JPH0649192Y2 - 薬剤蒸散器 - Google Patents

薬剤蒸散器

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JPH0649192Y2
JPH0649192Y2 JP6167490U JP6167490U JPH0649192Y2 JP H0649192 Y2 JPH0649192 Y2 JP H0649192Y2 JP 6167490 U JP6167490 U JP 6167490U JP 6167490 U JP6167490 U JP 6167490U JP H0649192 Y2 JPH0649192 Y2 JP H0649192Y2
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志延 山本
邦浩 岡田
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Fumakilla Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器の内部に設けた発熱体に通電することで
薬剤を蒸散する形式の電気加熱式の薬剤蒸散器に関し、
特には、このような形式の薬剤蒸散器において、その通
電状態を視認するためのランプ機構の改良に関わる。
〔従来の技術〕
この種の薬剤蒸散器としては実開平1−116072号公報に
示すものが知られている。
つまり、第6図に示すように器本体aの上面中央部に加
熱部bを有する薬剤蒸散器に於いて、器本体aに、上記
加熱部bの周囲を取り囲んだ状態で上端が器本体aの上
面に露出された透光リングcと、該リングcの受光面に
光線を照射する点状光源dを備え、上記リングcの受光
面に照射光線の一部をリングの長さ方向へ入射進行させ
るための光散乱部eを設けた薬剤蒸散器。
この薬剤蒸散器によれば、加熱部bの周囲を取り囲むよ
うに設置されている透光リングcが、通電使用時に2次
光源としてリング状に発光するような構成になっている
ので暗所に於ける加熱部bの位置確認が容易となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる薬剤蒸散器であると、点状光源dの光を光散乱部
eによってリングcの長さ方向へ入射進行させるので、
リングcにおける点状光源dに対向した部分が明るく、
点状光源dと離れる部分は順次暗くなり、リングcの全
体を一様に明るくできない。
また、リングcを発光するだけであって薬剤加熱部、例
えば薬剤マット載置部を照明出来ないから、薬剤マット
の有無や薬剤マットが正しく載置してあるかの確認がで
きない。
そこで、本発明の前述の課題を解決出来るようにした薬
剤蒸散器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
(1)容器の周壁における一部分を周方向に連続して透
光性部材とし、少なくとも容器内部への導光部101を有
するカバー100をランプ31に周囲に取付け、前記発熱体1
9と容器の開口部25との間に隙間を設けた薬剤蒸散器で
あり、 これにより、ランプ31の光をカバー100で器具内方に向
けて照射して容器内部で乱反射して周方向に均一に拡散
でき、容器の透光性部材より成る部分をリング状に均一
に光らせて通電状態であることを感知できるばかりか、
前記ランプ31の光は発熱体19と開口部25との隙間より外
部に洩れて発熱体19の周囲、つまり薬剤マットの載置部
や薬液ボトルの吸液芯挿入部などの薬剤加熱部分を照明
して夜間でも薬剤マットの有無や、薬剤マットの載置状
態を確認できる。
(2)ランプ31を発熱体19の下に設けて、前述と同様に
容器の一部分をリング状に均一に光らせることができる
と共に、発熱体19と開口部25との間に隙間より光を外部
に漏られして薬剤マットの載置部を照明できるようにし
た薬剤蒸散器である。
〔実施例〕
本考案に係わる薬剤蒸散器の全体的な外観は第1図に示
され、これはそれを分解した斜視図である第2図及び断
面図である第3図により詳細に示されるように概略的に
は、下方において固定支持体をなす下部容器5、この下
部容器5上に回転可能に支持される回転容器下部3と回
転容器上部2との組合わせよりなる回転部本体4、およ
び回転容器上部2の上部側を露出させるための中央開口
を備え外周部が下部容器5の外周部に固着されることに
よって下部容器5とで内部に回転部本体4を回転自在に
支持する固定容器を構成する上部容器1とからなってい
る。
以下これらの基本的要素について順次説明する。
下部容器 下部容器5は、第2図に示されるように基本的にはほぼ
正方形の底壁6から四周壁7が立設した容器状をなして
いる。そして底壁6の中央部には回転軸8が立設され、
また底壁6の外側付近には前記回転軸8から等距離を為
して環状枠9が立設されている。四周壁7の適当な箇所
には、コード10を下部容器5内部に導入するためのコー
ド溝11が形成され、このコード溝11に近接する環状枠9
の一部も切り欠かかれている。
下部容器5の底壁6の各コーナー近くには、その上部が
環状枠9の内側および外側にまたがって開放された環状
の脚部12がそれぞれ用意されており、これらの脚部12
は、下部容器5の底壁下部を床から離すことによって蒸
散器の使用中に床に熱伝達する危険をさける一方、通気
孔5aにり下部容器5の外側と下部容器5の内側との間に
通気経路が形成されている。
下部容器5には更に各コーナー近くの四周壁7から上方
に向かって掛止部13が立設され、また一つのコーナーの
環状枠9と四周壁7との間の底壁6上には係止部材用の
係止枠14が立設されているが、これらの働きについては
後で詳述する。
回転部本体 回転部本体4は基本的には回転容器上部2と回転容器下
部3からなっている。
回転容器下部3は第2図に示すようにプラスチック等の
透光性部材により有底筒状となった円板部15を有し、第
3図に示されるように円板部15の中央の軸受凹み16が前
述の下部容器5の中央の回転軸8に上部から遊嵌するよ
うになっており、また円板部15は中央部が凹んだ形状と
なって前記軸受凹み16と円周部との間のほぼ中間部に環
状縦壁17が垂下していて、この環状縦壁17と前記下部容
器5の環状枠9との間の環状外周室9aと環状内周部18を
画定している。環状外周室9aは環状縦壁17に巻取られる
コード10が収納される空間であって、環状内周部18は、
発熱体収容空間の一部となっている。
前記円板部15には軸受凹み16から等間隔の位置に発熱体
19を下方に抱持する発熱体保持体20の両脚を挿入固定す
るための保持部21が形成されている。円板部15の円周表
面には後述する回転容器上部2の垂下壁部に設けられた
係止口に係合する係合部22が設けられている。また円板
部15の円周部近くにはヒューズ23のホルダー24が配置さ
れている。
前記回転容器下部3の上部外周側部は、いったん下方に
垂下した後外方に折曲して外周の段差部27を形成してい
てこの段差部27の存在によって回転容器下部3、つまり
は回転部本体4が上部容器1の開口41によって安定的に
支持されながら下部容器5の回転軸8上で回転しうる構
造となっている。
この段差部27より下方の外周側部は再び2重の環状の垂
下壁部28を形成しており、この内側の環状の垂下壁部28
の円周方向には適宜間隔で通気孔29が形成されている。
回転容器下部3の上面端から側方に突設する係合部22が
スナップ係合することで回転容器上部2と回転容器下部
3の強固な結合が成立する。前記環状垂下壁部28の下方
は外側に延びた円形フランジ部30となっている。
また、円板部15の発熱体19側方にはランプ31を保持する
ためのランプ保持体32が立設されている。
またランプ上方に位置するように、パイロット部34が円
板部15より支持枠33を介して立設されている。
この支持枠33にはランプ31をおおい、パイロット部34が
挿通する構造のカバー100が嵌合され、カバー100は容器
内側に開いたランプ導光部101を有し、遮光性、難透光
性部材又は反射性部材により成っている。
すなわち、カバー100は、第2図のように下方と一側方
が開口した角形箱状となり、その上壁102に孔103が形成
されてパイロット部34が挿通し、一側方に開口した開口
部104が内方に向かうように取付けてある。
パイロット部34の配された上方の回転容器上部2の表面
には開口部33aが設けられランプ31が点灯した場合の光
を回転容器上部2上に導くことで蒸散器が通電中である
ことを表示する。
回転容器上部2は、第2図、第3図に示されるように中
央部に発熱体19を露出させた開口25を有しており、この
開口25には発熱体19上におかれたマットがずれたりしな
いようにするための適当数のブリッジ26がアーチ状にか
け渡されている。発熱体19と開口25の開口には、間隔25
aを設けている。
上部容器 上部容器1は基本的には下部容器5の上方を覆う部材で
あり、そのためそれの下方部輪郭は下部容器5の上部輪
郭に相対的に嵌合する形状を為しており、そしてその各
コーナー部に近い部分には下部容器5から立設する掛止
部13と係合する係止部13aが適宜形成されていて、両者
が係合されることによって、上部容器1と下部容器5と
は強固な結合をなす。この上部容器1の上方部は、回転
部本体4の上方部を外側に露出させると共に、回転部本
体4を上部容器1と下部容器5の組み合わせ構造の内部
で回転部本体4をガタつきなく回転させるために、中央
に円形開口41を有している。
これにより、ランプ31の光はカバー100によって容器内
部に主として照明され、特に発熱体19下面を照明してい
る。
容器内部に照明された光は、内部で乱反射し、より均等
の光量となり、器具上部に露出した回転容器下部3の周
面から光がでる。
このため、均等なリング状となって光り、夜間のまぶし
さも低減される。リング状の光とは連続に限定されず非
連続の環状配置の光も含むものである。
回転容器下部3の色および配置方法は様々に変形するこ
とが可能である。
例えば、回転容器上部2等から、遮光性部材を垂下させ
ることにより様々な模様を浮かび出させたり、光量を調
光できる。例えば、弧状の連続した環状や、ほぼ環状の
多重リング、連続した複数の窓、星座様等が上げられ
る。
また容器上部の外周にわたり、照明を設けているため夜
間等の薬剤蒸散器の位置確認がし易く安全である。
また、ランプ窓と容器部材を兼用でき、部品点数を減少
でき、かつ、製造も簡易となり、コストダウンがはかれ
る。又、カバー100と回転容器上部2を一体に成型する
事もでき、前述同様コストダウンがはかれる。
また、発熱体19と開口25の間には間隙25aが設けられて
おり、内部から照明され、この間隙25aが夜間浮き上が
る。そして薬剤マットを照明でき、薬剤マットの種類や
薬量表示として用いられている薬剤マットの退色具合を
確認でき、薬剤マットの取り替えに便利である。また、
薬剤マットのズレにより効力不足が生じることがある
が、これの確認や修正ができる。
以上の実施例では薬剤マットを用いる場合について述べ
たが、液体式の器具にも適用できる。
例えば第4図に示すように薬液ボトル105内の薬液を吸
液芯106で吸い上げ、その吸液芯105を発熱体19で加熱す
る液体式の器具の場合には、開口25の周縁部及び吸液芯
106と発熱体19のスキマが光るようにすれば良い。
また、この時環状等の導光材を発熱体の上や下の周囲に
設ける事により更に照明効果が向上する。
これらのようにすれば、薬液の揮散粒子を照明すること
となり、薬剤蒸散や芯の位置の確認ができる。
第5図は第3実施例を示し、ランプ31を発熱体19の真下
に設けてある。
このようにすれば、ランプ31の光は器具内部に均一に拡
散照射されて回転容器下部3の外部に露出した部分をリ
ング状に均一に照明でき、しかも発熱体19と開口部25と
の間隙25aより薬剤マットを載置する部分を照明でき
る。
以上の各実施例ではコードを手巻きで巻取る器具につい
て述べたが、自動巻取り式やコードレス式の器具にも適
用できることは勿論である。
例えば第7図、第8図に示すように、回転容器下部の下
面と下部容器5とに亘ってコイルバネ200を取付けて巻
取り方向に回転付勢してあり、ロック解除ボタン201と
切欠き202で回転を止めることができるようにしてあ
る。
前記回転容器下部及び回転容器上部2は透光性、半透光
性部材より成り、ランプ31の光が散乱して回転容器上部
1にはより均一な光、やわらかい光が広がるようにして
ある。
また、下部容器5を透光性、半透光性部材とすることに
より光が廻りこみ、器具下面を間接的照明し、夜間にお
いてさらに器具確認ができる。
なお、ロック構造は従来公知のものも適用することがで
きる。
(1)ランプ31の光はカバー100で容器内方に向けて照
射され容器内部で乱反射して周方向に均一に拡散するか
ら、器具の透光性部材より成る部分をリング状に均一に
光らせて通電状態であるこを感知できるばかりか、前記
ランプ31の光は発熱体19と開口部25との隙間より外部に
洩れて発熱体19の周囲、つまり薬剤マットの載置部や薬
液ボトルの吸液芯挿入部などの薬剤加熱部分を照明して
夜間でも薬剤マットの有無や、薬剤マットの載置状態を
確認できる。
(2)ランプ31の光は容器内部に均一に拡散して容器の
透光性部材より成る部分をリング状に均一に光らせて通
電状態であることを感知できるばかりか、ランプ31の光
は発熱体19と開口部25の隙間より外部に洩れて発熱体19
の周囲、つまり薬剤マットの載置部等を照明して夜間で
も薬剤マットの有無や、薬剤マットの載置状態を確認で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の第1実施例を示し、
第1図は全体外観斜視図、第2図は分解斜視図、第3図
は断面図、第4図、第5図は第2、第3実施例の断面
図、第6図は従来例の斜視図、第7図、第8図は第4、
第5実施例の断面図である。 19は発熱体、25は開口部、31はランプ、100はカバー、1
01は導光部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内部に設けた発熱体19によって薬剤を
    加熱蒸散して容器の開口部25より外部に揮散させ、通電
    することにより発熱体19を加熱し、更に発光するランプ
    31を備えた薬剤蒸散器において、 前記容器の周壁における一部分を周方向に対して透光性
    部材とし、少なくとも容器内部への導光部101を有する
    カバー100をランプ31の周囲に取付け、前記発熱体19と
    容器の開口部25との間に隙間を設けたことを特徴とする
    薬剤蒸散器。
  2. 【請求項2】容器内部の略中央部に発熱体19を設け、そ
    の発熱体19によって薬剤を加熱蒸散して容器の開口部よ
    り外部に揮散させ、通電することにより発熱体19を加熱
    し、更に発光するランプ31を備えた薬剤蒸散器におい
    て、 前記容器内における発熱体19の下方にランプ31を設け、
    前記容器の周壁における一部分を周方向に対して透光性
    部材とし、前記発熱部19と開口部25との間に隙間を設け
    たことを特徴とする薬剤蒸散器。
JP6167490U 1990-06-13 1990-06-13 薬剤蒸散器 Expired - Lifetime JPH0649192Y2 (ja)

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JPH0421272U JPH0421272U (ja) 1992-02-21
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