JPH064768Y2 - 貯氷式陳列台 - Google Patents
貯氷式陳列台Info
- Publication number
- JPH064768Y2 JPH064768Y2 JP8094789U JP8094789U JPH064768Y2 JP H064768 Y2 JPH064768 Y2 JP H064768Y2 JP 8094789 U JP8094789 U JP 8094789U JP 8094789 U JP8094789 U JP 8094789U JP H064768 Y2 JPH064768 Y2 JP H064768Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- tank
- ice storage
- water
- container
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- Table Equipment (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サラダ等の冷たい飲食物を収納可能な容器を
氷の上に陳列するための貯氷式陳列台に関する。
氷の上に陳列するための貯氷式陳列台に関する。
貯氷式陳列台としては、従来、製氷機で作った氷を人手
により貯氷槽に搬入して平準化し、その上に飲食物を入
れた容器を載せて陳列するようにしたものがある。
により貯氷槽に搬入して平準化し、その上に飲食物を入
れた容器を載せて陳列するようにしたものがある。
従来の貯氷式陳列台においては、氷を人手により貯氷槽
に搬入して平準化しなければならず、しかも氷が溶けて
減少すればその都度人手により氷を補給して平準化する
必要があって極めて不便であった。また、容器を氷上に
載せて陳列するものであるため、容器が不安定で傾きや
すく収納した飲食物がこぼれることがあった。
に搬入して平準化しなければならず、しかも氷が溶けて
減少すればその都度人手により氷を補給して平準化する
必要があって極めて不便であった。また、容器を氷上に
載せて陳列するものであるため、容器が不安定で傾きや
すく収納した飲食物がこぼれることがあった。
本考案は、上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、貯氷槽への氷の供給及び平準化が自動的になされて
便利であり、しかも容器が的確に固定されて飲食物がこ
ぼれない貯氷式陳列台を提供することを目的としてい
る。
り、貯氷槽への氷の供給及び平準化が自動的になされて
便利であり、しかも容器が的確に固定されて飲食物がこ
ぼれない貯氷式陳列台を提供することを目的としてい
る。
上記した目的を達成するために、本考案においては、当
該貯氷式陳列台を、上部に切欠等の連通手段を有した隔
壁によって所要量の氷を収容可能で底部に排水孔を有す
る主槽と所定量の氷と水を収容可能で所定位置に排水孔
を有する副槽の二室に区画された貯氷槽と、氷を自動的
に製造して前記貯氷槽の主槽に供給する製氷供給装置
と、前記貯氷槽の主槽内に配設されて同主槽内の氷を攪
拌して平準化する攪拌装置と、この攪拌装置に組付けら
れ氷の上に陳列され内部に飲食物を収納可能な容器と、
前記副槽の底壁に組付けられ内部に飲食物を収納可能な
第2の容器とを備える構成とした。上記構成に加えて、
前記副槽にその内部の水を循環させる循環手段を設ける
ことも可能である。
該貯氷式陳列台を、上部に切欠等の連通手段を有した隔
壁によって所要量の氷を収容可能で底部に排水孔を有す
る主槽と所定量の氷と水を収容可能で所定位置に排水孔
を有する副槽の二室に区画された貯氷槽と、氷を自動的
に製造して前記貯氷槽の主槽に供給する製氷供給装置
と、前記貯氷槽の主槽内に配設されて同主槽内の氷を攪
拌して平準化する攪拌装置と、この攪拌装置に組付けら
れ氷の上に陳列され内部に飲食物を収納可能な容器と、
前記副槽の底壁に組付けられ内部に飲食物を収納可能な
第2の容器とを備える構成とした。上記構成に加えて、
前記副槽にその内部の水を循環させる循環手段を設ける
ことも可能である。
本考案による貯氷式陳列台においては、製氷供給装置に
より自動的に製造された氷が貯氷槽の主槽内に供給され
て貯えられ、かかる氷が攪拌装置によって攪拌されて自
動的に平準化され、攪拌装置に組付けた容器の周囲を移
動して容器内の飲食物を冷却する。また、主槽内の氷は
隔壁に設けた切欠等の連通手段を通して予め所定量の水
が入れてある副槽内に落下供給され、副槽に組付けた第
2の容器内の飲食物を冷却する。副槽に循環手段を設け
た場合には、副槽内の水の循環移動に伴って氷も移動す
る。
より自動的に製造された氷が貯氷槽の主槽内に供給され
て貯えられ、かかる氷が攪拌装置によって攪拌されて自
動的に平準化され、攪拌装置に組付けた容器の周囲を移
動して容器内の飲食物を冷却する。また、主槽内の氷は
隔壁に設けた切欠等の連通手段を通して予め所定量の水
が入れてある副槽内に落下供給され、副槽に組付けた第
2の容器内の飲食物を冷却する。副槽に循環手段を設け
た場合には、副槽内の水の循環移動に伴って氷も移動す
る。
本考案による貯氷式陳列台によれば、貯氷槽への氷の供
給及び平準化が自動的になされるので、サービスに要す
る手間を軽減することができ、或いは氷の補給のための
使用中断により利用者に不便をかけることもない。ま
た、製氷供給装置からの氷の供給及び攪拌に伴い氷が移
動し変化するので見た目も美しく、展示効果に優れた貯
氷式陳列台を得ることができる。
給及び平準化が自動的になされるので、サービスに要す
る手間を軽減することができ、或いは氷の補給のための
使用中断により利用者に不便をかけることもない。ま
た、製氷供給装置からの氷の供給及び攪拌に伴い氷が移
動し変化するので見た目も美しく、展示効果に優れた貯
氷式陳列台を得ることができる。
また、本考案による貯氷式陳列台によれば、主槽内にお
いて容器を攪拌装置に組付けるとともに、副槽内におい
て第2の容器を副槽の底壁に組付けるようにしたため、
各容器が的確に固定されて傾くことがなく、各容器内に
収納した飲食物がこぼれることはない。また、副槽内の
第2の容器は全く動かないため、容器が動いていては取
り出し難い飲食物を収納するのに好適である。
いて容器を攪拌装置に組付けるとともに、副槽内におい
て第2の容器を副槽の底壁に組付けるようにしたため、
各容器が的確に固定されて傾くことがなく、各容器内に
収納した飲食物がこぼれることはない。また、副槽内の
第2の容器は全く動かないため、容器が動いていては取
り出し難い飲食物を収納するのに好適である。
更に、本考案による貯氷式陳列台においては、副槽内に
所定量の水を収容できるようにしたため、使用時におい
て副槽の底壁部分に氷が無くて第2の容器を氷に邪魔さ
れることなく副槽の底壁に容易に脱着することができ
る。
所定量の水を収容できるようにしたため、使用時におい
て副槽の底壁部分に氷が無くて第2の容器を氷に邪魔さ
れることなく副槽の底壁に容易に脱着することができ
る。
また、副槽に循環手段を設けて副槽内の水を循環させる
ようにすれば、水の移動に伴って氷が流れ動いて展示効
果を高めることができるとともに、第2の容器内の飲食
物を効率よく冷却することができる。
ようにすれば、水の移動に伴って氷が流れ動いて展示効
果を高めることができるとともに、第2の容器内の飲食
物を効率よく冷却することができる。
以下に、本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示した本考案による貯氷式陳列台においては、
キャスタ12及び上下調整可能な脚13により床面上に
移動可能に支持される支持フレーム10に貯氷槽20が
固定されている。貯氷槽20下方の支持フレーム10内
には貯氷槽20にチップ状の氷を自動的に製造して供給
する製氷供給装置30,給排水タンク50,制御装置1
00等が設けられ、また貯氷槽20内には供給された氷
を攪拌して平準化する攪拌装置40の主要部が配設され
ている。貯氷槽20の周囲にはテーブル15が張り出し
て設けられ、また上方には照明装置17を備えた開放型
のフード16が設けられている。
キャスタ12及び上下調整可能な脚13により床面上に
移動可能に支持される支持フレーム10に貯氷槽20が
固定されている。貯氷槽20下方の支持フレーム10内
には貯氷槽20にチップ状の氷を自動的に製造して供給
する製氷供給装置30,給排水タンク50,制御装置1
00等が設けられ、また貯氷槽20内には供給された氷
を攪拌して平準化する攪拌装置40の主要部が配設され
ている。貯氷槽20の周囲にはテーブル15が張り出し
て設けられ、また上方には照明装置17を備えた開放型
のフード16が設けられている。
貯氷槽20は、第1図及び第2図に示すごとく断熱材の
外箱とステンレス製の内張りよりなり、上方が開放され
た長方形の浅い箱型である。貯氷槽20の内部は、内張
りの一部を立ち上げて形成した隔壁23により、大きな
主槽21と小さな副槽22とに仕切られている。主槽2
1は後述する所定レべルの氷位Aまで氷を収容し得るも
のであり、また副槽22は所定レべルLまで水を収容し
得るとともにその上方に氷を収容し得るものである。隔
壁23の上縁中央には両槽21,22を結ぶ切欠23a
が形成され、切欠23aの下縁は氷位Aよりもやや下方
に位置していて同切欠23aを通して主槽21から副槽
22に氷が落下供給されるようになっている。主槽21
の底面には給排水タンク50の第1図右方の室R2に接
続される排水孔24が設けられている。一方、副槽22
の底面には排水孔25(第2図参照)が設けられてい
て、排水孔25は循環ポンプ91を介装した循環通路
(排水孔25側は図示省略)92を通して副槽22の底
部一側に設けた供給孔26に連通している。なお、循環
通路92はドレンコック93を介装した分岐通路94を
通して給排水タンク50の第1図右方の室R2に接続さ
れている。また、副槽22の切欠23aよりやや下方に
はオーバーフロー排水孔27が設けられていて、同排水
孔27は通路(図示省略)を通して給排水タンク50の
第1図右方の室R2に連通している。なお、同排水孔2
7は隔壁23に設けて実施することも可能である。
外箱とステンレス製の内張りよりなり、上方が開放され
た長方形の浅い箱型である。貯氷槽20の内部は、内張
りの一部を立ち上げて形成した隔壁23により、大きな
主槽21と小さな副槽22とに仕切られている。主槽2
1は後述する所定レべルの氷位Aまで氷を収容し得るも
のであり、また副槽22は所定レべルLまで水を収容し
得るとともにその上方に氷を収容し得るものである。隔
壁23の上縁中央には両槽21,22を結ぶ切欠23a
が形成され、切欠23aの下縁は氷位Aよりもやや下方
に位置していて同切欠23aを通して主槽21から副槽
22に氷が落下供給されるようになっている。主槽21
の底面には給排水タンク50の第1図右方の室R2に接
続される排水孔24が設けられている。一方、副槽22
の底面には排水孔25(第2図参照)が設けられてい
て、排水孔25は循環ポンプ91を介装した循環通路
(排水孔25側は図示省略)92を通して副槽22の底
部一側に設けた供給孔26に連通している。なお、循環
通路92はドレンコック93を介装した分岐通路94を
通して給排水タンク50の第1図右方の室R2に接続さ
れている。また、副槽22の切欠23aよりやや下方に
はオーバーフロー排水孔27が設けられていて、同排水
孔27は通路(図示省略)を通して給排水タンク50の
第1図右方の室R2に連通している。なお、同排水孔2
7は隔壁23に設けて実施することも可能である。
製氷供給装置30は、公知のオーガ式製氷機でありその
主要部はエバポレータ、オーガ及びその駆動モータ等か
らなる製氷機構部31と、製氷水タンク32と、コンデ
ンサ33とその冷却ファン34と、コンプレッサ35等
よりなり、製氷機構部31の上部を除き支持フレーム1
0内に配置されている。製氷機構部31の鉛直に立ち上
がる筒体31aは、主槽21の丁度中央部において貯氷
槽20の底板20aを液密に貫通して主槽21内に入
り、その上端の氷放出口31bは貯氷槽20の上縁20
bよりもやや上方に位置している。なお、筒体31aの
配設位置(すなわち、氷の供給位置)は、適宜変更可能
である。
主要部はエバポレータ、オーガ及びその駆動モータ等か
らなる製氷機構部31と、製氷水タンク32と、コンデ
ンサ33とその冷却ファン34と、コンプレッサ35等
よりなり、製氷機構部31の上部を除き支持フレーム1
0内に配置されている。製氷機構部31の鉛直に立ち上
がる筒体31aは、主槽21の丁度中央部において貯氷
槽20の底板20aを液密に貫通して主槽21内に入
り、その上端の氷放出口31bは貯氷槽20の上縁20
bよりもやや上方に位置している。なお、筒体31aの
配設位置(すなわち、氷の供給位置)は、適宜変更可能
である。
この製氷供給装置30においては、後述するごとく給排
水タンク50の室R1から製氷水タンク32に送り込ま
れた製氷用水が製氷機構部31に供給され、1〜2cm位
のチップ状の氷となって氷放出口31bから主槽21内
に落し込まれる。
水タンク50の室R1から製氷水タンク32に送り込ま
れた製氷用水が製氷機構部31に供給され、1〜2cm位
のチップ状の氷となって氷放出口31bから主槽21内
に落し込まれる。
攪拌装置40は、複数の駆動軸46にそれぞれ取付けら
れ容器Bを支持するアジテータ41と、これらをそれぞ
れ回動する駆動モータ45により構成されている。本実
施例においては、駆動モータ45として9個の正逆回転
可能なギヤードモータを使用し、それぞれの出力軸が駆
動軸46となっている。各駆動モータ45は貯氷槽20
の下面に固定されていて、その駆動軸46は底板20a
を液密に貫通して先端が僅かに貯氷槽20内に突出して
いる。各駆動軸46は、第2図に示すごとく、平面視に
おいて、8個が縦横等間隔の2列に配置され、1個は副
槽22と反対側の4個の丁度真中に配置されており、各
先端のアジテータ取付部は動力伝達すべく四角に形成さ
れている。本実施例においては、各駆動軸46をそれぞ
れ駆動モータ45で駆動するようにしたが、各駆動軸4
6をチェーン等連動機構で連結して少数の駆動モータで
駆動するようにしてもよい。
れ容器Bを支持するアジテータ41と、これらをそれぞ
れ回動する駆動モータ45により構成されている。本実
施例においては、駆動モータ45として9個の正逆回転
可能なギヤードモータを使用し、それぞれの出力軸が駆
動軸46となっている。各駆動モータ45は貯氷槽20
の下面に固定されていて、その駆動軸46は底板20a
を液密に貫通して先端が僅かに貯氷槽20内に突出して
いる。各駆動軸46は、第2図に示すごとく、平面視に
おいて、8個が縦横等間隔の2列に配置され、1個は副
槽22と反対側の4個の丁度真中に配置されており、各
先端のアジテータ取付部は動力伝達すべく四角に形成さ
れている。本実施例においては、各駆動軸46をそれぞ
れ駆動モータ45で駆動するようにしたが、各駆動軸4
6をチェーン等連動機構で連結して少数の駆動モータで
駆動するようにしてもよい。
アジテータ41は、第1図及び第2図に示すごとく、駆
動軸46先端に取付けられる四角い取付孔を有するボス
部42と、このボス部42に一端が固定され放射状に延
びてから上方に折曲された4本のアーム部43と、各ア
ーム部43の上端に枢着された係止具44により構成さ
れており、その回転速度は毎分数回転程度である。アー
ム部43は、主槽21の底面に近接して半径方向に延
び、その外端は係止具44よりも外側に達しているが、
これは後述する氷の攪拌効果を向上させるためである。
本実施例においては、各アジテータ41の回動方向を第
2図矢印のごとく隣合わせのものが逆向きとなるように
したが、この他にも種々な向きに回動することが可能で
ある。
動軸46先端に取付けられる四角い取付孔を有するボス
部42と、このボス部42に一端が固定され放射状に延
びてから上方に折曲された4本のアーム部43と、各ア
ーム部43の上端に枢着された係止具44により構成さ
れており、その回転速度は毎分数回転程度である。アー
ム部43は、主槽21の底面に近接して半径方向に延
び、その外端は係止具44よりも外側に達しているが、
これは後述する氷の攪拌効果を向上させるためである。
本実施例においては、各アジテータ41の回動方向を第
2図矢印のごとく隣合わせのものが逆向きとなるように
したが、この他にも種々な向きに回動することが可能で
ある。
容器Bは、透明のガラス製支持容器Baとサービス容器
Bbよりなり、支持容器Baは縁部が係止具44にて挟
持されてアジテータ41に一体的に取付けられ、サラダ
等の冷たい飲食物を入れたサービス容器Bbをその中に
入れて使用する。本実施例においては、第2図左側中央
の駆動軸46にはアジテータ41を取付けていないが、
この駆動軸46は大径の容器Bを支持するための大きい
アジテータ41を取付けるのに使用し、その場合は周囲
の4個のアジテータ41は小型のものにするか取り除く
かする。また、この5個の駆動軸46に小径の容器Bを
支持する小型のアジテータ41を取付けて使用してもよ
い。
Bbよりなり、支持容器Baは縁部が係止具44にて挟
持されてアジテータ41に一体的に取付けられ、サラダ
等の冷たい飲食物を入れたサービス容器Bbをその中に
入れて使用する。本実施例においては、第2図左側中央
の駆動軸46にはアジテータ41を取付けていないが、
この駆動軸46は大径の容器Bを支持するための大きい
アジテータ41を取付けるのに使用し、その場合は周囲
の4個のアジテータ41は小型のものにするか取り除く
かする。また、この5個の駆動軸46に小径の容器Bを
支持する小型のアジテータ41を取付けて使用してもよ
い。
給排水タンク50は、内部を隔壁51により二室R1,
R2に区画されていて、第1図左方の室R1には製氷供
給装置30にて使用される製氷用水が所要量収容される
ようになっており、また第1図右方の室R2には主とし
て貯氷槽20の排水孔24から常開型の電磁開閉弁56
を介装した排出路57を通して排出される水と、鉛直に
設けたオーバーフローパイプ70を通して貯氷槽20か
ら排出される氷が収容されるようになっている。室R1
内の製氷用水は給水ポンプ52及び常開型の給水電磁開
閉弁53を介装した給水路54により製氷水タンク32
に供給され、製氷水タンク32内の液面が所定のレべル
となればフロートスイッチ(図示省略)が作動して制御
装置100により給水ポンプ52が停止されると共に給
水電磁開閉弁53が閉じられて製氷水タンク32内の水
位が略一定のレべルに保たれるようになっている。
R2に区画されていて、第1図左方の室R1には製氷供
給装置30にて使用される製氷用水が所要量収容される
ようになっており、また第1図右方の室R2には主とし
て貯氷槽20の排水孔24から常開型の電磁開閉弁56
を介装した排出路57を通して排出される水と、鉛直に
設けたオーバーフローパイプ70を通して貯氷槽20か
ら排出される氷が収容されるようになっている。室R1
内の製氷用水は給水ポンプ52及び常開型の給水電磁開
閉弁53を介装した給水路54により製氷水タンク32
に供給され、製氷水タンク32内の液面が所定のレべル
となればフロートスイッチ(図示省略)が作動して制御
装置100により給水ポンプ52が停止されると共に給
水電磁開閉弁53が閉じられて製氷水タンク32内の水
位が略一定のレべルに保たれるようになっている。
本実施例においては、隔壁51の上部に連通部Pが設け
られていて、室R2内の水位が規定水位(隔壁51の高
さ)以上になると室R2内の水が隔壁51を越えて室R
1内に流れるようになっている。また、室R1の上部に
水位検出装置55が設けられていて、室R1内の水位が
許容水位(規定水位より高い)になると、これが水位検
出装置55により検出されて制御装置100により排出
路57中の電磁開閉弁56が閉作動されるようになって
いる。なお、給排水タンク50の底部には各室R1,R
2内の水を排出するためのドレンコック(図示省略)が
設けられている。
られていて、室R2内の水位が規定水位(隔壁51の高
さ)以上になると室R2内の水が隔壁51を越えて室R
1内に流れるようになっている。また、室R1の上部に
水位検出装置55が設けられていて、室R1内の水位が
許容水位(規定水位より高い)になると、これが水位検
出装置55により検出されて制御装置100により排出
路57中の電磁開閉弁56が閉作動されるようになって
いる。なお、給排水タンク50の底部には各室R1,R
2内の水を排出するためのドレンコック(図示省略)が
設けられている。
オーバーフローパイプ70は、副槽22側に位置する4
個の駆動軸46の丁度真中に位置して、貯氷槽20の底
板20aを液密に貫通しており、その上端開口71は貯
氷槽20の上縁20bよりも低い位置にある。製氷供給
装置30により主槽21内に供給されて攪拌装置40に
より平準化されたチップ状の氷のレべルがオーバーフロ
ーパイプ70の上端開口71よりも多少高い(但し上縁
20bよりも低い)氷位Aに達すると、個々のチップ状
氷がオーバーフローパイプ70を通って給排水タンク5
0の室R2内に落ち込むようになっている。また、オー
バーフローパイプ70の途中には、スプリングによりオ
ーバーフローパイプ70の内面に軽く押し付けられたフ
ラッパ72と近接スイッチ73が設けられていて、フラ
ッパ72と近接スイッチ73によってオーバーフローパ
イプ70内への氷の落下が検出されるようになってい
る。
個の駆動軸46の丁度真中に位置して、貯氷槽20の底
板20aを液密に貫通しており、その上端開口71は貯
氷槽20の上縁20bよりも低い位置にある。製氷供給
装置30により主槽21内に供給されて攪拌装置40に
より平準化されたチップ状の氷のレべルがオーバーフロ
ーパイプ70の上端開口71よりも多少高い(但し上縁
20bよりも低い)氷位Aに達すると、個々のチップ状
氷がオーバーフローパイプ70を通って給排水タンク5
0の室R2内に落ち込むようになっている。また、オー
バーフローパイプ70の途中には、スプリングによりオ
ーバーフローパイプ70の内面に軽く押し付けられたフ
ラッパ72と近接スイッチ73が設けられていて、フラ
ッパ72と近接スイッチ73によってオーバーフローパ
イプ70内への氷の落下が検出されるようになってい
る。
また、本実施例においては、副槽22に4個のドレッシ
ング容器Cが収容できるようになっており、ドレッシン
グ容器C内のドレッシングはその下側に設けた攪拌装置
80によって攪拌可能とされている。攪拌装置80は、
永久磁石を用いた非接触式のものであり、第3図に示す
ごとく貯氷槽20の下面に固定した駆動モータ81と、
この駆動モータ81の駆動軸82に固定した円板83
と、この円板83の上側に固定した複数の永久磁石84
等によって構成されていて、同装置によってドレッシン
グ容器Cの底部に設けた羽根車Ca(下側に永久磁石C
bが複数固定されている)が回転されて容器C内のドレ
ッシングが攪拌されるようになっている。なお、この攪
拌は図示しないスイッチを操作することにより製氷供給
装置30の作動とは別個に行うことができるようになっ
ている。
ング容器Cが収容できるようになっており、ドレッシン
グ容器C内のドレッシングはその下側に設けた攪拌装置
80によって攪拌可能とされている。攪拌装置80は、
永久磁石を用いた非接触式のものであり、第3図に示す
ごとく貯氷槽20の下面に固定した駆動モータ81と、
この駆動モータ81の駆動軸82に固定した円板83
と、この円板83の上側に固定した複数の永久磁石84
等によって構成されていて、同装置によってドレッシン
グ容器Cの底部に設けた羽根車Ca(下側に永久磁石C
bが複数固定されている)が回転されて容器C内のドレ
ッシングが攪拌されるようになっている。なお、この攪
拌は図示しないスイッチを操作することにより製氷供給
装置30の作動とは別個に行うことができるようになっ
ている。
ドレッシング容器Cは、その下端に設けた取付金具(図
示省略)にて副槽22の底壁に固定した支持金具28
(第2図参照)に脱着可能に組付けられていて、その脱
着性を良好とするために(換言すれば、装着時に氷が邪
魔とならないように)副槽22の下部に水を所定量溜め
ることができるようにしてある。なお、第3図において
は、容器C側の取付金具のみならず貯氷槽20側の支持
金具も図示省略してある。
示省略)にて副槽22の底壁に固定した支持金具28
(第2図参照)に脱着可能に組付けられていて、その脱
着性を良好とするために(換言すれば、装着時に氷が邪
魔とならないように)副槽22の下部に水を所定量溜め
ることができるようにしてある。なお、第3図において
は、容器C側の取付金具のみならず貯氷槽20側の支持
金具も図示省略してある。
上記のように構成した本実施例の貯氷式陳列台は、給排
設備の無い場所でも使用可能であり、その使用(運転)
時には給排水タンク50の室R1内に予め収容した製氷
用水が給水ポンプ52により製氷水タンク32に送り込
まれ、製氷機構部31にてチップ状の氷とされて氷放出
口31bから貯氷槽20の主槽21内に供給される。こ
の氷は供給されると同時にアジテータ41の回動により
主槽21内全体に自動的に分散され平準化される。主槽
21内の氷のレべルが氷位Aに近付くと隔壁23の切欠
23aを通して主槽21から副槽22へと氷がこぼれ落
ちる。この氷は副槽22内にて予め入れてある循環水
(循環ポンプ91により排水孔25から供給孔26へと
供給されて循環する水)上に浮いてドレッシング容器C
の周囲を動き、容器C内のドレッシングを冷却する。
設備の無い場所でも使用可能であり、その使用(運転)
時には給排水タンク50の室R1内に予め収容した製氷
用水が給水ポンプ52により製氷水タンク32に送り込
まれ、製氷機構部31にてチップ状の氷とされて氷放出
口31bから貯氷槽20の主槽21内に供給される。こ
の氷は供給されると同時にアジテータ41の回動により
主槽21内全体に自動的に分散され平準化される。主槽
21内の氷のレべルが氷位Aに近付くと隔壁23の切欠
23aを通して主槽21から副槽22へと氷がこぼれ落
ちる。この氷は副槽22内にて予め入れてある循環水
(循環ポンプ91により排水孔25から供給孔26へと
供給されて循環する水)上に浮いてドレッシング容器C
の周囲を動き、容器C内のドレッシングを冷却する。
ところで、主槽21内の氷のレべルが氷位Aに達する
と、それより上方の氷はオーバーフローパイプ70を通
って給排水タンク50の室R2内に落ちる。この氷の落
下はフラッパ72と近接スイッチ73により検出され、
これに基いて制御装置100が製氷供給装置30の作動
を所定時間停止する。これにより、氷のレべルは略氷位
Aに保たれる。なお、製氷供給装置30の停止時には攪
拌装置40を停止してもよい。
と、それより上方の氷はオーバーフローパイプ70を通
って給排水タンク50の室R2内に落ちる。この氷の落
下はフラッパ72と近接スイッチ73により検出され、
これに基いて制御装置100が製氷供給装置30の作動
を所定時間停止する。これにより、氷のレべルは略氷位
Aに保たれる。なお、製氷供給装置30の停止時には攪
拌装置40を停止してもよい。
上述した実施例の貯氷式陳列台は、使用中にチップ状の
氷が氷放出口31bから落下し、またアジテータ41に
よる攪拌に伴い氷が移動し変化するので、サービス容器
Bbに収容した飲食物を冷却するのみならず、優れた展
示効果が得られる。
氷が氷放出口31bから落下し、またアジテータ41に
よる攪拌に伴い氷が移動し変化するので、サービス容器
Bbに収容した飲食物を冷却するのみならず、優れた展
示効果が得られる。
また、主槽21内の氷が融けて底部に溜った溶解水は排
水孔24から排出路57及び電磁開閉弁56を通って給
排水タンク50の室R2内に排出される。室R2内の水
位が規定水位以上になると、隔壁51の上方の連通部P
を通して室R2から室R1へと水が隔壁51を越えて流
れる。このため、室R2の小型化を図りながら室R2か
らの水洩れを防止することができるとともに、室R1内
に流れた水を再利用することができて当該貯氷式陳列台
を長時間連続使用することができる。しかして、室R1
内の水位が許容水位となる(例えば、貯氷槽20内に他
の製氷機にて作った氷を予め入れた場合、或いは厨房室
等で給排水タンク50の室R1に水道を連結した状態に
て製氷運転した場合等においてなり得る)と、水位検出
装置55からの信号に基いて制御装置100により排出
路57の電磁開閉弁56が閉じられて貯氷槽20から給
排水タンク50への水の流出が阻止され給排水タンク5
0から外部への水洩れが的確に防止される。
水孔24から排出路57及び電磁開閉弁56を通って給
排水タンク50の室R2内に排出される。室R2内の水
位が規定水位以上になると、隔壁51の上方の連通部P
を通して室R2から室R1へと水が隔壁51を越えて流
れる。このため、室R2の小型化を図りながら室R2か
らの水洩れを防止することができるとともに、室R1内
に流れた水を再利用することができて当該貯氷式陳列台
を長時間連続使用することができる。しかして、室R1
内の水位が許容水位となる(例えば、貯氷槽20内に他
の製氷機にて作った氷を予め入れた場合、或いは厨房室
等で給排水タンク50の室R1に水道を連結した状態に
て製氷運転した場合等においてなり得る)と、水位検出
装置55からの信号に基いて制御装置100により排出
路57の電磁開閉弁56が閉じられて貯氷槽20から給
排水タンク50への水の流出が阻止され給排水タンク5
0から外部への水洩れが的確に防止される。
また、上述した実施例の貯氷式陳列台においては、主槽
21内において容器Bを攪拌装置40のアジテータ41
に組付けるとともに、副槽22内において容器Cを副槽
22の底壁に組付けるようにしたため、各容器B,Cが
的確に固定されて傾くことがなく、各容器B,C内に収
納した飲食物がこぼれることはない。また、副槽22内
の容器Cは全く動かないため、容器が動いていては取り
出し難いドレッシング等の飲食物を収納するのに好適で
ある。また、循環ポンプ91,循環通路92等の循環手
段により副槽22内の水を循環させることができるよう
にしたため、水の移動に伴って氷を流動させることがで
きて展示効果を高めることができるとともに、容器C内
のドレッシングを効率よく冷却することができる。
21内において容器Bを攪拌装置40のアジテータ41
に組付けるとともに、副槽22内において容器Cを副槽
22の底壁に組付けるようにしたため、各容器B,Cが
的確に固定されて傾くことがなく、各容器B,C内に収
納した飲食物がこぼれることはない。また、副槽22内
の容器Cは全く動かないため、容器が動いていては取り
出し難いドレッシング等の飲食物を収納するのに好適で
ある。また、循環ポンプ91,循環通路92等の循環手
段により副槽22内の水を循環させることができるよう
にしたため、水の移動に伴って氷を流動させることがで
きて展示効果を高めることができるとともに、容器C内
のドレッシングを効率よく冷却することができる。
上記実施例においては、副槽22にその内部の水を循環
させる循環手段を設けて実施したが、同循環手段を設け
なくて実施することも可能である。この場合には、排水
孔27を隔壁23に設けるのがよく、また排水孔25,
供給孔26等が不要となる。
させる循環手段を設けて実施したが、同循環手段を設け
なくて実施することも可能である。この場合には、排水
孔27を隔壁23に設けるのがよく、また排水孔25,
供給孔26等が不要となる。
第1図は本考案による貯氷式陳列台の一例を示す縦断側
面図、第2図は同平面図、第3図は副槽に設けた攪拌装
置の拡大断面図である。 符号の説明 20……貯氷槽、21……主槽、22……副槽、23…
…隔壁、23a……切欠、24……排水孔、27……排
水孔、30……製氷供給装置、40……攪拌装置、91
……循環ポンプ、92……循環通路、B……容器、C…
…(第2の)容器。
面図、第2図は同平面図、第3図は副槽に設けた攪拌装
置の拡大断面図である。 符号の説明 20……貯氷槽、21……主槽、22……副槽、23…
…隔壁、23a……切欠、24……排水孔、27……排
水孔、30……製氷供給装置、40……攪拌装置、91
……循環ポンプ、92……循環通路、B……容器、C…
…(第2の)容器。
Claims (2)
- 【請求項1】上部に切欠等の連通手段を有した隔壁によ
って所要量の氷を収容可能で底部に排水孔を有する主槽
と所定量の氷と水を収容可能で所定位置に排水孔を有す
る副槽の二室に区画された貯氷槽と、氷を自動的に製造
して前記貯氷槽の主槽に供給する製氷供給装置と、前記
貯氷槽の主槽内に配設されて同主槽内の氷を攪拌して平
準化する攪拌装置と、この攪拌装置に組付けられ氷の上
に陳列され内部に飲食物を収納可能な容器と、前記副槽
の底壁に組付けられ内部に飲食物を収納可能な第2の容
器とを備えてなる貯氷式陳列台。 - 【請求項2】前記副槽にその内部の水を循環させる循環
手段を設けた請求項1記載の貯氷式陳列台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8094789U JPH064768Y2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 貯氷式陳列台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8094789U JPH064768Y2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 貯氷式陳列台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321260U JPH0321260U (ja) | 1991-03-01 |
JPH064768Y2 true JPH064768Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31626444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8094789U Expired - Lifetime JPH064768Y2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 貯氷式陳列台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064768Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011040200A1 (ja) | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 有限会社聖和デンタル | 血管モデル |
-
1989
- 1989-07-10 JP JP8094789U patent/JPH064768Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011040200A1 (ja) | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 有限会社聖和デンタル | 血管モデル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321260U (ja) | 1991-03-01 |
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