JPH0647234U - 粉粒体供給装置 - Google Patents
粉粒体供給装置Info
- Publication number
- JPH0647234U JPH0647234U JP9065592U JP9065592U JPH0647234U JP H0647234 U JPH0647234 U JP H0647234U JP 9065592 U JP9065592 U JP 9065592U JP 9065592 U JP9065592 U JP 9065592U JP H0647234 U JPH0647234 U JP H0647234U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge port
- granular material
- supply hopper
- trough
- storage chamber
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉粒体を定量供給するに際し、安定してこれ
を供給することができる装置を提供する。 【構成】 粉粒体(6)を貯留・供給する供給ホッパ
(1)の排出口(1b)と搬送トラフ(3)の搬送路
(3a)の一端とを接合する。搬送トラフ(3)を覆う
天板(3b)、(7a)を設け、粉粒体の移動量を調節
するゲート(4)を設ける。また、搬送トラフ(3)の
下方に振動フィーダ(5)を設ける。そして、供給ホッ
パ(1)の排出口(1b)を、当該排出口(1b)、ゲ
ート(4)間の天板(7)よりも低い位置に設ける。
を供給することができる装置を提供する。 【構成】 粉粒体(6)を貯留・供給する供給ホッパ
(1)の排出口(1b)と搬送トラフ(3)の搬送路
(3a)の一端とを接合する。搬送トラフ(3)を覆う
天板(3b)、(7a)を設け、粉粒体の移動量を調節
するゲート(4)を設ける。また、搬送トラフ(3)の
下方に振動フィーダ(5)を設ける。そして、供給ホッ
パ(1)の排出口(1b)を、当該排出口(1b)、ゲ
ート(4)間の天板(7)よりも低い位置に設ける。
Description
【0001】
本考案は医薬品(細粒,顆粒,粒末)、材料(セラミックス粉末,プラスチッ クチップ)、食品(粉末原料,パン粉,フリーズドライ顆粒などの粉製品)等の 粉粒体を定量供給するための装置に関する。
【0002】
以下、上述の装置の従来例について図2に基づいて説明する。同図に示すよう に、この装置は粉粒体(6)を貯留し、供給するための供給ホッパ(1)と、こ の供給ホッパ(1)の下方に設けた貯留室(7)と、一端が貯留室(7)に連通 される搬送路(3a)を有し、他端に向けて(矢示X方向)粉粒体(6)を搬送 する搬送トラフ(3)と、この搬送トラフ(3)に所定周波数の振動を付与する 振動フィーダ(5)とからなる。
【0003】 そして、前記供給ホッパ(1)は上方に投入口(1a)、下方に排出口(1b )を有する漏斗状のものである。 また、前記貯留室(7)は天板(7a)及び側板(7b)に開口(7c),( 7d)を有する筐体であって、この天板(7a)の開口(7c)と前記供給ホッ パ(1)の排出口(1b)が接合される。尚、供給ホッパ(1)と貯留室(7) との着脱を容易にするため、供給ホッパ(1)の排出口(1b)は貯留室(7) の開口(7c)にわずかに嵌合しているだけである。一方、側板(7b)開口( 7d)は前記搬送トラフ(3)の搬送路(3a)に連結され、当該開口(7d) の外側に、当該開口(7d)の開口面積を調節するためのゲート(4)を設けて いる。尚、この調節はゲート(4)の高さ位置を調節することにより行う。
【0004】 また、搬送トラフ(3)は、一端が前記供給ホッパ(1)の排出口(1b)の 下方に位置し、前記貯留室(7)を形成する一部材となっている底板(3c)と 、この底板(3c)の両側に立設した側板(3d)と、天板(3b)とからなり 、この底板(3c)上が搬送路(3a)となっている。また、前記振動フィーダ (5)は上述の如く所定周波数の振動を発振する装置であり、詳しい説明は省略 する。
【0005】 而して、この従来の装置によれば、供給ホッパ(1)内に貯留される粉粒体( 6)が、排出口(1b)から貯留室(7)内に順次供給される。ついで、振動フ ィーダ(5)の振動を受けて粉粒体(6)は開口(7d)を経て矢示X方向に順 次移動するが、ゲート(4)によりその流出量が所定量に規制される。
【0006】
ところが従来の装置には以下に説明するような不都合があった。 即ち、上述の通り、粉粒体(6)は供給ホッパ(1)の排出口(1b)から貯 留室(7)内に供給されるが、当該排出口(1b)が貯留室(7)の天板(7a )よりも高い位置に設けられているため、粉粒体(6)は貯留室(7)内に拡散 して隙間なく充満する。このため、振動フィーダ(5)から振動が伝播されても 、搬送トラフ(3)、貯留室(7)および当該貯留室(7)内の粉粒体(6)が 一体的に振動し、粉粒体(6)自身の振動が抑制される結果、粉粒体(6)を貯 留室(7)から排出できないブロッキング状態となり、安定した粉粒体(6)の 供給が行えないのである。
【0007】 本考案は以上の実情に鑑みなされたものであって、粉粒体を定量供給するに際 し、安定してこれを供給することができる装置の提供を目的とする。
【0008】
上記目的を達成するための本考案は、上方に投入口、下方に排出口を有し、内 部に貯留した粉粒体を前記排出口から供給する供給ホッパと、該供給ホッパの排 出口に一端が連接される搬送路を有し、他端に向けて前記粉粒体を搬送する搬送 トラフと、該搬送トラフを覆うように設けられる天板と、前記搬送トラフの搬送 路を遮断するように設けられ、粉粒体の移動量を調節するゲートと、前記搬送ト ラフに所定周波数の振動を付与せしめる振動フィーダとからなる装置であって、 前記供給ホッパの排出口を、該排出口、前記ゲート間の前記天板よりも低い位置 に設けたことを要旨とする。
【0009】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づき説明する。図1は本考案の一実施例 を一部断面で示す正面図である。同図に示すように実施例装置は、上述した従来 の装置に、円筒状のスリーブ(2)と、磁石(8)とを設けたものであって、他 の構成は従来の装置と同じであるので同じ構成の部位については同じ符号を付し てその詳しい説明を省略する。
【0010】 図1に示すように前記スリーブ(2)は前記供給ホッパ(1)の下端に嵌合し て設けられ、上下方向に摺動移動可能となっている。そして、供給ホッパ(1) の排出口(1b)は貯留室(7)の開口(7c)に直接嵌合せず、スリーブ(2 )を介して間接的に接合される。従って、図において二点鎖線で示すように、ス リーブ(2)を上限まで移動させると、供給ホッパ(1)と貯留室(7)との接 合関係を容易に解くことができる。これにより、搬送トラフ(3)、貯留室(7 )を清掃するに際し、これらを容易に取外すことができる。また、スリーブ(2 )を下方に降した際の当該スリーブ(2)の下端位置は、少なくとも貯留室(7 )の天板(7a)よりも下方であり且つ、ゲート(4)の下端位置よりも若干上 方あるいは同じ高さとなっており、この位置はゲート(4)の高さ位置と同様、 供給する粉粒体(6)の量により適宜に調節する。
【0011】 前記磁石(8)は搬送トラフ(3)の搬送路(3a)上方に設けられるもので 、搬送路(3a)上を搬送される粉粒体(6)に混入する磁性体異物を吸着除去 する。
【0012】 而して実施例装置によれば、スリーブ(2)の下端が貯留室(7)の天板(7 a)よりも下方に位置しているので、スリーブ(2)下端からは所定量の粉粒体 (6)が流出され、貯留室(7)が粉粒体(6)で充満されるということはない 。即ち、貯留室(7)には粉粒体(6)が振動フィーダ(5)からの振動を受け て自由振動できるだけの隙間があるため、ゲート(4)の出口付近で粉粒体(6 )がブロッキング状態を生じるということもなく、安定してこれを供給すること ができる。 また、磁石(8)を搬送トラフ(3)の搬送路(3a)上方に設けることによ って、簡易かつ確実に、粉粒体(6)に混入する磁性体異物を除去することがで きる。
【0013】 尚、本実施例では、スリーブ(2)を設けて、当該スリーブ(2)の下端を貯 留室(7)の天板(7a)よりも低く設けるように構成したが、これに限るもの ではなく、単に、供給ホッパ(1)の下端を貯留室(7)の天板(7a)よりも 低く設けるように構成してもよい。
【0014】 また、特に貯留室(7)を設ける必要がない場合には、前記スリーブ(2)又 は供給ホッパ(1)の下端を、搬送トラフを覆う天板(3b)よりも下方に設け れば良い。
【0015】
以上詳述したように本考案によれば、供給ホッパの排出口を搬送トラフを覆う ように設けた天板よりも低い位置に設けたことから、ゲート付近における粉粒体 のブロッキング状態を回避することができ、安定した粉粒体の供給が可能となっ た。
【図1】本考案の一実施例を一部断面で示す正面図であ
る。
る。
【図2】従来例を一部断面で示す正面図である。
1 供給ホッパ 2 スリーブ 3 搬送トラフ 4 ゲート 5 振動フィーダ 6 粉粒体 7 貯留室 8 磁石
Claims (1)
- 【請求項1】 上方に投入口(1a)、下方に排出口
(1b)を有し、内部に貯留した粉粒体(6)を前記排
出口(1b)から供給する供給ホッパ(1)と、該供給
ホッパ(1)の排出口(1b)に一端が連接される搬送
路(3a)を有し、他端に向けて前記粉粒体(6)を搬
送する搬送トラフ(3)と、該搬送トラフ(3)を覆う
ように設けられる天板(3b)(7a)と、前記搬送ト
ラフ(3)の搬送路(3a)を遮断するように設けら
れ、粉粒体(6)の移動量を調節するゲート(4)と、
前記搬送トラフ(3)に所定周波数の振動を付与せしめ
る振動フィーダ(5)とからなる装置であって、前記供
給ホッパ(1)の排出口(1b)を、該排出口(1
b)、前記ゲート(4)間の前記天板(7a)よりも低
い位置に設けた粉粒体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065592U JPH0647234U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 粉粒体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065592U JPH0647234U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 粉粒体供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647234U true JPH0647234U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=14004545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9065592U Pending JPH0647234U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 粉粒体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647234U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111085404A (zh) * | 2020-01-06 | 2020-05-01 | 东莞倍力扣金属制品有限公司 | 微小扣件粉体精密涂布装置及微小扣件粉体精密涂布方法 |
JP2021066117A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | Towa株式会社 | 粉粒体供給装置、樹脂成形装置、及び樹脂成形品の製造方法 |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP9065592U patent/JPH0647234U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021066117A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | Towa株式会社 | 粉粒体供給装置、樹脂成形装置、及び樹脂成形品の製造方法 |
CN111085404A (zh) * | 2020-01-06 | 2020-05-01 | 东莞倍力扣金属制品有限公司 | 微小扣件粉体精密涂布装置及微小扣件粉体精密涂布方法 |
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