JPH0649478A - 電気粘性流体 - Google Patents
電気粘性流体Info
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- JPH0649478A JPH0649478A JP34492291A JP34492291A JPH0649478A JP H0649478 A JPH0649478 A JP H0649478A JP 34492291 A JP34492291 A JP 34492291A JP 34492291 A JP34492291 A JP 34492291A JP H0649478 A JPH0649478 A JP H0649478A
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- Japan
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- liquid crystal
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- japanese patent
- electrorheological
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の電気粘性流体は、可変減衰ダンパ、
エンジンマウント、軸受ダンパ、クラッチ、バルブ、シ
ョックアブソーバー用であって、液晶物質を主成分とす
る。 【効果】 本発明の電気粘性流体は、大気との接触にお
いて安定性を有し、また増粘効果においても優れ、可変
減衰ダンパ、エンジンマウント、軸受ダンパ、クラッ
チ、バルブ、ショックアブソーバー用として有用であ
る。
エンジンマウント、軸受ダンパ、クラッチ、バルブ、シ
ョックアブソーバー用であって、液晶物質を主成分とす
る。 【効果】 本発明の電気粘性流体は、大気との接触にお
いて安定性を有し、また増粘効果においても優れ、可変
減衰ダンパ、エンジンマウント、軸受ダンパ、クラッ
チ、バルブ、ショックアブソーバー用として有用であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、可変減衰ダンパ、エン
ジンマウント、軸受ダンパ、クラッチ、バルブ、ショッ
クアブソーバー等の機械装置を電気的に制御しうる電気
粘性流体に関する。
ジンマウント、軸受ダンパ、クラッチ、バルブ、ショッ
クアブソーバー等の機械装置を電気的に制御しうる電気
粘性流体に関する。
【０００２】
【従来の技術】電圧の印加により流体の粘度が変化する
電気粘性流体は古くから知られている。電気粘性流体
は、当初は液体のみの系に注目したものであったが、そ
の後、固体分散系の電気粘性流体がウインズロー等によ
り開発されている。
電気粘性流体は古くから知られている。電気粘性流体
は、当初は液体のみの系に注目したものであったが、そ
の後、固体分散系の電気粘性流体がウインズロー等によ
り開発されている。
【０００３】このような電気粘性流体は、通常、鉱油、
合成油等の電気絶縁性流体に固体粒子、分極剤等を分散
したものであり、その効果の発現のためには電気絶縁性
流体中に固体粒子を均一に分散させておくことが必要で
あるが、分散剤を使用しても固体粒子が沈澱しやすく、
そのため電気粘性効果の低下や性状の不安定さ、また機
械各部における閉塞といった問題が生じやすく、また機
械各部の摩擦摩耗の問題、また室温以下の低温における
電気粘性効果が小さいという問題がある。
合成油等の電気絶縁性流体に固体粒子、分極剤等を分散
したものであり、その効果の発現のためには電気絶縁性
流体中に固体粒子を均一に分散させておくことが必要で
あるが、分散剤を使用しても固体粒子が沈澱しやすく、
そのため電気粘性効果の低下や性状の不安定さ、また機
械各部における閉塞といった問題が生じやすく、また機
械各部の摩擦摩耗の問題、また室温以下の低温における
電気粘性効果が小さいという問題がある。
【０００４】従来、アゾメチン系液晶が電場の存在下で
電気粘性効果を有することが報告されている（ Jpn.J.A
ppl.Phys.17(1978)P1525）が、本発明者等は可変減衰ダ
ンパ、エンジンマウント、軸受ダンパ、クラッチ、バル
ブ、ショックアブソーバー等の機械装置用電気粘性流体
としての液晶の適用を検討する中で、アゾメチン系液晶
はその電気粘性効果が小さく、また大気と接触すると更
にその効果が低下し、機械装置用として使用しえないこ
とを見出した。
電気粘性効果を有することが報告されている（ Jpn.J.A
ppl.Phys.17(1978)P1525）が、本発明者等は可変減衰ダ
ンパ、エンジンマウント、軸受ダンパ、クラッチ、バル
ブ、ショックアブソーバー等の機械装置用電気粘性流体
としての液晶の適用を検討する中で、アゾメチン系液晶
はその電気粘性効果が小さく、また大気と接触すると更
にその効果が低下し、機械装置用として使用しえないこ
とを見出した。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、可変減衰ダ
ンパ、エンジンマウント、軸受ダンパ、クラッチ、バル
ブ、ショックアブソーバー等の機械装置用電気粘性流体
において、電気粘性効果が高く、しかも大気と接触して
も電気粘性効果の低減しない電気粘性流体の提供を課題
とする。
ンパ、エンジンマウント、軸受ダンパ、クラッチ、バル
ブ、ショックアブソーバー等の機械装置用電気粘性流体
において、電気粘性効果が高く、しかも大気と接触して
も電気粘性効果の低減しない電気粘性流体の提供を課題
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の電気粘性流体
は、可変減衰ダンパ、エンジンマウント、軸受ダンパ、
クラッチ、バルブ、ショックアブソーバー用であって、
液晶物質を主成分とする。
は、可変減衰ダンパ、エンジンマウント、軸受ダンパ、
クラッチ、バルブ、ショックアブソーバー用であって、
液晶物質を主成分とする。
【０００７】本発明において使用しうる液晶は、構造式
中にアゾメチン結合（−ＣＨ＝Ｎ−結合）を有しない液
晶物質であって、下記（１）式及び（２）式で表される
液晶である。
中にアゾメチン結合（−ＣＨ＝Ｎ−結合）を有しない液
晶物質であって、下記（１）式及び（２）式で表される
液晶である。
【０００８】
【化１】
【０００９】
【化２】
【００１０】−Ｃ≡Ｃ−、−Ｎ＝Ｎ−（トランス型）、
−ＣＯＯ−、−（ＣＨ2 ）n −、−ＣＨ2 Ｏ−、−Ｒ′
−、−ＣＯＳ−、−ＣＨ＝Ｃ（ＣＮ）−、−ＣＨ＝Ｃ
（Ｃｌ）−、−ＣＯＣＨ2 −、−Ｏ−（ＣＨ2 ）2 −Ｏ
−、−ＣＨ＝ＣＨ−ＣＯＯ−、−ＣＯＯ−Ｃ6 Ｈ5 −Ｃ
ＯＯ−、Ｘ、Ｙは、−Ｃ6 Ｈ5 、−ＮＨＣＯＣＨ3 、−
ＣＮ、−ＯＲ、−ＮＯ2 、−Ｆ、−Ｃｌ、−Ｂｒ、−Ｎ
Ｒ2 、−Ｒ、Ｈ、−ＯＣＯＲ、−ＣＯＯＨ、−ＣＨＯ、
−ＮＣＳ、−Ｎ3 、−ＮＨ2 、−ＣＨ2 ＣＨ（Ｃｌ）Ｃ
Ｎ、−Ｃ（ＣＨ3 ）＝ＮＯＨ、−ＣＯＲ、−Ｃ≡ＣＨ、
−ＣＨ2 ＣＯＯＨ、−ＮＣＯ、−Ｒ′ＣＮ、−Ｒ′Ｃ
ｌ、−Ｒ* 、−ＲＯＲ* 、−ＯＣＯＯＲ、Ｒは、Ｃn Ｈ
2n+1、Ｃ2 Ｈ5 −ＣＨ（ＣＨ3 ）−ＣＨ2 −、Ｃ2 Ｈ5
−ＣＨ（ＣＨ3 ）−ＣＨ2 Ｏ−、Ｃ2 Ｈ5 −ＣＨ（ＣＨ
3 ）−Ｃ3 Ｈ6 −、Ｒ′はＣn Ｈ2n、Ｒ* は光学活性ア
ルキル基であり、Ｚ、Ｚ′はシアノ基、弗素原子、塩素
原子、沃素原子、臭素原子、ニトロ基、メチル基を表わ
し、Ｒ、Ｒ′におけるｎは１〜２０の整数、Ｒ* におけ
る炭素数はＲ、Ｒ′と同じである。
−ＣＯＯ−、−（ＣＨ2 ）n −、−ＣＨ2 Ｏ−、−Ｒ′
−、−ＣＯＳ−、−ＣＨ＝Ｃ（ＣＮ）−、−ＣＨ＝Ｃ
（Ｃｌ）−、−ＣＯＣＨ2 −、−Ｏ−（ＣＨ2 ）2 −Ｏ
−、−ＣＨ＝ＣＨ−ＣＯＯ−、−ＣＯＯ−Ｃ6 Ｈ5 −Ｃ
ＯＯ−、Ｘ、Ｙは、−Ｃ6 Ｈ5 、−ＮＨＣＯＣＨ3 、−
ＣＮ、−ＯＲ、−ＮＯ2 、−Ｆ、−Ｃｌ、−Ｂｒ、−Ｎ
Ｒ2 、−Ｒ、Ｈ、−ＯＣＯＲ、−ＣＯＯＨ、−ＣＨＯ、
−ＮＣＳ、−Ｎ3 、−ＮＨ2 、−ＣＨ2 ＣＨ（Ｃｌ）Ｃ
Ｎ、−Ｃ（ＣＨ3 ）＝ＮＯＨ、−ＣＯＲ、−Ｃ≡ＣＨ、
−ＣＨ2 ＣＯＯＨ、−ＮＣＯ、−Ｒ′ＣＮ、−Ｒ′Ｃ
ｌ、−Ｒ* 、−ＲＯＲ* 、−ＯＣＯＯＲ、Ｒは、Ｃn Ｈ
2n+1、Ｃ2 Ｈ5 −ＣＨ（ＣＨ3 ）−ＣＨ2 −、Ｃ2 Ｈ5
−ＣＨ（ＣＨ3 ）−ＣＨ2 Ｏ−、Ｃ2 Ｈ5 −ＣＨ（ＣＨ
3 ）−Ｃ3 Ｈ6 −、Ｒ′はＣn Ｈ2n、Ｒ* は光学活性ア
ルキル基であり、Ｚ、Ｚ′はシアノ基、弗素原子、塩素
原子、沃素原子、臭素原子、ニトロ基、メチル基を表わ
し、Ｒ、Ｒ′におけるｎは１〜２０の整数、Ｒ* におけ
る炭素数はＲ、Ｒ′と同じである。
【００１１】式（１）、（２）で表される液晶として、
例えば下記構造式のものが挙げられる。
例えば下記構造式のものが挙げられる。
【００１２】
【化３】
【００１３】
【化４】
【００１４】
【化５】
【００１５】上記例示における（３）はアゾ系、（４）
はアゾキシ系、（５）は安息香酸フェニルエステル系、
（６）はシアノビフェニル系、（７）はシアノターフェ
ニル系、（８）はシクロヘキシルカルボン酸フェニルエ
ステル系、（９）はフェニルシクロヘキサン系、（１
０）はビフェニルシクロヘキサン系、（１１）はフェニ
ルピリミジン系、（１２）はフェニルジオキサン系、
（１３）はシクロヘキシルシクロヘキサンエステル系、
（１４）はシクロヘキシルエタン系、（１５）はシクロ
ヘキセン系、（１６）はアルキルアルコキシトラン系、
（１７）はアルキルシクロヘキシルアルコキシトラン
系、（１８）はアルケニル系、（１９）は２，３−ジフ
ルオロフェニレン系、（２０）はシクロヘキシルシクロ
ヘキサン系、（２１）はビシクロオクタン系、（２２）
はキューバン系、（２３）はジシアノハイドロキノン
系、（２４）はシアノチオフェニルエステル系液晶、
（２５）はコレステリック系であり、式中、Ｘ、Ｙ、
Ｒ、Ｒ′は上記式（１）（２）におけるＸ、Ｙ、Ｒ、
Ｒ′と同義である。
はアゾキシ系、（５）は安息香酸フェニルエステル系、
（６）はシアノビフェニル系、（７）はシアノターフェ
ニル系、（８）はシクロヘキシルカルボン酸フェニルエ
ステル系、（９）はフェニルシクロヘキサン系、（１
０）はビフェニルシクロヘキサン系、（１１）はフェニ
ルピリミジン系、（１２）はフェニルジオキサン系、
（１３）はシクロヘキシルシクロヘキサンエステル系、
（１４）はシクロヘキシルエタン系、（１５）はシクロ
ヘキセン系、（１６）はアルキルアルコキシトラン系、
（１７）はアルキルシクロヘキシルアルコキシトラン
系、（１８）はアルケニル系、（１９）は２，３−ジフ
ルオロフェニレン系、（２０）はシクロヘキシルシクロ
ヘキサン系、（２１）はビシクロオクタン系、（２２）
はキューバン系、（２３）はジシアノハイドロキノン
系、（２４）はシアノチオフェニルエステル系液晶、
（２５）はコレステリック系であり、式中、Ｘ、Ｙ、
Ｒ、Ｒ′は上記式（１）（２）におけるＸ、Ｙ、Ｒ、
Ｒ′と同義である。
【００１６】また、特開昭４７−２６３９０号公報、特
開昭４７−２７１８７号公報、特開昭４７−２７１８８
号公報、特開昭４８−３４０８５号公報、特開昭４９−
４４９８９号公報、特開昭５１−１０１８５号公報、特
開昭５１−１０１８６号公報、特開昭５１−１３７３３
号公報、特開昭５１−２８５８５号公報、特開昭５１−
２８５８６号公報、特開昭５１−２８５８７号公報、特
開昭５１−３３７８４号公報、特開昭５１−４７５８６
号公報、特開昭５１−１２５６８１号公報、特開昭５２
−１６４８８号公報、特開昭５２−１６４８９号公報、
特開昭５２−２３０４９号公報、特開昭５２−４７５８
４号公報、特開昭５３−４４４８９号公報、特開昭５４
−４１８４０号公報、特開昭５４−６６６５９号公報、
特開昭５４−８８２４６号公報、特開昭５４−９０１４
４号公報、特開昭５４−９８７４４号公報、特開昭５４
−１００３４０号公報、特開昭５４−１０９９４９号公
報、特開昭５４−１３５７５１号公報、特開昭５４−１
６０５７４号公報、特開昭５５−８９３７７号公報、特
開昭５５−１４９３７０号公報、特開昭５６−６８６３
６号公報、特開昭５７−４８９４５号公報、特開昭５７
−１１８５２６号公報、特開昭５７−１６３３２４号公
報、特開昭５８−８０２２号公報、特開昭５８−８０２
３号公報、特開昭５８−１０５２９号公報、特開昭５８
−１０５３２号公報、特開昭５８−４９３２４号公報、
特開昭５８−４９３２５号公報、特開昭５８−８３６６
５号公報、特開昭５８−１２４７４４号公報、特開昭５
８−２０３９４２号公報、特開昭５８−２０３９４３号
公報、特開昭５９−１０５３３号公報、特開昭５９−１
０５５１号公報、特開昭５９−１０５５４号公報、特開
昭５９−２１６４９号公報、特開昭５９−２１６５０号
公報、特開昭５９−２５３３８号公報、特開昭５９−６
２５６０号公報、特開昭５９−８０６３５号公報、特開
昭５９−８０６５１号公報、特開昭５９−１１０６３０
号公報、特開昭５９−１１０６３１号公報、特開昭５９
−１１０６５１号公報、特開昭５９−１１０６５２号公
報、特開昭５９−１１５３７７号公報、特開昭５９−１
７００４３号公報、特開昭５９−１７００５３号公報、
特開昭５９−１７００５６号公報、特開昭５９−１９３
８４８号公報、特開昭５９−１９３８５０号公報、特開
昭６０−３８３４５号公報、特開昭６０−４５５４９号
公報、特開昭６０−１５２４２７号公報、特開昭６０−
１５５１４２号公報、特開昭６０−２０２８３０号公
報、特開昭６０−２０４７３１号公報、特開昭６０−２
０４７３２号公報、特開昭６０−２０４７３４号公報、
特開昭６０−２２６８４５号公報、特開昭６１−５０３
１号公報、特開昭６１−４４９９１号公報、特開昭６１
−６４７８５号公報、特開昭６１−６４７８６号公報、
特開昭６１−７８７８２号公報、特開昭６１−８７７７
８号公報、特開昭６１−９７３８３号公報、特開昭６１
−９７３８４号公報、特開昭６１−１４０５３５号公
報、特開昭６１−１４０５７９号公報、特開昭６１−１
６１２４４号公報、特開昭６１−１９７５３３号公報、
特開昭６１−１９７５４３号公報、特開昭６１−２００
９３２号公報、特開昭６１−２２９８４１号公報、特開
昭６１−２２９８４４号公報、特開昭６１−２３８７６
２号公報、特開昭６１−２４９９５３号公報、特開昭６
１−２５７９４８号公報、特開昭６１−２６３９３３号
公報、特開昭６１−２６８６５２号公報、特開昭６１−
２９１５３６号公報、特開昭６２−５６４４４号公報、
特開昭６２−６１９４０号公報、特開昭６２−６７０４
９号公報、特開昭６２−７７３５６号公報、特開昭６２
−８７５３３号公報、特開昭６２−８９６５０号公報、
特開昭６２−１０３０３１号公報、特開昭６２−１０６
０６１号公報、特開昭６２−１１４９６７号公報、特開
昭６２−１２３１５３号公報、特開昭６２−１６１７４
６号公報、特開昭６２−１７８５４４号公報、特開昭６
２−１８１２３７号公報、特開昭６２−１９２３４２号
公報、特開昭６２−１９２３４３号公報、特開昭６２−
１９２３４４号公報、特開昭６２−２０５０４９号公
報、特開昭６２−２６７２６４号公報、特開昭６２−２
６７２６５号公報、特開昭６２−２７７３３３号公報、
特開昭６２−２８６９４１号公報、特開昭６２−２８６
９４２号公報、特開昭６２−２８６９４３号公報、特開
昭６２−２９８５４５号公報、特開昭６３−８３５７号
公報、特開昭６３−８４７８号公報、特開昭６３−２７
４４２号公報、特開昭６３−２７４８１号公報、特開昭
６３−２７５９０号公報、特開昭６３−４４５５０号公
報、特開昭６３−４８２３９号公報、特開昭６３−４８
２４０号公報、特開昭６３−４８２４５号公報、特開昭
６３−４８２４６号公報、特開昭６３−５１３５９号公
報、特開昭６３−６３６６２号公報、特開昭６３−８３
０６９号公報、特開昭６３−１７５０９５号公報、特開
昭６３−１８８６５３号公報、特開昭６３−２３０６５
６号公報、特開昭６３−２３０６５７号公報、特開昭６
３−２３８０３０号公報、特開昭６３−２３８０４１号
公報、特開昭６３−２５０３３２号公報、特開昭６３−
２５０３４８号公報、特開昭６３−２５０３６５号公
報、特開昭６３−２５３０６５号公報、特開昭６３−２
５３０７５号公報、特開昭６３−２８００６３号公報、
特開昭６３−２８７７３６号公報、特開昭６３−２８７
７３７号公報、特開昭６３−３０３９６９号公報、特開
昭６４−７１号公報、特開昭６４−３１３１号公報、特
開昭６４−３１４１号公報、特開平１−２２８２７号公
報、特開平１−２２８３０号公報、特開平１−２２８３
５号公報、特開平１−２６５５２号公報、特開平１−２
９３６０号公報、特開平１−２９３６１号公報、特開平
１−４２４５４号公報、特開平１−４７７３７号公報、
特開平１−９６１５３号公報、特開平１−１０６８３０
号公報、特開平１−１３１１３４号公報、特開平１−１
５６９３５号公報、特開平１−１５７９２３号公報、特
開平１−１６８６４４号公報、特開平１−２２１３３６
号公報、特開平１−２４２５６６号公報、特開平１−２
５２６８９号公報、特開平１−２５４６４４号公報、特
開平１−２７２５７２号公報、特開平１−２９０６６４
号公報、特開平１−３１９４３３号公報、特開平１−３
１９４６５号公報、特開平２−２８２８４号公報、特開
平２−２８２９２号公報、特開平２−２９４８７号公
報、特開平２−２９４８８号公報、特開平２−３２０３
３号公報、特開平２−３２０４３号公報、特開平２−３
６１３３号公報、特開平２−４５４４９号公報、特開平
２−５３０２０号公報、特開平２−５３０２１号公報、
特開平２−５３０２２号公報、特開平２−５３０２３号
公報、特開平２−５３０２４号公報、特開平２−５３７
６０号公報、特開平２−５５７８７号公報、特開平２−
５９５４２号公報、特開平２−５９５４３号公報、特開
平２−６２８４８号公報、特開平２−６７２６０号公
報、特開平２−７０７８８号公報、特開平２−７０７８
９号公報、特開平２−７３８８２号公報、特開平２−７
３８８３号公報、特開平２−７３８８４号公報、特開平
２−７５６８８号公報、特開平２−７５６８９号公報、
特開平２−７５６９０号公報、特開平２−７５６９１号
公報、特開平２−７５６９２号公報、特開平２−７５６
９３号公報、特開平２−７７４８８号公報、特開平２−
７７４８９号公報、特開平２−７７４９０号公報、特開
平２−７７４９１号公報、特開平２−８３３５６号公
報、特開平２−８３５２４号公報、特開平２−８４６１
６号公報、特開平２−８５８２２号公報、特開平２−８
５８２３号公報、特開平２−８６６８７号公報、特開平
２−８６６８８号公報、特開平２−８６６８９号公報、
特開平２−８６６９０号公報、特開平２−８６６９１号
公報、特開平２−８６６９２号公報、特開平２−８６６
９３号公報、特開平２−８８６９２号公報、特開平２−
８９０２３号公報、特開平２−９１１８９号公報、特開
平２−１１６８２４号公報、特開平２−１２３３２４号
公報、特開平２−１２９１４８号公報、特開平２−１７
２９４５号公報、特開平２−１８０８６４号公報、特開
平２−１８５５９０号公報、特開平２−１８８５６６号
公報、特開平２−１８９３８６号公報、特開平２−１９
１６９５号公報、特開平２−１９４０８５号公報、特開
平２−１９６８８７号公報、特開平２−２０２９８２号
公報、特開平２−２０２９８３号公報、特開平２−２０
２９８４号公報、特開平２−２０２９８５号公報、特開
平２−２０２９８６号公報、特開平２−２０２９８７号
公報、特開平２−２０６６７８号公報、特開平２−２０
６６８３号公報、特開平２−２０７２２０号公報、特開
平２−２０８３９２号公報、特開平２−２０９８７３号
公報、特開平２−２０９９９０号公報、特開平２−２１
２５８９号公報、特開平２−２１５８８８号公報、特開
平２−２１８６６２号公報、特開平２−２１８７８８号
公報、特開平２−２１９８９１号公報、特開平２−２１
９８９２号公報、特開平２−２２２４８８号公報、特開
平２−２２７４８９号公報、特開平２−２２７４９０号
公報、特開平２−２２７４９１号公報、特開平２−２２
９１２７号公報、特開平２−２２９１２９号公報、特開
平２−２２９１４１号公報、特開平２−２２９８８４号
公報、特開平２−２２９８８５号公報、特開平２−２３
２２９２号公報、特開平２−２３３６３５号公報、特開
平２−２３５９８４号公報、特開平２−２３８０８８号
公報、特開平２−２４０１８９号公報、特開平２−２４
０１９０号公報、特開平２−２４０１９１号公報、特開
平２−２４２８８２号公報、特開平２−２４２８８３号
公報、特開平２−２４３６４３号公報、特開平２−２４
３６７５号公報、特開平２−２４５０９０号公報、特開
平２−２４５０９１号公報、特開平２−２４７１４６号
公報、特開平２−２４７２８０号公報、特開平２−２４
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平２−２５１５９６号公報、特開平２−２５１５９７号
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５６３６号公報、特開平２−２５５６６１号公報、特開
平２−２５５７９２号公報、特開平２−２５５７９３号
公報、特開平２−２５５７９４号公報、特開平２−２５
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平２−２６３８９２号公報、特開平２−２６３８９３号
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４２１６号公報、特開平２−２６５９８７号公報、特開
平２−２６５９８８号公報、特開平２−２６５９８９号
公報、特開平２−２６５９９０号公報、特開平２−２６
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平２−２６６３２５号公報、特開平２−２６７５２０号
公報、特開平２−２６７５１０号公報、特開平２−２６
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公報、特開平２−２６９３１３号公報、特開平２−２６
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公報、特開平２−２７２４２４号公報、特開平２−２７
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開平３−１６１４８４号公報、特開平３−１７６４４３
号公報、特開平３−１７６４４４号公報、特開平３−１
７６４４５号公報、特開平３−１７６４４６号公報、特
開平３−１７８９６７号公報、特開平３−１７９０８２
号公報、特開平３−１８１４６８号公報、特開平３−１
８１４７０号公報、特開平３−１８１４７１号公報、特
開平３−１８２５９０号公報、特開平３−１８８０３７
号公報、特開平３−１９２１９０号公報、特開平３−２
００７３７号公報、特開平３−２００７５５号公報、特
開平３−２００９２７号公報、特開平３−２０４８５０
号公報、特開平３−２０５４８５号公報、特開平３−２
０７７８９号公報、特開平３−２０７７９０号公報、特
開平３−２１５４４７号公報、特開平３−２２０１４５
号公報、特開平３−２２０１４７号公報、特開平３−２
２０１４８号公報、特開平３−２２０２８８号公報、特
開平３−２２３２４２号公報、特開平３−２２７９６５
号公報、特公昭５４−３０９９９号公報等に記載の液晶
物質も本発明において使用できる。
【００１７】上記液晶物質は、単独でも又混合して使用
してもよい。このましくは、電気粘性特性を向上させる
ために各種液晶物質は混合して使用される。
してもよい。このましくは、電気粘性特性を向上させる
ために各種液晶物質は混合して使用される。
【００１８】これらの液晶は、常温で流動性を示し、電
気粘性効果に優れるものであり、従来の電気粘性流体の
如く、固体粒子の沈澱の問題がなく、また機械各部に対
する摩擦摩耗性は低く、優れた電気粘性効果を示す。
気粘性効果に優れるものであり、従来の電気粘性流体の
如く、固体粒子の沈澱の問題がなく、また機械各部に対
する摩擦摩耗性は低く、優れた電気粘性効果を示す。
【００１９】
【作用及び発明の効果】液晶は異方性があり、液体であ
りながら結晶性を有する。また、電場の存在下でその双
極子モーメントのために一定方向に配向し、その粒子の
並びのためにレオロジー的変化を生じて見かけの粘度が
増加することが知られている。即ち、電場の存在下で
は、両電極間を通過するような流れに対して抵抗が生じ
ると共に静電引力で各分子が引きつけられる結果、より
強い抵抗を生じ、これが粘度増加につながるものと考え
られている。
りながら結晶性を有する。また、電場の存在下でその双
極子モーメントのために一定方向に配向し、その粒子の
並びのためにレオロジー的変化を生じて見かけの粘度が
増加することが知られている。即ち、電場の存在下で
は、両電極間を通過するような流れに対して抵抗が生じ
ると共に静電引力で各分子が引きつけられる結果、より
強い抵抗を生じ、これが粘度増加につながるものと考え
られている。
【００２０】しかしながら、電気粘性流体が機械装置の
電気的な制御に使用される場合には、ピストン部等にお
いて大気と接触する場合があり、また高電場において使
用されるため、液晶物質としてアゾメチン結合を有する
と、その詳細な理由は不明であるが、その電気粘性効果
が小さく、長時間の使用により電気粘性効果が低下する
ことが判明し、アゾメチン結合を有しない液晶はその電
気粘性効果が大きく、また大気と接触してもその効果が
持続し、機械装置用として適したものであることを見出
した。
電気的な制御に使用される場合には、ピストン部等にお
いて大気と接触する場合があり、また高電場において使
用されるため、液晶物質としてアゾメチン結合を有する
と、その詳細な理由は不明であるが、その電気粘性効果
が小さく、長時間の使用により電気粘性効果が低下する
ことが判明し、アゾメチン結合を有しない液晶はその電
気粘性効果が大きく、また大気と接触してもその効果が
持続し、機械装置用として適したものであることを見出
した。
【００２１】更に、従来の鉱油等からなる電気粘性流体
は、低温において電気粘性効果が著しく低下するが、液
晶物質は鉱油等に比して粘度の温度依存性が低く、液晶
を電気粘性流体として使用すると、低温でも電気粘性効
果を維持し、その適用温度範囲を広げることができると
いう作用効果を有する。
は、低温において電気粘性効果が著しく低下するが、液
晶物質は鉱油等に比して粘度の温度依存性が低く、液晶
を電気粘性流体として使用すると、低温でも電気粘性効
果を維持し、その適用温度範囲を広げることができると
いう作用効果を有する。
【００２２】以下、本発明の実施例を示す。
【００２３】
【実施例１】下記構造式及び含有量で示される液晶物質
混合物であって、常温で液状の液晶〔粘度５０ｃＰ（２
０℃）〕を電気粘性流体とした。
混合物であって、常温で液状の液晶〔粘度５０ｃＰ（２
０℃）〕を電気粘性流体とした。
【００２４】
【化６】
【００２５】
【化７】
【００２６】
【実施例２】下記構造式と含有量で示される液晶物質の
混合物である、常温で液状の液晶〔粘度５６ｃＰ（２０
℃）〕を、電気粘性流体とした。
混合物である、常温で液状の液晶〔粘度５６ｃＰ（２０
℃）〕を、電気粘性流体とした。
【００２７】
【化８】
【００２８】
【実施例３】下記構造式と含有量で示される液晶物質の
混合物である、常温で液状の液晶〔粘度４０ｃＰ（２０
℃）〕を、電気粘性流体とした。
混合物である、常温で液状の液晶〔粘度４０ｃＰ（２０
℃）〕を、電気粘性流体とした。
【００２９】
【化９】
【００３０】含有量は、上から順に５１重量％、２５重
量％、１６重量％、８重量％である。
量％、１６重量％、８重量％である。
【００３１】
【比較例１】アゾメチン結合を有する４′−メトキシベ
ンジリデン−４−ｎ−ブチルアニリンを電気粘性流体と
した。
ンジリデン−４−ｎ−ブチルアニリンを電気粘性流体と
した。
【００３２】
【比較例２】アゾメチン結合を有する４′−プロピルベ
ンジリデン−４−シアノアニリン３３重量％、４′−ヘ
キシルベンジリデン−４−シアノアニリン６７重量％か
らなる液晶〔商品名、ＲＯＴＮ２００（ロシュ社製、粘
度８４ｃＰ（２０℃）〕を電気粘性流体とした。
ンジリデン−４−シアノアニリン３３重量％、４′−ヘ
キシルベンジリデン−４−シアノアニリン６７重量％か
らなる液晶〔商品名、ＲＯＴＮ２００（ロシュ社製、粘
度８４ｃＰ（２０℃）〕を電気粘性流体とした。
【００３３】
【比較例３】極性物質モノクロロベンゼンを、電気粘性
流体とした。
流体とした。
【００３４】上記、各電気粘性流体を、サンプル開封直
後のもの、１０日間大気中に放置したもののそれぞれに
ついて、４０℃で電圧の印加が可能な回転粘度計を用
い、増粘効果を測定することにより電気粘性流体として
の評価を行なった。
後のもの、１０日間大気中に放置したもののそれぞれに
ついて、４０℃で電圧の印加が可能な回転粘度計を用
い、増粘効果を測定することにより電気粘性流体として
の評価を行なった。
【００３５】増粘効果は、剪断速度６００sec.-1におい
て、電場０(V/m) 時での粘度に対する交流電場２．０×
１０6 (V/m) での粘度の倍率により比較した。
て、電場０(V/m) 時での粘度に対する交流電場２．０×
１０6 (V/m) での粘度の倍率により比較した。
【００３６】結果を下表に示す。
【００３７】
【表１】
【００３８】本発明の電気粘性流体は、比較例に比べ、
大気との接触において安定性を有し、また増粘効果にお
いても優れることがわかる。
大気との接触において安定性を有し、また増粘効果にお
いても優れることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｃ１０Ｎ 40:14
Claims (1)
- 【請求項１】 可変減衰ダンパ、エンジンマウント、軸
受ダンパ、クラッチ、バルブ、ショックアブソーバー用
であって、液晶物質を主成分とする電気粘性流体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34492291A JPH0649478A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 電気粘性流体 |
| DE69220478T DE69220478T2 (de) | 1991-07-24 | 1992-07-24 | Elektroviskose Flüssigkeit |
| US08/030,022 US5387370A (en) | 1991-07-24 | 1992-07-24 | Electroviscous fluid |
| PCT/JP1992/000944 WO1993002166A1 (fr) | 1991-07-24 | 1992-07-24 | Fluide electrovisqueux |
| EP92916174A EP0567649B1 (en) | 1991-07-24 | 1992-07-24 | Electroviscous fluid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34492291A JPH0649478A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 電気粘性流体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649478A true JPH0649478A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=18373042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34492291A Pending JPH0649478A (ja) | 1991-07-24 | 1991-12-26 | 電気粘性流体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649478A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08245976A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-24 | Nitta Ind Corp | アクチュエータ用作動流体 |
| US6495071B1 (en) | 1996-02-01 | 2002-12-17 | New Technology Management Co., Ltd. | Method of using electro-sensitive movable fluids |
| WO2019133411A1 (en) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Exxonmobil Research And Engineering Company | Flat viscosity fluids and lubricating oils based on liquid crystal base stocks |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34492291A patent/JPH0649478A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08245976A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-24 | Nitta Ind Corp | アクチュエータ用作動流体 |
| US6495071B1 (en) | 1996-02-01 | 2002-12-17 | New Technology Management Co., Ltd. | Method of using electro-sensitive movable fluids |
| WO2019133411A1 (en) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Exxonmobil Research And Engineering Company | Flat viscosity fluids and lubricating oils based on liquid crystal base stocks |
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