JPH0649132A - エチレン系共重合体の製造方法 - Google Patents

エチレン系共重合体の製造方法

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JPH0649132A
JPH0649132A JP13075893A JP13075893A JPH0649132A JP H0649132 A JPH0649132 A JP H0649132A JP 13075893 A JP13075893 A JP 13075893A JP 13075893 A JP13075893 A JP 13075893A JP H0649132 A JPH0649132 A JP H0649132A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)式I 【化1】 (ここで、A1 ,A2 はシクロペンタジエニル基など、
3 ,A4 は炭素数1〜10までのアルキル基など、Q
はA1 ,A2 を連結する炭素数2〜10までの炭化水素
基などであり、A3 ,A4 及びQの間で環を形成しても
よい、R1 ,R2はハロゲン原子など、Mはジルコニウ
ムなどである。)で表される遷移金属化合物、及び
(B)助触媒から形成される触媒の存在下、エチレンと
芳香族ビニル化合物を共重合させるエチレン系共重合体
の製造方法。 【効果】 効率よくエチレン−芳香族ビニル共重合体を
製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエチレン系共重合体の製
造方法に関する。詳しくはエチレン−芳香族ビニル化合
物共重合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン−スチレン共重合体などのエチ
レンと芳香族ビニルモノマーとの共重合体は、いわゆる
チーグラー型触媒を用いて得られることが知られてい
る。(例えば、Polymer Bulletin, 20, 237(1988) 参
照)しかしながら、これらの方法は重合活性が低いだけ
でなく得られる共重合体の芳香族ビニルモノマー含量が
低かった。
【0003】また、エチレン−スチレン共重合体はポリ
(フェニルブタジエン)の水添反応によって得られるこ
とも知られているが、実用的にはエチレンとスチレンを
直接共重合するような触媒の開発が望まれる。
【0004】特開平3−250007号公報には特定の
遷移金属化合物とアルミノキサンからなる触媒を用いて
エチレン−芳香族ビニル化合物交互共重合体を製造する
方法が記載されている。
【0005】上述のように特定の触媒を用いることによ
りエチレン−芳香族ビニル化合物共重合体が容易に製造
することができるようになったことからこれらのポリマ
ーの物性、用途が期待されている。また、それに伴いエ
チレン−芳香族ビニル化合物共重合体を有するさらなる
触媒開発が期待されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エチ
レン−芳香族ビニル化合物共重合体を収率よく製造する
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはエチレン−
芳香族ビニル化合物共重合性能を有する触媒について鋭
意探索検討した結果、特定のメタロセン化合物を用いる
ことにより上記の目的を達成されることを見出して本発
明を完成した。
【0008】本発明のエチレン系共重合体の製造方法
は、(A)式I
【0009】
【化2】 (ここで、A1 及びA2 は非置換又は置換シクロペンタ
ジエニル基、インデニル基又はフルオレニル基であり、
3 及びA4 は水素原子、炭素数1〜10のアルキル
基、又はそれぞれ炭素数6〜20のアリール基、アルキ
ルアリール基、アリールアルキル基もしくはハロゲン化
アリール基、又は酸素、窒素、硫黄もしくは珪素から選
ばれたヘテロ原子を含む炭素数1〜20の炭化水素基で
あり、QはA 1 及びA2 を連結する炭素数2〜10の炭
化水素基または珪素、ゲルマニウムもしくは錫を含む炭
素数1〜10の炭化水素基、又は炭素、ケイ素、ゲルマ
ニウムもしくは錫原子であり、またA3 及びA4 は互い
に連結していてA3 ,A4 及びQの間で環構造を形成し
ていてもよい、R1 及びR2 はハロゲン原子、水素原
子、炭素数1〜10までのアルキル基、それぞれ炭素数
6〜20のアリール基、アルキルアリール基もしくはア
リールアルキル基であり、かつMはチタン、ジルコニウ
ム又はハフニウムである。)で表される遷移金属化合
物、及び(B)助触媒から形成される触媒の存在下、エ
チレンと芳香族ビニル化合物を共重合させることを特徴
とするものである。
【0010】式IにおいてA1 及びA2 は非置換又は置
換シクロペンタジエニル基、インデニル基又はフルオレ
ニル基である。具体的にはシクロペンタジエニル基、メ
チルシクロペンタジエニル基、ジメチルシクロペンタジ
エニル基、テトラメチルシクロペンタジエニル基、イン
デニル基、3−メチルインデニル基、テトラヒドロイン
デニル基、フルオレニル基、メチルフルオレニル基、
2,7−ジ−tert−ブチルフルオレニル基などを挙げる
ことができる。
【0011】式IにおいてA3 及びA4 は水素原子、炭
素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜20のアリール
基、炭素数6〜20のアルキルアリール基、炭素数6〜
20のアリールアルキル基、炭素数6〜20のハロゲン
化アリール基又は酸素、窒素、硫黄、珪素などのヘテロ
原子を含む炭素数1〜20の炭化水素基である。A3
4 の具体例としては、水素原子、メチル基、エチル
基、プロピル基、フェニル基、トルイル基、フルオロフ
ェニル基、メトキシフェニル基、ベンジル基などを挙げ
ることができる。
【0012】QはA1 ,A2 を連結する炭素数2〜10
の炭化水素基または珪素、ゲルマニウム、錫を含む炭素
数1〜10の炭化水素基または炭素、珪素、ゲルマニウ
ムもしくは錫原子であり、好ましくは炭素数2〜10の
炭化水素基、炭素原子、珪素原子である。
【0013】また、A3 及びA4 は互いに連結していて
3 ,A4 及びQの間で環構造を形成していてもよく、
そのような場合に、A3 ,A4 及びQがなす基として
は、シクロペンチリデン基、シクロヘキシリデン基、テ
トラヒドロピラン−4−イリデン基などを挙げることが
できる。
【0014】R1 ,R2 はハロゲン原子、水素原子、炭
素数1〜10のアルキル基、珪素含有アルキル基、炭素
数6〜20のアリール基、アルキルアリール基、アリー
ルアルキル基を示す。R1 ,R2 の好ましい具体例とし
ては、塩素原子、メチル基、フェニル基、トリメチルシ
リルメチル基などを挙げることができる。
【0015】本発明における式Iで表されるメタロセン
化合物は架橋性配位子を有していることを特徴としてい
る。そのようなメタロセン化合物を使用することにより
本発明のようなエチレンと芳香族ビニル化合物との共重
合を進行させることができる。本発明において使用され
る架橋性配位子を有するメタロセン化合物の好適な例と
しては、特開昭62−130314号公報、特開平2−
41303号公報、特開平2−274703号公報、特
開平2−274704号公報、特開平4−69394号
公報に記載されているようなメタロセン化合物を挙げる
ことができる。
【0016】そのようなメタロセン化合物の具体例とし
て、エチレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジク
ロリド、エチレンビス(テトラヒドロ−1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン(シク
ロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジク
ロリド、メチルフェニルメチレン(シクロペンタジエニ
ル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェ
ニルメチレン(シクロペンタジエニル)(フルオレニ
ル)ジルコニウムジクロリドなどを挙げることができ
る。
【0017】本発明において用いられる重合触媒の
(B)成分としてメタロセン化合物と組み合わせて使用
される助触媒としては、公知の助触媒を用いることがで
きる。そのような助触媒としては公知のアルミノキサン
が好適に使用することができるが、例えば特表平1−5
01950号公報、特表平1−502036号公報、特
開平3−179006号公報などに記載されているよう
な遷移金属カチオンを安定化することのできる化合物を
使用することも可能である。また、その他に、遷移金属
化合物を安定化することのできる化合物として、ルイス
酸性を示す化合物や固体酸なども使用することができ
る。ルイス酸性を示す化合物としては、例えばトリフェ
ニルボロン、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボロ
ン、トリフェニルアルミニウムなどの周期律表IIIA族の
元素を含む化合物が好適に用いられる。固体酸としては
例えば塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、アルミナ
などを挙げることができる。
【0018】アルミノキサンとしては、式IIおよびIII
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】 (ここでRは炭素数1〜10の炭化水素基、特にアルキ
ル基、nは2以上好ましくは100までの整数を示
す。)で表される化合物であり、特にRがメチル基であ
るメチルアルミノキサンでnが5以上、好ましくは10
以上のものが利用される。上記アルミノキサン類には若
干のアルキルアルミニウム化合物が混入していても差し
支えない。また、その他に、特開平2−24701号公
報、特開平3−103407号公報などに記載されてい
る二種類以上のアルキル基を有するアルミノキサンや、
特開昭63−198691号公報などに記載されている
微粒子状アルミノキサン、特開平2−167302号公
報、特開平2−167305号公報などに記載されてい
るアルミノキサンを水やアルコールなどの活性水素化合
物と接触させて得られるアルミニウムオキシ化合物など
も好適に利用することができる。
【0021】本発明における前記遷移金属化合物に対す
るアルミノキサンなどの助触媒の使用割合としては1〜
100000モル倍、通常10〜10000モル倍であ
る。
【0022】本発明における遷移金属化合物および/ま
たはアルミノキサンなどの助触媒はそのままでも、又は
SiO2 ,Al23 ,MgCl2 などのチーグラー型
触媒を担持する公知の担体上に担持して使用してもよ
い。
【0023】また、本発明において用いられる遷移金属
化合物及び助触媒からなる触媒は必要に応じて有機アル
ミニウム化合物の存在下に使用することができる。そう
することにより、より少ないアルミノキサン使用量でエ
チレン系共重合体を製造することも可能である。
【0024】使用される有機アルミニウム化合物として
は、式IV
【0025】
【化5】 R’j Al(OR”)klm (IV) (ここでR’,R”は炭素数1〜20の炭化水素基であ
り、かつR’,R”は互いに同一であっても異なってい
てもよい。Xはハロゲン原子であり、jは1〜3の整
数、k,l,mは0から2までの整数であり、j+k+
l+m=3である)で表すことができる。具体的には例
えば、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウム、ジエチルアルミニウ
ムクロリド、エチルアルミニウムジクロリド、ジイソブ
チルアルミニウムヒドリドなどを挙げることができる。
その中でも、トリメチルアルミニウム、トリイソブチル
アルミニウムが好適に用いられる。
【0026】有機アルミニウム化合物の量は、遷移金属
化合物に対して1〜1000モル倍が好ましく、特に5
0〜500モル倍が好ましい。
【0027】本発明において重要なのは、少なくとも1
種以上の芳香族ビニル化合物の存在下エチレンを重合す
ることによりエチレン−芳香族ビニル化合物共重合体を
製造することができることである。
【0028】本発明において使用される芳香族ビニル化
合物としては、例えばスチレン、o−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、o,p−ジメチルスチレン、o−
エチルスチレン、m−エチルスチレン、p−エチルスチ
レン、o−クロルスチレン、p−クロルスチレン、α−
メチルスチレンなどを挙げることができる。
【0029】本発明の方法で行われる重合方法および重
合条件については特に制限はなく、通常オレフィンの重
合で行われる公知の方法が用いられ、不活性炭化水素媒
体を用いる溶媒重合法、または実質的に不活性炭化水素
媒体の存在しない塊状重合法、気相重合法も利用でき、
重合温度としては−100〜200℃、重合圧力として
は常圧〜100kg/cm2 で行うのが一般的である。
好ましくは−50〜100℃、常圧〜50kg/cm2
である。
【0030】本発明において重合に際し使用される炭化
水素媒体としては例えばブタン、ペンタン、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、シクロペンタ
ン、シクロヘキサンなどの飽和炭化水素の他に、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素も使用す
ることができる。
【0031】本発明の方法によって得られるエチレン−
芳香族ビニル化合物共重合体は0.1〜50モル%、好
ましくは1〜45モル%の芳香族ビニル化合物単位を含
有する。この共重合体は、芳香族ビニル化合物同志の連
鎖が存在しないランダム共重合体である。
【0032】従来、エチレン−芳香族ビニル化合物共重
合体、例えばエチレン−スチレン共重合体はブタジエン
とスチレンをアニオン重合法により共重合したのち、生
成したコポリマーを水系添加することにより得られるこ
とが知られている。しかしながら、このようにして得ら
れる共重合体にはスチレン−スチレン連鎖が存在するの
で、他の樹脂との相溶性などが不充分であり、そのため
に用途が限定されていた。
【0033】これに対して、本発明の方法で得られるコ
ポリマーは上記のようにランダムコポリマーであり、芳
香族ビニル化合物単位の含量を適当に選択することによ
り透明性や柔軟性およびポリプロピレンなどの他の樹脂
との相溶性に優れたコポリマーとすることができる。
【0034】また、ポリマーの改質を目的とするジエン
との共重合に際しても本発明の方法で用いる触媒を同様
に適用することができる。その際使用されるジエン化合
物としては、1,4−ヘキサジエン、4−メチル−1,
4−ヘキサジエン、エチリデンノルボルネン、ジシクロ
ペンタジエンなどを挙げることができる。
【0035】
【実施例】以下に本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0036】ポリマーの13C−NMRスペクトルの測定
は日本電子製FX−100スペクトロメーターを使用
し、クロロホルム−d溶液中、27℃で行った。スペク
トルの帰属は特開平3−25007号公報の帰属を参照
にして行った。
【0037】実施例1 充分窒素置換した100cm3 のガラス製フラスコにト
ルエン30cm3 、特開平2−41303号公報に記載
されている方法に従って合成したイソプロピリデン(シ
クロペンタジエニル)(9−フルオレニル)ジルコニウ
ムジクロリド20mg、東ソ−・アクゾ社製メチルアル
ミノキサン2.7gおよびスチレン9.1gを順次装入
した。系内の温度を40℃とした後エチレンを通気する
ことによって重合を開始した。1時間重合を行った後、
少量のメタノールを系内に添加することにより重合を停
止し、大量のメタノール/塩酸中に投入することによっ
てポリマーを析出させた。得られたポリマーをメタノー
ルで洗浄、乾燥することによって12.2gのゴム状ポ
リマーを得た。
【0038】得られたポリマーの135℃のテトラリン
溶液で測定した極限粘度(〔η〕)は0.26dl/g
であった。また、13C−NMRの測定によりこのポリマ
ーを解析した結果、42〜44ppmにピークが観察さ
れなかったことから、このポリマー中にはスチレン−ス
チレン連鎖は存在せず、スチレン含量22.6モル%の
エチレン−スチレンランダム共重合体であることがわか
った。このポリマーの 13C−NMRのスペクトルを図1
に示す。
【0039】比較例1 メタロセン触媒成分としてジシクロペンタジエニルジル
コニウムジクロリド20mgを使用した以外は実施例1
と同様にしてエチレン−スチレン共重合体を試みたが、
得られたポリマーはポリエチレンのみでスチレンとの共
重合体を製造することはできなかった。
【0040】実施例2 メタロセン触媒成分としてエチレンビス(テトラヒドロ
−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド20mgを
使用した以外は実施例1と同様にしてエチレン−スチレ
ン共重合を行った。その結果、12.4gのポリマーが
得られた。このポリマーの、実施例1と同様にして測定
したスチレン含量は19.6モル%であり、またスチレ
ン−スチレン連鎖は存在しなかった。
【0041】また、得られたポリマーの135℃のテト
ラリン溶液で測定した極限粘度(〔η〕)は0.54d
l/gであった。
【0042】実施例3 スチレンの量を0.9gとした以外は実施例1と同様に
して重合を行って4.8gのポリマーが得られた。この
ポリマーの、実施例1と同様にして測定したスチレン含
量は2.1モル%であり、スチレン−スチレン連鎖は存
在しなかった。
【0043】
【発明の効果】本発明の方法により、0.1〜50モル
%の芳香族ビニル化合物単位を含有するエチレン−芳香
族ビニル化合物ランダム共重合体を収率よく得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において得られた共重合体の13C−N
MRスペクトルを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)式I 【化1】 (ここで、A1 及びA2 は非置換又は置換シクロペンタ
    ジエニル基、インデニル基又はフルオレニル基であり、
    3 及びA4 は水素原子、炭素数1〜10のアルキル
    基、又はそれぞれ炭素数6〜20のアリール基、アルキ
    ルアリール基、アリールアルキル基もしくはハロゲン化
    アリール基、又は酸素、窒素、硫黄もしくは珪素から選
    ばれたヘテロ原子を含む炭素数1〜20の炭化水素基で
    あり、QはA 1 及びA2 を連結する炭素数2〜10の炭
    化水素基または珪素、ゲルマニウムもしくは錫を含む炭
    素数1〜10の炭化水素基、又は炭素、ケイ素、ゲルマ
    ニウムもしくは錫原子であり、またA3 及びA4 は互い
    に連結していてA3 ,A4 及びQの間で環構造を形成し
    ていてもよい、R1 及びR2 はハロゲン原子、水素原
    子、炭素数1〜10のアルキル基、それぞれ炭素数6〜
    20のアリール基、アルキルアリール基もしくはアリー
    ルアルキル基であり、かつMはチタン、ジルコニウム又
    はハフニウムである。)で表される遷移金属化合物、及
    び (B)助触媒から形成される触媒の存在下、エチレンと
    芳香族ビニル化合物を共重合させることを特徴とするエ
    チレン系共重合体の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0853508A (ja) * 1994-08-12 1996-02-27 Tosoh Corp オレフィン系共重合体の製造方法
US7022794B2 (en) 2001-05-15 2006-04-04 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Process for producing olefin/aromatic vinyl copolymer
WO2007029986A1 (en) * 2005-09-09 2007-03-15 Sk Energy Co., Ltd. Homogeneous catalyst system for producing ethylene homopolymer or ethylene copolymers with alpha-olefins
US7985817B2 (en) 2005-09-09 2011-07-26 Sk Energy Co., Ltd. Homogeneous catalyst system for producing ethylene homopolymer or ethylene copolymers with alpha-olefins

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