JPH0649712B2 - 室温加硫性ジオルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

室温加硫性ジオルガノポリシロキサン組成物

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JPH0649712B2
JPH0649712B2 JP63202044A JP20204488A JPH0649712B2 JP H0649712 B2 JPH0649712 B2 JP H0649712B2 JP 63202044 A JP63202044 A JP 63202044A JP 20204488 A JP20204488 A JP 20204488A JP H0649712 B2 JPH0649712 B2 JP H0649712B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な物質組成に関するものであって、更に詳
しく言えば、室温加硫性組成物の密着性向上剤として有
用なケイ素−窒素組成物に関する。
近年、改良された一液型の室温加硫性組成物(以後はR
TV組成物と呼ぶことがある)の開発に多大の関心が向
けられている。理想的な条件下では、これらの組成物は
水分の不存在下で貯蔵すれば無限の期間にわたって安定
であり、そして大気中に存在する比較的少量の水蒸気を
はじめとする水分に接触すれば即座に硬化して不粘着性
のエラストマーを生じる。
典型的なRTV組成物においては、主成分はポリアルコ
キシシリル基(通例はジアルコキシアルキルシリル基)
を末端に有するジオルガノポリシロキサン(以後は簡単
に「シリコーン」と呼ぶことがある)である。このよう
な末端基は、適当な金属含有触媒(通例はアツミニウム
化合物、チタン化合物またはスズ化合物)の存在下で大
気中の水分により架橋させることができる。この種のR
TV組成物の実例は、数多くの特許文献や刊行物中に見
出すことができる。
特に有用な一液型のRTV組成物は、米国特許第451
7337および4667007号明細書中に開示されて
いる。これらの組成物はジブチルスズビス(アセチルア
セトネート)のごとき触媒を使用するものであるが、こ
の触媒はメタノールやシラノール基末端停止シリコーン
のごときヒドロキシル基含有物質の存在下で安定である
ため、かかるヒドロキシル基含有物質の捕集剤を伴わな
くても使用することができる。
多くのRTV組成物は、各種の基体、とりわけアルミニ
ウムや鋼のごとき金属に対する密着性が不十分である。
それ故、かかる組成物中には密着性向上剤が使用される
のが普通である。各種のRTV組成物用の密着性向上剤
としては、第一、第二および第三アミン基を含有する各
種のアミノシランが知られている。
しかるに、上記のごとき捕集剤を含まないRTV組成物
用として知られる多くの密着性向上剤を試験したとこ
ろ、2つの事実が判明した、第一に、第三アミン基を含
有する化合物(たとえば、3−ジエチルアミノプロピル
トリメトキシシラン)のほとんどは捕集剤を含まないR
TV組成物の密着性を十分に向上させることができな
い。第二に、第一アミン基を含有する化合物[たとえ
ば、3−アミノプロピルトリメトキシシランおよびN−
(3−メトキシシリルプロピル)エチレンジアミン]
は、RTV組成物の黄変を引起こすことがあると共に硬
化後におけるそれのモジュラスに影響を及ぼすことがあ
る。それ故、色安定性を有すると共にその他の特性に悪
影響を及ぼさない新規な密着性向上剤を開発することに
関心が向けられているのである。
本発明は、密着性向上剤として有用な1群の新規な有機
ケイ素−窒素組成物およびそれらの製造方法を提供する
ものである。本発明はまた、かかる密着性向上剤を含有
するRTV組成物、とりわけ各種の有機スズ硬化触媒を
含有すると共に捕集剤を含有しないようなRTV組成物
をも提供するものである。
本発明の一側面に従えば、(a)式 (式中、Rは炭素原子数1〜8のアルキル基であり、
各々のRは独立に水素原子または炭素原子数1〜4の
第一もしくは第二アルキル基であり、そしてnは2〜約
10の値を有する)で表わされるグリシドキシアルキル
トリアルコキシシランおよび(b)式 R−NH (II) (式中、Rは炭素原子数3〜10のアルキル基または
シクロアルキル基である)で表わされる第一アミンのほ
ぼ等モル量を30〜100℃の範囲内の温度で反応させ
ることによって製造される有機ケイ素−窒素組成物が提
供される。
本発明の有機ケイ素−窒素組成物において、Rは炭素
原子数1〜8のアルキル基であるが、通例はメチル基で
ある。Rは水素原子または上記のごときアルキル基で
あり得るが、通例は水素原子である。Rはアルキル基
またはシクロアルキル基であるが、通例は第一アルキル
基、好ましくは炭素原子数4〜8の第一アルキル基であ
る。なお、Rはイソブチル基であることが特に好まし
い。nは通例2または3の値を有するが、特に好ましく
は3である。
本発明の方法は、通例は窒素のごとき不活性雰囲気中に
おいて、2種の反応体の混合物を加熱還流することによ
って行うのが簡便である。その際には、前述のごとくに
2種の反応体がほぼ等モル量で使用される。いずれか一
方が過剰に存在する場合でも、その過剰量は約5%以下
にすべきである。溶媒を使用することもできるが、それ
によって特別の利益は得られないのが普通であって、そ
れ故に溶媒の使用は好適でない。
グリシドキシアルキルトリアルコキシシランと第一アミ
ンとの間に起こる反応の大部分は求核性試薬によるエポ
キシドの典型的な開環であって、それにより生成物とし
てvic−ヒドロキシ第二アミンが得られる。更にまた、
分子内または分子間反応も起こり得る。かかる反応は一
般にヒドロキシル基とトリアルコキシシリル基とが関与
するものであって、それにより式ROHのアルコール
の生成および新たなケイ素−酸素結合の形成が起こる。
こうして得られた縮合生成物は、環状物質またはオリゴ
マー物質であり得る。このような追加の反応が起こるた
め、本発明の有機ケイ素−窒素組成物はそれの製造方法
によって規定するのが最も正確である。本発明の別の側
面に従えば、上記のごとき方法によって製造された有機
ケイ素−窒素組成物が提供される。
とは言え、こうして得られた組成物中には上記のごとき
vic−ヒドロキシ第二アミンが存在することも知られて
いる。それ故、本発明の更に別の側面に従えば、式 (式中、XおよびYの一方はOH基であると共に、他方
はNHR基であり、そしてR〜Rおよびnは前記
に定義された通りである)で表わされる有機ケイ素−窒
素化合物が提供される。
前述の通り、本発明の有機ケイ素−窒素組成物がRTV
組成物の密着性向上剤として有用である。従って、本発
明の更に別の側面に従えば、ポリアルコキシシリル基末
端停止ジオルガノポリシロキサン(シリコーン)と有効
量の硬化触媒とから成る室温加硫性組成物の基体に対す
る密着性を向上させるための方法が提供される。この方
法は、上記のごとき有機ケイ素−窒素組成物を前記ポリ
アルコキシシリル基末端停止シリコーン100重量部当
り通例約0.1〜5.0重量部の有効量で該組成物中に混入す
ることを特徴とするものである。
本発明の更に別の側面に従えば、(A)少なくとも1種
のポリアルコキシシリル基末端停止シリコーン、(B)
有効量の硬化触媒、および(C)基体に対する密着性を
向上させるために有効な量で使用される上記のごとき有
機ケイ素−窒素組成物の諸成分から成ることを特徴とす
るRTV組成物が提供される。
成分Aとして有用なポリアルコキシシリル基末端停止シ
リコーンは、式 によって表わすことができる。式中、Rは炭素原子数
1〜約13の非置換または置換炭化水素基であり、R
は炭素原子数1〜約8のアルキル基、アルコキシアルキ
ル基、アシルアルキル基、アシルオキシアルキル基また
はシアノアルキル基、あるいは炭素原子数1〜約14の
アラルキル基であり、各々のRは独立に炭素原子数約
1〜13の非置換または置換炭化水素基であり、aは0
または1であり、そしてmは約5〜5000の範囲内の
値を有する。RおよびRによって表わされる基の実
例としては、メチル基、エチル基、フェニル基、トリフ
ルオロプロピル基およびビニル基が挙げられる。中で
も、約4個までの炭素原子を有するアルキル基、とりわ
けメチル基が好適である。Rはアルキル基あるいはア
リール基、エチル基、エステル基、ケトン基またはシア
ノ基で置換されたアルキル基であり得るが、ほとんどの
場合は炭素原子数1〜4のアルキル基とりわけメチル基
である。aは0または1であるが、ほとんどの場合は1
である。
成分Aは、米国特許第4395526号の方法に従い、
シラノール基末端停止シリコーンと末端キャッピング剤
としてのポリアルコキシシラン(たとえばメチルトリメ
トキシシラン)との反応によってRTV組成物中にその
場で生成させることができる。それはまた、同じ反応に
よって予め生成させることもできる。そのためには、ほ
とんどの場合において、米国特許第4515932号お
よび本発明の場合と同じ所有者の同時係属米国特許出願
号の明細書中に開示されているような触
媒が使用される。本発明の目的にとって生成の時期は特
に重要でないが、予め生成されたポリアルコキシシリル
基末端停止シリコーンを使用する方が好ましい場合が多
い。
硬化触媒である成分Bは、当業界において公知の任意の
金属含有触媒であってよい。前述の通り、成分Bはアル
ミニウム化合物、チタン化合物またはスズ化合物から成
るのが通例である。本発明の特に好適な実施の態様に従
えば、成分Bは式 (式中、Rは炭素原子数1〜約18の非置換または置
換炭化水素基であり、R、RおよびR10の各々は独
立に水素原子、R11、Si(R11、アシル基または
ニトリル基であり、そしてR11は炭素原子数1〜約18
の2価の非置換または置換炭化水素基である)で表わさ
れる有機スズ錯体、あるいは式 (RSnY (VI) (式中、Rは前記に定義された通りであり、かつYは
マロン酸ジエチル基のごときジカルボン酸塩基である)
で表わされる有機スズ塩から成る。式(V)および(V
I)の化合物並びにRTV組成物用の硬化触媒としての
それらの用途は、前述の米国特許第4517337およ
び4667007号明細書中に開示されている。
本発明の有機ケイ素−窒素組成物である成分Cは、RT
V組成物中に密着性向上剤として使用される。密着性向
上剤としてのそれの作用を最適化するため、少なくとも
1種の別の密着性向上剤が併用される場合が多い。この
ような目的にとって特に有用なのは、(D)本発明の有
機ケイ素−窒素組成物に対する相乗剤として働くシアノ
アルキルトリアルコキシシラン、とりわけ2−シアノエ
チルトリメトキシシラン(以後はCETMSと略す)ま
たは3−シアノプロピルトリメトキシシランである。
本発明のRTV組成物中においては、成分BおよびCは
それぞれ触媒および密着性向上剤として有効な量で使用
される。一般的に述べれば、成分A100重量部当り約
0.1〜10.0重量部の成分Bおよび約0.1〜5.0重量部の成
分Cが使用される。成分Dを使用する場合、それは成分
A100重量部当り約0.1〜5.0重量部の量で使用される
のが通例である。
本発明のRTV組成物はまた、この種の組成物中に通例
使用されるその他の成分、たとえば硬化促進剤、ヒドロ
キシル基含有物質の捕集剤、可塑剤、顔料および充填剤
を含有することもできる。更に詳しく述べれば、いずれ
も前記成分A100重量部について、 (E)式 (式中、R〜R10は前記に定義された通りである)で
表わされるジケトン約0.05〜5.0重量部、 (F)式 (RaSi(OR4-a (VIII) (式中、R、Rおよびaは前記に定義された通りで
ある)で表わされる少なくとも1種のポリアルコキシシ
ラン約0.01〜10.0重量部、 (G)可塑剤約1〜50重量部、 (H)少なくとも1種の充填剤5〜700重量部、およ
び (J)硬化促進剤として役立つアミンまたはグアニジン
約0.1〜5.0重量部 の中から選ばれた少なくとも1者を追加含有することが
できるのである。
かかる追加成分としては、成分EおよびFが特に好適で
ある場合が多い。それらの添加は、水分の不存在下にお
けるRTV組成物の貯蔵安定性および水分の存在下にお
けるそれの硬化速度を向上させるために役立つ。
成分Gの添加も好適である場合が多い。成分Gとして有
用な可塑剤の実例としては、式 (式中、R物は前記に定義された通りであり、そして
pは約25〜5000の範囲内の値を有する)で表わさ
れるトリアルキルシリル基末端停止ジオルガノポリシロ
キサンが挙げられる。
充填剤である成分Hの添加の有無は、ある程度まではR
TV組成物の使用目的に依存する。RTV組成物を建築
用シーラントまたはコーキングコンパウンドとして使用
する場合には、比較的多量の充填剤を使用することがで
きる。その他の用途に対しては、少量の充填剤を添加す
るか、あるいは充填剤を全く使用しないことが望まし
い。かかる充填剤の実例としては、シリカエーロゲル、
フュームドシリカ、沈降シリカ、ガラス繊維、二酸化チ
タン、ケイ酸ジルコニウム、酸化鉄、炭酸カルシウム、
ケイソウ土およびカーボンブラックのごとき補強剤、粉
砕石英およびポリ塩化ビニルのごとき増量材、並びにそ
れらの混合物が挙げられる。なお、オクタメチルシクロ
テトラシロキサンのごとき活性剤を用いてシリカ充填剤
の前処理を行うことが有利である場合が多い。
所望に応じてアルコキシシリル基で置換した各種のアミ
ンおよびグアニジンは、硬化促進剤(成分J)として有
用であることが知られている。有用な硬化促進剤は、た
とえば前述の米国特許第4517337号明細書中に開
示されている。
本発明組成物の製法および性質を下記の実施例によって
一層詳しく説明する。全ての部は重量部である。いずれ
のRTV組成物も、窒素雰囲気中において通常の高剪断
混合技術を使用しながら、「ドライボックス」条件と同
等の条件下で調製した。粘度は25℃におけるブルック
フィールド粘度である。
実施例1 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン100部
(420ミリモル)とイソブチルアミン30.9部(420
ミリモル)との混合物を窒素雰囲気中において加熱還流
した。ガスクロマトグラフィーによって反応の経過を追
跡したところ、反応は1.5時間後に完了したことが判明
した。次いで、真空中において揮発分を除去することに
よって所望の有機ケイ素−窒素組成物が得られた。ガス
クロマトグラフを用いた質量分析の結果、式 で表わされる少なくとも1種の化合物が存在することが
認識された。
実施例2および3 先ず最初に、1500ポアズの粘度を有するポリメトキ
シシリル基端末停止ジメチルポリシロキサン100部、
CETMS1.04部、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン処理フュームドシリカ16.9部、およびトリメトキシシ
リル基末端停止ジメチルポリシロキサン油30部を高剪
断条件下で混合した。次いで、ジ−n−オクチルスズジ
エチルマロネート0.58部、ジイソブチルアミン0.37部、
メチルトリメトキシシラン1.48部、および密着性向上剤
として役立つ実施例1の生成物を添加することによって
RTV組成物を調製した。
50%の相対湿度の下で2種の期間にわたり硬化させた
後、ASTM C794の試験方法に従って未処理のア
ルミニウムに対する付着力(剥離強さ)を測定し、その
結果をミリパスカル単位で示した。また、比色計の使用
により、混合直後および150℃で12時間の加熱老化
後における黄色度指数(YI)を測定した。視覚的に比
較した場合、2〜3程度のYI値は人間の目にとって無
色の物質を表わすにの対し、10のYI値は明瞭に黄色
の物質を表わす。
関係するパラメーターおよび試験結果を下記第1表中に
示す。比較のため、実施例1の生成物を他の密着性向上
剤で置換して成る3種の対照品も第1表中に示されてい
る。
実施例4 先ず最初に、実施例2および3のポリメトキシシリル基
末端停止ジメチルポリシロキサン100部、メチルトリ
メトキシシラン0.68部、オクタメチルシクロテトラシロ
キサン処理フュームドシリカ16.0部、およびトリメチル
シリル基末端停止ジメチルポリシロキサン油22.9部を高
剪断条件下で混合した。次いで、ジ−n−ブチルスズビ
ス(アセチルアセトネート)0.42部、アセチルアセトン
0.35部、メチルトリメトキシシラン0.70部、および実施
例1の生成物0.70部を添加することによってRTV組成
物を調製した。
50%の相対湿度の下で14日間にわたり硬化させた後
の付着力(剥離強さ)は83ミリパスカルであった。そ
れに対し、密着性向上剤を省いた対照品の付着力(剥離
強さ)は35ミリパスカル未満に過ぎなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−104885(JP,A) 特開 昭60−202152(JP,A) 特公 昭46−7090(JP,B1)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)少なくとも1種のポリアルコキシシ
    リル基末端停止ジオルガノポリシロキサン、(B)触媒
    量の硬化触媒、および(C)基体に対する密着性を向上
    させるために有効な量で使用される、 (a)式 (式中、Rは炭素原子数1〜8のアルキル基であり、
    各々のRは独立に水素原子または炭素原子数1〜4の
    第一もしくは第二アルキル基であり、そしてnは2〜1
    0の値を有する)で表わされるグリシドキシアルキルト
    リアルコキシシランおよび(b)式 R−NH (II) (式中、Rは炭素原子数3〜10のアルキル基または
    シクロアルキル基である)で表わされる第一アミンのほ
    ぼ等モル量を30〜100℃の範囲内の温度で反応させ
    て調製される有機ケイ素−窒素組成物を含む室温加硫性
    組成物。
  2. 【請求項2】前記成分Bが、式 (式中、Rは炭素原子数1〜18の非置換または置換
    炭化水素基であり、R、RおよびR10の各々は独立
    に水素原子、R11、Si(R11、アシル基またはニ
    トリル基であり、そしてR11は炭素原子数1〜18の非
    置換または置換炭化水素基である)で表わされる有機ス
    ズ錯体、あるいは式 (RSnY (VI) (式中、Rは前記に定義された通りであり、かつYは
    ジカルボン酸基である)で表わされる有機スズ塩から成
    る請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記成分A100重量部当り0.1〜1
    0.0重量部の前記成分Bおよび0.1〜5.0重量部
    の前記成分Cが使用される請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】いずれも前記成分A100重量部につい
    て、 (E)式 (式中、R〜R10は前記に定義された通りである)で
    表わされるジケトン0.05〜5.0重量部、 (F)式 (RSi(OR4-a (VIII) (式中、Rは炭素原子数1〜13の非置換または置換
    炭化水素基であり、Rは炭素原子数1〜8のアルキル
    基、アルコキシアルキル基、アシルアルキル基、アシル
    オキシアルキル基またはシアノアルキル基、あるいは炭
    素原子数1〜14のアラルキル基であり、そしてaは0
    または1である)で表わされる少なくとも1種のポリア
    ルコキシシラン0.01〜10.0重量部、 (G)可塑剤1〜50重量部、 (H)少なくとも1種の充填剤5〜700重量部、およ
    び (J)硬化促進剤として役立つアミンまたはグアニジン
    0.1〜5.0重量部 の中から選ばれた少なくとも1者を追加含有する請求項
    3記載の組成物。
  5. 【請求項5】(D)前記成分A100重量部当り0.1
    〜5.0重量部のシアノアルキルトリアルコキシシラン
    を追加含有する請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記成分E、FおよびGを追加含有してい
    て、前記成分Gが式 (式中、Rは炭素原子数1〜13の非置換または置換
    炭化水素基であり、そしてpは25〜5000の範囲内
    の値を有する)で表わされる少なくとも1種のトリアル
    キルシリル基末端停止ジオルガノポリシロキサンから成
    る請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】前記成分Bが式(V)が有機スズ錯体から
    成り、R〜R、RおよびR10がメチル基であり、
    がn−ブチル基であり、Rが水素原子であり、か
    つaが1である請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】(A)少なくとも1種のポリアルコキシシ
    リル基末端停止ジオルガノポリシロキサン、(B)触媒
    量の硬化触媒、および(C)基体に対する密着性を向上
    させるために有効な量で使用される、式 (式中、XおよびYの一方はOH基であると共に、他方
    はNHR基であり、Rは炭素原子数1〜8のアルキ
    ル基であり、各々のRは独立に水素原子または炭素原
    子数1〜4の第一もしくは第二アルキル基であり、R
    は炭素原子数3〜10のアルキル基またはシクロアルキ
    ル基であり、そしてnは2〜10の値を有する)で表わ
    される有機ケイ素−窒素化合物を含む請求項1記載の室
    温加硫性組成物。
  9. 【請求項9】前記成分Bが、式 (式中、Rは炭素原子数1〜18の非置換または置換
    炭化水素基であり、R、RおよびR10の各々は独立
    に水素原子、R11、Si(R11、アシル基またはニ
    トリル基であり、そしてR11は炭素原子数1〜18の非
    置換または置換炭化水素基である)で表わされる有機ス
    ズ錯体、あるいは式 (RSnY (VI) (式中、Rは前記に定義された通りであり、かつYは
    ジカルボン酸基である)で表わされる有機スズ塩から成
    る請求項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】前記成分A100重量部当り0.1〜1
    0.0重量部の前記成分Bおよび0.1〜5.0重量部
    の前記成分Cが使用される請求項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】いずれも前記成分A100重量部につい
    て、 (E)式 (式中、R〜R10は前記に定義された通りである)で
    表わされるジケトン0.05〜5.0重量部、 (F)式 (RSi(OR4-a (VIII) (式中、Rは炭素原子数1〜13の非置換または置換
    炭化水素基であり、Rは炭素原子数1〜8のアルキル
    基、アルコキシアルキル基、アシルアルキル基、アシル
    オキシアルキル基またはシアノアルキル基、あるいは炭
    素原子数1〜14のアラルキル基であり、そしてaは0
    または1である)で表わされる少なくとも1種のポリア
    ルコキシシラン0.01〜10.0重量部、 (G)可塑剤1〜50重量部、 (H)少なくとも1種の充填剤5〜700重量部、およ
    び (J)硬化促進剤として役立つアミンまたはグアニジン
    0.1〜5.0重量部 の中から選ばれた少なくとも1者を追加含有する請求項
    10記載の組成物。
  12. 【請求項12】(D)前記成分A100重量部当り0.
    1〜5.0重量部のシアノアルキルトリアルコキシシラ
    ンを追加含有する請求項11記載の組成物。
  13. 【請求項13】前記成分E、FおよびGを追加含有して
    いて、前記成分Gが式 (式中、Rは炭素原子数1〜13の非置換または置換
    炭化水素基であり、そしてpは25〜5000の範囲内
    の値を有する)で表わされる少なくとも1種のトリアル
    キルシリル基末端停止ジオルガノポリシロキサンから成
    る請求項12記載の組成物。
  14. 【請求項14】前記成分Bが式(V)の有機スズ錯体か
    ら成り、R〜R、RおよびR10がメチル基であ
    り、Rがn−ブチル基であり、Rが水素原子であ
    り、かつaが1である請求項13記載の組成物。
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