JPH0645567U - 肩を冷やさない上掛け寝具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［目的］ １：普通上掛けは肩の部分が空いて肩の冷え
が避けられないのを簡単に首・肩をつつみ保温効果を上
げ、肩が冷えないようにすること。 ２：上記目的のため、折り曲げた部分が寒暖の差等によ
り折り曲げの必要のないとき支障を来たさないで使用で
きること。 ［構成］ 上掛け（毛布・布団・タオル等）Ａに固定用
ホック又はボタン（図面にはホックと一括表示）３を取
り付け、折り曲げ部分を固定して使用する。

Description

【考案の詳細な説明】 ［０００１］ ［産業上の利用分野］ この考案は上掛け寝具の一部を改良して肩の冷えるのを防ぐようにした寝具に 関する件です。 ［０００２］ ［従来の技術］ 一般的に上掛け寝具は長方形のまま余り変えられず肩の冷え防止には補助的に 肩掛けのような別のものが使用されるか、又は上掛けの上端の部分をＵ型に切り 込んだものがある。 ［０００３］ ［考案が解決しようとする課題］ 技術の項て述べた様に従来の上掛けは首・肩のところに隙間ができ、肩が冷え るので、これを防ぐため肩掛けのような別のものを身に付け使用することは面倒 で、また嵩高く不快感があり問題がある。 ［０００４］ また、上掛けの上端の部分をＵ型に切り込んだものは使用条件が限定される 傾向があり不便であり、且つ、寝返りなど動くとずれるなど欠点がある。 ［０００５］ 本考案は、従来の技術での欠点を解消することを目的とし、長方形の上掛け本 来の形を変えず首・肩を包み、肩の冷えを防止でき、また、嵩張らず、寝返りな どでもずれないような上掛けを提供しようとするものである。 ［０００６］ ［課題を解決するための手段］ 上記課題の解決のため、首・肩を包み込む方法として３図に示す上掛け［Ａ］ の両上隅部分［１］．［２］を点線に従い、斜めに２図に示すように裏側に折り 曲げ固定するようにした。 ［０００７］ また、完全に固定してしまうと使用条件が限定されるので３図に示すようにホ ック又はボタン［３］を使用し、脱着可能にし、伸ばした場合は普通の上掛けと して使用できるようにした。 ［０００８］ ［作用］ 上掛けの上端の折り曲げた部分［１］．［２］が首・肩を包み込む働きをする 。 折り込みの角度が大きすぎると首・肩の付け根の部分の沿いを悪くするので、 角度は３０度が最良である。 ［０００９］ ホック又はボタンで折り込んだ部分を固定しているので、単に敷き込んだ状態 と違い、寝返りなど動いてもずれたり、外れたりすることが避けられた。 ［００１０］ ホック又はボタンで折り込んだ部分を固定しているので、これらを外して折 り曲げ部分を伸ばすと普通の上掛けの形になり、寒さの緩やかなときに使用する 場合、又収納のときなど従来通り扱え、違和感が無かった。 ［００１１］ ［実施例］ 実施例を図面１〜４で説明します。 先ず［１］．［２］の折り曲げ部分が最良効果を出せるよう夫々折曲げ角［１ １］［５］［１０］．［６］［５］［７］が３０度になるよう固定した。 ［００１２］ 固定方法として止ホックと被止ホックを、また、止ボタンを使用した時はボタ ン穴を使った．。 固定用止ホック又は止ボタン［３］及び被止ホック又はボタン穴［４］を夫々 ４図に示すように設置した。関係寸法等は上掛けの厚さを考慮して次の通りにす る。 １３：２〜４ｃｍ １４：２〜４ｃｍ １５：４〜６ｃｍ ４：夫々の折り目に対して止ホック又は止ボタン［３］の対称の位置につけ た被止ホック又はボタン穴である ［００１３］ ［考案の効果］ 本考案は、前述のように構成されており、次のような効果があった。 ［００１４］ 請求項１については、両隅を斜めに折り曲げた部分が良く首・肩を自然に包み 込み、深く体の下に敷き込む必要もなく、従って嵩張らず寝返りなども極く自然 にでき快適な感触で良好な結果が得られた。 ［００１５］ 請求項２については、脱着可能にしたことで、普通時の使用と極寒時での使い 分けが簡単にでき、又、収納時など全く支障無く取り扱え便利であり、又、ホッ ク・ボタンを使用したので取扱いが簡単で手触りなど感触も非常に良いものとな った。

【図面の簡単な説明】 ［図１］折り曲げた側から見た斜視図 ［図２］上掛け上両端を折り曲げた状態の平面図 ［図３］上掛け裏面を上両端を折り曲げる側から見た平
面図 ［図４］ホック・ボタンの取り付け位置にかかる図面 ［符号の説明］ Ａ 上掛け １、２ 折り曲げ部分 ３ 止ホック又は止ボタン ４ 被止ホック又はボタン穴 ５ 上掛け上端の中心点 ６、８、９、１１ 上掛けの角 ７、１０ 上掛け側端と折り目の交点 １２、 折り曲げ部分の折り目 １３、 側端よりホック・ボタンまでの寸法 １４、 上端よりホック・ボタンまでの寸法 １５、 ７・１０を結んだ線とホック・ボタンまでの寸
法

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ［請求項１］上掛け［Ａ］の四隅のうち上端の両隅
   ［１］［２］を図面１に示すように折り曲げ固定して首
   ・肩を包み込む様にして肩を冷やさないようにした事
   項。上掛けは布団・毛布・タオルケット等総ての上掛け
   寝具を含む。 ［請求項２］請求項１の折り曲げた端の固定の方法とし
   て脱着できるようにホック又はボタンを使った事項