JPH064667U - 検便器具 - Google Patents

検便器具

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JPH064667U
JPH064667U JP9725091U JP9725091U JPH064667U JP H064667 U JPH064667 U JP H064667U JP 9725091 U JP9725091 U JP 9725091U JP 9725091 U JP9725091 U JP 9725091U JP H064667 U JPH064667 U JP H064667U
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JP
Japan
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stool
lid
hole
container body
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP9725091U
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English (en)
Inventor
俊郎 神林
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SRL, INC.
Original Assignee
SRL, INC.
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Filing date
Publication date
Application filed by SRL, INC. filed Critical SRL, INC.
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Priority to JP21472192A priority patent/JP3219313B2/ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 採便の際に採便スティックを落としてしまう
ようなことが起きにくい、使い易い採便スティックを有
する検便器具を提供すること。 【構成】 上端部に開口を有する容器本体と、該容器本
体の前記開口部に着脱自在に嵌入される蓋体であって、
上下方向に貫通孔を有するものと、該貫通孔にその上端
部が着脱自在に挿入され、前記容器本体内に収容される
採便スティックとを具備する検便器具を提供した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は検便のために用いられる器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すように、従来より検便のために広く用いられている器具は、つまよ うじ様の採便スティック20と、この採便スティックを収容する容器22とから 成る。この容器22は、長さ約60mm、外径約8mmの透明なプラスッチクか ら成り、容器本体24と、容器本体と一体に形成された蓋26とを具備し、容器 本体24と蓋26とは、これらと一体に形成された可撓性の連結部28により連 結されている。便を採取する際には、採便スティック20を指でつまみ、その先 端部に便を付着させた後、容器24に採便スティック20を収容し、蓋26を容 器24の開口部に嵌入させて蓋をする。便が外から見えると被検者に不快感又は 羞恥を与えることがあるのでこれを緑色の透明なビニール袋に識別用のラベルと 一緒に入れて便の色を見えなくし、この状態で検査施設まで輸送される。検査施 設では、ビニール袋から容器24を取り出して手で蓋26をあけ、スポイト等で 容器24内に緩衝液等を注入して便を抽出し、検査を行なっている。
【0003】 しかしながら、従来の検便器具では、採便スティックがつまようじ様であるた めに、指でつまみにくいという問題がある。特に、採便は、便器の底にある便を 採取するため、かなりかがみこんだ苦しい姿勢で行なうものであり、採便スティ ックを便上又は便器に落としてしまい、非常に不快な思いをすることがある。ま た、緑色の透明なビニール袋を別途必要としており、不便である。さらに、広く 検便に用いられている容器は、上記のような寸法を有しているため、小さすぎて 容器に直接識別ラベルを貼付することができず、取扱が不便であり、検体が混同 されるおそれもある。また、容器の寸法が小さいので、臨床検査の業界で広く用 いられているいわゆる検体ラックに立てることができず、従って自動分析を行な うこともできず、検査は全て手作業によっているのが実情である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、採便の際に採便スティックを落としてしまうような ことが起きにくい、使い易い採便スティックを有する検便器具を提供することで ある。さらにまた、本考案の目的は、使い易い採便スティックを有すると共に、 従来より用いられている有色透明なビニール袋を必要としない検便器具を提供す ることである。さらに、本考案の目的は、使い易い採便スティックを有するとと もに、識別ラベルを直接容器に貼付することができ、また、分析の自動化を可能 にすることができる検便容器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願考案者は、鋭意研究の結果、容器の蓋に着脱自在に採便スティックを取り 付け、この蓋を採便の際につまみとして利用することにより、採便スティックの 使い易さを大幅に改善できることを見出した。さらに、本願考案者は、容器を有 色透明な材質で形成することにより、従来の有色透明ビニール袋が不要になるこ とを見出した。さらに本願考案者は、容器の寸法を従来のものよりも有意に大き くすることにより、識別ラベルを容器に直接貼付することができ、また、検査の 自動化も可能となることを見出した。
【0006】 すなわち、本考案は、上端部に開口を有する容器本体と、該容器本体の前記開 口部に着脱自在に嵌入される蓋体であって、上下方向に貫通孔を有するものと、 該貫通孔にその上端部が着脱自在に挿入され、前記容器本体内に収容される採便 スティックとを具備する検便器具を提供する。 また、本考案は、上記本考案の検便器具において、容器本体を有色透明な材料 で形成した検便器具を提供する。 さらに本考案は、上記本考案の検便器具において、容器本体の外径を10mm ないし15mm、長さを70mmないし90mmとした検便器具を提供する。
【0007】
【実施例】 以下、本考案の好ましい実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1に示す様に、本考案の、検便器具は、容器本体10と、蓋体12と、採便 スティック14を有する。蓋体12は、好ましくはゴムのような弾性体から成り 、容器本体の上端の開口部に嵌入されて容器本体を封止するものである。蓋体1 2の中央部には、上下方向に貫通孔16が設けられている。貫通孔16の内径は 採便スティック14の外径とほぼ同じか又はそれより僅かに小さい。そして、採 便スティック14は、貫通孔16内に着脱自在に挿入され、保持される。なお、 特に好ましい態様では、蓋体12は、その内部に、上端が開口した空洞17が設 けられ、その内部には採便スティック押出部材18が嵌入されている。押出部材 18は頭部18aと足部18bを有する画鋲状の形状を有しており、頭部18a は空洞17の上部に内接し、足部18bは貫通孔16の途中まで挿入されている 。この態様では、採便スティック14の上端部は貫通孔16の途中まで挿入され ている。また、好ましい態様では、蓋体12は肩部12aを有し、蓋体12は、 蓋体12が容器10に嵌入された際に該肩部12aが容器10の上端部に当る寸 法を有している。容器本体10は好ましくは有色透明な材料で形成されており、 緑色が好ましい。容器本体10をこのような材料で構成することにより、従来か ら使用されている緑色のビニール袋が不要になる。また、容器本体の寸法は、外 径が約10mmないし15mm、特には約13mmが好ましく、高さは50mm ないし100mm、さらには80mmないし95mmが好ましい。これは従来の 検便容器に比べて有意に大きいものであり、このような寸法にすることによって 、識別ラベルを直接容器に貼付することができ、検体の混同を防止することがで きるとともに、検体ラックに立てることができ、分析の自動化が可能になる。
【0009】 次に、使用方法を説明する。採便の際には、蓋体12内の貫通孔16に採便ス ティック14を挿入した状態で、蓋体12を指でつまんで採便スティックの先端 部に便を付着させる。蓋体12がつまみとして機能するので、従来の採便スティ ックを直接指でつまむ場合に比べて非常につまみ易く、採便スティックを落とし てしまったりすることがなくなる。採便後、採便スティック14をつけたまま蓋 体12を容器本体10の開口部に嵌入して蓋をする。なお、蓋体12が図1に示 すように、採便スティック押出部材18を有する場合には、押出部材18も図1 に示すように蓋体12の空洞17内に嵌入された状態で採便操作を行なう。また 、蓋体12が図1に示すように肩部12aを有する場合には、肩部12aがスト ッパーとなって、蓋体12はそれ以上容器本体10内には入らない。採便スティ ック14は空中に浮いている状態で容器本体10内に収容され、この状態で輸送 される。
【0010】 検査施設においては、まず、貫通孔16に上からスティックを挿入して下向き に押し、採便スティック14を蓋体12から離脱させ、容器本体10内に落下さ せる。この操作は、採便スティック押出部材18が設けられている場合には、こ の操作は押出部材18の頭部18aを下方に押すことにより容易に行なうことが できる。また、例えば図3に示すように、多数のスティック30を有するスティ ックパンチ32を用いることによって、多数の容器について同時に行うことがで きる。次に蓋体12を容器本体10から取りはずす。これは蓋体12を指でつま み出すことによって行なうことができることは言うまでもないが、蓋体12が肩 部12aを有している場合には、肩部12aがストッパーとして機能しているの で、蓋体12の上端部が容器10の開口部からかなり離れた位置にある。従って 、テコの原理により、図1の矢印Aの方向に親指の腹等で力を加えることにより 容易に蓋体12を取りはずすことができる。これは図2に示す従来の容器の蓋を あけるよりも容易である。蓋を開けた後は、従来と同様、容器本体内に緩衝液等 を注入し、分析する。もっとも、容器本体が上記した好ましい寸法を有する場合 には、検体ラックに立て、分析トレーへの自動分注と機械化による大量処理が可 能になる。
【0011】
【考案の効果】
以上、詳述したように、本考案によると、蓋体が採便の際につまみとして機能 するので、従来よりも採便が容易になる。また、容器を有色透明な材料で形成す ることにより従来用いられている緑色のビニール袋が不要になる。さらに、容器 本体を従来よりも有意に大きな寸法とすることにより、識別ラベルを直接容器に 貼付することができ、また、検体ラックに立てて自動分析を行なうことも可能に なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の検便器具の好ましい態様を示す模式断
面図。
【図2】従来の検便器具を示す模式図。
【図3】多数の検便器具の採便スティックを容器本体内
に同時に離脱させるための器具及び方法を示す図。
【符号の説明】
10 容器本体 12 蓋体 14 採便スティック 16 貫通孔 18 採便スティック押出部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に開口を有する容器本体と、該容
    器本体の前記開口部に着脱自在に嵌入される蓋体であっ
    て、上下方向に貫通孔を有するものと、該貫通孔にその
    上端部が着脱自在に挿入され、前記容器本体内に収容さ
    れる採便スティックとを具備する検便器具。
  2. 【請求項2】 前記容器本体は、有色透明な材質で形成
    されている請求項1記載の検便器具。
  3. 【請求項3】 前記容器本体は、外径が約10mmない
    し15mm、長さが50mmないし100mmである請
    求項1又は2記載の検便器具。
  4. 【請求項4】 前記蓋体の内部には、上端が開口した空
    洞が設けられ、前記貫通孔は該空洞の底部に設けられ、
    前記採便スティック上端は前記貫通孔の途中まで挿入さ
    れ、前記空洞にその頭部が内接しその足部が前記貫通孔
    の途中まで挿入された画鋲状の採便スティック押出部材
    をさらに含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    検便器具。
JP9725091U 1991-10-30 1991-10-30 検便器具 Pending JPH064667U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9725091U JPH064667U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 検便器具
JP21472192A JP3219313B2 (ja) 1991-10-30 1992-07-21 試料採取器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9725091U JPH064667U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 検便器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064667U true JPH064667U (ja) 1994-01-21

Family

ID=14187331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9725091U Pending JPH064667U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 検便器具

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JP (1) JPH064667U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016156756A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 小林クリエイト株式会社 検体用配布袋
JP2016156755A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 小林クリエイト株式会社 検体移送用袋
WO2020080014A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 株式会社ビケンバイオミクス 採便キット

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JP2020064028A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 株式会社ビケンバイオミクス 採便キット

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