1に示すハブ及びブレードのアセンブリを1ialJXシてその一部 を示す側方立面図であって−、ファン・アセンブリを回転させるための通常の歯 車箱を示している。
図3は、本発明の好ましい概念に従って形成されたブレードを示す平面図である 。
図4、図5及びrIIJ6は、図3 (7)ソレソレノJi4−4.85−57 H)’86−61:概ね沿って示す拡大断面図である。
図7は、図3に示すブレードの内部の発泡体コアを図3と同一のスケールで示す 平面図である。
図8は、図7に示す発泡体コアのシャンク端を拡大して示す部分的な斜視図であ る。
図9は、図7に示す発泡体コアの底部を模式的に示す図であって、ブレードを製 造する間にコアの底部に取り付けられる種々の合成樹脂のシートを順に示してい る。
図10は、発泡体コアの頂部を示す図9と同様の模式的な図であって、ブレード の製造の間にコアの頂部に取り付けられる合成樹脂のシャフトを順に示している 。
図11は、図3に示すブレードのシャンク端を拡大して示す垂直方向の部分的な 断面図であるが、鋳型に挿入する前に硬化されるブレード・アセンブリを示して いる。
図12は、図5に示すブレードの先縁部が硬化される前の状態を拡大して示す垂 直方向の部分的な断面図である。
図13は、図5に示すブレードの後縁部を、ブレードが硬化される前の状態で拡 大して示す、垂直方向の部分断面図である。
図14は、図6に示すブレードの先縁部を拡大して示す垂直方向の部分断面図で あって、硬化される前のブレード・アセンブリを示している。
図15は、樹脂層が硬化される前の図6に示すブレードの後縁部を拡大して示す 垂直方向の部分断面図である。
図16は、樹脂層が硬化される前の図5に示すブレードの中央部分を拡大して示 す垂直方向の部分断面図である。
図17は、ガラス繊維強化合成樹脂シートを硬化する前の図3に示すブレードの シャンク端をシャンクの一方の側部に向かう線に沿って拡大して示す垂直方向の 部分断面図である。
図18は、実質的に単方向性のガラス繊維で強化され、ブレードを製造する間に コアに付与される合成樹脂層の一部を概ね模式的に拡大して示す図である。
図19は、実質的に両方向性のガラス繊維で強化され、ブレードを製造する間に コアに付与される合成樹脂層の一部を概ね模式的に拡大して示す図である。
図20は、ガラス繊維材料で強化され、ブレードの外側面を構成する合成樹脂の ベールの一部を概ね模式的に拡大して示す図である。
図21は、ブレードを最終的な所望の形状に形成し、且つ、ブレードのスキンが 昇温された温度で硬化されている際に該ブレードに圧力を与える鋳型を模式的に 示す垂直方向の断面図である。
図22は、図3に示すブレードを模式的な形態で示す垂直方向の縦断面図である 。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明の好ましい概念に従って形成されたプラスチック類のファン・ブレード3 0は、産業用の冷水塔のファン34の一部を構成するハブ・アセンブリ32に取 り付けられるようになされている。
ファン34は通常は、離れた位置に設けられたモータ(図示せず)によって回転 される入力軸38を有する歯車箱36(図2)を介して駆動される。これも図2 には図示されていない横断部材が、歯車箱36並びに該歯車箱用の駆動モータを 支持している。歯車箱36の出力軸は、アセンブリ32の中央ハブ40の中に収 容されている。
ハブ・アセンブリ32は、図示の実施例においては、中央ハブ40にボルト止め された垂直方向に隔置された一対の円形のプレート42.44を有している。
一連のクランプ・ユニット46が、半径方向に伸長する状態でプレート42.4 4の間に設けられており、これらクランプ・ユニットは、円周方向において隔置 され、上記プレートの周縁部に設けられている。クランプ・ユニット46は、概 ねU字形状の分離可能なりランプ部材48.50を備え、これらクランプ部材は 、ボルト52の形態の適宜なコネクタによって接合されている。
図1に示すように、ハブ・アセンブリ32には8つのクランプ・ユニット46が 設けられており、これらクランプ・ユニットは、8つの別個のファン・ブレード 30を上記アセンブリ32から半径方向に伸長する関係で装着している。しかし ながら、ブレードの数は、ファン34に対して確立される仕様によって変化する ことを理解する必要があり、その仕様としては、許容馬力、所要空気量、ファン の直径、その中でファンが回転する速度回収スタック54の特性がある。
図3を参照すると、各々のブレード30は細長い本体56を備え、この本体は、 その長さに沿って長手方向にテーバ形状になっており、そのシャンク端58はそ のチップ端すなわち先端60よりも実質的に幅が広いことが分かる。ブレードの テーバ形状は、図22に最も良く示すように、その厚みがシャンク端からチップ 端へ向かう方向に減少するようになっている。ブレード30の先縁部62並びに 後縁部64は、ブレードの長手方向の長さに沿う平面において幾分弧状になって いる。また、図4乃至図6に示すように、ブレードは横方向すなわち幅方向にお いて弧状で、その上面が幾分凹型で、一方その底面が凸型であるのが望ましい。
ブレード30は実質的にプラスチックの構造であり、管状のシャンク66だけが 金属構造である。シャンク66は例えば、10ゲージの管状の炭素鋼で形成され 、それぞれのクランプ・ユニット46のクランプ部材48.50の中に嵌合し且 つ上記クランプ部材によって緊密に挟着される寸法とすることができる。この点 に関して、代表的な金属シャンク・インサートは、例えば、約63.5mm(2 ,5インチ)の外径並びに約254mm(約10インチ)の長さを有するものと することができる。
各々のブレード30は、その主要な要素として、中央の発泡体コア68と、ブレ ード30のシャンク端58から伸長する円筒形の金属シャンク・インサート66 と、その全体を符号70で示す単一の外側積層スキンとを備えている。
各々のブレード30を製造する際には、合成樹脂の発泡体コア68を適宜な鋳型 で形成し、図7に示すような形状にする。イソシアン酸塩の触媒で硬化され、約 40kg/l(約2−1/2 l b/f t3)から約64kg/A’(41 b/f t3)の密度を有するポリウレタンフォームが好ましく、このフオーム すなわち発泡体が約56kg/J(約3−1/2 lb/f t3)を有する時 に最も良い結果が得られる。拘束されることなく膨張できるようになされたポリ ウレタンフォームは、僅か約8 k g/l (約1/2 l b/f t3) の最終密度を有する製品を生じる。しかしながら、圧力を加えられた閉止された 鋳型の中で発泡体コアを形成することにより、コアの密度を厳密に制御すること ができ、形成されたコアは、実質的に空隙のない外側面を有する。成形されたコ アは、鋳型から取り除いた後に、約37.8°C(約100°F)の温度の硬化 後のサイクルに、取り除くことのできる過剰なイソシアン酸塩を硬化的に取り除 くのに十分な時間にわたって露呈させるのが好ましく、上記イソシアン酸塩は、 ブレード30を最終的に形成する間に外側スキン70に空隙を生ずる恐れがある 。
また、図7から明らかなように、スチールのシャンク66は、発泡体コアの鋳型 の中に挿入されており、円筒形のシャンク66は、コア68のシャンク端の中に 部分的に埋め込まれ、且つ、そこから外方に突出し、これにより、コア68から 形成されるブレード30をハブ・アセンブリ32にしっかり取り付けることがで きる。
発泡体コア68を形成するための鋳型は、その表面から伸長する一連の隆起した 部分を有しており、これら隆起部は、図7に最も良く示すように、コアに階段状 の領域を形成している。コア68の両面に設けられ、シャンク66の最内方の端 部に直接整合している浮き彫りされた台形状の領域72は、発泡体コア68の表 面に第1の遷移領域をもたらしている。それぞれの領域72の次に隣接し且つよ り高い位置にある台形状の領域74は、段部76によって分離されている。同様 に、対応する領域74に隣接する台形状の領域78は、領域74からより高い位 置まで隆起している。隣接する領域78よりも幾分高い位置にある概ね矩形状の 領域80(図7及び図8)は、発泡体コア68の全幅にわたって伸長している。
コア68の底部及び頂部の領域72.74.78の側縁部はある角度をなし、こ れにより、これら縁部は、シャンク66から離れる方向に末広がりになっている ことが、図7から分かる。従って、シャンク66から離れる方向に順次隆起して いる領域72.74.78.80は、コア68のシャンク端においてコアの頂部 及び底部にある対抗する三角形状の翼領域82.84によって境界を形成されて いる。
外側の遷移領域86.88.90も同様に、コアのチップ端に近づくに従って、 領域72.741.78.80から順次隆起している。その結果、横方向に伸長 する段92が、コアの両側で領域74.78を接合し、段94が領域78.80 を接合し、段96が領域80.86を接合し、段98がコアの両側で領域86. 88を接合し、段100がそれぞれの領域88.90を接合している。コア68 の先縁部並びに後縁部も、領域102.104において、コアの長手方向の長さ に沿って浮き彫りされている。
コア68の最外方のチップ端105はスロット107を有しており、このスロッ トは、袋詰めされた鉛の弾丸(ショット)又は比較的重い他の同様の粒状の材料 を収容するようになされており、上記弾丸等は、特に一連のブレードをハブ34 に取り付けた後の最終的な製造段階において、上記ブレード30に追加され、ブ レードのバランスを取ると共に、上記多ブレード型のファンをその通常の回転速 度で運転させる。
多くの場合に、ブレード30を長手方向においてねじり、エアフォイルを形成す る形状にするのが望ましい。従って、コア68を鋳型の中で形成し、コアを長手 方向においてねじられたブレード30の最終的な所望の形状にすることができる が、これと同等の効果は、ねじりすなわちひねりの程度が通常は、ブレードの一 端部から他端部に向かって約12°を越えないために、最終的な鋳型がブレード をそのねじれた形状にすることを信頼して、コアを比較的平坦な状態に成形する ことにより得ることができる。
スチールのシャンク66を埋め込まれた成形された発泡体コアをコアの鋳型から 取り除いた後に、発泡体コア68を適宜なテーブルへ移す。このテーブルは、コ アの上面に対する補完的な形状を有する成形された上面を有するのが望ましく、 長手方向にひねった場合には、コアに対する良好な支持を提供する。
図9は、合成樹脂材料製の個々のシートがコア68の底面に付与される手順を模 式的に示している。上記手順は、ブレード30の底面のベール104を形成する のが好ましい可撓性を有する合成樹脂材料製のシートを、最初にテーブル上に置 くことにより実行される。図9から分かるように、ベール・シート104を有す るガラス繊維強化された可撓性の合成樹脂材料製のシートは、コア68とほぼ同 様の形状を有しているが、コアよりもその長さ及び幅が幾分太き(、従って、ベ ールの外側の周縁部は最終的には、ブレードの先縁部及び後縁部の周囲並びにそ の端部の縁部の周囲に巻くことができる。
ベール104は、図20に概略的に示すように、化学的に濃化されたポリエステ ルのシートであるのが好ましく、重量基準で約66.27%のイソフタール酸ポ リエステル樹脂(例えば、Ar15tech 14017樹脂)を含む樹脂成分 と、硬化剤としての約0.66%の第四ブチル・パーベンゾネートと含んでいる 。また、この組成物は、約1.99%のステアリン酸亜鉛、約3.31%のAS P−400−P、約0.2%のCM−2006、及びベース樹脂を適宜に濃化す る役割を果たす約1.99%のMg0(例えば、Ar15tech Modif ier M、 33%活性)を含んでいる。ベール用の強化材は、これも重量基 準で、約4.24%の図20に符号104aで示す約0.254mm(10ミル )のガラス交差繊維表面のマットと、切断されランダムに配列され各々の約25 .4mm(約1インチ)の長さを有する約21.34%のガラス繊維とを含む形 態とすることができる。ランダムに配列されたガラス繊維は、最終的な複合ブレ ード・アセンブリのガラス繊維面の内側に設けられている。
次に、引き続き図9の概略図を参照すると、予め準備された可撓性の合成樹脂シ ート106が、ベール104に対して補完的な関係で重なってテーブルの上に置 かれている。図19に概略的に示すスキン層106は、ベール・シート104と ほぼ同一の形状及び寸法を有している。スキン層106は、ベール104を形成 するために使用される約32.634%のイソフタール酸ポリエステルと、ポリ エステルを硬化させるための約0.326%の第四ブチル・パーベンゾエートと を含むのが好ましい樹脂組成物から構成されている。この樹脂化合物には、約0 .82%のカーボンブラック顔料と、0.979%のステアリン酸亜鉛と、樹脂 濃化剤としての0.979%のMgOとを含む添加剤を加えることができる。
スキン層106の強化成分は、重量基準で、約64.0%の2軸編み粗紡と、各 々約25.4mm(約1インチ)の繊維から構成される約1.0%の切断された ガラス繊維粗紡とを含むことができる。樹脂106Cの中に埋め込まれた編んだ 粗紡106bに対する切断された粗紡106aの相対的な向きが図19に示され ている。シート106を支持テーブル上で配向する際には、切断された粗紡層1 06aを上方に、従って、最終的なブレードの外側面の内側に向ける必要がある 。
図19に概略的に示すように、編んだガラス繊維及び切断された粗紡によって強 化され且つ化学的に濃化されたイソフタール酸ポリエステル樹脂シート材料は、 本明細書においては材料rWJとして参照する。
コア68の全体的な形状に対するスキン層のシート106の寸法によって、層1 06の外縁部も、コア68の先縁部及び後縁部の並びにその端部の周囲に巻かれ るようになされている。
ガラス繊維強化され、予め準備された可撓性の合成樹脂のシャンクの層シート1 08がシート106に被さっており、シャンクのシートの最も左側の縁部は、そ のタブ部分108aがシート106のタブ部分106a程には大きくないことを 除いて、シート106の左側の端部形状と概ね同一であることが図9から分かる 。シャンクのシート108は、シート106と同一の組成物から構成されており 、シート106の左側の端部にほぼ整合するように、該シート106に被さって いる。
次に、細長(薄い金属の支持ストリップ110.112がシート108に被せら れ、これらストリップは、階段状の領域72.74.78の角度方向に対向する 両端部に整合している。上記階段状の領域は、ブレードのシャンク端に近づくに 従って互いに接近するコア68の階段状の領域の線114.116によって画成 されている。支持ストリップ110.112の正確な向きは、次の予め準備され 、可撓性を有するガラス繊維強化された合成樹脂の内部層シート118が層状の アセンブリ上に置かれた後に、最も良く確認することができる。図9から明らか なように、シート118はコア68とほぼ同一の形状を有しているが、曲がった シャンク端の縁部120.122を有しており、これら端部が、コア68のそれ ぞれの面の階段状の領域の線114.116を補完する形状になされている点が 異なっている。また、シート118は、金属製のシャンク66の周囲に巻かれる ようになされた概ね矩形の伸長部124を有している。従って、シート118を シート108及びその下のシート106に被せ、また、シート118の両端部を 1位と104.106の端部に整合させると、金属製の支持ストリップ110. 112は、シート118の縁部120.122の下で単に部分的に延在するよう に位置することになる。
シート118は、図18に概略的に図示されており、重量基準で、約32.63 4%の上述のイソフタール酸ポリエステル樹脂と、約0.326%の第四ブチル ・パーベンゾエート硬化剤とを含んでいる。添加剤は、約0.82%のカーボン ブラック顔料と、0.979%のステアリン酸亜鉛と、0.979%のMgO濃 化剤とを含んでいる。シートの補強部分は、約64.0%の縫製された単方向性 のガラス繊維と、約1.0%の切断されランダムに配向され且つ約25.4mm (1インチ)の繊維を含むガラス繊維粗紡とを含んでいる。シート118の補強 部の相対的な向きが図18に示されており、ランダムに配向された層118aが 単方向性のガラス繊維マット118bの下に延在するのが分かる。シート118 を層状のアセンブリの上に置くと、切断された粗紡118aは上方を向き、これ により、ブレードの内部コア68に関して単方向性のマット118bの内側を向 く。
単方向性のガラス繊維並びに切断された粗紡で強化された図18に概略的に示す 化学的に濃化されたイソフタール酸ポリエステル樹脂シート材料は、本明細書に おいて材料rUJと呼称する。
可撓性の合成樹脂から成り、編んだガラス繊維で強化され、縁部保護スキンを形 成するシート126.128.130を次に、組成物rWJで各々の構成される 支持テーブルの上に置く。比較的短い矩形のシート126は、最終的にはコア6 8の周縁シャンク端部分68aの周囲に巻くことができるように配向され、一方 、かなり長い矩形のシート128は、シート126と端部同士を突き合わせ、コ ア68の先縁部の部分68bの周囲に巻(ことができるような位置に設けられる 。シート130はシート126に対向し、且つ、コア68のシャンク端の後縁部 の周囲に巻(ことができるように位置されている。
シャンクの巻シート132.134を次に支持テーブルの上に置く。これら巻シ ートは、組成物rWJから成る比較的短い矩形の部材を備えている。シート13 2.134は、翼領域の内方端の周囲に巻かれるようになされ、図17に示すよ うに、発泡体コア68のシャンク端の最初の巻を構成する。
他の金属製の薄い支持ストリップ136が、最終的にはコア68のそれぞれの側 部の段100の上に位置するように、テーブルすなわちサポートの上に置かれる 。
次に、予め準備され、可撓性を有する合成樹脂製の、単方向性のガラス繊維で補 強され、組成物rUJで構成される内側の層シート138が層状のアセンブリの 上に設けられ、その最も左側の端部は、これまでのシートの左側の端部に整合さ れている。図9から分かることは、シート138は、伸長部124に概ね合致す る左側の伸長部138aと、シート118の中央の台形状の左側端部と概ね同一 の形状を有し、且つ線114.116によって画成されるコア68の同様の台形 状の部分を有する中央の台形状の部分138bと、段96.100の間のコア6 8の台形状の部分に概ね合致するより大きな台形状の部分138Cとを備えてい ることである。図9から分かるように、支持ストリップ136は、シート138 の部分138Cの右側の端縁部の下にその一部が重なる関係で配置されている。
この配置において、支持ストリップ136は、コア68の隣接する段100に整 合し且つこれの下側に延在する。
次に、他の薄い金属製の支持ストリップ140を組み立てたシートの上に被せ、 完全なブレード30のコアの段部98に整合させる。予め準備され、単方向性の ガラス繊維で強化され、且つ組成物rUJから成る可撓性を有する合成樹脂シー ト142が、シート138の上に延在する関係でサポートの上に置かれる。シー ト142は、シート138の形状と概ね同一であるが幾分短く、従って、その右 側の端部は、コア68の段98に整合している。支持ストリップ140は、シー ト142の右側の縁部の下に部分的に延在し、シート138.42の間に位置し 且つコア68の段98に整合する。
シート142の次には、比較的狭い矩形状で、予め準備された、可撓性を有し、 単方向性のガラス繊維で強化された合成樹脂シート144があり、これは、組成 物rUJから構成されている。シート144は、下側のシート142の中央にそ の側縁部から等間隔の関係で配置されている。薄い金属製の支持ストリップ14 6は、層状のアセンブリの上に置かれ、コア68の段96に整合すると共に、対 応する段部とほぼ同一の長さを有している。
矩形状のストリップのシート134に被せられ、予め準備された、可撓性を有す る合成樹脂シート148は、組成物rUJから構成され、従って、単方向性のガ ラス繊維補強材を有している。シート148の矩形状の伸長部148aは、シー ト142の伸長部142に整合し、一方、シート148の台形状の部分148b は、シート142の台形状の部分142bに補完的な関係で整合される形状を有 している。
予め準備された、可撓性の単方向性のガラス繊維で強化され、組成物rUJから 成り、シート144と同一の幅を有するが長さは短い剛化シート150が次に、 各々の左側の縁部を整合させた状態でシート148に被される。
組成物rUJから成る概ね台形状のシート152が矩形状のシート15oに被せ られ、積み重ねられた層の左側の縁部に整合される。シート152は、コア68 の台形状の領域72.74に合致する台形状の部分152aを有している。シー l−152の矩形状の伸長部152bは、シート148の伸長部148aと同一 の形状を有している。
組成物rUJから成る最終的な台形状のシート154がシート152に被せられ 、その最も左側の縁部を、シート152及びその下のシートの左側の縁部に整合 させている。シート154の矩形状の伸長部154aは、その下の層例えばシー ト152の矩形状の部分に概ね合致し、一方台形状の部分154bは、コア68 の台形状の領域72に概ね合致する形状を有している。
この時点において、コア68は、シート104.106.108.118.13 8.142.144.148.150.152.154から構成される支持され た「サンドイッチ」に容易に被せることができる。
コア68をシート層の「底部」に置く前に、ガラス繊維で強化され、予め準備さ れた、合成樹脂のシートを、図9の左側上方の隅に示すシート成分を用いて、シ ャンク・インサートに巻く。組成物「W」の編んだガラス繊維補強材から成る合 成樹脂の端部シート160を最初にシャンク66の端部に被せ、その端部をシャ ンクの側部に引き下ろす。組成物rWJから成る小さな矩形状のシート156を 次にシャンク66の周囲に巻く。次に、組成物rUJから成る小さな矩形状のシ ート158をシャンク66に巻く。このシートは、単方向性のガラス繊維補強材 を有している。最後に、予め準備された、単方向性のガラス繊維で強化され、組 成物rUJから成る可撓性の合成樹脂の一対のシート162.164を順次シー ト158に被せ、シャンク66に被せられた層に緊密に引き下ろす。次に、細長 いストリップ166をコア68に隣接してシャンク66の周囲に巻く。ストリッ プ166も、編んだガラス繊維で強化され、組成物rWJから成る合成樹脂から 構成される。
この点に関して、シート154.152.148.138は総て、コア68の対 応する階段状の領域に概ね整合される右側の縁部を有することに注意する必要が ある。隣接する領域に対するコア68の各々の階段状の領域の高さは、コア68 の上記部分のすぐ上に延在するシートの有効厚みよりも若干低いことが好ましい 。
ブレード30を準備する次の操作においては、まだテーブル又は他のサポートの 上に支持されているコア68にシートを被せる。それぞれのシート並びにその定 置の順序が図10に概略的に示されている。組成物rUJから成り、シート15 4と同様なシート168がコア68に被せられ、その最も左側の縁部は、シャン ク66の外方端に整合し、右側の縁部は段76に整合する。シート168の概ね 矩形状の伸長部168aは、その周囲の伸長部154aの巻付けに関連して、シ ート156−164から構成される複合シャンクの周囲に巻付けられる。
これも組成物rUJから成り、シート152と概ね同様の形状を有するシート1 70がシート168に被せられ、伸長部152b及び170aが、シャンク66 のオーバーレイ154a、168aの周囲に巻かれている。シート150と同一 の寸法を有し、組成物rUJの材料から切断された矩形状のシート172がシー ト170の上に置かれ、シート150.172の最も左側の部分が複合シャンク の形成部の周囲に巻かれている。
支持ストリップ136と同様の薄い金属製の支持ストリップ174、並びに、シ ート148と同様の形状を有しかつ組成物rUJから構成される関連する台形状 のシート176が、支持ストリップ174がシート176及び隣接するコアの段 96の上に位置するような位置で、上記コアに被せられる。また、シート176 の伸長部176aは複合シャンクに整合する。シート148及び176の伸長部 148a及び176aは次に、コア68の左側の端部に形成されたシャンクの周 囲にきっちりと巻かれる。
単方向性のガラス繊維補強材を有し、組成物rUJ材料から切断された細長く矩 形状のシート178は、シート144と同一の寸法を有している。シート178 を台形状のシート176の上に置いた後に、シートの最も左側の端部を、矩形状 のシート144の左側の端部と共に、複合シャンクの周囲に巻(。
概ね台形状で、単方向性のガラス繊維で強化された合成樹脂シート180を次に 、コア68に形成されたシートの上に置く。シート180は、シート142と概 ね同一の形状を有すると共に、該シートと同じ組成物rUJで構成されている。
伸長部180aが、その下の台形状のシート142の伸長部142aと共に、複 合シャンクの周囲に巻かれる。薄い金属製の支持ストリップ182が、シート1 80の外方端の縁部の上に置かれ、シート180の右側の縁部の上に部分的に延 在し、これにより、コア68の隣接する面の段98に整合される。
組成物rUJから成り、シート138と同様の形状を有する、単方向性のガラス 繊維で強化された合成樹脂シート184が、図10に示すようにシート184の 右側の縁部の上に部分的に存在する薄い金属製の支持ストリップ186と共に、 シート180に被される。シート1.84の矩形状の左側の伸長部184aが、 シーl−138の伸長部138aに関連して、複合シャンクの周囲に巻かれる。
単方向性のガラス繊維で強化され、材料rUJで形成された細長く、概ね台形状 の合成樹脂シート188がシート184に被せられる。シート188は全体的に 、シート118と同様の寸法を有している。図10から更に分かるように、細長 く比較的薄い2つの金属製の支持ストリップ190.192が、シート188の 傾斜した収束する縁部188a、188bに被せられ、これにより、支持ストリ ップは、コア68の隣接する面の階段状の領域114.116に整合する。シー ト118の概ね矩形状の左側の伸長部188cが、シート118の伸長部124 と共に、複合シャンクの周囲に巻かれている。
編んだガラス繊維で強化され、組成物rWJの材料で形成された、比較的狭く細 長い合成樹脂製のストリップ194が、円筒形の部材66、及び前にその周囲が 巻かれているガラス繊維強化されたシートの部分で構成される複合式の周囲に螺 旋状に巻かれる。
組成物rWJから成り、シート198の内方端と同様の形状を有する、編んだガ ラス繊維で強化された合成樹脂シート196が、シート188並びにその上の支 持ストリップ190.192に被せられ、これにより、はぼ矩形状で左側へ伸長 するシート196の伸長部196aが、シート198の伸長部108aに整合す る。
シート108.106.104は、図9に示すように、コーナ部108b、10 6b、104aからそれぞれ内方に伸長するドッグレッグ形状の線に沿って、内 方に切り込まれ、これにより、上記シートの最も左側の縁部をコア68のシャン ク端の周囲に巻くことができる。これは、最初に、コア68の端縁部の上方へシ ート108のフラップを折り曲げ、次に、シート106.104のフラップ部分 を順に折り曲げることにより行われる。シート108.106の部分108a。
106a、並びにシート104のフラップ104bは、シャンク・インサート6 6、並びにその上に設けられているシート156−166、伸長部154a、1 52b1シート150、伸長部148a、シート144、伸長部142a、13 8a、124によって画成される円筒形の下面に合致する関係で上方に折り曲げ られる。先縁部及び後縁部並びにコア68の周辺部を越えて突出するシート10 6.104の先端領域もコアの周辺部の周囲で上方に折り曲げられ、シート19 6.198の上面に接した状態で平らに押し下げられる。
編んだガラス繊維で強化され且つ組成物rWJの材料で形成された合成樹脂シー ト198が、シート108.106並びに1位と196.188の縁部に巻付け られる。上記シート196.188は、鋳型へ移送される間にパックを一緒に保 持する結合シートの役割を果たす。シート198は、ブレードの平坦な形態と実 質的に同一な形状を有している。シート198の左側の端部の矩形状の伸長部1 98bが、シート106の伸長部106aと共に、複合シャンクの周囲で曲げら れている。
約0.254mm(IOミル)のガラスクロス繊維材料を含む合成樹脂材料から 成り、図20に関して説明する組成から形成され、シート198に合致する形状 を有する外側のベールシート200が、シート198に整合した状態で該シート に被せられる。シート200の矩形状の伸長部200bが、下側にあるベールシ ート104の伸長部104bに関連して、コア68から突出するシャンクの周囲 で折り曲げられる。
組成物rWJで形成され、編んだガラスで強化された、最終的な小さい矩形状の 合成樹脂シート202が、コア68の左側の縁部から突出する複合シャンクの周 囲に巻かれる。
次に、内側の成形されたコア68の上にある外側のベールを含み、ガラスで強化 された合成樹脂のシートから成るブレードを形成する層が、支持テーブルから持 ち上げられ、図21にその全体を符号204で概略的に示す鋳型の中に置かれる 。この鋳型は、一対の部分206.208で構成され、部分206には、キャビ ティすなわち空所を画成する雄型の部分206aが設けられ、一方鋳型部分20 8は、キャビティ208aを画成する。鋳型206.208の外縁部は、鋳型の 部分の相対的な移動の程度を制限する担持面206b、208bをそれぞれ有し ている。
単方向性のガラス補強材を有し、組成物rUJと指称する、予め準備された可撓 性の合成樹脂シートは各々、約2.29mm(約0.09インチ)の厚みを有し 、、一方、組成物rWJのシートは総て約1.52mm(約0.06インチ)の 厚みを有している。スチール類の支持ストリップの厚みは約0.25mm (約 0゜01インチ)である。ベールの厚みは変化するが、通常は約0.38mm  (約0゜015インチ)である。
ガラス繊維強化された合成樹脂シート並びにベールを画成するシート104.2 00を用いる本発明の好ましい実施例においては、ブレードの層は、鋳型204 の中で約121°C(250°F)乃至約177°C(350°F)の温度で硬 化されるが、最も望ましい温度は、約132°C(270°F)であり、鋳型の 中における硬化時間は25分乃至60分であるが、好ましい硬化時間は45分で ある。鋳型の中でブレードの層に付与される圧力は、約8.79kg/cm2( 約125psi)乃至約15.8kg/cm”(約225ps 1)c7)範囲 であるのが望ましく、より好ましい圧力は約12.3kg/cm” (約175 ps i)である。樹脂の温度は、十分な流動が生じ、最初は別個であった合成 樹脂のシート材料のそれぞれの層が一緒に流れ、単方向性で、編まれた、ランダ ムなガラス繊維マットで強化された実質的に一体型の薄い複合型のスキンを形成 するに十分な温度まで上昇される。
本発明の極めて重要な特徴は、ブレード30のスキン70を構成する樹脂層が硬 化される間に実質的に圧縮されない点であり、この特性は、上記ブレードを鋳型 の中挿入する前に、ブレードの構造の寸法と相対的に鋳型の204の鋳型キャビ ティを小さくすることにより、硬化の間にコア68を圧縮することによるもので ある。ブレードの構造に付与される圧縮の程度は、コアに付与される種々のガラ ス繊維強化された合成樹脂のシートの積層体全体が、円滑で、実質的に透き間の ない外側面を提示する一体型のスキン層を形成するに十分なのもとする必要があ る。また、スキン70を形成するガラス繊維強化された合成樹脂層の全体の厚み が、ブレードの長さに沿って変化するために上記圧縮を行う必要がある。
ブレードを形成する鋳型のキャビティの寸法を、重要なエアフォイルすなわち翼 を画成する対向する表面206a、208aが、鋳型を閉じた時に、コア並びに その間にスキンを形成する合成樹脂の頂部及び底部の層の複合された厚みに関連 する距離だけ隔置されるような寸法とすることにより、コアの厚みは、上方及び 下方のスキン層の合計の厚みの約15%から約40%まで、好ましくは、そのよ うな合計の厚みの約25%まで、減少されることが判明した。例えば、図22を 参照すると、以下の式を用いて、スキン70の上方のスキン層70a及び下方の スキン層70bの点A及びBの間の圧縮されていないコアの相対的な厚みを決定 することができる。
Tu = TA−B −0,75(tA + ts) [iコTc = TA− n (L 十 t’++) 、 [IIコ上式において、 T、J = 圧縮されていないコアの厚み、TA−8= 図22に示す点A及び Bの間のブレードの最終的な厚み、tA = 点Aにおけるブレード上面のスキ ンの厚み、t++ E 点Bにおけるブレード下面のスキンの厚み、Tc =  最終的に圧縮されたコアの厚みである。
従って、ブレード30のスキン70が、ガラス繊維強化された合成樹脂の内側層 と、比較的薄いガラスクロス繊維マットで強化され、上述の好ましい寸法を有す る合成樹脂の外側ベールとによって構成される場合には、ブレードの最外方の先 端の上の層は、約4.2mm(約0.165インチ)の厚みを有することになる 。(約2.29mm (0,09インチ)の単方向性のガラス層、約1.52m m(0,060インチ)の編んだガラス層、及び約0.38mm (0,015 インチ)のベール層)。また、図2に示すブレード30の点A及びBの間の距離 が約31.8mm (1,25インチ)であると仮定すると、これらの値を式[ I]及び[II]に当てはめると以下の結果が得られる。
tA= t s = 0.165”(4,19mm)TA・a = 1.25  (31,8mm)Tu= 1.25−0.75(0,165+ 0.165)  = 1.0025 (25,46mm)Tc= 1.25− (0,165+0 .165) = 0.9200 (23,37mm)同じ式[■及びII]を用 いて、コアの長さに沿う他のいずれの点におけるコアの厚みを得ることができる 。
コア68の上にある合成樹脂のスキンの厚みは変化し、従って、ブレード30の ハブ端の厚みは、その外方の先端の厚みよりも大きい。この変化する厚みは、ブ レード先端におけるよりも、シャンク66に隣接する位置において必要とされる 強度を補償するために必要である。しかしながら、コア68の長手方向及び横方 向にわたるシート層の厚みは、コア68の圧縮の程度を変化させ、これにより、 ガラス繊維強化された合成樹脂のスキンの横方向の厚みを変える。この厚みの変 化は、スキンの厚みの不規則性を生じ、ブレードの曲げに対する抵抗特性並びに その表面の仕上げを変える。コア68に階段状の領域を設けることにより、複合 された全体の厚みが異なる合成樹脂の積層を用いることにより生ずる問題を解消 する。その理由は、合成樹脂材料製の層の有効厚みが増大するに従って、コアの 厚みはそれに反比例し、スキン層の厚みと同程度まで減少するからである。上記 記載から明らかなように、コアの各々の階段状の領域は、そのすぐ上に設けられ たガラス繊維強化された合成樹脂シートの厚みの約75%である。従って、コア 68の圧縮は、ブレード30の長手方向及び横方向全体にわたって比較的均一で ある。
上記原理が例えば図11に示されており、ガラス繊維強化された合成樹脂層を硬 化する際に、シャンク66の周囲の発泡体によって形成される図11の「隆起部 」が硬化のプロセスの間に真っすぐにされ、これにより、硬化されたブレードの 外側面が、金属のシャンク66の上に存在するシート材料の層の高さとほぼ同一 になる。これらの層は内方に動くことができず、その理由は、スチール類の円筒 体は、コア68の部分を形成する発泡材料の隣接する部分に比較して非圧縮性で あるからである。
コア68の上にある合成樹脂材料のシートをある圧力の下で硬化させると共に、 コア68を加圧することにより、ブレードは、確実に円滑な外側面を有し、その 表面に皺が形成されることが確実に防止される。その理由は、最初は別個であっ た積層された一連の合成樹脂のシートから構成される複合スキンの有効な厚みが 、ブレードの長手方向の長さ及び横方向の幅全体にわたって異なっているからで ある。また、圧縮可能な発泡体コアに裏当てされた樹脂層を加圧しながら硬化さ せることにより、その硬化が進行するに連れて樹脂の流れが確実に均一になる。
ブレードの全範囲にわたって、樹脂が過剰に多い領域が排除される。樹脂の少な い領域が排除されるが、その理由は、樹脂含浸されたガラス繊維のシートは元々 、十分に湿った糸を有し、また、正確な樹脂対ガラスの比を有しているからであ る。
110.112.136.140.174.186.190.192の如き薄い シート材料支持ストリップは、コア68の隣接する階段状の領域によって画成さ れる遷移領域で合成樹脂のシートを支持し、そうでなければ階段状の領域の遷移 線に沿ってスキンに生ずるであろう凹所の形成を阻止する。
複合ブレードのスキンとなる層として、単方向性のガラス遷移で強化され、予め 準備された可撓性の合成樹脂シートを用いることにより、ブレードの長手方向の 強度が向上し、また、複合されたスキン層の外側部分として編んだガラス合成樹 脂シートを用いることにより、ブレードお表面の円滑度が向上し、また、各繊維 を横方向において一緒に接合し、これにより、ブレードの外観を損なうだけでは な(、その不完全性によって生ずる乱流により空気の移動特性をも損なう恐れの ある、うねり、突起、谷部あるいは他の表面の不完全性を防止する。
鋳型204からブレード30を取り出す際には、合成樹脂材料が鋳型の隣接する キャビティの間の合わせ目の中に流れ込むことにより生じた過剰の材料をブレー ドの先縁部及び後縁部から取り除くだけで良い。通常の研磨及び表面仕上げ操作 を行って、ブレードのエツジをきれいにすることができる。この時点において、 鉛の弾丸すなわち散弾等の重りをスロット107の中に入れ、ブレードのバラン スをとることができる。重りを追加するために、ブレード30の最外方の頂面に スロット107に接近するための開口を形成し、スロット107の開口の上に置 かれる適宜なガラス繊維強化された合成樹脂材料で上記接近開口を覆いこれに蓋 をすることができる。
好ましいブレードは、ポリエステル型の樹脂をベースとして形成されるが、その 高価なコストがその使用を妨げることがない場合には、ポリエステルをエポキシ 樹脂で置き換えることができることを理解する必要がある。同様に、ビニルエス テル樹脂及び他の同等な樹脂で、上記好ましいポリエステル組成物を代用するこ とができる。
 of 8 * h(” j? d of 8  of 8 6 cJf 8 70f8 8o「8 国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 メイズ、スコツト・イーアメリカ合衆国カンサス用66215 .ルネクサ、リキテンアウダー・ドライブ 9215゜ナンバー 175 (72)発明者 ベンゾイック、バリー・ジエイアメリカ合衆国オハイオ州43 023.グランヴイル、カーマーザン・ウェイ 182

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.中央ハブを有する大直径の冷却塔ファン用のエアフォイルを形成する合成樹 脂製の成形複合ブレードにおいて、 合成樹脂の発泡材料から形成され、細長く且つ比較的密な内部コアと、前記発泡 体コアの一端部から外方に伸長し、前記ファンのハブに接続されるようになされ た細長いシャンクと、 前記発泡体コアの上に設けられ、実質的に薄く且つ一体型の強化された合成樹脂 材料製のスキンとを備え、 前記スキンは、最初から可撓性を有しガラス繊維強化された予め準備された複数 の合成樹脂シートとして、前記コアの上に形成されており、前記コア及びその上 のスキンは、ある圧力及び温度の条件下で最終的な所望の形状に成形され、これ により、前記コアは圧縮され、また、前記繊維ガラス強化されたシートは、前記 圧縮されたコアと鋳型との間で前記薄いスキンを硬化させることにより、前記一 体型のスキンに変換され、 前記ブレードには、比較的円滑な外側面が設けられ、また、前記コアは、一連の 階段状の領域を有し、これら階段状の領域は、前記シャンクから離れている前記 ブレードの通常は最外方の端部に近づくに従って、それぞれの段部における前記 コアの中心に対して相対的にその高さが増大し、樹脂を硬化させる間に、前記コ アの外側面の間の空間並びに鋳型を充填するに十分な数のガラス繊維強化された 合成樹脂シートが前記コアに付与され、これにより、前記スキンは、シャンク端 に向かう方向において厚みがより増大することを特徴とする大直径の冷却塔ファ ン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  2. 2.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにおい て、前記コアは元々、その厚み寸法が、該コアの上の薄い一体型のスキンの厚み に関連づけられた程度まで前記圧縮により減少するような厚みを有することを特 徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  3. 3.請求項2の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにおい て、前記コアは圧縮されており、対向する主面の間の圧縮前の元々の厚みが、前 記ブレードの両面のスキンの組み合わせた厚みの約15%乃から40%まで減少 されていることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブ レード。
  4. 4.請求項3の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにおい て、圧縮による前記コアの厚みの減少が、前記ブレードの両面のスキンの組み合 わせた厚みの約25%であることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹 脂製の成形複合ブレード。
  5. 5.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにおい て、前記コアの各々の階段状の領域の隣接する領域に対する高さが元々は、その すぐ上の合成樹脂製の層の厚みの約60%から約85%までの厚みであることを 特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  6. 6.請求項4の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにおい て、前記コアの階段状の領域の各々の高さが元々、その上の合成樹脂層の厚みの 約75%であることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複 合ブレード。
  7. 7.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにおい て、前記ブレードを成形する際の圧縮前の前記コアがある厚みを有し、前記ブレ ードは、最終的なコアの厚みが次式をほぼ満足するような条件下で成形され、T U=TA・B−0.75(tA+tB)TC=TA・B−(tA+tB)、 上式において、 TU≡圧縮されていないコアの厚み、 TA・B≡ブレードの両側の主面の選択された直接対向する点の間の最終的なブ レードの厚み、 tA≡最終的なブレードの前記対向する点の一方におけるスキンの厚み、tB≡ 最終的なブレードの前記対向する点の他方におけるスキンの厚み、TC≡最終的 に圧縮されたコアの厚みをそれぞれ表すことを特徴とする大直径の冷却塔ファン 用の合成樹脂製の成形複合ブレード。 ることを特徴とする
  8. 8.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにおい て、前記コアの密度が、約40kg/l(約2−1/21b/ft3)から約6 4kg/l(約41b/ft3)であることを特徴とする大直径の冷却塔ファン 用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  9. 9.請求項8の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにおい て、前記コアの密度が約56kg/l(約3−1/21b/ft3)であること を特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  10. 10.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにお いて、前記コア及びその上のスキンは、長手方向においてねじれた最終的な形態 で成形されていることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形 複合ブレード。
  11. 11.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにお いて、前記最初から可撓性を有しガラス繊維で補強され予め準備された合成樹脂 材料製のシートの1つは、前記コアに付与された時に、前記ガラス繊維が前記ブ レードの長手方向に主として伸長するように配向されていることを特徴とする大 直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  12. 12.請求項11の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記最初から可撓性を有しガラス繊維で補強され予め準備された合成樹 脂材料製のシートの1つは、前記コアに付与された時に、前記ガラス繊維が前記 ブレードの長手方向及び横方向の両方に伸長するように配向されていることを特 徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  13. 13.請求項12の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記ブレードの長手方向及び横方向に伸長するガラス繊維を有する合成 樹脂シートは、前記ブレードの長手方向に主として伸長するガラス繊維を有する シートの外側に配向されていることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成 樹脂製の成形複合ブレード。
  14. 14.請求項12の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記シートは、前記コアの長手方向及び横方向に伸長する繊維を有する 繊維で強化された合成樹脂の外側のベールを備えることを特徴とする大直径の冷 却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  15. 15.請求項14の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記繊維は、比較的薄いガラスのクロス繊維シートを備えることを特徴 とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  16. 16.請求項11又は12の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブ レードにおいて、前記シート及びベールは各々、その最内方の面部分に設けられ るある量の切断されたガラス繊維の粗紡を有することを特徴とする大直径の冷却 塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  17. 17.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにお いて、前記シャンクは前記発泡体コアの中に埋め込まれていることを特徴とする 大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  18. 18.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにお いて、前記コアには、前記シャンクの最内方の端部に整合する対向する2つの階 段状の領域と、前記コアの両側で前記シャンクから離れる方向において高さが増 大する階段状の領域とが設けられることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の 合成樹脂製の成形複合ブレード。
  19. 19.請求項18の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記コアの両側に設けられる階段状の領域の幅が、前記シャンクから離 れる方向において増大することを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂 製の成形複合ブレード。
  20. 20.請求項18の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記コアはテーパ形状をなしており、その最外方の部分が前記シャンク から離れる方向に近づくに従って、その厚みが減少することを特徴とする大直径 の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  21. 21.請求項20の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記シャンクに隣接する前記コアの対向する主面には、少なくとも4つ の階段状の領域が設けられ、前記コアの対向する面の中央には少なくとも2つの 階段状の領域が設けられていることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成 樹脂製の成形複合ブレード。
  22. 22.請求項14の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記コアに付与した時に、前記ブレードの長手方向及び横方向に伸長す るガラス繊維で強化されたシートの少なくとも1つが、前記ブレードの先縁部の 長さのかなりの部分の周囲に巻き付いていることを特徴とする大直径の冷却塔フ ァン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  23. 23.請求項11の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記ブレードの長手方向に主として伸長するガラス繊維で強化された前 記合成樹脂製のシートが、重量基準で約30%から40%の樹脂と、重量基準で 約60%から70%のガラス繊維とを含むことを特徴とする大直径の冷却塔ファ ン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  24. 24.請求項12の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記ブレードの長手方向及び横方向に伸長するガラス繊維で強化された 前記合成樹脂製のシートが、重量基準で約30%から40%の樹脂と、重量基準 で約60%から70%のガラス繊維とを含むことを特徴とする大直径の冷却塔フ ァン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  25. 25.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにお いて、前記薄く一体型のスキンがポリエステル樹脂で形成されていることを特徴 とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  26. 26.請求項25の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードに おいて、前記ポリエステル樹脂が、イソフタール酸ポリエステルであることを特 徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  27. 27.請求項1の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードにお いて、前記スキンもランダム方向性のガラス繊維で強化されていることを特徴と する大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード。
  28. 28.中央ハブを有する大直径の冷却塔ファン用のエアフォイルを形成する合成 樹脂製の成形複合ブレードを製造する方法において、比較的密な合成樹脂の発泡 材料から形成され、最終的なブレードの寸法に概ね等しい寸法を有し、且つ、最 終的なブレードの厚みに概ね等しく該厚みよりも幾分大きな厚み寸法を有する細 長いコアを形成する段階を備え、前記コアを形成する段階は、シャンクから離れ たファン・ブレードの通常の最外方の端部に近づくに従って前記コアの中心に対 して相対的に増大する高さを有する一連の階段状の傾城を画成する発泡体コアに 凹所を形成する段階を含み、該方法は更に、前記ファンのハブに接合されるよう になされた端部から外方に伸長するようにして細長いシャンクを前記コアに取り 付ける段階と、ガラス繊維で強化され、可撓性を有する合成樹脂製の予め準備さ れた複数の層から構成されるコアの上にスキンを被せる段階と、ガラス強化され た合成樹脂シートをその上に有する前記コアを、前記ブレードの最終的な所望の 形状に合致するキャビティを有する鋳型の中に挿入する段階と、前記鋳型の中の 前記複合ブレードに十分な熱及び圧力を加え、前記コアに圧縮力を加えながら前 記合成樹脂製のシートを硬化させ、これにより、前記圧縮されたコアと前記鋳型 の間で前記合成樹脂のシートを硬化させることにより、薄く実質的に一体のスキ ンを形成する段階と、十分な数のガラス繊維強化された合成樹脂シートを前記コ アに付与し、前記樹脂の硬化の間に、前記コアの外側面と前記鋳型の間の空間を 充填する段階と、前記合成樹脂材料を硬化した後に、前記鋳型から前記ブレード を取り除く段階とを備えることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂 製の成形複合ブレードを製造する方法。
  29. 29.請求項28の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記鋳型の形状を整える段階と、ある厚みを有するコア を形成し、強化された合成樹脂材料をその上に有する前記ブレードが前記鋳型の 中に置かれた時に、前記コアの厚みが、前記熱及び圧力を前記ブレードに付与す ることにより前記コアの上に形成された薄く一体型のスキンの厚みに関連する値 だけ減少するようにする段階とを備えることを特徴とする大直径の冷却塔ファン 用の合成樹脂製の成形複合ブレードを製造する方法。
  30. 30.請求項29の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記鋳型のキャビティの寸法並びに前記コアの厚みが関 連づけられ、これにより、前記コアは、その厚みが最終的なブレードの両側部の スキンの組み合わせた厚みの約15%から約40%だけ減少する程度まで圧縮さ れることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード を製造する方法。
  31. 31.請求項29の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記鋳型のキャビティの寸法並びに前記コアの厚みが関 連づけられ、これにより、前記コアは、その厚みが最終的なブレードの両側部の スキンの組み合わせた厚みの約25%だけ減少する程度まで圧縮されることを特 徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを製造する方 法。
  32. 32.請求項29の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記鋳型のキャビティの寸法並びに前記コアの厚みが関 連づけられ、圧縮されていないコアの厚み及び圧縮された最終的なコアの厚みが 以下の式を満足し、 TU=TA・B−0.75(tA+6tB)TC=TA・B−(tA+tB)、 上式において、 TU≡圧縮されていないコアの厚み、 TA・B≡ブレードの両側の主面の選択された直接対向する点の間の最終的なブ レードの厚み、 tA≡最終的なブレードの前記対向する点の一方におけるスキンの厚み、tB≡ 最終的なブレードの前記対向する点の他方におけるスキンの厚み、TC≡最終的 に圧縮されたコアの厚みをそれぞれ表すことを特徴とする大直径の冷却塔ファン 用の合成樹脂製の成形複合ブレードを製造する方法。
  33. 33.請求項28の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記発泡体コアにある深さの凹所を形成する段階を備え 、前記ブレードの長手方向において次に隣接する凹所に対する隆起が、前記合成 樹脂シートの一対の厚みに概ね等しいことを特徴とする大直径の冷却塔ファン用 の合成樹脂製の成形複合ブレードを製造する方法。
  34. 34.請求項28の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、ある寸法を有する前記コアに、予め準備され、可撓性を 有する合成樹脂材料製のシートを付与する段階を備え、前記シートの少なくとも 1つが、前記ブレードの長手方向の長さに沿って前記ブレードの先縁部の周囲を 巻くことを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレード を製造する方法。
  35. 35.請求項34の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記合成樹脂材料が、化学的に濃化されたポリエステル であることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレー ドを製造する方法。
  36. 36.請求項34の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記合成樹脂材料が、イソフタール酸ポリエステルであ ることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法。
  37. 37.請求項28の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記温度が、約121℃(250°F)乃至約177℃ (350°F)程度であることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂 製の成形複合ブレードを製造する方法。
  38. 38.請求項28の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記ブレードは、約25分乃至60分の時間にわたって 、前記温度に晒されることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の 成形複合ブレードを製造する方法。
  39. 39.請求項28の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、前記複合コア及び合成樹脂シートに与えられる前記圧力 は、約8.79kg/cm2(125psi)から約15.8kg/cm2(2 25psi)の程度であることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂 製の成形複合ブレードを製造する方法。
  40. 40.請求項28の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、カバーを有する前記カバーを前記鋳型の中に挿入する前 に、前記シートの上に合成樹脂の外側ベールを付与する段階を備えることを特徴 とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを製造する方法 。
  41. 41.請求項40の大直径の冷却塔ファン用の合成樹脂製の成形複合ブレードを 製造する方法において、ガラスクロス繊維材料で強化された合成樹脂製の外側ベ ールを付与する段階を備えることを特徴とする大直径の冷却塔ファン用の合成樹 脂製の成形複合ブレードを製造する方法。
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