JPH0646734U - 哺乳びん - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 従来の哺乳瓶の場合授乳中に瓶中のミルク残
量を測りたければ、母子ともに、その体勢を中断するし
かない。母子ともにあるいは１人で飲む幼児が体勢を変
えずに瓶中のミルク残量を測ることが可能にする。 【構成】 従来の目盛り線に加えて、ミルクを飲ませて
いる角度に応じて瓶中のミルク残量を目盛る線を加えた
もの。授乳中の哺乳瓶の傾きは瞬時に変化していく。そ
の変化にできるだけ応じられる角度の目盛り線を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】 従来の哺乳びんは、授乳中にそのミルクの残量を検ることが困難であった。従 来の目盛りに残りのミルクを合わせるためには、一度、口から哺乳びんを取り上 げなければならなかった。眠りかけ（授乳中に）の乳児を揺り起こして、もう少 しミルクを飲ませるか、授乳を中止して、そのまま眠らせようか、など、よく迷 ったりすることである。そんな時でも、乳児に哺乳びんをくわえさせたまま、残 量を検ることができれば、乳児を戸惑わせたり、泣かせたりなど、の無駄な不安 を与えないでよいわけである。

しかし、ここで留意しなければならないのは、哺乳びんの斜め目盛りが、単に 平行線であってよいのかという点である。実際に哺乳する時、乳児、（幼児）が 自らの手に持って行う場合であれ、当の乳児以外の者が哺乳びんを持って行う場 合であれ、ミルクの残量によって、哺乳びんの角度は、変っていくはずである。

授乳中、哺乳びんの角度を変えずにはじめから、おわりまで、いることの方が不 自然なことである。「ミルクの残量の多い時は、哺乳びんは水平に近い角度」か ら、だんだんに「残量が少なくなるにしたがって、ま逆さまに近い角度」に向け て動いていくのが、空気的な哺乳びんの構造上からも、いとも自然なことなので ある。したがって、斜め目盛り線が平行であってよいわけはないのである。斜め 目盛り線の角度は、再三、再四、実験を重ねて決められなければならない。

【図面の簡単な説明】 授乳中のように、哺乳びんを傾けた状態の図。 乳首 乳首とびん（ボトル）本体を継ぐキャップ
ガラス又は、プラスティックのボトル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 従来の哺乳びんに斜め目盛りを加えた哺乳びんの中で、
   その斜め目盛り線が平行でない哺乳びん。