JPH0647804A - 真空成形金型 - Google Patents
真空成形金型Info
- Publication number
- JPH0647804A JPH0647804A JP19380192A JP19380192A JPH0647804A JP H0647804 A JPH0647804 A JP H0647804A JP 19380192 A JP19380192 A JP 19380192A JP 19380192 A JP19380192 A JP 19380192A JP H0647804 A JPH0647804 A JP H0647804A
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- JP
- Japan
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- cooling
- plate
- knockout
- molding
- molded product
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形品の上部やシート部を迅速に冷却して品
質のよい成形品を成形する。成形サイクルを短縮する。
ノックアウトプレートに簡単な構造で通水する。 【構成】 冷却水を通して冷却する冷却板５を雌型２の
下面に設ける。成形品４ａの成形後に成形品４ａと共に
シート部４ｂをノックアウトするノックアウトプレート
６を雌型２の上面部に設ける。ノックアウトプレート６
を上下に駆動するノックアウトピンをノックアウトプレ
ート６に連結する。ノックアウトプレート６の下面側か
ら蟻溝状のパイプ取り付け溝９を複数の成形キャビティ
１間に沿うように削設する。冷却水を通す冷却パイプ８
をパイプ取り付け溝９に埋設する。
質のよい成形品を成形する。成形サイクルを短縮する。
ノックアウトプレートに簡単な構造で通水する。 【構成】 冷却水を通して冷却する冷却板５を雌型２の
下面に設ける。成形品４ａの成形後に成形品４ａと共に
シート部４ｂをノックアウトするノックアウトプレート
６を雌型２の上面部に設ける。ノックアウトプレート６
を上下に駆動するノックアウトピンをノックアウトプレ
ート６に連結する。ノックアウトプレート６の下面側か
ら蟻溝状のパイプ取り付け溝９を複数の成形キャビティ
１間に沿うように削設する。冷却水を通す冷却パイプ８
をパイプ取り付け溝９に埋設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、真空成形にて複数の容
器状の成形品を同時成形する真空成形金型において、成
形後、ノックアウトする前に冷却するのに用いる構造に
関するものである。
器状の成形品を同時成形する真空成形金型において、成
形後、ノックアウトする前に冷却するのに用いる構造に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の真空成形金型は、縦横に複数の
成形キャビティを有する雌型と、雄型とを上下に配置
し、雌型と雄型との間に成形用シートを挟み、成形キャ
ビティから真空吸引して成形キャビティで容器状の成形
品を成形するようになっている。ところで真空成形する
とき、成形シートは軟化する温度に加熱されているが、
成形後、成形品を冷却する必要があるので、雌型の下面
には冷却水を通して冷却する冷却板を設けてある。
成形キャビティを有する雌型と、雄型とを上下に配置
し、雌型と雄型との間に成形用シートを挟み、成形キャ
ビティから真空吸引して成形キャビティで容器状の成形
品を成形するようになっている。ところで真空成形する
とき、成形シートは軟化する温度に加熱されているが、
成形後、成形品を冷却する必要があるので、雌型の下面
には冷却水を通して冷却する冷却板を設けてある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、雌型の下面
に冷却板を装着して冷却するだけの構造であると、容器
状の成形品の底部は冷却されるが、成形品の口部や成形
品以外のシート部が冷却されにくい。具体的には冷却板
に１５〜２０℃程度の常温の水を通して冷却したとき、
成形キャビティの底部は３０〜３５℃程度に程度に冷却
されても成形キャビティの口部は５０度程度の温度にし
か冷却されない。従って成形品の上部やシート部が温度
の高い状態でノックアウトすると、成形品が変形したり
スムーズにノックアウトできないことが起こる。また成
形品全体の温度が下がるまで待つと成形のサイクルが低
下するという問題がある。これは口径に比べて深さの深
い成形品を成形するとき特に問題となる。
に冷却板を装着して冷却するだけの構造であると、容器
状の成形品の底部は冷却されるが、成形品の口部や成形
品以外のシート部が冷却されにくい。具体的には冷却板
に１５〜２０℃程度の常温の水を通して冷却したとき、
成形キャビティの底部は３０〜３５℃程度に程度に冷却
されても成形キャビティの口部は５０度程度の温度にし
か冷却されない。従って成形品の上部やシート部が温度
の高い状態でノックアウトすると、成形品が変形したり
スムーズにノックアウトできないことが起こる。また成
形品全体の温度が下がるまで待つと成形のサイクルが低
下するという問題がある。これは口径に比べて深さの深
い成形品を成形するとき特に問題となる。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは成形品の上部や
シート部を迅速に冷却できて品質のよい成形品を成形で
きると共に成形サイクルを短縮でき、しかもノックアウ
トプレートに簡単な構造で通水できる真空成形金型を提
供するにある。
であって、本発明の目的とするところは成形品の上部や
シート部を迅速に冷却できて品質のよい成形品を成形で
きると共に成形サイクルを短縮でき、しかもノックアウ
トプレートに簡単な構造で通水できる真空成形金型を提
供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明真空成形金型は、縦横に複数の成形キャビティ１
を有する雌型２と、雄型３とを具備し、雌型２と雄型３
との間で成形用シート４を挟み、成形キャビティ１から
真空吸引して成形キャビティ１で容器状の成形品４ａを
成形する真空成形金型において、冷却水を通して冷却す
る冷却板５を雌型２の下面に設け、成形品４ａの成形後
に成形品４ａと共にシート部４ｂをノックアウトするノ
ックアウトプレート６を雌型２の上面部に設けると共に
ノックアウトプレート６を上下に駆動するノックアウト
ピン７をノックアウトプレート６に連結し、ノックアウ
トプレート６の下面側から蟻溝状のパイプ取り付け溝９
を複数の成形キャビティ１間に沿うように削設すると共
に冷却水を通す冷却パイプ８をパイプ取り付け溝９に埋
設して成ることを特徴とする。
本発明真空成形金型は、縦横に複数の成形キャビティ１
を有する雌型２と、雄型３とを具備し、雌型２と雄型３
との間で成形用シート４を挟み、成形キャビティ１から
真空吸引して成形キャビティ１で容器状の成形品４ａを
成形する真空成形金型において、冷却水を通して冷却す
る冷却板５を雌型２の下面に設け、成形品４ａの成形後
に成形品４ａと共にシート部４ｂをノックアウトするノ
ックアウトプレート６を雌型２の上面部に設けると共に
ノックアウトプレート６を上下に駆動するノックアウト
ピン７をノックアウトプレート６に連結し、ノックアウ
トプレート６の下面側から蟻溝状のパイプ取り付け溝９
を複数の成形キャビティ１間に沿うように削設すると共
に冷却水を通す冷却パイプ８をパイプ取り付け溝９に埋
設して成ることを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、成形キャビティ１で成形品
４ａを成形した後、冷却板５に通水すると共にノックア
ウトプレート６の冷却パイプ８に通水することにより、
冷却板５で冷却できると共にノックアウトプレート６で
冷却できる。これにより、成形品４ａの口部やシート部
４ｂも短時間で確実に冷却でき、品質のよい成形品４ａ
を得ることができると共に成形サイクルを短縮できる。
またノックアウトプレート６の下面側から蟻溝状のパイ
プ取り付け溝９を複数の成形キャビティ１間に沿うよう
に削設すると共に冷却水を通す冷却パイプ８をパイプ取
り付け溝９に埋設したことにより、ノックアウトプレー
ト６にエンドミル等でパイプ取り付け溝９を削設して冷
却パイプ８を埋設するだけで通水部分を形成できて通水
部分を簡単に形成でき、しかもパイプ取り付け溝９はエ
ンドミル等で自在に加工できると共に冷却パイプ８を自
在に曲げて埋設でき、通水部分を任意の位置に加工でき
る。
４ａを成形した後、冷却板５に通水すると共にノックア
ウトプレート６の冷却パイプ８に通水することにより、
冷却板５で冷却できると共にノックアウトプレート６で
冷却できる。これにより、成形品４ａの口部やシート部
４ｂも短時間で確実に冷却でき、品質のよい成形品４ａ
を得ることができると共に成形サイクルを短縮できる。
またノックアウトプレート６の下面側から蟻溝状のパイ
プ取り付け溝９を複数の成形キャビティ１間に沿うよう
に削設すると共に冷却水を通す冷却パイプ８をパイプ取
り付け溝９に埋設したことにより、ノックアウトプレー
ト６にエンドミル等でパイプ取り付け溝９を削設して冷
却パイプ８を埋設するだけで通水部分を形成できて通水
部分を簡単に形成でき、しかもパイプ取り付け溝９はエ
ンドミル等で自在に加工できると共に冷却パイプ８を自
在に曲げて埋設でき、通水部分を任意の位置に加工でき
る。
【０００７】
【実施例】真空成形法においては、成形用シート４が予
め加熱軟化された後、真空成形され、次いで成形品４ａ
単位でカットされるものであって、真空成形金型は図
１、図３に示すように上下に配置した雄型３と雌型２と
で主体が構成されている。雌型２には縦方向及び横方向
に複数の成形キャビティ１を形成してあり、この各成形
キャビティ１の底部は真空引き管２０を介して真空ポン
プ１０に連通させてあって、成形キャビティ１から真空
吸引できるようになっている。本実施例の場合、雌型２
は夫々成形キャビティ１を有するブロック２ａを組み合
わせて形成されている。雌型２の下面には冷却板５を装
着してあり、冷却板５には冷却水を通す通水孔１１を穿
孔してある。雌型２及び冷却板５の外周には下部外周壁
１２を装着してあり、下部外周壁１２の下端は基板１３
に支持してある。
め加熱軟化された後、真空成形され、次いで成形品４ａ
単位でカットされるものであって、真空成形金型は図
１、図３に示すように上下に配置した雄型３と雌型２と
で主体が構成されている。雌型２には縦方向及び横方向
に複数の成形キャビティ１を形成してあり、この各成形
キャビティ１の底部は真空引き管２０を介して真空ポン
プ１０に連通させてあって、成形キャビティ１から真空
吸引できるようになっている。本実施例の場合、雌型２
は夫々成形キャビティ１を有するブロック２ａを組み合
わせて形成されている。雌型２の下面には冷却板５を装
着してあり、冷却板５には冷却水を通す通水孔１１を穿
孔してある。雌型２及び冷却板５の外周には下部外周壁
１２を装着してあり、下部外周壁１２の下端は基板１３
に支持してある。
【０００８】また雌型２の４個の隣り合う成形キャビテ
ィ１間の中央に位置するようにノックアウトピン７を配
置してあり、ノックアウトピン７の下端をノックアウト
駆動板１４に連結してあり、ノックアウト駆動板１４に
連結した上下駆動用のシリンダロッド１５を駆動するこ
とにより、ノックアウトピン７を上下に駆動できるよう
になっている。１８は復帰用のばねである。雌型２の上
面部にノックアウトプレート６を配置してあり、ノック
アウトピン７の上端をノックアウトプレート６に連結し
てある。このノックアウトプレート６は矩形状の板に成
形キャビティ１に対応し且つ成形キャビティ１の口径よ
りやや大きい開口１６を穿孔して形成されている。雌型
２の上面にはこのノックアウトプレート６に対応するよ
うにプレート収納凹所１７を凹設してあり、ノックアウ
トプレート６を下降させたとき、ノックアウトプレート
６がプレート収納凹所１７に収まるようになっている。
ィ１間の中央に位置するようにノックアウトピン７を配
置してあり、ノックアウトピン７の下端をノックアウト
駆動板１４に連結してあり、ノックアウト駆動板１４に
連結した上下駆動用のシリンダロッド１５を駆動するこ
とにより、ノックアウトピン７を上下に駆動できるよう
になっている。１８は復帰用のばねである。雌型２の上
面部にノックアウトプレート６を配置してあり、ノック
アウトピン７の上端をノックアウトプレート６に連結し
てある。このノックアウトプレート６は矩形状の板に成
形キャビティ１に対応し且つ成形キャビティ１の口径よ
りやや大きい開口１６を穿孔して形成されている。雌型
２の上面にはこのノックアウトプレート６に対応するよ
うにプレート収納凹所１７を凹設してあり、ノックアウ
トプレート６を下降させたとき、ノックアウトプレート
６がプレート収納凹所１７に収まるようになっている。
【０００９】ノックアウトプレート６にはノックアウト
プレート６の下面側から断面蟻溝状のパイプ取り付け溝
９が複数個の開口１６間を通るように削設される。この
パイプ取り付け溝９は図７に示すようにエンドミル１９
で削設されるものであって、エンドミル１９にて任意の
位置に自在に削設できる。従ってノックアウトプレート
６の必要な箇所に自在にパイプ取り付け溝９が削設され
る。またノックアウトピン７を連結する位置の近傍では
ノックアウトピン７を囲むように迂回させてパイプ取り
付け溝９を削設してある。冷却パイプ８は本実施例の場
合銅パイプにて形成されるものであって、冷却パイプ８
を図６に示すようにパイプ取り付け溝９にはめ込んで埋
設してあり、冷却パイプ８が図５に示すようにパイプ取
り付け溝９に沿って配管されている。冷却パイプ８をパ
イプ取り付け溝９にはめ込んだときパイプ取り付け溝９
が断面蟻溝状のため固定されると共にパイプ取り付け溝
４に充填した接着剤２１で固定される。冷却パイプ８の
一端には通水入口２３を設けてあり、冷却パイプ８の他
端には通水出口２４を設けてある。しかして成形品４ａ
を成形した後に、通水入口２３から冷却水を供給する
と、冷却パイプ８に通水されてノックアウトプレート６
が冷却され、冷却水が通水出口２４から排水される。
プレート６の下面側から断面蟻溝状のパイプ取り付け溝
９が複数個の開口１６間を通るように削設される。この
パイプ取り付け溝９は図７に示すようにエンドミル１９
で削設されるものであって、エンドミル１９にて任意の
位置に自在に削設できる。従ってノックアウトプレート
６の必要な箇所に自在にパイプ取り付け溝９が削設され
る。またノックアウトピン７を連結する位置の近傍では
ノックアウトピン７を囲むように迂回させてパイプ取り
付け溝９を削設してある。冷却パイプ８は本実施例の場
合銅パイプにて形成されるものであって、冷却パイプ８
を図６に示すようにパイプ取り付け溝９にはめ込んで埋
設してあり、冷却パイプ８が図５に示すようにパイプ取
り付け溝９に沿って配管されている。冷却パイプ８をパ
イプ取り付け溝９にはめ込んだときパイプ取り付け溝９
が断面蟻溝状のため固定されると共にパイプ取り付け溝
４に充填した接着剤２１で固定される。冷却パイプ８の
一端には通水入口２３を設けてあり、冷却パイプ８の他
端には通水出口２４を設けてある。しかして成形品４ａ
を成形した後に、通水入口２３から冷却水を供給する
と、冷却パイプ８に通水されてノックアウトプレート６
が冷却され、冷却水が通水出口２４から排水される。
【００１０】また雄型３には縦方向及び横方向に複数個
の成形プラグ２５を成形キャビティ１に対応するように
突設してある。この雄型３の上方には雄型３と一体にな
るように上面板２６を装着してあり、上面板２６には上
部外周壁２７を一体に装着してある。雄型３と雌型２を
型締めしたとき、上部外周壁２７の下端が下部外周壁１
２の上端に当接されるようになっている。
の成形プラグ２５を成形キャビティ１に対応するように
突設してある。この雄型３の上方には雄型３と一体にな
るように上面板２６を装着してあり、上面板２６には上
部外周壁２７を一体に装着してある。雄型３と雌型２を
型締めしたとき、上部外周壁２７の下端が下部外周壁１
２の上端に当接されるようになっている。
【００１１】しかして成形材料である成形シート４を加
熱して雄型３と雌型２との間に供給し、雄型３または雌
型２を駆動して型締めして成形キャビティ１と成形プラ
グ２５との間に容器状の成形品４ａが成形されると共に
成形キャビティ３から真空吸引して成形される。このと
き上面板２６、上部外周壁２７、下部外周壁１２及び雌
型２で囲まれる空間が密封され、この空間が必要に応じ
て減圧される。成形品４ａの成形後、雄型３と雌型２と
が離型され、冷却板５の通水孔１１に通水されると共に
ノックアウトプレート６の冷却パイプ８に通水される。
冷却板５及びノックアウトプレート６にて成形品４ａ及
びシート部４ｂが冷却される。このときノックアウトプ
レート６にて成形品４ａの口部及びシート部４ｂが効果
的に冷却される。成形品４ａ及びシート部を冷却した
後、ノックアウトピン７を駆動してノックアウトプレー
ト６を駆動し、ノックアウトプレート６にてシート部４
ｂを突き上げて成形品４ａ及びシート部４ｂが取り出さ
れる。
熱して雄型３と雌型２との間に供給し、雄型３または雌
型２を駆動して型締めして成形キャビティ１と成形プラ
グ２５との間に容器状の成形品４ａが成形されると共に
成形キャビティ３から真空吸引して成形される。このと
き上面板２６、上部外周壁２７、下部外周壁１２及び雌
型２で囲まれる空間が密封され、この空間が必要に応じ
て減圧される。成形品４ａの成形後、雄型３と雌型２と
が離型され、冷却板５の通水孔１１に通水されると共に
ノックアウトプレート６の冷却パイプ８に通水される。
冷却板５及びノックアウトプレート６にて成形品４ａ及
びシート部４ｂが冷却される。このときノックアウトプ
レート６にて成形品４ａの口部及びシート部４ｂが効果
的に冷却される。成形品４ａ及びシート部を冷却した
後、ノックアウトピン７を駆動してノックアウトプレー
ト６を駆動し、ノックアウトプレート６にてシート部４
ｂを突き上げて成形品４ａ及びシート部４ｂが取り出さ
れる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は叙述のように冷却水を通して冷
却する冷却板を雌型の下面に設け、成形品の成形後に成
形品と共にシート部をノックアウトするノックアウトプ
レートを雌型の上面部に設けると共にノックアウトプレ
ートを上下に駆動するノックアウトピンをノックアウト
プレートに連結し、ノックアウトプレートに冷却水を通
す冷却パイプを埋設してあるので、成形キャビティで成
形品を成形した後、冷却板に通水すると共にノックアウ
トプレートの冷却パイプに通水することにより、冷却板
で冷却できると共にノックアウトプレートで冷却できる
ものであって、成形品の口部やシート部も短時間で確実
に冷却でき、品質のよい成形品を得ることができると共
に成形サイクルを短縮できるものであり、しかもノック
アウトプレートの下面側から蟻溝状のパイプ取り付け溝
を複数の成形キャビティ間に沿うように削設すると共に
冷却水を通す冷却パイプをパイプ取り付け溝に埋設して
いるので、ノックアウトプレートにエンドミル等でパイ
プ取り付け溝を削設して冷却パイプを埋設するだけで通
水部分を形成できて通水部分を簡単に形成でき、さらに
パイプ取り付け溝はエンドミル等で自在に加工できると
共に冷却パイプを自在に曲げて埋設できて通水部分を任
意の位置に加工できるものである。
却する冷却板を雌型の下面に設け、成形品の成形後に成
形品と共にシート部をノックアウトするノックアウトプ
レートを雌型の上面部に設けると共にノックアウトプレ
ートを上下に駆動するノックアウトピンをノックアウト
プレートに連結し、ノックアウトプレートに冷却水を通
す冷却パイプを埋設してあるので、成形キャビティで成
形品を成形した後、冷却板に通水すると共にノックアウ
トプレートの冷却パイプに通水することにより、冷却板
で冷却できると共にノックアウトプレートで冷却できる
ものであって、成形品の口部やシート部も短時間で確実
に冷却でき、品質のよい成形品を得ることができると共
に成形サイクルを短縮できるものであり、しかもノック
アウトプレートの下面側から蟻溝状のパイプ取り付け溝
を複数の成形キャビティ間に沿うように削設すると共に
冷却水を通す冷却パイプをパイプ取り付け溝に埋設して
いるので、ノックアウトプレートにエンドミル等でパイ
プ取り付け溝を削設して冷却パイプを埋設するだけで通
水部分を形成できて通水部分を簡単に形成でき、さらに
パイプ取り付け溝はエンドミル等で自在に加工できると
共に冷却パイプを自在に曲げて埋設できて通水部分を任
意の位置に加工できるものである。
【図１】本発明の真空成形金型の一実施例を示す一部切
欠し且つ一部を概略化した斜視図である。
欠し且つ一部を概略化した斜視図である。
【図２】同上の成形品をノックアウトする途中の一部切
欠し且つ一部を概略化した斜視図である。
欠し且つ一部を概略化した斜視図である。
【図３】同上の全体の構造を示す断面図である。
【図４】同上の成形キャビティ部分を拡大せる斜視図で
ある。
ある。
【図５】同上のノックアウトプレートを上面から見た平
面図である。
面図である。
【図６】同上のパイプ取り付け溝に冷却パイプを取り付
けた部分を拡大した断面図である。
けた部分を拡大した断面図である。
【図７】同上のノックアウトプレートにパイプ取り付け
溝を削設する状態を説明する斜視図である。
溝を削設する状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】 １ 成形キャビティ ２ 雌型 ３ 雄型 ４ 成形用シート ４ａ 成形品 ４ｂ シート部 ５ 冷却板 ６ ノックアウトプレート ７ ノックアウトピン ８ 冷却パイプ ９ パイプ取り付け溝
Claims (1)
- 【請求項１】 縦横に複数の成形キャビティを有する雌
型と、雄型とを具備し、雌型と雄型との間で成形用シー
トを挟み、成形キャビティから真空吸引して成形キャビ
ティで容器状の成形品を成形する真空成形金型におい
て、冷却水を通して冷却する冷却板を雌型の下面に設
け、成形品の成形後に成形品と共にシート部をノックア
ウトするノックアウトプレートを雌型の上面部に設ける
と共にノックアウトプレートを上下に駆動するノックア
ウトピンをノックアウトプレートに連結し、ノックアウ
トプレートの下面側から蟻溝状のパイプ取り付け溝を複
数の成形キャビティ間に沿うように削設すると共に冷却
水を通す冷却パイプをパイプ取り付け溝に埋設して成る
ことを特徴とする真空成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19380192A JPH07106596B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 真空成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19380192A JPH07106596B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 真空成形金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647804A true JPH0647804A (ja) | 1994-02-22 |
| JPH07106596B2 JPH07106596B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=16314004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19380192A Expired - Fee Related JPH07106596B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 真空成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106596B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005255174A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | キャリアテープの製造装置及び製造方法 |
| JP2006069076A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 片面に針状突起を有する立体構造物およびその製造方法およびその製造装置 |
| KR101293598B1 (ko) * | 2013-03-29 | 2013-08-13 | 강권수 | 수냉 및 공냉식 구조의 저중량 냉각패널을 갖는 진공 성형장치용 금형 냉각장치 |
| KR20200007416A (ko) * | 2018-07-13 | 2020-01-22 | 최영호 | 진공성형 금형의 냉각패널 |
| KR102614541B1 (ko) * | 2023-05-10 | 2023-12-14 | 배석환 | 식품 포장용기 제작용 진공 금형 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101017288B1 (ko) * | 2008-08-22 | 2011-02-28 | 박승기 | 진공성형제품의 자동 생산시스템 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP19380192A patent/JPH07106596B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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