JPH0645398Y2 - 補助警告ランプ付車両用リヤガラス - Google Patents

補助警告ランプ付車両用リヤガラス

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JPH0645398Y2
JPH0645398Y2 JP6679890U JP6679890U JPH0645398Y2 JP H0645398 Y2 JPH0645398 Y2 JP H0645398Y2 JP 6679890 U JP6679890 U JP 6679890U JP 6679890 U JP6679890 U JP 6679890U JP H0645398 Y2 JPH0645398 Y2 JP H0645398Y2
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warning lamp
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rear glass
power supply
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JP6679890U
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正温 久米
道夫 小野
耕一 増山
俊幸 近藤
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Stanley Electric Co Ltd
AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、補助警告ランプ付車両用リヤガラスに関する
ものであり、特にその入力端子及び給電端子に係るもの
である。
[従来の技術] 従来、自動車等の車両において、ブレーキ操作時、後退
時、進行方向変更時等の注意を後方の車両に促す方法と
しては、バンパー上部に位置するブレーキランプや後退
灯を点灯させることが通常である。しかし、通常のバン
パー上部に位置するブレーキランプ等では、降雪時に、
ブレーキランプ等が雪に隠れ、後方車両から見えなくな
ること、又、トラック、バス等の高い座席の運転者から
は近接して走行する前方の乗用自動車の上記ブレーキラ
ンプの点灯表示を判別することが困難であること、又、
夜間においては車幅灯などが点灯するため前方の乗用自
動車のブレーキ操作状態を明確には判別しにくくなるこ
とがあるため、安全上、問題があった。
このような問題を解決するため、ブレーキランプとして
発光体をリヤガラス面内又はその周辺の比較的高い位置
に略水平方向に列状に配置するものが提案、実用化され
ている(以下、これを補助警告ランプと称する)。この
ような補助警告ランプ取り付けの概念図を示したのが第
7図である。1はリヤガラス、2は補助警告ランプであ
る。これは、警告灯たる発光部が比較的高い位置にある
ため、後方の車両から視認し易い利点があるだけでな
く、降雪時にも発光部が雪に隠れることがなく安全性が
高いという利点があるため、非常に有用である。
[考案の解決しようとする課題] かかる補助警告ランプにおいて、リヤガラスに補助警告
ランプを取り付ければ、車種ごとの補助警告ランプの設
計が不要となり、多くの車種で共通利用可能となるた
め、有用である。しかし、補助警告ランプによる光の照
射方向は車種によって上下に調整した後リヤガラスに取
り付ける必要があるため、補助警告ランプへの電気入力
は補助警告ランプが車種ごとに取り付け方向が回転して
も給電に支障がないように、フレキシブルなコード等を
直接電源供給部から配線することにより補助警告ランプ
への給電が行なわれていた。このような配線は見栄えが
悪いだけでなく、フレキシブルコードによる配線が車内
に露出し、人があやまって引っかけたりすることによる
破損等の原因になりやすいものであった。
[課題を解決するための手段] 本考案は前述の課題を解決すべくなされたもので、補助
警告ランプの回転の自由度を確保しつつ、なおかつ安
定、簡便に補助警告ランプに給電可能な端子構造を提供
するものであり、具体的には、車両のリヤガラスにこの
車両の後方を照射するように取り付けられてなる補助警
告ランプであって、電力が供給されることにより発光す
る発光体の列と、該発光体の列の端部に位置して前記発
光体に電力を供給するための入力端子とを具備してなる
補助警告ランプと、前記リヤガラス上の前記入力端子の
近傍に取り付けられてなり、該入力端子に導電的に接触
してなる給電端子と、を具備した補助警告ランプ付車両
用リヤガラスにおいて、前記入力端子及び前記給電端子
の電気的接続部分のいずれか一方は、該発光体の列と略
垂直な面状部分を有するとともに、他方は該面状部分に
略垂直方向に弾性を有し、押圧されて前記面状部分と導
電的に接触してなることを特徴とする補助警告ランプ付
車両用リヤガラスを提供するものである。
[実施例] 以下、本考案を実施例に従って説明する。
第3図は、本考案の補助警告ランプ付リヤガラスの1例
を示す平面図である。1はリヤガラス、2はリヤガラス
1上に取り付けられた補助警告ランプ、3は補助警告ラ
ンプへの給電端子、4はリヤガラス1上に設けられたAg
ペースト等の導電性の被膜からなる導電性線条、16はリ
ヤガラス1上に設けられた電源供給部である。電源から
の電力は、リヤガラス1の端部の目立たない部分に設け
られた電源供給部16に供給され、リヤガラス1上に設け
られた導電性線条4及び給電端子3を介して補助警告ラ
ンプ2に電力が供給される。なお、電源供給部は、防曇
用熱線の電源と一部共用可能であるが、もちろん単独に
取り出しても良い。また、補助警告ランプ2の両側から
給電するのではなく、片側を二端子として給電すること
も可能である。
第1図は本考案の給電端子部分の構造の1実施例を示す
拡大断面図であり、第2図はその側面図である。ここ
で、補助警告ランプ2は、透明で両端に開口部を有する
筒状のハウジング7と、該開口部に係着された側蓋5
と、側蓋5に取り付けられ、ハウジング7内に保持され
た発光体搭載基板6と、発光体搭載基板6に列状複数搭
載されたLED等の発光体8と、発光体搭載基板6を介し
て発光体8に導電接続された発光体8に電力を供給する
ための入力端子9とからなっており、全体は、取り付け
脚部11を介してリヤガラス1に接着されている。ハウジ
ング7及び発光体搭載基板6は、種々のリヤガラスの表
面形状に適合させられるように、可撓性であることが好
ましい。補助警告ランプ2は、リヤガラス1に取付られ
車種ごとに補助警告ランプの照射角が適切なものとなる
ように、発光体の列の軸の回りに回転させ、調整し固定
される。
なお、第1図に示した補助警告ランプは代表的なものと
解されるべきである。例えば、発光体についてはLEDに
限らない。電力が供給されることにより発光するもので
あれば何でも良い。また略点状の発光体が列状に並んで
いるもののみならず、発光体が線状に発光するものであ
っても本考案の補助警告ランプとして使用できる。ま
た、発光体は、耐久性等を考慮するとハウジング7及び
側蓋5の内部に保持されることが好ましいが、これも本
考案の効果を奏し得るものという観点からすれば、必ず
しも必要ではない。
補助警告ランプ2へは前記電源供給部16、導電性線条4
及び給電端子10を介して、入力端子9に給電される。こ
の実施例では、給電端子10は1部に略∩状の板バネ部分
を有し、導電性線条4と半田12を介して接着されてい
る。ここで近傍とは、余り離れていると端子の突起が目
立ち、見栄えが悪くなるのでこれを防ぐ程度の近傍とい
う意味である。
本考案の1つの特徴は、入力端子及び給電端子のいずれ
か一方は、発光体の列と略垂直な面状部分を有するとと
もに、他方は該面状部分に略垂直方向に弾性を有し、押
圧されて前記面状部分と導電的に接触してなることであ
る。
即ち、本実施例では、入力端子9は発光体8の列と略垂
直な面状部分9aを有し、他方、給電端子10は面状部分9a
に略垂直方向に弾性を有する略∩状の板バネ部分10aを
有する。そして、給電端子10の略∩状の板バネ部分10a
は面状部分9aに押圧され、略∩状の板バネ部分10aの弾
性力により、両端子は導電的に接触する。
本考案ではかかる構成をとることにより、補助警告ラン
プの回転の自由度を担保しつつ、なおかつ安定、簡便に
補助警告ランプに給電することが可能になる。即ち、導
電接触部分の少なくとも一方が発光体の列と略垂直な面
状部分を有するため、補助警告ランプ2が発光体8の列
の軸の回りに回転しても、面状部分を有するほうの端子
においてその接触面は、若干の面状部分の面精度程度の
振れを除いてはほぼ不変であり、実質的に補助警告ラン
プ2の回転角に影響を受けない。さらに他方の給電端子
は面状部分に略垂直方向に弾性を有するため、前記の面
精度程度の触れであれば、両端子同志を押圧することに
より、弾性で十分に吸収し、確実な導電接触が可能とな
る。
本実施例においては、簡便でかつ確実な導電性の接触を
得られる方法として、入力端子が面状部分を有し、給電
端子が弾性を有する構造のものを採用したが、必ずしも
この取り合せに限るものではない。この逆であっても良
いし、また、両方の端子が、発光体の列と略垂直な面状
部分を有しても良いし、両方の端子が面状部分に略垂直
方向に弾性を有してもよい。更に、端子に弾性を具備さ
せるためには本考案の様に、略∩状の板バネ部分を一部
に有するもののみならず、略O状のもの、あるいは接触
部分としてつるまきばね状の部分を有したものであって
も良いし、あるいは導電性ゴムを利用したりしても良
い。なお、給電端子として、略∩状の板バネ部分を一部
に有するものを使用する際は、第1図に示した様に、略
∩状部分が、ほぼ側蓋5内に隠れるような構造をとるこ
とにより、給電端子の突起を隠すことができ、見栄えが
向上するため好ましい。
第4図は本考案の給電端子部分の構造の第2の実施例を
示す拡大断面図であり、第6図はその側面図である。ま
た、第5図は給電端子15を示す分解斜視図である。補助
警告ランプ2は入力端子9を含めて先の実施例と同様の
ものを採用している。第2の実施例においては、給電端
子15は、略∩状の板バネ部分を有する接触部分15aと半
田12を介して導電性線条4に接着される基台部分15bと
の2部分からなり、両者は螺子13により接続されてい
る。このように、基台部分15bが導電性線条4に接着さ
れた状態で、必要に応じて両者を第5図矢印Bに示す方
向に分離し、接触部分15aが入力端子9と接触する位置
から退避できる様になっている。
このような構造をとることにより、補助警告ランプ2の
照射角が適切なものとなるように、これを発光体8の列
の軸の回りに回転させ、調整した後、リヤガラス1に固
定するまでは、接触部分15aをその接触部分から退避し
ておき、補助警告ランプ2の固定後に、螺子13で基台15
bに取り付けるとともに、入力端子9に押圧し、導電的
に接触させることができるので、補助警告ランプ2の照
射角調整作業が極めて行ない易くなる。また同様に、一
旦、補助警告ランプ2を取り付けた後でも、容易に補助
警告ランプ2の交換ができる様になる。
この場合、給電端子15は少なくともその1部が入力端子
9との接触位置から退避可能であれば良いが全部を退避
可能としても良い。また、退避の方法については、本考
案第2の実施例においては螺子13を用いて、2つの部分
に分離可能となる様にして行なっているが、これに限ら
ず、第5図に示した矢印Aの方向に、給電端子15の少な
くとも一部を回転できる様にして退避可能とする等の方
法を用いても良い。
[考案の効果] 本考案によれば、補助警告ランプの回転の自由度を確保
しつつ、なおかつ安定、簡便に補助警告ランプに給電可
能な端子構造を有する補助警告ランプ付き車両用リヤガ
ラスが得られる。
また、補助警告ランプから直接フレキシブルコード等に
よるリード線を取り出すことがないため、車両内にコー
ドが露出することがなくなり、コードを人が引っ掛ける
こと等による破損の危険性がなく、かつ外観上も見栄え
の優れた補助警告ランプ付きリヤガラスが得られる。更
に同時に、車両内に露出したリード線を保護する部品や
工程を省略することも可能となる。
また、請求項2に係る考案によれば、補助警告ランプの
照射角調整作業が極めて行ない易く、かつ一旦、補助警
告ランプを取り付けた後でも、容易に発光体搭載基板の
交換ができる補助警告ランプが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の給電端子部分の構造の1実施例を示す
拡大断面図、第2図はその側面図、第3図は本考案の補
助警告ランプ付リヤガラスの1例を示す平面図、第4図
は本考案の給電端子部分の構造の第2の実施例を示す拡
大断面図、第6図はその側面図、第5図は給電端子を示
す分解斜視図、第7図は一般的な補助警告ランプをリヤ
ガラスに取り付けた構造を示す平面図である。 1:リヤガラス 2:補助警告ランプ 3,10,15:給電端子 8:発光体 9:入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−103803(JP,A) 実開 平4−24838(JP,U) 実開 平3−113244(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のリヤガラスにこの車両の後方を照射
    するように取り付けられてなる補助警告ランプであっ
    て、電力が供給されることにより発光する発光体の列
    と、該発光体の列の端部に位置して前記発光体に電力を
    供給するための入力端子とを具備してなる補助警告ラン
    プと、 前記リヤガラス上の前記入力端子の近傍に取り付けられ
    てなり、該入力端子に導電的に接触してなる給電端子
    と、 を具備した補助警告ランプ付車両用リヤガラスにおい
    て、 前記入力端子及び前記給電端子の電気的接続部分のいず
    れか一方は、該発光体の列と略垂直な面状部分を有する
    とともに、他方は該面状部分に略垂直方向に弾性を有
    し、押圧されて前記面状部分と導電的に接触してなるこ
    とを特徴とする補助警告ランプ付車両用リヤガラス。
  2. 【請求項2】前記給電端子は、少なくとも前記入力端子
    と導電的に接触する部分は前記入力端子との接触部分か
    ら退避自在なることを特徴とする請求項1記載の補助警
    告ランプ付車両用リヤガラス。
  3. 【請求項3】前記給電端子は略∩状の板バネ部分を有す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の補助警告ラ
    ンプ付車両用リヤガラス。
JP6679890U 1990-06-26 1990-06-26 補助警告ランプ付車両用リヤガラス Expired - Lifetime JPH0645398Y2 (ja)

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