JPH0646849Y2 - 多数のキー等の可動突出物を有する収納物品を包装する構造 - Google Patents

多数のキー等の可動突出物を有する収納物品を包装する構造

Info

Publication number
JPH0646849Y2
JPH0646849Y2 JP3063388U JP3063388U JPH0646849Y2 JP H0646849 Y2 JPH0646849 Y2 JP H0646849Y2 JP 3063388 U JP3063388 U JP 3063388U JP 3063388 U JP3063388 U JP 3063388U JP H0646849 Y2 JPH0646849 Y2 JP H0646849Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
hole
article
movable
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3063388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01134066U (ja
Inventor
義正 笠倉
Original Assignee
義正 笠倉
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 義正 笠倉 filed Critical 義正 笠倉
Priority to JP3063388U priority Critical patent/JPH0646849Y2/ja
Publication of JPH01134066U publication Critical patent/JPH01134066U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0646849Y2 publication Critical patent/JPH0646849Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、電卓等の卓上コンピュータ等の多数のキー
等の可動突出物を有する収納物品を密着包装する構造に
関する。
【従来の技術】
従来、電卓や卓上コンピュータ等のキーボードを有する
商品を台紙上で軟質フィルムにより密封する場合に、加
熱したフィルムを真空状にして収納物品の外周形状に沿
って隙間なく密着して包装する構造は知られている。 しかしながら上記構成では、本体より外方(上方)に突
出しているキーを覆う軟質の熱可塑性フィルムが強い張
力で引っ張られて成形されるので、商品購入者が上記フ
ィルムの上から収納物品の任意キーを打鍵すると、該フ
ィルムに引っ張られて隣接するキーまで打鍵してしま
い、包装状態のままでは実際に商品を試用することがで
きない欠点があり、店頭においては現物を展示して使用
に供させているのが実情である。 また前記収納物品の外形より大きい袋状に包装を形成す
れば上記欠点は解消するが、袋の中で収納物品が自在に
動くので取扱いが煩わしくなる。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創案された
ものであって、その主たる課題は、軟質の熱可塑性フィ
ルムを用いて収納物品に略隙間なく密着させると共に、
その包装されたままの状態でキー等の可動突出物を自在
に操作乃至試用することができる多数のキー等の可動突
出物を有する収納物品を包装する構造を提供するにあ
る。
【問題点を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案は、 (a).台紙1に孔部4を設ける、 (b).上記台紙1上に収納物品10と同様の外形を有し
且つ収納物品10の可動突出物11の高さと等しい均一の高
さに設定された型材Kを載置して軟質の熱可塑性フィル
ム2により密着包装し、台紙1の孔部4から前記型材K
を抜き出して、上記軟質フィルム2で台紙1との間に収
納物品10の可動突出物11の高さに略等しい高さで該収納
物品10のその他の外周形状と略等しい形状に設定された
収納用空隙部3を形成し、 (c).台紙1の孔部4から収納物品10を挿入して該孔
部4を蓋片5で閉止する、 という技術的手段を講じている。
【作用】
台紙1上で孔部4に一側を沿わせて、型材Kを載置す
る。 その状態で軟質の熱可塑性フィルム2で略隙間なく密着
包装を行う。 次いで上記孔部4から型材Kを抜き出してその収納用空
隙部3内に収納物品10を嵌込む。 収納後に上記孔部4を蓋片5を用いて閉止する。 これにより、収納用空隙部3の高さは収納物品10のキー
等の可動突出物11の高さと略同一であり、隣接するキー
等の可動突出物11と軟質の熱可塑性フィルム2を介して
引っ張り合うことはないので、各可動突出物11を独立し
て自在に可動乃至試用することができる。
【実施例】
以下に、この考案の多数のキー等の可動突出物を有する
収納物品を包装する構造に係る実施例を図面に基づいて
説明する。 第1図には、この考案の収納物品10に電卓に用いた場合
の好適実施例を示す。 この包装構造は、台紙1と軟質の熱可塑性フィルム2と
の間に形成された収納用空隙部3と、該収納用空隙部3
の一側に形成された孔部4と、該孔部4を開閉する蓋片
5とからなっている。 即ち、収納用空隙部3は少なくとも電卓10のキー11に対
応する個所が電卓のキーの高さに略等しい均一な高さに
設定してあり、且つその他の形状は電卓10の他の(可動
しない部分の)形状と同一に形成された空隙からなって
いる。 この収納用空隙部3の長手方向の一側(図示例では前
方)には、その短手方向の全幅(図示例では横幅)に沿
って少なくとも収納物品である電卓10の厚みより大きく
設定された孔部4が開口形成されており、該孔部4を開
閉する蓋片5が台紙1と一体に形成されている。 換言すれば、該蓋片5は台紙1の中途部をコ状に切り取
って孔部4と共に形成されたものであり、基端側にミシ
ン目等を形成して支点とし開閉動しうる構成にしてあ
る。 従って、収納物品である電卓10は、蓋片5を開けて、孔
部4を介して上記収納用空隙部3内に嵌込まれた後に蓋
片5を接着テープ等で台紙1と一体的に連結する等して
陳列に供せられる。 この包装構造は、まづ第2図(a)に示す如く、所望形
状(実施例では矩形状)の台紙1上で孔部4に上端を沿
わせて、電卓10のキー11の高さに略等しい高さで且つ縦
横の長さの略等しい形状からなる型材Kを載置する。 その状態で第2図(b)に示す如く、軟質の熱可塑性フ
ィルム2で略隙間なく密封包装を行う。 ここで用いる軟質の熱可塑性フィルム2の種類は特に限
定されるものではなく、キー11を押して試用できる程度
の可撓性を有していれば如何なる材質であってもよい。 また包装方法についても特に限定されるものではなく所
謂スキンパックと呼ばれる真空密着包装その他公知の包
装構成を用いることができる。 このようにして台紙1上に包装された型材Kを蓋片5を
開け孔部4から抜き出すと、そこに軟質の熱可塑性フィ
ルム2で成形された収納用空隙部3が形成される(第2
図(c)参照)。 この収納用空隙部3に、孔部4を介して電卓等の収納物
品10を挿入する(第2図(c)参照)。 次いで、第2図(d)で示す如く、蓋片5を閉め接着剤
或いはテープ等を用いて台紙1に同一平面状となるよう
に連結固着する。 これにより、第1図で示す如く、電卓10が軟質の熱可塑
性フィルム2によって密着包装されると共に、該フィル
ム2の上から使用者は随時キー11を各別に押して試用す
ることが可能となる。 第3図(a)に示す包装構造は、収納物品である電卓10
のキー11に対応する部分だけの他の部分より高く形成し
た異なる実施例を示す。 この場合は型材Kに第3図(b)に示す如くキー11対応
個所だけがキー11の高さに均一に設定された形状のもの
を用いた。 これにより収納物品10はより一層台紙1に密着して軟性
の熱可塑性フィルム2で密着させることができる。 その他の構成は前記実施例と同様であるので同一構成に
は同一符号を付してその説明を省略する。 ここで、この考案においては孔部4と蓋片5とを一体に
設けるものでなくてもよい。 また蓋片5を設ける場合に該蓋片5は台紙1から切り抜
くものであると否とを問わず、さらに台紙1と分離され
たものであってもよい。 更に収納用空隙部3に収納される物品10は電卓や卓上コ
ンピュータに限らず、要するに本体より外方へ突出する
多数のキーその他の可動突出物を有する商品であれば、
玩具・楽器・文具その他如何なる用途のものであっても
よく、その形状構成は問わないこと勿論である。
【考案の効果】
以上述べた如く、この考案は軟性の熱可塑性フィルム2
によって台紙1上の収納物品10に密着して包装する構造
でありながら、各キー等の可動突出物11相互は各々独立
して可動させることが可能であり、包装状態のまま試用
しうるので、消費者の商品選考段階における印象を強
め、且つ収納物品11を傷つけたり汚したりすることがな
く有益である。 また収納物品11は台紙1に密着しているので、運搬や保
管に際して取り扱いが容易であり利便性に優れる。 更に、構成が簡単であるので量産に適し且つコストダウ
ンを図ることができて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の多数のキーを備えた物品の包装構造
を示す斜視図、第2図(a)〜(d)は製作過程を示す
説明図、第3図はこの考案の異なる実施例を示し(a)
は包装構造を示す断面図、(b)は型材を示す斜視図で
ある。 1……台紙 2……軟質の熱可塑性フィルム 3……収納用空隙部 4……孔部 5……蓋片 10……収納物品 11……可動突出物 K……型材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】孔部4を有する台紙1上に収納物品10と同
    様の外形を有し且つ収納物品10の可動突出物11の高さと
    等しい均一の高さに設定された型材Kを載置して軟質の
    熱可塑性フィルム2により密着包装し成形後に台紙1の
    孔部4から前記型材Kを抜き出して、上記軟質の熱可塑
    性フィルム2で台紙1との間に収納物品10の可動突出物
    11の高さに略等しい高さで該収納物品10のその他の外周
    形状と略等しい形状に設定された収納用空隙部3を形成
    し、上記台紙1の孔部4から収納物品10を挿入して該孔
    部4を蓋片5で閉止してなる多数のキー等の可動突出物
    を有する収納物品を包装する構造。
  2. 【請求項2】台紙1に略コ状の切込みを形成して孔部4
    と該孔部4を開閉する蓋片5とを形成してなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の多数のキ
    ー等の可動突出物を有する収納物品を包装する構造。
JP3063388U 1988-03-08 1988-03-08 多数のキー等の可動突出物を有する収納物品を包装する構造 Expired - Lifetime JPH0646849Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3063388U JPH0646849Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 多数のキー等の可動突出物を有する収納物品を包装する構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3063388U JPH0646849Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 多数のキー等の可動突出物を有する収納物品を包装する構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01134066U JPH01134066U (ja) 1989-09-12
JPH0646849Y2 true JPH0646849Y2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=31255863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3063388U Expired - Lifetime JPH0646849Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 多数のキー等の可動突出物を有する収納物品を包装する構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0646849Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01134066U (ja) 1989-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3137123B2 (ja) 蓋の開放機構
JPH09508341A (ja) 開放容易な圧縮物品用フレキシブルバッグ
CN1419511A (zh) 泡罩包装的凹陷结构
US6045263A (en) Gift package
JPH0646849Y2 (ja) 多数のキー等の可動突出物を有する収納物品を包装する構造
US3421615A (en) Dispensing blister package with closable opening in the blister member
JP3092914B2 (ja) 錠剤パック用オープナー
JPS588656Y2 (ja) 同時開封容器
KR100444435B1 (ko) 섬유제품의 진공압축포장 방법과 그 압착성형물
JPH11278459A (ja) 集合包装用箱
JPS6221552Y2 (ja)
JP3056118U (ja) ブリスターパッケージ
JPH018390Y2 (ja)
GB1575921A (en) Carrier bags
JP2725167B2 (ja) 葉物野菜包装容器
JP3233231B2 (ja) パッケージおよびそれに対する被包装物の装填方法
JP3043958U (ja) 開封容易な食品収納袋
JPS6040453Y2 (ja) 蚊取マツト収納ケ−ス
JPS58183442A (ja) 梱包装置
JPS6333796Y2 (ja)
JPS593332B2 (ja) 包装体の開梱方法
EP0073213A1 (en) A sales packing for light articles of clothing, particularly lingerie articles, or other light, branded goods for personal use
JPS6215422B2 (ja)
JPS5911849Y2 (ja) 包装容器
JPH0239402Y2 (ja)