JPH0646582A - 超音波モータのステータの支持装置 - Google Patents
超音波モータのステータの支持装置Info
- Publication number
- JPH0646582A JPH0646582A JP4195497A JP19549792A JPH0646582A JP H0646582 A JPH0646582 A JP H0646582A JP 4195497 A JP4195497 A JP 4195497A JP 19549792 A JP19549792 A JP 19549792A JP H0646582 A JPH0646582 A JP H0646582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- ultrasonic motor
- stator
- engaging
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は、性能を低下させることなく小型化
した超音波モータを提供することを目的としている。 【構成】本発明は、弾性体1の半径方向に係合部を設
け、係合部を介して固定部4に支持する様に構成した。 【効果】本発明においては、半径方向に係合部を設けて
ステータを支持する様に超音波モータを構成したので、
性能を低下させることなく小型化した超音波モータを得
られる。
した超音波モータを提供することを目的としている。 【構成】本発明は、弾性体1の半径方向に係合部を設
け、係合部を介して固定部4に支持する様に構成した。 【効果】本発明においては、半径方向に係合部を設けて
ステータを支持する様に超音波モータを構成したので、
性能を低下させることなく小型化した超音波モータを得
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波振動を利用した超
音波モータのステータの支持装置に関するものである。
音波モータのステータの支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置としては、例えば本出
願人による特開平2−290171の様なものがあっ
た。これは、超音波モータを構成するステータを、振動
減衰の為のフランジ部を設けて支持するものであった。
願人による特開平2−290171の様なものがあっ
た。これは、超音波モータを構成するステータを、振動
減衰の為のフランジ部を設けて支持するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の様な従
来の装置においては、振動減衰の用のフランジ部を設け
る為に、超音波モータの半径方向の寸法が大きくなって
しまうという問題があった。そこで本発明は、性能を低
下させることなく小型化した超音波モータを提供するこ
とを目的としている。
来の装置においては、振動減衰の用のフランジ部を設け
る為に、超音波モータの半径方向の寸法が大きくなって
しまうという問題があった。そこで本発明は、性能を低
下させることなく小型化した超音波モータを提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、弾性体の半径方向に係合部を設け、係合部
を介して固定部に支持する様に構成した。
に本発明は、弾性体の半径方向に係合部を設け、係合部
を介して固定部に支持する様に構成した。
【0005】
【作用】本発明においては、半径方向に係合部を設けて
ステータを支持する様に超音波モータを構成したので、
性能を低下させることなく小型化した超音波モータを得
られる。
ステータを支持する様に超音波モータを構成したので、
性能を低下させることなく小型化した超音波モータを得
られる。
【0006】
【実施例】図1は本発明による超音波モータの軸断面
図、図2の(A)は図1のAA断面における被駆動部8
の図、図2の(B)は図1のAA断面におけるロータ5
の図、図3の(A)は図1のBB断面における弾性体1
の図、図3の(B)は図1のBB断面における固定部4
の図である。
図、図2の(A)は図1のAA断面における被駆動部8
の図、図2の(B)は図1のAA断面におけるロータ5
の図、図3の(A)は図1のBB断面における弾性体1
の図、図3の(B)は図1のBB断面における固定部4
の図である。
【0007】弾性体1は基盤部1aと突起部1bとから
構成される。突起部1bは弾性体1の振動振幅を拡大す
る目的で設けられたもので、図3の(A)の様に円周方
向に櫛歯状に配列されている。基盤部1aの半径方向に
は係合部1cが設けられていて、固定部4に設けられた
複数個の係合部4aと係合して、回転止めの役割をなし
ている。この係合部1cは弾性体1の中立面に設けられ
ており、固定部4の係合部4aが弾性体1の振動に与え
る影響を最少にしている。さらに弾性体1の係合部1c
と固定不4の係合部4aとの係合は、回転方向と半径方
向とを束縛するもので、回転中心軸OO方向の束縛はな
いようになっている。
構成される。突起部1bは弾性体1の振動振幅を拡大す
る目的で設けられたもので、図3の(A)の様に円周方
向に櫛歯状に配列されている。基盤部1aの半径方向に
は係合部1cが設けられていて、固定部4に設けられた
複数個の係合部4aと係合して、回転止めの役割をなし
ている。この係合部1cは弾性体1の中立面に設けられ
ており、固定部4の係合部4aが弾性体1の振動に与え
る影響を最少にしている。さらに弾性体1の係合部1c
と固定不4の係合部4aとの係合は、回転方向と半径方
向とを束縛するもので、回転中心軸OO方向の束縛はな
いようになっている。
【0008】圧電体2には不図示の電源から2相の高周
波電圧が印加され、それに応じた振動が発生する。圧電
体2と弾性体1とは接着されていて、弾性体1の突起部
1bは進行性の振動波が発生する。この進行性の振動波
が発生する原理は、例えば本出願人による特開昭60−
245482号公報に詳細に説明してあるので、ここで
は省略する。
波電圧が印加され、それに応じた振動が発生する。圧電
体2と弾性体1とは接着されていて、弾性体1の突起部
1bは進行性の振動波が発生する。この進行性の振動波
が発生する原理は、例えば本出願人による特開昭60−
245482号公報に詳細に説明してあるので、ここで
は省略する。
【0009】振動絶縁部材3はフェルト等から構成さ
れ、振動部(圧電体2)と固定部4との間にあって、振
動絶縁と回転中心軸方向の支持とを行っている。ロータ
5には摺動部材6が接着されていて、弾性体の突起部4
bの進行性振動波を摺動部材6が受けて回転する。ロー
タ5の半径方向には係合部5aが設けられていて、被駆
動体8に設けられた複数個の係合部8aと係合して、ロ
ータ5と被駆動体8との相対的な回転を止める役割をな
している。この係合部5aはロータ5の中立面に設けら
れており、被駆動体8の係合部8aがロータ5の振動に
与える影響を最少にしている。さらにロータ5の係合部
5aと被駆動体8の係合部8aとの係合は、回転方向と
半径方向とを束縛するもので、回転中心軸OO方向の束
縛はないようになっている。
れ、振動部(圧電体2)と固定部4との間にあって、振
動絶縁と回転中心軸方向の支持とを行っている。ロータ
5には摺動部材6が接着されていて、弾性体の突起部4
bの進行性振動波を摺動部材6が受けて回転する。ロー
タ5の半径方向には係合部5aが設けられていて、被駆
動体8に設けられた複数個の係合部8aと係合して、ロ
ータ5と被駆動体8との相対的な回転を止める役割をな
している。この係合部5aはロータ5の中立面に設けら
れており、被駆動体8の係合部8aがロータ5の振動に
与える影響を最少にしている。さらにロータ5の係合部
5aと被駆動体8の係合部8aとの係合は、回転方向と
半径方向とを束縛するもので、回転中心軸OO方向の束
縛はないようになっている。
【0010】振動絶縁部材7はフェルト等から構成さ
れ、振動部(ロータ5)と被駆動体8との間にあって、
振動絶縁と回転中心軸OO方向の支持とを行っている。
図4は本発明による超音波モータの第2実施例の軸断面
図である。この第2実施例の特徴は、弾性体の係合部1
1cと固定部の係合部14a、またロータの係合部15
aと被駆動部の係合部18aがそれぞれ内周側に位置し
ているところにある。弾性体やロータに係合部を設ける
こと自体、また係合作用を機能させることは、いずれも
些少なりとも性能に悪影響を与えることになる。その
際、内周側は外周側に比べ振動振幅が小さく係合による
影響も小さい為、係合部を内周側にすることは性能の向
上の面から意味のあることである。
れ、振動部(ロータ5)と被駆動体8との間にあって、
振動絶縁と回転中心軸OO方向の支持とを行っている。
図4は本発明による超音波モータの第2実施例の軸断面
図である。この第2実施例の特徴は、弾性体の係合部1
1cと固定部の係合部14a、またロータの係合部15
aと被駆動部の係合部18aがそれぞれ内周側に位置し
ているところにある。弾性体やロータに係合部を設ける
こと自体、また係合作用を機能させることは、いずれも
些少なりとも性能に悪影響を与えることになる。その
際、内周側は外周側に比べ振動振幅が小さく係合による
影響も小さい為、係合部を内周側にすることは性能の向
上の面から意味のあることである。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半径方向
に係合部を設けてステータを支持する様に超音波モータ
を構成したので、性能を低下させることなく小型化した
超音波モータを得られた。
に係合部を設けてステータを支持する様に超音波モータ
を構成したので、性能を低下させることなく小型化した
超音波モータを得られた。
【図1】本発明の超音波モータの第1実施例の軸断面を
示す図である。
示す図である。
【図2】(A)は図1のAA断面における被駆動部8の
図である。(B)は図1のAA断面におけるロータ5の
図である。
図である。(B)は図1のAA断面におけるロータ5の
図である。
【図3】(A)は図1のBB断面における弾性体1の図
である。(B)は図1のBB断面における固定部4の図
である。
である。(B)は図1のBB断面における固定部4の図
である。
【図4】本発明の超音波モータの第2実施例の軸断面を
示す図である。
示す図である。
1、11…弾性体 2、12…圧電体 3、13、7、17…振動絶縁部材 4、14…固定部 5、15…ロータ 6、16…摺動材 8、18…被駆動部
Claims (4)
- 【請求項1】 圧電体及び該圧電体によって励振される
弾性体からなるステータと、該弾性体の振動によって駆
動されるロータとを有する超音波モータのステータの支
持装置であって、 該弾性体は基盤部と該基盤部に設けられた突起部とから
構成され、該基盤部の半径方向に係合部を設けて該係合
部を介して固定部に支持する様になしたことを特徴とす
る超音波モータのステータの支持装置。 - 【請求項2】 前記弾性体の係合部は、前記固定部を回
転中心軸方向に束縛しない様になしたことを特徴とする
請求項1記載の超音波モータのステータの支持装置。 - 【請求項3】 前記弾性体の係合部は、前記ステータの
中立面近傍に設けられていることを特徴とする請求項1
記載の超音波モータのステータの支持装置。 - 【請求項4】 前記弾性体の回転中心軸方向の支持は、
フェルトを用いて行われることを特徴とする請求項1記
載の超音波モータのステータの支持装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4195497A JPH0646582A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 超音波モータのステータの支持装置 |
US08/706,963 US5726518A (en) | 1992-07-22 | 1996-09-03 | Supporting device of relative moving element of vibration actuator or vibration motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4195497A JPH0646582A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 超音波モータのステータの支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646582A true JPH0646582A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16342073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4195497A Pending JPH0646582A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 超音波モータのステータの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646582A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100801677B1 (ko) * | 2008-01-08 | 2008-02-11 | 주식회사 프리웍스 | 통신 중계기의 냉각 장치 |
JP2014018027A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Canon Inc | 振動型アクチュエータ、撮像装置、及びステージ |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP4195497A patent/JPH0646582A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100801677B1 (ko) * | 2008-01-08 | 2008-02-11 | 주식회사 프리웍스 | 통신 중계기의 냉각 장치 |
JP2014018027A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Canon Inc | 振動型アクチュエータ、撮像装置、及びステージ |
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