JPH0647514A - ダイカスト用離型剤スプレー装置 - Google Patents

ダイカスト用離型剤スプレー装置

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Publication number
JPH0647514A
JPH0647514A JP4204092A JP20409292A JPH0647514A JP H0647514 A JPH0647514 A JP H0647514A JP 4204092 A JP4204092 A JP 4204092A JP 20409292 A JP20409292 A JP 20409292A JP H0647514 A JPH0647514 A JP H0647514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray
release agent
mold
die
nozzles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4204092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kagami
務 嘉 晃 各
Yukiaki Nagami
見 雪 明 永
Yoshinori Yamaki
喜 義 則 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichibei Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Nichibei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Nichibei Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP4204092A priority Critical patent/JPH0647514A/ja
Publication of JPH0647514A publication Critical patent/JPH0647514A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はダイカスト鋳造の金型に離型剤を塗
付する離型剤スプレー装置に於いて、高速でかつ高精度
なスプレーが出来る離型剤スプレー装置を技術的課題と
するものである。 【構成】 直交2軸ロボットのy軸上にノズル制御バル
ブ5を設け、x軸上の先端に簡単可能にスプレーユニッ
ト2を設け、スプレーユニット2には複数のスプレーガ
ン3a、3bとそれに連結する多数のノズル2a、2b
・・・2nを配置しノズルはCPUとノズル制御バルブ
5に連結され、離型剤の塗付に際し、ノズル2a、2b
・・・2nが順次移動してx、y座標で定めた金型の塗
付ポイント8a、8b・・・8nにくると、電磁弁の開
閉時間のコントロールにより適量の離型剤が塗付される
ダイカスト用離型剤スプレー装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイカスト鋳造の金型に
塗付する離型剤のスプレー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイカスト鋳造に於いて、金型に離型剤
を塗付する方法としては、 (1)ロボットによるスプレー方式 (2)カセットスプレーによる一度に塗付する方式があ
る。
【0003】前記(1)のスプレー方式は多関節ロボッ
ト等のハンドの先端にスプレーガンを取付け、豫め定め
たテーチングシステムによる金型の塗付ポイントへ離型
剤を塗布するものである。(図示なし) 又前記(2)の方式は図4に示すように多数のスプレー
ノズル11a、11b・・・11nを配置したスプレー
カセット11を設け、前記スプレーノズル11a、11
b・・・11nはマニホールド12に連結され、このマ
ニホールドには離型剤14とエヤー15が電磁弁13を
介して接続されている構造で、スプレーカセット11の
上下移動については、図5に示すようにエヤーシリンダ
ー16、ガイドバー17、ベースユニット18及びスプ
レーカセット11よりなるスプレー装置で、全ノズル1
1a、11b・・・11nのON/OFFを1個の電磁
弁13にて制御して離型剤を一度に各ポイント同じよう
に塗付する装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかし前記(1)の
ロボットによるスプレー方式はロボットハンド先端のス
プレーガンが所定位置に確実に離型剤を塗布するが、ス
プレーが1〜2個と少ないためにサイクルタイムが長い
という問題点がある。
【0005】又(2)のカセットスプレー方式はカセッ
ト11の両面にノズルを多数配置してあるために離型剤
を吹き付けるサイクルタイムは一度に塗付するために短
いが、スプレーカセットの上下移動についてはスプレー
をON/OFFして上死点まで引き上げる構造のため
に、精度が悪く、ノズルがマニホールド12に直結され
ているため、離型剤の吹き量の調整が困難なためにノズ
ル数が多い場合にはムダな離型剤を塗付することにな
り、従ってスプレー装置全体としてコストアップになる
という問題点がある。
【0006】本発明はダイカスト鋳造の金型に離型剤を
塗付する離型剤スプレー装置に於いて、高速でかつ高精
度なスプレーが出来る離型剤スプレー装置を技術的課題
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための技
術的手段は次のようである。
【0008】ダイカスト金型へ離型剤を塗付するスプレ
ー装置に於いて、直行二軸よりなるロボットのハンドに
スプレーヘッドを設け、前記スプレーヘッドには多数の
ノズルを配置し、前記ノズルにはノズル制御バルブとC
PUよりなる制御盤に連結され、前記ノズル制御バルブ
は金型へ離型剤を塗布する際に、金型をXY座標で定め
た塗付ポイントスプレーヘッドが移行した場合に、CP
Uに入力されたポイントに到達すると、塗付すべき部位
に対応するノズルへCUPから信号が送られ、離型剤を
吹きつけるスプレー塗付時間の長短に応じて電磁弁が作
動することを特徴としたダイカスト用離型剤スプレー装
置である。
【0009】
【作用】CPUに豫め入力された金型のポイントの位置
へスプレーがロボットハンドの作動により移動して、金
型のキャビティー形状に応じて離型剤の塗付量を予定
し、その塗付量に応じて電磁弁の開又閉の時間をノズル
制御バルブで制御し、最も適切な量だけ塗布するもので
ある。
【0010】これにより、ノズルより一度に離型剤が吹
き出すことなく順次金型のポイント上に来たときのみに
塗付するもので、更にスプレーカセットは直交2軸ロボ
ットの作用に速やかに作用することができる。
【0011】
【実施例】以下実施例について説明する。
【0012】図1〜図3に於いて、1は2軸の直交ロボ
ットで1aはx軸、1bはy軸で、2はスプレーヘッド
でノズル2a、2b・・・2nと多数配置されており、
この場合は片面で23ケ配列し、両面で46ケ配列した
ものである。
【0013】4はx軸先端の回転軸で、スプレーヘッド
は矢印方向に回転出来る。
【0014】5はy軸上に設けたノズル制御バルブ(2
3ケ×2列)で、エヤー供給用のマニホールドと電磁弁
よりなり、ノズルの数だけ設けてある。6aは流量計で
6bは離型剤の塗布量の条件管理モニターで、7はCP
U及びROMを内蔵した制御盤でノズル制御バルブとロ
ボットを制御する。7aは直交ロボット1の教示用のボ
ックスである。
【0015】8はダイカスト鋳造に使用する金型の拡大
図で、8a、8b・・・8nは離型剤を塗布するポイン
ト(空気剤)を示す。
【0016】図3は空気と離型剤の流れを示すもので、
5aはマニホールド型電磁弁で、Hはノズル単独制御用
ホース(46本)で3a、3bはスプレーガン本体でス
プレーヘッド2の両側(金型の可動側と固定側)に上側
11ヶ、下側12ヶ計23ヶ、総計46ヶのノズルが配
列してある状況を示す。
【0017】以上の構成に於いてその作用を説明する。
【0018】金型の可動側及び固定側に離型剤を塗布す
べきポイント8a、8b・・・8nに対し、直交2軸ロ
ボット1のスプレーヘッド2は、制御盤7及び教示用ボ
ックス7aのテイチングシステムにより速やかに上下左
右に移動し、かつ軸4を中心に回転微調整して順次金型
のポイント上に移動する。
【0019】金型の離型剤を塗付すべき各ポイントは、
豫めXY座標にてCPUに入力されており、スプレーヘ
ッドが順次移動し、ノズル2a、2b・・・のうち特定
のノズルが金型上のポイントと合致すれば離型剤が塗付
される。
【0020】離型剤の塗付すべき量については豫めノズ
ル2a、2b・・・2nを調整すると共にCPUにより
電磁弁が一定時間開閉し、各ポイントの位置に応じて塗
布量がきまり、塗付量についてまったくムダがない。
【0021】離型剤の塗付が完了すれば直交ロボット1
の操作によりスプレーヘッドは金型前面により、他へ速
やかに移動し、金型の可動型が移動し、グイキヤスト鋳
造が行われる。
【0022】離型剤の金型への塗付ポイントについて
は、サーボモーターコントローナ拘束シーケンサーのス
テップ制御によりカセット式のポイント数200〜30
0に対し1500位まで可能となり、金型への塗付時間
も32秒→19秒と短縮することができた。
【0023】
【発明の効果】本発明は次の効果を有する。
【0024】高速塗付及び高精度吹付が可能であると共
に、更にスプレーヘッドが移動しながら各ステップでの
ノズルをON/OFFすることによって任意のパターン
に於いて塗付が可能であり、離型剤のムダな塗付がなく
なる。又、サイクルタイムも従業のロボットによるもの
に比較して、大巾に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明図である。
【図2】ダイカスト金型の塗付ポイントの説明図であ
る。
【図3】本実施例での空気と液との流れを示す説明図で
ある。
【図4】従来例のスプレー装置の要部の説明図である。
【図5】従来例の移動機構の説明図である。
【符号の説明】
1 直交二軸移動機構 2 スプレーユニット 2a、2b・・・2n ノズル 3a、3b スプレーガン本体 5 ノズル制御バルブ 8a、8b 金型面の塗付ポイント 8 金型面 9 キャビティー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22C 23/02 Z 8315−4E B22D 17/32 Z 8926−4E (72)発明者 山 喜 義 則 東京都台東区根岸1−1−13 株式会社日 米内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイカスト金型へ離型剤を塗付するスプ
    レー装置に於いて、直行2軸よりなるロボットのハンド
    にスプレーヘッドを設け、前記スプレーヘッドには多数
    のノズルを配置し、前記ノズルは、ノズル制御バルブと
    CPUよりなる制御盤に連結されたことを特徴とするダ
    イカスト用離型剤スプレー装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズル制御バルブは、金型へ離型剤
    を塗布するに際して金型をXY座標で定めた塗付ポイン
    トスプレーヘッドが移行した場合に、ポイントにくると
    塗付すべき部位に対応するノズルへCPUからの信号に
    より離型剤を吹き付け、スプレー塗付時間の長短に応じ
    て電磁弁が作動することを特徴としたダイカスト用離型
    剤スプレー装置。
JP4204092A 1992-07-30 1992-07-30 ダイカスト用離型剤スプレー装置 Pending JPH0647514A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4204092A JPH0647514A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 ダイカスト用離型剤スプレー装置

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JP4204092A JPH0647514A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 ダイカスト用離型剤スプレー装置

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JPH0647514A true JPH0647514A (ja) 1994-02-22

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JP4204092A Pending JPH0647514A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 ダイカスト用離型剤スプレー装置

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JP (1) JPH0647514A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5777895A (en) * 1995-05-19 1998-07-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Remote management system
CN106306317A (zh) * 2015-06-16 2017-01-11 内蒙古伊利实业集团股份有限公司 间歇喷淋脱模装置和脱模方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5777895A (en) * 1995-05-19 1998-07-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Remote management system
CN106306317A (zh) * 2015-06-16 2017-01-11 内蒙古伊利实业集团股份有限公司 间歇喷淋脱模装置和脱模方法
CN106306317B (zh) * 2015-06-16 2023-04-21 内蒙古伊利实业集团股份有限公司 间歇喷淋脱模装置和脱模方法

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