JPH0647855U - 超音波探傷プローブ - Google Patents
超音波探傷プローブInfo
- Publication number
- JPH0647855U JPH0647855U JP083225U JP8322592U JPH0647855U JP H0647855 U JPH0647855 U JP H0647855U JP 083225 U JP083225 U JP 083225U JP 8322592 U JP8322592 U JP 8322592U JP H0647855 U JPH0647855 U JP H0647855U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flaw detection
- ultrasonic
- ultrasonic flaw
- detection probe
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来のような回転位置検出器を格別に使用せず
に、欠陥位置等の探傷結果の評価に必要な回転位置信号
を得ることができ、構造が簡略で設計・製作が容易であ
る上、検査対象である細管の径に関する制約が少なく、
超音波探傷の適用範囲を大幅に拡大することのできる超
音波探傷プローブを提供すること。 【構成】超音波センサ３の超音波伝搬方向に設けた反射
ミラー９を回転駆動モータ４によって回転させながら超
音波探傷を行う回転式の超音波探傷プローブ１におい
て、超音波ビームｕＷの伝搬経路上に、超音波ビームｕ
Ｗの一部を逆戻りさせる反射体１３を設けた。
に、欠陥位置等の探傷結果の評価に必要な回転位置信号
を得ることができ、構造が簡略で設計・製作が容易であ
る上、検査対象である細管の径に関する制約が少なく、
超音波探傷の適用範囲を大幅に拡大することのできる超
音波探傷プローブを提供すること。 【構成】超音波センサ３の超音波伝搬方向に設けた反射
ミラー９を回転駆動モータ４によって回転させながら超
音波探傷を行う回転式の超音波探傷プローブ１におい
て、超音波ビームｕＷの伝搬経路上に、超音波ビームｕ
Ｗの一部を逆戻りさせる反射体１３を設けた。
Description
【０００１】
本考案は、各種熱交換器の細管検査あるいは蒸気発生器の細管検査等に使用さ れる回転式の超音波探傷プローブに関する。
【０００２】
原子力発電プラントにおける重要なプラント構成機器である蒸気発生器には、 数多くの細管が使用されている。これらの細管の健全性を確かめる為に、定期的 な細管検査が行なわれている。 その検査方法の一つとして、超音波探傷法を用いて細管の減肉損傷や割れ等の 探傷を行なう方法がある。
【０００３】 図２は超音波探傷法による細管検査において使用されている従来の超音波探傷 プローブの構成を示す断面図である。図２に示すように、この超音波探傷プロー ブ２０は、管状のプローブ本体２、超音波センサ３、回転駆動モータ４、歯車５ 、ジョイント６、挿入管７、調芯機構８ａ，８ｂ、反射ミラー９、反射ミラー保 持筒１０、回転位置検出器２１等で構成されている。
【０００４】 超音波センサ３、回転駆動モータ４、回転位置検出器２１はそれぞれ、センサ 信号ケーブル２２、電力ケーブル２３、検出器信号ケーブル２４，２５を介して 外部の測定器（図示せず）に接続されている。
【０００５】 探傷を行なう際には検査対象である細管の径に応じた形状のプローブを用い、 水等のカプラントと共に細管内に挿入される。超音波センサ３から発せられた超 音波ビームｕＷはは反射ミラー８により方向を変えられて外部へ放射される。こ の時、回転駆動モータ４により、反射ミラー９を回転させながら細管全周の探傷 を行うと共に、プローブ２０全体を細管奥方向から引抜き走査することにより細 管全長に亘っての探傷を行う。
【０００６】 ところで、回転位置検出器２１は、放射される超音波ビームｕＷの円周方向の 位置信号または回転の同期信号を得るために設けられたものであり、欠陥の位置 を知る上で重要な役割を持っている。
【０００７】
しかしながら、上記従来の超音波探傷プローブ２０では、放射超音波ビームｕ Ｗすなわち反射ミラー９の円周方向位置または回転の同期信号を得るために、エ ンコーダあるいはホール素子等を備えた回転位置検出器２１を必要とする。また 、回転位置検出器２１を使用するには、これ等に専用電源を必要とするので、複 雑な配線を余儀なくされる。このため構成が複雑で設計、製作がむづかしいとい う問題がある上、プローブ径が大径化するのを免れ得なかった。したがって比較 的小径な細管への適用が困難で適用範囲が著しく制限されるという問題があった 。
【０００８】 本考案の目的は、従来のような回転位置検出器を格別に使用せずに、欠陥位置 等の探傷結果の評価に必要な回転位置信号を得ることができ、構造が簡略で設計 ・製作が容易である上、検査対象である細管の径に関する制約が少なく、超音波 探傷の適用範囲を大幅に拡大することのできる超音波探傷プローブを提供するこ とにある。
【０００９】
上記課題を解決し目的を達成するために、本考案は、超音波センサの超音波伝 搬方向に設けた反射ミラーを回転駆動モータによって回転させながら超音波探傷 を行う回転式の超音波探傷プローブにおいて、 超音波ビームの伝搬経路上に、超音波ビームの一部を逆戻りさせる反射体を設 けるようにした。
【００１０】
【作用】 上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。回転駆動モータにより、反 射ミラーを回転させながら探傷を行うと、超音波センサから発せられた超音波ビ ームは、反射ミラーにより方向を変えられ放射伝搬することになるが、その際回 転走査される超音波ビームの一部が所定の角度範囲において反射体で反射され、 伝搬してきた経路を逆戻りし、超音波センサに反射信号として受信される。すな わち反射体は回転する超音波ビームの走査範囲における特定角度位置に設置され ていることから、超音波ビームが反射体の設置位置を通過する時のみ反射信号が 得られることになる。かくして反射ミラーの各回転に対応した回転位置信号が格 別の回転位置検出器を用いずに得られることになる。
【００１１】
図１の（ａ）（ｂ）は、本考案の一実施例を示す超音波探傷プローブ１の要部 上面図と断面図である。同図（ｂ）は細管Ｐの内部に水等のカプラントと共に超 音波探傷プローブ１を挿入した状態を示したものでもある。図に示すようにこの 超音波探傷プローブ１のプローブ本体２は、超音波センサ３、回転駆動モータ４ 、歯車５等を内蔵しており、ジョイント部材６を介して挿入管７の先端に結合さ れている。８ａ，８ｂはプローブ本体２を含むプローブ全体の細管Ｐの内部にお ける円周方向の姿勢を調節する調芯機構である。
【００１２】 プローブ本体２の先端には、反射ミラー９を先端に取り付けた反射ミラー保持 筒１０が軸受１１ａ，１１ｂおよびカプラント侵入防止用シール部材１２ａ，１ ２ｂを介して取り付けられている。上記反射ミラー保持筒１０はプローブ本体２ に内蔵されている前記回転駆動モータ４の回転力を、歯車５を介して与えられて 回転する。
【００１３】 プローブ本体２の先端部位にはピン状の超音波反射体１３が取り付けられてい る。この反射体１３は、反射ミラー保持筒１０と共に回転する反射ミラー９によ り反射されかつ開口部１０ａから放射される回転しつつある超音波ビームｕＷの 一部を、所定の回転角度範囲において遮るような位置に固定されている。１４は 信号ケーブル、１５は電力ケーブルである。
【００１４】 超音波センサ３を作動させると、超音波ビームｕＷが前方に発射される。この 超音波ビームｕＷは反射ミラー９で反射されて方向を９０度程度変えられ、反射 ミラー保持筒１０に設けた開口部１０ａを通過して細管Ｐの内面へと放射される 。回転駆動モータ４を回転駆動させると、反射ミラー保持筒１０が回転し、これ に伴い超音波ビームｕＷも回転することになる。このため細管Ｐの円周方向の走 査が行われる。また挿入管７を細管Ｐの中へと送り込んだり引き出したりするこ とにより細管Ｐの長手方向への走査等が行われる。かくして細管Ｐの超音波探傷 が行われる。
【００１５】 ところで回転する超音波ビームｕＷが反射体１３を設置した角度の位置に来る と、反射体１３からのエコー信号が検出されることになる。つまり反射ミラー９ が１回転する間に、所定の角度位置で一つのパルス状エコー信号が得られること になる。この信号を処理することにより、必要とする回転位置信号が得られる。 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱し ない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【００１６】
本考案によれば、従来のような回転位置検出器を格別に使用せずに、欠陥位置 等の探傷結果の評価に必要な回転位置信号を得ることができ、構造が簡略で設計 ・製作が容易である上、検査対象である細管の径に関する制約が少なく、超音波 探傷の適用範囲を大幅に拡大することのできる超音波探傷プローブを提供できる 。
【図１】本考案の一実施例に係る超音波探傷プローブの
断面図。
断面図。
【図２】従来の超音波探傷プローブを示す断面図。
１…超音波探傷プローブ ２…プローブ本体 ３…超音波センサ ４…回転駆動モー
タ ７…挿入管 ９…反射ミラー １３…超音波反射体
タ ７…挿入管 ９…反射ミラー １３…超音波反射体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ２１Ｃ 17/003
Claims (1)
- 【請求項１】超音波センサの超音波伝搬方向に設けた反
射ミラーを回転駆動モータによって回転させながら超音
波探傷を行う回転式の超音波探傷プローブにおいて、 超音波ビームの伝搬経路上に、超音波ビームの一部を逆
戻りさせる反射体を設けたことを特徴とする超音波探傷
プローブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP083225U JPH0647855U (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 超音波探傷プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP083225U JPH0647855U (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 超音波探傷プローブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647855U true JPH0647855U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=13796380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP083225U Pending JPH0647855U (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 超音波探傷プローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647855U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015169547A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 新日本非破壊検査株式会社 | 管の超音波検査装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5949753A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-22 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波走査装置 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP083225U patent/JPH0647855U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5949753A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-22 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波走査装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015169547A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 新日本非破壊検査株式会社 | 管の超音波検査装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980616 |