JPH0649017B2 - 折畳式ハンガ - Google Patents

折畳式ハンガ

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JPH0649017B2
JPH0649017B2 JP28300290A JP28300290A JPH0649017B2 JP H0649017 B2 JPH0649017 B2 JP H0649017B2 JP 28300290 A JP28300290 A JP 28300290A JP 28300290 A JP28300290 A JP 28300290A JP H0649017 B2 JPH0649017 B2 JP H0649017B2
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arm
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JP28300290A
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繁孝 三谷
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繁孝 三谷
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、衣類の吊下げに使用されるハンガに関し、更
に詳しくは、アーム折畳式のハンガに関する。
<従来の技術> ハンガは、周知のとおり、中央部にフックが設けられ、
その中央部から一対のアームが、下方へ若干傾斜した状
態で両側に延出した構造になっている。ここにおける一
対のアームは、通常は一体形式で、下方へ折畳むことは
できない。
<発明が解決しようとする課題> アームを下方へ折畳むことのできない通常のハンガは、
収納時や運搬時には嵩張り、使用時にあっては、丸首シ
ャツのような襟ぐりが小さく前が開かない衣服は、掛け
難い不都合があった。また、たとえアームを下方へ折畳
むことができたとしても、構造が複雑であったり、使い
難いものは、商品価値が低く、一般消費者に受け入れら
れない。
本発明は、一対のアームを下方へ折畳むことができて、
なおかつ操作容易で、構造も比較的簡素な折畳式ハンガ
を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明にかかる折畳式ハンガは、上端部にフックが設け
られたフレームと、該フレームから両側へ対称的に延出
し、その各基端部を支点として下方へ傾動するように、
各基端部が前記フレームに軸支された一対のアームとを
具備するアーム折畳式のハンガであって、前記一対のア
ームが連動して傾動するように、各アームの基端部軸支
点回りに相互に噛み合うギア部をそれぞれ設けると共
に、各アームの基端部軸支点回りには、更に、一対のア
ームが両側に開いた状態のときに、下方へ開放される凹
部を形成する一対の逆L状の切欠部をそれぞれ設け、各
切欠部によって形成される凹部に下方から嵌入する凸部
を下端部に有し、上端部が前記フレームの上方へ突出す
る操作レバーを、前記フレーム内の中央部に上下方向へ
移動自在に配設し、該操作レバーには上方への付勢力
が、また前記一対のアームには下方への傾動力がそれぞ
れ付与されるように、前記一対のアームの基端部間に、
操作レバーの下端部を経由して下方へ凸の状態にコイル
スプリングを張設したことを特徴としている。
前記一対のアームの先端部間には、両アームの下方への
傾動に伴って中央部が上方へ折曲する折畳式の補助アー
ムを設けることができる。
<作用> 操作レバーはコイルスプリングによって上方へ付勢され
ている。そのため、一対のアームが両側に開いた状態で
は、操作レバーの下端部に設けた凸部が、一対のアーム
の各基端部に設けた逆L状の切欠部にて形成される凹部
に嵌入する。これにより、各アームは下方への傾動が阻
止され、拡開状態にロックされる。この状態で、操作レ
バーを下方へ押込むと、操作レバーの凸部が各アーム基
端部の凹部から離脱する。各アームは、コイルスプリン
グによって下方へ付勢されているので、操作レバーの押
込みにより瞬間的に内側へ折畳まれる。内側へ折畳まれ
た一対のアームの何れか一方を外方へ強制的に開くと、
その動作がギア部を介して他方のアームへ伝わる。その
ため、各アームは同期して外方に開き、凹部が形成され
たときに、その凹部に操作レバーの凸部が嵌入して拡開
状態にロックされる。
<実施例> 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第1
図〜第10図は本発明にかかる折畳式ハンガの一例を示
し、第1図は全体構造をアームが開いた状態について示
す斜視図、第2図はアームが畳まれた状態の斜視図、第
3図はフレーム本体の正面図、第4図は第3図のI−I
線断面矢視図、第5図はアームを拡開状態について示す
正面図、第6図はアームの側面図、第7図はアームを折
畳状態について示す正面図、第8図は操作レバーの正面
図、第9図はその背面図、第10図は第9図のII−II線断
面矢視図である。
ここに示された折畳式ハンガは、第1図および第2図に
示すように、プラスチックケースからなるフレーム10
と、フレーム10内に基端部が支持された一対のアーム2
0、20と、フレーム10内の中央部に収容された操作レバー
30と、フレーム10内の下部に収容されたコイルスプリン
グ40とを備えている。アーム20、20および操作レバー30
は、フレーム10と同様のプラスチックからなる。
フレーム10は、正面および両側面が開放された箱形のフ
レーム本体11と、フレーム本体11の正面にネジ50、50に
よって固定された透明カバー17とを有する。
フレーム本体11は、第3図および第4図に示すように、
上縁に沿って突設された外壁部16を有し、外壁部16の上
面中央部からは、フック12が上方に突出している。フッ
ク12の下端部には、操作レバー30の上端部が嵌入する切
欠部13が形成されている。フレーム本体11内には、アー
ム20、20の各基端部を支持する円筒状の軸支部14、14が左
右対称に突設されている。フレーム本体11内の下端部中
央には、操作レバー30を上下方向に案内するガイド部15
が突設されている。
アーム20、20は、後述するギア部を除いて左右対称な形
状になっている。各アーム20は、基端部がフレーム本体
11内に収容され、基端部より先の部分はフレーム本体11
の外方に延出している。そして、各アーム20は、第5図
〜第7図に示すように、基端部の中心に透孔21を有し、
該透孔21に挿入されたフレーム本体11の軸支部14を支点
として、下方へ傾動することにより、側方に開いた状態
から内側へ閉じた平行な状態に折畳まれる。
各アーム20の基端部は、透孔21の軸心方向に三段構造に
なっている。背面側外周部には、アーム20、20が連動し
て開閉されるように、相互に噛み合うギア部22がほぼ1
/3周にわたって設けられている。中間段の外周部には
逆L状の切欠部24が設けられている。アーム20、20の切
欠部24、24は、アーム20、20が拡開したときに、下方に開
口する凹部23を形成するようになっている。切欠部24の
下方には、透孔21と同心の円弧部28が連設されている。
中間段の正面中心部には、フレーム本体11の軸支部14に
外嵌される円筒状の支持部25が突設されている。中間段
の正面外周部には、コイルスプリング40を固定するため
のネジ孔26が開設されており、その更に外周側には、ア
ーム20の中間部および先端部と同一レベルの円弧状の外
壁部27が突設されている。
各アーム20の中間部および先端部は、軽量化等のために
枠状に構成されている。
なお、フレーム本体11の外壁部16は、アーム20、20が拡
開したときのストッパを兼ねており、フレーム本体11に
ネジ止めされた透明カバー17は、アーム20、20の抜け止
め部材となっている。
操作レバー30は、フレーム10の中央部に鉛直状に収容さ
れ、長手方向に移動自在とされている。該操作レバー30
は、第8図〜第10図に示すように、上端部にT状の操作
部31を有する。操作部31は、フレーム本体11の外壁部16
中央に設けた切欠部18(第3図および第4図参照)を通
して、フック12の切欠部13内に延出している。操作レバ
ー30の正面下端部には、下方へ凸の状態に湾曲したスプ
リング係止部32が突設されている。操作レバー30の背面
下端部には凸部33が設けられている。凸部33は、アーム
20、20の基端部に設けられた切欠部24、24にて形成される
凹部23に下方から嵌入する。凸部33の下端部には、フレ
ーム本体11のガイド部15を挟むように、一対の突起34、3
4が背面側へ突設されている。
コイルスプリング40は、第1図および第2図に示すよう
に、アーム20、20各基端部のネジ孔26、26にねじ込まれた
ネジ60、60の間に、操作レバー30のスプリング係止部32
下側を経由して、下方へ凸に湾曲した状態で張設されて
いる。従って、コイルスプリング40により、操作レバー
30には上方への付勢力が付与される。また、コイルスプ
リング40を固定するネジ60、60は、アーム20、20各基端部
の透孔21、21よりも外周側に位置しているので、コイル
スプリング40は、アーム20、20に下方への傾動力を付与
する。
上記折畳式ハンガにおいて、アーム20、20が両側に拡開
した状態では、アーム20、20の基端部に設けられた切欠
部24、24にて凹部23が形成される。操作レバー30は、コ
イルスプリング40にて上方へ付勢されているので、その
凸部33が切欠部24、24間の凹部23に下方から嵌入する。
その結果、アーム20、20は、コイルスプリング40にて折
畳方向へ付勢されているにもかかわらず、拡開状態にロ
ックされる。
アーム20、20が拡開状態にロックされた状態で、操作レ
バー30の操作部31を下方に押込むと、操作レバー30が下
方へ移動する。操作レバー30の凸部33が切欠部24、24間
の凹部23から下方へ抜け出ると、凸部33によるアーム2
0、20の規制が解除されるので、アーム20、20は下方へ傾
動して内側へ折畳まれる。このとき、アーム20、20の各
基端部に設けたギア部22、22が同期して回転するので、
アーム20、20は平行状態に対称的に折畳まれる。アーム2
0、20が一旦折畳まれると、アーム20、20を強制的に開放
しない限り、凹部23に凸部33が進入することはない。
折畳まれたアーム20、20の一方を外方へ強制的に開く
と、アーム20、20の各基端部に設けたギア部22、22が同期
して回転するので、アーム20、20が対称的に開く。アー
ム20、20の基端部間に凹部23が形成されるまで、アーム2
0、20が開放されると、操作レバー30が上方へ移動してそ
の凸部33が凹部23に嵌入され、アーム20、20が拡開状態
にロックされる。
このように、上記折畳式ハンガは、アーム20、20を内側
へ折畳んで平行状態にすることができるので、収納時や
運搬時には嵩張らず、使用時にあっては、丸首シャツの
ような襟ぐりが小さく前が開かない衣服も、襟からアー
ム20、20を差し込むことができるので、簡単に吊下げで
きる。しかも、折畳操作は、操作レバー30の押込みによ
りワンタッチで行うことができる。また、アーム20、20
を開くときは、一方のアーム20を引き出すだけで、アー
ム20、20が同時に開き、且つ、拡開状態に自動ロックさ
れる。
第11図は本発明にかかる折畳式ハンガの別の例を示す正
面図である。
ここに示された折畳式ハンガは、アーム20、20の先端部
間に架設された補助アーム70を備えている。補助アーム
70は、両端部がアーム20、20の先端部に軸支され、アー
ム20、20の折畳時に中央部が上方へ折曲されてアーム20、
20間に畳込まれるようになっている。該折畳式ハンガで
は、アーム20、20を開いたときに、補助アーム70にズボ
ン等を掛けることができる。アーム20、20を閉じたとき
には、アーム20、20間に補助アーム70が畳込まれるの
で、丸首シャツの襟内にアーム20、20を通す際にも、襟
に補助アーム70が引っ掛かるようなことはない。
<発明の効果> 以上、本発明にかかる折畳式ハンガによる場合には、両
側に広がる一対のアームを平行状態に折畳むことができ
るので、収納時や運搬時にはハンガが嵩張らず、使用時
にあっては、丸首シャツのような襟ぐりが小さく前が開
かない衣服も簡単に吊下げることができる。しかも、折
畳操作は、操作レバーの押込みによりワンタッチで行う
ことができ、アームを開くときには、一方のアームを引
き出すだけで、両方のアームが同時に開き、且つ、拡開
状態に自動ロックされる。従って、使用性がすこぶる良
い。更に、アームの自動折畳機構や自動ロック機構に組
み込まれているにもかかわらず、そのコイルスプリング
が操作レバーの付勢用とアームの付勢用を兼ねているの
で、構造が比較的簡素である。従って、コンパクトで使
い勝手の良い折畳式ハンガが安価に提供される。
一対のアームの先端部間に、両アームの下方への傾動に
伴って中央部が上方へ折曲する折畳式の補助アームを設
けた場合には、アームを開いたときに、補助アームにズ
ボン等を掛けることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第10図は本発明にかかる折畳式ハンガの一例を
示し、第1図は全体構造をアームが開いた状態について
示す斜視図、第2図はアームが畳まれた状態の斜視図、
第3図はフレーム本体の正面図、第4図は第3図のI−
I線断面矢視図、第5図はアームを拡開状態について示
す正面図、第6図はアームの側面図、第7図はアームを
折畳状態について示す正面図、第8図は操作レバーの正
面図、第9図はその背面図、第10図は第9図のII−II線
断面矢視図、第11図は本発明にかかる折畳式ハンガの別
の例を示す正面図である。 10……フレーム 20……アーム 22……ギア部 23……凹部 24……切欠部 30……操作レバー 33……凸部 40……コイルスプリング 70……補助アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端部にフックが設けられたフレームと、
    該フレームから両側へ対称的に延出し、その各基端部を
    支点として下方へ傾動するように、各基端部が前記フレ
    ームに軸支された一対のアームとを具備するアーム折畳
    式のハンガであって、前記一対のアームが連動して傾動
    するように、各アームの基端部軸支点回りに相互に噛み
    合うギア部をそれぞれ設けると共に、各アームの基端部
    軸支点回りには、更に、一対のアームが両側に開いた状
    態のときに、下方へ開放される凹部を形成する一対の逆
    L状の切欠部をそれぞれ設け、各切欠部によって形成さ
    れる凹部に下方から嵌入する凸部を下端部に有し、上端
    部が前記フレームの上方へ突出する操作レバーを、前記
    フレーム内の中央部に上下方向へ移動自在に配設し、該
    操作レバーには上方への付勢力が、また、前記一対のア
    ームには下方への傾動力がそれぞれ付与されるように、
    前記一対のアームの基端部間に、操作レバーの下端部を
    経由して下方へ凸の状態にコイルスプリングを張設した
    ことを特徴とする折畳式ハンガ。
  2. 【請求項2】前記一対のアームの先端部間に、両アーム
    の下方への傾動に伴って中央部が上方へ折曲する折畳式
    の補助アームを設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の折畳式ハンガ。
JP28300290A 1990-10-19 1990-10-19 折畳式ハンガ Expired - Lifetime JPH0649017B2 (ja)

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JPH04156804A JPH04156804A (ja) 1992-05-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2768041B1 (fr) * 1997-09-11 1999-11-26 Artcrei Cintre de transport de vetements a bras rabattables
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KR101920932B1 (ko) * 2017-03-14 2018-11-21 이승환 접이식 옷걸이

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