JPH064631U - 水位検出装置 - Google Patents

水位検出装置

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Publication number
JPH064631U
JPH064631U JP5084992U JP5084992U JPH064631U JP H064631 U JPH064631 U JP H064631U JP 5084992 U JP5084992 U JP 5084992U JP 5084992 U JP5084992 U JP 5084992U JP H064631 U JPH064631 U JP H064631U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water level
water
detector
level sensor
wheatstone bridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP5084992U
Other languages
English (en)
Inventor
中 泰 雅 弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP5084992U priority Critical patent/JPH064631U/ja
Publication of JPH064631U publication Critical patent/JPH064631U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 この考案は、貯水槽内の水位を検出するため
の水位検出装置に関し、とくに夾雑物や油分を多く含む
汚れた水においても確実に水位を検出することが可能な
水位検出装置に関する。 【構成】 所定の間隔で対向配置された一対の電極から
なる水位センサ21を一辺に有し、発振器22および検
知器23を備えた交流型ホイートストン・ブリッジと、
検知器23からの出力をモニターし、その値が所定値に
達したときに制御出力を出すCPU24とを備える。水
位センサ21は、水位が所定の高さに達すると、水位セ
ンサ21の対向電極間に存在する水の分極が起こり、水
位センサ21を通して電流が流れ、この電流が、交流型
ホイートストン・ブリッジの検知器23により検出され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、貯水槽内の水位を検出するための水位検出装置に関し、とくに夾 雑物や油分を多く含む汚れた水においても確実に水位を検出することが可能な水 位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の産業分野において、貯水槽内の水位を所望の一定範囲内に保つ等の目的 で、水位を検出する要求は多い。たとえば貯水タンクでは、貯えられている水の 量を常に把握するために、1または複数のレベルに検出端を設けた水位検出装置 が装備される。従来の水位検出装置は、たとえば実開平3−85529号公報に 記載されているように、常に水に接触している電極と、所定の高さに設けられた 検出電極とを設け、検出電極の位置まで水位が上昇したときに、この検出電極に 発生するパルスを差動アンプで検出するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような水位検出装置は、上水のような純度の高い水の場合には安定な検 出を行なうことができるが、夾雑物や油分が含まれている場合には、短時間のう ちに電極部分が汚れ、検出が不確実になるという欠点がある。したがって、食洗 器の貯水槽内の洗浄水の水位を検出する目的でこのような水位検出装置を使用す ると、この洗浄水は食器から洗い流された夾雑物や油分を多量に含んでいるため に、確実な水位検出を行なうことができない。 本考案の目的は、上記の悪条件でも確実な水位検出を行い、食器を洗浄するこ とのできる装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、所定の間隔で対向配置された一対の電極からなる水位センサ を一辺とし、発振器および検知器を有する交流型ホイートストン・ブリッジと、 前記検知器からの出力をモニターし、その値が所定値に達したときに制御出力を 出す検出手段とを備え、水位が水前記位センサの高さに達したときに、前記水位 センサの対向電極間に存在する水を通して、前記発振器からの交流電流で水の分 極を起こし、発生した電流を前記検知器により検出するように構成することを特 徴とする。また、前記検知器に直列にダイオードが接続されていることを特徴と する。
【0005】
【作用】
本考案の水位検出装置は、水位の検出が、交流型ホイートストン・ブリッジに より水位センサの対向電極間に存在する水の分極にもとづく誘電率を利用してい るので、水に多量の夾雑物が混在している場合、あるいは大量の油分が含まれて いる場合でも、純粋な水の場合と同等の精度で検出を行なう。従って電極の汚れ などの要因の影響を受けない。 また、前記検出器を直列にダイオードが接続されているので、電流の方向が判 別でき、この判別結果を認識して水位の増減を制御することができる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の一実施例による水位検出装置を、食洗器に適用したについて図 面を参照して説明する。図1において、食洗器は、洗浄槽1を一体に形成した合 成樹脂製本体ケース2を備え、この本体ケース2の上方に、後側および左右両側 を覆う側面カバー3と、上側および前側を覆う開閉可能な蓋カバー4とからなる カバーが取り付けられ、洗浄室5を形成している。洗浄すべき食器類は、ガイド レール(図示せず)によって洗浄室5に対して出入可能な棚状の支持体6に収容 されるようになっている。
【0007】 洗浄槽1の底部には、ソレノイド9により制御される給水バルブ10を設けた 給水パイプ7の先端の給水口8が開口し、この給水バルブ10が開放されている ときに、給水口8を経て洗浄槽1の内部に洗浄水が供給される。この給水バルブ 10は、洗浄槽1内の水位が所定の高さになったときに、後述する水位検出装置 により自動的に閉止される。
【0008】 また洗浄槽1の底部には導水パイプ11が取り付けられ、この導水パイプ11 の上端に、複数の噴射ノズル12を有する噴水羽根13が回転自在に取り付けら れている。導水パイプ11の下端は、渦巻ポンプのようなポンプ14の正転吐出 側に接続されている。一方、洗浄槽1の底部には排水口15が開口し、この排水 口15は、給水パイプ(図示せず)を介して正転吸入側に接続されている。
【0009】 したがってポンプ14が正転している状態では、洗浄水はポンプ14から導水 パイプ11および噴射ノズル12を介して、その上方に位置する支持体6に収容 されている食器類に向けて噴射され、ついで排水口15からポンプ14の吸入側 に吸入されて再び導水パイプ11および噴射ノズル12から噴射されるという経 路で循環する。なお洗浄が終了すると、ポンプ14が逆転され、排水口15から ポンプ14の吸入側に吸入された水は、ポンプ14の逆転吐出側から排水パイプ (いずれも図示せず)を経て下水に放流される。
【0010】 以上に述べた食洗器の構成および動作は、一般的に知られているものと同じで あり、したがってその詳細な説明は省略する。
【0011】 洗浄槽1内における洗浄水の水位が高くなり過ぎると、蓋カバー4との間の隙 間から溢れ出るので、洗浄槽1内における洗浄水の水位が一定の高さ以上には上 昇しないように調節することが必要である。この目的のために設けられた水位検 出装置は、所定の間隔で対向配置された一対の電極からなる水位センサ21、コ ンデンサC1,C2、抵抗R1,R2,R3、発振器22、および電流計のよう な検知器23からなる交流型ホイートストン・ブリッジと、検知器23の出力を モニターし、その値が所定値に達したときに制御出力を出すCPU24と、この CPU24の出力で動作し、前述の給水バルブ10を遮断するとともに、ポンプ 14の電源を遮断するリレースイッチ25とを含んで構成されている。そして水 位センサ21は、洗浄槽1内における洗浄水の水位が所定の高さにあるときに、 水位センサ21を構成している電極の少なくとも一部が水面下に位置するように 配置されている。
【0012】 このように構成された水位検出装置において、洗浄槽1内の水位が水位センサ 21よりも低い状態では、水位センサ21の対向電極間には空気が存在するのみ であり、電極間の誘電率は実質的に空気誘電率である。この状態で検知器23は バランスし、電流はゼロである。この状態ではCPU24の入力端子にはローレ ベル信号となっており、給水バルブ10は開放され、またリレースイッチ25は ON状態に保たれる。すなわち給水および循環が可能な状態を維持する。
【0013】 ここで洗浄槽1内の水位が水位センサ21を浸漬する高さに達すると、水位セ ンサ21の対向電極間に存在する水の影響で誘電率が次第に増加し、従って静電 容量が増加し、ホイーストン・ブリッジの検知器23に電流が流れ始める。交流 型ホイートストン・ブリッジの検知器23により検出され、CPU24がこれを 検知して給水バルブ10を閉止し、同時にリレースイッチ25をオフにする。こ れによって洗浄槽1内への新たな水の供給は停止し、また洗浄動作も停止して、 水が外部に流れ出るのを防止する。また水位が水位センサ21よりも低くなれば 、再び給水および循環が可能な状態に戻る。
【0014】 なお検知器23に直列にダイオードを挿入しておけば、電流が一方向に流れた 時のみ動作するようになる。
【0015】 すなわちCPU24は電流の方向を認識できるので、この電流の方向にもとづ いて水の誘電率すなわち、静電容量が増加方向にあるか、減少方向にあるかが判 別でき、従って水位が増加方向にあるか減少方向にあるかを判別し、これをもと にCPU24は給水バルブ10を早めに制御することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、水位の検出は、水位センサの対向電極間に存在 する水の分極にもとづく誘電率を利用しているために、水に多量の夾雑物が混在 している場合、あるいは大量の油分が含まれている場合でも、純粋な水の場合と 同等の精度で検出を行なうことができ、また電極の汚れなどの要因の影響を受け ないという効果が得られる。 また、検知器に直列にダイオードを挿入することにより、水位の増減を水位増 加率 減少率で制御回路に知らせることができるので、素早くパルプを調節でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による水位検出装置を適用し
た食洗器の構成を示す系統図である。
【図2】図1の水位検出装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 本体ケース 3 側面カバー 4 蓋カバー 5 洗浄室 6 支持体 7 給水パイプ 8 給水口 9 ソレノイド 10 給水バルブ 11 導水パイプ 12 噴射ノズル 13 噴水羽根 14 ポンプ 15 排水口 21 水位センサ 22 発振器 23 検知器 24 CPU 25 リレースイッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔で対向配置された一対の電極
    からなる水位センサを一辺とし、発振器および検知器を
    有する交流型ホイートストン・ブリッジと、前記検知器
    からの出力をモニターし、その値が所定値に達したとき
    に制御出力を出す検出手段とを備え、水位が水前記位セ
    ンサの高さに達したときに、前記水位センサの対向電極
    間に存在する水を通して、前記発振器からの交流電流で
    水の分極を起こし、発生した電流を前記検知器により検
    出するように構成することを特徴とする水位検出装置。
  2. 【請求項2】 前記検知器と直列にダイオードが接続さ
    れている請求項1に記載の水位検出装置。
JP5084992U 1992-06-25 1992-06-25 水位検出装置 Pending JPH064631U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5084992U JPH064631U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 水位検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5084992U JPH064631U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 水位検出装置

Publications (1)

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JPH064631U true JPH064631U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12870174

Family Applications (1)

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JP5084992U Pending JPH064631U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 水位検出装置

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JP (1) JPH064631U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144967A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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