JPH0649825A - 中空製品の製造型枠 - Google Patents
中空製品の製造型枠Info
- Publication number
- JPH0649825A JPH0649825A JP4204905A JP20490592A JPH0649825A JP H0649825 A JPH0649825 A JP H0649825A JP 4204905 A JP4204905 A JP 4204905A JP 20490592 A JP20490592 A JP 20490592A JP H0649825 A JPH0649825 A JP H0649825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- outer frame
- synthetic resin
- concrete
- inner frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 河川の護岸工や護床工において従来の土によ
る状態が望ましいが、それでは浸食や土砂の堆積に対し
て対応することができないためにそれに対抗しうる表装
材料を得ることを目的とする。また、上記の如く、コン
クリートブロックや現場打ちコンクリート壁では地下水
が得られず、生態系も変化してしまうために通水や保水
可能なコンクリート等の中空製品を得ることを目的とす
る。 【構成】 コンクリート等の中空製品の製造型枠におい
て、外枠と中枠とより成り、外枠は木製、鉄製、合成樹
脂等の耐久性のある枠体とし、中枠を変形可能な枠体と
したことを特徴とする。
る状態が望ましいが、それでは浸食や土砂の堆積に対し
て対応することができないためにそれに対抗しうる表装
材料を得ることを目的とする。また、上記の如く、コン
クリートブロックや現場打ちコンクリート壁では地下水
が得られず、生態系も変化してしまうために通水や保水
可能なコンクリート等の中空製品を得ることを目的とす
る。 【構成】 コンクリート等の中空製品の製造型枠におい
て、外枠と中枠とより成り、外枠は木製、鉄製、合成樹
脂等の耐久性のある枠体とし、中枠を変形可能な枠体と
したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート等の中空
製品の製造方法に関する。
製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートブロックで例えば壺
のような中空体や貫通している孔でも中央がふくれてい
たり複雑な凹凸を有するものは成型に際してその量産型
ができないために製造が不可能なものであった。ところ
が、近時、河川の護岸工や護床工等において従来のコン
クリートブロックや現場打ちコンクリート壁では水の浸
透性が殆どないために地下水が従来通り得られないこと
がわかり、また、表面に窪みや凹凸がないために水性動
物や水性植物が生息したり繁殖したりすることができず
動植物の生態系が変化して自然浄化作用にも変化を与え
ていることがわかってきた。海岸や魚礁においても同様
である。
のような中空体や貫通している孔でも中央がふくれてい
たり複雑な凹凸を有するものは成型に際してその量産型
ができないために製造が不可能なものであった。ところ
が、近時、河川の護岸工や護床工等において従来のコン
クリートブロックや現場打ちコンクリート壁では水の浸
透性が殆どないために地下水が従来通り得られないこと
がわかり、また、表面に窪みや凹凸がないために水性動
物や水性植物が生息したり繁殖したりすることができず
動植物の生態系が変化して自然浄化作用にも変化を与え
ていることがわかってきた。海岸や魚礁においても同様
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、河川の護岸工
や護床工において従来の土による状態が望ましいが、そ
れでは浸食や土砂の堆積に対して対応することができな
い問題がある。また、上記の如く、コンクリートブロッ
クや現場打ちコンクリート壁では地下水が得られず、生
態系も変化してしまう問題がある。
や護床工において従来の土による状態が望ましいが、そ
れでは浸食や土砂の堆積に対して対応することができな
い問題がある。また、上記の如く、コンクリートブロッ
クや現場打ちコンクリート壁では地下水が得られず、生
態系も変化してしまう問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】コンクリート等の中空製
品の製造型枠において、外枠と中枠とより成り、外枠は
木製、鉄製等の枠体とし、中枠を変形可能な枠体とした
ことを特徴とする。
品の製造型枠において、外枠と中枠とより成り、外枠は
木製、鉄製等の枠体とし、中枠を変形可能な枠体とした
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】以上の構成によると、中程がふくれた中空体や
複雑な形状の中空部を有するブロックを大量にしかも安
価に成型することができることになる。
複雑な形状の中空部を有するブロックを大量にしかも安
価に成型することができることになる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。 第1実施例 図1は断面図であり、外枠1と中枠2とより成り、外枠
1は従来と同様な木製、鉄製等の耐久性があり、反復使
用が可能な材料によって構成されている。
る。 第1実施例 図1は断面図であり、外枠1と中枠2とより成り、外枠
1は従来と同様な木製、鉄製等の耐久性があり、反復使
用が可能な材料によって構成されている。
【0007】中枠2は、風船体の型枠であり、注入口2
aから中に気体や液体の流体を充満させることにより所
定の型枠となるものである。この充満させる流体は例え
ば空気、各種ガス、水もしくは油等である。このように
した中枠2を外枠1内に配置し、中枠2と外枠1の間に
コンクリートを流し込んで成型し、コンリート硬化後に
中枠2内の流体を放出することによりこの中枠2は縮ん
で製品3の開口から抜き出すことができる。なお、中枠
2の配置に際しては、適当なスペーサにより支持するも
のである。なお、上記コンクリートは、セメントの他合
成樹脂等の硬化剤を含む概念であり、土と硬化剤とを混
合したもの等の透水性のあるものもある。
aから中に気体や液体の流体を充満させることにより所
定の型枠となるものである。この充満させる流体は例え
ば空気、各種ガス、水もしくは油等である。このように
した中枠2を外枠1内に配置し、中枠2と外枠1の間に
コンクリートを流し込んで成型し、コンリート硬化後に
中枠2内の流体を放出することによりこの中枠2は縮ん
で製品3の開口から抜き出すことができる。なお、中枠
2の配置に際しては、適当なスペーサにより支持するも
のである。なお、上記コンクリートは、セメントの他合
成樹脂等の硬化剤を含む概念であり、土と硬化剤とを混
合したもの等の透水性のあるものもある。
【0008】従って、この中枠2は繰り返し使用するこ
とができるものであり、繊維を複合したゴムや合成樹脂
等による耐久性および柔軟性があってしかも伸縮性の少
ない材料がよいが、必ずしもこのような材料ばかりでな
く、一回毎に使い捨てができる材料でもよい。 第2実施例 図3は断面図であり、本実施例も外枠1と中枠2とより
成り、外枠1は従来と同様な木製、鉄製等の耐久性があ
り、反復使用が可能な材料によって構成されている。
とができるものであり、繊維を複合したゴムや合成樹脂
等による耐久性および柔軟性があってしかも伸縮性の少
ない材料がよいが、必ずしもこのような材料ばかりでな
く、一回毎に使い捨てができる材料でもよい。 第2実施例 図3は断面図であり、本実施例も外枠1と中枠2とより
成り、外枠1は従来と同様な木製、鉄製等の耐久性があ
り、反復使用が可能な材料によって構成されている。
【0009】中枠2は、加熱溶融性、加熱軟化性または
薬剤による溶融もしくは軟化等による変形可能な合成樹
脂材料により所定の形状に成型した型枠である。この中
枠2は、中空体でも中実体でもよく、成型し易い材料を
選択して成型される。このようにした中枠2を外枠1内
に配置し、中枠2と外枠1の間にコンクリートを流し込
んで成型し、コンリート硬化後に中枠2を加熱して軟化
変形させて引き抜くことができる。
薬剤による溶融もしくは軟化等による変形可能な合成樹
脂材料により所定の形状に成型した型枠である。この中
枠2は、中空体でも中実体でもよく、成型し易い材料を
選択して成型される。このようにした中枠2を外枠1内
に配置し、中枠2と外枠1の間にコンクリートを流し込
んで成型し、コンリート硬化後に中枠2を加熱して軟化
変形させて引き抜くことができる。
【0010】以上のようにして成型されるコンリート製
等のブロックによると、中程がふくれた中空体や複雑な
形状の中空部を成型することができるために、中空部が
所望の形状の製品を得ることができる。それによって、
所望の形状の中空部としたコンリート製等のブロック
を、例えば護岸工や護床工に用いることにより、護岸や
護床をし、しかも一部の水の浸透を許して自然浄化作用
を促し、動植物の生態系を壊さないことになる。
等のブロックによると、中程がふくれた中空体や複雑な
形状の中空部を成型することができるために、中空部が
所望の形状の製品を得ることができる。それによって、
所望の形状の中空部としたコンリート製等のブロック
を、例えば護岸工や護床工に用いることにより、護岸や
護床をし、しかも一部の水の浸透を許して自然浄化作用
を促し、動植物の生態系を壊さないことになる。
【0011】また、消波用ブロックとして海岸に用いた
り、養浜工に用いることにより、消波効果の大きいブロ
ックとなり、加えて魚礁ブロックとしても有用である。
なお、ブロックを透水性のある材料で成型した場合には
上記の作用は一層効率的である。
り、養浜工に用いることにより、消波効果の大きいブロ
ックとなり、加えて魚礁ブロックとしても有用である。
なお、ブロックを透水性のある材料で成型した場合には
上記の作用は一層効率的である。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、外
枠と中枠とより成り、外枠は木製、鉄製、合成樹脂製等
の耐久性のある枠体とし、中枠を変形可能な枠体とする
ことにより、中程がふくれた中空体や複雑な形状の中空
部を有するブロックを大量にしかも安価に成型すること
ができることになり、このようなブロックを護岸、消
波、魚礁用等のブロックとして広く利用することができ
る効果を有する。
枠と中枠とより成り、外枠は木製、鉄製、合成樹脂製等
の耐久性のある枠体とし、中枠を変形可能な枠体とする
ことにより、中程がふくれた中空体や複雑な形状の中空
部を有するブロックを大量にしかも安価に成型すること
ができることになり、このようなブロックを護岸、消
波、魚礁用等のブロックとして広く利用することができ
る効果を有する。
【0013】また、ブロックの製作に際して、枠内のコ
ンクリートが硬化後に中枠を変形させて抜き取ることに
より型抜きができるために製作がきわめて容易であり、
作業に熟練が要求されない効果を有する。
ンクリートが硬化後に中枠を変形させて抜き取ることに
より型抜きができるために製作がきわめて容易であり、
作業に熟練が要求されない効果を有する。
【図1】第1実施例を示す断面図である。
【図2】中枠を抜き取る状態の説明図である。
【図3】第2実施例を示す断面図である。
1 外枠 2 中枠 2a 注入口
Claims (3)
- 【請求項1】 外枠と中枠とより成り、外枠は木製、鉄
製、合成樹脂製等の耐久性のある枠体とし、中枠を変形
可能な枠体としたことを特徴とする中空製品の製造型
枠。 - 【請求項2】 請求項1において、中枠を風船体の型枠
としたことを特徴とする中空製品の製造型枠。 - 【請求項3】 請求項1において、中枠を加熱溶融性や
加熱軟化性等の変形可能な合成樹脂材料により成型した
ことを特徴とする中空製品の製造型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204905A JPH0649825A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 中空製品の製造型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204905A JPH0649825A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 中空製品の製造型枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649825A true JPH0649825A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16498333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4204905A Pending JPH0649825A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 中空製品の製造型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649825A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8132550B2 (en) | 2006-09-04 | 2012-03-13 | Ntn Corporation | Roller bearing, camshaft support structure, and internal combustion engine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02197607A (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-06 | Kubota Ltd | 護岸ブロック |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4204905A patent/JPH0649825A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02197607A (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-06 | Kubota Ltd | 護岸ブロック |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8132550B2 (en) | 2006-09-04 | 2012-03-13 | Ntn Corporation | Roller bearing, camshaft support structure, and internal combustion engine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0649825A (ja) | 中空製品の製造型枠 | |
KR100542823B1 (ko) | 투수 블록의 제조방법 | |
JP3141083B2 (ja) | 生態系保全用ブロック及びその施工方法 | |
JPH0988040A (ja) | 河川浄化用ブロック、およびそれを使用した河川の浄化方法 | |
KR100305773B1 (ko) | 토목용부직포흙벽돌및그것을이용한시공방법 | |
JP3168322B2 (ja) | 空洞部を有するコンクリートブロックの製造方法 | |
JP2760737B2 (ja) | 護岸用ブロック | |
JP3530476B2 (ja) | 人工漁礁製造装置 | |
JP2981656B2 (ja) | 空洞部を有するコンクリートブロック及びその製造方法 | |
JP3196801B2 (ja) | 透水性筐体、およびその製造方法 | |
JP3890557B2 (ja) | 石張りコンクリートブロックの製造方法 | |
KR20230027407A (ko) | 수질정화 기능과 식생기능이 강화된 친환경 기능성 콘크리트 호안블록 구조물과 그 시공 방법 | |
JPS6328968Y2 (ja) | ||
JP3045858U (ja) | 貫通孔付き石の接合支持具 | |
JPH04118427A (ja) | 構築用ブロック | |
AU2002336815B2 (en) | Building component | |
KR100607667B1 (ko) | 하상 옹벽용 식생옹벽블록 | |
KR100541585B1 (ko) | 하천 호안블록 제조방법 및 그 호안블록 | |
KR200348425Y1 (ko) | 하상 옹벽용 식생옹벽블록 | |
JPH04344208A (ja) | マトリックス状擬岩ブロックの製造法 | |
KR100281185B1 (ko) | 폐타이어 활용 제방뚝의 구축방법 | |
JPH06306831A (ja) | 近自然護岸のための擁壁造成工法 | |
JPH06116921A (ja) | 護岸部材 | |
JPH07138969A (ja) | 擁壁等の構築工法 | |
JP2006149259A (ja) | 藻場用ブロック及びその製造方法 |