JPH0646516U

JPH0646516U - 傘の交通安全バンド

Info

Publication number: JPH0646516U
Application number: JP9251892U
Authority: JP
Inventors: 均勝田
Original assignee: 均勝田
Priority date: 1992-12-04
Filing date: 1992-12-04
Publication date: 1994-06-28

Abstract

(57)【要約】【目的】雨の夜など視界の悪い時に、傘にある布張り
の上面に装着して、車から歩行者をまもるための、傘の
交通安全バンドを提供する。【構成】夜光部材からなるバンド１の中央部に石づき
孔２を設け、バンド１の端に骨先孔３を設けて、傘に装
着することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、傘にある布張りの上面に装着する、傘の交通安全バンドに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、雨の夜など視界の悪い時、歩行者は車にはねられる心配があったので、布張りに反射テープをはりつけた傘や、布張りが黄色の傘を使用していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。その傘を使用していたのは子供達がほとんどで、大人は傘の色や柄などを考えると、見映えしないのであまり使用しなかった。その為、大人は車にはねられる心配があった。そこで、大人も雨の夜に安全に歩行できるものはないかと、要求する声があった。本考案は、その要望にこたえるために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

バンド１の中央部に石づき孔２を設け、バンド１の端に骨先孔３を設ける。本考案は、以上のような構成よりなる傘の交通安全バンドである。

【０００５】

【作用】

石づき４を石づき孔２にさし通し、次に親骨５の先端にある骨先６を骨先孔３にさし通すことにより、バンド１が石づき４から骨先６まで、親骨５にそって布張り７の上面に装着する。

【０００６】

【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。夜光部材からなるバンド１の中央部に石づき孔２を設け、バンド１の端に骨先孔３を設ける。本考案は以上の構造で、これを使用するときは、石づき４を石づき孔２にさし通し、次に親骨５の先端にある骨先６を、骨先孔３にさし通すことにより、バンド１が石づき４から骨先６まで、親骨５にそって布張り７の上面に装着して傘と一体となる。バンド１は傘にさし通して装着しているだけなので、引き抜けば取り外すことができる。また、夜光部材からなるバンド１であるから、暗いところでひかりよく目立つので遠くからでも確認できる。なお、夜光部材の代わりに反射部材など、光るものであればよい。また、バンド１の本数は任意数にすることができる。さらに、本考案の実施に当って次の如きことができる。（イ）第３図に示すように、石づき孔２と骨先孔３の代わりに、石づきキャップ部８と骨先キャップ部９にすることができるなど、バンド１を傘に装着する方法は、任意形状にして装着することができる。（ロ）第４図に示すように、装着部材１０に石づき孔２を設け、装着部材１０の中にゼンマイ１１を設けて、ゼンマイ１１によって装着部材１０の中に巻きとれるようにしたバンド１を傘に装着することもできる。

【０００７】

【考案の効果】

バンド１を、雨の夜など視界の悪い時に装着すれば、遠くからでもよく目立ち運転者から確認できるので、歩行者は車にはねられる心配がない。また、雨の日でも昼間、外が明るい時は取り外しバンド１を巻いて小さくして携帯すればよいので便利である。状況に応じて着脱できるので、大人も傘の色や柄を気にすることなく使用できる。したがって、子供も大人も車から身を守ることができるので交通事故防止につながる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図

【図２】本考案の使用状態を示す正面図

【図３】本考案の他の実施例を示す側面図

【図４】本考案の他の実施例を示す一部切り欠いた側面
図

【符号の説明】１・・・バンド２・・・石づき孔３・・・骨先孔４・・・石づき５・・・親骨６・・・骨先７・・・布張り８・・・石づきキャップ部９・・・骨先キャップ部１０・・・装着部材１１・・・ゼンマイ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】バンド１の中央部に石づき孔２を設
け、バンド１の端に骨先孔３を設ける。以上の如く構成
された、傘の交通安全バンド。