JPH0647376A - アルカリイオン水生成器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気分解と浄化のできる構造の簡単なアルカ
リイオン水生成器を提供すること。 【構成】 電気分解によってアルカリイオン水を製造す
るアルカリイオン水生成器であって、その電気分解用の
電極のうち、アルカリイオン水を製造するための陰極を
活性炭で構成して成るアルカリイオン水生成器。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電気分解によりアルカリ
イオン水を製造し、飲用により利用者に健康を与え、ま
た、調理に利用することでよりおいしい味を引き出すよ
うな水を製造するアルカリイオン水生成器に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来のものは図２に示すように、一本の
通路８内にアルカリイオン水製造部本体Ａと浄水部Ｂは
別に設けられていた。このため装置が全体として複雑に
なり、部品点数も多く高価なものとなっていた。

【０００３】図において、９は陰極、２は陽極、３は電
解隔膜、５は酸性水出口、６はアルカリイオン吐出口、
７は原水入口、１０は活性炭である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記欠点に鑑み、構造
が簡単で清浄なアルカリイオン水が得られるアルカリイ
オン水生成器を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、電気分解によってアルカリイオン水を製造するア
ルカリイオン水生成器であって、その電気分解用の電極
のうち、アルカリイオン水を製造するための陰極を活性
炭で構成して成るアルカリイオン水生成器である。

【０００６】

【作 用】図１に沿って構造、作用等について説明す
る。

【０００７】活性炭製電極１を電解隔膜３で囲み、その
外側に通路８を設け、さらにその外側に陽極２を配した
構造になっている。活性炭製電極１を陰極とし、陽極２
との間に電気分解用直流電源４を接続している。活性炭
製電極１と通路８の両方に水が流れるように原水入口７
が設けられている、また、活性炭製電極１の一端にはア
ルカリイオン水出口６が配設されており、通路８の一端
には酸性水出口５が配設されている。

【０００８】この構造であるため、原水入口７から流入
した水は活性炭製電極１中と、通路８に分かれて流れる
こととなり、活性炭製電極１と陽極２の間に電気が流れ
ていると、活性炭電極１中に流入した水は流れる間に活
性炭の作用により浄化されると同時に、アルカリイオン
水となりアルカリイオン水出口６から流出することとな
る。また、通路８中に流入した水は陽極２により酸性水
となり酸性水出口５から流出することとなる。

【０００９】

【発明の効果】本発明によるアルカリイオン水生成器
は、活性炭そのものが電極（陰極）となっていることに
より、アルカリイオン水製造と活性炭による浄化が同時
に達成される構造が簡単である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の断面図。

【図２】従来例の断面図。

【符号の説明】

１ 活性炭製電極 ２ 陽極 ３ 電解隔膜 ４ 電気分解用直流電源 ５ 酸性水出口 ６ アルカリイオン水出口 ７ 原水入口 ８ 通路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電気分解によってアルカリイオン水を製
   造するアルカリイオン水生成器であって、その電気分解
   用の電極のうち、アルカリイオン水を製造するための陰
   極を活性炭で構成して成るアルカリイオン水生成器。