JPH0647175A - カッター - Google Patents

カッター

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Publication number
JPH0647175A
JPH0647175A JP22480892A JP22480892A JPH0647175A JP H0647175 A JPH0647175 A JP H0647175A JP 22480892 A JP22480892 A JP 22480892A JP 22480892 A JP22480892 A JP 22480892A JP H0647175 A JPH0647175 A JP H0647175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover body
opening
closing lid
cutter
rotary drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP22480892A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Takatani
晴久 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIMAKI SUISAN TEKKO KK
Original Assignee
ISHIMAKI SUISAN TEKKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ISHIMAKI SUISAN TEKKO KK filed Critical ISHIMAKI SUISAN TEKKO KK
Priority to JP22480892A priority Critical patent/JPH0647175A/ja
Publication of JPH0647175A publication Critical patent/JPH0647175A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Knives (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍魚のひれの切断等に用いるカッターを、
女性等の非力な作業者でも容易にかつ安全に扱えるよう
にする。 【構成】 ケーシング3に収納した手持ち可能な回転駆
動ツール1の駆動端部に切截用の歯2を取り付けてカバ
ー体4で覆い、カバー体4の切り欠き部18から外方へ
露出する歯2の一部を開閉蓋体5の回転操作で開閉す
る。開閉蓋体5の開閉操作はつまみ21により行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手持ち可能なカッターに
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】冷凍魚
などを扱う加工場においては、冷凍魚のひれや尾などを
予め切断する作業を行なうことが多く、この切断作業は
鋭利な刃物や鋸などで行なわれている。またこの切断作
業は補助的作業者、特に女性作業者が行なうのが現在一
般的となっている。
【0003】ところが、冷凍魚のひれなどはいかに鋭利
な刃物等をもってしても、容易に切断することができな
いほど固く凍り付いているのが通常であり、作業者が女
性の場合には力作業のため作業性が悪くなっていた。こ
の点を解決するために、種々の回転カッターの採用が検
討されてきたが、冷凍魚のひれの切断には小型でかつ高
回転のものが必要とされ、しかも女性作業者でも安全に
取り扱えることが要求され、本発明者らの知るところで
はこのような条件を満たすカッターが存在せず、改善が
望まれていた。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなしたもので、女性や若年者など非力な作業者でも容
易に扱え、安全性が高く、しかも安価なカッターを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカッターは
上記目的を達成するために、手持ち可能な回転駆動ツー
ルの駆動端部に取り付けて回転させる切截用の歯と、上
記回転駆動ツールの駆動端部及び上記歯を覆うカバー体
とからなり、該カバー体は上記歯の一部を外方へ臨ませ
る切り欠き部を備える構成を有する。
【0006】また本発明に係るカッターは上記目的を達
成するために、手持ち可能な回転駆動ツールの駆動端部
に取り付けて回転させる切截用の歯と、上記回転駆動ツ
ールの駆動端部及び上記歯を覆うカバー体と、該カバー
体に被せて取り付ける開閉蓋体とからなり、上記カバー
体は上記歯の一部を外方へ臨ませる切り欠き部を備え、
上記開閉蓋体は上記切り欠き部を開閉するように上記ケ
ーシングの周囲で回転可能とした構成を有する。
【0007】本発明に係るカッターは、上記カバー体と
上記開閉蓋体が、略同形の皿状または中空円筒状であ
り、上記開閉蓋体は上記カバー体の切り欠き部と同形の
切り欠き部を有する構成とすることができる。
【0008】本発明に係るカッターは、上記カバー体に
円弧状の溝を設け、上記開閉蓋体には開閉操作用のつま
みを設け、該つまみを上記溝に移動可能に嵌め込んでな
る構成としてもよい。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係るカッターの斜視図、図2は図1
の側面図である。図中1は回転駆動ツール、2は円形
歯、3はケーシング、4はカバー体、そして5は開閉蓋
体である。
【0010】回転駆動ツール1は図3に示すような手持
ち可能なもので、始動レバー6と給気口7を備えた胴部
8の先端に中間ケース9を介して駆動端部10を取り付
けてなるものである。駆動軸端部10は回転軸11を備
え、回転軸11の先端に被駆動体を脱着でき、給気口7
から供給する圧縮空気を始動レバー6の操作で駆動端部
10へ供給することにより回転軸11を回転させ、回転
軸11に取り付けた被駆動体を駆動するようになってい
る。なおこの回転駆動ツール1としては、例えば瓜生製
作株式会社製のコーナドライバ(商標:型式US−3.
5ACB、全長約200mm、4Kgf/cm2の圧縮
空気使用)などを採用できるが、本発明としてはこれに
限定されず、また図示の形態、駆動方式等のものにも限
定されず、手持ち可能なものであれば種々のツールが採
用できる。
【0011】円形歯2は側面断面形状が図1、図2など
に示すように偏平な截頭円錐形のもので、刃先の4箇所
に図8に示すような切り欠き12・・・を設け、切れ味
を良くしたものである。この円形歯2は、連結軸13を
介して回転駆動ツール1の駆動端部10から突出する回
転軸11に連結してある。この連結には、工具等におい
て用いられる種々の連結形態を採用できるが、脱着可能
な形態を採用することが望ましい。
【0012】ケーシング3は半円筒形状で中空のヘッド
カバー部14と、隙間カバー部15と、及び駆動端収納
筒部16とからなり、駆動端収納筒部16内に回転駆動
ツール1の駆動端部10を収納し、ヘッドカバー部14
と隙間カバー部15とで回転駆動ツール1の中間ケース
9を挟むようにして組み合わせてある。
【0013】駆動端収納筒部16は中空軸状のもので、
頂部の中空部内に上述のように回転駆動ツール1の駆動
端部10を収納し、中空部中央で回転軸11と円形歯2
の連結軸13とを連結させている。また下端部には、オ
イルシール17を取り付けてある。カバー体4は、この
実施例では図5に示すように駆動端収納筒部16の下端
に一体成形したものとしてある。そして図7に示すよう
に、角度が約120度の切り欠き部18と、同じく角度
が約120度の弧状の溝19とが形成してある。なお、
切り欠き部18と溝19の上記各度については適宜のも
のとすればよい。またカバー体4の下端縁は円形歯2が
十分カバー体4内に隠れる寸法としてあり、カバー体4
の下端開口を地面等の上に置いても円形歯2には何ら影
響がないようになっている。
【0014】開閉蓋体5は、図6に示すようにカバー体
4とほぼ同形のもので、角度が約120度の切り欠き部
20と、カバー体4の溝19の一方の端部に対応する位
置につまみ21を取り付けるための孔22とが形成して
ある。この開閉蓋体5は、中央の孔23を駆動端収納筒
部16にその上端から嵌め、カバー体4全体に被せ、駆
動端収納筒部16と同心にして回転できるようになって
いる。
【0015】つまみ21は、図5に示すように軸部24
を開閉蓋体5の孔22及びカバー体4の溝19を貫通さ
せ、カバー体4内で軸部24の下端にストッパー25を
取り付けて固定してある。このつまみ21の操作により
開閉蓋体5は駆動端収納筒部16の周囲で回転し、カバ
ー体4のきり欠き部18を開閉する。
【0016】即ち本実施例のカッターを使用するには、
回転駆動ツール1に給気口7から圧縮空気を供給してお
き、つまみ21の操作により開閉蓋体5を回転させ、カ
バー体4の切り欠き部18を開いて回転歯2の一部を外
部に露出させ、始動レバー6を握って胴部8側へ押し付
け、圧縮空気を駆動端部10に供給して回転軸11、連
結軸13を介して円形歯2を回転させればよい。そして
円形歯2を回転させつつ、カバー体4の切り欠き部18
から露出する刃先を切断対象となる例えば冷凍魚のひれ
や尾の切断すべき部分に押し付ける。
【0017】使用を中断または停止するには、始動レバ
ー6の胴部8への押し付けを緩め、圧縮空気の供給を停
止させた後、つまみ21の操作により開閉蓋体5を回転
させ、カバー体4の切り欠き部18を閉じ、回転歯2が
外部に露出しないようにするだけでよい。
【0018】図9は本発明に係るカッターの第2実施例
を示す部分斜視図、図10は同部分側面図である。なお
先の実施例と共通し若しくは類似する部分については同
一の符号を付して重複する説明は省略する。図中30は
回転駆動ツール、31は前部ケーシング、32は後部ケ
ーシング、33は回転駆動ツール30の駆動軸端部を覆
うコーナーヘッド、34はコーナーヘッドのスカート部
である。
【0019】回転駆動ツール30は先の実施例と同様に
手持ち可能なもので、例えば株式会社ベツセル製のエア
ーマイクログラインダー(商標:型式GT−MG25−
9CR、全長約150mm、6Kgf/cm2の圧縮空
気使用)などを採用できる。その他の構成は先の実施例
の回転駆動ツールと同一若しくは類似であるので説明は
省略する。
【0020】前部ケーシング31と後部ケーシング32
とは同一径のもので、両者の間にコーナーヘッド33を
挟んで収納し、ビス35で締め付け固定してある。また
前部ケーシング31には図9に示すように、小幅の切り
欠き部36が形成してあり、円形歯2はこの切り欠き部
36から外方に臨んでいる。
【0021】本実施例のカッターを使用するには、回転
駆動ツール30に圧縮空気を供給して回転歯2を回転さ
せておき、切断対象となる例えば冷凍魚のひれや尾の切
断すべき部分を前部ケーシング31に押し付け、切り欠
き部36内に該部分が入り込むようにして回転歯2によ
り切断する。
【0022】
【発明の効果】請求項1に係るカッターは以上説明して
きたように、手持ち可能な回転駆動ツールの駆動端部
と、回転歯をカバー体で覆うとともに、回転歯の一部を
カバー体の切り欠き部から外方へ臨ませるようにし、構
造が簡単で軽量なものとすることができ、女性や若年者
など非力な作業者でも容易に扱えるようになという効果
がある。
【0023】また請求項2に係るカッターは、ケーシン
グに収納した手持ち可能な回転駆動ツールの駆動端部に
切截用の歯を取り付けてカバー体で覆い、このカバー体
に開閉蓋体を被せ、カバー体の切り欠き部から外方へ露
出する歯の一部を開閉蓋体の回転操作で開閉するように
したので、上記共通の効果に加え、回転歯の露出、隠蔽
が簡単な操作で行なえるので安全性が高く、しかも安価
に製造できるようになるという効果がある。
【0024】請求項3に係るカッターは以上説明してき
たように、カバー体と開閉蓋体を略同形の皿状または中
空円筒状とし、開閉蓋体にもカバー体の切り欠き部と同
形の切り欠き部を設けたので、上記共通の効果に加え、
開閉蓋体の取り付け、支持機構を簡単なものにできると
いう効果がある。
【0025】請求項4に係るカッターは以上説明してき
たように、カバー体に設けた円弧状の溝に開閉蓋体に設
けた開閉操作用のつまみを移動可能に嵌め込んで構成し
たので、上記共通の効果に加え、開閉蓋体によるカバー
体の切り欠き部の開閉操作が容易に行なえるようにな
り、さらに操作性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカッターの一実施例の斜視図であ
る。
【図2】図1のカッターの側面図である。
【図3】回転駆動ツールの斜視図である。
【図4】回転駆動ツールの駆動端部を収納したケーシン
グの拡大部分平面図である。
【図5】図4中のV−V線に沿う縦断面図である。
【図6】開閉蓋体の拡大平面図である。
【図7】ケーシングの駆動端収納筒部及びカバー体の拡
大平面図である。
【図8】円形歯の拡大平面図である。
【図9】本発明に係るカッターの第2実施例を示す部分
斜視図である。
【図10】図9のカッターの部分側面図である。
【符号の説明】
1、30 回転駆動ツール 2 円形歯 3 ケーシング 4 カバー体 5 開閉蓋体 6 始動レバー 7 給気口 10 駆動端部 18 カバー体の切り欠き部 19 溝 20 開閉蓋体の切り欠き部 31 前部ケーシング 32 後部ケーシング 33 コーナーヘッド 36 前部ケーシングの切り欠き部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手持ち可能な回転駆動ツールの駆動端部
    に取り付けて回転させる切截用の歯と、上記回転駆動ツ
    ールの駆動端部及び上記歯を覆うカバー体とからなり、
    該カバー体は上記歯の一部を外方へ臨ませる切り欠き部
    を備えることを特徴とするカッター。
  2. 【請求項2】 手持ち可能な回転駆動ツールの駆動端部
    に取り付けて回転させる切截用の歯と、上記回転駆動ツ
    ールの駆動端部及び上記歯を覆うカバー体と、該カバー
    体に被せて取り付ける開閉蓋体とからなり、上記カバー
    体は上記歯の一部を外方へ臨ませる切り欠き部を備え、
    上記開閉蓋体は上記切り欠き部を開閉するように上記ケ
    ーシングの周囲で回転可能としたことを特徴とするカッ
    ター。
  3. 【請求項3】 上記カバー体と上記開閉蓋体が、略同形
    の皿状または中空円筒状であり、上記開閉蓋体は上記カ
    バー体の切り欠き部と同形の切り欠き部を有することを
    特徴とする請求項2のカッター。
  4. 【請求項4】 上記カバー体に円弧状の溝を設け、上記
    開閉蓋体には開閉操作用のつまみを設け、該つまみを上
    記溝に移動可能に嵌め込んでなることを特徴とする請求
    項2または3のカッター。
JP22480892A 1992-07-30 1992-07-30 カッター Pending JPH0647175A (ja)

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JP22480892A JPH0647175A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 カッター

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JP22480892A JPH0647175A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 カッター

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Publication Number Publication Date
JPH0647175A true JPH0647175A (ja) 1994-02-22

Family

ID=16819534

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22480892A Pending JPH0647175A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 カッター

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JP (1) JPH0647175A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016111987A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 大一産業株式会社 魚のうろこ取り機及びそれに用いられるうろこ取り刃

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016111987A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 大一産業株式会社 魚のうろこ取り機及びそれに用いられるうろこ取り刃

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