JPH06476Y2 - 機械式フィ−ラの進退機構 - Google Patents

機械式フィ−ラの進退機構

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JPH06476Y2
JPH06476Y2 JP1987112074U JP11207487U JPH06476Y2 JP H06476 Y2 JPH06476 Y2 JP H06476Y2 JP 1987112074 U JP1987112074 U JP 1987112074U JP 11207487 U JP11207487 U JP 11207487U JP H06476 Y2 JPH06476 Y2 JP H06476Y2
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JP1987112074U
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JPS6418175U (ja
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明 矢野
一吉 木田
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明 矢野
一吉 木田
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− この考案は、主としてジェットルームにおける経糸開口
部への緯糸の挿入を検知するために用いられる機械式フ
ィーラに関するもので、特に機械式フィーラの検出針に
織前直前への進退動作を行わせるための駆動機構に関す
るものである。
−従来の技術− ジェットルームのフィーラには、機械式のものと電気式
のものがあり、現在では電気式のものがより多く使用さ
れているが、緯糸として強撚糸や合糸等の特殊な糸が使
用される例が増えてきており、このような場合には、電
気式のものでは検出ミスが頻繁に発生して空止りが度々
起こり、またスパン糸を用いたときには風綿によりフィ
ーラが通電するという誤動作も起こるので、機械式フィ
ーラを使用しなければならない。
機械式フィーラは、その検出針6を織前直前に進出さ
せ、おさ打ちされる緯糸に係合して該検出針が織前に向
けて揺動することを利用し、この揺動動作で作動する電
気接点により緯糸の存否を検知するものであり、次々と
行われる緯入れ及びおさ打ち動作に同期させて検出針6
を進退させる必要がある。
検出針6のこの進退動作は、おさが織前に到達する前に
進出し、おさが織前から離れた後に退避する動作とな
り、進出してから退避するまでの間は静止状態を保つこ
とが望ましい。即ちおさの動作との関連で示せば、第5
図に動作線24で示すような動作となる。ここで第5図
の25はおさの動作線で、横軸はクランク角、縦軸はお
さ4及び検出針6の移動距離を示し、Mはおさが織前2
0に達する時点、Nはおさが織前から離れる時点であ
る。
このような検出針6の進退動作は、クランク機構を用い
て行わせることは困難であり、従来はカム機構を用いて
検出針6の進退動作を行わせていた。
−考案が解決しようとする問題点− ところがカム機構は、加工の関係でコスト高となる問題
があり、特に特殊な緯糸の使用が増えてきたことに対応
して電気式フィーラを備えた織機を機械式フィーラに変
更しようとすると、改造工事が大掛りとなり従って費用
負担も大きくなるという問題がある。
そこでこの考案は、機械式フィーラの新たな進退駆動機
構を提供することにより、より安価に製造することがで
き、而も既存の織機に装着することも容易にできる機械
式フィーラを得ることを目的としている。
−問題点を解決するための手段− この考案の進退機構は、ロッキングシャフト1に固定さ
れた第1レバー8を含む複数のレバー8、9、10を備
えており、且つ上記第1レバー8とこれに隣接する第2
レバー9とを繋ぐリンク13を備え、ロッキングシャフ
ト1から駆動力を受けて検出針6に進退動作を行わせる
構造を備えている。即ち実施例の構造で言えば、ロッキ
ングシャフト1と一体に揺動する第1レバー8と、その
上方に不動部材に枢支して設けた第2レバー9と、更に
必要に応じて第2レバー9の揺動方向を変換するための
第3レバー10とが設けられ、この第3レバー10に機
械式フィーラの検出針6が装着されており、第1レバー
8及び第2レバー9がリンク13の駆動側枢着点14及
び従動側枢着点15で連結されている。
そしてリンク13は、おさ打ち時において、駆動側枢着
点14がロッキングシャフト1の軸芯と従動側枢着点1
5とを結ぶ直線19上ないしこれを僅かに越えて位置す
るように配置され、且つ緯入れ時においては、駆動側枢
着点14が上記直線19からその法線方向に離れて位置
するように配置されている。第2レバー9の枢支点11
は、上記直線19からその法線方向に離して配置され
る。
−作用− 上記構成によれば、第2レバー9は、リンク13の上下
方向移動によって揺動することとなる。そしておさ打ち
時即ち検出針6の進出時においては、リンク13の方向
がロッキングシャフト1の軸芯と従動側枢着点15を結
ぶ直線19の方向と略一致するので、この状態ではロッ
キングシャフト1の揺動によってもリンク13の上下方
向移動は殆ど生じず、従って検出針6の織前直前への進
出から退避までの間、該検出針6を実質的に静止状態に
保つことができる。
−実施例− 第1図ないし第3図はこの考案の要部構造とその作動を
示す側面図で、第1図は緯入れ時点A、第2図はおさ打
ち直前および直後の時点B、C、第3図はおさ打ち時点
Dの状態を示している。上記時点AないしDは、第4図
のタイミングチャートに示した時点に対応している。
第1ないし3図中、1は織機のロッキングシャフト、2
はスレーソード、3はスレー、4はおさ、5はフィー
ラ、6はその検出針、7はその接点、8はスレーソード
2の基部に固着して設けた第1レバー、9は第2レバ
ー、10は第3レバーである。第2レバー9と第3レバ
ー10は、不動部材に植立したピン11、12にそれぞ
れ枢支されている。13はリンクで、その駆動側枢着点
14は第1レバーに枢着され、従動側枢着点15は第2
レバー9の一端に枢着されている。16は第2レバー9
の他端に設けた溝、17は第3レバーの一端に植設され
て溝16に遊嵌しているピンである。フィーラの検出針
6は、中央部を第3レバー10の他端に揺動自在に枢支
され、且つ図示しないバネにより図の左回りに付勢さ
れ、常態においてはその基端18が接点7に接触してい
る。
リンク13は、前述したように、その駆動側枢着点14
が、第3図に示すおさ打ち時に従動側枢着点15とロッ
キングシャフト1の軸芯とを結ぶ直線19上又はこれを
僅かに越えた位置となり、おさ4が退避した第1図の緯
入れ時には該直線19から法線方向に離れた位置となる
ように配置される。勿論このリンク13の配置は、第1
レバー8と第2レバー9の位置関係によって設定される
こととなる。
第1図の緯入れ状態からロッキングシャフト1がおさ打
ち動作を開始すると、第1レバー8の左揺動によりリン
ク13は上動し、第2レバー9が左揺動し、第3レバー
10が右揺動して、その先端に装着された検出針6が下
動して該検出針の先端が織前20の直前に進出して第2
図に示す状態となる。
その後おさ4は更に進出して第3図の状態でおさ打ちが
行われるが、この第2図と第3図の間では、ロッキング
シャフト1の揺動動作に付随して生ずるリンク13の上
下方向移動はきわめて僅かであり、リンクの従動側枢着
点15は実質上静止状態を保ち、従って第2レバー9は
揺動せず、第3レバー10及び検出針6は実質上静止状
態を保つこととなる。
そしておさ打ちされる緯糸21に係合して検出針6の先
端が揺動し、その基端18が接点7から離れることによ
り緯糸の存否が検知される。その後おさ4は第2図の状
態を経て後退するが、この後退時にも進出時と同様に第
2図の状態に達するまでは検出針6は実質上静止状態を
保ち、第2図の状態を経過したあとリンク13の下降動
作により検出針6が上方に退避する。
以上の一サイクル中における検出針6とおさ4の動作線
図は第4図に示すようになり、カム機構を用いて実現し
ていた第5図と同様な運動を検出針6に行わせることが
できる。
−考案の効果− 以上のようにこの考案によれば、リンクとレバー機構の
みによって機械式フィーラの検出針に織前位置での静止
状態を含む一連の進退運動を行わせることができるの
で、機構が簡単になり、装置のコストを低下させること
ができる。またこの考案の装置は、レバーやリンクを付
加する作業のみで既存の織機に機械式フィーラを装着で
きるので、織機を分解することなく電気式フィーラを備
えた織機を機械式フィーラに変更することができ、その
改造が容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例の要部構造と
その作動を示す側面図で、第1図は緯入れ時点、第2図
はおさ打ち直前および直後の時点、第3図はおさ打ち時
点の状態をそれぞれ示したものである。第4図はこの考
案の装置におけるフィーラの検出針の進退動作とおさの
進退動作とをクランク軸の回転角を横軸にして示した動
作線図、第5図は従来のカムを用いた進退機構における
第4図と同様な動作線図である。 図中、 1:ロッキングシャフト 5:フィーラ 6:検出針 8:第1レバー 9:第2レバー 13:リンク 14:駆動側枢着点 15:従動側枢着点 19:直線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッキングシャフト(1)と一体に揺動する
    第1レバー(8)と不動部材に枢支された第2レバー(9)と
    リンク(13)とを備えており、リンク(13)は駆動側枢着点
    (14)で第1レバー(8)に枢着され且つ従動側枢着点(15)
    で第2レバー(9)に枢着されており、該リンク(13)は、
    おさ打ち時に駆動側枢着点(14)がロッキングシャフト
    (1)の軸芯と従動側枢着点(15)とを結ぶ直線(19)上ない
    しこれを僅かに越えて位置するように且つ緯入れ時には
    駆動側枢着点(14)が上記直線(19)からその法線方向に離
    れて位置するように配置され、第2レバー(9)の枢支点
    (11)は上記直線(19)からその法線方向に離して配置され
    ており、検出針(6)が上記レバー(8)、(9)及びリンク(13)
    を介して織前直前に進出及び退避駆動されることを特徴
    とする、機械式フィーラの進退機構。
JP1987112074U 1987-07-22 1987-07-22 機械式フィ−ラの進退機構 Expired - Lifetime JPH06476Y2 (ja)

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JP1987112074U JPH06476Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 機械式フィ−ラの進退機構
KR1019880008600A KR890002462A (ko) 1987-07-22 1988-07-11 기계식 필러의 진퇴기구

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JP1987112074U JPH06476Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 機械式フィ−ラの進退機構

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JPS6418175U JPS6418175U (ja) 1989-01-30
JPH06476Y2 true JPH06476Y2 (ja) 1994-01-05

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