JPH0648281B2 - 電子式電力量計 - Google Patents

電子式電力量計

Info

Publication number
JPH0648281B2
JPH0648281B2 JP63227472A JP22747288A JPH0648281B2 JP H0648281 B2 JPH0648281 B2 JP H0648281B2 JP 63227472 A JP63227472 A JP 63227472A JP 22747288 A JP22747288 A JP 22747288A JP H0648281 B2 JPH0648281 B2 JP H0648281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
frequency conversion
positive
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63227472A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0275971A (ja
Inventor
俊一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63227472A priority Critical patent/JPH0648281B2/ja
Publication of JPH0275971A publication Critical patent/JPH0275971A/ja
Publication of JPH0648281B2 publication Critical patent/JPH0648281B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電力量を高精度に計測することができる電子
式電力量計に関する。
(従来の技術) 第3図は電子式電力量計の一般的構成を示す。同図にお
いて、1は配電線を介して負荷に供給される電圧を検出
し、該負荷電圧に比例した第1の電圧信号evを出力する
補助変圧器であり、3は配電線を介して負荷に流れる消
費電流を検出し、該消費電流に比例した第2の電圧信号
eiを出力する補助変流器である。この補助変圧器1およ
び電流検出部2からの第1の電圧信号evおよび第2の電
流信号eiはパルス幅変調時分割乗算回路5に供給され
る。パルス幅変調時分割乗算回路5において第1の電圧
信号evと第2の電圧信号eiとが乗算され、両者の積であ
る電力に相当する電圧信号がパルス幅変調時分割乗算回
路5から出力される。このパルス幅変調時分割乗算回路
5から出力される電圧信号は電圧−周波数変換回路7に
よって電力に比例する周波数信号に変換され、表示部9
で電力量として表示されるようになっている。
このように構成される電子式電力量計において、前記電
圧−周波数変換回路7は従来第4図に示すように構成さ
れている。すなわち、この電圧−周波数変換回路7には
パルス幅変調時分割乗算回路5からの正および負の出力
信号e opおよびe onが供給され、これらの信号e op,e
onはアナログスイッチ11a 〜11d をブリッジ接続し
たブリッジスイッチ11の対向する一方の共通接続点間
に供給されている。なお、パルス幅変調時分割乗算回路
5からの出力信号e op,e onはそれぞれ次式で表される
ものとする。
e op=ev・ei/er e on=−ev・ei/er ここで、erは基準である。
ブリッジスイッチ11のアナログスイッチ11a および
11b の接続点は抵抗値R1の抵抗13を介して積分回
路を構成する演算増幅器15の反転入力に接続され、ア
ナログスイッチ11a または11b の開閉によって信号
e opまたはe onが交互に取り入れられ、演算増幅器15
に供給されるようになっている。演算増幅器15の出力
と反転入力との間には容量C1の積分コンデンサ17が
接続されている。演算増幅器15の非反転入力はアース
に接続されている。演算増幅器15の出力信号eoはヒス
テリシスコンパレータ19の非反転入力に供給され、コ
ンパレータ19の反転入力に供給されている比較電圧eq
と比較されるようになっている。コンパレータ19の出
力epはインバータ21で反転されている。このインバー
タ21の出力でブリッジスイッチ11のアナログスイッ
チ11a および11d が制御され、コンパレータ19の
出力信号でアナログスイッチ11b および11c が制御
されている。また、インバータ21の出力電圧は直列接
続された同じ抵抗値の抵抗23,25によって分圧さ
れ、比較電圧eqとしてコンパレータ19の反転入力に供
給されている。ここで、コンパレータ19、インバータ
21および抵抗23,25はブリッジスイッチ11の制
御手段を構成するものである。
インバータ21の出力は抵抗27を介して積分回路を構
成する演算増幅器29の反転入力に接続されている。演
算増幅器29の出力は積分コンデンサ31を介して自己
の反転入力に接続されるとともに、抵抗33を介して演
算増幅器15の反転入力に接続されている。
このように構成される電圧−周波数変換回路7におい
て、今、ある時間区間taではアナログスイッチ11a が
オンして、正入力電圧e opが取り入れられ、次の時間tb
ではアナログスイッチ11b がオンして、負入力電圧e
onが取り入れられ、演算増幅器15の積分回路で積分さ
れる。一方、同時に、コンパレータ19の反転入力には
比較電圧eqがヒステリシスをもって印加される。すなわ
ち、時間区間taでは、比較電圧eqはコンパレータ19の
出力epをインバータ21で反転し、更に抵抗23,25
の分圧回路で分圧された−ep/2となり(eq=−ep/
2)、時間区間tbでは、比較電圧eqはep/2となる(eq
=ep/2)。
そして、時間区間taでは、正入力電圧e opが演算増幅器
15の積分回路に供給されるので、積分回路の出力電圧
eoは下降し、コンパレータ19は非反転入力に供給され
ている電圧eoが比較電圧eq=−ep/2に達した時点で反
転する。コンパレータ19が反転すると、時間区間はtb
に切り換わり、時間区間tbでは、負入力電圧e onが演算
増幅器15の積分回路に導入されるので、積分回路の出
力電圧eoは上昇するというように繰返し動作する。した
がって、コンパレータ19の反転周期toは次式となる。
to=ta+tb =epR1C1/|e op| +epR1C1/|e on| =2ep・erR1C1/ei・ev 従って、周波数foは次式のようになるのである。
fo=ei・ev/2ep・er R1C1 なお、ここで、入力電圧e op、e onまたは演算増幅器1
5およびコンパレータ19等に含まれる演算増幅器のオ
フセット電圧の影響によって電力量計の誤差が大きくな
るので、従来、演算増幅器29、コンデンサ31、抵抗
27からなる積分回路によってインバータ21の出力を
積分して、第5図に示すようにオフセット電圧e osを検
出し、この積分電圧を前記積分回路を構成する演算増幅
器15の反転入力にフィードバックすることで自動調整
している。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、演算増幅器29の積分回路からなるオ
フセット電圧自在調整回路を使用してオフセット電圧を
自動調整する従来の構成では、この自動調整回路に使用
した演算増幅器29のオフセット電圧が電力量計に誤差
を与えるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、オフセット電圧の影響を除去して誤差なく
高精度に計測できる電子式電力量計を提供することにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明の電子式電力量計
は、負荷に供給される電圧および電流を検出し、両者を
乗算して電力に対応する正負の電圧信号を得る乗算手段
と、前記正負の電圧信号を選択的に取込むスイッチを備
え、この取込まれた正負の電圧信号を積分回路で積分し
この出力信号に応じて制御手段で前記スイッチを制御す
ることにより前記正負の電圧信号を周波数信号に変換す
る電圧−周波数変換手段とを有する電子式電力量計にお
いて、前記電圧−周波数変換手段は、前記スイッチによ
り取込まれた正負の電圧信号を2分の1に分圧する分圧
手段と、この分圧手段により分圧された信号を該変換手
段におけるオフセット電圧を消去するように前記積分回
路へフィードバックする抵抗回路とを備えたことを要旨
とする。
(作用) 本発明の電子式電力量計では、正負の電圧信号を取り込
んでいるスイッチの出力信号を2分の1に分圧して積分
回路にフィードバックして、電圧−周波数変換手段にお
けるオフセット電圧の影響を除去している。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例にかかる電子式電力量計に適
用される電圧−周波数変換回路の回路図である。この電
圧−周波数変換回路が適用される電子式電力量計は、前
述した第3図に示すものと同じ構成を有し、第3図の電
圧−周波数変換回路7の代りに第1図の電圧−周波数変
換回路を使用するものである。なお、電子式電力量計に
おける他の構成、すなわち補助変圧器1、補助変流器
3、パルス幅変調時分割乗算回路5および表示部9の構
成および作用は第3図のものと同じである。また、第1
図の電圧−周波数変換回路において、第4図の電圧−周
波数変換回路7と同じ構成要素には同じ符号が付されて
いる。
第1図において、ブリッジスイッチ11、演算増幅器1
5、コンデンサ17、抵抗13、コンパレータ19、イ
ンバータ21、抵抗23および25の構成および作用は
第4図のものと同じである。この構成において、入力信
号e op、e on、演算増幅器15およびコンパレータ19
等に含まれる演算増幅器のオフセット電圧の影響による
誤差を防止するために、第4図に示す従来の電圧−周波
数変換回路では演算増幅器29からなる積分回路を用い
たオフセット電圧自動調整回路が使用されていたが、第
1図に示す本電圧−周波数変換回路では演算増幅器を使
用する代りに抵抗41〜45を使用し、オフセット電圧
の影響がないようにしている。
すなわち、ブリッジスイッチ11の出力端の間に同じ抵
抗値の抵抗41,43を直列に接続し、ブリッジスイッ
チ11からの出力信号Sm ,Sn を1/2に分圧し、こ
の1/2の電圧を抵抗45を介して積分回路を構成する
演算増幅器15の反転入力端子に供給しているものであ
る。なお、抵抗41,43は分圧手段を構成し、抵抗4
5は抵抗回路を構成するものである。
第2図はブリッジスイッチ11からの出力信号Sm ,S
n の波形を示すが、この出力信号にはオフセット電圧e
osが重畳されている。この信号Sm ,Sn の電位差をO
v から検出するため、ブリッジスイッチ11の出力端に
抵抗41,43を接続し、これにより信号Sm ,Sn の
中点電位を検出してオフセット電圧e osを求め、このオ
フセット電圧e osを演算増幅器15の積分回路にフィー
ドバックし、オフセット自動調整を行なっているのであ
る。なお、このように構成することによりオフセット電
圧の径年変化も除去でき、極めて高精度で安定した電子
式電力量計を構成することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、正負の電圧信号
を取り込んでいるスイッチの出力信号を2分の1に分圧
して積分回路にフィードバックして、電圧−周波数変換
手段におけるオフセット電圧の影響を除去しているの
で、オフセット電圧の径年変化も除去でき、極めて高精
度で安定した電子式電力量計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る電子式電力量計に適用
される電圧−周波数変換回路の回路図、第2図は第1図
の電圧−周波数変換回路における動作波形図、第3図は
電子式電力量計の全体的構成図、第4図は電子式電力量
計に適用される従来の電圧−周波数変換回路の回路図、
第5図は第4図の電圧−周波数変換回路における動作波
形図である。 1……補助変圧器、3……補助変流器 5……パルス幅変調時分割乗算回路 7……電圧−周波数変換回路 9……表示部、11……ブリッジスイッチ 15……積分用演算増幅器 19……コンパレータ 41,43,45……抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷に供給される電圧および電流を検出
    し、両者を乗算して電力に対応する正負の電圧信号を得
    る乗算手段と、前記正負の電圧信号を選択的に取込むス
    イッチを備え、この取込まれた正負の電圧信号を積分回
    路で積分しこの出力信号に応じて制御手段で前記スイッ
    チを制御することにより前記正負の電圧信号を周波数信
    号に変換する電圧−周波数変換手段とを有する電子式電
    力量計において、前記電圧−周波数変換手段は、前記ス
    イッチにより取込まれた正負の電圧信号を2分の1に分
    圧する分圧手段と、この分圧手段により分圧された信号
    を該変換手段におけるオフセット電圧を消去するように
    前記積分回路へフィードバックする抵抗回路とを備えた
    ことを特徴とする電子式電力量計。
JP63227472A 1988-09-13 1988-09-13 電子式電力量計 Expired - Lifetime JPH0648281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63227472A JPH0648281B2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 電子式電力量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63227472A JPH0648281B2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 電子式電力量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0275971A JPH0275971A (ja) 1990-03-15
JPH0648281B2 true JPH0648281B2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=16861418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63227472A Expired - Lifetime JPH0648281B2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 電子式電力量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0648281B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103323664B (zh) * 2013-05-27 2015-10-07 上海申瑞继保电气有限公司 电力分项能耗分时需量预警方法
JP7357221B2 (ja) * 2020-01-27 2023-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 フレームロッド回路、水素生成装置、燃料電池システムおよび検知方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0275971A (ja) 1990-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4495463A (en) Electronic watt and/or watthour measuring circuit having active load terminated current sensor for sensing current and providing automatic zero-offset of current sensor DC offset error potentials
EP0196912B1 (en) Capacitance bridge
JPH0335627B2 (ja)
JPH05232158A (ja) 無効電力あるいは無効エネルギを測定する装置
JP2661933B2 (ja) インバータの出力トランスの1次巻線を流れる電流の直流分の測定回路
US4475081A (en) Electronic watthour meter
US4823060A (en) Circuit arrangement for generating a measurement signal associated with the frequency of an alternating current signal
JPH0648281B2 (ja) 電子式電力量計
JPS6244667A (ja) 抵抗ブリツジ回路の測定対角線分岐電圧を平衡調整する回路装置
JP2003143011A (ja) アナログ−ディジタル変換回路
KR900008302B1 (ko) 디지탈 적산 전력계의 역률 측정회로 및 방법
JP2698489B2 (ja) 電力量計
JPH10170560A (ja) 電子式無効電力計測装置
SU949539A1 (ru) Измеритель сопротивлений кондуктометрических датчиков
KR0128144Y1 (ko) 전력수급용 복합계기의 무효 전력량계
JPS62186607A (ja) 三角波発生装置
JPH0427879A (ja) 電力量計
KR910009904B1 (ko) 전자식 적산무효 전력계
FI67967B (fi) Referensspaenningskaella
SU1525619A1 (ru) Преобразователь параметров емкостных датчиков во временной интервал и напр жение
CA1283451C (en) Switched-capacitor watthour meter circuit having reduced capacitor ratio
JP2000258476A (ja) 電力量計
JPH0334028B2 (ja)
JPS644377B2 (ja)
JPS5839297B2 (ja) 電力量計

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090622

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090622

Year of fee payment: 15