JPH0649099B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0649099B2
JPH0649099B2 JP2717093A JP2717093A JPH0649099B2 JP H0649099 B2 JPH0649099 B2 JP H0649099B2 JP 2717093 A JP2717093 A JP 2717093A JP 2717093 A JP2717093 A JP 2717093A JP H0649099 B2 JPH0649099 B2 JP H0649099B2
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JP2717093A
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Inventor
吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の表示部分を有す
別遊技手段を備えたパチンコ機に関し、特に遊技制御
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機としては、パ
チンコ遊技状態により最大価値(一定玉数の賞品玉)を
付与可能な遊技状態を予め定めておき、遊技者によるパ
チンコ遊技状態が最大価値付与状態になったことを検出
しそれに基づいて可変入賞球装置を入賞し難い状態から
入賞し易い状態へ切換え制御し、該入賞し易い状態を最
大価値を付与する(例えば一定数の入賞玉がある、又は
遊技者にとって利益となる利益玉数と不利益玉数との差
数が打止数以下の比較的大きな一定数になる)まで継続
するようにしたものが公知である(例えば特開昭56−
68475号公報)。
【0003】上記最大価値を付与可能な遊技状態は、3
つの回転ドラムに停止表示された識別情報の組合せによ
り判定され、各回転ドラムには夫々に対応させて停止指
令スイッチを設け、停止指令スイッチを操作すると対応
する一つの回転ドラムが個別に停止する構造となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のパチンコ機では、先ず、一つの停止指令スイッチを操
作して、最初に停止表示された回転度ドラムの識別情報
が、遊技者に最大価値(或は所定価値)が付与される組
合せの一つであれば、最大価値獲得の期待感をもって、
次の停止指令スイッチを操作するが、逆の場合、つまり
最大価値が付与される組合せと全く関連のない識別情報
が停止表示されると、遊技者による残りの停止指令スイ
ッチの操作が無意味となり、かえって煩わしい操作とな
ってしまう。
【0005】このため、遊技者が無意味な残りの停止操
作をしないで、他のパチンコ機に移動してしまったり、
或いは遊技を終了し、そのまま帰ってしまうことがあ
る。そうすると、店員がそのパチンコ機に対して一々停
止操作をしなければならず面倒であり、又、店員が停止
操作する迄の間、他の遊技者が遊技できない状態とな
る。
【0006】又、各回転ドラム毎に停止指令スイッチを
個別に設けておくと、最大価値が付与される組合せを狙
って、各回転ドラムの停止タイミングを加減して各停止
スイッチを個別に操作することが可能となり、所謂「狙
われる」原因となり、停止指令スイッチの操作に熟練し
た極く少数の遊技者にだけ利益が偏って与えられてしま
い、逆に未熟な遊者にとっては不利益となり不公平感
を抱かれ易いという問題がある。
【0007】一方、上記した従来のパチンコ機では、い
ったん、パチンコ遊技状態が最大価値付与状態になる
と、遊技者にとって容易に最大価値がもたらされるの
で、遊技店では最大価値付与状態の発生を比較的抑制す
る傾向にある。しかし、最大価値付与状態の発生を抑制
してしまうと、当該パチンコ機の特徴を活かせなくなっ
てしまうので、多大な利益獲得への魅力に乏しいものと
なるばかりか、上記したように停止指令スイッチの操作
に熟練した極く少数の遊技者にだけ利益が偏って与えら
れてしまい、一般の多くの遊技者にとっては面白みにか
けるパチンコ機となってしまう。
【0008】また、従来のパチンコ機では、一般に3個
の回転ドラムからなる可変表示部材を可変動作させる特
定状態になったことを検出する所謂特定状態検出手段
(例えばセーフ孔)が1個設けられているのみで、遊技
上において、比較的に可変表示部材の変換頻度の少ない
遊技者にとって不利となる構成であると共に、打球が上
記特定状態検出手段へ連続して入賞した場合や可変表示
部材の可変表示中に入賞した場合には、特定状態検出手
段の検出出力を無効にする構成がとられているために、
遊技者にとっては遊技上の不満が残る遊技内容であっ
た。
【0009】そこで、本発明は、従来のパチンコ機の上
記した問題点を解決するものであって、その目的とする
ところは、停止指令信号発生手段の出力に基づいて、可
変表示中である別遊技手段の複数の表示部を順次自動的
に停止表示させるようにしたものである。これに加え
て、特別条件の達成後、変動入賞装置の変換動作中に、
打球により継続条件が達成されたことに基づいて、再
度、変動入賞装置を変換動作して遊技者に利益を段階的
に与えると共に、変動入賞装置の変換動作の最大更新回
数を制限することで、比較的多くの遊技者に公平に利益
を分配できるようにし、遊技の健全化を図ろうとするも
のである。また、盤面上に複数個の所謂特定状態検出手
段を配設せしめると共に、この特定状態検出手段から送
出された特定状態検出信号を電気的に記憶させておくよ
うにして、比較的に多くの可変表示ゲームを行えるよう
な構成を採用し、従来の遊技上における遊技者の不満を
解消しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、遊技者に有利な第1状態と遊技者に不
利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置(例えば特別
変動入賞装置13)を遊技盤(6)に配設したパチンコ
(1)において、 上記遊技盤に複数個設けられ、打球の特定状態を検出す
る特定状態検出手段(例えば検出器10a′〜10
c′)と、該遊技盤に設けられ、複数の表示部(例えば
可変表示器11a〜11c)有する別遊技手段(1
1)と、上記特定状態検出手段からの特定状態検出信号
記憶保持する検出信号記憶手段(例えばレジスタ3
3)と、該検出信号記憶手段からの出力信号に基づい
て、上記別遊技手段の各表示部を同時に可変表示駆動を
開始する駆動開始制御手段(例えばフリップフロップ3
4a〜34c等)と、上記別遊技手段の可変表示を停止
表示する停止指令信号を出力する停止指令信号発生手段
(例えば停止スイッチ12又はタイマ40)と、該停止
指令信号発生手段の出力に基づいて、上記別遊技手段の
複数の表示部のうち、一つの表示部の可変表示駆動を停
止表示した後、所定時間遅延させて他の表示部の可変表
示を停止表示する駆動停止制御手段(例えばタイマ39
a,39b)と、上記別遊技手段の表示部における停止
表示結果に基づいて特別条件の達成を判別する特別条件
判別手段(例えば判別回路41)と、該特別条件判別手
段からの特別条件達成信号に基づき前記変動入賞装置を
所定条件のもとに遊技者に有利な第1状態に変換動作す
る変換駆動制御手段(例えばフリップフロップ46a、
タイマ52a等)と、上記変動入賞装置の変換動作中
に、打球により継続条件が達成されたことを判別した際
に、継続条件達成信号を出力し、この継続条件達成信号
を上記変換駆動制御手段に送出して、変動入賞装置を再
度継続して変換動作をなさしめる継続条件判別手段(例
えば特別スイッチ30、フリップフロップ55等)と、
上記変動入賞装置における遊技者に有利な第1状態に継
続変換する最大更新回数予め設定され、当該変動入賞
装置での上記所定条件が達成される度に、その所定条件
達成信号をカウントし、このカウント数が最大更新回数
に達したならば、上記継続条件判別手段からの継続条件
達成信号の出力に拘らず、以後の変動入賞装置の変換動
作の更新を終了せしめる更新回数規制手段(例えばN進
カウンタ59等)とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】先ず、遊技盤(6)面を流下する打球の特定状
態が特定状態検出手段(10a′〜10c′)により検
出されると、別遊技が開始する。即ち、特定状態検出手
段からの特定状態検出信号が駆動開始制御手段(34a
〜34c等)に送出されると、駆動開始制御手段は別遊
技手段(11)の複数の表示部(11a〜11c)を同
時に可変表示駆動して、別遊技を開始する。
【0012】そして、停止指令信号発生手段(12,4
0)からの停止指令信号に基づいて別遊技は終了する。
即ち、停止指令信号発生手段からの停止指令信号が駆動
停止制御手段(39a,39b等)に送出されると、駆
動停止制御手段は別遊技手段の複数の表示部のうち、一
つの表示部(例えば可変表示部11c)の可変表示駆動
を停止表示した後、所定時間(例えば1秒)遅延させて
他の表示部(例えば可変表示器11a,11b)の可変
表示を停止表示する。
【0013】次に、別遊技の終了表示態様により賞態様
を判定し、特別条件が達成された場合には、変動入賞装
置(13)が遊技者に有利な第1状態に継続変換される
特別遊技に移行する。即ち、上記別遊技手段の表示部に
おける停止表示結果に基づき、特別条件判別手段(4
1)において、特別条件の達成が判別されると、変換駆
動制御手段(46a,52a等)をして変動入賞装置を
所定条件のもとに有利な第1状態に変換動作する。
【0014】そして、変換入賞装置の変換動作中に、継
続条件判別手段(30,55等)により継続条件の達成
を判別すると、継続条件判別手段により継続達成信号を
出力し、この出力信号を変換駆動制御手段に送出して、
変動入賞装置を再度継続して変換動作をなさしめる。
【0015】一方、変動入賞装置における遊技者に有利
な第1状態に継続変換する最大更新回数更新回数規制
手段(59等)に予め設定されており、更新回数規制手
段は、変換入賞装置での前記所定条件が達成される度
に、その所定条件達成信号をカウントし、このカウント
数が先に設定した最大更新回数に達したならば、上記継
続条件判別手段からの継続条件達成信号の出力に拘ら
ず、以後の変動入賞装置の変換動作の更新を終了せし
め、特別遊技を終了させる。
【0016】また、遊技中に、特定状態検出信号が連続
して発生した場合や、別遊技手段による別遊技中に特定
状態検出信号が発生した場合には、検出信号記憶手段が
この検出信号を記憶保持して、次回の別遊技の始動出力
に供される。
【0017】
【実施例】以下に本発明を図面に示した実施例に基づき
説明する。
【0018】図1において、パチンコ機1の表面には打
球の供給皿2を有し、遊技者が該供給皿2に打球を入れ
て操作部3を操作すると、発射装置4が作動するので、
供給皿2に入れた球が順次弾発される。弾発された打球
は、ガイドレール5を伝わって遊技盤6の表面に有る遊
技部7の上方に導かれ、該遊技部7を障害釘に当りなが
ら流下する。そして、流下途中で入賞口8に入るとセー
フとなり、遊技盤6の裏側に設けた賞球排出機構(図示
せず)が作動して一定数の賞球が供給皿2又はパチンコ
機1の表面の下方に設けた受皿2′に排出される。しか
し、遊技部7を流下する打球がどの入賞口8にも入らな
ければ、遊技部7の下端に設けたアウト口9に入って没
収される。
【0019】上記した遊技部7内には、打球によって達
成される特定条件を設定する。この特定条件は、図面の
実施例によれば、遊技部7の上方に設けた左右の特定入
賞口10a,10bのいずれかに打球が入るか、又は遊
技部7の下方に設けた特定入賞枠10cを打球が通過し
たことが検出されることにより達成する。
【0020】この特定条件は簡単に達成しない方が望ま
しいので、障害釘によって特定入賞口10a,10bに
打球が入り難くしたり、特定入賞枠10cに打球が通過
し難いようにするとよい。そして、特定入賞口10a,
10b及び特定入賞枠10cには、特定状態検出手段と
しての各々スイッチ機構が臨み、打球が入ったり通過す
ると、スイッチ機構が瞬間的にオンとなって特定条件の
達成を検出する。
【0021】打球がたまたまいずれかの特定入賞口に入
ったり、特定入賞枠を通過して検出されることにより特
定条件が達成されると、電気的手段によって別遊技が開
始する。この別遊技は、図面の実施例によれば、別遊技
手段としての3個の可変表示器11a〜11cが高速変
化することにより行われる。この各可変表示器11a〜
11cは、「1」から「0」迄の10個の数字を表示し
たドラム又は円盤を高速回転されることにより機械的に
行ってもよいし、或は7個のセグメントを「日」の字状
に配設したセグメント表示器を電気的に制御して「1」
から「0」迄の数字を高速変化させることにより行って
もよい。
【0022】いずれにしても打球により特定条件が達成
されると、可変表示器11a〜11cにより別遊技が開
始し、この別遊技は所定時間(例えば7秒間)だけ継続
する。この所定時間内において遊技者がパチンコ機1の
表面に有る停止スイッチ12を操作すると、各可変表示
器11a〜11cの高速変化が間歇的に止まり、窓孔に
「1」から「0」迄のいずれかの数字が表示される。
【0023】また、別遊技中の所定時間内に遊技者が停
止スイッチ12を操作しなければ、所定時間の終了直後
に電気的手段によって各可変表示器11a〜11cの高
速変化が間歇的に止まり、遊技者が停止スイッチ12を
操作したのと同一状態となる。
【0024】このようにして別遊技が終了した結果、特
別条件が満たされると、特別遊技が開始して遊技者に多
大な利益をもたらせる。この特別条件とは、例えば各可
変表示器11a〜11cの窓孔に全て「7」の数字が揃
って停止した場合であり、それ以外の場合には特別条件
とはならない。この特別条件は、各可変表示器11a〜
11cの停止表示結果を特別条件判別手段が判定するこ
とにより決定する。
【0025】別遊技によってこの特別条件が達成される
と、遊技部7内では特別遊技が開始して、遊技者に多大
の利益をもたらせる。
【0026】この特別遊技は、図面の実施例は遊技部7
に設けた変動入賞装置としての特別変動入賞装置13が
遊技者に有利な第1状態、こゝでは打球を受け入れ易い
状態に変化し、この状態を所定条件が達成する例えば一
定時間(例えば30秒間)継続することにより行われ
る。
【0027】この特別変動入賞装置13は、横長な開口
部14を有し、該開口部14の下方左右のある程度離れ
た位置にガイド片15a〜15cを設けると共に、該開
口部14の上方左右に補助ガイド片16a,16bを設
けてなる。
【0028】上記したガイド片15a,15bは、遊技
盤6の裏面に設けた電磁石17a,17bに連結されて
いる。即ち、各電磁石17a,17bのロッド18a,
18bの先端を作動ロッド19a,19bの基端に枢着
し、該作動ロッド19a,19bの先端に設けた作動枠
20a,20bに基端を枢着した旋回ロッド21a,2
1bのピン22a,22bを嵌め付け、該旋回ロッド2
1a,21bの先端に設けた支持ピン23a,23bを
遊技盤6に通して表面に突出させ、該支持ピン23a,
23bの突出端にガイド片15a,15bを取付けてあ
り、各支持ピン23a,23bは弧状孔24a,24b
に通っている。
【0029】各電磁石17a,17bの消磁状態では、
支持ピン23a,23bが弧状孔24a,24bの一端
に位置して、各ガイド片15a,15bが開口部14の
下方に離れた状態で位置する。従って、遊技部7を流下
する打球は、殆ど開口部14に入ることができず、この
状態が遊技者に不利な第2状態である。
【0030】しかし、各電磁石17a,17bが励磁す
ると、ロッド18a,18bが吸引され、作動ロッド1
9a,19bの回動により旋回ロッド21a,21bが
旋回するので、該旋回ロッド21a,21bの先端に有
る各ガイド片15a,15bが弧状孔24a,24bに
沿って移動し、開口部14の下端に各ガイド片15a,
15bが位置する(図2及び図3鎖線)。この状態が遊
技者に有利な第1状態であって、遊技部7を流下する打
球は、ガイド片15a,15bに沿って開口部14を転
動し、セーフ球となる。従って、特別遊技は各電磁石1
7a,17bが励磁することにより開始し、又、該電磁
石17a,17bが励磁している時間だけ継続し、該電
磁石17a,17bが消磁すると、スプリングの付勢や
自重によって元の状態に戻り、特別変動入賞装置13が
遊技者に不利な第2状態に復帰する。
【0031】また、前記各補助ガイド片16a,16b
は、ガイド片15a,15bと同様に、遊技盤の裏側に
設けた補助電磁石25a,25bに補助作動ロッド26
a,26b及び補助旋回ロッド27a,27bを介して
連結され、補助電磁石25a,25bが消磁している
と、各補助ガイド片16a,16bとも開口部14の上
方に位置しているが、補助電磁石25a,25bが励磁
すると、各開口部14の側縁に位置する。尚、この補助
ガイド片16a,16bの作用に付いては後述する。
【0032】前記した様に別遊技により特別条件が達成
すると、電磁石17a,17bが励磁し、開口部14の
下辺に各ガイド片15a,15bが位置して、特別変動
入賞装置13が遊技者に有利な第1状態に変換動作して
特別遊技が開始し、遊技部7を流下する打球が連続的に
開口部14内に入ってセーフ球となり易い。
【0033】そして、開口部14内には、打球が流入可
能な継続口28を有し、特別遊技中に開口部14内に入
った球が継続口28に入ると、該球は特別流路29を流
下して継続条件判別手段の一構成要素としての特別スイ
ッチ30で検出される。
【0034】特別スイッチ30が流路29の球を検出す
ると、特別遊技が所定条件の達成としての例えば一定時
間だけ終了した後に、第2回目の特別遊技が所定条件が
達成される一定時間だけ継続する。
【0035】即ち、特別遊技中に打球が継続口28に入
って、特別スイッチ30がオンとなることで、継続条件
が達成され、励磁していた電磁石17a,17bが消磁
した直後に再び励磁し、第2回目の特別遊技が一定時間
だけ繰返される。
【0036】そして、第2回目の特別遊技中に継続口2
8に球が入り検出されると、第2回目の特別遊技が終了
した後に第3回目の特別遊技が繰返される。従って、特
別遊技は、所定条件の達成としての例えば一定時間の継
続中に継続条件が達成されると、何回も繰返されること
になる。
【0037】しかし、一定時間内での特別遊技中に開口
部14に入った打球によって継続条件が達成されなけれ
ば、特別遊技は当該特別遊技が終了した時点で終了す
る。
【0038】このように遊技部7内で打球の特定条件を
検出すれば別遊技が発生し、別遊技において特別条件を
達成すれば、遊技者に著しい利益をもたらせる特別遊技
が発生するのであって、特別遊技の一定時間継続中に継
続条件が達成すると、当該特別遊技の終了後に再び特別
遊技が繰返されるのである。従って特別条件が達成され
る限り何回でも特別遊技が繰返すことになる。
【0039】本実施例では打球に関連して達成される終
了条件を予め設定しておき、この終了条件が特別遊技中
に達成された場合には、継続条件が達成された場合に
も、当該特別遊技をその回で終了せしめるようにしてい
る。この終了条件は、図面の実施例によれば、遊技部7
の上方に設けた左右の特定穴31のいずれかに打球が入
り検出されることにより成立する。この特定穴31は、
例えば打球が流下し易い位置に1個以上設けるとよい。
又、特定穴31には、終了条件判別手段の一構成要素と
してのスイッチ機構が臨み、打球が入るとスイッチ機構
が瞬間的にオンとなって終了条件の成立を検出する。
【0040】特別遊技中に打球が特定穴31に入って検
出されることにより終了条件が達成されると、他の打球
が継続口28に入って検出されることにより継続条件が
達成されても、電磁石17a,17bは当該特別遊技の
一定時間経過後は励磁しなくなり、特別遊技がその回で
終了する。
【0041】次に、図5に示した制御回路のブロック図
を用いて説明する。
【0042】遊技部7を流下する打球が、特定入賞口1
0a,10bに入ったり、又は特定入賞枠10cを通過
し、各入賞口10a,10b又は入賞枠10cに臨ませ
た特定状態検出手段としての検出器10a′〜10c′
の何れかで検出されると、当該検出器より特定状態検出
信号が出力され、この出力信号はORゲート32から
出信号記憶手段としてのレジスタ33を通って、駆動開
始制御手段の一構成要素としてのフリップフロップ34
a〜34cに与えられ、当該フリップフロップをセット
する。。
【0043】これにより各フリップフロップ34a〜3
4cのQ出力は低レベルが高レベルとなり、この高レベ
ル信号が個々に接続されているANDゲート35a〜3
5cの一入力に与えられるので、各発振器36a〜36
cからの信号がある度に10進カウンタ37a〜37c
へチェック信号が入力される。このチェック信号が入力
される。このチェック信号を受けると、各10進カウン
タ37a〜37cは、1,2,…9,0の出力を発振器
36a〜36cの周波数に応じた速度で可変発信し、こ
の出力がドライバを介して表示部としての可変表示器1
1a〜11cに与えられる。
【0044】 尚、前記レジスタ33は特定状態検出信号
を逐次記憶し、この記憶の出力に基づいてフリップフロ
ップ34a〜34cをセット可能としている。したがっ
て、特定状態検出手段としての検出器10a′〜10
c′より特定状態検出信号が連続的に発生した場合や別
遊技中に特定状態検出信号が発生した場合には、レジス
タ33が特定状態検出信号を一時的に記憶することによ
って、従来は無効とされていたこれらの検出信号を次回
の別遊技の始動出力として有効に活用することが可能と
なる。しかも、特定状態検出手段を複数(本実施例にお
いては検出器10a′〜10c′の3個)設けることに
より、遊技中においても比較的に特定状態検出信号が発
生し易く、別遊技手段を用いた遊技において特別条件が
達成される確率も高くなる。これにより、別遊技に関連
した遊技者の不利益がカバーでき、遊技上の遊技者の不
満を解消すると共に特別条件の達成期待感を惹起して、
遊技上の興趣を一層高めることが可能となる。
【0045】一方、上記した10進カウンタ37a〜3
7cよりの出力に基づいて、各可変表示器11a〜11
cは、「1」から「0」迄の数字を可視不能な状態で同
時に高速変換する。この状態が別遊技であって、この別
遊技は一定時間(例えば7秒間)継続する。
【0046】この別遊技の一定時間内に遊技者が停止指
令信号発生手段を構成する停止スイッチ12を操作する
と、停止指令信号が出力され、この信号はORゲート3
8を介して駆動開始制御手段の一構成要素としてのフリ
ップフロップ34cのリセット側に入力され、フリップ
フロップ34cはQ出力が低レベルになるので、このQ
出力に入力を接続しているANDゲート35cが閉じ、
従って10進カウンタ37cはANDゲート35cが閉
じる直前にカウントしていた数で停止し、表示部の一つ
としての可変表示器11cはその数を表示した状態にな
る。
【0047】一方、当該フリップフロップ34cの状態
反転によって反転Q出力が高レベルとなるので、この出
力に接続している駆動停止制御手段の一構成要素として
のタイマ39bが稼働し、予め定められている時間、例
えば1秒を経過すると高レベル出力を発する。この出力
は駆動開始制御手段の一構成要素としてのフリップフロ
ップ34bのリセット入力に与えられるので、先のフリ
ップフロップ34cと同様の作用で10進カウンタ37
bが停止し、その数が表示部の一つとしての可変表示器
11bに表示されると共に、当該フリップフロップ34
bの反転Q出力の反転でもう一つの駆動停止制御手段の
一構成要素としてのタイマ39aを稼働する。このタイ
マ39aの出力は残っている駆動開始制御手段の一構成
要素としてのフリップフロップ34aのリセット入力に
接続されているので、このタイマ39aに設定されてい
る所定時間、例えば1秒通過すると、タイマ39aの発
する高レベル出力により当該フリップフロップ34aも
状態が反転する。従って先と同様に10進カウンタ37
aは一定数をカウントし、出力している状態で停止する
ので対応する残った一つの表示部としての可変表示器1
1aもその数を表示して止まる。
【0048】尚、停止スイッチ12の操作により最初に
リセットされるフリップフロップ34cのQ出力には、
停止指令信号発生手段を構成するタイマ40が接続さ
れ、このタイマ40から出力される停止指令信号はOR
ゲート38を介して当該フリップフロップ34cのリセ
ット入力に接続されているので、当該フリップフロップ
34cがセットされると同時にこのタイマ40が稼働す
る。そして、該タイマ40に設定した一定時間経過後
(例えば7秒後)には、フリップフロップ34cが強制
的に状態反転されて、上記した回路動作が生じるように
なっている。これは遊技者が不注意に、又は意図的に停
止スイッチ12を押さないでいても、タイマ40の設定
時間経過後にカウンタを含む回路系を初期状態に戻すた
め、換言すれば別遊技を終了するためであって、仮にタ
イマ40が無ければ、停止スイッチ12を操作しない限
り別遊技が継続することになる。
【0049】上記のようにして各10進カウンタ37a
〜37cが夫々所定のカウント値を出力して止まると、
2進化10進出力、即ち、1−2−4−8の重みを持つ
各4ビット出力は、特別条件判別手段としての通常の一
致回路の組み合せ等によるコンパレータ乃至判別回路4
1に入力される。この判別回路41は、第一、第二、第
三の出力を発信する。特別条件達成信号としての第一出
力42aは、全てのカウンタ出力が定められた10進数
値、例えば「7」となった(表示器が三桁とも「7」に
揃った)場合であって、特別条件の達成を意味し、第二
出力42bはカウンタ37c,37bのみの出力の10
進数値が同じ(即ち可変表示器11c,11bのみが、
「1」と「1」,「4」と「4」等同じ数字)場合、第
三出力42cはその他の場合に発信される。
【0050】特別条件達成信号としての第一出力42a
が発信されると、特別遊技が開始される。即ち、この第
一出力42aはANDゲート43aの一入力に与えら
れ、該ANDゲート43aの他入力は、前記カウンタに
関して最後にリセットされるフリップフロップ34aの
反転Q出力に接続されている。
【0051】従って、ANDゲート43aは開き、OR
ゲート44を介して他のANDゲート45aの他入力
は、このANDゲート45aの出力にセット入力を接続
した変換駆動制御手段の一構成要素としてのフリップフ
ロップ46aの反転Q出力を受けているので、当該AN
Dゲート45aはアンドが採れ、フリップフロップ46
aが反転してQ出力を高レベルとする。勿論、これと同
時にフリップフロップ46aの反転Q出力は低レベルと
なるので、フリップフロップ46aをセットしたAND
ゲート45aは、この時点で閉じられる。
【0052】このようにフリップフロップ46aがセッ
トされると、高レベルのQ出力は三入力ANDゲート4
6aの一入力に与えられる。
【0053】一方、このANDゲート47aの反転入力
となっているもう一つの入力は、このANDゲート47
の出力にクロック入力を接続した4ビット並列出力端子
(便宜的に最下位から0,1,2,3の数を付した)を
持つシフトレジスタ48aの最上位ビット(No.3)
からのフィードバックを受けており、しかもこの入力が
反転入力となっているシフトレジスタ48aが、それ以
前のフリップフロップ46aの非セット状態時の低レベ
ルQ出力で反転リセットされているため、このANDゲ
ート47aは残ったもう一つの入力の如何に支配される
状態になる。そして、ANDゲート47aの最後の入力
には、適当な周波数で高レベルパルス信号を発する発振
器49の出力が接続されているので、ANDゲート47
aの出力はこの周波数に応じて高レベルとなり、その度
にシフトレジスタ48aは1ビットずつ出力を「1」又
は高レベルにしていく。これが最上位ビット(No.
3)迄続けられるが、その過程は、No.1出力がOR
ゲート50aを介してドライバ51bが稼し、電磁石
17aが励磁することになる。
【0054】そして、やゝ遅れてNo.2出力の高レベ
ル遷移により、ORゲート50bを介してドライバ51
cを稼働し、電磁石17bが励磁する。
【0055】更に、No.3出力が高レベルになると、
ANDゲート47aの反転入力が反転するので、当該A
NDゲート47aは閉じ、シフトレジスタ48aは全ビ
ットが「1」となって停止する。
【0056】従って、両電磁石17a,17bは励磁を
続けるので、各ガイド片15a,15bが開口部の下辺
に位置して特別遊技が継続する。
【0057】この特別遊技は、所定条件のもとに行わ
れ、これを1回の基本単位とする。所定条件は、電磁石
17a,17bの励磁時間や励磁回数、或いはこれに加
えて前記したように特定穴31への打球の入賞または特
別変動入賞装置13に流入した打球の入賞個数等を所定
条件として利用してもよい。ここでは、電磁石17a,
17bの励磁時間を一定時間に設定し、シフトレジスタ
48aのNo.3出力の高レベル遷移で稼働する変換駆
動制御手段の一構成要素としてのタイマ52aで制御し
ている。
【0058】即ち、タイマ52aが稼働後(電磁石17
a,17bの励磁後)、設定した一定時間(例えば30
秒)が経過すると、所定条件達成信号である高レベル出
力が発する。この出力はフリップフロップ46aのリセ
ット入力に出力を接続したANDゲート53aの一入力
に与えられ、該ANDゲート53aの他入力が、当該フ
リップフロップ46aのQ出力の帰還によりこの時点で
既に高レベルとなっているので、両入力のアンドが採
れ、ゲート53aの出力によりこのフリップフロップ4
6aがリセットされる。このリセットと同時にリセット
されたANDゲート53aは閉じ、当初の状態に戻る。
【0059】上記したフリップフロップ46aのリセッ
トにより、Q出力を反転してリセット入力としているシ
フトレジスタ48aがリセットされ、全ビットが0又は
低レベルとなる。これによりシフトレジスタ48aも初
期状態に戻るため、両電磁石17a,17bが消磁して
特別遊技が終了することになる。
【0060】尚、特別遊技が継続している一定時間は、
タイマ52aの設定時間(30秒)に各回路の動作時間
(シフト時間等)を加えたものであるが、各回路の動作
時間はタイマの設定時間に比較すると無視できる程度な
ので、両電磁石17a,17bの励磁時間(特別遊技が
継続している一定時間)はタイマ52aにより決まると
認められる。又、電磁石17a,17bを一定時間、継
続的に励磁する代りに、間歇的に励磁してもよい。
【0061】以上によって、検出器10a′〜10c′
のオンから停止スイッチ12の操作又はタイマ40のカ
ウントアップにより10進カウント37a〜37cが停
止し、その出力数が全部「7」で揃って(即ち1−2−
4の重みが「1」、重み8の出力が「0」)両電磁石1
7a,17bが励磁し、30秒を経過して消磁する迄、
即ち一回の特別遊技の一周期動作が具体的に理解され
る。
【0062】しかし、この一周期動作継続中に開口部1
4に入った打球が継続口28に入り、特別流路29を流
下して継続条件判別手段の一構成要素しての特別スイッ
チ30がオンになると、再び30秒だけ両電磁石17
a,17bが励磁するので、特別遊技が繰返されるので
ある。
【0063】即ち、特別スイッチ30の出力を一入力に
しているANDゲート54の他入力には、タイマ52a
によりリセットされる以前のフリップフロップ46aの
Q出力が与えられている。従って、両電磁石17a,1
7bの励磁中に特別スイッチ30がオンとなって、継続
条件達成信号が出力されると、ANDゲート54が開
き、継続条件判別手段の一構成要素としてのフリップフ
ロップ55がセットされることになる。このフリップフ
ロップ55は、次回の電磁石励磁動作の情報が到来する
迄の記憶回路で、次に両電磁石17a,17bを励磁す
るための信号をQ出力の高レベルとしてANDゲート5
6の一入力に送って待機させている。
【0064】そして、第1回目の特別遊技が一定時間
(30秒間)の経過により終了して前記した様にAND
ゲート53aの出力が高レベルになると、ワンショット
マルチバイブレータ回路57が一つのパルスを発し、こ
のパルスがANDゲート56に与えられる。従って、A
NDゲート56では、上記した様に既に待機しているフ
リップフロップ55の高レベルQ出力とのアンドが採
れ、ORゲート44を介してANDゲート45aの一入
力に高レベル信号が送られる。
【0065】このようになれば、先に説明した判別回路
41からの第一出力42aによるのと同じ動作が開始す
るので、両電磁石17a,17bがタイマ52aで設定
された時間だけ励磁して特別遊技が繰返される。
【0066】尚、ORゲート44の出力は、他のORゲ
ート58を介してフリップフロップ55をリセットし、
リセットされたフリップフロップ55は、繰返された特
別遊技中に特別スイッチ30がオンとなったときの信号
を記憶することになる。そして、特別条件が達成されな
ければ、特別スイッチ30からの信号がないので、特別
遊技の終了後に全回路は元の状態に戻り、特別スイッチ
30からの継続条件達成信号が有れば、再度特別遊技が
繰返されることになる。
【0067】つまり、一定時間(30秒間)だけ継続し
ている両電磁石17a,17bの励磁動作が、当該一定
時間を1回の基本単位、即ち1サイクルとなる。尚、斯
くサイクルの途中で継続条件が達成された場合に、当該
サイクルの終了を待たずに、即時に当該サイクルを更新
し、次回のサイクルに移行するようにしてもよい。
【0068】また、特別遊技の繰返し回数を電気的手段
によって予め設定する最大更新回数(例えば10回)に
限定するため、実施例では次の様な回路構成を付加して
いる。
【0069】即ち、更新回数規制手段の一構成要素とし
てのN進カウンタ59を、例えばN=10にセットして
10進カウンタとし、該カウンタ59のキャリー信号
(桁上げ信号)で、ORゲート58を介して継続条件達
成信号記憶回路としてのフリップフロップ55をリセッ
トするようにしている。そして、該N進カウンタ59
は、最初の特別遊技の基本単位を1サイクルと数え、こ
のサイクルを10回数えるようにしている。
【0070】従って、9サイクル目迄はカウンタ59か
らのキャリー信号が出ないので、各サイクル毎に特別ス
イッチ30から出力が有る度に記憶回路であるフリップ
フロップ55はその旨を記憶し、当該サイクルの終了後
に、次回のサイクルに移行する。
【0071】しかし、10サイクル目に達すると、N進
カウンタ59がキャリー信号を発し続けてフリップフロ
ップ55のリセット入力を高レベルに保つため、その間
に特別スイッチ30からの継続条件達成信号が有って
も、該フリップフロップ55のQ出力は低レベルに引き
下げられる。従って、10サイクル目においては、特別
スイッチ30の継続条件達成信号が有っても、即ち継続
条件が達成されても、特別スイッチ30の出力が無いの
と等価となり、11サイクルに移行しないようにしてい
る。
【0072】このような作動を生じさせるため、当該N
進(10進)カウンタ59には次の条件が必要である。
即ち、特別遊技の開始第1回目のカウント以前にリセッ
トされていること、及び各サイクル毎に「1」をカウン
トアップすること等である。このような条件は、所謂当
業者であれば任意のロジックを組むことで簡単に設定で
きるが、図面の実施例では次の様に処理している。
【0073】 先ず、カウンタリセットは、最初の特別遊
技の開始条件である判別回路41の第一出力42aで行
うようにし、また特別遊技の繰返しカウントは、電磁石
17a,17bを励磁させた後に稼働する変換駆動制御
手段の一構成要素としてのタイマ52aのタイムアップ
信号(ANDゲート53aへの信号)をカウンタ入力と
している。
【0074】従って、特別遊技の1サイクル目開始前に
N進カウンタ59は第一出力42aによりリセットさ
れ、特別遊技が10サイクル繰返されてタイマ52aか
らの所定条件達成信号が10回与えられると、キャリー
信号が発してフリップフロップ55をリセットするの
で、継続条件達成信号の有無に拘らず10サイクル目で
終了となり、11サイクル目の特別遊技が行われない。
このようにサイクル継続回数nに応じたn進のカウンタ
を用いることで、サイクルの継続回数をn回に予め設定
することが可能となる。
【0075】又、本実施例においては、特別遊技中に打
球が特定穴31に入って、中止スイッチ60により検出
されることにより終了条件が達成されると、中止スイッ
チ60からANDゲート61に出力を与える。ANDゲ
ート61は、フリップフロップ46aのQ出力を他の一
入力としているので、特別遊技中に中止スイッチ60か
ら出力を受けると、フリップフロップ46aのQ出力と
のアンドが採れ、このアンド出力がフリップフロップ6
2をセットする。フリップフロップ62がセットされる
と、ANDゲート63の一入力が高レベルになり、特別
遊技が継続している一定時間後にタイマ52aから高レ
ベル出力を受けるとアンドが採れ、このアンド出力がO
Rゲート58を介してフリップフロップ55をリセット
する。フリップフロップ55がリセットされると、上記
のように電磁石17a,17bは励磁することなく特別
遊技が当該サイクルで終了する。
【0076】尚、フリップフロップ62は、他のフリッ
プフロップ46aのQ出力と中止スイッチ60とのアン
ド出力によりセットされるので、該Q出力が高レベルと
なる特別遊技中にのみセットされ得る。
【0077】又、終了条件は、打球に関連して達成され
る条件であれば、どの様な条件であってもよく、例えば
特別遊技中において特別変動入賞装置13内に入賞した
入賞打球を累積的にカウントとしたり、或いは斯くサイ
クルの入賞打球数をカウントとし、そのカウント値が予
め設定したある数値に達したならば、終了条件が達成さ
れたとして、特別遊技を当該サイクルで終了させるよう
にしてもよい。
【0078】一方、保守点検又は検査時等に便利なよう
に、この実施例ではパチンコ機1の裏面等にモニタース
イッチ64を設け、これを操作すると各10進カウンタ
37a〜37cが全て10進数「7」に発信するよう
に、このスイッチ出力を各10進カウンタのプリセット
入力に入れている。しかし、各検出器10a′〜10
c′のオンによって各カウンタ37a〜37cを作動さ
せるフリップフロップ34a〜34cは、全てリセット
状態にある時のみこのモニターが可能なように、このモ
ニタースイッチ64からプリセット入力への信号線中に
各対応するフリップフロップ34a〜34cの反転Q出
力とのアンドを採るANDゲート65a〜65cを設け
てある。
【0079】以上の説明迄が、打球により特定状態が検
出されて別遊技が開始し、この別遊技において特別条件
が達成して特別遊技となった場合で、判別回路41から
第一出力42aが発信することにより全て作動する。
【0080】次に、別遊技において特別条件が達成しな
いで第1利益遊技となった場合、即ち各10進カウンタ
37a〜37cのうちカウンタ37c,37bのみの1
0進数値が揃って、特別条件判別手段としての判別回路
41が第二出力42bを発した場合に付いて説明する。
【0081】この場合は遊技者にとって特別遊技よりは
るかに利益程度が少ない状態であって、第二出力42b
と、既に説明したようにリセットされているフリップフ
ロップ34aの反転Q出力とのアンドがANDゲート4
3bにより採られ、このアンド出力が他のANDゲート
45bの一入力に与えられる。このゲート45bの他入
力は、このゲート出力をセット入力としたフリップフロ
ップ46bの反転Q出力を受けているため、結局は当該
ANDゲート45bも開くことになり、フリップフロッ
プ46bがセットされてQ出力が高レベルとなる。同時
に反転Q出力は低レベルとなって、ANDゲート45b
は閉じる。
【0082】一方、フリップフロップ46bのセットに
よるQ出力の高レベル信号は、一反転入力を持つ三入力
ANDゲート47bの一つの非反転入力に送られ、反転
入力はこのゲート47bの出力をクロックとして受ける
4ビット並列出力端子を持つシフトレジスタ48bの最
上位ビット出力を受け、この出力が低レベルとなってい
るため、結局は残ったもう一つの非反転入力に発振器4
9の出力が入る度にANDゲート47bはこれを通し、
従ってシフトレジスタ48bはLSBからMSBに向か
って順次並列ビット出力を「1」乃至高レベルとしてい
く。これにより先ず、ドライバ51aを介して補助電磁
石25aを励磁し、次にORゲート50a,ドライバ5
1bを介して電磁石17aが励磁し、次にORゲート5
0b,ドライバ51cを介して電磁石17bが励磁し、
最後に補助電磁石25bが励磁することになる。
【0083】そして、シフトレジスタ48bがそれに続
いてMSB出力を「1」とすると、この出力でANDゲ
ート47bが閉じて、発振器49の出力がこのレジスタ
48bに与えられなくなるので、各電磁石25a,17
a,17b,25bは継続的に励磁する。
【0084】この状態が第1利益遊技の態様であって、
各電磁石25a,17a,17b,25bが励磁する
と、前記した様にガイド片15a,15bが開口部14
の下辺に位置すると共に、補助ガイド片16a,16b
が開口部14の左右側辺に位置する。従って遊技部7を
流下する打球が開口部14に達すると、いずれかのガイ
ド片15a,15bに案内されて内部に入り、セーフ球
となるので、打球の入賞確率が高くなる。
【0085】上記した第1利益遊技は無限に継続するの
ではなく、タイマ52bの設定時間だけである。このタ
イマ52bはシフトレジスタ48bのMSB出力で稼働
が開始し、設定時間(例えば15秒間)経過してタイム
アップすると、セットされているフリップフロップ46
bのQ出力とのアンドがANDゲート53bで採れ、該
ANDゲート53bの出力でフリップフロップ46bが
初期状態に戻ると同時に、ORゲート66aを介して反
転リセット入力を持つシフトレジスタ48bの当該リセ
ット入力に低レベルとなったQ出力が与えられ、シフト
レジスタ48bがリセットされている全ての電磁石25
a,17a,17b,25bが消磁する。
【0086】従って、第1利益遊技はタイマ52bで設
定された、例えば15秒だけ継続するのであって、先に
説明した特別遊技のような繰返し機能がなく、終了する
と第二出力42bをつ初期状態に戻る。
【0087】尚、第1利益遊技の回路において数字
「b」を付した符号の構成は、先の特別遊技における回
路の構成と同一である。
【0088】一方、遊技部において打球の特定状態が検
出されて別遊技が開始し、この別遊技において何も達成
しなくて、特別条件判別手段としての判別回路41が第
三出力42cを発した場合には第2利益遊技となる。こ
の第2利益遊技は、上記第1利益遊技より更に遊技者に
対する利益状態が少なく、この第2利益遊技の回路構成
はブロック図で明らかなように第1利益遊技の回路構成
と殆ど同一である。
【0089】この第2利益遊技の電気的処理態様を説明
すると、第三出力42cと、フリップフロップ34aの
反転Q出力とのアンドがANDゲート43cにより採ら
れ、このアンド出力が他のANDゲート45cの一入力
に与えられる。このANDゲート45cは他入力がフリ
ップフロップ46cの反転Q出力を受けているので開く
ことになり、該フリップフロップ46cがセットされて
Q出力が高レベルとなる。このQ出力の高レベル信号は
一反転入力を持つ三入力ANDゲート47cの一つの非
反転入力に送られ、反転入力はこのゲート47cの出力
をクロックとして受ける4ビット並列出力端子を持つシ
フトレジスタ48cの最上位ビット出力を受け、この出
力が低レベルとなっているので、他の非反転入力に発振
器49の出力が入る度にANDゲート47cはこれを通
し、従ってシフトレジスタ48cはLSBからMSBに
向かって順次並列ビット出力を「1」乃至高レベルとし
ていく。
【0090】これにより、先ずORゲート50a及びド
ライバ51bを介して電磁石17aが励磁し、次にOR
ゲート50b,ドライバ51cを介して電磁石17bが
励磁することになり、それに続いてMSB出力を「1」
とすると、この出力でANDゲート47cが閉じて、発
振器49の出力がシフトレジスタ48cに与えられなく
なるので、両電磁石17a,17bが継続的に励磁す
る。この状態が第2利益遊技の態様であり、両電磁石1
7a,17bの励磁で開口部14の下辺に両ガイド片1
5a,15bが位置し、打球の一部が両ガイド片15
a,15bにより開口部14に流入して入賞球となる。
【0091】従って、第2利益遊技は電磁石17a,1
7bの励磁によりガイド片15a,15bが開口部14
の下辺に位置して遊技部を流下する打球を受け入れる状
態であって、タイマ52cの設定時間(例えば5秒間)
だけ継続する。該タイマ52cはタイマ52bと同様に
シフトレジスタ48cのMSB出力で稼働し、5秒間経
過してタイムアップするとセットされているフリップフ
ロップ46cのQ出力とのアンドがANDゲート53c
で採れ、該ANDゲート53cの出力でフリップフロッ
プ46cがリセットされて初期状態に戻ると共に、OR
ゲート66cを介してシフトレジスタ48cの当該リセ
ット入力に低レベルとなったQ出力が与えられ、シフト
レジスタ48cがリセットされて両電磁石17a,17
bが消磁する。
【0092】従って、第2利益遊技はタイマ52cが設
定した例えば5秒間だけ継続するのであって、第1利益
遊技と同様に繰返し機能がない。
【0093】尚、第2利益遊技においても数字「c」を
付した符号の構成は、特別遊技における回路の構成と同
一である。
【0094】又、第1利益遊技、第2利益遊技の回路に
おいて、シフトレジスタ48b,48cへのリセット信
号線路中にORゲート66a,66bを有し、該ORゲ
ート66a,66bの他入力が特別遊技用のシフトレジ
スタ48aへのリセット信号線路に接続しているのは、
第1利益遊技又は第2利益遊技による回路系動作中でも
特別遊技のリセットと同時に、一旦、全ての電磁石を消
磁させるようにしたゝめである。
【0095】次に、特別条件の達成により発生する特別
遊技の発生確率を電気的に調整する場合に付いて述べ
る。
【0096】今、三個の10進カウンタ37a〜37c
の出力に何も細工していないとすると、10進数で考え
ると、これ等の出力数値が全て一つの数値、例えば
「7」で揃う確率は1/10×10×10、即ち100
0分の1であって、別遊技において特定条件が達成する
のは僅かに1000回の内1回である。この場合の各1
0進カウンタの重み付きビットの状態を考えると、重み
8の方から“0111”となっていることである。
【0097】しかし、三個のカウンタ37a〜37cの
内、いずれか1つのカウンタ(例えば10進カウンタ3
7a)の例えばLSB、即ち重み1の出力を接続線67
aで示すように、電源電位+Vccにプルアップして
「1」に固定すると、残りの8−4−2ビットが“01
1”となる数値は10進数「7」(0111)の外に
「6」(0110)がある。即ち、実際にはカウンタ3
7aが「6」を出力しても「7」とするのであって、結
局このカウンタ37aは「7」か「6」を出力すると
「7」を出力しているとみなすことができる。このた
め、このカウンタ37aが「7」を出力する確率は、他
のカウンタ37b,37cの10分の1に対し、5分の
1となる。従って、各カウンタ37a〜37cが全て
「7」が揃う確率は1/5×1/10×1/10=1/
500となり、特別遊技の発生確率が高くなる。
【0098】全く同様にして接続線67bで二個の10
進カウンタ37a,37bのLSBを電源電位+Vcc
にプルアップして「1」に固定すれば、各カウンタに
「7」が揃う確率は1/5×1/5×1/10=1/2
50となって250分の1となり、又、各カウンタ37
a〜37cともに接続線67cでLSBをプルアップす
れば1/5×1/5×1/5=1/125となって別遊
技において特定条件が達成するのは125回中1回とな
る。
【0099】勿論、この確率調整はいずれのビット出力
に付いても行うことができるし、又、電源電位にプルア
ップすることに変えていずれかのビットをアース電位に
プルダウンして、即ちバイナリ「0」に固定することに
より行うこともできる。
【0100】上記した特別遊技、第1利益遊技、第2利
益遊技の電気的動作は一実施例であって、考えられる電
子的他の手段によって自由に回路設計することができ
る。
【0101】尚、本発明は特許請求の範囲の記載に則る
限りどの様な状態にでも設計変更することができ、例え
ば前記した様に回路を適宜に変更したり、検出信号記憶
手段の記憶数値に上限を設定したり、N進カウンタの数
値を変えたり、又は電磁石の数を変えたりして特別遊技
のみを行えたり、若しくは特別遊技及び第1利益遊技と
第2利益遊技のいずれか一方、又は両方を選択的に行え
るようにしてもよいし、或いは特別遊技手段は複数の表
示部により記号等を可視表示するドットマトリックス表
示装置を利用できる等、実際に回路構成を変更すること
によりどの様にでも行うことができる。
【0102】又、特定穴31は上記実施例に限定されな
い。例えば図6で示す特定穴31の他の実施例は、ソレ
ノイド68の作用により可動片69が図中、右側に示す
如く打球を受け入れ易い状態に変化する所謂チューリッ
プ式である。特定条件が達成されて特別遊技が開始する
と、図5で示すように第1出力42bによりソレノイド
68が励磁し、可動片69,69が球を受け入れ易い状
態に変換する。
【0103】遊技者は打球が特定穴31に入らない様に
注意しながら打球を発射するが、不運にして可動片69
上に載り特定穴31に入ると、中止スイッチ60が該打
球を検出して特別遊技を当該サイクルで終了させる。
尚、ソレノイド68が消磁して可動片69が閉じた状態
においては、可動片69の上方に位置する障害片70が
打球を阻止して終了条件が成立しないようにする。
【0104】また、図7で示す特定穴31の他の実施例
は、前記開口部14内に継続口28と特定穴31とを設
けたものであり、継続口28を幅広に、特定穴31を幅
狭に構成する。特別遊技中に打球が開口部14内に入
り、この打球が継続口28に入った場合には、特別スイ
ッチ30がオンになり特別遊技を繰返すことができる
が、特定穴31に入った場合には、中止スイッチ60が
オンになり、特別遊技が当該サイクルで終了する。この
ため遊技者は、期待と不安が入り混りハラハラドキドキ
しながら、特別遊技を行うことになり、パチンコ遊技の
興趣が著しく高まる。
【0105】尚、図面に示した実施例では、各種手段と
して具体的な回路を図示したが、マイクロコンピュータ
等を利用して電子的に且つ総合的に制御するようにして
もよい。
【0106】
【発明の効果】上記説明したように本発明によれば、別
遊技手段の複数の表示部を順次自動的に停止表示するよ
うにしているので、従来の各表示部に対応して個別に停
止指令スイッチを設けたパチンコ機と比較して、遊技者
が意図的に特別条件の達成を狙うことが非常に困難であ
って、遊技に熟練した極く少数の遊技者にだけ利益が独
占される心配がなく、公平で且つ健全なパチンコ機を提
供することができる。又、表示部を順次自動的に停止表
示するようにしているので、組合せ表示結果態様が即座
に判明せず、その時間内に遊技者の特別条件達成への期
待感や興奮を高揚することができるばかりでなく、特別
条件の達成感をより充実したものとする事ができる。
【0107】更に、変動入賞装置の変換動作の最大更新
回数を予め設定した数に制限しているので、その日の特
別条件の達成の発生回数に変動が生じても遊技店の不利
益が比較的少なく、遊技者と遊技店との利益バランスの
調和が比較的容易に図れ、多くの遊技者に利益を公平に
分配することができるばかりでなく、遊技者は最大更新
回数を目標にして特別遊技を継続させる楽しみができ、
しかも、利益も段階的に拡大されて与えられるので、最
大更新回数を達成した際の満足感や納得感を味わうこと
ができ、一層興趣に富んだパチンコ機を提供することが
できる。
【0108】しかも、特定状態検出手段を複数設けるこ
とにより、遊技中においても比較的に特定状態検出信号
が発生し易く、しかも、この特定状態検出信号が連続的
に発生した場合や別遊技中に特定状態検出信号が発生し
た場合には、検出信号記憶手段によって従来は無効とさ
れていたこれらの検出信号を記憶保持し、次回の別遊技
の始動出力として有効に活用できるものとしたので、遊
技者の不利益がカバーでき、遊技上の遊技者の不満を解
消すると共に特別条件の達成期待感を格別に惹起して、
遊技上の興趣を一層高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の概略正面図である。
【図2】特別変動入賞装置の正面図である。
【図3】特別変動入賞装置の裏面図である。
【図4】特別変動入賞装置の縦断面図である。
【図5】制御回路のブロック図である。
【図6】チューリップ式特定穴の正面図である。
【図7】特定穴を有する開口部の概略正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 6 遊技盤 10a′〜10c′ 特定状態検出手段としての検出器 11a〜11c 別遊技手段としての可変表示器 13 変動入賞装置としての特別変動入賞装置 30 継続条件判別手段の一構成要素としての特別スイ
ッチ33 検出信号記憶手段としてのレジスタ 34a〜34c 駆動開始制御手段の一構成要素として
のフリップフロップ 39a,39b 駆動停止制御手段の一構成要素として
のタイマ 40 停止指令信号発生手段の一つを構成するタイマ 46a 駆動制御手段の一構成要素としてのフリップフ
ロップ 52a 駆動制御手段の一構成要素としてのタイマ 55 継続条件判別手段の一構成要素としてのフリップ
フロップ 59 カウント手段としてのN進カウンタ 60 終了条件判別手段の一構成要素としての中止スイ
ッチ 62 終了条件判別手段の一構成要素としてのフリップ
フロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利
    な第2状態とに変換可能な変動入賞装置を遊技盤に配設
    したパチンコ機において、 上記遊技盤に複数個設けられ、打球の特定状態を検出す
    る特定状態検出手段と、該遊技盤に設けられ、複数の表
    示部を有する別遊技手段と、上記特定状態検出手段から
    特定状態検出信号を記憶保持する検出信号記憶手段
    と、該検出信号記憶手段からの出力信号に基づいて、上
    記別遊技手段の各表示部を同時に可変表示駆動を開始す
    る駆動開始制御手段と、上記別遊技手段の可変表示を停
    止表示する停止指令信号を出力する停止指令信号発生手
    段と、該停止指令信号発生手段の出力に基づいて、上記
    別遊技手段の複数の表示部のうち、一つの表示部の可変
    表示駆動を停止表示した後、所定時間遅延させて他の表
    示部の可変表示を停止表示する駆動停止制御手段と、上
    記別遊技手段の表示部における停止表示結果に基づいて
    特別条件の達成を判別する特別条件判別手段と、該特別
    条件判別手段からの特別条件達成信号に基づき前記変動
    入賞装置を所定条件のもとに遊技者に有利な第1状態に
    変換動作する変換駆動制御手段と、上記変動入賞装置の
    変換動作中に、打球により継続条件が達成されたことを
    判別した際に、継続条件達成信号を出力し、この継続条
    件達成信号を上記変換駆動制御手段に送出して、変動入
    賞装置を再度継続して変換動作をなさしめる継続条件判
    別手段と、上記変動入賞装置における遊技者に有利な第
    1状態に継続変換する最大更新回数予め設定され、当
    該変動入賞装置での上記所定条件が達成される度に、そ
    の所定条件達成信号をカウントし、このカウント数が最
    大更新回数に達したならば、上記継続条件判別手段から
    の継続条件達成信号の出力に拘らず、以後の変動入賞装
    置の変換動作の更新を終了せしめる更新回数規制手段と
    を備えたことを特徴とするパチンコ機。
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