JPH0648173B2 - 円筒計測方法 - Google Patents

円筒計測方法

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JPH0648173B2
JPH0648173B2 JP63026687A JP2668788A JPH0648173B2 JP H0648173 B2 JPH0648173 B2 JP H0648173B2 JP 63026687 A JP63026687 A JP 63026687A JP 2668788 A JP2668788 A JP 2668788A JP H0648173 B2 JPH0648173 B2 JP H0648173B2
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JP
Japan
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cylinder
camera
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distance
measuring
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JP63026687A
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康 稲本
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工業技術院長
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Description

【発明の詳細な説明】 概 要 被計測円筒の中心軸に平行に複数の色マーカを塗装して
おく。次いで、円筒上の色マーカを直線移動するカメラ
により複数位置において撮影し、この撮影像に基づいて
線分の三次元方位計測手段と距離計測手段とにより色マ
ーカを計測し、この計測結果から円筒中心軸までの距離
と円筒半径とを計測する円筒計測方法。
産業上の利用分野 本発明はロボット等の視覚情報処理に関し、特にテレビ
カメラを使用して例えば工場内の配管等の円筒の半径及
び中心軸までの距離を計測する方法に関する。
原子力発電施設等で点検・補修作業等を行なうロボット
の視覚センサには、機器・配管類が入組んで配置されて
いるシーンの中から対象物を的確に把握して、三次元的
に計測できる機能が要求される。そのためには、(1)広
いレンジで、(2)広い視野にわたって、(3)ロボットの動
作に見合う精度と速度で三次元計測を行なう必要があ
る。本発明者等はこれらの要求を満たす視覚センサ技術
として、球面写像法に基づく一眼による運動立体視方法
を先に提案した(特開昭59−184973号及び特願
昭61−258141号)。この運動立体視法において
は、二眼ステレオに伴う対応点決定問題を避けることが
でき、また、必要に応じて多数の画像を利用して計測の
信頼性を向上することがきる。
この一眼による運動立体視法を利用して工場内の配管等
の円筒中心軸までの距離と円筒半径とを計測する方法が
模索されている。
従来の技術 従来、線分の三次元方位の計測方法としては、例えば上
述した特開昭59−184973号が知られており、ま
た線分の距離の計測方法としては、上述した特願昭61
−258141号が提案されている。特開昭59−18
4973号に記載の技術は、円筒(円柱を含む)の中心
軸の三次元方位計測にそのまま適用可能である。
第5図は特開昭59−184973号及び特願昭61−
258141号記載の技術を用いて、円筒を計測する場
合のカメラと円筒の位置関係を示す円筒の断面図であ
る。第5図において、説明をわかりやすくするために円
筒の肉厚等を省略し輪郭線のみを描いている。カメラを
,C,C,…と移動しながら円筒Pを見ると、
円筒面の輪郭線がa,a,a,…及びb
,b,…と移動して見える。これらの輪郭線は円
筒の側面上の輪郭線であるため全て平行であり、円筒の
中心軸に平行である。よって、輪郭線の三次元方位は一
意に計測することができ、その方位が円筒の中心軸の三
次元方位に一致する。
発明が解決しようとする課題 しかし、第5図に示すようにカメラを移動しながら円筒
Pの輪郭線を撮影すると、上述したように輪郭線の位置
が移動するため、特願昭61−258141号の方法に
よっては、カメラから円筒の輪郭線までの距離を求める
ことができないという問題がある。なお、円筒が遠方に
あるとき、または円筒の半径が小さいときは、輪郭線a
,a,a,…及びb,b,b,…はそれぞ
れほぼ一点に重なるため、近似的にカメラから円筒の輪
郭線までの距離を求めることができる場合があるが、通
常はカメラを移動するにつれて輪郭線が移動するため、
カメラから輪郭線までの距離を求めることはできない。
本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、カメラ一眼の運動立体視により、
カメラから円筒の中心軸までの距離及び円筒半径を計測
できるようにした円筒計測方法を提供することである。
課題を解決するための手段 第1図は本発明の計測方法説明図であり、第2図は色マ
ーカ付き円筒を示す斜視図(A)、断面図(B)であ
る。本発明では計測の対象となる円筒10に色マーカを
塗装しておく。例えば第2図に示すように、赤と青の二
色を使用し、円筒中心軸に対して互いに直角となる位置
に赤マーカ12及び青マーカ14をそれぞれ2本づつ引
く。このように二色を用いるのは、色情報によって情景
(シーン)からの円筒の抽出を容易にするためであり、
本発明においては単色の色マーカであっても良い。この
ように円筒中心軸に対して互いに直角となる位置に二色
のラインを引くと、円筒面においては赤と青が対になっ
た平行線が必ず2本見えることになり、対になった平行
線から測定対象を円筒と判断することによって、円筒の
抽出が容易になる。
このような円筒面上の色マーカ12,14は、円筒の表
面上に固定されており、第5図における円筒面の輪郭線
とは異なり、カメラが移動しても動かないため、上述し
た特開昭59−184973号の方法により、その三次
元方位を計測することができ、さらに特願昭61−25
8141号の方法により、カメラから色マーカ12,1
4までの距離を計測することができる。なお、本明細書
中に特開昭59−184973号の内容及び特願昭61
−258141号の内容を全て取込むことにし、本明細
書中ではその説明を省略する。
すなわち、特願昭61−258141号の方法を使用し
て、色マーカに垂直な平面上での色マーカの位置を第1
図に示すようにM,Mとして抽出することができ
る。この平面上で2点M,Mを向かい合う2頂点と
する正方形の他の2頂点Q,Rのうち、カメラから遠い
側にある点Qに円筒10の中心軸が一致することにな
る。そして、ある時点でのカメラ位置Cから円筒10
の中心軸までの距離は、線分CQの長さlで与えら
れ、円筒半径は線分MQの長さまたは線分MQの長
さrで与えられることになる。
作 用 本発明の円筒計測方法は、このように円筒に複数の色マ
ーカを予め塗装しておき、この色マーカの位置を直線移
動するカメラにより撮影して計測することにより、カメ
ラから円筒中心軸までの距離と円筒半径とを容易に求め
ることができる。
実施例 第3図を参照して本発明の実施例を説明する。
特願昭61−258141号の方法により、ある時点で
のカメラの位置を含み、円筒面に引かれた色マーカに垂
直な平面上での色マーカの位置M,Mの座標がそれ
ぞれ(x,y)、(x,y)と求められたとす
る。また、円筒までの距離求めようとするカメラ位置C
の座標を(x,y)とする。
線分MQとMQの長さが等しいことから、 (x−x+(y−y =(x−x+(y−y…(1) また線分MQとMQとが直交することから、 (x−x)(x−x)= −(y−y)(y−y)…(2) (1)式と(2)式からx,yを求めると、 (3)式の複号を同順にとって、(xQ1,yQ1)と
(xQ2,yQ2)とすれば、 (xQ1−x+(yQ1−y> (xQ2−x+(yQ2−y のとき、 (x,y)=(xQ1,yQ1) …(4) (xQ1−x+(yQ1−y≦ (xQ2−x+(yQ2−y のとき、 (x,y)=(xQ2,yQ2) …(5) と円筒10の中心Qの座標を求めることができる。
また、カメラCから円筒10の中心軸までの距離lと
円筒半径rは以下の式により求めることができる。
本発明方法の実施に使用する計測装置のブロック構成図
を第4図に示す。同図において、カラーカメラ16によ
り撮影された円筒10上の赤マーカ12の画像及び青マ
ーカ14の画像は、それぞれ輪郭抽出装置18a,18
bに入力され、公知の技術により入力画像から輪郭部分
を抽出する処理を行なう。次いで、例えば特開昭59−
184973号に記載されているような線分抽出装置2
0a,20b及び線分方位計測装置22a,22bによ
り、それぞれ輪郭部分から線分情報を抽出する処理、及
び線分の三次元方位を計測する処理を行なう。さらに、
特願昭61−258141号に記載されている線分距離
計測装置24a,24bにより、カラーカメラ16の位
置を含み円筒10の中心軸に垂直な平面上での色マーカ
12,14の位置を計測する処理を行なう。
円筒距離計算装置26は、色マーカ12,14の位置
と、カラーカメラ16のカメラ位置とから(6)式の計算
を行ない、カラーカメラ16から円筒中心軸までの距離
を求める。円筒半径計算装置28は、色マーカ12,1
4の位置から(7)式の計算を行ない円筒10の半径を求
める。これらの求められた結果は図示しない認識部へ送
られ、認識部ではモデルのデータなど他の情報も利用し
て認識を行ない、ロボットの行動決定に必要な情報を出
力する。なお30は上述した各装置へ制御信号を送り出
す全体制御装置である。
円筒半径が数種類しかない場合には、例えば円筒(パイ
プ)の太さに応じてマーカの色を変えておくことによ
り、マーカの色情報のみで半径を知ることも可能であ
る。
発明の効果 本発明の円筒計測方法は以上詳述したように構成したの
で、計測すべき円筒表面に複数の色マーカを塗装してお
くのみで、簡単に円筒までの距離及び円筒半径を計測す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の計測方法説明図、 第2図は色マーカ付き円筒を示しており、(A)は円筒
斜視図、(B)は円筒の断面図である。 第3図は円筒中心軸までの距離及び円筒半径を求めるた
めの説明図、 第4図は本発明方法に使用する計測装置のブロック構成
図、 第5図は従来の計測方法説明図である。 10……円筒、 12,14……色マーカ、 16……カラーカメラ、 18a,18b……輪郭抽出装置、 20a,20b……線分抽出装置、 22a,22b……線分方位計測装置、 24a,24b……線分距離計測装置、 26……円筒距離計算装置、 28……円筒半径計算装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被計測円筒(10)の中心軸に平行に複数の色
    マーカ(12,14)を塗装し、 該円筒上の色マーカ(12,14)を直線移動するカメラ(16)
    により複数位置において撮影し、 撮影像に基づいて、線分の三次元方位計測手段(22a,22
    b)及び線分の距離計測手段(24a,24b)を使用して色マー
    カの三次元方位及び距離を計測し、 このように計測された色マーカの位置から、前記カメラ
    (16)から円筒中心軸までの距離と、円筒半径とを計測す
    ることを特徴とする円筒計測方法。
JP63026687A 1988-02-09 1988-02-09 円筒計測方法 Expired - Lifetime JPH0648173B2 (ja)

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CN107270826B (zh) * 2017-06-29 2019-11-22 西安理工大学 一种孔的视觉测量方法
JP7318469B2 (ja) * 2019-10-02 2023-08-01 株式会社大林組 配筋評価システム、配筋評価方法及び配筋評価プログラム

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