JPH0649697B2 - 放射線治療または化学療法に有用な化合物 - Google Patents

放射線治療または化学療法に有用な化合物

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JPH0649697B2
JPH0649697B2 JP58094752A JP9475283A JPH0649697B2 JP H0649697 B2 JPH0649697 B2 JP H0649697B2 JP 58094752 A JP58094752 A JP 58094752A JP 9475283 A JP9475283 A JP 9475283A JP H0649697 B2 JPH0649697 B2 JP H0649697B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射線治療または化学療法による癌患者の治療
に有用な化合物、該化合物の製造方法、投与用処方およ
び患者の治療法に関する。
即ち、本発明は式I: [式中、R1は水素またはアルキル(例えば、C1−C6
アルキル)基、R2−R5は水素、アルキル(例えば、C
1−C6アルキル)、アリールまたはアラルキル基および
nは1または2を表わす]で表わされる化合物に関す
る。
化合物Iにおいて、ニトロ基は典型的にはイミダゾール
環の2−位にあり、R1はこれがアルキル基、例えばメ
チル基の時は通常5−位に位置する。一般にはR2−R5
の少なくとも2つが水素であり、好ましくはR2−R5
少なくとも1つがアルキル、例えばメチル、エチルまた
はイソプロピル基またはベンジル基である。基−NO2
が2−位にあり、R1が水素であり、nが1であって、
2、R3、R4およびR5が水素であるか、あるいはR2
およびR3がメチルを表わし、R4とR5が水素またはR2
とR4がメチルおよびR3とR5が水素を表わす化合物が
特に好ましい。
本発明化合物は、放射線治療における照射に対する腫瘍
細胞の感性を増強すること、および化学療法剤による腫
瘍の損傷への相乗作用またはその増強に有用である。
本発明において、化合物Iは、化合物IIを式IIIのアジ
リジンと、好ましくはアルコールのごとき極性溶剤中で
処理することにより製造してもよい。
化合物Iの製造のための本発明の技術的範囲に包含され
る別の方法においては、式IIの化合物を式IIIAの化合
物: H2NCR23CR45−X IIIA [式中、Xはハロゲン、特に塩素または臭素を表わす]
とを、好ましくは酸受容体、例えばアルカリ金属水酸化
物の存在下に反応させる。
本発明の技術的範囲に包含される化合物Iの他の製造方
法は、化合物IV: [式中、Yはハロゲン、特に臭素または塩素を表わす]
を式IIIのアジリジンと、好ましくは酸受容体、例えば
アルカリ金属水酸化物の存在下に反応させる。
本発明に包含される化合物Iの別の製造法は化合物V: を式VI: の化合物と、好ましくは中性または塩基性条件下で反応
させる。
本発明に包含される化合物Iの別の製造方法は、式VI
I: [式中、Zはハロゲン、典型的な臭素または塩素を表わ
す]の化合物を塩基、典型的にはアルカリ金属水酸化
物、例えば水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウムで処
理することにより環化させる。
上記いずれの方法も極性溶剤、例えばアルコール中で行
なうのが一般的である。
nが2の時、化合物Iは式VIII: で表わされる化合物を式IIIのアジリジンと、適当には
メタノールのごとき極性溶剤中で反応させることにより
調製してもよい。
式VIIIの中間体もまた本発明の一部である。
化合物Iは、これを生理学的に許容し得るキャリヤーま
たは希釈剤に加えて、これを使用するための処理に適し
た方法で調剤してもよい。この化合物はタブレットまた
はカプセルのごとき投与形態、例えば英国特許出願第2
003154A号の実施例4に記載されているごとき、
1ないしそれ以上の公知の調剤成分を含むカプセル中に
入れてもよい。この化合物はまた、生理塩溶液等に加え
て静脈内投与用に調剤してもよい。
本発明の別の態様によれば、放射線治療効果の増強のた
めの放射線増感剤として使用する時は、化合物Iは癌の
放射線照射に先立って、放射線感受性癌患者に投与され
る。
しかしながら化合物Iは、本発明の別の態様では、局部
的な、あるいは移転した癌を有する患者に化合物Iを投
与することによって、化学療法剤の化学作用の増強のた
めに使用される。化合物Iの投与は一般には化学療法
剤、例えばメルファラン、シクロホスファミド、5−フ
ルオロウラシルまたはCCNU(1−(2−クロロ−エ
チル)−3−シクロヘキシル−1−ニトロソウレア)等
の化学療法剤の投与と同時に、あるいはそれに先立って
行なわれる。
本発明を以下の実施例によって説明する: 実施例1 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(1−ア
ジリジノ)−2−プロパノール ビーマンによって記載された方法(Beaman A.G.,
Tautz W.およびDuschinsky R.,1967;
Studies in the Nitroimidazole Series,Antimicrobial
Agents and Chemotherapy 第520−第530頁)に
よって調製された、1−(2,3−エポキシプロピル)
−2−ニトロイミダゾール(5.10g,0.03mo
l)およびアジリジン(2.60g、0.06mol)混合
物のメタノール(70m)溶液を、還流下で1時間加
熱する。反応混合物を脱色炭で処理し、5分間還流させ
て濾過する。溶剤を減圧下に除去し、黄色残渣を得る。
これを少量のエタノールに溶かし、結晶化すると、1−
(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(1−アジリ
ジノ)−2−プロパノール(3.57g、56%、m.
p.119−121℃)の黄色結晶固体が得られる。再
結晶すると生成物は分解する。
実施例2および3 以下の実施例では、WHTマウス(MT腫瘍を皮下接種
した)に実施例1の化合物を、放射線治療前に、あるい
はメルファラン化学療法剤で処理する前に腹腔内に投与
した。薬を投与する処理前の時間は、最大の増強作用が
達成されるようにする。増強作用は、化合物の放射線治
療増感および化学療法増感剤としての効果を調べる一般
的な方法に基づいて調べた。MT腫瘍を移植したWHT
マウスに、放射線照射あるいはメルファラン投与を行っ
た後、腫瘍を摘出した。摘出した腫瘍細胞の細胞懸濁液
を調製してプレートに撒き、細胞の生存率を調べた。放
射線照射量およびメルファラン投与量に対して対数目盛
りで細胞の生存率をプロットしたグラフを作製した。上
記増感剤を投与しない群の生存率のグラフと比較して、
これを1として各増感剤による増強比を計算した。増強
比が大きいほど増感剤としての作用が大きいことを示
す。放射線治療および化学療法剤治療の結果を表−1お
よび2にそれぞれ示す。また比較例として、ミスオニダ
ゾール(MISO)と化合物R0−03−8799(2
−ニトロ−α−(ピペリジノ)−メチル−1−イミダゾ
ール−エタノール、以下の構造を有する: を用いた結果を同時に示す。後者の化合物での処理から
得られた結果に対する星印は、それらの場合に処置した
腫瘍が筋肉内であることを示す。
実施例4 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−メ
チル−1−アジリジノ)−2−プロパノール 実施例1と同様の方法で、2−メチルアジリジンと1−
(2,3−エポキシプロピル)−2−ニトロイミダゾー
ルとを反応し、エタノール−エーテルから結晶化し、1
−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−メチ
ル−1−アジリジノ)−2−プロパノールの淡黄色結晶
固体(3.06g、45%、m.p.109−111
℃)を得た。
実施例5 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−エ
チル−1−アジリジノ)−2−プロパノール 実施例1に記載した方法と同様にして、2−エチルアジ
リジンと1−(2,3−エポキシプロピル)−2−ニト
ロイミダゾールを反応させ、エタノール−エーテルから
−70℃で結晶化し、1−(2−ニトロ−1−イミダゾ
リル)−3−(2−エチル−1−アジリジノ)−2−プ
ロパノールの淡黄色結晶固体を得た。これは室温で黄色
粘稠油に変化した。収率65%。
実施例6 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−ベ
ンジル−1−アジリジノ)−2−プロパノール 実施例1に記載したのと同様の方法により(但し、試剤
を当モル量使用)、2−ベンジルアジリジンと1−
(2,3−エポキシプロピル)−2−ニトロイミダゾー
ルを反応させ、吸着剤としてシリカゲルを用いたカラム
クロマトグラフィーにかけ、1−(2−ニトロ−1−イ
ミダゾリル)−3−(2−ベンジル−1−アジリジノ)
−2−プロパノールの淡黄色ガム状物質を得た。収率7
2%。
実施例7 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2,2
−ジメチル−1−アジリジノ)−2−プロパノール 実施例1に記載の方法と同様にして、2,2−ジメチル
アジリジンと1−(2,3−エポキシプロピル)−2−
ニトロイミダゾールとを反応させ、エタノール−エーテ
ルから結晶化することにより、1−(2−ニトロ−1−
イミダゾリル)−3−(2,2−ジメチル−1−アジリ
ジノ)−2−プロパノールの淡黄色結晶固体を得た。融
点101−103℃、収率78%。
実施例8 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−フ
ェニル−1−アジリジノ)−2−プロパノール この化合物は1−(2,3−エポキシプロピル)−2−
ニトロイミダゾールと2−フェニルアジリジン(K.Ic
himuraおよびM.Ohta,Bull.Chem.Soc.Japan,43
(5)1443−50(1970))とをメタノール中
で反応させ、次いで実施例1に記載の方法を行なうこと
によって調製することができる。
実施例9 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−イ
ソプロピル−1−アジリジノ)−2−プロパノール この化合物は1−(2,3−エポキシプロピル)−2−
ニトロイミダゾールと2−イソプロピルアジリジン
(K.Ichimura,Bull.Chem.Soc.Japan43 1443−
50(1970))とをメタノール中で反応させ、実施
例1に記載の方法と同様にして調製することができる。
実施例10 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−4−(1−ア
ジリジノまたは置換アジリジノ)−2,3−ブタン−ジ
オール(I,R1=H、n=2、R2−R5=Hまたはア
ルキル、アリール、アラルキル) (a)1−(2−ニトロ−イミダゾリル)−2−ヒドロ
キシ−3,4−エポキシブタン アゾマイシン、1,3−ブタジエンモノオキシドおよび
無水炭酸カリウムをエタノール中で5時間還流して得ら
れる3−(2−ニトロ−イミダゾリル)−2−ヒドロキ
シ−1−ブテン(11.83g、m.p.90−92
℃)をジクロロエタン中でm−クロロパーベンゾイック
アシドと共に3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルフェニルサルファイドの存在下に一晩攪拌し、こ
の反応混合物をさらに攪拌後1時間還流させる。この混
合物を炭酸ナトリウム飽和溶液で洗浄し、水相をクロロ
ホルムで抽出する。このジクロロエタンとクロロホルム
を含む抽出物を濃縮して少量にし、生成物をカラムクロ
マトグラフィー(固定相:シリカゲル、溶出液:クロロ
ホルム(90%)/エタノール(10%)混合液)で精
製する。生成物をエタノールから溶出させるとm.p.
134−136℃(分解)の淡黄色の固体33%が得ら
れた。
(b)(a)からの化合物を式IIIのアジリジンとメタ
ノール中で反応させると、所望の式Iの化合物が得られ
る。
実施例11 1−(2−メチル−5−ニトロ−イミダゾリル)−3−
(1−アジリジノまたは置換アジリジノ)−2−プロパ
ノール(I、R1=CH3、n=1、R2−R5=H、アル
キル、アリールまたはアラルキル) 1−(2,3−エポキシプロピル)−2−メチル5−ニ
トロイミダゾール(M.HofferおよびE.Grunberg,
J.Med.Chem.17,1019(1974))を式III
のアジリジンとメタノール中で反応させると、所望の化
合物式Iを得られる。
実施例12 1−(2−メチル−4−ニトロ−1−イミダゾリル)−
3−(1−アジリジノまたは置換アジリジノ)−2−プ
ロパノール(I,R1=CH3、n=1、R2−R5=H、
アルキル、アリール、アラルキルまたはアルカリール) 1−(2,3−エポキシプロピル)−2−メチル−4−
ニトロイミダゾール(J.Suwinski,E.Suwinska.
J.Watras(1974)およびM.Widel,Acta Pol.Pha
rm.,15(5)、529(1975))を用い、実施
例11の方法を繰り返すと、所望の化合物式Iが得られ
る。
実施例13および14 1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2,3
−ジメチル−1−アジリジノ)−2−プロパノール(メ
ソおよびdl体) 2,3−ジメチルアジリジンのメソおよびdl体混合物
(J.Amer.Chem Soc.第74巻、第944頁(195
2)に記載のディッキーの方法によって調製)を1−
(2,3−エポキシプロピル)−2−ニトロイミダゾー
ルとを実施例1に記載と同様の方法によって調製し、1
−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2,3−
ジメチル−1−アジリジノ)−2−(プロパノールのメ
ソおよびdl体混合物を得た(この異性体はアジリジニル
残基中に2つのカイラル中心が存在することを示してい
る)。メソおよびdl体はシリカゲルを固定相とし、ジエ
チルエーテル(95%)とエタノール(5%)を溶出液
(eluant)を用いたカラムクロマトグラフィーによって
分離した。メソ体は融点84−5℃、dl体はワックス状
固体として単離される。
上記実施例に記載された化合物の感作および毒性データ
ーを表−2に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イアン・ジエイムズ・ストラツトフオ−ド イギリス国イングランド・サリ−・ア− ル・エイチ8 9エヌ・エクス・オクステ イツド・ブロ−ドハム・グリ−ン・ギブ ス・ブルツク・レイン・ケイパ−ン・ウエ イ・コテイジズ1番 (72)発明者 デビツド・ギブソン イギリス国イングランド・ロンドン・エ ス・イ−25サウス・ノ−ウツド・フア−ン リイ・ロ−ド37エイ番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I: [式中、R1は水素またはアルキル基、R2−R5は水
    素、アルキル、アリール、またはアラルキル基、および
    nは1または2を表わす]で示される化合物。
  2. 【請求項2】ニトロ基がイミダゾール環の2−位にある
    第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】R2−R5の少なくとも1つがC1−C6アル
    キル基またはベンジル基である第1項または第2項記載
    の化合物。
  4. 【請求項4】R2、R3、R4およびR5の 2つがC1
    6アルキル基である前項いずれかに記載の化合物。
  5. 【請求項5】nが1である前項いずれかに記載の化合
    物。
  6. 【請求項6】R1が水素である前項いずれかに記載の化
    合物。
  7. 【請求項7】R1が水素で、ニトロ基がイミダゾール環
    の2−位にあり、nが1で、R2−R5の少なくとも1つ
    がC1−C6アルキル基である前項いずれかに記載の化合
    物。
  8. 【請求項8】1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−
    3−(2−メチル−1−アジリジノ)−2−プロパノー
    ル、1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2
    −エチル−1−アジリジノ)−2−プロパノール、1−
    (2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−ベンジ
    ル−1−アジリジノ)−2−プロパノール、1−(2−
    ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−フェニル−1
    −アジリジノ)−2−プロパノール、1−(2−ニトロ
    −1−イミダゾリル)−4−(1−アジリジノ)−2,3
    −ブタン−ジオール、1−(2−メチル−5−ニトロ−
    1−イミダゾリル)−3−(1−アジリジノ)−2−プ
    ロパノールまたは1−(2−メチル−4−ニトロ−1−
    イミダゾリル)−3−(1−アジリジノ)−2−プロパ
    ノールである第1項記載の化合物。
  9. 【請求項9】1−(2−ニトロ−1−イミダゾリル)−
    3−(1−アジリジノ)−2−プロパノール、1−(2
    −ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2−イソプロピ
    ル−1−アジリジノ)−2−プロパノール、1−(2−
    ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2,3−ジメチル−
    1−アジリジノ)−2−プロパノール、または1−(2
    −ニトロ−1−イミダゾリル)−3−(2,2−ジメチル
    −1−アジリジノ)−2−プロパノールである第1項記
    載の化合物。
  10. 【請求項10】式II: [式中R1は水素またはアルキル基、nは1または2を
    表わす]で示される化合物を式III: [式中R2、R3、R4およびR5は水素、アルキル、アリ
    ールまたはアラルキル基を表わす、nは前記と同意義]
    で示されるアジリジンと反応させることを特徴とする式
    I: [式中、R1は水素またはアルキル基、R2−R5は水
    素、アルキル、アリールまたはアラルキル基、およびn
    は1または2を表わす]で示される化合物の製造方法。
  11. 【請求項11】生理学的に許容し得るキャリヤーまたは
    希釈剤と式I: [式中、R1は水素またはアルキル基、R2−R5は水
    素、アルキル、アリールまたはアラルキル基、およびn
    は1または2を表わす]で示される化合物を癌の放射線
    療法または化学療法における増感剤として含む製剤。
  12. 【請求項12】キャリヤーまたは希釈剤が生理塩液であ
    る第11項記載の製剤。
  13. 【請求項13】投与型である第11項記載の製剤。
JP58094752A 1982-05-27 1983-05-27 放射線治療または化学療法に有用な化合物 Expired - Lifetime JPH0649697B2 (ja)

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GB8215545 1982-05-27
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JPS58225086A JPS58225086A (ja) 1983-12-27
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