JPH0649401Y2 - 多目的鋲打ち機 - Google Patents

多目的鋲打ち機

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JPH0649401Y2
JPH0649401Y2 JP9893590U JP9893590U JPH0649401Y2 JP H0649401 Y2 JPH0649401 Y2 JP H0649401Y2 JP 9893590 U JP9893590 U JP 9893590U JP 9893590 U JP9893590 U JP 9893590U JP H0649401 Y2 JPH0649401 Y2 JP H0649401Y2
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nut
pulling
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洋廷 劉
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昶彰工業股▲ひん▼有限公司
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は鋲打ち機の改良に関するもので、特に、鋲打ち
機の多目的利用の設計に関するものである。
従来の技術及び問題点 鋲打ち機は、工業或は内装業に於いて、2枚の板を鋲に
よって締め合わせる為の専用工具であって、いわゆる引
き鋲は、鋲自体に中心棒がありそれを後に引く作用をす
るものである。
又いわゆるナット引き棒の主な作用は、引きナット10
(第1図参照)を金属薄板に締めつけると同時に、この
引きナット自体のねじ穴11を利用してねじ穴を有する薄
板と外の物を螺合する。又ナット引き機自体も引きナッ
トを後へ引く機能を持っている。
又やもり引き機と言うのがあるが、これは第2図に示す
ようなやもり20を板材(例えば内装の仕切板)に嵌めこ
み、やもり引き機はやもり20内のねじ棒21を後へ引く
(第2A図)ことができる。やもり20は通常一面だけでは
固く締められないので、二面か三面締めなければならな
い場合が多い。この場合はやもり機を取り外し、ねじ棒
21を元の位置に戻し、更にやもり機で引っ張るとやもり
20は後に拡がり木材板にしっかりと締まり、ねじ棒21を
取り出すと、木材に一つのねじ穴を形成し、他の物を取
り付けることができる。このやもり引き機も同様にやも
りを後方に引く機能を持っている。
上述の如く、この三種の専用工具はそれぞれ引き鋲、引
きナット及びやもりの為に設計されたもので、夫々異な
る用途と目的を持っている。もしこれらの三種の機能が
共に必要な場合は、このような手工具を三台購入しなけ
ればならず、費用がかかるばかりでなく、携帯と保管が
不便である。
問題点を解決する手段 本出願人は上記三種の工具が専門メーカーで、長年の模
索研究の結果、この三種を一体にし、一機体を共用する
ばかりでなく、取り換え時の便利性についても考慮した
もので、三つの機能を一体にした鋲打ち機をかくして完
成した。
本考案は一種の多目的鋲打ち機を提供するもので、その
基本構造は、一つの機体とヘッドを含み、ヘッドの上方
は中空になっており、又ヘッドの延長端は一つの把手と
なっており、その内部は一本のてこと連結され、てこの
一端は一本の伝動ロッドに接続され、更に一本の外に延
びた押しハンドルに連結されており、他の一端は一つの
ジャケットに連結されている。以上の構造は基本的な構
成で、その主な改良は、ジャケットと、一つの鋲引き装
置又は一つのナット引き装置又は一つのやもり装置をね
じ合わせて取りつけることにより、三機一体の多利用設
計を達成し、交換が簡単で、多用途の利用を可能にする
ものである。
実施例 本考案の特徴及び目的を更に理解しうるよう、好ましい
実施例を図面と共に説明する。
第3,4図に示す如く、本考案の基本構造は、一つの機体3
0を含み、機体30の上側が中空ヘッド31になっており、
これが延長して一つの把手32になっている。ヘッド31内
部は一本のてこ33に連結され、てこ33の一端は一本の伝
動ロッド34に接続され、これが更に外に延びた押しハン
ドル35に連結されている。他端は一つのジャケット36の
凹部縁に連結され、このジャケット36の中には内ねじ36
2が設けられ、下側は外ねじ363になっていててこと連結
され、ヘッド31の内部に設けられている。上記構造は基
本的に不変の設計で、押しハンドル35を押し下げると、
てこ33が動いてジャケット36を上(後)に押し上げる。
一つの鋲引き装置40を有し、それには一つの挟持筒41が
あって、ヘッドの中で上記ジャケット36と螺合されてい
る。この挟持筒内部には、2つの挟持体411と1つの重
り412及び1つのスプリング413が順番に装着されてお
り、挟持体411を利用して引き鋲の中心棒を挟む。又ヘ
ッド31の下側はねじによって1つのケーシング42を外側
に取りつけ、その下に固定ナット43及びブッシング44が
順番に取り付けられている。このブッシング44は引き鋲
の外径によって適当な大きさのものに取り換えられる。
このように組み立てられた後、押しハンドル35を押し下
げると、挟持筒41が後方に引かれ鋲70を引っ張る(第9
図参照)。これを引きナットに使用する時は、上記の鋲
引き装置40を外し、ヘッドにはジャケット36のみを残
し、第5,6図に示すナット引き装置50を取り付ける。こ
の装置には引き棒51があってジャケット36を貫通し、そ
の上端にはエンボスキャップ511があり、エンボスキャ
ップ511の下側は単独に旋回できる外ねじ管512に接して
いる。引き棒51の下端にはねじ山513があり、ヘッドの
外端は1つのケーシング52が取り付けられている。ケー
シング52には1組の固定ナット53と調整ナット54が取り
付けれており、引き棒のねじ山513の外部に露出する長
さは、調整ナット54によって調整することができる。ナ
ット引き装置を使用したい場合は、引きナットを引き棒
51の下端にねじ込み、押しハンドル35を押し下げると、
引き棒51は上(後)に引かれ(第10図参照)、引きナッ
トは金属薄板状に固定され、引き棒のキャップ511を廻
すと、引きナットから外れ、作業は完成する。
又やもり引きの用途に使用する時は、同様にナット引き
装置50又は鋲引き装置40を取り外し、第7,8図のような
やもり装置60を取り付ける。このやもり装置60には、ジ
ャケット36下端に取り付けられた引き管61が設けられて
いるが、引き管61下端は1つの正方形の引きわく611に
なっており、引きわく611の最先端には1つのU字型切
欠部612があり、ヘッド外端には、正方形のケース62が
取り付けられており、引きわく611はその中で上下に滑
動するが回転することはできない。又ヘッド31とケース
62の間には固定ナット63を設け、ケース62の角度を固定
する。ケースの外には更にストッパー64があり、又U型
切欠部641も備えてある。回復棒65の上端はエンボスキ
ャップ651で止められ、中央にはナット652とスプリング
653を備え、下端は尖った十字形654になっている。この
回復棒65はジャケット36,引き管61,及びケース62を貫通
し、ナット652を利用してジャケット36の上端と連結さ
れている。やもりのねじ棒を引きわくの切欠部612に置
き、回復棒の十字形突出部をやもりのねじ棒の頭に当て
がい、押しハンドル35を押すと、引き管61は後退し、ね
じ棒はやもりを後方に引っ張り漸次拡張する(第12図参
照)。然し引っ張る距離には限度があるので、一応押し
ハンドルを離して引き管を元の位置に戻し、回復棒65を
利用してねじ棒を元の位置に戻して引っ張りを繰り返す
ことができる。従来のやもり引き棒であれば、必ず機体
を取り外してからねじ棒を元の位置に回し、然る後に再
び機体をねじ棒に合わせて引っ張らなければならない。
考案の効果 上記の如く、本考案は従来の三種の独立した工具につい
て総合的に研究を行い、その共通性を研究して設計改良
を行ったもので、単一の工具で、鋲引き装置、ナット引
き装置、やもり装置の三種の装置に用いることができる
特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は引きナットの斜視図、第2図はやもり装置の斜
視図、第3図は本考案の鋲打ち装置を機体内部に設けた
時の断面図、第4図は本考案鋲打ち装置の分解斜視図、
第5図は本考案のナット引き装置を機体内部に設置した
時の断面図、第6図は本考案のナット引き装置の分解斜
視図、第7図は本考案のやもり装置を機体内部に設けた
時の断面図、第8図は本考案のやもり装置の分解斜視
図、第9図は引き鋲の動作断面図、第10図は引きナット
の断面図、第11図は引きやもりの断面図である。 10……引出しナット、11……ねじ穴、20……やもり、21
……ねじ棒、30……機体、31……ヘッド、32……把手、
33……てこ、34……伝動ロッド、35……ハンドル、36…
…ジャケット、40……鋲引き装置、41……挟持筒、42,5
2,62……ケーシング、43,53,63……固定ナット、44……
ブッシング、50……ナット引き装置、51……引き棒、54
……調整ナット、60……やもり装置、61……引き管、64
……ストッパー、65……回復棒、362……内ねじ、363…
…外ねじ、411……挟持体、412……重り、413,653……
スプリング、511,651……キャップ、512……ねじ管、51
3……ねじ山、611……引きねじ、612,641……U字形切
欠部、652……ナット、654……十字形。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体はその上側が中空のヘッドでその延長
    が把手になっており、ヘッド内部には1つのてこがあ
    り、そのてこの一端は1本の伝動棒と連結し、これが更
    に1つの外部に延びている押しハンドルと連結してお
    り、他端は1つのジャケットに連結され、この機体に鋲
    引き装置、又はナット引き装置、又はやもり装置を相互
    に取り換えて取り付けることができる構成であり、 上記鋲引き装置は、上記のジャケットと連結された挟持
    筒を含み、挟持筒内部は2つの挟持体、1つの重り及び
    1つのスプリングの順に充填されており、ヘッドの下端
    は1つのケーシングが取り付けられており、その下には
    1つの固定ナット及びブッシングが取り付けられてあ
    り、押しハンドルを押すと挟持筒が後方に引かれ、引き
    鋲を引っ張る構成であり、 上記ナット引き装置は、1本の引き棒がヘッド内部のジ
    ャケットを貫通しその上端をエンボスキャップで締め、
    下端にねじ山を有し、又エンボスキャップの下端は単独
    に回転できる外ねじ管でジャケットと螺合されており、
    又ヘッドの外端には1つのケーシングが取り付けられ、
    ケーシングは更に調整ねじを有する固定ナットが取り付
    けられてあり、押しハンドルを押すと、引き棒が後に引
    っ張られ、引きナットが金属薄板上にしっかりと締めつ
    けられる構成であり、 上記やもり装置は、1つのジャケット下端に取り付けら
    れた引き管を有し、引く管の下端は立方体の引きわくに
    なっており、引きわくの前端にはU字形の切欠部があ
    り、ヘッドの外側には一つの正方形のケースが取り付け
    られており、引きわくはその中を上下に滑動し、ヘッド
    とケースの間には固定ナットが設けられており、又ケー
    スの外端にはU字形切欠部を有するストッパーがあり、
    又1本の回復棒があって、上端は1つのエンボスキャッ
    プで止められ、中央には1つのナットとスプリングが設
    けられていて、下端は尖った十字形になっており、この
    回復棒はジャケット、引き管及びケースを貫通して、回
    復棒上のナットとジャケット上端で螺合されており、押
    しハンドルを押すと、引き管は後に引かれ、やもりは漸
    次拡張するが、それと同時に、回復棒の尖った十字形は
    やもり内のねじ棒を元の位置に戻し、再び引っ張ること
    ができる状態にする構成であり、 上記の構造により鋲引き装置、ナット引き装置、やもり
    装置を任意に交換できる多目的鋲打ち機。
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