JPH0646346A - 映像信号識別方法 - Google Patents
映像信号識別方法Info
- Publication number
- JPH0646346A JPH0646346A JP4199677A JP19967792A JPH0646346A JP H0646346 A JPH0646346 A JP H0646346A JP 4199677 A JP4199677 A JP 4199677A JP 19967792 A JP19967792 A JP 19967792A JP H0646346 A JPH0646346 A JP H0646346A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- signal
- pattern
- predetermined
- video
- Prior art date
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- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 再撮された映像信号を識別すること。
【構成】 加算器13において、映像信号に規則によ
り反転したパターン信号を重畳し、得られた映像信号
をCRT上に表示し、これをTVカメラ17で再撮
し、VTR18でテープ19に記録し、これを再生して
得られた映像信号から遅延回路23および引算器24
により強調されたパターン信号を取り出し、反転回路2
7で規則によって反転して累積回路28でパターン信号
を累積して出力する。
り反転したパターン信号を重畳し、得られた映像信号
をCRT上に表示し、これをTVカメラ17で再撮
し、VTR18でテープ19に記録し、これを再生して
得られた映像信号から遅延回路23および引算器24
により強調されたパターン信号を取り出し、反転回路2
7で規則によって反転して累積回路28でパターン信号
を累積して出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号識別方法に関
し、特にテレビ映像信号を識別する映像信号識別方法に
関する。
し、特にテレビ映像信号を識別する映像信号識別方法に
関する。
【0002】
【発明の概要】この発明は、原画の視聴に妨害を与える
ことなく、テレビ映像信号に所定パターンを重畳し、こ
の所定パターンを重畳した映像信号から重畳パターンを
弁別することによって、元の映像信号を識別するもので
ある。
ことなく、テレビ映像信号に所定パターンを重畳し、こ
の所定パターンを重畳した映像信号から重畳パターンを
弁別することによって、元の映像信号を識別するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】例えば、テレビ受信機をテレビカメラで
再撮することなどによりビデオコピーを作成し、販売す
ることは違法行為である。これを防止するのに適用する
技術として、例えば、映像信号に所定の画像を単に混合
し、出力する方式(特公昭43−8724等)が知られ
ており、所定の画像に例えば元の映像の出所等を示すよ
うな画像を用いることが考えられる。
再撮することなどによりビデオコピーを作成し、販売す
ることは違法行為である。これを防止するのに適用する
技術として、例えば、映像信号に所定の画像を単に混合
し、出力する方式(特公昭43−8724等)が知られ
ており、所定の画像に例えば元の映像の出所等を示すよ
うな画像を用いることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式は、受信映像画面中に前記所定の画像が視覚的に見え
るように現れるものであり、混合前の本来の映像を見る
見地からは邪魔になるものであり、意図的に除去される
可能性もある。
式は、受信映像画面中に前記所定の画像が視覚的に見え
るように現れるものであり、混合前の本来の映像を見る
見地からは邪魔になるものであり、意図的に除去される
可能性もある。
【0005】従って、例えば、テレビジョン放送におけ
る映画等の受像画面から当該映画等を違法コピーされる
おそれがあるが、これに対しては何らの対策もないのが
現状である。
る映画等の受像画面から当該映画等を違法コピーされる
おそれがあるが、これに対しては何らの対策もないのが
現状である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の目的は以
上のような問題を解消した映像信号識別方法を提供する
ことにある。
上のような問題を解消した映像信号識別方法を提供する
ことにある。
【0007】上記目的を達成するため本発明は映像信号
に所定の信号を重畳し、前記所定の信号の長時間相関性
と、前記映像信号の短時間相関性および長時間非相関性
とを利用して、前記映像信号を時間積分することによっ
て前記所定の信号を累積して弁別することを特徴とす
る。
に所定の信号を重畳し、前記所定の信号の長時間相関性
と、前記映像信号の短時間相関性および長時間非相関性
とを利用して、前記映像信号を時間積分することによっ
て前記所定の信号を累積して弁別することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明によれば映像信号に所定パターンを重畳
し、この所定パターンを重畳した映像信号から重畳パタ
ーンを弁別する。
し、この所定パターンを重畳した映像信号から重畳パタ
ーンを弁別する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示し、その各構
成要素の入出力信号を〜で示し、あわせて図2に示
す。
成要素の入出力信号を〜で示し、あわせて図2に示
す。
【0011】アンテナ11によって受信したテレビジョ
ン(TV)放送波信号は、テレビジョン(TV)受信機
12に入力される。受信機12において、入力されたT
V放送波信号は周知の手段(不図示)によって増幅,検
波され、この検波後の映像信号(映像情報はVで示
す)は加算器13に入力される。14は反転規則発生器
であって、ここからの1垂直期間毎に極性が反転する反
転規則を示す信号に基づいて、パターン発生器15から
図2ので示すような1垂直期間毎に極性が反転する、
しかも同受信機12に固有の所定のパターンを表すパタ
ーン信号Pを加算器13に入力して前記映像信号に低レ
ベルで重畳し、図2ので示すようなパターン信号Pが
重畳された映像信号を加算器13から出力して、周知の
手段によってCRT16の画面に映像を表示する。所定
のパターンは、1垂直期間毎に極性が反転しているの
で、しかも低レベルなので、CRT16の画面上では視
覚的に目立ちにくい。
ン(TV)放送波信号は、テレビジョン(TV)受信機
12に入力される。受信機12において、入力されたT
V放送波信号は周知の手段(不図示)によって増幅,検
波され、この検波後の映像信号(映像情報はVで示
す)は加算器13に入力される。14は反転規則発生器
であって、ここからの1垂直期間毎に極性が反転する反
転規則を示す信号に基づいて、パターン発生器15から
図2ので示すような1垂直期間毎に極性が反転する、
しかも同受信機12に固有の所定のパターンを表すパタ
ーン信号Pを加算器13に入力して前記映像信号に低レ
ベルで重畳し、図2ので示すようなパターン信号Pが
重畳された映像信号を加算器13から出力して、周知の
手段によってCRT16の画面に映像を表示する。所定
のパターンは、1垂直期間毎に極性が反転しているの
で、しかも低レベルなので、CRT16の画面上では視
覚的に目立ちにくい。
【0012】このようにしてCRT16上に表示された
画像をTVカメラ17によって撮像(再撮)し、VTR
18によってテープ19に記録する(TVカメラ17を
介さず、CRT16に供給する前の映像信号をVTR
18によってテープ19に直接的に記録することもでき
る)。
画像をTVカメラ17によって撮像(再撮)し、VTR
18によってテープ19に記録する(TVカメラ17を
介さず、CRT16に供給する前の映像信号をVTR
18によってテープ19に直接的に記録することもでき
る)。
【0013】上述のようにして映像信号を記録したテ
ープ19からVTR20によって映像信号を再生し、
パターン復号器21に入力する。パターン復号器21に
おいては、入力された映像信号は、遅延時間が1垂直
期間の遅延回路23に入力される。その出力映像信号を
引算器24で反転すると、1垂直期間前の映像信号と比
べて、パターン信号Pの極性は合致しているが、映像信
号Vの極性は反転しているので両者を加算すると、映像
信号Vはその短時間相関性により抑圧されるが、パター
ン信号Pは強調されて、1垂直期間おきに極性が反転し
た図2のに示すような信号となる。こうして得られた
信号の極性を、反転規則発生器25からの1垂直期間
おきに極性が反転する規則を示す信号に基づいて、反転
回路27において1垂直期間おきに反転して得られる図
2のに示す信号を累積回路28において順次、累積し
て映像モニター26に供給する。したがって映像モニタ
ー26には、強調されたパターン信号に基づく所定のパ
ターンが映し出され、この所定のパターンを見ることに
よって、テープ19に記録された映像信号の出所(受信
機)が判明する。以上のように、パターン復号器21で
映像信号を時間積分することによって、映像情報が抑
圧され、所定パターンのみが現われる。すなわち、この
ような所定のパターンの復号処理は一定時間繰返すこと
によって、映像情報Vが抑圧され、所定のパターンのみ
が強調され、パターン分離精度が向上する。なお、反転
規則発生器14およびパターン発生器15によって得ら
れる信号としては次のようなものがある。
ープ19からVTR20によって映像信号を再生し、
パターン復号器21に入力する。パターン復号器21に
おいては、入力された映像信号は、遅延時間が1垂直
期間の遅延回路23に入力される。その出力映像信号を
引算器24で反転すると、1垂直期間前の映像信号と比
べて、パターン信号Pの極性は合致しているが、映像信
号Vの極性は反転しているので両者を加算すると、映像
信号Vはその短時間相関性により抑圧されるが、パター
ン信号Pは強調されて、1垂直期間おきに極性が反転し
た図2のに示すような信号となる。こうして得られた
信号の極性を、反転規則発生器25からの1垂直期間
おきに極性が反転する規則を示す信号に基づいて、反転
回路27において1垂直期間おきに反転して得られる図
2のに示す信号を累積回路28において順次、累積し
て映像モニター26に供給する。したがって映像モニタ
ー26には、強調されたパターン信号に基づく所定のパ
ターンが映し出され、この所定のパターンを見ることに
よって、テープ19に記録された映像信号の出所(受信
機)が判明する。以上のように、パターン復号器21で
映像信号を時間積分することによって、映像情報が抑
圧され、所定パターンのみが現われる。すなわち、この
ような所定のパターンの復号処理は一定時間繰返すこと
によって、映像情報Vが抑圧され、所定のパターンのみ
が強調され、パターン分離精度が向上する。なお、反転
規則発生器14およびパターン発生器15によって得ら
れる信号としては次のようなものがある。
【0014】A.反転規則としては、映像信号(映像情
報)と相関を持たないようにすればよいという観点か
ら、映像信号に重畳するパターン信号としては、例え
ば、上述のフィールド間のほかに、フレーム間、ライン
間で極性反転させた信号を用いることができる。この
時、遅延回路23の遅延時間はそれぞれの場合に応じて
変る。
報)と相関を持たないようにすればよいという観点か
ら、映像信号に重畳するパターン信号としては、例え
ば、上述のフィールド間のほかに、フレーム間、ライン
間で極性反転させた信号を用いることができる。この
時、遅延回路23の遅延時間はそれぞれの場合に応じて
変る。
【0015】B.映像信号が長時間においてはフレーム
間およびフィールド間およびライン間の非相関性を持つ
のに対して、一定の規則により相関を持たせた信号、例
えば、長時間同一の文字・図形を繰り返す信号をパター
ン信号とすることができる。
間およびフィールド間およびライン間の非相関性を持つ
のに対して、一定の規則により相関を持たせた信号、例
えば、長時間同一の文字・図形を繰り返す信号をパター
ン信号とすることができる。
【0016】C.一定の暗号的規則によって表示装置の
画面上で分解,配置した信号(例えば、パターンを一定
の規則でばらばらにしたパターン信号)。
画面上で分解,配置した信号(例えば、パターンを一定
の規則でばらばらにしたパターン信号)。
【0017】D.映像信号として、表示したときに、視
覚的に目立ちにくい信号(例えば、フィールド間で反転
する信号)。
覚的に目立ちにくい信号(例えば、フィールド間で反転
する信号)。
【0018】E.パターンとしては、ある特定の数字,
文字情報を表す信号(例えば、数字そのもの、あるいは
一定の規則で数字と対応した図形)。
文字情報を表す信号(例えば、数字そのもの、あるいは
一定の規則で数字と対応した図形)。
【0019】F.映像信号の画面中に小振幅で重畳する
信号(例えば、テレビ映像信号のデジタル量子化8ビッ
ト256レベルに対して、1量子化レベルの信号)。
信号(例えば、テレビ映像信号のデジタル量子化8ビッ
ト256レベルに対して、1量子化レベルの信号)。
【0020】また、上記実施例では、所定のパターンを
受信機において重畳したので、受信機の識別ができる
が、例えば放送送信機において放送信号に特定パターン
を重畳すれば、同様の映像信号処理により放送波の識別
ができる。
受信機において重畳したので、受信機の識別ができる
が、例えば放送送信機において放送信号に特定パターン
を重畳すれば、同様の映像信号処理により放送波の識別
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、再
撮された映像信号を識別することができ、違法コピーの
防止等に役立つことができる。
撮された映像信号を識別することができ、違法コピーの
防止等に役立つことができる。
【図1】本発明実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例における各処理段階での映像信
号を示す図である。
号を示す図である。
12 テレビジョン受信機 14,25 反転規則発生器 15 パターン発生器 21 パターン復号器 23 遅延用回路 24 引算器 27 反転回路 28 累積回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 順一 東京都世田谷区千歳台2−24−6 (72)発明者 八木 伸行 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 福井 一夫 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 榎並 和雅 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 映像信号に所定の信号を重畳し、前記所
定の信号の長時間相関性と、前記映像信号の短時間相関
性および長時間非相関性とを利用して、前記映像信号を
時間積分することによって前記所定の信号を累積して弁
別することを特徴とする映像信号識別方法。 - 【請求項2】 前記所定の信号として一定の規則により
前記映像信号と相関を持たないようにした信号を用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号識別方法。 - 【請求項3】 前記所定の信号として、一定の規則によ
り、フレーム間およびフィールド間およびライン間の相
関性を持たせた信号を用いることを特徴とする請求項1
に記載の映像信号識別方法。 - 【請求項4】 前記所定の信号として、一定の暗号的規
則によって前記映像信号の画面上で分解、配置される信
号を用いることを特徴とする請求項1に記載の映像信号
識別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19967792A JP3319781B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 映像信号識別方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19967792A JP3319781B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 映像信号識別方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646346A true JPH0646346A (ja) | 1994-02-18 |
JP3319781B2 JP3319781B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=16411781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19967792A Expired - Fee Related JP3319781B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 映像信号識別方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3319781B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP19967792A patent/JP3319781B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3319781B2 (ja) | 2002-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |