JPH0649273Y2 - カバーテーブル付カウンター - Google Patents
カバーテーブル付カウンターInfo
- Publication number
- JPH0649273Y2 JPH0649273Y2 JP1151689U JP1151689U JPH0649273Y2 JP H0649273 Y2 JPH0649273 Y2 JP H0649273Y2 JP 1151689 U JP1151689 U JP 1151689U JP 1151689 U JP1151689 U JP 1151689U JP H0649273 Y2 JPH0649273 Y2 JP H0649273Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- cover table
- washbasin
- cover
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、洗面器が組込まれたカウンターのまわりの空
間を有効利用するための構造に関する。
間を有効利用するための構造に関する。
[従来の技術] 衛生陶器である洗面器は、水栓金具等と共にカウンター
に一体的に組込まれ、壁に取り付けられた後、洗面器の
排水口部が排水管に接続される。
に一体的に組込まれ、壁に取り付けられた後、洗面器の
排水口部が排水管に接続される。
[考案が解決しようとする課題] このようにして取り付けられた洗面器を使用する場合に
は、洗面器の前面に人が立ち上半身をかがめたりして顔
等を洗う。このため、洗面器の上方さらには洗面器が組
込まれたカウンターの上方は広く空間をあけ、使用者の
頭などが物体にぶつからないようにしなければならな
い。また、カウンターは人の立った姿勢に合せ腰あたり
の適切な高さ位置に取り付けられなければならず、カウ
ンターの下方には大きなスペースが空間のまま残される
ものであった。
は、洗面器の前面に人が立ち上半身をかがめたりして顔
等を洗う。このため、洗面器の上方さらには洗面器が組
込まれたカウンターの上方は広く空間をあけ、使用者の
頭などが物体にぶつからないようにしなければならな
い。また、カウンターは人の立った姿勢に合せ腰あたり
の適切な高さ位置に取り付けられなければならず、カウ
ンターの下方には大きなスペースが空間のまま残される
ものであった。
このように、従来では、洗面器が組込まれたカウンター
の上方と下方には、利用されていない空間が残されてい
た。狭い居住空間や職場の空間を利用するためには、こ
のような空間の無駄は不経済であり、空間の有効利用の
見地からこれらの空間も利用されることが望ましい。
の上方と下方には、利用されていない空間が残されてい
た。狭い居住空間や職場の空間を利用するためには、こ
のような空間の無駄は不経済であり、空間の有効利用の
見地からこれらの空間も利用されることが望ましい。
[課題を解決するための手段] 本考案のカバーテーブル付カウンターは、洗面器が組込
まれたカウンターと、このカウンターに被さるカバーテ
ーブルとを有する。このカバーテーブルは車輪により床
面上を移動自在であり、前記カウンターに被さる位置と
カウンターの少なくとも洗面器の部分から離れた退避位
置をとり得る。
まれたカウンターと、このカウンターに被さるカバーテ
ーブルとを有する。このカバーテーブルは車輪により床
面上を移動自在であり、前記カウンターに被さる位置と
カウンターの少なくとも洗面器の部分から離れた退避位
置をとり得る。
[作用] カウンターに被さるカバーテーブルを設けることによ
り、カウンターに組込まれた洗面器を使用しない時は、
このカバーテーブルを室内インテリア用のテーブルまた
は何らかの作業のためのテーブルあるいは読書や筆記の
ためのテーブルとして利用でき、従来の無駄のまま放置
されていた空間を有効に利用することができる。
り、カウンターに組込まれた洗面器を使用しない時は、
このカバーテーブルを室内インテリア用のテーブルまた
は何らかの作業のためのテーブルあるいは読書や筆記の
ためのテーブルとして利用でき、従来の無駄のまま放置
されていた空間を有効に利用することができる。
[実施例] 以下、本考案のカバーテーブル付カウンターの一実施例
を第1図ないし第5図において説明する。
を第1図ないし第5図において説明する。
第1図はカバーテーブル10がカウンター12から離れた退
避位置をとっている状態を示す斜視図である。カウンタ
ー12は壁14に対しブラケット16によって固定されてい
る。このカウンター12のほぼ中央には洗面器18が一体的
に設けられている。また、水栓金具20が洗面器18に臨ん
で設けられている。カウンター12は室内の隅部に設けら
れており、カウンター12の右端22は第1図の右側の壁24
に対し一定の距離離れている。
避位置をとっている状態を示す斜視図である。カウンタ
ー12は壁14に対しブラケット16によって固定されてい
る。このカウンター12のほぼ中央には洗面器18が一体的
に設けられている。また、水栓金具20が洗面器18に臨ん
で設けられている。カウンター12は室内の隅部に設けら
れており、カウンター12の右端22は第1図の右側の壁24
に対し一定の距離離れている。
このカウンター12に対し被さるカバーテーブル10は、一
方の側面と第1図の背面側にパネル26、28を有してい
る。このカバーテーブルには、一対の収納ボックス30が
設けられている。この収納ボックス30にはそれぞれ観音
開き式の扉32が設けられている。
方の側面と第1図の背面側にパネル26、28を有してい
る。このカバーテーブルには、一対の収納ボックス30が
設けられている。この収納ボックス30にはそれぞれ観音
開き式の扉32が設けられている。
収納ボックス30の下側には各々4個の車輪(キャスタ)
34が設けられ、カバーテーブル10を自由に移動できるよ
うになっている。
34が設けられ、カバーテーブル10を自由に移動できるよ
うになっている。
カバーテーブル10のテーブル部分36の下面には複数の引
き出し38が設けられている。
き出し38が設けられている。
第2図(第1図のII方向矢視図)にも示す如く、カウン
ター12の端部22と壁24の間に設けられた間隙40に対し、
前記カバーテーブル10の背面側のパネル28が挿入され得
るようになっている。
ター12の端部22と壁24の間に設けられた間隙40に対し、
前記カバーテーブル10の背面側のパネル28が挿入され得
るようになっている。
なお、洗面器18の排水口部は排水管42に接続されてい
る。
る。
第4図にカバーテーブル10がカウンター12の前面に被さ
った状態を示す。
った状態を示す。
第4図に示すように、複数の引き出し38と複数の収納ボ
ックス30には、前記第1図とは反対側の面、即ち第1図
の奥側のパネル28側にも、取手44や扉32が設けられてい
る。
ックス30には、前記第1図とは反対側の面、即ち第1図
の奥側のパネル28側にも、取手44や扉32が設けられてい
る。
第5図にカバーテーブル10のみの斜視図を示す。パネル
26、28は一方の側面と背面にのみ設けられており、他方
の側面には設けられていない。このパネルの設けられて
いない側面において、収納ボックス30と引き出し38の間
の空間46にカウンター12が入り込むことができ、前記第
1図の状態となり得る。
26、28は一方の側面と背面にのみ設けられており、他方
の側面には設けられていない。このパネルの設けられて
いない側面において、収納ボックス30と引き出し38の間
の空間46にカウンター12が入り込むことができ、前記第
1図の状態となり得る。
このように構成されたカバーテーブル付カウンターにお
いては、第1、2、3図の如く、カバーテーブル10は、
パネル26の設けられていない第1図の左端側から間隙40
に差し込まれ、壁14に当接するまで近付けることができ
る。従って、カバーテーブル10をカウンター12から離れ
た退避位置にした状態においても、カバーテーブル10が
室内の空間を必要以上に占有することがなく、空間の有
効利用を図ることができる。
いては、第1、2、3図の如く、カバーテーブル10は、
パネル26の設けられていない第1図の左端側から間隙40
に差し込まれ、壁14に当接するまで近付けることができ
る。従って、カバーテーブル10をカウンター12から離れ
た退避位置にした状態においても、カバーテーブル10が
室内の空間を必要以上に占有することがなく、空間の有
効利用を図ることができる。
また、第3図からわかるように、カウンター12の端部22
側とカバーテーブル10の端部は重なった状態で室内の隅
角部に位置している。この状態において、カウンター12
の洗面器18を使って洗顔等を行なうことができる。
側とカバーテーブル10の端部は重なった状態で室内の隅
角部に位置している。この状態において、カウンター12
の洗面器18を使って洗顔等を行なうことができる。
また、カバーテーブル10を作業等のためのテーブルとし
て使用することもできる。この作業においては、第1図
に示すように複数の引き出し38や複数の収納ボックス30
を利用することができる。
て使用することもできる。この作業においては、第1図
に示すように複数の引き出し38や複数の収納ボックス30
を利用することができる。
第4図に示す如く、カバーテーブル10はカウンター12の
全面に被さった状態をとり得る。複数の引き出し38と複
数の収納ボックス30には、奥側のパネル28側にも、取手
44や扉32が設けられているので、このようにカバーテー
ブル10が被さった状態においても、引き出し38や収納ボ
ックス30を利用することができる。なお、2つのパネル
26、28は表面は化粧仕上げになっており、図のようにカ
バーテーブル10が被さった状態にあっては、室内の美的
装飾感が高められる。また、カバーテーブル10の上は作
業のためのテーブルやその他の目的に使用することがで
きる。
全面に被さった状態をとり得る。複数の引き出し38と複
数の収納ボックス30には、奥側のパネル28側にも、取手
44や扉32が設けられているので、このようにカバーテー
ブル10が被さった状態においても、引き出し38や収納ボ
ックス30を利用することができる。なお、2つのパネル
26、28は表面は化粧仕上げになっており、図のようにカ
バーテーブル10が被さった状態にあっては、室内の美的
装飾感が高められる。また、カバーテーブル10の上は作
業のためのテーブルやその他の目的に使用することがで
きる。
なお、以上の実施例において、カバーテーブル10は引き
出し38や収納ボックス30を有するものであったが、本考
案においては必ずしも引き出し38や収納ボックス30を設
ける必要はない。
出し38や収納ボックス30を有するものであったが、本考
案においては必ずしも引き出し38や収納ボックス30を設
ける必要はない。
また、以上の実施例においては、2つの収納ボックス30
の間は空間48が設けられ、カバーテーブル10がカウンタ
ー12に被さった状態で洗面器18の下面や排水管42がカバ
ーテーブル10側に当らない(干渉しない)ようになって
いた。しかしながら、本考案においてこの干渉のおそれ
がないものについては、前記空間48の部分に別の収納ボ
ックス等を設けても良い。
の間は空間48が設けられ、カバーテーブル10がカウンタ
ー12に被さった状態で洗面器18の下面や排水管42がカバ
ーテーブル10側に当らない(干渉しない)ようになって
いた。しかしながら、本考案においてこの干渉のおそれ
がないものについては、前記空間48の部分に別の収納ボ
ックス等を設けても良い。
また、前記実施例においては、背面側のパネル28を設け
ることにより、カバーテーブル10がカウンター12に被さ
った状態でカウンター12及び洗面器18は全く隠された状
態となるものであったが、本考案においては背面側のパ
ネル28のうち少なくとも中央部分を開けても良い。中央
部分を開けることにより、カバーテーブル10が被さった
状態においてもカバーテーブル10の下に椅子を入れて腰
かけ、作業等を行なうことができる。
ることにより、カバーテーブル10がカウンター12に被さ
った状態でカウンター12及び洗面器18は全く隠された状
態となるものであったが、本考案においては背面側のパ
ネル28のうち少なくとも中央部分を開けても良い。中央
部分を開けることにより、カバーテーブル10が被さった
状態においてもカバーテーブル10の下に椅子を入れて腰
かけ、作業等を行なうことができる。
以上の実施例においては、カバーテーブル10の上面とカ
ウンター12の上面はほぼ同じ広さを有し、カバーテーブ
ル10が被さった状態でカウンター12は全く隠れた状態と
なる。しかしながら、本考案においては、カバーテーブ
ル10の広さを小さくして、洗面器18及び水栓金具20の部
分のみを隠すようにしても良い。
ウンター12の上面はほぼ同じ広さを有し、カバーテーブ
ル10が被さった状態でカウンター12は全く隠れた状態と
なる。しかしながら、本考案においては、カバーテーブ
ル10の広さを小さくして、洗面器18及び水栓金具20の部
分のみを隠すようにしても良い。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のカバーテーブル付カウン
ターによれば、洗面器が組込まれたカウンターに被さる
カバーテーブルを設けることにより、洗面器を使用しな
いときに従来放置されていた無駄な空間を作業等のスペ
ースとして有効に利用することができる。また、洗面器
を使用しないときに洗面器を隠すことにより、室内の美
感を高めることができる。さらに、カバーテーブルを洗
面器上から退避させたときにも、このカバーテーブルを
読書机や作業テーブル等として利用できる。
ターによれば、洗面器が組込まれたカウンターに被さる
カバーテーブルを設けることにより、洗面器を使用しな
いときに従来放置されていた無駄な空間を作業等のスペ
ースとして有効に利用することができる。また、洗面器
を使用しないときに洗面器を隠すことにより、室内の美
感を高めることができる。さらに、カバーテーブルを洗
面器上から退避させたときにも、このカバーテーブルを
読書机や作業テーブル等として利用できる。
第1図はカウンターに対しカバーテーブルが退避位置を
とる状態の斜視図である。第2図は第1図のII方向矢視
図である。第3図は第1図の平面図である。第4図はカ
ウンターに対しカバーテーブルが被った状態の斜視図で
ある。第5図はカバーテーブルのみの斜視図である。 10……カバーテーブル、12……カウンター 16……ブラケット、18……洗面器、 20……水栓金具、26、28……パネル、 30……収納ボックス、34……車輪、 38……引き出し。
とる状態の斜視図である。第2図は第1図のII方向矢視
図である。第3図は第1図の平面図である。第4図はカ
ウンターに対しカバーテーブルが被った状態の斜視図で
ある。第5図はカバーテーブルのみの斜視図である。 10……カバーテーブル、12……カウンター 16……ブラケット、18……洗面器、 20……水栓金具、26、28……パネル、 30……収納ボックス、34……車輪、 38……引き出し。
Claims (1)
- 【請求項1】洗面器が組込まれたカウンターと、このカ
ウンターに被さるカバーテーブルとを有し、 該カバーテーブルは車輪により床面上を移動自在であ
り、前記カウンターに被さる位置とカウンターの少なく
とも洗面器の部分から離れた退避位置とをとり得るカバ
ーテーブル付カウンター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1151689U JPH0649273Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | カバーテーブル付カウンター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1151689U JPH0649273Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | カバーテーブル付カウンター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02103385U JPH02103385U (ja) | 1990-08-16 |
JPH0649273Y2 true JPH0649273Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31220141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1151689U Expired - Lifetime JPH0649273Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | カバーテーブル付カウンター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649273Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP1151689U patent/JPH0649273Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02103385U (ja) | 1990-08-16 |
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