JPH0648704Y2 - メンブレンスイッチの構造 - Google Patents

メンブレンスイッチの構造

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JPH0648704Y2
JPH0648704Y2 JP11913589U JP11913589U JPH0648704Y2 JP H0648704 Y2 JPH0648704 Y2 JP H0648704Y2 JP 11913589 U JP11913589 U JP 11913589U JP 11913589 U JP11913589 U JP 11913589U JP H0648704 Y2 JPH0648704 Y2 JP H0648704Y2
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JP
Japan
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membrane switch
dome
plate
contact
shaped elastic
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JP11913589U
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JPH0358825U (ja
Inventor
完 藤田
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日本開閉器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、メンブレンスイッチに係り、特にその操作ス
トロークが大きく、軽快な操作感を得ることができるメ
ンブレンスイッチに関する。
(従来の技術) 従来、この種のスイッチとしては、第7図に示すよう
に、下部接点シート1と上部接点シート5間にスペーサ
3が配置され、スペーサ3の開口に一つのドーム状の弾
性板4を介在させ、その弾性板4の板厚、大きさ、形状
等により目的にあったメンブレンスイッチを作成するよ
うにしていた。
なお、ドーム状の弾性板4は、通常は上部接点シート5
の下面に設けられる電極6に接触しており、上部接点シ
ート5が押圧されると下部接点シート1の上面に設けら
れる電極2に接触するようになっていた(例えば、特開
昭59-209222号参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記した従来のメンブレンスイッチは、
ストロークを大きくするために弾性板を大きくすると、
これに伴ってスイッチの操作部(キー部)も大きくなっ
てしまい、必然的にスイッチ全体が大きくなってしまう
という欠点があった。また、弾性板を深絞りして、その
膨らみを大きくすると、へたりによる復帰不良が起こっ
たり、開閉寿命が短くなる等の欠点もあった。
本考案は、上記問題点を除去し、ストロークが大きく、
かつ寿命も長く、しかも軽快な操作感を得ることができ
るメンブレンスイッチの構造を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、上下接点シート
間に開口孔を有するスペーサを介在させて積層してなる
メンブレンスイッチにおいて、前記開口孔に上下接点シ
ートに膨らみ部の頂点が当接するように、2つのドーム
状の弾性板を介在させ、該弾性板間には絶縁材で形成
し、その中央に接点を設けた連絡板を配設するようにし
たものである。
(作用) 本考案によれば、上部接点シートの操作部を押圧するこ
とにより、シート間に介在させた2つのドーム状の弾性
板の中央部をへこませ、該弾性板間に配設した連絡板を
上下の接点に接触させることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示すメンブレンスイッチ
の要部断面図、第2図はそのメンブレンスイッチの平面
図、第3図はそのメンブレンスイッチの分解斜視図であ
る。
図中、10は下部接点シート、11は下部接点シート10の上
面に回路パターンを形成した電極、12はスペーサ、13は
スペーサ12に形成される開口孔、14は上部接点シート、
15は上部接点シート14の下面に回路パターンを形成した
電極、16は第1のドーム状弾性板18と第2のドーム状弾
性板20間に設けられる絶縁材からなる連絡板、17は連絡
板16の中央に設けられる接点、19は第1のドーム状弾板
18の膨らみ部に設けられる接点、21は第2のドーム状弾
性板20の膨らみ部に設けられる接点である。
このように、下部接点シート10の上面には、回路パター
ンを形成した電極11が設けられる。その上方に開口孔13
を形成したスペーサ12があり、更にその上方には、回路
パターンを形成した電極15を有する上部接点シート14が
積層される。
スペーサ12の開口孔13には、絶縁性の材料で形成された
連絡板16が配設され、その連絡板16の上下中央には接点
17が設けられる。そして、連絡板16の上下にドーム状に
形成された弾性板20,18は、その膨らみ部が前記上下接
点シート14,10の電極15,11に当接するように配設され
る。ここで、上部接点シート14を押圧すると弾性板18,2
0の中央部がへこみ、連絡板16が上下に移動して電極15,
11に接することにより、接点の開閉を行うことができ
る。
また、上下接点シート14,10における電極15,11に接続さ
れる回路パターンは図示されていないが、これらは上下
接点シート14,10の端部まで導出され、コネクタ部へ接
続される。
第4図は本考案の第2実施例を示すメンブレンスイッチ
の要部断面図である。
この実施例においては、スペーサ12の開口孔13に、絶縁
性の材料で形成された連絡板30が配設され、その連絡板
30の上下中央に接点31が設けられている。そして、連絡
板30の上下には互いに大きさ(絞りの深さ)の異なるド
ーム状弾性板34,32を配設する。つまり、上方には大き
い(絞りの深さの大きい)ドーム状弾性板34を、下方に
は小さい(絞りの深さの小さい)ドーム状弾性板32をそ
れぞれ配置する。
第5図は本考案の第3実施例を示すメンブレンスイッチ
の要部断面図である。
この実施例においては、中央に接点41を有する連絡板40
の上方には小さいドーム状弾性板44を、下方には大きい
ドーム状弾性板42をそれぞれ配置する。つまり、ドーム
状弾性板の大小の配置が、第4図の実施例とは逆になっ
ている。
このように構成すると、接触迄の遊びを大小自由に設定
することができる。
次に、第6図は本考案の第4実施例を示すメンブレンス
イッチの要部断面図である。
この実施例においては、スペーサ12の開口孔13に、絶縁
性の材料で形成された連絡板50が配設され、その連絡板
50の上下中央に接点51が設けられている。そして、連絡
板50の上下には、互いに直径寸法の異なるドーム状弾性
板54,52を配設する。つまり、上方には直径寸法の大き
いドーム状弾性板54を、下方には直径寸法の小さいドー
ム状弾性板52をそれぞれ配置する。
なお、第4図〜第6図の構成部分において、上述した以
外は第1図と同様であるので、同じ番号を付した説明を
省略する。
また、上記の弾性板の組み合わせの他、弾性板の板厚の
相違による組み合わせ等、目的に応じたメンブレンスイ
ッチを容易に作製することができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
(1)連絡板の上下にドーム状弾性板の凹部側を対向さ
せて配設したので、2倍のストロークが得られ、極めて
操作感の良いメンブレンスイッチを得ることができる。
(2)十分なストロークを得るために、ドーム状弾性板
を大きくする必要はない。従って、操作部としてのキー
が大きくならず、小形のメンブレンスイッチを得ること
ができる。
(3)連絡板を上下可動自在としたので、操作を妨げる
ことなく、しかも軽快な操作感を得ることができる。
(4)上下のドーム状弾性板の大きさ、板厚等を変え
て、これらを組み合わせることにより、操作力や操作感
を変え、更に、ON/OFF時に操作部に余裕ある動きを得る
ための遊びの設定等、用途に応じたメンブレンスイッチ
を選択することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の第1実施例を示すメンブレンスイッチ
の要部断面図、第2図はそのメンブレンスイッチの平面
図、第3図はそのメンブレンスイッチの分解斜視図、第
4図は本考案の第2実施例を示すメンブレンスイッチの
要部断面図、第5図は本考案の第3実施例を示すメンブ
レンスイッチの要部断面図、第6図は本考案の第4実施
例を示すメンブレンスイッチの要部断面図、第7図は従
来のメンブレンスイッチの断面図である。 10……下部接点シート、11,15……電極、12……スペー
サ、13……開口孔、14……上部接点シート、16,30,40,5
0……連絡板、17,19,21,31,41,51……接点、18,20,32,3
4,42,44,52,54……ドーム状弾性板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下接点シート間に開口孔を有するスペー
    サを介在させて積層してなるメンブレンスイッチにおい
    て、前記開口孔に上下接点シートに膨らみ部の頂点が当
    接するように、2つのドーム状の弾性板を介在させ、該
    弾性板間には絶縁材で形成し、その中央に接点を設けた
    連絡板を配設したことを特徴とするメンブレンスイッチ
    の構造。
  2. 【請求項2】前記弾性板として上下異なる大きさのもの
    を介在させた請求項1記載のメンブレンスイッチの構
    造。
JP11913589U 1989-10-13 1989-10-13 メンブレンスイッチの構造 Expired - Lifetime JPH0648704Y2 (ja)

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JP11913589U JPH0648704Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 メンブレンスイッチの構造

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JP11913589U JPH0648704Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 メンブレンスイッチの構造

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Publication Number Publication Date
JPH0358825U JPH0358825U (ja) 1991-06-10
JPH0648704Y2 true JPH0648704Y2 (ja) 1994-12-12

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11913589U Expired - Lifetime JPH0648704Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 メンブレンスイッチの構造

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