JPH0646109B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0646109B2
JPH0646109B2 JP62004909A JP490987A JPH0646109B2 JP H0646109 B2 JPH0646109 B2 JP H0646109B2 JP 62004909 A JP62004909 A JP 62004909A JP 490987 A JP490987 A JP 490987A JP H0646109 B2 JPH0646109 B2 JP H0646109B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は空気調和負荷に応じて圧縮機の回転速度を変え
る空気調和装置に関する。
(従来の技術) 室内空気を必要な状態に保つため、空気調和によつて単
位時間に与えるべき熱量を暖房負荷、取去るべき熱量を
冷房負荷と言い、加湿または減湿に必要な調湿量を含め
て空気調和負荷という。この空気調和負荷は室温と温度
設定値との差を測定することによつて概略を知ることが
できる。
一方、空気調和装置の冷暖房能力は圧縮機の回転速度を
制御することによつて広範囲に変化させることができ
る。
したがつて、空気調和負荷に応じて圧縮機の回転速度を
変えるならば運転効率を著しく高めるとともに省エネル
ギーの面でも大きく貢献し得る。
ところで、空気調和負荷に応じて圧縮機の回転速度を変
える従来の制御システムとしては、特開昭54−146
448号公報に示されるように、周波数変換器等を利用
した制御方式がある。
このような従来の空気調和装置を第9図、第10図を参
照して説明する。室温検出器40で検出された室温と温
度設定器41で設定された設定値の差の値が温度検出器
42内でアナログ的に求められ、この差の値に応じて一
対一対応で圧縮機回転数が決定され、周波数制御器43
に出力周波数が指令される。そして周波数制御器43は
温度差検出器42から指令された周波数出力を圧縮機モ
ータ44に供給する。この際、室温と設定値との差と周
波数制御器43の出力周波数の関係は、第10図に示す
ように温度差が所定値に到るまでは比例して増加し、所
定値以上では最大周波数となるようになつている。
しかしながら、このような空気調和装置においては、細
かい室温変動が発生した場合、これにつれて室温と設定
温度の差が変動し、追従して周波数制御器43の出力周
波数が変動するため、圧縮機及びそのモータの耐久性、
寿命に悪影響を与えるという問題があつた。
この問題に対し、第11図に示すように温度差を所定幅
を有して分割し、分割されたそれぞれの部分(ゾーン)
に対して周波数を決めておく方式が考えられる。
(発明が解決しようとする問題点) この制御によれば、それぞれの分割部分内に属している
場合は出力周波数、圧縮機回転数は一定でほとんど変化
がなく、検出室温変動による細かな周波数、回転数変化
が防止できる。
しかし、室温と設定温度の差がこの分割点(温度)近傍
で変動した場合には、第10図に示す制御よりもより大
きな周波数変動が発生するという問題があつた。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、室温センサと、温度設定器と、室温と設定値
の温度差を求める温度差検出手段と、あらかじめ室温と
設定値の温度差の変動範囲を室温が上り勾配の場合と下
り勾配の場合とでヒステリシスを有した複数の連続した
ゾーンであって、ゾーンの温度幅とヒステリシス温度幅
を同一としたゾーンに分けて記憶し、温度差検出手段に
より求められた室温と設定値との温度差が複数のゾーン
のいずれに属するかを判断し、この属するゾーンに対応
した圧縮機の回転数指令信号を出力する制御手段とを設
け、この制御手段の出力する制御手段とを設け、この制
御手段の出力する回転数指令信号を前記周波数変換装置
に供給して周波数変換装置の出力を制御し、圧縮機の回
転数を制御する空気調和装置である。
(作用) 温度差検出手段により室温と設定値の差が求められ、こ
の差の値があらかじめ室温と設定値の温度差の変動範囲
を室温が上り勾配の場合と下り勾配の場合でシステリシ
スを有して記憶された複数のゾーンのいずれに属するか
が判断され、この属するゾーンに対応した圧縮機の回転
数指令信号を制御手段が出力する。
この回転数指令信号を受けた周波数変換装置は、圧縮機
に回転数指令に応じた周波数出力を供給し、圧縮機を可
変速駆動する。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
第1図は本発明を実施する空気調和装置の構成例を示す
ブロツク図で、電源1の交流電圧が整流回路2によつて
直流電圧に換えられて周波数変換装置3に加えられる。
この周波数変換装置3はデイジタル制御信号によつて出
力周波数を約25〜80Hzの範囲で連続的に変え得るも
ので、これによつて圧縮機4の回転速度は1400〜4
500rpmの範囲で変化する。
一方、周波数変換装置3に加えられるデイジタル制御信
号、すなわち、周波数設定信号は制御装置5の出力であ
り、この制御装置5は表示操作部6の操作信号、温度セ
ンサ8および9の温度データ等をマイクロプロセツサの
入力として導き、予め設定されたプログラムに従つて論
理演算処理して、四方弁、フアンモータ等の負荷7を作
動せしめるとともに周波数変換装置3に周波数設定信号
を与え、同時に、圧縮機4の運転状態を表示操作部6の
表示器(LED)に表示させる。
第2図は表示操作部6のパネルの正面図で、11は圧縮
機4の回転数を能力レベルとして表示するバーデイスプ
レー(LED)、12は室温を設定する温度設定器、1
3は室温フアンの強度を切換える切換スイツチ、14,
15,16は空気調和装置を冷房または暖房の何れかに
選択したりあるいは、これを停止させる運転停止スイツ
チ、17,18は運転状態を表示する表示器(LED)
をそれぞれ示す。しかして、表示操作部6からは温度設
定器12の温度設定信号、切換スイツチ13のフアン強
度指定信号、運転停止スイツチ14,15,16の運転
指令信号が出力され、これらの信号が全て制御装置5に
加えられる。同時に、制御装置5はバーデイスプレー1
1および表示器17,18を点灯する信号を表示操作部
6に与える。
次に、温度センサ8は室温を検出するもので、温度セン
サ9は冷媒の凝縮温度もしくは蒸発温度を検出し、冷凍
サイクル系統の圧力が許容値を越えることがないように
最高周波数を制限するものである。
ここで、制御装置5はマイクロコンピュータ(以下マイ
コンと言う)が主体となり、その制御仕様もマイコンプ
ログラムに対応させてあるので、複雑な制御が可能であ
る。したがつて、センサ8によつて検出される室温と、
温度設定器12の温度設定値との差に応じた周波数設定
信号を容易に出力することができ、これにより、空気調
和負荷に応じた圧縮機の回転速度制御が可能となる。
以下、室温および温度設定値の差と、回転数指令信号で
ある周波数設定信号との対応例を示すとともにその運転
状態を第3図乃至第6図をも参照して説明する。
先ず室温および温度設定値の差の変動範囲を第3図の如
く、室温(若しくは温度設定値との差)が下がり勾配の
場合と上がり勾配の場合とでそれぞれ別にA〜Fの6つ
のゾーンに分ける。すなわち、室温が、下がり勾配の領
域Xにおいて、温度設定値よりも1℃以上高い範囲をA
ゾーン、0.5〜1.0℃高い範囲をBゾーン、0〜0.5℃高
い範囲をCゾーン、温度設定値よりも0〜0.5℃低い範
囲をDゾーン、0.5〜1.0℃低い範囲をEゾーン、1.0℃
以上低い範囲をFゾーンとする。また、室温が、上がり
勾配の領域Yにおいて、温度設定値よりも1.5℃以上高
い範囲をAゾーン、1.0〜1.5℃高い範囲をBゾーン、0.
5〜1.0℃高い範囲をCゾーン、0〜0.5℃高い範囲をD
ゾーン、温度設置値よりも0〜0.5℃低い範囲をEゾー
ン、0.5℃以上低い範囲をFゾーンとする。なお、本発
明ではDゾーンのことを特に制御目標ゾーンと呼んでい
る。したがって、各ゾーンの温度幅は0.5℃であり、各
ゾーンのヒステリシス温度幅も同じ0.5℃に設定されて
いる。したがって、上り勾配、下り勾配のいずれにおい
ても室温と設定値との温度差の分解能が0.5℃単位であ
れば各ゾーンの判別処理が可能となる。
次に、これらの温度範囲と周波数設定信号とを表の如く
対応させる。すなわち、A,B,…E,Fのそれぞれの
ゾーンに対して75Hz、65Hz、…35Hz、停止という
具合に対応させる。
これは、室温および温度設定値の差がAゾーンにあれ
ば、制御装置5が周波数変換装置3に対して75Hzの周
波数設定信号を与えることを意味し、また、室温および
温度設定値の差がFゾーンにあれば、周波数変換装置5
に対して圧縮機の停止指令を与えることを意味する。
斯かる対応関係に基いて空気調和装置を冷房運転した場
合の温度設定値との差で表わした室温の変化状態ならび
に周波数の変化状態をそれぞれ第4図(a)および(b)に示
す。
同図において、室温および温度設定値の差が1.0℃以上
のAゾーンにあれば75Hzの周波数設定信号が与えられ
るため室温は急速に降下し、その差が1.0℃以上のBゾ
ーンに移行すれば65Hzの周波数設定信号が周波数変換
装置に加えられ、以下順次その差がDゾーンになつた時
点で、45Hzの周波数設定信号が加えられる。なお室温
が上記の如く下がり勾配にあつて、しかも、温度設定値
よりも0〜0.5℃低い状態に保持される限り45Hzの周
波数設定信号を出力し続けることになる。その後、室温
が上昇して温度設定値よりも0〜0.5高い状態に移行し
た場合でも、この範囲は室温の上がり勾配におけるDゾ
ーンに属するので、同様に45Hzの周波数設定信号を出
力し続ける。すなわち、室温が下がり勾配のゾーン設定
と、室温が上がり勾配のゾーン設定との間に0.5℃の差
があるため、これがヒステリシスとして作用するので、
室温が目標値に到達した後は周波数設定値が頻繁に変化
することがなく、円滑な運転が行なわれる。
ところで、第4図に示した室温および周波数設定値の変
化状態図は空気調和負荷が中程度で室温も順調に降下す
る例を示したけれども、空気調和負荷が比較的大きい場
合には、室温が設定温度に到達しないにも拘わらず同一
周波数で長時間運転しなければならない事態も予測され
る。このような不具合を解決するために、ここでは同一
周波数での運転が5分間継続すると、恰かも室温および
温度設定値の差がより開いたものとして5Hzだけ異つた
周波数設定信号を出力するように講じてある。ただし、
A,B,Cゾーンは5Hz増加させ、D,Fゾーンは変化
させず、Eゾーンにおいては逆に5Hz減少させる。この
ように温度の要素だけでなく時間の要素をも取入れた運
転状態を第5図に示す。
同図において、時刻Tまでは温度差がAゾーンにある
ので周波数75Hzで運転され、この時刻Tで温度差が
Bゾーンに移行すると周波数65Hzで運転される。しか
しながら65Hzの運転が5分間継続した時刻Tよりそ
の周波数を5Hzだけ増やした70Hzで運転する。その結
果、室温の降下速度が早まり、温度差がCゾーンに移行
する時刻Tより周波数60Hzで運転する。以下同様に
60Hzの運転が5分間継続した時刻Tより65Hzで運
転し、温度差がDゾーンに移行する時刻Tより55Hz
で運転する。かくして、空気調和負荷が大きい場合でも
迅速に設定温度まで降下させることができる。
次に第6図は空気調和負荷が軽く、冷房運転した場合の
運転状態を示すもので、(a)は室温の変化状態図、(b)は
周波数の変化状態図である。
同図において、室温が設定温度よりも低いDゾーンにあ
り、設定周波数45Hzで運転されておつても、時刻T
において室温がそれ以下のEゾーンまで降下し35Hzの
運転が5分間継続した場合には、室温および温度設定値
の差がより開いたものとして時刻Tより30Hzで運転
する。しかし、30Hzで運転してもないEゾーンにて保
持される時間が5分を越えれば、これよりもさらに低い
25Hzで運転する。この結果、室温が上昇し室温および
温度設定値の差が、室温上り勾配のDゾーンに移行する
時刻Tより35Hzで運転する。
このようにして負荷が軽い場合でも順次運転周波数を5
Hzづつ降下させるので、過冷却という事態をも未然に防
ぐことができる。
第7図は主に室温と温度設定値との差に応じて圧縮機の
回転速度を変える制御および同一ゾーン内での運転時間
が所定値を越えたとき回転速度を変える制御にそれぞれ
対応する制御装置5の具体的な処理手順を示すフローチ
ヤートである。
この第7図において、装置に電源が投入され運転が開始
されると、温度センサ8による測定室温の取り込みおよ
び温度設定器12の設定温度検知が行なわれ、次いで、
測定温度Taと設置温度Tsとの差を求める演算が行な
われる(ステツプ101〜ステツプ104)。
次に、表による温度差Tに対応するゾーンnを計算し、
このゾーンnから出力周波数fが決定され周波数変換装
置3がこの周波数fを出力するように制御される(ステ
ツプ105〜107)。
このように周波数制御された交流が圧縮機4に供給され
ると、同一周波数での運転時間が所定値を越えたときに
出力周波数を変えるための時間補正タイマTをスター
トさせる(ステツプ108)。
次に、温度センサ8による測定室温の新たな取り込みお
よび新たな設定温度検知と、その偏差分T′=Ta′−
Ts′を求める演算とが行なれ、さらに、偏差分T′が
1周期前の偏差分Tと比較されて、拡大が縮少かの判定
が行なわれる(ステツプ109〜ステツプ112)。
この判定の結果、偏差分が拡大しておれば前述したよう
に室温の上り勾配における新たなゾーンn′が、逆に偏
差分が縮少しておれば室温の下り勾配における新たなゾ
ーンn′がそれぞれ決定され、このときの偏差分T′が
1周期後の同様な判定に対する基準値として記憶される
一方、ステツプ105で計算したゾーンnと比較して変
化があつたか否かの判定が行なわれる(ステツプ113
〜ステツプ115およびステツプ116)。
ここで、ゾーンに変化がなければ上記時間補正タイマT
がタイムアツプしたか否かの判定がなされ、タイムア
ツプしていなければ再びステツプ109に戻るが、時間
補正タイマTがタイムアツプしたときには、所属ゾー
ンの判定が行なわれる(ステツプ117,ステツプ11
8)。
この所属ゾーンの判定の結果、Dゾーン、およびFゾー
ンの何れかに属しているとき再びステツプ109に戻
り、Eゾーンに属している場合には出力周波数fを現在
値f′よりも5Hzだけ下げ、A〜Cの何れかのゾーンに
属しておれば出力周波数fを現在値f′よりも5Hzだけ
上げる(ステツプ119,ステツプ120)。
一方、上記ステツプ115での判定でゾーンの変化があ
つたときには、それがFゾーンであるか否かの判定が行
なわれ、Fゾーンでないときはゾーンに反応した出力周
波数f′を決定すると共に、この時点のゾーンn′が1
周期後の同様な判定に対する基準値として記憶され、F
ゾーンにあつたときには圧縮機の停止指令が出力される
(ステツプ121〜ステツプ124)。
次に、ステツプ119,120,123の何れかで計算
された周波数f′にて圧縮機が運転され、この周波数
f′はゾーン判定等のために記憶され、さらに、時間補
正タイマTを再スタートしてステツプ109に戻る
(ステツプ125〜ステツプ129)。
かくして、圧縮機は室温と温度設定値との差に応じた回
転速度で運転されると共に、同一ゾーン内での運転時間
が所定値を超えるとき回転速度を変えた運転が行なわれ
る。
次に、第8図は制御装置5の機能ブロツク図で、室温セ
ンサ8および温度設定器12の信号を取り込んで、室温
および温度設定値の差を検出する温度差検出手段21
と、あらかじめ、室温と設定値の温度差の変動範囲を室
温が上り勾配の場合と下り勾配の場合とでヒステリシス
を有した複数の連続したゾーンであって、ゾーンの温度
幅とヒステリシス温度幅を同一としたゾーンに分けて記
憶し、前記温度差検出手段により求められた室温と設定
値の温度差が前記ゾーンのいずれに属するかを判断し、
属するゾーンに対応した圧縮機の回転数指令信号を出力
する制御手段30とからなる。
この制御手段30は、温度差検出手段21で検出された
温度差を記憶する温度差記憶手段22と、温度差検出手
段21の出力と温度差記憶手段22のデータすなわち前
回の温度差検出値とに基いて室温の上り勾配、下り勾配
別に、すなわち、温度差の上昇、下降別にゾーンを演算
するゾーン演算手段23と、この演算されたゾーンを記
憶するゾーン記憶手段24と、ゾーン演算手段23の出
力およびゾーン記憶手段24のデータに基いてゾーンに
対応した出力周波数fを演算すると共にその補正をも併
せて行なう出力周波数計算手段25と、この出力周波数
計算手段25が時間補正を行うべく同一ゾーンでの運転
時間が所定値を超えたことを検出する時間補正タイマ2
6と、出力周波数計算手段25が出力周波数の演算に必
要となる。実際の出力周波数を記憶する出力周波数記憶
手段27と、出力周波数計算手段25の信号を受けて周
波数変換装置3に適合した指令を出力する出力周波数指
令手段28とを備えたものである。
ところで、制御装置5にマイコンを用いることは、プロ
グラムに応じて多数の機能を持たせ得るが、付随的に
は、配管の共振周波数を避けた制御を行うことができ
る。
(発明の効果) 本発明によれば、室温と設定値の温度差の変動範囲を室
温が下り勾配の場合と上り勾配の場合とでヒステリシス
を有した複数のゾーンに分け、実際の室温と設定値との
温度差がいずれのゾーンに属するかに応じて周波数変換
器の出力を制御するため、周波数変換器の出力、圧縮機
の回転数が頻繁に変化することがなくなり、円滑な運転
が可能となる。
また、各連続したゾーンの設定において、ゾーンの温度
幅とヒステリシス温度幅を同一としたため、各ゾーンを
区切る温度差の値の数が少なくてすみ、温度差の判別処
理が容易で、温度検出精度を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を実施する装置の全体的な構成を示すブ
ロツク図、第2図は同装置の主要部の詳細な構成を示す
側面図、第3図は同装置の作用を説明するために温度差
とゾーンとの対応関係を示した図、第4図乃至第6図は
同装置の作用を説明するためのタイムチヤート、第7図
は同装置の具体的な処理手順を示すフローチヤート、第
8図は同装置の詳細な構成を示す機能ブロツク図、 第9図は従来の空気調和装置のブロツク図、第10図は
同装置の制御における温度差と出力周波数の関係を示す
グラフ、第11図は他の従来の空気調和装置の制御にお
ける温度差と出力周波数の関係を示すグラフである。 3……周波数変換装置、4……圧縮機、5……制御装
置、6……表示操作部、7……四方弁、フアンモータ等
の負荷、8,9……温度センサ、12……温度設定器、
21……温度差検出手段、30……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−46150(JP,A) 特開 昭49−104307(JP,A) 特開 昭51−18304(JP,A) 特開 昭53−47147(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機の回転数を変化させる周波数変換装
    置を備えた空気調和機において、室温を検出する室温セ
    ンサと、 室温の設定値を設定する温度設定手段と、 前記室温センサと温度設定手段を入力とし、室温と設定
    値の温度差を求める温度差検出手段と、 あらかじめ、室温と設定値の温度差の変動範囲を室温が
    上がり勾配の場合と下り勾配の場合とでヒステリシスを
    有した複数の連続したゾーンであって、ゾーンの温度幅
    とヒステリシス温度幅を同一としたゾーンに分けて記憶
    し、前記温度差検出手段により求められた室温と設定値
    との温度差が前記ゾーンのいずれに属するかを判断し、
    属するゾーンに対応した圧縮機の回転数指令信号を出力
    する制御手段とを設け、 前記制御手段の出力する回転数指令信号を前記周波数変
    換装置に供給してこの周波数変換装置の出力を制御し、
    前記圧縮機の回転数を可変することを特徴とする空気調
    和装置。
JP62004909A 1987-01-14 1987-01-14 空気調和装置 Expired - Lifetime JPH0646109B2 (ja)

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