JPH0649549B2 - 線材の巻付装置 - Google Patents
線材の巻付装置Info
- Publication number
- JPH0649549B2 JPH0649549B2 JP59175059A JP17505984A JPH0649549B2 JP H0649549 B2 JPH0649549 B2 JP H0649549B2 JP 59175059 A JP59175059 A JP 59175059A JP 17505984 A JP17505984 A JP 17505984A JP H0649549 B2 JPH0649549 B2 JP H0649549B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandrel
- wire rod
- traverser
- encoder
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H81/00—Methods, apparatus, or devices for covering or wrapping cores by winding webs, tapes, or filamentary material, not otherwise provided for
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば炭素繊維、ガラス繊維等の強化繊維の
糸を始めとした種々の線材を、マンドレルに所定の軌跡
をもつて巻付ける線材の巻付装置に関する。本発明は、
例えば熱硬化性合成樹脂を含浸させた繊維の線材をマン
ドレルに巻付けて硬化させることによる種々の強化筒状
物の製造や、航空機の燃料タンク用のゴム袋周面への補
強用線材の巻付け等に利用されるものである。
糸を始めとした種々の線材を、マンドレルに所定の軌跡
をもつて巻付ける線材の巻付装置に関する。本発明は、
例えば熱硬化性合成樹脂を含浸させた繊維の線材をマン
ドレルに巻付けて硬化させることによる種々の強化筒状
物の製造や、航空機の燃料タンク用のゴム袋周面への補
強用線材の巻付け等に利用されるものである。
従来、線材の巻付装置は、中心軸回りに回転されるマン
ドレルを備えたマンドレル装置と、マンドレルの中心軸
方向に移動しながらマンドレルに対して線材を送り出す
トラバーサー装置とを有し、マンドレルの回転速度とト
ラバーサー装置の移動速度の速度比を歯車列もつて制御
するものとなつている。
ドレルを備えたマンドレル装置と、マンドレルの中心軸
方向に移動しながらマンドレルに対して線材を送り出す
トラバーサー装置とを有し、マンドレルの回転速度とト
ラバーサー装置の移動速度の速度比を歯車列もつて制御
するものとなつている。
しかしながら、上記従来の歯車列による制御では、速度
比を変える度にギア比を変更しなければならず、ギア比
変更のための作業が大変であるばかりかその作業のため
の時間的損失も大きい問題がある。また、ギア間のバツ
クラツシユや加工精度のバラツキを補正できないので、
マンドレルに対する線材の巻付軌跡を高精度に維持でき
ない問題もある。これは、線材の巻付軌跡が複雑になる
程顕著なものとなり、このために従来の装置では、得ら
れる巻付軌跡の種類が大きく制限されてしまつている。
比を変える度にギア比を変更しなければならず、ギア比
変更のための作業が大変であるばかりかその作業のため
の時間的損失も大きい問題がある。また、ギア間のバツ
クラツシユや加工精度のバラツキを補正できないので、
マンドレルに対する線材の巻付軌跡を高精度に維持でき
ない問題もある。これは、線材の巻付軌跡が複雑になる
程顕著なものとなり、このために従来の装置では、得ら
れる巻付軌跡の種類が大きく制限されてしまつている。
本発明は、マンドレルの回転速度とトラバーサー装置の
移動速度の速度比の変更が容易で、しかも複雑な線材の
巻付軌跡も高精度に維持できるようにすることをその解
決すべき問題点とするものである。
移動速度の速度比の変更が容易で、しかも複雑な線材の
巻付軌跡も高精度に維持できるようにすることをその解
決すべき問題点とするものである。
上記問題点を解決するために本発明において講じられた
手段は、中心軸回りに回転されるマンドレルを備えたマ
ンドレル装置のマンドレルの回転角度を検出するエンコ
ーダーを設けると共に、マンドレルに対して線材を送り
出すトラバーサー装置のマンドレルの中心軸方向に平行
な移動量を検出するエンコーダーを設け、更に、マンド
レルの回転速度とトラバーサー装置の移動速度を、設定
値と前記両エンコーダーからの信号に基づいて、設定値
に合わせるべく制御する制御器を設けた線材の巻付装置
とすることにある。
手段は、中心軸回りに回転されるマンドレルを備えたマ
ンドレル装置のマンドレルの回転角度を検出するエンコ
ーダーを設けると共に、マンドレルに対して線材を送り
出すトラバーサー装置のマンドレルの中心軸方向に平行
な移動量を検出するエンコーダーを設け、更に、マンド
レルの回転速度とトラバーサー装置の移動速度を、設定
値と前記両エンコーダーからの信号に基づいて、設定値
に合わせるべく制御する制御器を設けた線材の巻付装置
とすることにある。
本発明において制御器は、あらかじめ設定されている設
定値に基づいてマンドレルを回転させると共にトラバー
サー装置を移動させる一方、両エンコーダーによつて検
出される現実の回転角度と移動量によつてマンドレルと
トラバーサー装置の駆動を制御するものである。即ち、
現実の駆動状態を設定値に合わせながらマンドレルの回
転とトラバーサー装置の移動を行うことができ、駆動系
に加工上のバラツキ等があつても、これを補正しながら
駆動を制御できる。従って、複雑な線材の巻付軌跡でも
高精度に維持することができる。また、制御器の設定値
を変えるだけでマンドレルの回転速度とトラバーサー装
置の移動速度の速度比を変更することができ、この変更
作業を簡単かつ迅速に行うことができる。特に、経時的
にこの速度比を種々変化させながら巻付けを行うように
して、今まで得られなかつた複雑な巻付軌跡を得ること
も可能である。
定値に基づいてマンドレルを回転させると共にトラバー
サー装置を移動させる一方、両エンコーダーによつて検
出される現実の回転角度と移動量によつてマンドレルと
トラバーサー装置の駆動を制御するものである。即ち、
現実の駆動状態を設定値に合わせながらマンドレルの回
転とトラバーサー装置の移動を行うことができ、駆動系
に加工上のバラツキ等があつても、これを補正しながら
駆動を制御できる。従って、複雑な線材の巻付軌跡でも
高精度に維持することができる。また、制御器の設定値
を変えるだけでマンドレルの回転速度とトラバーサー装
置の移動速度の速度比を変更することができ、この変更
作業を簡単かつ迅速に行うことができる。特に、経時的
にこの速度比を種々変化させながら巻付けを行うように
して、今まで得られなかつた複雑な巻付軌跡を得ること
も可能である。
第1図において、1はクリールスタンドで、ボビン2か
ら引出される線材3にテンシヨンローラ−4で適切なテ
ンシヨンを与えながら、ガイド5間から線材3をトラバ
ーサー装置6へと送り出すものである。このクリールス
タンド1は、手動又は動力によつて移動できるもので、
トラバーサー装置6の移動範囲等に合わせて適宜の位置
に設置される。また、線材3が繊維素材で構成されてい
る場合、その毛羽立ちを防止するために、ガイド5はセ
ラミツク材や硬質クロムメツキを施した滑らかなものと
しておくことが好ましい。
ら引出される線材3にテンシヨンローラ−4で適切なテ
ンシヨンを与えながら、ガイド5間から線材3をトラバ
ーサー装置6へと送り出すものである。このクリールス
タンド1は、手動又は動力によつて移動できるもので、
トラバーサー装置6の移動範囲等に合わせて適宜の位置
に設置される。また、線材3が繊維素材で構成されてい
る場合、その毛羽立ちを防止するために、ガイド5はセ
ラミツク材や硬質クロムメツキを施した滑らかなものと
しておくことが好ましい。
トラバーサー装置6は、レール架台7上に設けられたレ
ール8に沿つて、後述するマンドレル9の中心軸方向に
平行に移動可能でかつその移動は制御器(図示されてい
ない)によつて制御されるものとなっている。これを更
に説明すると、第2図に示されるように、レール架台7
上に、上部が断面略三角形状を成すレール8が設置され
ており、このレール8の上部を挾み付けるように設置さ
れたローラー10によつて、トラバーサー装置6は横振
れなくレール8に沿つて移動可能となつている。そし
て、トラバーサー装置6上に設けられているトラバーサ
ー駆動モーター11が制御器によつて作動すると、この
回転が駆動軸12に伝えられ、駆動軸12の先端に固定
されているピニオン13がレール架台7に固定されてい
るラツク14と噛み合つた状態で回転し、これによつて
トラバーサー装置6は移動されるものである。一方、第
3図に示されるように、トラバーサー装置6の下面には
エンコーダー15が取付けられており、このエンコーダ
ー軸16の先端に固定されているピニオン17が前記ラ
ツク14と噛み合つていて、トラバーサー装置6の移動
と共にこのエンコーダー軸16も回転されるものとなつ
ている。そして、エンコーダー15は、このエンコーダ
ー軸16の回転からトラバーサー装置6の移動量を検出
して信号を制御器へ送り、この信号を受けた制御器は設
定値とのずれをチエツクして更にトラバーサー駆動モー
ター11の作動を調整するものである。
ール8に沿つて、後述するマンドレル9の中心軸方向に
平行に移動可能でかつその移動は制御器(図示されてい
ない)によつて制御されるものとなっている。これを更
に説明すると、第2図に示されるように、レール架台7
上に、上部が断面略三角形状を成すレール8が設置され
ており、このレール8の上部を挾み付けるように設置さ
れたローラー10によつて、トラバーサー装置6は横振
れなくレール8に沿つて移動可能となつている。そし
て、トラバーサー装置6上に設けられているトラバーサ
ー駆動モーター11が制御器によつて作動すると、この
回転が駆動軸12に伝えられ、駆動軸12の先端に固定
されているピニオン13がレール架台7に固定されてい
るラツク14と噛み合つた状態で回転し、これによつて
トラバーサー装置6は移動されるものである。一方、第
3図に示されるように、トラバーサー装置6の下面には
エンコーダー15が取付けられており、このエンコーダ
ー軸16の先端に固定されているピニオン17が前記ラ
ツク14と噛み合つていて、トラバーサー装置6の移動
と共にこのエンコーダー軸16も回転されるものとなつ
ている。そして、エンコーダー15は、このエンコーダ
ー軸16の回転からトラバーサー装置6の移動量を検出
して信号を制御器へ送り、この信号を受けた制御器は設
定値とのずれをチエツクして更にトラバーサー駆動モー
ター11の作動を調整するものである。
トラバーサー装置6上には、線材3に熱硬化性合成樹脂
を含浸させるためのレジンバス18が設けられており、
前記クリールスタンド1から引出された線材3は、まず
このレジンバス18へと導かれる。レジンバス18は、
図示はされていないが、線材3への熱硬化性合成樹脂の
含浸量をコントロールするための紋りと、線材3同志の
すれ合いによる毛羽立ち防止のためにガイドを配置した
治具とを有するものである。
を含浸させるためのレジンバス18が設けられており、
前記クリールスタンド1から引出された線材3は、まず
このレジンバス18へと導かれる。レジンバス18は、
図示はされていないが、線材3への熱硬化性合成樹脂の
含浸量をコントロールするための紋りと、線材3同志の
すれ合いによる毛羽立ち防止のためにガイドを配置した
治具とを有するものである。
やはりトラバーサー装置6上には、先端に第4図に示さ
れるようなフイードアイ19を有するフイード軸20が
載置されたクロスフイード装置21が設けられている。
フイードアイ19はマンドレル9の表面付近に位置して
おり、前記レジンバス18を出た線材3はこのフイード
アイ19を通つてマンドレル9へと送り出される。フイ
ードアイ19の位置は、制御器でクロスフイード駆動モ
ーター22を作動させてクロスフイード装置21をマン
ドレル9に対して前後に移動させることにより、マンド
レル9の形状やマンドレル9に巻付けられた線材3の厚
さ等に応じて調節されるものである。このクロスフイー
ド装置21の移動は、精密ボールスクリユーとリニアモ
ーシヨンベアリング機構を用いることによつて、バツク
ラツシユや機械的ずれ、更には摩擦抵抗を極端に少なく
し、制御器によつて迅速かつ正確に行うことができる。
また、フイードアイ19は、フイードアイ回転駆動モー
タ23でフイード軸20を回動させることにより、垂直
軸に対して左右に約90゜回動可能となつている。この
フイードアイ19の回動は、マンドレル9の両端にフイ
ードアイ19が位置したときの線材3のほつれ防止のた
めのもので、やはり制御器によつて制御されるものとな
つている。
れるようなフイードアイ19を有するフイード軸20が
載置されたクロスフイード装置21が設けられている。
フイードアイ19はマンドレル9の表面付近に位置して
おり、前記レジンバス18を出た線材3はこのフイード
アイ19を通つてマンドレル9へと送り出される。フイ
ードアイ19の位置は、制御器でクロスフイード駆動モ
ーター22を作動させてクロスフイード装置21をマン
ドレル9に対して前後に移動させることにより、マンド
レル9の形状やマンドレル9に巻付けられた線材3の厚
さ等に応じて調節されるものである。このクロスフイー
ド装置21の移動は、精密ボールスクリユーとリニアモ
ーシヨンベアリング機構を用いることによつて、バツク
ラツシユや機械的ずれ、更には摩擦抵抗を極端に少なく
し、制御器によつて迅速かつ正確に行うことができる。
また、フイードアイ19は、フイードアイ回転駆動モー
タ23でフイード軸20を回動させることにより、垂直
軸に対して左右に約90゜回動可能となつている。この
フイードアイ19の回動は、マンドレル9の両端にフイ
ードアイ19が位置したときの線材3のほつれ防止のた
めのもので、やはり制御器によつて制御されるものとな
つている。
マンドレル装置24は、第5図にも示されるように、マ
ンドレル軸25を、支持ローラー26で支えると共にス
クロールチヤツク27とでテールストツク28にて保持
し、制御器によつて作動されるマンドレル駆動モーター
29でスクロールチヤツク27を介して中心軸回りにマ
ンドレル9を回転させるものである。支持ローラー26
の位置は、スクリユージヤツキ30をハンドル31で上
下させることによつて、マンドレル9の径に応じて上下
に調節可能となつている。このスクリユージヤツキ30
の代りに油圧シリンダーやエアシリンダーを用いること
もできる。また、第5図に示されるように、支持ローラ
ー26の取付板とスクリユージヤツキ30上部との連結
は、水平方向に回転可能な状態で成されており、マンド
レル軸25と支持ローラー26の中心軸の方向が自動的
に一致されるようになつている。従つて、中心軸の方向
がずれることによつて、マンドレル9の回転時に異常な
振動を発生する心配がなく、この振動による線材巻付軌
跡のずれが防止されている。
ンドレル軸25を、支持ローラー26で支えると共にス
クロールチヤツク27とでテールストツク28にて保持
し、制御器によつて作動されるマンドレル駆動モーター
29でスクロールチヤツク27を介して中心軸回りにマ
ンドレル9を回転させるものである。支持ローラー26
の位置は、スクリユージヤツキ30をハンドル31で上
下させることによつて、マンドレル9の径に応じて上下
に調節可能となつている。このスクリユージヤツキ30
の代りに油圧シリンダーやエアシリンダーを用いること
もできる。また、第5図に示されるように、支持ローラ
ー26の取付板とスクリユージヤツキ30上部との連結
は、水平方向に回転可能な状態で成されており、マンド
レル軸25と支持ローラー26の中心軸の方向が自動的
に一致されるようになつている。従つて、中心軸の方向
がずれることによつて、マンドレル9の回転時に異常な
振動を発生する心配がなく、この振動による線材巻付軌
跡のずれが防止されている。
一方、マンドレル駆動モーター29の回転をマンドレル
9へ伝える回転軸32の中間には平歯車33が取付けら
れており、これによつてマンドレル9の回転角度を検出
するエンコーダー34が作動するものとなつている。こ
のエンコーダー34は、検出したマンドレル9の現実の
回転角度を信号として制御器へ送り、この信号を受けた
制御器は設定値とのずれをチエツクして更にマンドレル
駆動モーター29の作動を調整するものである。そし
て、このような制御を受けつつマンドレル9が回転する
ことによつて、前述のトラバーサー装置6のフイードア
イ19を介して順次線材3が引出されてマンドレル9に
巻付けられるものである。
9へ伝える回転軸32の中間には平歯車33が取付けら
れており、これによつてマンドレル9の回転角度を検出
するエンコーダー34が作動するものとなつている。こ
のエンコーダー34は、検出したマンドレル9の現実の
回転角度を信号として制御器へ送り、この信号を受けた
制御器は設定値とのずれをチエツクして更にマンドレル
駆動モーター29の作動を調整するものである。そし
て、このような制御を受けつつマンドレル9が回転する
ことによつて、前述のトラバーサー装置6のフイードア
イ19を介して順次線材3が引出されてマンドレル9に
巻付けられるものである。
本装置において、トラバーサー装置6の移動速度とマン
ドレル装置24のマンドレル9の回転を制御器で適宜に
設定して線材3をマンドレル9に巻付けると、種々の巻
付軌跡をもつて巻付けることができる。即ち、単に等し
いピツチでの螺旋状巻付の他、ピツチを変化させての螺
旋状巻付、8字状の巻付け、巻付け厚を変化させた巻付
け等、種々の巻付けが可能である。そして、マンドレル
9を適宜加熱しておいて線材3に含浸されている熱硬化
性合成樹脂を硬化させれば所望の製品を得ることができ
る。また、本実施例においては、マンドレル9は円柱形
を成しそこに2本の線材3を同時に巻付けるものとなつ
ているが、マンドレル9は角柱形、円錐台形又は角錐台
形等とし、同時に巻付ける線材3も1本又は3本以上し
ても良い。
ドレル装置24のマンドレル9の回転を制御器で適宜に
設定して線材3をマンドレル9に巻付けると、種々の巻
付軌跡をもつて巻付けることができる。即ち、単に等し
いピツチでの螺旋状巻付の他、ピツチを変化させての螺
旋状巻付、8字状の巻付け、巻付け厚を変化させた巻付
け等、種々の巻付けが可能である。そして、マンドレル
9を適宜加熱しておいて線材3に含浸されている熱硬化
性合成樹脂を硬化させれば所望の製品を得ることができ
る。また、本実施例においては、マンドレル9は円柱形
を成しそこに2本の線材3を同時に巻付けるものとなつ
ているが、マンドレル9は角柱形、円錐台形又は角錐台
形等とし、同時に巻付ける線材3も1本又は3本以上し
ても良い。
本発明によれば、制御器としてコンピユーターを用いる
ことによつて、トラバース装置の移動速度とマンドレル
の回転速度を自由に設定でき、その変更も容易であるの
で、種々の巻付軌跡をもつて線材を巻付けることができ
る。また、エンコーダーによつて常に設定値と現実の駆
動状態が比較されて調整が図られるので、駆動系に多少
加工上のバラツキがあつても正確に所望の巻付軌跡が得
られるものである。
ことによつて、トラバース装置の移動速度とマンドレル
の回転速度を自由に設定でき、その変更も容易であるの
で、種々の巻付軌跡をもつて線材を巻付けることができ
る。また、エンコーダーによつて常に設定値と現実の駆
動状態が比較されて調整が図られるので、駆動系に多少
加工上のバラツキがあつても正確に所望の巻付軌跡が得
られるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図はその
トラバーサー装置の走行部分の拡大縦断面図、第3図は
同じくエンコーダー付近の拡大縦断面図、第4図はフイ
ードアイの拡大斜視図、第5図はマンドレルの側面図で
ある。 1:クリールスタンド、2:ボビン、3:線材、4:テ
ンシヨンローラー、5:ガイド、6:トラバーサー装
置、7:レール架台、8:レール、9:マンドレル、1
0:ローラー、11:トラバーサー駆動モーター、1
2:駆動軸、13:ピニオン、14:ラツク、15:エ
ンコーダー、16:エンコーダー軸、17:ピニオン、
18:レジンバス、19:フイードアイ、20:フイー
ド軸、21:クロスフイード装置、22:クロスフイー
ド駆動モーター、23:フイードアイ回転駆動モータ
ー、24:マンドレル装置、25:マンドレル軸、2
6:支持ローラー、27:スクロールチヤツク、28:
テールストツク、29:マンドレル駆動モーター、3
0:スクリユージヤツキ、31:ハンドル、32:回転
軸、33:平歯車、34:エンコーダー。
トラバーサー装置の走行部分の拡大縦断面図、第3図は
同じくエンコーダー付近の拡大縦断面図、第4図はフイ
ードアイの拡大斜視図、第5図はマンドレルの側面図で
ある。 1:クリールスタンド、2:ボビン、3:線材、4:テ
ンシヨンローラー、5:ガイド、6:トラバーサー装
置、7:レール架台、8:レール、9:マンドレル、1
0:ローラー、11:トラバーサー駆動モーター、1
2:駆動軸、13:ピニオン、14:ラツク、15:エ
ンコーダー、16:エンコーダー軸、17:ピニオン、
18:レジンバス、19:フイードアイ、20:フイー
ド軸、21:クロスフイード装置、22:クロスフイー
ド駆動モーター、23:フイードアイ回転駆動モータ
ー、24:マンドレル装置、25:マンドレル軸、2
6:支持ローラー、27:スクロールチヤツク、28:
テールストツク、29:マンドレル駆動モーター、3
0:スクリユージヤツキ、31:ハンドル、32:回転
軸、33:平歯車、34:エンコーダー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−142340(JP,A) 特開 昭54−82659(JP,A) 特公 昭51−19502(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】中心軸回りに回転されるマンドレルを備え
たマンドレル装置のマンドレルの回転角度を検出するエ
ンコーダーを設けると共に、マンドレルに対して線材を
送り出すトラバーサー装置のマンドレルの中心軸方向に
平行な移動量を検出するエンコーダーを設け、更に、マ
ンドレルの回転速度とトラバーサー装置の移動速度を、
設定値と前記両エンコーダーからの信号に基づいて、設
定値に合わせるべく制御する制御器を設けたことを特徴
とする線材の巻付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59175059A JPH0649549B2 (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 線材の巻付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59175059A JPH0649549B2 (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 線材の巻付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6155073A JPS6155073A (ja) | 1986-03-19 |
JPH0649549B2 true JPH0649549B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=15989510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59175059A Expired - Lifetime JPH0649549B2 (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 線材の巻付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649549B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6332608A (ja) * | 1986-07-26 | 1988-02-12 | Fanuc Ltd | 数値制御装置 |
JPS6352207A (ja) * | 1986-08-21 | 1988-03-05 | Fanuc Ltd | 数値制御装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5119502A (en) * | 1974-08-09 | 1976-02-16 | Sanyo Electric Co | 2 channeru 4 channeruhyojikairo |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP59175059A patent/JPH0649549B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6155073A (ja) | 1986-03-19 |
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