JPH0647290Y2 - 装飾体を取り付けた履物踵底 - Google Patents
装飾体を取り付けた履物踵底Info
- Publication number
- JPH0647290Y2 JPH0647290Y2 JP7981992U JP7981992U JPH0647290Y2 JP H0647290 Y2 JPH0647290 Y2 JP H0647290Y2 JP 7981992 U JP7981992 U JP 7981992U JP 7981992 U JP7981992 U JP 7981992U JP H0647290 Y2 JPH0647290 Y2 JP H0647290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative body
- footwear
- ornamental
- mounting portion
- heel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主に婦人用靴や婦人用
サンダル等の履物に取り付けられる装飾体を取り付けた
履物踵底に関するものである。
サンダル等の履物に取り付けられる装飾体を取り付けた
履物踵底に関するものである。
【0002】
【従来の技術】婦人用靴や婦人用サンダル等の踵部に取
り付けられる履物踵底は硬質ゴム等の適宜材料で一体形
成されているだけであり、色彩も靴の本体部と同様で黒
色、茶色、灰色等のものがほとんどである。このため、
靴やサンダルの本体部の外観品質を高めても履物踵底の
外観品質が良くないので靴全体の外観品質を高めること
ができないという不具合がある。
り付けられる履物踵底は硬質ゴム等の適宜材料で一体形
成されているだけであり、色彩も靴の本体部と同様で黒
色、茶色、灰色等のものがほとんどである。このため、
靴やサンダルの本体部の外観品質を高めても履物踵底の
外観品質が良くないので靴全体の外観品質を高めること
ができないという不具合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記事実に鑑
みなされたものであり、靴やサンダル等に取り付けられ
る履物踵底の外観品質を高めることは勿論、履物踵底の
外観品質を高めることにより履物全体の外観品質を高め
ることができる装飾体を取り付けた履物踵底を提供する
ことである。
みなされたものであり、靴やサンダル等に取り付けられ
る履物踵底の外観品質を高めることは勿論、履物踵底の
外観品質を高めることにより履物全体の外観品質を高め
ることができる装飾体を取り付けた履物踵底を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、一面
が履物底に密着されると共に他面の円周部に沿って段部
が形成された装飾体取付部と、この装飾体取付部の段部
に配設される装飾体と、前記装飾体取付部と重ね合わさ
れて前記装飾体を挟持する装飾体受皿部と、この装飾体
受皿部に一面が密着することにより取り付けられる底部
と、を有してなることを特徴としている。
が履物底に密着されると共に他面の円周部に沿って段部
が形成された装飾体取付部と、この装飾体取付部の段部
に配設される装飾体と、前記装飾体取付部と重ね合わさ
れて前記装飾体を挟持する装飾体受皿部と、この装飾体
受皿部に一面が密着することにより取り付けられる底部
と、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】請求項1に係る考案は、履物踵底を組み合わせ
るときは装飾体取付部の段部に装飾体を配設する。そし
て、装飾体取付部と装飾体受皿部、ゴム底を強く押し付
けて重ね合わせる。これにより、装飾体取付部と装飾体
受皿部とゴム底とは確実に重なり合って一体となると共
に装飾体は装飾体取付部と装飾体受皿部とによって挟持
され、履物踵底が完成する。
るときは装飾体取付部の段部に装飾体を配設する。そし
て、装飾体取付部と装飾体受皿部、ゴム底を強く押し付
けて重ね合わせる。これにより、装飾体取付部と装飾体
受皿部とゴム底とは確実に重なり合って一体となると共
に装飾体は装飾体取付部と装飾体受皿部とによって挟持
され、履物踵底が完成する。
【0006】
【実施例】図1乃至図3には本考案に係る靴の踵部に取
り付けられる装飾体を取り付けた履物踵底の一実施例が
示されている。なお、この実施例においては履物踵底
(10)を婦人用靴に取り付ける場合について説明す
る。図1に示すようにこの履物踵底(10)を構成する
平面視略半長円状の装飾体取付部(12)は合成樹脂部
材で肉厚を有して形成されている。この装飾体取付部
(12)の扁平状に形成された一面(12A)は婦人用
靴の靴底に接着剤等を介して固着されるようになってい
る。また、前記装飾体取付部(12)の他面(12B)
の円周部には装飾体(14)が配置される段部(16)
が形成されている。この装飾体(14)は色付ガラス等
によって四角片状に形成され裏面(14A)は扁平に形
成されている。前記段部(16)を形成することにより
装飾体取付部(12)には装飾体上押部(18)、装飾
体側押部(20)及び装飾体規制部(22)が形成され
る。前記装飾体上押部(18)の円周には突起片(2
4)が連続して形成されている。従って、図2に示すよ
うに段部(16)に装飾体(14)を配置した場合に装
飾体(14)の上部は前記突起片(24)により脱落す
るのを規制されるようになっている。また、図1に示す
ように前記装飾体取付部(12)の内部にはボス嵌合孔
(26)が複数貫通して形成されている。図1に示すよ
うに前記履物踵底(10)を構成する装飾体受皿部(3
0)は薄い金属板で略半長円状に形成されている。この
装飾体受皿部(30)は前記装飾体取付部(12)と重
ね合わされるものであり装飾体受け皿部(30)の直線
縁(30A)は前記装飾体取付部(12)の立上縁に当
接するようになっている。この装飾体受皿部(30)の
円周部には立上片(32)が折曲形成されている。従っ
て、前記段部(16)に前記装飾体(14)を配置した
場合に装飾体(14)の下部は前記立上片(32)によ
り脱落するのを規制されるようになっている(図3参
照)。また、装飾体受皿部(30)には貫通孔(34)
が複数穿設されている。前記装飾体受皿部(30)の前
記装飾体取付部(12)と反対側面には底部としてのゴ
ム底(36)が配設されるようになっている。このゴム
底(36)には金属でピン状に形成された嵌合ボス(3
8)が複数植設されており、これら嵌合ボス(38)は
前記貫通孔(34)に挿入されると共に前記ボス嵌合孔
(26)に嵌合するようになっている。従って、これら
嵌合ボス(38)は位置決め部材の役割をも果たすこと
になる。
り付けられる装飾体を取り付けた履物踵底の一実施例が
示されている。なお、この実施例においては履物踵底
(10)を婦人用靴に取り付ける場合について説明す
る。図1に示すようにこの履物踵底(10)を構成する
平面視略半長円状の装飾体取付部(12)は合成樹脂部
材で肉厚を有して形成されている。この装飾体取付部
(12)の扁平状に形成された一面(12A)は婦人用
靴の靴底に接着剤等を介して固着されるようになってい
る。また、前記装飾体取付部(12)の他面(12B)
の円周部には装飾体(14)が配置される段部(16)
が形成されている。この装飾体(14)は色付ガラス等
によって四角片状に形成され裏面(14A)は扁平に形
成されている。前記段部(16)を形成することにより
装飾体取付部(12)には装飾体上押部(18)、装飾
体側押部(20)及び装飾体規制部(22)が形成され
る。前記装飾体上押部(18)の円周には突起片(2
4)が連続して形成されている。従って、図2に示すよ
うに段部(16)に装飾体(14)を配置した場合に装
飾体(14)の上部は前記突起片(24)により脱落す
るのを規制されるようになっている。また、図1に示す
ように前記装飾体取付部(12)の内部にはボス嵌合孔
(26)が複数貫通して形成されている。図1に示すよ
うに前記履物踵底(10)を構成する装飾体受皿部(3
0)は薄い金属板で略半長円状に形成されている。この
装飾体受皿部(30)は前記装飾体取付部(12)と重
ね合わされるものであり装飾体受け皿部(30)の直線
縁(30A)は前記装飾体取付部(12)の立上縁に当
接するようになっている。この装飾体受皿部(30)の
円周部には立上片(32)が折曲形成されている。従っ
て、前記段部(16)に前記装飾体(14)を配置した
場合に装飾体(14)の下部は前記立上片(32)によ
り脱落するのを規制されるようになっている(図3参
照)。また、装飾体受皿部(30)には貫通孔(34)
が複数穿設されている。前記装飾体受皿部(30)の前
記装飾体取付部(12)と反対側面には底部としてのゴ
ム底(36)が配設されるようになっている。このゴム
底(36)には金属でピン状に形成された嵌合ボス(3
8)が複数植設されており、これら嵌合ボス(38)は
前記貫通孔(34)に挿入されると共に前記ボス嵌合孔
(26)に嵌合するようになっている。従って、これら
嵌合ボス(38)は位置決め部材の役割をも果たすこと
になる。
【0007】次に、実施例の作用について説明する。本
考案に係る履物踵底(10)を組み合わせるときは図2
に示すように装飾体取付部(12)の段部(16)に装
飾体(14)を配設するが、その場合装飾体(14)の
裏面(14A)に接着剤を塗布しておいて装飾体(1
4)の裏面(14A)と装飾体側押部(20)を接着す
る。このようにして装飾体(14)を並べた状態で前記
段部(16)に配設する。そして、ゴム底(36)の嵌
合ボス部(38)を装飾体受皿部(30)の貫通孔(3
4)に挿入してゴム底(36)と装飾体受皿部(30)
を重ね合わせた状態にしておいて、装飾体取付部(1
2)と装飾体受皿部(30),ゴム底(36)を強く押
し付けて重ね合わせる。これにより、ゴム底(36)の
嵌合ボス部(38)は前記装飾体取付部(12)のボス
嵌合孔(26)に嵌入することにより、装飾体取付部
(12)と装飾体受皿部(30)とゴム底(36)との
位置決めがされると共に装飾体取付部(12)と装飾体
受皿部(30)とゴム底(36)は確実に重なり合って
一体となり、履物踵底(10)が完成される。なお、前
記装飾体(24)は接着剤により装飾体取付部(12)
の装飾体側押部(20)と接着され、装飾体(14)の
上部は前記装飾体取付部(12)の突起片(24)に、
装飾体(14)の下部は装飾体受皿部(30)の立上片
(32)にそれぞれ規制されているので脱落する虞れは
ない。この結果、履物踵底(10)の側面には装飾体
(14)が配設されるので、履物踵底(10)の外観品
質を向上させると共に婦人用靴全体の外観品質を高める
ことができる。
考案に係る履物踵底(10)を組み合わせるときは図2
に示すように装飾体取付部(12)の段部(16)に装
飾体(14)を配設するが、その場合装飾体(14)の
裏面(14A)に接着剤を塗布しておいて装飾体(1
4)の裏面(14A)と装飾体側押部(20)を接着す
る。このようにして装飾体(14)を並べた状態で前記
段部(16)に配設する。そして、ゴム底(36)の嵌
合ボス部(38)を装飾体受皿部(30)の貫通孔(3
4)に挿入してゴム底(36)と装飾体受皿部(30)
を重ね合わせた状態にしておいて、装飾体取付部(1
2)と装飾体受皿部(30),ゴム底(36)を強く押
し付けて重ね合わせる。これにより、ゴム底(36)の
嵌合ボス部(38)は前記装飾体取付部(12)のボス
嵌合孔(26)に嵌入することにより、装飾体取付部
(12)と装飾体受皿部(30)とゴム底(36)との
位置決めがされると共に装飾体取付部(12)と装飾体
受皿部(30)とゴム底(36)は確実に重なり合って
一体となり、履物踵底(10)が完成される。なお、前
記装飾体(24)は接着剤により装飾体取付部(12)
の装飾体側押部(20)と接着され、装飾体(14)の
上部は前記装飾体取付部(12)の突起片(24)に、
装飾体(14)の下部は装飾体受皿部(30)の立上片
(32)にそれぞれ規制されているので脱落する虞れは
ない。この結果、履物踵底(10)の側面には装飾体
(14)が配設されるので、履物踵底(10)の外観品
質を向上させると共に婦人用靴全体の外観品質を高める
ことができる。
【0008】実施例では婦人用靴の踵部に本考案に係る
履物踵底(10)を取り付けたものを示したが、履物踵
底(10)は婦人用靴以外の婦人用サンダル等他の履物
に取り付けてもよいことは勿論である。なお、実施例で
は装飾体(14)の裏面(14A)に接着剤を塗布して
装飾体(14)を装飾体取付部(12)に接着したが必
ずしも装飾体(14)の裏面(14A)に接着剤を塗布
して装飾体(14)を装飾体取付部(12)に接着する
必要はない。また、実施例では装飾体受皿部(30)を
金属で形成したが、樹脂材等他の材料で形成してもよい
ことは勿論である。なお、実施例では装飾体(14)を
色付ガラス片で形成したが、これに限定されないことは
勿論である。また、実施例では装飾体(14)を複数の
ガラス片で形成したが1個のガラス片で構成してもよい
ことは勿論である。
履物踵底(10)を取り付けたものを示したが、履物踵
底(10)は婦人用靴以外の婦人用サンダル等他の履物
に取り付けてもよいことは勿論である。なお、実施例で
は装飾体(14)の裏面(14A)に接着剤を塗布して
装飾体(14)を装飾体取付部(12)に接着したが必
ずしも装飾体(14)の裏面(14A)に接着剤を塗布
して装飾体(14)を装飾体取付部(12)に接着する
必要はない。また、実施例では装飾体受皿部(30)を
金属で形成したが、樹脂材等他の材料で形成してもよい
ことは勿論である。なお、実施例では装飾体(14)を
色付ガラス片で形成したが、これに限定されないことは
勿論である。また、実施例では装飾体(14)を複数の
ガラス片で形成したが1個のガラス片で構成してもよい
ことは勿論である。
【0009】
【考案の効果】以上説明した如く、本考案に係る履物踵
底は側面に装飾体を取り付けたので履物踵底の外観品質
を高めることは勿論、履物全体の外観品質を高めること
ができるという優れた効果を有する。
底は側面に装飾体を取り付けたので履物踵底の外観品質
を高めることは勿論、履物全体の外観品質を高めること
ができるという優れた効果を有する。
【図1】本考案に係る履物踵底の分解斜視図である。
【図2】本考案に係る履物踵底の組み合わせ状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本考案に係る履物踵底の側面図である。
(10)・・・履物踵底 (12)・・・装飾体取付部 (14)・・・装飾体 (16)・・・段部 (30)・・・装飾体受皿部 (36)・・・ゴム底
Claims (1)
- 【請求項1】 一面が履物底に密着されると共に他面の
円周部に沿って段部が形成された装飾体取付部と、この
装飾体取付部の段部に配設される装飾体と、前記装飾体
取付部と重ね合わされて前記装飾体を挟持する装飾体受
皿部と、この装飾体受皿部に一面が密着することにより
取り付けられる底部と、を有してなることを特徴とする
装飾体を取り付けた履物踵底。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7981992U JPH0647290Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 装飾体を取り付けた履物踵底 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7981992U JPH0647290Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 装飾体を取り付けた履物踵底 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636402U JPH0636402U (ja) | 1994-05-17 |
JPH0647290Y2 true JPH0647290Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13700818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7981992U Expired - Lifetime JPH0647290Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 装飾体を取り付けた履物踵底 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647290Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT408711B (de) * | 1999-11-17 | 2002-02-25 | Atomic Austria Gmbh | Sportschuh, insbesondere schischuh |
US8754733B2 (en) | 2009-08-07 | 2014-06-17 | Magnum Magnetics Corporation | Portable magnetizer systems |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP7981992U patent/JPH0647290Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636402U (ja) | 1994-05-17 |
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