JPH0647780A - 回転式軸方向起動機構を有する同時射出式射出成形装置 - Google Patents
回転式軸方向起動機構を有する同時射出式射出成形装置Info
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- JPH0647780A JPH0647780A JP5108271A JP10827193A JPH0647780A JP H0647780 A JPH0647780 A JP H0647780A JP 5108271 A JP5108271 A JP 5108271A JP 10827193 A JP10827193 A JP 10827193A JP H0647780 A JPH0647780 A JP H0647780A
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1734—Nozzles therefor
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 弁ピン部材と弁スリーブ部材をそれぞれ軸線
方向に往復させることで、所要駆動力の減少と制御精度
の向上を可能にする。 【構成】 細長い弁ピン部材64は細長い弁スリーブ部
材56の中に、ゲート20と同心になるように挿入さ
れ、この両弁部材56,64は分離型起動機構の作用で
回転方向及び軸線方向に往復して、ゲート20を通る流
体の流れを制御する。各起動機構は回転運動を行なうた
めのピストン駆動式ラック部材96,118を有し、こ
の回転運動はこれに対応する弁部材56,64の後退開
口位置と前進閉塞位置との間の軸線方向運動に変換され
る。一形態では、弁部材56,64の螺旋ねじが周囲の
ノズルから内側方向に延びた固定歯に係合して、各弁部
材56,64の回転運動を、これに対応する軸線方向の
運動に変換する。
方向に往復させることで、所要駆動力の減少と制御精度
の向上を可能にする。 【構成】 細長い弁ピン部材64は細長い弁スリーブ部
材56の中に、ゲート20と同心になるように挿入さ
れ、この両弁部材56,64は分離型起動機構の作用で
回転方向及び軸線方向に往復して、ゲート20を通る流
体の流れを制御する。各起動機構は回転運動を行なうた
めのピストン駆動式ラック部材96,118を有し、こ
の回転運動はこれに対応する弁部材56,64の後退開
口位置と前進閉塞位置との間の軸線方向運動に変換され
る。一形態では、弁部材56,64の螺旋ねじが周囲の
ノズルから内側方向に延びた固定歯に係合して、各弁部
材56,64の回転運動を、これに対応する軸線方向の
運動に変換する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には弁ピン部材を
有し、弁ピン部材が弁スリーブ部材の中で延びている射
出成形装置に係り、より詳細にはゲートを通ってキャビ
ティに入る2つの異なる流体流の制御のために弁スリー
ブ部材と弁ピン部材を軸線方向に往復させるように改良
された射出成形装置に関する。
有し、弁ピン部材が弁スリーブ部材の中で延びている射
出成形装置に係り、より詳細にはゲートを通ってキャビ
ティに入る2つの異なる流体流の制御のために弁スリー
ブ部材と弁ピン部材を軸線方向に往復させるように改良
された射出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの異なるプラスチック材料のメルト
を同時に射出する同時射出は従来周知であり、これらの
メルトを交互に射出する逐次射出も公知である。米国特
許第4,917,594号(特許権者 ゲラート他、付
与日付 1990年4月17日)明細書には、メルトを
ゲートから、その中心の空気流の周囲に射出する弁ゲー
ト型装置が記載されている。
を同時に射出する同時射出は従来周知であり、これらの
メルトを交互に射出する逐次射出も公知である。米国特
許第4,917,594号(特許権者 ゲラート他、付
与日付 1990年4月17日)明細書には、メルトを
ゲートから、その中心の空気流の周囲に射出する弁ゲー
ト型装置が記載されている。
【0003】従来、ゲートを通ってキャビティに入る2
つ以上の流体流の制御は、弁ピン部材を回転させて異な
る流路と同心にすることにより、又は弁ピン部材と1つ
以上の弁スリーブ部材を後退開口位置と前進閉塞位置と
の間で軸線方向に往復させることによって行なわれてい
た。米国特許第4,789,318号(特許権者エーリ
ット他、付与日1988年12月6日)明細書では、弁
ピン部材が異なる位置の間で回転して同時射出及び逐次
射出の成形を行なった。米国特許第4,657,496
号(特許権者オゼキ他、付与日1987年4月14日)
明細書は、弁ピン部材と弁スリーブ部材を軸線方向に往
復させて、2つの異なるメルトを逐次射出した。オラン
ダ特許出願第8,900,655号(出願人ストークプ
ラスチックスマシナリー社、公開日1990年4月2
日)明細書は、中空の弁ピン部材と弁スリーブ部材を軸
線方向に起動して、2つの分離しているメルトを中心流
の空気の周囲に同時射出することを開示した。米国特許
第3,947,177号(特許権者エッカードト、付与
日1976年3月30日)明細書には2つの弁スリーブ
部材と弁ピン部材を軸線方向に起動して、3つの分離し
ているメルトの同時射出を制御することが記載されてい
る。
つ以上の流体流の制御は、弁ピン部材を回転させて異な
る流路と同心にすることにより、又は弁ピン部材と1つ
以上の弁スリーブ部材を後退開口位置と前進閉塞位置と
の間で軸線方向に往復させることによって行なわれてい
た。米国特許第4,789,318号(特許権者エーリ
ット他、付与日1988年12月6日)明細書では、弁
ピン部材が異なる位置の間で回転して同時射出及び逐次
射出の成形を行なった。米国特許第4,657,496
号(特許権者オゼキ他、付与日1987年4月14日)
明細書は、弁ピン部材と弁スリーブ部材を軸線方向に往
復させて、2つの異なるメルトを逐次射出した。オラン
ダ特許出願第8,900,655号(出願人ストークプ
ラスチックスマシナリー社、公開日1990年4月2
日)明細書は、中空の弁ピン部材と弁スリーブ部材を軸
線方向に起動して、2つの分離しているメルトを中心流
の空気の周囲に同時射出することを開示した。米国特許
第3,947,177号(特許権者エッカードト、付与
日1976年3月30日)明細書には2つの弁スリーブ
部材と弁ピン部材を軸線方向に起動して、3つの分離し
ているメルトの同時射出を制御することが記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の構造で
は、弁ピン部材と弁スリーブ部材が空気圧作動又は油圧
作動のピストンによって直接起動される。これには、ゲ
ート開閉の微細調節又はその同期の高精度制御を全く行
ない得ないという欠点がある。
は、弁ピン部材と弁スリーブ部材が空気圧作動又は油圧
作動のピストンによって直接起動される。これには、ゲ
ート開閉の微細調節又はその同期の高精度制御を全く行
ない得ないという欠点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、従来の技術の問
題点を少なくとも部分的に克服するために、弁ピン部材
と弁スリーブ部材をそれぞれ軸方向に往復させて、所要
駆動力を小さくすると共に制御の制度を向上させた起動
機構を提供することにある。
題点を少なくとも部分的に克服するために、弁ピン部材
と弁スリーブ部材をそれぞれ軸方向に往復させて、所要
駆動力を小さくすると共に制御の制度を向上させた起動
機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、その1つの側面において、次のような
弁ゲートホットランナ型射出成形装置を提供する。即
ち、金型に挿入されたノズルを有し、このノズルがゲー
トに達する縦孔を有し、ゲートが金型を貫いてキャビテ
ィ迄延びている。このノズルが分離している第1流路及
び第2流路をも有し、第1流路と第2流路が第1流体供
給源と第2流体供給源からの第1流体と第2流体を、ノ
ズルを貫いてゲートに送るために延びている。このノズ
ルが細長い中空の弁スリーブ部材をも有し、この弁スリ
ーブ部材がノズルの縦孔に挿入され、この縦孔の中で軸
線方向に往復し、この往復が行なわれるのは第1流路を
開口する後退位置と第1流路を閉塞する前進位置との間
である。このノズルは中空の弁スリーブ部材に挿入され
た細長い弁ピン部材をも有し、弁ピン部材が弁スリーブ
部材の中で軸線方向に往復する。この往復が行なわれる
のは、第2流路を開口する後退位置と第2流路を閉塞す
る前進位置との間である。この射出成形装置は、本発明
に基づいて次の改良が施されている。即ち、この射出成
形装置に第1起動機構と第2起動機構を設け、第1起動
機構が弁スリーブ部材を、後退開口位置と前進閉塞位置
との間で、予め定められたサイクルに従って回転方向及
び軸線方向に往復させ、第2起動機構が弁ピン部材を、
後退開口位置と前進閉塞位置との間で、予め定められた
サイクルに従って回転方向及び軸線方向に往復させると
いう改良である。
めに、本発明は、その1つの側面において、次のような
弁ゲートホットランナ型射出成形装置を提供する。即
ち、金型に挿入されたノズルを有し、このノズルがゲー
トに達する縦孔を有し、ゲートが金型を貫いてキャビテ
ィ迄延びている。このノズルが分離している第1流路及
び第2流路をも有し、第1流路と第2流路が第1流体供
給源と第2流体供給源からの第1流体と第2流体を、ノ
ズルを貫いてゲートに送るために延びている。このノズ
ルが細長い中空の弁スリーブ部材をも有し、この弁スリ
ーブ部材がノズルの縦孔に挿入され、この縦孔の中で軸
線方向に往復し、この往復が行なわれるのは第1流路を
開口する後退位置と第1流路を閉塞する前進位置との間
である。このノズルは中空の弁スリーブ部材に挿入され
た細長い弁ピン部材をも有し、弁ピン部材が弁スリーブ
部材の中で軸線方向に往復する。この往復が行なわれる
のは、第2流路を開口する後退位置と第2流路を閉塞す
る前進位置との間である。この射出成形装置は、本発明
に基づいて次の改良が施されている。即ち、この射出成
形装置に第1起動機構と第2起動機構を設け、第1起動
機構が弁スリーブ部材を、後退開口位置と前進閉塞位置
との間で、予め定められたサイクルに従って回転方向及
び軸線方向に往復させ、第2起動機構が弁ピン部材を、
後退開口位置と前進閉塞位置との間で、予め定められた
サイクルに従って回転方向及び軸線方向に往復させると
いう改良である。
【0007】以下、本発明の好ましい形態を、添付図面
参照の下に説明する。
参照の下に説明する。
【0008】
【実施例】先ず図1を参照して弁ゲート射出成形システ
ム即ち射出成形装置を示す。このシステムは細長い加熱
ノズル10を有し、このノズルは冷却される金型14の
中の壁体12に挿入される。ノズル10は縦孔16を有
し、この縦孔は中心軸線に沿ってゲート20と同心であ
り、キャビティ22まで延びている。ノズル10は鋼製
であり、これに前部24と後部26がボルト28で緊結
保持されている。円筒形ブッシング30は交換可能なも
のであり、縦孔16の周囲に密着係合してノズル10の
摩耗を防止する。ノズル10の前部26は電熱式発熱体
32で加熱され、この発熱体はその外面34の溝の中に
一体にろう付けされている。ノズル10の後部24は電
熱式発熱体36で加熱される。金型14は冷却水路38
でポンプ送りされる冷却水で冷却され、加熱されるノズ
ル10は、その周囲の冷却される金型14から、断熱間
隙40で隔離されている。この間隙空間40にノズル封
止装置即ちゲートインサート42が架橋され、このノズ
ルインサートはノズルの前端部46のねじ込受座44に
ねじ込まれてゲート20を形成し、このゲートはキャビ
ティ22に達している。ノズル10はフランジ50付後
端部48を有し、このフランジは射出成形機(図示せ
ず)から延びる加熱形成形機ノズル52に、割クランプ
54で保持されている。この射出成形装置にはキャビテ
ィ22が1つしかないが、本発明はメルト分配マニホー
ルドを有する数個取射出成形装置にも全く同様に適用し
て、異なるノズルの構造体にメルトを送り込み得るもの
である。細長く中空で鋼製の弁スリーブ部材56は縦孔
16に挿入されている。弁スリーブ部材56は、内側方
向にテーパー形の前端部58と、この前端部に隣接して
直径が小さくなっている前部60とを有する。弁スリー
ブ部材56は縦孔16の中に整合しており、本発明に基
く起動機構を有する。この起動機構は、後に詳細に説明
するが、弁スリーブ部材を、後退開口位置と前進閉塞位
置との間で、回転可能に、かつ軸線方向に往復させ、こ
の前進閉塞位置で、弁スリーブ部材の前端部58がゲー
トインサート42を貫いてテーパー型ゲート20に嵌合
する。弁スリーブ部材56の内径62は、前端部58で
内側方向にテーパー形になっている部分を除いて均一で
ある。細長い弁ピン部材64は弁スリーブ部材56に挿
入され、この弁ピン部材の後部66は弁スリーブ部材5
6と内側方向にテーパー形の前端部68から後方に延び
ている。弁ピン部材64は弁スリーブ部材56の直径方
向の内面62に整合しこの弁ピン部材の前部70は弁ピ
ン部材の前端部68に隣接して直径が小さくなってい
る。弁ピン部材64にも本発明に基く起動機構があり、
この起動機構は後に詳細に説明するが弁ピン部材を、後
退開口位置と前進閉塞位置との間で、回転可能に軸線方
向に往復させ、この前進閉塞位置で、弁ピン部材の前端
部68が弁スリーブ部材56の内側方向にテーパー形の
前端部58の中に嵌合する。図1に明示するように、弁
スリーブ部材56の前端部58と弁ピン部材64の前端
部68は、ゲートインサート42の前面と同心であり、
キャビティ22の近い方の側の面とも同心である。
ム即ち射出成形装置を示す。このシステムは細長い加熱
ノズル10を有し、このノズルは冷却される金型14の
中の壁体12に挿入される。ノズル10は縦孔16を有
し、この縦孔は中心軸線に沿ってゲート20と同心であ
り、キャビティ22まで延びている。ノズル10は鋼製
であり、これに前部24と後部26がボルト28で緊結
保持されている。円筒形ブッシング30は交換可能なも
のであり、縦孔16の周囲に密着係合してノズル10の
摩耗を防止する。ノズル10の前部26は電熱式発熱体
32で加熱され、この発熱体はその外面34の溝の中に
一体にろう付けされている。ノズル10の後部24は電
熱式発熱体36で加熱される。金型14は冷却水路38
でポンプ送りされる冷却水で冷却され、加熱されるノズ
ル10は、その周囲の冷却される金型14から、断熱間
隙40で隔離されている。この間隙空間40にノズル封
止装置即ちゲートインサート42が架橋され、このノズ
ルインサートはノズルの前端部46のねじ込受座44に
ねじ込まれてゲート20を形成し、このゲートはキャビ
ティ22に達している。ノズル10はフランジ50付後
端部48を有し、このフランジは射出成形機(図示せ
ず)から延びる加熱形成形機ノズル52に、割クランプ
54で保持されている。この射出成形装置にはキャビテ
ィ22が1つしかないが、本発明はメルト分配マニホー
ルドを有する数個取射出成形装置にも全く同様に適用し
て、異なるノズルの構造体にメルトを送り込み得るもの
である。細長く中空で鋼製の弁スリーブ部材56は縦孔
16に挿入されている。弁スリーブ部材56は、内側方
向にテーパー形の前端部58と、この前端部に隣接して
直径が小さくなっている前部60とを有する。弁スリー
ブ部材56は縦孔16の中に整合しており、本発明に基
く起動機構を有する。この起動機構は、後に詳細に説明
するが、弁スリーブ部材を、後退開口位置と前進閉塞位
置との間で、回転可能に、かつ軸線方向に往復させ、こ
の前進閉塞位置で、弁スリーブ部材の前端部58がゲー
トインサート42を貫いてテーパー型ゲート20に嵌合
する。弁スリーブ部材56の内径62は、前端部58で
内側方向にテーパー形になっている部分を除いて均一で
ある。細長い弁ピン部材64は弁スリーブ部材56に挿
入され、この弁ピン部材の後部66は弁スリーブ部材5
6と内側方向にテーパー形の前端部68から後方に延び
ている。弁ピン部材64は弁スリーブ部材56の直径方
向の内面62に整合しこの弁ピン部材の前部70は弁ピ
ン部材の前端部68に隣接して直径が小さくなってい
る。弁ピン部材64にも本発明に基く起動機構があり、
この起動機構は後に詳細に説明するが弁ピン部材を、後
退開口位置と前進閉塞位置との間で、回転可能に軸線方
向に往復させ、この前進閉塞位置で、弁ピン部材の前端
部68が弁スリーブ部材56の内側方向にテーパー形の
前端部58の中に嵌合する。図1に明示するように、弁
スリーブ部材56の前端部58と弁ピン部材64の前端
部68は、ゲートインサート42の前面と同心であり、
キャビティ22の近い方の側の面とも同心である。
【0009】第1流路74は、成形機のノズル52から
供給されるメルトを搬送するためのものであり、ゲート
10とゲートインサート42を貫いてゲート20まで延
びている。図示のように、第1流体路74はノズル10
の後端部48で、入口76から対角線方向に外側に延び
ている。この第1流路は縦孔16に平行に延び、方向変
換して短い半径方向部78を通り、この部分78は内側
方向に延びて縦孔16に接続している。円形の封止装置
80は第1流路74の周囲に嵌合し、この嵌合位置で後
部24と前部26が当接して加圧メルトの漏洩を防止し
ている。図3に最も良く示すように、半径方向部分78
の配設位置は、弁スリーブ部材56が開口位置にある時
に、縦孔16が弁スリーブ部材56の小径部分60の周
囲に接続するように決める。このようにすれば、メルト
が第1流路74を通り、弁スリーブ部材56の前部60
の周囲を流れ、ゲート20からキャビティ22に入る。
供給されるメルトを搬送するためのものであり、ゲート
10とゲートインサート42を貫いてゲート20まで延
びている。図示のように、第1流体路74はノズル10
の後端部48で、入口76から対角線方向に外側に延び
ている。この第1流路は縦孔16に平行に延び、方向変
換して短い半径方向部78を通り、この部分78は内側
方向に延びて縦孔16に接続している。円形の封止装置
80は第1流路74の周囲に嵌合し、この嵌合位置で後
部24と前部26が当接して加圧メルトの漏洩を防止し
ている。図3に最も良く示すように、半径方向部分78
の配設位置は、弁スリーブ部材56が開口位置にある時
に、縦孔16が弁スリーブ部材56の小径部分60の周
囲に接続するように決める。このようにすれば、メルト
が第1流路74を通り、弁スリーブ部材56の前部60
の周囲を流れ、ゲート20からキャビティ22に入る。
【0010】第2流路82はノズル10の側部の入口8
4からノズル10を貫いてゲート20まで延びている。
この図示の実施例の場合には第2流路82に加圧空気
が、制御された供給源から、空気系統86を通して入る
が、他の応用の場合には第2流路に、射出シリンダから
供給される加圧メルトが入る。図4に最も良く示すよう
に、第2流路82は内側方向に延びており、弁スリーブ
部材56と弁ピン部材64が開口位置にある時に開口部
88が第2流路と合致する位置関係になって、この第2
流路が弁スリーブ56を貫き、弁ピン部材64の小径前
部の周囲の部分を経て縦孔16に通じる。
4からノズル10を貫いてゲート20まで延びている。
この図示の実施例の場合には第2流路82に加圧空気
が、制御された供給源から、空気系統86を通して入る
が、他の応用の場合には第2流路に、射出シリンダから
供給される加圧メルトが入る。図4に最も良く示すよう
に、第2流路82は内側方向に延びており、弁スリーブ
部材56と弁ピン部材64が開口位置にある時に開口部
88が第2流路と合致する位置関係になって、この第2
流路が弁スリーブ56を貫き、弁ピン部材64の小径前
部の周囲の部分を経て縦孔16に通じる。
【0011】弁スリーブ部材56と弁ピン部材64は、
本発明に基く起動機構によって予め定められた射出サイ
クルに従って起動され、後退開口位置と前進閉塞位置と
の間で、回転されると共に軸線方向に往復する。これに
ついて詳細に説明する。従来周知のように、射出サイク
ルの同期は電子的に制御されるものであり、異なる特定
の適用に対応するための調節が可能である。弁スリーブ
部材56を往復させる起動機構は複動ピストン90を有
し、このピストンは油圧シリンダ92の中にあり、この
油圧シリンダはノズル10にボルト94で取り付けられ
ている。図2に最も良く示すように、ピストン90はラ
ック部材96を駆動し、このラック部材は歯98を有
し、この歯は平歯100に係合し、この平歯は弁スリー
ブ部材56を取り囲むように延びている。起動機構はさ
らに固定のねじ込み形半割ナット102を有し、この半
割ナットの内側方向の面が縦孔16の中に入って嵌合ネ
ジ104に係合する。嵌合ねじは弁スリーブ部材56の
周囲で螺旋形に延びている。このようにすれば、ピスト
ン90がラック部材96を駆動し、このラック部材が弁
スリーブ部材56を回転させる。螺旋ねじ104に固定
形半割ナット102を係合させれば、これに対応して弁
スリーブ部材が軸線方向に移動する。第1線形位置変換
器106は可動バー108を有し、この可動バーはラッ
ク部材96と固定形読取部110に接続されて移動す
る。読取部110はシリンダ92に装着されている。位
置変換器106の出力信号はピストン90の移動の高精
度制御のために使用される。このピストンの移動はラッ
ク部材96を反対方向に交互に駆動するために行われ
る。このようにすれば弁スリーブ部材56の軸線方向の
移動が非常に高い精度で制御される。この弁スリーブ部
材の移動は、射出サイクルに従って、後退開口位置と前
進閉塞位置との間で行なわれるものである。この高精度
制御とこの起動機構の所要起動の減少とによって、弁ス
リーブ部材56がゲート20に反覆嵌合するために生じ
る摩耗を最少にすることができる。
本発明に基く起動機構によって予め定められた射出サイ
クルに従って起動され、後退開口位置と前進閉塞位置と
の間で、回転されると共に軸線方向に往復する。これに
ついて詳細に説明する。従来周知のように、射出サイク
ルの同期は電子的に制御されるものであり、異なる特定
の適用に対応するための調節が可能である。弁スリーブ
部材56を往復させる起動機構は複動ピストン90を有
し、このピストンは油圧シリンダ92の中にあり、この
油圧シリンダはノズル10にボルト94で取り付けられ
ている。図2に最も良く示すように、ピストン90はラ
ック部材96を駆動し、このラック部材は歯98を有
し、この歯は平歯100に係合し、この平歯は弁スリー
ブ部材56を取り囲むように延びている。起動機構はさ
らに固定のねじ込み形半割ナット102を有し、この半
割ナットの内側方向の面が縦孔16の中に入って嵌合ネ
ジ104に係合する。嵌合ねじは弁スリーブ部材56の
周囲で螺旋形に延びている。このようにすれば、ピスト
ン90がラック部材96を駆動し、このラック部材が弁
スリーブ部材56を回転させる。螺旋ねじ104に固定
形半割ナット102を係合させれば、これに対応して弁
スリーブ部材が軸線方向に移動する。第1線形位置変換
器106は可動バー108を有し、この可動バーはラッ
ク部材96と固定形読取部110に接続されて移動す
る。読取部110はシリンダ92に装着されている。位
置変換器106の出力信号はピストン90の移動の高精
度制御のために使用される。このピストンの移動はラッ
ク部材96を反対方向に交互に駆動するために行われ
る。このようにすれば弁スリーブ部材56の軸線方向の
移動が非常に高い精度で制御される。この弁スリーブ部
材の移動は、射出サイクルに従って、後退開口位置と前
進閉塞位置との間で行なわれるものである。この高精度
制御とこの起動機構の所要起動の減少とによって、弁ス
リーブ部材56がゲート20に反覆嵌合するために生じ
る摩耗を最少にすることができる。
【0012】弁ピン部材64を往復させる起動機構は図
2に示した起動機構に極めて類似している。この起動機
構は油圧シリンダ114の中に複動ピストン112を有
し、油圧シリンダ114もノズル10にボルト116で
取り付けてある。ピストン112はラック部材118を
駆動し、このラック部材は歯120を有し、この歯が平
歯122に係合する。この平歯は弁ピン部材64を取り
囲んで延びている。弁ピン部材起動機にも固定のねじ込
み半割ナット124があり、この半割ナットの内側方向
の面が縦孔16に入って嵌合ねじ126に係合する。こ
の嵌合ねじは弁ピン部材64の周囲64で螺旋形に延び
ている。油圧駆動のピストン112はラック部材118
を駆動し、このラック部材が弁ピン部材を回転させる。
螺旋ねじ126に固定形半割ナット124を係合させる
ことにより、これに対応する弁ピン部材64を軸線方向
に移動させることができる。第2線形位置変換器128
は可動バー130を有し、この可動バーがラック部材1
18と固定形読取部132に接続されて移動する。この
読取部はシリンダ114に取り付けてある。ラック部材
118が移動した時に第2位置変換器が信号を出力し、
この信号がピストンの移動を高い精度で制御するために
使用され、このピストンが移動してラック部材118を
射出サイクルに従って反対方向に交互に駆動する。視点
を変えれば、これが後退開口位置と前進閉鎖位置との間
における弁ピン部材64の軸線方向の往復運動を高精度
で制御する。この高精度制御とこの回転式軸線方向起動
機構に必要な力の減少とによって、弁ピン部材64が弁
スリーブ部材56の中に反覆嵌合するために生じる摩耗
を、既に説明した機動機構と同様に、最小にすることが
できる。この形態は半割ナット102,124を有し、
この半割ナットが内側に延びて螺旋ねじ104,126
に係合するが、この半割ナット102,124を他の有
歯構造体又はねじと置換してもよく、半割ナット10
2,124とねじ104,126の位置を逆にしてもよ
い。他の実施例では、弁ピン部材を取り囲む螺旋ねじ1
26を、半割ナット124でなく、弁スリーブ部材64
の内径部分62の歯又は螺旋ねじ部に係合させて、軸線
方向に移動させることもできる。他の実施例では、弁部
材56,64を回転可能に、且つ軸線方向に往復させる
ために、他の各種のウォームギア構造を使用することが
できる。また、ピストン90,112を油圧駆動式でな
く空気圧駆動式にすることもできる。
2に示した起動機構に極めて類似している。この起動機
構は油圧シリンダ114の中に複動ピストン112を有
し、油圧シリンダ114もノズル10にボルト116で
取り付けてある。ピストン112はラック部材118を
駆動し、このラック部材は歯120を有し、この歯が平
歯122に係合する。この平歯は弁ピン部材64を取り
囲んで延びている。弁ピン部材起動機にも固定のねじ込
み半割ナット124があり、この半割ナットの内側方向
の面が縦孔16に入って嵌合ねじ126に係合する。こ
の嵌合ねじは弁ピン部材64の周囲64で螺旋形に延び
ている。油圧駆動のピストン112はラック部材118
を駆動し、このラック部材が弁ピン部材を回転させる。
螺旋ねじ126に固定形半割ナット124を係合させる
ことにより、これに対応する弁ピン部材64を軸線方向
に移動させることができる。第2線形位置変換器128
は可動バー130を有し、この可動バーがラック部材1
18と固定形読取部132に接続されて移動する。この
読取部はシリンダ114に取り付けてある。ラック部材
118が移動した時に第2位置変換器が信号を出力し、
この信号がピストンの移動を高い精度で制御するために
使用され、このピストンが移動してラック部材118を
射出サイクルに従って反対方向に交互に駆動する。視点
を変えれば、これが後退開口位置と前進閉鎖位置との間
における弁ピン部材64の軸線方向の往復運動を高精度
で制御する。この高精度制御とこの回転式軸線方向起動
機構に必要な力の減少とによって、弁ピン部材64が弁
スリーブ部材56の中に反覆嵌合するために生じる摩耗
を、既に説明した機動機構と同様に、最小にすることが
できる。この形態は半割ナット102,124を有し、
この半割ナットが内側に延びて螺旋ねじ104,126
に係合するが、この半割ナット102,124を他の有
歯構造体又はねじと置換してもよく、半割ナット10
2,124とねじ104,126の位置を逆にしてもよ
い。他の実施例では、弁ピン部材を取り囲む螺旋ねじ1
26を、半割ナット124でなく、弁スリーブ部材64
の内径部分62の歯又は螺旋ねじ部に係合させて、軸線
方向に移動させることもできる。他の実施例では、弁部
材56,64を回転可能に、且つ軸線方向に往復させる
ために、他の各種のウォームギア構造を使用することが
できる。また、ピストン90,112を油圧駆動式でな
く空気圧駆動式にすることもできる。
【0013】本発明に基く射出成形システム即ち射出成
形装置は、使用の際に図のように組み立てられ、発熱体
32と加熱板36が電力を供給され、ノズル10を加熱
して予め定められた作動温度にする。ピストン90,1
12に加えられた油圧、及び、空気系統86に供給され
た加圧の空気又は気体は、成形機と協同するように制御
され、この成形機が従来型の弁と同期回路(図示せず)
により、予め定められた射出サイクルに従って、加圧メ
ルトを供給する。ピストン90が油圧を受けて弁スリー
ブ部材56を図1に示す前進閉塞位置から図3に示す後
退開口位置に後退させた後に、プラスチック材料の高温
加圧メルトを成形機で射出する。このメルトは第1流路
74を通り、後退した弁スリーブ部材56の小径部分6
0の周囲を通り、ゲート20を通ってキャビティ22に
流入する。短時間のうちに予め決められた量のメルトが
キャビティ22の中に入り、その後にピストン112が
油圧を受けて弁ピン部材64を閉塞位置(図3)から開
口位置(図4)に後退させる。空気系統86から送られ
た加圧空気は第2流路82を通り、弁ピン部材64の小
径の前部70の周囲を通り、弁スリーブ部材のテーパー
形前端部58とゲート20を通ってキャビティ22に流
入する。加圧空気は弁スリーブ部材の前端部50から出
て中心流134に入る。この中心流は第1流路74から
送られたメルトで取り囲まれている。これによってメル
トの泡が発生し、この泡がキャビティ22の全ての側面
に接触するまで膨脹する。空気圧が除去されると、ピス
トン90に加わる油圧が逆にされ、弁スリーブ部材56
を駆動して閉塞位置まで前進させ、この閉塞位置で、弁
スリーブ部材の前端部58がゲート20に嵌合する。そ
の後にメルト射出圧が除去され、短時間冷却の後に、ピ
ストン112に対する油圧が逆にされ、弁ピン部材64
を駆動して閉塞位置(図1)まで前進させ、この閉塞位
置で、弁ピン部材のテーパー形前端部68が弁スリーブ
部材のテーパー形前端部58に嵌合する。キャビティ2
2の空気圧は中空部に中空針136を突き刺すことによ
り除去される。この中空針は公知のように金型14の中
に往復動可能に取り付けられている。その後に、金型1
4が分割線136に沿って開かれて、中空の成形製品が
押し出される。製品押出しの後に、金型が閉じられて、
キャビティの大きさと被成形材料のタイプによって決ま
る周期で、射出成形サイクルが連続的に反覆される。ゲ
ート開口部の制御の改良に加えて弁部材56,64を回
転させることは、ねじり運動によって、腐蝕性材料又は
加熱に基因する故障を減少させるという長所を有する。
形装置は、使用の際に図のように組み立てられ、発熱体
32と加熱板36が電力を供給され、ノズル10を加熱
して予め定められた作動温度にする。ピストン90,1
12に加えられた油圧、及び、空気系統86に供給され
た加圧の空気又は気体は、成形機と協同するように制御
され、この成形機が従来型の弁と同期回路(図示せず)
により、予め定められた射出サイクルに従って、加圧メ
ルトを供給する。ピストン90が油圧を受けて弁スリー
ブ部材56を図1に示す前進閉塞位置から図3に示す後
退開口位置に後退させた後に、プラスチック材料の高温
加圧メルトを成形機で射出する。このメルトは第1流路
74を通り、後退した弁スリーブ部材56の小径部分6
0の周囲を通り、ゲート20を通ってキャビティ22に
流入する。短時間のうちに予め決められた量のメルトが
キャビティ22の中に入り、その後にピストン112が
油圧を受けて弁ピン部材64を閉塞位置(図3)から開
口位置(図4)に後退させる。空気系統86から送られ
た加圧空気は第2流路82を通り、弁ピン部材64の小
径の前部70の周囲を通り、弁スリーブ部材のテーパー
形前端部58とゲート20を通ってキャビティ22に流
入する。加圧空気は弁スリーブ部材の前端部50から出
て中心流134に入る。この中心流は第1流路74から
送られたメルトで取り囲まれている。これによってメル
トの泡が発生し、この泡がキャビティ22の全ての側面
に接触するまで膨脹する。空気圧が除去されると、ピス
トン90に加わる油圧が逆にされ、弁スリーブ部材56
を駆動して閉塞位置まで前進させ、この閉塞位置で、弁
スリーブ部材の前端部58がゲート20に嵌合する。そ
の後にメルト射出圧が除去され、短時間冷却の後に、ピ
ストン112に対する油圧が逆にされ、弁ピン部材64
を駆動して閉塞位置(図1)まで前進させ、この閉塞位
置で、弁ピン部材のテーパー形前端部68が弁スリーブ
部材のテーパー形前端部58に嵌合する。キャビティ2
2の空気圧は中空部に中空針136を突き刺すことによ
り除去される。この中空針は公知のように金型14の中
に往復動可能に取り付けられている。その後に、金型1
4が分割線136に沿って開かれて、中空の成形製品が
押し出される。製品押出しの後に、金型が閉じられて、
キャビティの大きさと被成形材料のタイプによって決ま
る周期で、射出成形サイクルが連続的に反覆される。ゲ
ート開口部の制御の改良に加えて弁部材56,64を回
転させることは、ねじり運動によって、腐蝕性材料又は
加熱に基因する故障を減少させるという長所を有する。
【0014】以上、本発明を図面参照により説明した
が、この説明内容に対して、従来の技術を用いて本発明
の範囲から逸脱することなく各種の改良を加え得ること
は明らかであり、これらの改良は本発明の範囲に含まれ
るものである。
が、この説明内容に対して、従来の技術を用いて本発明
の範囲から逸脱することなく各種の改良を加え得ること
は明らかであり、これらの改良は本発明の範囲に含まれ
るものである。
【図1】閉塞位置にある弁ピン部材と弁スリーブ部材を
示す本発明の1実施例に基く装置を有する射出成形装置
の部分断面図。
示す本発明の1実施例に基く装置を有する射出成形装置
の部分断面図。
【図2】図1の射出成形装置の線2−2に沿った部分断
面図。
面図。
【図3】閉塞位置にある弁ピン部材と開口位置にある弁
スリーブ部材とを示す図1と同様の部分断面図。
スリーブ部材とを示す図1と同様の部分断面図。
【図4】開口位置にある弁ピン部材と弁スリーブ部材を
示す図1と同様の部分断面図。
示す図1と同様の部分断面図。
10 ノズル 14 金型 16 ノズルの縦孔 20 ゲート 22 キャビティ 24 ノズル後部 26 ノズル前部 32,36 発熱体 42 ゲートインサート 46 ノズル前端部 48 ノズル後端部 56 弁スリーブ部材 58 弁スリーブ部材の前端部 60 弁スリーブ部材の前部 62 弁スリーブ部材の直径方向の内面 64 弁ピン部材 66 弁ピン部材の後部 68 弁ピン部材の前端部 70 弁ピン部材の前部 74 第1流路 78 半径方向部分 82 第2流路 86 空気系統 90,112 複動ピストン 92,114 油圧シリンダ 96,118 ラック部材 98,120 ラック部材の歯 100,122 平歯 102,124 半割ナット 104 螺旋ねじ 106 第1線形位置変換器 108,130 可動バー 110,132 読取機 126 嵌合ねじ 128 第2線形位置変換器
Claims (9)
- 【請求項1】金型に挿入されたノズルを有し、ノズルが
金型を貫いてキャビティまで延びているゲートに達する
縦孔と、第1及び第2流体供給源からの第1及び第2流
体をノズルを通してゲートに送るための分離された第1
流路及び第2流路と、ノズルの縦孔に挿入された細長く
中空の弁スリーブ部材とを有し、弁スリーブ部材が縦孔
の中で第1流路を開口させる後退位置と第1流路を閉塞
する前進位置との間を軸線方向に往復し、前記ノズルが
中空形弁スリーブ部材に挿入された細長い弁ピン部材を
有し、弁ピン部材が弁スリーブ部材の中で第2流路を開
口させる後退位置と第2流路を閉塞する前進位置との間
を軸方向に往復する弁ゲートホットランナー型射出成形
装置において、(a)予め定められたサイクルに従って
後退開口位置と前進閉塞位置との間で弁スリーブ部材を
回転及び軸方向往復運動させる第1起動機構と、(b)
予め定められたサイクルに従って弁ピン部材を後退開口
位置と前進閉塞位置との間で回転及び軸方向往復運動さ
せる第2起動機構とを備えて成る射出成形装置。 - 【請求項2】キャビティへのゲートがノズルの中の縦孔
と同心であり、中空のノズルの封止装置が金型とノズル
との間に間隙の空間を形成するためにゲートを取り囲む
ように延び、第1流路と第2流路がノズルからノズル封
止装置を貫いてゲートまで延びて成る請求項2に記載の
射出成形装置。 - 【請求項3】弁スリーブ部材が前端部を有し弁スリーブ
部材が前進閉塞位置にある時に弁スリーブ部材の前端部
がゲートの中で封止され、弁スリーブ部材が前部を有し
該前部の前記前端部に隣接する部分の外径が小さくなっ
ており、弁スリーブ部材が後退開口位置にある時に第1
流路が弁スリーブ部材の前部を取り囲みノズル封止装置
を貫いてゲートまで延びており、弁ピン部材が先端部を
有し弁ピン部材が前進閉塞位置にある時に弁ピン部材の
前端部が弁スリーブ部材の中で封止され、弁ピン部材が
前部を有し該前部の弁ピン部材前端部に隣接する部分の
外径が小さくなっており、弁ピン部材が後退閉塞位置に
ある時に第2流路が弁ピン部材の前部を取り囲み弁スリ
ーブ部材を貫いてゲートまで延びて成る請求項2に記載
の射出成形装置。 - 【請求項4】ノズル封止装置が金型の中に嵌合されると
共に前端部を有し該前端部が金型を貫いてキャビティま
で延びており、キャビティへのゲート封止装置を貫いて
延びて成る請求項3に記載の射出成形装置。 - 【請求項5】第1起動機構が(i) 弁スリーブ部材を対向
方向に交互に回転させるために、弁スリーブ部材を取り
囲むように延びている第1平歯に係合するようにノズル
に取り付けられた第1ラック部材と、第1ラック部材を
対向方向に交互に駆動するように第1ラック部材に取り
付けられた第1動力装置と、(ii)第1ラック部材による
弁スリーブ部材の回転でこの回転に対応するように弁ス
リーブ部材を軸線方向に移動させて弁スリーブ部材を予
め定められたサイクルに従って後退開口位置から前進閉
塞位置までの間で軸線方向に往復させ得るようにするた
めに、一方の弁スリーブ部材とノズルの第1ねじ部に係
合する他方の弁スリーブ部材とノズルの固定の第1歯装
置とを備え、第2起動機構が(iii) 弁ピン部材の対向方
向交互回転を可能にするために、弁ピン部材を取り囲む
ように延びている第2平歯に係合するようにノズルに取
り付けられた第2ラック部材と、第2ラック部材を対向
方向に交互に駆動するために第2ラック部材に接続され
た第2動力装置と、(iv)第2ラック部材による弁ピン部
材の回転がこの回転に対応するように弁ピン部材の軸線
方向の移動を生じさせて弁ピン部材を予め定められたサ
イクルに従って後退開口位置と前進閉塞位置との間で軸
線方向に往復させ得るようにするために、一方の弁ピン
部材とノズルの第2ねじ部に係合するように他方の弁ピ
ン部材とノズルに固定された第2固定歯装置とを備えて
成る請求項4に記載の射出成形装置。 - 【請求項6】第1ラック部材を駆動するように第1ラッ
ク部材に接続された第1動力装置の作動が第1位置変換
器から出力される第1信号によって高精度で制御され、
第1位置変換器が第1ラック部材の位置に基づいた第1
信号を出力するように第1起動機構に取り付けられ、 第2ラック部材駆動のために接続された第2動力装置の
作動が第2位置変換器から出力される第2信号によって
高精度で制御され、第2位置変換器が第2ラック部材の
位置に応じて第2信号を出力し得るように第2起動機構
に取り付けられて成る請求項5に記載の射出成形装置。 - 【請求項7】第1固定歯装置が弁スリーブ部材の周囲で
延びている第1ねじ部装置に係合するようにノズルの縦
孔の内面と相対し、弁ピン部材が弁スリーブ部材から後
方に延びている後部を有し、第2固定歯装置が弁ピン部
材の後部の周囲で延びている第2ねじ部装置に係合する
ようにノズルの縦孔の内面と相対して成る請求項6に記
載の射出成形装置。 - 【請求項8】第1固定歯装置と第2固定歯装置がそれぞ
れ第1ねじ装置と第2ねじ装置に係合するようにノズル
に取り付けられたねじ付半割ナットである請求項7に記
載の射出成形装置。 - 【請求項9】第1流路を流れる第1流体がプラスチック
材料のメルトであり、第2流路を流れる第2流体が空気
であり、弁スリーブ部材と弁ピン部材が共に後退開口位
置にある時に、空気がプラスチック材料のメルトで取り
囲まれた中心流の中でゲートを通ってキャビティに流入
する請求項8に記載の射出成形装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA002068543A CA2068543C (en) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | Coinjection molding apparatus having rotary axial actuating mechanism |
CA2068543 | 1992-05-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647780A true JPH0647780A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=4149825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5108271A Pending JPH0647780A (ja) | 1992-05-11 | 1993-05-10 | 回転式軸方向起動機構を有する同時射出式射出成形装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5238378A (ja) |
EP (1) | EP0569859B1 (ja) |
JP (1) | JPH0647780A (ja) |
CN (1) | CN1038233C (ja) |
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