JPH0648567Y2 - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH0648567Y2 JPH0648567Y2 JP3444890U JP3444890U JPH0648567Y2 JP H0648567 Y2 JPH0648567 Y2 JP H0648567Y2 JP 3444890 U JP3444890 U JP 3444890U JP 3444890 U JP3444890 U JP 3444890U JP H0648567 Y2 JPH0648567 Y2 JP H0648567Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- gimbal
- pivot
- head device
- plate portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ
等の外部記憶装置となるフロッピーディスク装置に関
し、詳しくは、フロッピーディスク装置における磁気ヘ
ッド装置に関する。
等の外部記憶装置となるフロッピーディスク装置に関
し、詳しくは、フロッピーディスク装置における磁気ヘ
ッド装置に関する。
〔従来の技術〕 従来、フロッピーディスク装置における磁気ヘッド装置
として、記憶媒体となるフロッピーディスクの両面(上
下面)にそれぞれ一対の磁気ヘッドが作用して記録再生
を行なう構成が一般的となっている。
として、記憶媒体となるフロッピーディスクの両面(上
下面)にそれぞれ一対の磁気ヘッドが作用して記録再生
を行なう構成が一般的となっている。
そして、このフロッピーディスクの両面(上下面)に作
用する磁気ヘッド装置は、通常下側の磁気ヘッドが固定
状態に保持され、上側の磁気ヘッドが可動状態となるよ
うジンバルとしての支持板部により可動状態に保持され
ている。
用する磁気ヘッド装置は、通常下側の磁気ヘッドが固定
状態に保持され、上側の磁気ヘッドが可動状態となるよ
うジンバルとしての支持板部により可動状態に保持され
ている。
そして、さらにこのジンバルとなる支持板部は、その保
持部としてのアーム部で、アーム部に設けたピボットに
より中心部が支持され、上下方向の移動が規制された構
成となっている。
持部としてのアーム部で、アーム部に設けたピボットに
より中心部が支持され、上下方向の移動が規制された構
成となっている。
そこで、この従来の磁気ヘッド装置における上側の可動
磁気ヘッド部におけるジンバルの支持構造について説明
する。
磁気ヘッド部におけるジンバルの支持構造について説明
する。
図において第3図及び第4図は従来の支持構造を示す要
部斜視図とその断面図である。
部斜視図とその断面図である。
図示するように、従来の磁気ヘッド装置1における上側
の磁気ヘッド2は、支持板部となるジンバル3により可
動可能に保持され、ジンバル3はさらに、アーム部4に
よりその周辺部が固着保持されるとともに、アーム部4
に設けたピボット5によって直接ジンバル3の中心部が
支持され、ジンバル3の上下方向の動きが規制される。
の磁気ヘッド2は、支持板部となるジンバル3により可
動可能に保持され、ジンバル3はさらに、アーム部4に
よりその周辺部が固着保持されるとともに、アーム部4
に設けたピボット5によって直接ジンバル3の中心部が
支持され、ジンバル3の上下方向の動きが規制される。
尚、図中6は磁気ヘッド2のコイル端子2aに導通接続さ
れるフレキシブルプリント回路基板で、アーム部4のピ
ボット5が位置する部分をU字状に切欠した切溝6aが形
成されている。
れるフレキシブルプリント回路基板で、アーム部4のピ
ボット5が位置する部分をU字状に切欠した切溝6aが形
成されている。
しかしながら、上記した従来の磁気ヘッド装置における
ジンバルとピボットとの支持構造にあっては、直接ジン
バルとピボットが当接する構造となっているため、ジン
バルの可動によって生じた振動がピボットを通してアー
ム部に伝達され、磁気ヘッド装置全体の記録再生特性に
影響を与えてエラーの発生や出力特性が悪化するという
課題が生じていた。
ジンバルとピボットとの支持構造にあっては、直接ジン
バルとピボットが当接する構造となっているため、ジン
バルの可動によって生じた振動がピボットを通してアー
ム部に伝達され、磁気ヘッド装置全体の記録再生特性に
影響を与えてエラーの発生や出力特性が悪化するという
課題が生じていた。
また、上記した課題をなくするために、ジンバルとピボ
ットとの間にミサコン樹脂やテフロン(登録商標)テー
プ等を介在させることも行なわれていたが、工数がかか
り生産性が低下するという課題も生じていた。
ットとの間にミサコン樹脂やテフロン(登録商標)テー
プ等を介在させることも行なわれていたが、工数がかか
り生産性が低下するという課題も生じていた。
本考案は上記した課題に鑑みて考案されたもので、工数
を増やすことなく、ジンバルとピボット間の振動伝達を
防止したフロッピーディスク装置用の磁気ヘッド装置を
提供することを目的とする。
を増やすことなく、ジンバルとピボット間の振動伝達を
防止したフロッピーディスク装置用の磁気ヘッド装置を
提供することを目的とする。
そこで、上記した課題を解決するための手段として、本
考案は、磁気ヘッド部を備えた可動支持板部と、この支
持板部の中心部を支持するピボットを備えて支持板部の
外周を保持するアーム部とからなる磁気ヘッド装置にお
いて、この支持板部の中心部は、磁気ヘッド部のコイル
端子に導通接続されたフレキシブルプリント回路基板を
介して、ピボットにより支持された構成としたものであ
る。
考案は、磁気ヘッド部を備えた可動支持板部と、この支
持板部の中心部を支持するピボットを備えて支持板部の
外周を保持するアーム部とからなる磁気ヘッド装置にお
いて、この支持板部の中心部は、磁気ヘッド部のコイル
端子に導通接続されたフレキシブルプリント回路基板を
介して、ピボットにより支持された構成としたものであ
る。
そして、上記した構成とすることにより、フレキシブル
プリント回路基板がジンバルとなる支持板部とピボット
間のダンパーとして作用し、特別に工数を増やすことな
くジンバルの振動吸収効果を得ることができることとな
る。
プリント回路基板がジンバルとなる支持板部とピボット
間のダンパーとして作用し、特別に工数を増やすことな
くジンバルの振動吸収効果を得ることができることとな
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る磁気ヘッド装置の要部斜視図、第
2図はその要部断面図である。
2図はその要部断面図である。
図示するように、磁気ヘッド装置10は、その上側ヘッド
部分が磁気ヘッド部11を可動的に支持する支持板部とし
てのジンバル12と、ジンバル12の上面で磁気ヘッド部11
のコイル端子11aに導通接続されたフレキシブルプリン
ト回路基板13と、このフレキシブルプリント回路基板13
を介してジンバル12の中心部を支持するピボット14を備
え、ジンバル12の外周を保持するアーム部15とからなる
構成とされている。
部分が磁気ヘッド部11を可動的に支持する支持板部とし
てのジンバル12と、ジンバル12の上面で磁気ヘッド部11
のコイル端子11aに導通接続されたフレキシブルプリン
ト回路基板13と、このフレキシブルプリント回路基板13
を介してジンバル12の中心部を支持するピボット14を備
え、ジンバル12の外周を保持するアーム部15とからなる
構成とされている。
すなわち、本考案に係る磁気ヘッド装置10にあっては、
ジンバル12の中心部におけるピボット14の支持を、磁気
ヘッド部11のコイル端子11aに導出接続されたフレキシ
ブルプリント回路基板をそのまま、ジンバル12とピボッ
ト14のダンパーとして作用させるようになされているも
のである。
ジンバル12の中心部におけるピボット14の支持を、磁気
ヘッド部11のコイル端子11aに導出接続されたフレキシ
ブルプリント回路基板をそのまま、ジンバル12とピボッ
ト14のダンパーとして作用させるようになされているも
のである。
従って、上記した本考案に係るフレキシブルディスク装
置における磁気ヘッド装置にあっては、磁気ヘッド部の
コイル端子に導出接続されるフレキシブルプリント回路
基板をジンバルとピボット間に介在させるようにしたた
め、ジンバルの振動吸収を工数を増すことなく行なうこ
とができ、かつ記録再生特性の向上を図った磁気ヘッド
装置を提供することができるという効果が得られる。
置における磁気ヘッド装置にあっては、磁気ヘッド部の
コイル端子に導出接続されるフレキシブルプリント回路
基板をジンバルとピボット間に介在させるようにしたた
め、ジンバルの振動吸収を工数を増すことなく行なうこ
とができ、かつ記録再生特性の向上を図った磁気ヘッド
装置を提供することができるという効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図、第2図は
その要部断面図で、第3図は従来例を示す要部斜視図
で、第4図はその要部断面図である。 1……磁気ヘッド装置、 11……磁気ヘッド部、 11a……コイル端子部、 12……ジンバル、 13……フレキシブルプリント回路基板、 14……ピボット、 15……アーム部。
その要部断面図で、第3図は従来例を示す要部斜視図
で、第4図はその要部断面図である。 1……磁気ヘッド装置、 11……磁気ヘッド部、 11a……コイル端子部、 12……ジンバル、 13……フレキシブルプリント回路基板、 14……ピボット、 15……アーム部。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ヘッド部を備えた可動支持板部と、該
支持板部の中心部を支持するピボットを備えて該支持板
部の外周を保持するアーム部とからなる磁気ヘッド装置
において、該支持板部の中心部は、該磁気ヘッド部のコ
イル端子に導通接続されたフレキシブルプリント回路基
板を介して該ピボットにより支持された構成としたこと
を特徴とする磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3444890U JPH0648567Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3444890U JPH0648567Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124318U JPH03124318U (ja) | 1991-12-17 |
JPH0648567Y2 true JPH0648567Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31538923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3444890U Expired - Lifetime JPH0648567Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648567Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP3444890U patent/JPH0648567Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03124318U (ja) | 1991-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |