JPH0648616A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0648616A
JPH0648616A JP21972792A JP21972792A JPH0648616A JP H0648616 A JPH0648616 A JP H0648616A JP 21972792 A JP21972792 A JP 21972792A JP 21972792 A JP21972792 A JP 21972792A JP H0648616 A JPH0648616 A JP H0648616A
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JP
Japan
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sheet material
lateral
conveying
guide
image forming
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JP21972792A
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English (en)
Inventor
Takahiro Azeta
孝弘 畔田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】横レジスト合わせが行われるシート材に座屈が
生じないようにする。 【構成】CPU41は、搬送ローラ対20がシート材S
をガイド19に搬送中、左右の横レジスト板26A、2
6B(一方は台板26C)を矢印E方向に移動させて、
搬送中のシート材Sの横レジスト合わせを行うように制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に係り、詳しくは、シート
材の幅方向位置の調整(横レジスト調整)を行うための
シート材搬送路を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画
像形成装置の中には、画像形成を行うシート材を搬送中
に、シート材の幅方向位置の調整を行うためのシート材
搬送路を備えているものがある。
【0003】図5はその一例としての従来例のレーザビ
ームプリンタの全体構成を示す。
【0004】プリンタ本体1の右側壁に多数のシート材
Sを積載収納した給紙カセット2が着脱可能に取り付け
られている。符号3は給紙ローラ、符号4はレジストロ
ーラ対、符号5は感光ドラム、符号6は転写帯電器、符
号7は搬送ローラ、符号8は搬送コンベア、符号9は定
着ローラ対、符号10は搬送ローラ対、符号11は軸1
1Aに軸支されたフラッパである。
【0005】フラッパ11より上方にガイド12が設け
られ、このガイド12の端部が、プリンタ本体1の上面
に設けられた端紙トレイ13に開口し、この開口に端に
排紙ローラ対14が設けれている。
【0006】フラッパ11から下方にガイド15が設け
られ、このガイド15の端部に搬送ローラ対16が設け
られ、続く水平なガイド17の下流部に搬送ローラ対1
8が設けられている。
【0007】水平なガイド17の端部からプリンタ本体
1の右側壁にかけて上方に湾曲したガイド19が設けら
れている。このガイド19からの上方に向いてレジスト
ローラ対4に達するガイド22が設けられている。水平
なガイド17の端部はガイド22とで鋭角なエッジ25
を形成している。
【0008】感光ドラム5にはポリゴンスキャナー23
により走査した光線がミラー24を介して導かれるよう
になっている。
【0009】本プリンタにおいてはガイド19がシート
材Sの幅方向位置の調整を行うためのシート材搬送路で
ある。図6及び図7はガイド19部分の詳細な構成を示
す。
【0010】ガイド19は、図7に示すように、断面が
コ字形をなしている左右の横レジスト板(シート材横位
置調整手段)26A、26Bにより形成されている。左
右の横レジスト板26A、26Bは開口部が互いに対向
する状態で所定の間隔を置いて配置されている。
【0011】一方の横レジスト板26Bは台板26C上
に摺動可能に取り付けられ、台板26Cのばね座26E
との間に介装された圧縮ばね27により内側方向に対勢
され、台板26Cのストッパ26Dにより規制されてい
る。
【0012】また、一方の横レジスト板26Bの台板2
6C及び他方の横レジスト板26Aはシート材搬送方向
に対して直交する矢印E方向に移動可能に設置されてお
り、それぞれシリンダ40A、40B等の駆動手段によ
って駆動されるようになっている。シリンダ40A、4
0BはCPU(制御手段)41によりプリンタ全体の制
御装置であるシリンダドライブ42A、42Bを介して
制御される。
【0013】左右の横レジスト板26A、26Bのほぼ
中央部には正逆転可能な搬送ローラ対(シート材搬送手
段)20が配置されている。搬送ローラ対20は、半月
状をなした駆動ローラ20Aと、円形状をなした従動ロ
ーラ20Bからなる。駆動ローラ20Aにはモータ43
の回転が伝えられる。モータ43はCPU41によりモ
ータドラバ44を介して制御される。
【0014】なお、CPU41には、搬送ローラ対20
のニップ部を通過したシート材Sの先端を検知する第1
のシート材検知センサ45Aと、エッジ25を通過した
シート材Sの後端を検知する第2のシート材検知センサ
45Bからの検知信号が入力するようになっており、C
PU41は、これらの検知信号に基づいて搬送ローラ対
20の回転を制御する。
【0015】図5において、給紙カセット2から給紙ロ
ーラ3によって給紙されたシート材Sはレジストローラ
対4により感光ドラム5とタイミングを合わせて搬送さ
れ、感光ドラム5上の画像が転写される。この後、シー
ト材Sはベルト8により定着ローラ対9に送られ、ここ
で画像の定着がなされ、次いで、搬送ローラ対10によ
りフラッパ11へと導かれる。
【0016】シート材Sの両面に印刷する場合、第1面
の印刷を終えたシート材Sは、実線で示した姿勢のフラ
ッパ11により矢印A方向に進み、搬送ローラ対16、
18によりガイド19に導かれる。
【0017】シート材Sがガイド19に導かれるとき、
搬送ローラ対20の駆動ローラ20Aは図6に示すよう
に、切欠部が下側に位置する状態で停止している。この
ため、ガイド19に導かれたシート材Sは図8に示すよ
うに搬送ローラ対20の駆動ローラ20Aと従動ローラ
20Bの隙間を通過する。
【0018】シート材Sの先端が搬送ローラ対20のニ
ップ部を通過すると搬送ローラ対20が実線矢印方向に
回転し、ガイド19に導かれたシート材Sを実線矢印方
向に搬送する。このシート材Sの搬送は、シート材Sの
後端シート材がエッジ25を抜けてガイド19に入るま
で続けられ、搬送ローラ対20の駆動ローラ20Aは切
欠部を下側にした状態で停止する。ガイド19内のシー
ト材Sはガイド19の曲率に沿って湾曲し、かつ、搬送
ローラ対20による挟持から解放された自由状態にあ
る。
【0019】この後、一方の横レジスト板26Bの台板
26C及び他方の横レジスト板26Aがシート材搬送方
向に対して直交する矢印E方向にシート材サイズにより
異なる基準位置まで移動してガイド19内にあるシート
材Sの横レジスト板を調整する。
【0020】例えば、ガイド19内にあるシート材Sが
図9に示すように傾斜状態にある場合、矢印E方向に移
動する横レジスト板26A、26Bに押圧されることに
よりシート材Sの傾きは修正される。すなわち、横レジ
スト板26Aがシート材Sの角Mを押圧し、横レジスト
板26Bがシート材Sの角Oを押圧するので、シート材
Sは搬送ローラ対20のニップ部を中心として矢印H、
G方向に回転することなり、傾きはなくなる。
【0021】台板26C及び横レジスト板26Aが基準
位置で停止すると、シート材Sは図10に示すように、
圧縮ばね27に付勢された状態において両横レジスト板
26A、26Bに挟持され、横レジストが合わされる。
【0022】この後、シート材Sの横レジストを調整し
た両横レジスト板26A、26Bが元の位置に戻される
と同時に、搬送ローラ対20が破線矢印方向に逆転して
シート材Sをスイッチバックさせ、ガイド22方向に導
く。これにより、第2面を表にしたシート材Sはレジス
トローラ対4に送られる。
【0023】レジストローラ対4に送られたシート材S
は、上述の第1面の場合と同じ要領で第2面に印刷され
る。
【0024】第2面に印刷後のシート材S(片面印刷の
シート材Sも同じ)は、図5において破線図示の姿勢と
なっているフラッパ11により破線矢印B方向に導か
れ、排紙ローラ対14によって排紙トレイ13上に排紙
される。
【0025】図13は上述した搬送ローラ対18と半月
状ローラ(搬送ローラ20の駆動ローラ)20Aと横レ
ジスト板26A、26Bの動作順序を示したフローチャ
ートであり、図14は同じく搬送ローラ対18と半月状
ローラ20Aと横レジスト板26A、26Bの動作時期
を示したタイムチャートである。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、シート材Sが静止した状態において横レジス
ト板26A、26Bを駆動するのでシート材Sには静摩
擦が作用することになる。そして、シート材Sの幅方向
両側から横レジスト板26A、26Bにより圧縮ばね2
7を介して押圧するため、つぎに示す欠点があった。 (1)図9に示すように、シート材Sが大きく傾いた
時、横レジスト板26A、26Bはシート材Sの腰の弱
い角部M、Oを押しつけるが、シート材Sの腰が静摩擦
より弱い時、角部M、Oが図11に示すように座屈を起
こす。その場合、シート材Sの傾きをほとんど修正でき
ないので、その後ジャムとなる可能性が高い。 (2)図12に示すように、横レジスト板26A、26
Bがシート材Sに対して搬送方向に短い場合には、シー
ト材Sが矢印H、G方向に回転するときの仮想回転中心
(搬送ローラ対20のニップ部)Rから横レジスト板2
6A、26Bに接するポイントM、Qまでの腕の長さL
が短くなり回転しにくくなる。このため横レジスト板2
6A、26Bを小型にすることが困難であり、画像形成
装置全体が大きくなってしまう。 (3)シート材Sが座屈を起こさないように横レジスト
板26A、26Bをゆっくり動かして横レジストを行う
とシート材Sの横レジスト調整に時間がかかり、画像形
成装置のスループット(単位時間当りの印刷枚数)が低
下する。
【0027】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、シート材の幅方向位置を調整する際に
シート材に座屈を生じることがない上、横レジスト板の
小型が可能であり、かつ、横レジスト調整のための時間
を短縮できる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート材
(S)の搬送を行うシート材搬送手段(20)と、前記
シート材搬送手段(20)によって搬送されたシート材
(S)の幅方向位置の調整を行うシート材横位置調整手
段(26A、26B)とを有しているシート材搬送路
(19)と、前記シート材搬送手段(20)及び前記シ
ート材横位置調整手段(26A、26B)の動作制御を
行う制御手段(41)と、を備えている画像形成装置に
係る。
【0029】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記制御手段(41)は、前記シート材搬送手段
(20)がシート材(S)を前記シート材搬送路(1
9)の所定位置まで搬送している間に、前記シート材横
位置調整手段(26A、26B)がシート材(S)の幅
方向位置の調整を終了するように、前記シート材搬送手
段(20)及び前記シート材横位置調整手段(26A、
26B)を制御することを特徴とする。
【0030】また、前記シート材横位置調整手段は、シ
ート材搬送方向に対して直交する方向に移動可能な左右
の横レジスト板(26A、26B)からなることを特徴
とする。
【0031】また、前記シート材横位置調整手段を構成
する前記左右の横レジスト板(26A、26B)のシー
ト材搬送方向の長さは、最小サイズシート材(S)の搬
送方向の長さよりも短寸とされていることを特徴とす
る。
【0032】また、前記シート材搬送手段(20)は前
記シート材搬送路(19)の中央部に配置された搬送ロ
ーラ対であることを特徴とする。
【0033】また、前記シート材搬送手段(20)とし
ての前記搬送ローラ対の幅方向の長さは、最小サイズシ
ート材(S)の幅方向の長さよりも短寸とされているこ
とを特徴とする。
【0034】
【作用】上記構成によれば、シート材搬送路(19)を
シート材搬送手段(20)によって搬送されるシート材
(S)は、シート材搬送手段(20)によって搬送中
に、シート材横位置調整手段としての左右の横レジスト
板(26A、26B)によって幅方向位置の調整が行わ
れる。
【0035】このため、傾斜して搬送されているシート
材(S)は左右の横レジスト板(26A、26B)に軽
く押圧されただけでシート材搬送手段としての搬送ロー
ラ対(20)のニップ部を回転中心として容易に回転す
るようになる。
【0036】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであって、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉ここでは、本発明を従来例で示したレーザ
ビームプリンタに適用した場合について述べる。
【0038】本発明は従来例のレーザビームプリンタの
ガイド19の横レジスト板26A、26Bの制御方法を
変えた点に特徴があり、主たる構成等については変更が
ない。
【0039】従って、本発明を説明するに当たっては従
来例のレーザビームプリンタのガイド19の構成を示す
図6及び図7等を参照する。
【0040】本実施例において、ガイド19を構成して
いる左右の横レジスト板26A、26Bのシート材搬送
方向の長さは、図1に示すように、最小サイズシート材
Sの搬送方向の長さよりも短寸とされ、プリンタ本体1
の小型化が図れるようにしている。
【0041】また、搬送ローラ対20の幅方向長さを最
小サイズシート材Sの幅方向長さの1/3以下として、
搬送ローラ対20とシート材Sとの間の抵抗が小さくな
るようにしている。
【0042】本発明においては、搬送ローラ対18によ
ってガイド19に導かれたシート材Sを搬送ローラ対2
0が所定位置まで搬送している間に、左右の横レジスト
板26A、26Bを矢印E方向に移動させてシート材S
の横レジスト調整を行うようにする。
【0043】すなわち、CPU41は図2に示すように
して搬送ローラ対18と半月形ローラ20Aと横レジス
ト板26A、26Bの動作を制御する。
【0044】まず、搬送ローラ対18によって搬送され
ているシート材Sの先端が搬送ローラ対20のニップ部
を通過すると(第1のシート材検知センサ45Aにより
検知)、搬送ローラ対18の回転を停止させ(S1)、
同時に搬送ローラ対20(の半月形ローラ20A)を実
線矢印方向に正転させ(S2)、シート材Sを搬送ロー
ラ対20によって実線矢印方向に搬送する。
【0045】搬送ローラ対20の正転開始後、左右の横
レジスト板26A、26Bを矢印E方向に移動させ(S
3)、搬送ローラ対20によって搬送中のシート材Sの
横レジスト合わせを開始する。
【0046】横レジスト板26A、26Bによるシート
材Sの横レジスト合わせはシート材Sの後端がエッジ2
5を抜けてガイド19内に入り込むまでに終了し(S
4)、シート材Sの後端がエッジ25を抜けてガイド1
9内に入り込んだ時点(第2のシート材検知センサ45
Bにより検知)でシート材Sを搬送している搬送ローラ
対20を半月状ローラ20Aの切欠部が下側となる位置
で停止させる(S5)。
【0047】次いで、搬送ローラ対20を破線矢印方向
に逆転させ(S6)、シート材Sをレジストローラ対4
方向にスイッチバックさせる。そして、シート材Sの先
端がレジストローラ対4のニップ部に当接し所定のルー
プが形成された時点でシート材Sを搬送している搬送ロ
ーラ対20を半月状ローラ20Aの切欠部が下側となる
位置で停止させる(S7)。
【0048】図3は、上述の搬送ローラ対18と半月状
ローラ20Aと横レジスト板26A、26Bの動作時期
を示したタイムチャー厶である。
【0049】上述のように、本発明においては、シート
材Sが搬送ローラ対20により実線矢印方向に搬送中
に、シート材Sの横レジスト合わせが行われる。
【0050】このため、図1に示すように、搬送ローラ
対20によって搬送されているシート材Sが傾斜状態に
ある場合でも、シート材Sに座屈を生じさせずに横レジ
スト合わせが行える。結果、ジャムが発生せず安定して
シート材Sを搬送できる。
【0051】すなわち、シート材Sが実線矢印方向に搬
送されている最中にK部に示す先端の角部Mが横レジス
ト板26Aに接するとき、角部Mと横レジスト板26A
との間に摩擦力fが発生する。そして、角部Mに力fが
生じるとシート材Sには搬送ローラ対20のニップ部を
中心にシート材Sの斜行を修正する方向にモーメント力
J(=Nf)が生じ、このモーメント力Jと横レジスト
板26Aが押圧することによって生ずる力Hが合力とし
てシート材Sに作用する。
【0052】ここで、搬送ローラ対20のニップ部を中
心にシート材Sが矢印J方向に回転する時、搬送ローラ
対20は回転しながらシート材Sに接触しているため、
搬送ローラ対20の圧接抵抗は大きな負荷にならない。
また、シート材Sの幅に対して、搬送ローラ対20の幅
が1/3以下の寸法であるため、シート材Sのほぼ点に
近い部分を挟圧しているので更に抵抗になりにくい。
【0053】また、シート材Sが傾斜して実線矢印方向
に搬送されるとき、R部に示すように横レジスト板26
Bとシート材Sとは離れる方向になり、シート材Sは、
横レジスト板26Bによる負荷が軽減される。
【0054】このようなことから、図1に示すようにシ
ート材Sが斜めに搬送されていても(シート材Sが図1
とは反対方向に傾斜している場合も同じ)、シート材S
は横レジスト板26A、26Bに軽く押圧されるだけで
容易に回転し、座屈を生ぜずに横レジストが調整でき
る。
【0055】ここでは、シート材Sが搬送されている時
に、横レジストを合わせるのでシート材Sには搬送ロー
ラ対20と横レジスト板26A、26Bに接触している
部分に動摩擦が働いている。しかし、動摩擦は静摩擦よ
り小さく、このため、搬送ローラ対20圧接されている
ことによる抵抗は大きな負荷とならず、横レジスト板2
6A、26Bによる負荷も小さい。従って、シート材S
は静止した状態よりスムーズに横レジストを合わせるこ
とができる。
【0056】また、シート材Sの横レジスト合わせはシ
ート材Sの搬送中に行われ、傾斜したシート材Sの横レ
ジスト合わせ時の回転も容易に行われることから、横レ
ジスト板26A、26Bの移動速度を高めるなどしてス
ループットを向上させることも可能となる。
【0057】また、シート材Sの横レジスト合わせ時の
回転が容易に行えるので、横レジスト板26A、26B
のシート材搬送方向の長さを例示のように、最小サイズ
シート材Sの搬送方向の長さよりも短寸にすることがで
き、画像形成装置本体の小型化が可能となる。
【0058】なお、本実施例では、搬送ローラ対20の
駆動ローラ20Aに半月状ローラを用いているため、搬
送ローラ対20が停止する直前にはシート材Sはすでに
搬送が止まっているが、この時横レジスト板26A、2
6Bはすでにシート材Sの大きな斜行は修正しているの
でシート材Sに大きな負荷はかからない。 〈実施例2〉図4に示す本発明の実施例2においては、
搬送ローラ対20の駆動ローラ46を円形ローラとして
いる。
【0059】このような搬送ローラ対20を用いた場合
には、搬送ローラ対18によって搬送されているシート
材Sの先端がエッジ25を抜けてガイド19内に入った
時点で搬送ローラ対20を実線矢印方向に回転させるよ
うにする。
【0060】このように、搬送ローラ対20に円形状の
駆動ローラ46を用いると、同形の半月状ローラよりも
外周長が大きいので、少ない回転でシート材Sを搬送で
き、かつ、寿命も高まる。
【0061】なお、上記実施例1、2においては、シー
ト材Sの横レジストを合わせるためのシート材搬送路
(ガイド19)が、シート材Sをスイッチバックする搬
送路の場合を示したが、シート材Sを一方向のみに搬送
する搬送路にも同様にして適用できる。
【0062】また、上記実施例1、2の横レジスト板2
6A、26Bはシート材の搬送方向に湾曲してシート材
Sの幅方向の腰を強くしているが、本発明を用いること
により、シート材Sにかかる負荷が軽減されるので、横
レジスト板26A、26Bの湾曲を減らし、シート材S
の腰を弱めることができる。これにより、横レジスト板
26A、26Bの高さを低くでき、さらに画像形成装置
本体を小型化できる。
【0063】
【発明の効果】以下説明したように、本発明の画像形成
装置においては、シート材がシート材搬送手段によって
シート材搬送路を搬送中に、シート材横位置調整手段に
よりシート材の横位置の調整を行うようにしたので、シ
ート材が傾斜している状態でもシート材横位置調整手段
による横位置調整時にシート材に座屈が生じない、シー
ト材の横位置調整のための時間を必要としない、シート
材横位置調整手段としての横レジスト板のシート材搬送
方向の長さをシート材の搬送方向の長さよりも短くする
ことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るレーザビームプリンタ
(画像形成装置)のシート材の横位置調整を行うための
ガイド部(シート材搬送路)の構成を示す平面図。
【図2】同レーザビームプリンタの動作を示すフローチ
ャート。
【図3】同レーザビームプリンタの動作を示すタイムチ
ャート。
【図4】本発明の実施例2に係るレーザビームプリンタ
(画像形成装置)の、シート材の横位置調整を行うため
のガイド部(シート材搬送路)の構成を示す縦断側面
図。
【図5】従来例及び本発明の実施例1に係るレーザビー
ムプリンタ(画像形成装置)の全体構成を示す縦断側面
図。
【図6】同レーザビームプリンタの、シート材の横位置
調整を行うためのガイド部(シート材搬送路)の構成を
示す縦断側面図。
【図7】同ガイド部の構成を示す斜視図。
【図8】同ガイド部に導かれたシート材の状態を示す縦
断正面図。
【図9】同ガイド部に導かれたシート材の状態を示す平
面図。
【図10】同ガイド部において横レジスト合わせを終え
たシート材の状態を示す縦断正面図。
【図11】同ガイド部に導かれたシート材が横レジスト
板による横レジスト合わせ時に座屈した状態を示す斜視
図。
【図12】従来方法による横レジスト合わせで生じる問
題点を示すガイド部の平面図。
【図13】従来方法による横レジスト合わせ時の動作を
示すフローチャート。
【図14】従来方法による横レジスト合わせ時の動作を
示すタイムチャート。
【符号の説明】
19 ガイド部(シート材搬送路) 20 搬送ローラ対(シート材搬送手段) 26A、26B 横レジスト板(シート材横位置調整手
段) 41 CPU(制御手段) S シート材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材の搬送を行うシート材搬送手段
    と、前記シート材搬送手段によって搬送されたシート材
    の幅方向位置の調整を行うシート材横位置調整手段とを
    有しているシート材搬送路と、前記シート材搬送手段及
    び前記シート材横位置調整手段の動作制御を行う制御手
    段と、を備えている画像形成装置において、 前記制御手段は、前記シート材搬送手段がシート材を前
    記シート材搬送路の所定位置まで搬送している間に、前
    記シート材横位置調整手段がシート材の幅方向位置の調
    整を終了するように、前記シート材搬送手段及び前記シ
    ート材横位置調整手段を制御する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記シート材横位置調整手段は、シート
    材搬送方向に対して直交する方向に移動可能な左右の横
    レジスト板からなる、ことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シート材横位置調整手段を構成する
    前記左右の横レジスト板のシート材搬送方向の長さは、
    最小サイズシート材の搬送方向の長さよりも短寸とされ
    ている、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シート材搬送手段は前記シート材搬
    送路の中央部に配置された搬送ローラ対である、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記シート材搬送手段としての前記搬送
    ローラ対の幅方向の長さは、最小サイズシート材の幅方
    向の長さよりも短寸とされている、 ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
JP21972792A 1992-07-27 1992-07-27 画像形成装置 Pending JPH0648616A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3741029A1 (de) * 1986-12-04 1988-06-16 Mitsubishi Electric Corp Integrierte feldeffektschaltung mit drei komplementaeren zustaenden
US5516093A (en) * 1994-09-06 1996-05-14 Pitney Bowes Inc. Apparatus method for centering and aligning sheets
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