JPH0648180U - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JPH0648180U
JPH0648180U JP8954092U JP8954092U JPH0648180U JP H0648180 U JPH0648180 U JP H0648180U JP 8954092 U JP8954092 U JP 8954092U JP 8954092 U JP8954092 U JP 8954092U JP H0648180 U JPH0648180 U JP H0648180U
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lever
connector housing
shaft
hole portion
support shaft
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孝年 勝真
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタハウジングへのレバーの組み付け作
業を簡単にして生産性を向上させる。 【構成】 レバー17は雄コネクタハウジング12に回
動可能に設けられ、これを回動させることにより雌コネ
クタハウジング11を変位させてコネクタの結合・離脱
を行わせる。レバー17の基部18には、雄コネクタハ
ウジング12に突設したレバー支持軸16が嵌合される
軸受孔部18aと、レバー17の外周縁部において開放
する軸ガイド孔部18bとが連続して形成され、軸ガイ
ド孔部18bを通して挿入されたレバー支持軸16を軸
受孔部18aに嵌合してレバー17を雄コネクタハウジ
ング12に回動可能に支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はレバーの支持構造を改良したレバー式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のコネクタは、小さな力で結合・離脱を行い得るという利点があり、特 に20極以上の多極コネクタに適用されている。その基本的な原理はレバーの「 てこ作用」を利用したもので、例えば図4に示した構成が公知である。同図の左 側には雌ターミナル(図示せず)が装着される雌コネクタハウジング1が示され 、右側には雄ターミナル(図示せず)が装着されると共にフード部2aを備えた 雄コネクタハウジング2が示されている。雌コネクタハウジング1の左右両側壁 部にはカム受けピン3が突設されると共に、雄コネクタハウジング2のフード部 2aの左右両側壁部には上記カム受けピン3を受け入れるスリット4が形成され 、雌コネクタハウジング1はフード部2a内に挿入可能である。
【0003】 雄コネクタハウジング2にはコ字型をなすレバー5が回動可能に取り付けられ ている。その取り付け構造は、雄コネクタハウジング2の左右両側壁部にレバー 支持軸2bを突設すると共にレバー5の左右両側部にそれぞれ円形の軸受孔5a を形成し、同図に示すようにレバー5の軸受孔5aにレバー支持軸2bを挿通さ せた構成である。
【0004】 また、レバー5の裏面には雌コネクタハウジング1のカム受けピン3と係合す るカム溝6が形成され、雌コネクタハウジング1を雄コネクタハウジング2のフ ード部2a内に挿入してレバー5を同図矢印方向に回動させると、レバー5のカ ム溝6にてカム受けピン3ひいては雌コネクタハウジング1がフード部2a内に 深く進入して両コネクタが結合される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、上記した従来構造では、レバー支持軸2bと嵌合するレバー5の軸 受孔5aは単純な円形をなす。このため、コネクタの組立時にレバー支持軸2b を軸受孔5aに嵌合させるには、図5に示すように、まず一方の軸受孔5aにレ バー支持軸2bを嵌合させ、次いで、レバー5を強い力で弾性変形させて開いた 状態となし、その上で残りの軸受孔5aにレバー支持軸2bを嵌合なくてはなら ない。従って、従来構造ではコネクタの組立作業に手間取り、この点が解決課題 として残されていた。
【0006】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、従って、その目的は、レバーをコ ネクタハウジングに支持させるにあたり、その作業を簡単に行うことができて生 産性を高めることができるレバー式コネクタを提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のレバー式コネクタは、一方のコネクタハウジングに突設したレバー支 持軸と、レバーに形成され前記レバー支持軸が嵌合される軸受孔部と、この軸受 孔部に連なってレバーに形成されレバーの外周縁部において開放する軸ガイド孔 部とを具備せる構成となし、軸ガイド孔部を通して挿入されたレバー支持軸を軸 受孔部に嵌合してレバーをコネクタハウジングに回動可能に支持させたところに 特徴を有する。
【0008】
【作用】
上記手段の構成において、レバーをコネクタハウジングに取り付けるには、次 のようにする。まず、レバーの軸ガイド孔部の入り口部分にコネクタハウジング のレバー支持軸を宛がい、これをその軸ガイド孔部に案内させつつ内部に進入さ せ、この軸ガイド孔部を通して軸受孔部まで至らせる。これにて、レバー支持軸 はレバーの軸受孔部に嵌合状態となり、レバーがコネクタハウジングに回動可能 に支持され、レバーの組付けが完了する。
【0009】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案の構造によれば、単にレバー支持軸を軸ガイド孔部 を通して軸受孔部に挿入すればよいから、レバーを強い力で押し広げたりする必 要がなくなり、レバーの組み付け作業が極めて簡単になって生産性が向上すると いう優れた効果を奏する。
【0010】
【実施例】
以下本考案の一実施例について図1ないし図3を参照して説明する。 全体的な構成は図2に示す通りである。同図の左側には図示しない雌ターミナ ルが装着される雌コネクタハウジング11が示され、右側には図示しない雄ター ミナルが装着されると共に、フード部12aを備えた雄コネクタハウジング12 が示されている。
【0011】 上記雌コネクタハウジング11は雄コネクタハウジング12のフード部12a 内に挿入可能な大きさになっており、その左右両側部にはカム受け部に相当する 一対のカム受けピン13が横向きに突設されている(一方のみ図示)。
【0012】 一方、雄コネクタハウジング12の左右両側部には一対のガイド溝15が形成 され、雌コネクタハウジング11の挿入時にカム受けピン13がそのガイド溝1 5内に進入できるようになっている。そして、雄コネクタハウジング12の左右 両側部には一対のレバー支持軸16が横向きに突設され(一方のみ図示)、ここ にレバー17が回動可能に支持されている。
【0013】 このレバー17は、左右一対の基部18の一端を架橋部19にて連結したコ字 型形状をなし、両基部18にて雄コネクタハウジング12の左右両側壁部を挟む 状態でコネクタハウジング12に取り付けられている。各基部18の裏側(コネ クタハウジング12側)には、カム部に相当するカム溝20が陥没形成され、雌 コネクタハウジング11の挿入時にカム受けピン13がその内部に進入する。こ のカム溝20は、カム受けピン13が進入した状態で、レバー17が図3(A) に示した「開放位置」から同図(B)に示した「結合位置」まで回動されると、 カム受けピン13ひいては雌コネクタハウジング11を「カム作用」によって雄 コネクタハウジング12のフード部12a内側に移動させ、もって雌雄のターミ ナルを接続状態にして両コネクタの結合を行わせる機能を有する。
【0014】 上記レバー17の各基部18には前記レバー支持軸16と嵌合する軸受孔部1 8aが形成されており、その嵌合状態のもとでレバー17が回動可能に支持され ている。そして、この軸受孔部18aには、図1に示すようにL字形に屈曲する 軸ガイド孔部18bが連なって形成され、これが基部18の外周縁部のうち前記 カム溝20と干渉しない位置において開放している。この軸ガイド孔部18bは レバー支持軸16を挿通させ得る幅寸法を有し、ここを通してレバー支持軸16 を軸受孔部18aに案内する機能を有する。
【0015】 なお、図2に示すように雌コネクタハウジング11の上面部には一対の側壁2 1が対向状態で突設され、これらにて挟まれた位置には係止爪22が図示しない 弾性脚部を介して突設されている。一方、レバー17の架橋部19の中央にはそ の係止爪22と係合する被係止部24が形成され、両者の係合によってレバー1 7を「結合位置」に保持できるようになっている。
【0016】 本実施例のコネクタを製造する際に、レバー17を雄コネクタハウジング12 に組み付けるには次のようにする。まず、レバー17の架橋部19を指で摘んで 左右の両基部18によって雄コネクタハウジング12を挟むようにする。そして 、各基部18に設けられている軸ガイド孔部18bの入り口部分を、図1(A) に示すように雄コネクタハウジング12の左右両側壁部に設けられている各レバ ー支持軸16に宛がう。次いで、レバー17をまっすぐ下に移動させてレバー支 持軸16を軸ガイド孔部18bに案内させつつ更に深く進入させる。すると、図 1(B)に示すようにレバー支持軸16が軸ガイド孔部18bの内壁部に当接す るようになるから、ここでレバー17の移動方向を変えてレバー支持軸16が軸 受孔部18a側に向かうようにすれば、レバー支持軸16は軸ガイド孔部18b に案内されつつ軸受孔部18aと嵌合するまで進入する。これにて、図3(A) に示すようにレバー支持軸16がレバー17の軸受孔部18aと嵌合状態となり 、レバー17が雄コネクタハウジング12に回動可能に支持され、レバー17の 組付けが完了する。
【0017】 また、上述のようにレバー17を組み付けた状態で、両コネクタの結合を行う には、次のようにする。まず、レバー17を図3(A)に示すように「開放位置 」にしておき、雌コネクタハウジング11を雄コネクタハウジング12のフード 部12a内に挿入する。すると、カム受けピン13がフード部12aのガイド溝 15内に進入し、これが更にレバー17のカム溝20内に進入する。そこで、レ バー17の架橋部19に指を掛け、これを矢印方向に押せば、レバー17はレバ ー支持軸16を中心に回動する。すると、レバー17の回動に伴い、カム受けピ ン13がカム溝20により押し付けられ、雌コネクタハウジング11がフード部 12aの内部により深く進入し、図1(B)に示すように、レバー17が「結合 位置」に至ったところで、コネクタの結合が完了する。なお、コネクタを離脱さ せるには、レバー17を逆方向に回動させればよい。
【0018】 このように本実施例によれば、雄コネクタの組立工程において、レバー17を 雄コネクタハウジング12に取り付けるに際しては、レバー17の軸ガイド孔部 18bの入り口部分にレバー支持軸16を宛がった上で、そのレバー支持軸16 を軸ガイド孔部18bに案内させつつ軸受孔部18aまで至らせればよい。従っ て、従来のようにレバー17を強い力で押し広げたりする必要がなくなり、レバ ー17の組み付け作業が極めて簡単になって組立工程の生産性が大きく向上する という効果を奏する。また、特に上記実施例では、軸ガイド孔部18bをL字型 に形成したから、いったん軸受孔部18aに進入したレバー支持軸16が抜け出 ることが防止され、レバー17の脱落防止が図られる。
【0019】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形 も可能である。
【0020】 (イ)上記実施例では、雄コネクタハウジング12にレバー17を設け、雌コ ネクタハウジング11にカム受けピン13を設ける構成としたが、これとは逆に 、雌コネクタハウジングにレバーを設けると共に雄コネクタハウジングにカム受 け部を設ける構成であってもよい。
【0021】 (ロ)また、上記実施例では、カム受けピン13(カム受け部)を雌コネクタ ハウジング11に直接に設ける構成としたが、これに限らず、例えばコネクタハ ウジングに被せるように設けられるカバーに他方のコネクタハウジングに設けた レバーのカム溝に係合するカム受け部を設け、レバーの回動に伴ってカバーひい てはコネクタハウジングを変位させる構成であってもよい。
【0022】 (ハ)レバー17が雄コネクタハウジング12から脱落することをより確実に 防止するには、軸ガイド孔部18bと軸受孔部18aとの境界部分にレバー支持 軸16が軸受孔部18aから抜け出ることを規制する小突起を突設する構成とし てもよい。
【0023】 その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、要 旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図
【図2】全体の斜視図
【図3】コネクタ結合過程を示す側面図
【図4】従来のレバー式コネクタを示す斜視図
【図5】従来のレバー式コネクタにおけるレバーの組み
付け工程を示す正面
【符号の説明】
11…雌コネクタハウジング 12…雄コネクタハウジング 13…カム受けピン(カム受部) 16…レバー支持軸 17…レバー 18a…軸受孔部 18b…軸ガイド孔部 20…カム溝(カム部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに結合されるコネクタのうちの一方
    のコネクタハウジングにレバーを回動可能に設けると共
    に他方側にこのレバーに形成されたカム部に係合するカ
    ム受部を設け、前記レバーを往復回動させることにより
    前記カム受部を変位させて両コネクタの結合及び離脱を
    行わせるものにおいて、 前記一方のコネクタハウジングに突設したレバー支持軸
    と、前記レバーに形成され前記レバー支持軸が嵌合され
    る軸受孔部と、この軸受孔部に連なって前記レバーに形
    成されレバーの外周縁部において開放する軸ガイド孔部
    とを具備し、前記レバーは、前記軸ガイド孔部を通して
    挿入されたレバー支持軸を軸受孔部に嵌合して前記コネ
    クタハウジングに回動可能に支持されていることを特徴
    とするレバー式コネクタ。
JP1992089540U 1992-12-01 1992-12-01 レバー式コネクタ Expired - Fee Related JP2574780Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05258803A (ja) * 1992-03-12 1993-10-08 Yazaki Corp 嵌合操作レバー付きコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05258803A (ja) * 1992-03-12 1993-10-08 Yazaki Corp 嵌合操作レバー付きコネクタ

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