JPH0648638A - 紙葉状媒体集積装置 - Google Patents
紙葉状媒体集積装置Info
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- JPH0648638A JPH0648638A JP19943692A JP19943692A JPH0648638A JP H0648638 A JPH0648638 A JP H0648638A JP 19943692 A JP19943692 A JP 19943692A JP 19943692 A JP19943692 A JP 19943692A JP H0648638 A JPH0648638 A JP H0648638A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 集積媒体のカールによる誤フル検知や、取り
込み時の媒体ジャムの発生を除去して、安定した集積動
作を行う紙葉状媒体集積装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 サイドガイド部材２０を上下動可能に支持
し、待機時には、前記サイドガイド部材２０，センタガ
イド部材２１共に媒体１４を押し付け状態にあり、取り
込み時には媒体搬送手段１０より搬送される媒体１４に
対し、センタガイド部材２１は該媒体１４上部に移動待
機し、前記センタガイド部材２１，サイドガイド部材２
０の間に搬送されてきた媒体１４を互いに交差すること
によって該媒体１４をサイドガイド部材２０下部に集積
する。
込み時の媒体ジャムの発生を除去して、安定した集積動
作を行う紙葉状媒体集積装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 サイドガイド部材２０を上下動可能に支持
し、待機時には、前記サイドガイド部材２０，センタガ
イド部材２１共に媒体１４を押し付け状態にあり、取り
込み時には媒体搬送手段１０より搬送される媒体１４に
対し、センタガイド部材２１は該媒体１４上部に移動待
機し、前記センタガイド部材２１，サイドガイド部材２
０の間に搬送されてきた媒体１４を互いに交差すること
によって該媒体１４をサイドガイド部材２０下部に集積
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動取引装置等に使用
する伝票等の紙葉状媒体を自動集積する紙葉状媒体集積
装置に関する。
する伝票等の紙葉状媒体を自動集積する紙葉状媒体集積
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図８（Ａ），（Ｂ）はこの種の紙葉状媒
体集積装置の従来例の構成および動作ステップＳＡ１を
示す概略説明図であり、（Ｂ）は側面図、（Ａ）は
（Ｂ）のＰＰ線矢視断面図であり、媒体を装置内に取り
込む取り込み時を示している。図において、１は取り込
みボックス、２ａはサイドガイドロワＲ、２ｂはサイド
ガイドロワＬ、３ａはサイドガイドアッパＲ、３ｂはサ
イドガイドアッパＬであり、サイドガイドロワＲ２ａ，
サイドガイドアッパＲ３ａ及びサイドガイドロワＬ２
ｂ，サイドガイドアッパＬ３ｂは、媒体の左右の端を数
ｍｍ〜十数ｍｍ程度ガイドするように設けられた固定の
ガイドである。
体集積装置の従来例の構成および動作ステップＳＡ１を
示す概略説明図であり、（Ｂ）は側面図、（Ａ）は
（Ｂ）のＰＰ線矢視断面図であり、媒体を装置内に取り
込む取り込み時を示している。図において、１は取り込
みボックス、２ａはサイドガイドロワＲ、２ｂはサイド
ガイドロワＬ、３ａはサイドガイドアッパＲ、３ｂはサ
イドガイドアッパＬであり、サイドガイドロワＲ２ａ，
サイドガイドアッパＲ３ａ及びサイドガイドロワＬ２
ｂ，サイドガイドアッパＬ３ｂは、媒体の左右の端を数
ｍｍ〜十数ｍｍ程度ガイドするように設けられた固定の
ガイドである。
【０００３】４はプレスレバ、５は支点、６，７はリン
ク、８はソレノイド、９はリセットスプリングであり、
プレスレバ４は、支点５を中心に回転自在に支持されて
おり、リンク６，７を介してソレノイド８に接続されて
いる。ソレノイド８オンでレバダウンの状態であり、オ
フでレバアップの状態である。１０は取り込みローラ
対、１１は走行ガイドロワ、１２は走行ガイドアッパ、
１３はフル検知センサ、１４は媒体である。
ク、８はソレノイド、９はリセットスプリングであり、
プレスレバ４は、支点５を中心に回転自在に支持されて
おり、リンク６，７を介してソレノイド８に接続されて
いる。ソレノイド８オンでレバダウンの状態であり、オ
フでレバアップの状態である。１０は取り込みローラ
対、１１は走行ガイドロワ、１２は走行ガイドアッパ、
１３はフル検知センサ、１４は媒体である。
【０００４】図９（Ａ），（Ｂ）は同従来例の動作ステ
ップＳＡ２を示す概略説明図であり、（Ｂ）は側面図、
（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、取り込ん
だ媒体を集積する集積時を示している。図１０（Ａ），
（Ｂ）は同従来例の動作ステップＳＡ３を示す概略説明
図であり、（Ｂ）は側面図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線
矢視断面図であり、待機時を示す。
ップＳＡ２を示す概略説明図であり、（Ｂ）は側面図、
（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、取り込ん
だ媒体を集積する集積時を示している。図１０（Ａ），
（Ｂ）は同従来例の動作ステップＳＡ３を示す概略説明
図であり、（Ｂ）は側面図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線
矢視断面図であり、待機時を示す。
【０００５】以下、図８〜図１０を用いて、上記構成の
本従来例の動作を説明する。まず、取り込み動作を始め
る前にフル検知センサ１３がオフであることを確認す
る。すなわち、オン状態であれば、取り込みボックス１
が満杯であるから取り込み動作は行わない。次に、図示
せぬモータにより取り込みローラ対１０を回転させ媒体
１４を図８の状態まで搬送する（ＳＡ１）。この状態か
らソレノイド８をオンさせプレスレバ４をダウン状態に
させると媒体１４は、図９に示すような状態でサイドガ
イドロワＲ２ａ，サイドガイドロワＬ２ｂの下側にくる
（ＳＡ２）。次にフル検知センサ１３のオフを確認して
ソレノイド８及び図示せぬモータをオフする。以上の動
作により、図１０に示す待機状態に戻る（ＳＡ３）。
本従来例の動作を説明する。まず、取り込み動作を始め
る前にフル検知センサ１３がオフであることを確認す
る。すなわち、オン状態であれば、取り込みボックス１
が満杯であるから取り込み動作は行わない。次に、図示
せぬモータにより取り込みローラ対１０を回転させ媒体
１４を図８の状態まで搬送する（ＳＡ１）。この状態か
らソレノイド８をオンさせプレスレバ４をダウン状態に
させると媒体１４は、図９に示すような状態でサイドガ
イドロワＲ２ａ，サイドガイドロワＬ２ｂの下側にくる
（ＳＡ２）。次にフル検知センサ１３のオフを確認して
ソレノイド８及び図示せぬモータをオフする。以上の動
作により、図１０に示す待機状態に戻る（ＳＡ３）。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、集積された媒体は、取り込みボ
ックス等の中でフリーの状態にあるため、気温，湿度等
環境条件の変化にともない経時的なカールが発生し取り
込み量が少ないにも係わらず、取り込み走行路をカール
媒体が塞ぐような状態になり、センサがフルを検知して
しまう。あるいは、検知出来ない場合は取り込み時、ジ
ャムが発生するという問題があった。
成の従来技術によれば、集積された媒体は、取り込みボ
ックス等の中でフリーの状態にあるため、気温，湿度等
環境条件の変化にともない経時的なカールが発生し取り
込み量が少ないにも係わらず、取り込み走行路をカール
媒体が塞ぐような状態になり、センサがフルを検知して
しまう。あるいは、検知出来ない場合は取り込み時、ジ
ャムが発生するという問題があった。
【０００７】本発明は、以上の問題点に鑑み、待機時あ
るいは取り込み時に、既に集積されている媒体のカール
を矯正する構成を得て、集積媒体のカールによる誤フル
検知や、取り込み時の媒体ジャムの発生を除去して、安
定した集積動作を行う紙葉状媒体集積装置を提供するこ
とを目的とする。
るいは取り込み時に、既に集積されている媒体のカール
を矯正する構成を得て、集積媒体のカールによる誤フル
検知や、取り込み時の媒体ジャムの発生を除去して、安
定した集積動作を行う紙葉状媒体集積装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、待機時あるいは取り込み時に、集積媒体
を上部より押さえ付けておくようにする。すなわち、本
発明は、装置内に媒体を搬送する媒体搬送手段と、該媒
体搬送手段より搬送される媒体に対し下部に位置し該媒
体の進行方向に対し該媒体の左右両端と所定量オーバー
ラップするサイドガイド部材と、該サイドガイド部材の
間にサイドガイド部材と一定間隔をもって位置し独立に
上下動可能に支持されたセンタガイド部材を有し、該セ
ンタガイド部材の初期位置は前記媒体搬送手段より搬送
される媒体に対し上部とし、前記センタガイド部材，サ
イドガイド部材の間に搬送されてきた媒体を互いに交差
することによって該媒体をサイドガイド部材下部に集積
する紙葉状媒体集積装置において、前記サイドガイド部
材を上下動可能に支持し、待機時には、前記サイドガイ
ド部材，センタガイド部材共に媒体を押し付け状態にあ
り、取り込み時には媒体搬送手段より搬送される媒体に
対し、センタガイド部材は該媒体上部に移動待機し、前
記センタガイド部材，サイドガイド部材の間に搬送され
てきた媒体を互いに交差することによって該媒体をサイ
ドガイド部材下部に集積することを特徴とする。
め、本発明は、待機時あるいは取り込み時に、集積媒体
を上部より押さえ付けておくようにする。すなわち、本
発明は、装置内に媒体を搬送する媒体搬送手段と、該媒
体搬送手段より搬送される媒体に対し下部に位置し該媒
体の進行方向に対し該媒体の左右両端と所定量オーバー
ラップするサイドガイド部材と、該サイドガイド部材の
間にサイドガイド部材と一定間隔をもって位置し独立に
上下動可能に支持されたセンタガイド部材を有し、該セ
ンタガイド部材の初期位置は前記媒体搬送手段より搬送
される媒体に対し上部とし、前記センタガイド部材，サ
イドガイド部材の間に搬送されてきた媒体を互いに交差
することによって該媒体をサイドガイド部材下部に集積
する紙葉状媒体集積装置において、前記サイドガイド部
材を上下動可能に支持し、待機時には、前記サイドガイ
ド部材，センタガイド部材共に媒体を押し付け状態にあ
り、取り込み時には媒体搬送手段より搬送される媒体に
対し、センタガイド部材は該媒体上部に移動待機し、前
記センタガイド部材，サイドガイド部材の間に搬送され
てきた媒体を互いに交差することによって該媒体をサイ
ドガイド部材下部に集積することを特徴とする。
【０００９】この時、サイドガイド部材が媒体搬送手段
の最終ローラ付近を支点として回動可能とすると良い。
さらに、取り込み終了後の集積した媒体をセンタガイド
部材により一定時間圧力を加え圧縮すると良い。
の最終ローラ付近を支点として回動可能とすると良い。
さらに、取り込み終了後の集積した媒体をセンタガイド
部材により一定時間圧力を加え圧縮すると良い。
【００１０】
【作用】以上の構成により、本発明は、待機時には、サ
イドガイド部材，センタガイド部材ともに集積した媒体
を上部より押し付ける状態に位置し、集積した媒体を常
時フラットな状態にするので、経時的なカールによる影
響を受けない。特に、センタガイド部材は、取り込まれ
た媒体を一定時間押圧しその後も次の取り込みが発生す
るまで押圧した位置にどどまるので、若干のカールは矯
正される。
イドガイド部材，センタガイド部材ともに集積した媒体
を上部より押し付ける状態に位置し、集積した媒体を常
時フラットな状態にするので、経時的なカールによる影
響を受けない。特に、センタガイド部材は、取り込まれ
た媒体を一定時間押圧しその後も次の取り込みが発生す
るまで押圧した位置にどどまるので、若干のカールは矯
正される。
【００１１】また、取り込み時にも、媒体がサイドガイ
ド部材とセンタガイドの間に搬送されてくる時点でサイ
ドガイドが媒体押し付け状態にあるため、カール媒体が
取り込み走行路にはみ出して来る心配が無い。この時、
サイドガイド部材が媒体搬送手段の最終ローラ付近を支
点として回動可能とすれば、サイドガイド部材の移動機
構の簡略化が図れる。
ド部材とセンタガイドの間に搬送されてくる時点でサイ
ドガイドが媒体押し付け状態にあるため、カール媒体が
取り込み走行路にはみ出して来る心配が無い。この時、
サイドガイド部材が媒体搬送手段の最終ローラ付近を支
点として回動可能とすれば、サイドガイド部材の移動機
構の簡略化が図れる。
【００１２】さらに、取り込み終了後の集積した媒体を
センタガイド部材により一定時間圧力を加え圧縮する
と、集積媒体のかさばりを矯正でき、集積高さに対しよ
り多くの媒体を集積することができる。
センタガイド部材により一定時間圧力を加え圧縮する
と、集積媒体のかさばりを矯正でき、集積高さに対しよ
り多くの媒体を集積することができる。
【００１３】
【実施例】以下図面に従って実施例を説明する。図１
（Ａ），（Ｂ）は本発明の一実施例の構成および動作ス
テップＳＢ１を示す概略説明図であり、（Ｂ）は側面
図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、待機
時を示している。
（Ａ），（Ｂ）は本発明の一実施例の構成および動作ス
テップＳＢ１を示す概略説明図であり、（Ｂ）は側面
図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、待機
時を示している。
【００１４】図において、１は取り込みボックス、２０
はサイドガイド、５は支点、７はリンク、８はソレノイ
ド、９はリセットスプリングであり、サイドガイド２０
は支点５を中心に回動可能に支持され、媒体の両サイド
を所定量ガイドしており、ソレノイド８のオン／オフに
より制御可能である。１０は取り込みローラ対、１１は
走行ガイドロワ、１２は走行ガイドアッパ、１３はフル
検知センサであり、フル検知センサ１３は取り込みボッ
クス１に媒体１４がたまってくるとソレノイド８オフの
状態でのサイドガイド２０の位置が徐々に下がらなくな
りサイドガイド２０に設けられたシャッターがセンサ光
軸を遮る事により検知状態（オン状態）となる。
はサイドガイド、５は支点、７はリンク、８はソレノイ
ド、９はリセットスプリングであり、サイドガイド２０
は支点５を中心に回動可能に支持され、媒体の両サイド
を所定量ガイドしており、ソレノイド８のオン／オフに
より制御可能である。１０は取り込みローラ対、１１は
走行ガイドロワ、１２は走行ガイドアッパ、１３はフル
検知センサであり、フル検知センサ１３は取り込みボッ
クス１に媒体１４がたまってくるとソレノイド８オフの
状態でのサイドガイド２０の位置が徐々に下がらなくな
りサイドガイド２０に設けられたシャッターがセンサ光
軸を遮る事により検知状態（オン状態）となる。
【００１５】１４は媒体、２１はセンタガイド、２２は
マイクロスイッチであり、マイクロスイッチ２２は、セ
ンタガイド２１がリセット状態（アップ状態）でオンと
なる。２３はＤＣモータであり、センタガイド２１は平
行状態を保ったままで上下動可能に支持されており、Ｄ
Ｃモータ２３の正転／逆転により制御され（正転でセン
タガイド２１が下降し、逆転でセンタガイド２１が上昇
する）リセット状態は、マイクロスイッチ２２により検
知し、媒体押し付け状態は、ＤＣモータの過電流を検出
してモータをストップする。
マイクロスイッチであり、マイクロスイッチ２２は、セ
ンタガイド２１がリセット状態（アップ状態）でオンと
なる。２３はＤＣモータであり、センタガイド２１は平
行状態を保ったままで上下動可能に支持されており、Ｄ
Ｃモータ２３の正転／逆転により制御され（正転でセン
タガイド２１が下降し、逆転でセンタガイド２１が上昇
する）リセット状態は、マイクロスイッチ２２により検
知し、媒体押し付け状態は、ＤＣモータの過電流を検出
してモータをストップする。
【００１６】図６は本実施例の過電流検出回路を示す回
路図、図７は同回路中の，，の３点における出力
を示すグラフである。以下、図６および図７に基づい
て、本実施例の過電流検出方法を説明する。まず、セン
タガイド２１が下降出来なくなると、ＤＣモータ２３が
ロック状態になるため、図６の回路図中のの出力が徐
々に上昇し、スライスレベルＳＬ１（設定電圧）を越え
ると、次にの出力が上昇しこれがＳＬ２（コンデンサ
への充電時間を決定する電圧）を超えた時点での出力
レベルが変化し、過電流を検出できる。
路図、図７は同回路中の，，の３点における出力
を示すグラフである。以下、図６および図７に基づい
て、本実施例の過電流検出方法を説明する。まず、セン
タガイド２１が下降出来なくなると、ＤＣモータ２３が
ロック状態になるため、図６の回路図中のの出力が徐
々に上昇し、スライスレベルＳＬ１（設定電圧）を越え
ると、次にの出力が上昇しこれがＳＬ２（コンデンサ
への充電時間を決定する電圧）を超えた時点での出力
レベルが変化し、過電流を検出できる。
【００１７】図２（Ａ），（Ｂ）は本実施例の動作ステ
ップＳＢ２を示す概略説明図であり、（Ｂ）は側面図、
（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、取り込み
直前時を示している。図３（Ａ），（Ｂ）は本実施例の
動作ステップＳＢ３を示す概略説明図であり、（Ｂ）は
側面図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、
取り込み時を示す。図４（Ａ），（Ｂ）は本実施例の動
作ステップＳＢ４を示す概略説明図であり、（Ｂ）は側
面図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、集
積直前時を示している。図５（Ａ），（Ｂ）は本実施例
の動作ステップＳＢ５を示す概略説明図であり、（Ｂ）
は側面図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であ
り、集積時を示している。
ップＳＢ２を示す概略説明図であり、（Ｂ）は側面図、
（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、取り込み
直前時を示している。図３（Ａ），（Ｂ）は本実施例の
動作ステップＳＢ３を示す概略説明図であり、（Ｂ）は
側面図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、
取り込み時を示す。図４（Ａ），（Ｂ）は本実施例の動
作ステップＳＢ４を示す概略説明図であり、（Ｂ）は側
面図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であり、集
積直前時を示している。図５（Ａ），（Ｂ）は本実施例
の動作ステップＳＢ５を示す概略説明図であり、（Ｂ）
は側面図、（Ａ）は（Ｂ）のＰ−Ｐ線矢視断面図であ
り、集積時を示している。
【００１８】以下、図１〜図５を用いて、上記構成の本
実施例の動作を説明する。まず、図１に示す通常の待機
状態では、集積された媒体は上部よりセンタガイド２
１，サイドガイド２０に押さえ込まれており、媒体の経
時的な変形によりフル検知センサ１３がオン状態になる
ことは無い（ＳＢ１）。この状態から媒体を取り込む場
合、まずＤＣモータ２３を逆転させマイクロスイッチ２
２オンを検知してＤＣモータ２３をストップさせ、図２
に示すようにセンタガイド２１をリセット状態にする
（ＳＢ２）。この状態でフル検知センサ１３がオフであ
ることを確認する。（オン状態であれば、取り込みボッ
クス１が、満杯であるから取り込み動作は行わない。） 次に、図示せぬモータにより取り込みローラ対１０を回
転させ媒体１４をセンタガイド２１とサイドガイド２０
の間に搬送する。この状態が図３で示される（ＳＢ
３）。
実施例の動作を説明する。まず、図１に示す通常の待機
状態では、集積された媒体は上部よりセンタガイド２
１，サイドガイド２０に押さえ込まれており、媒体の経
時的な変形によりフル検知センサ１３がオン状態になる
ことは無い（ＳＢ１）。この状態から媒体を取り込む場
合、まずＤＣモータ２３を逆転させマイクロスイッチ２
２オンを検知してＤＣモータ２３をストップさせ、図２
に示すようにセンタガイド２１をリセット状態にする
（ＳＢ２）。この状態でフル検知センサ１３がオフであ
ることを確認する。（オン状態であれば、取り込みボッ
クス１が、満杯であるから取り込み動作は行わない。） 次に、図示せぬモータにより取り込みローラ対１０を回
転させ媒体１４をセンタガイド２１とサイドガイド２０
の間に搬送する。この状態が図３で示される（ＳＢ
３）。
【００１９】その後、図４に示す如く、ソレノイド８を
オンし（ＳＢ４）、ＤＣモータ２３を正転させると、図
５に示す如く、媒体を間に挟んだままセンタガイド２１
とサイドガイド２０がすれ違うため媒体はサイドガイド
２０から外れサイドガイド２０の下部に集積される（Ｓ
Ｂ５）。このとき、前記ソレノイド８オンとＤＣモータ
２３の正転を行う順序は、性能にあまり影響を与えな
い。センタガイド２１はそのまま集積した媒体に当接す
るまで下降し、媒体を押し付け、それ以上下降できなく
なるとＤＣモータ２３に過電流が流れ、図６，図７で示
す如く、これを検知した後一定時間ｔ経過後、ＤＣモ
ータ２３を止める。本実施例では、前記一定時間ｔ間
に、センタガイド２１により集積した媒体に一定時間圧
力を加え圧縮する。これにより、集積媒体のかさばりを
矯正でき、集積高さに対しより多くの媒体を集積するこ
とができる。
オンし（ＳＢ４）、ＤＣモータ２３を正転させると、図
５に示す如く、媒体を間に挟んだままセンタガイド２１
とサイドガイド２０がすれ違うため媒体はサイドガイド
２０から外れサイドガイド２０の下部に集積される（Ｓ
Ｂ５）。このとき、前記ソレノイド８オンとＤＣモータ
２３の正転を行う順序は、性能にあまり影響を与えな
い。センタガイド２１はそのまま集積した媒体に当接す
るまで下降し、媒体を押し付け、それ以上下降できなく
なるとＤＣモータ２３に過電流が流れ、図６，図７で示
す如く、これを検知した後一定時間ｔ経過後、ＤＣモ
ータ２３を止める。本実施例では、前記一定時間ｔ間
に、センタガイド２１により集積した媒体に一定時間圧
力を加え圧縮する。これにより、集積媒体のかさばりを
矯正でき、集積高さに対しより多くの媒体を集積するこ
とができる。
【００２０】最後に、ソレノイド８オフの状態でフル検
知センサ１３がオフであることを確認して図１の状態に
戻る。
知センサ１３がオフであることを確認して図１の状態に
戻る。
【００２１】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、装置内に媒体を搬送する媒体搬送手段と、該媒体搬
送手段より搬送される媒体に対し下部に位置し該媒体の
進行方向に対し該媒体の左右両端と所定量オーバーラッ
プするサイドガイド部材と、該サイドガイド部材の間に
サイドガイド部材と一定間隔をもって位置し独立に上下
動可能に支持されたセンタガイド部材を有し、該センタ
ガイド部材の初期位置は前記媒体搬送手段より搬送され
る媒体に対し上部とし、前記センタガイド部材，サイド
ガイド部材の間に搬送されてきた媒体を互いに交差する
ことによって該媒体をサイドガイド部材下部に集積する
紙葉状媒体集積装置において、前記サイドガイド部材を
上下動可能に支持し、待機時には、前記サイドガイド部
材，センタガイド部材共に媒体を押し付け状態にあり、
取り込み時には媒体搬送手段より搬送される媒体に対
し、センタガイド部材は該媒体上部に移動待機し、前記
センタガイド部材，サイドガイド部材の間に搬送されて
きた媒体を互いに交差することによって該媒体をサイド
ガイド部材下部に集積するので、待機時あるいは取り込
み時に、集積媒体を上部より押さえ付けておくことがで
きる。
ば、装置内に媒体を搬送する媒体搬送手段と、該媒体搬
送手段より搬送される媒体に対し下部に位置し該媒体の
進行方向に対し該媒体の左右両端と所定量オーバーラッ
プするサイドガイド部材と、該サイドガイド部材の間に
サイドガイド部材と一定間隔をもって位置し独立に上下
動可能に支持されたセンタガイド部材を有し、該センタ
ガイド部材の初期位置は前記媒体搬送手段より搬送され
る媒体に対し上部とし、前記センタガイド部材，サイド
ガイド部材の間に搬送されてきた媒体を互いに交差する
ことによって該媒体をサイドガイド部材下部に集積する
紙葉状媒体集積装置において、前記サイドガイド部材を
上下動可能に支持し、待機時には、前記サイドガイド部
材，センタガイド部材共に媒体を押し付け状態にあり、
取り込み時には媒体搬送手段より搬送される媒体に対
し、センタガイド部材は該媒体上部に移動待機し、前記
センタガイド部材，サイドガイド部材の間に搬送されて
きた媒体を互いに交差することによって該媒体をサイド
ガイド部材下部に集積するので、待機時あるいは取り込
み時に、集積媒体を上部より押さえ付けておくことがで
きる。
【００２２】これにより、待機時あるいは取り込み時
に、既に集積されている媒体のカールを矯正することが
可能となり、集積媒体のカールによる誤フル検知や、取
り込み時の媒体ジャムの発生を除去して、安定した集積
動作を行う紙葉状媒体集積装置を提供するという効果が
ある。さらに、この時、サイドガイド部材が媒体搬送手
段の最終ローラ付近を支点として回動可能とすれば、サ
イドガイド部材の移動機構の簡略化が図れ、安価な装置
構成を実現するという効果がある。
に、既に集積されている媒体のカールを矯正することが
可能となり、集積媒体のカールによる誤フル検知や、取
り込み時の媒体ジャムの発生を除去して、安定した集積
動作を行う紙葉状媒体集積装置を提供するという効果が
ある。さらに、この時、サイドガイド部材が媒体搬送手
段の最終ローラ付近を支点として回動可能とすれば、サ
イドガイド部材の移動機構の簡略化が図れ、安価な装置
構成を実現するという効果がある。
【００２３】さらに、取り込み終了後の集積した媒体を
センタガイド部材により一定時間圧力を加え圧縮する
と、集積媒体のかさばりを矯正でき、集積高さに対しよ
り多くの媒体を集積することができ、装置の集積能力を
高める効果がある。
センタガイド部材により一定時間圧力を加え圧縮する
と、集積媒体のかさばりを矯正でき、集積高さに対しよ
り多くの媒体を集積することができ、装置の集積能力を
高める効果がある。
【図１】本発明の一実施例の構成および動作ステップＳ
Ｂ１を示す概略説明図である。
Ｂ１を示す概略説明図である。
【図２】本発明の一実施例の動作ステップＳＢ２を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
【図３】本発明の一実施例の動作ステップＳＢ３を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
【図４】本発明の一実施例の動作ステップＳＢ４を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
【図５】本発明の一実施例の動作ステップＳＢ５を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
【図６】本発明の一実施例の過電流検出回路を示す回路
図である。
図である。
【図７】図６の回路の，，における出力を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図８】従来例の構成および動作ステップＳＡ１を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
【図９】従来例の動作ステップＳＡ２を示す概略説明図
である。
である。
【図１０】従来例の動作ステップＳＡ３を示す概略説明
図である。
図である。
１ 取り込みボックス ５ 支点 ７ リンク ８ ソレノイド ９ リセットスプリング １０ 取り込みローラ対 １１ 走行ガイドロワ １２ 走行カイドアッパ １３ フル検知センサ １４ 媒体 ２０ サイドガイド ２１ センタガイド ２２ マイクロスイッチ ２３ ＤＣモータ
Claims (3)
- 【請求項１】 装置内に媒体を搬送する媒体搬送手段
と、該媒体搬送手段より搬送される媒体に対し下部に位
置し該媒体の進行方向に対し該媒体の左右両端と所定量
オーバーラップするサイドガイド部材と、該サイドガイ
ド部材の間にサイドガイド部材と一定間隔をもって位置
し独立に上下動可能に支持されたセンタガイド部材を有
し、該センタガイド部材の初期位置は前記媒体搬送手段
より搬送される媒体に対し上部とし、前記センタガイド
部材，サイドガイド部材の間に搬送されてきた媒体を互
いに交差することによって該媒体をサイドガイド部材下
部に集積する紙葉状媒体集積装置において、 前記サイドガイド部材を上下動可能に支持し、 待機時には、前記サイドガイド部材，センタガイド部材
共に媒体を押し付け状態にあり、取り込み時には媒体搬
送手段より搬送される媒体に対し、センタガイド部材は
該媒体上部に移動待機し、前記センタガイド部材，サイ
ドガイド部材の間に搬送されてきた媒体を互いに交差す
ることによって該媒体をサイドガイド部材下部に集積す
ることを特徴とする紙葉状媒体集積装置。 - 【請求項２】 サイドガイド部材が媒体搬送手段の最終
ローラ付近を支点として回動可能であることを特徴とす
る請求項１項記載の紙葉状媒体集積装置。 - 【請求項３】 取り込み終了後の集積した媒体をセンタ
ガイド部材により一定時間圧力を加え圧縮することを特
徴とする請求項１項記載の紙葉状媒体集積装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19943692A JP2688464B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 紙葉状媒体集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19943692A JP2688464B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 紙葉状媒体集積装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648638A true JPH0648638A (ja) | 1994-02-22 |
| JP2688464B2 JP2688464B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=16407792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19943692A Expired - Fee Related JP2688464B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 紙葉状媒体集積装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2688464B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006273545A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Sony Corp | 画像形成装置 |
| CN1318012C (zh) * | 2002-04-05 | 2007-05-30 | 株式会社日本吸收体技术研究所 | 具有旁路通道部件的吸收体和使用了该吸收体的吸收体制品 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP19943692A patent/JP2688464B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1318012C (zh) * | 2002-04-05 | 2007-05-30 | 株式会社日本吸收体技术研究所 | 具有旁路通道部件的吸收体和使用了该吸收体的吸收体制品 |
| JP2006273545A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Sony Corp | 画像形成装置 |
| JP4617963B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-01-26 | ソニー株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2688464B2 (ja) | 1997-12-10 |
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| Date | Code | Title | Description |
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