JPH0645294Y2 - チェーン鋸刃の目立て装置 - Google Patents
チェーン鋸刃の目立て装置Info
- Publication number
- JPH0645294Y2 JPH0645294Y2 JP7172690U JP7172690U JPH0645294Y2 JP H0645294 Y2 JPH0645294 Y2 JP H0645294Y2 JP 7172690 U JP7172690 U JP 7172690U JP 7172690 U JP7172690 U JP 7172690U JP H0645294 Y2 JPH0645294 Y2 JP H0645294Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- chain saw
- grinding tool
- rotor
- saw blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、内燃機関，電動機又は空気モータ等を動力
とするチェーン鋸刃の目立て装置に関するものである。
とするチェーン鋸刃の目立て装置に関するものである。
（従来の技術） チェーン鋸刃の目立て器は、従来から簡単な手動式のも
のや動力を利用するものが種々に使用されているが、目
立て用の研削具としては鈩と砥石が使用されている。鈩
を使用するものは手動で鈩を前後に摺動させるものであ
り、砥石を使用するものは自動目立て装置付のチェーン
鋸は別として、目立て器用としては軸付の丸砥石または
円板形の砥石を動力で回転させるものであった。
のや動力を利用するものが種々に使用されているが、目
立て用の研削具としては鈩と砥石が使用されている。鈩
を使用するものは手動で鈩を前後に摺動させるものであ
り、砥石を使用するものは自動目立て装置付のチェーン
鋸は別として、目立て器用としては軸付の丸砥石または
円板形の砥石を動力で回転させるものであった。
この様な従来の目立て器の欠点は、丸鈩を摺動させる方
式のものでは、切刃部の正確な位置に鈩をセットするこ
とが困難であるため理想的な目立てができ難く、さらに
鈩のみを手動で使用する場合は、とかく摺り込み過ぎて
切刃の形状が狂ってしまうことが多い難点があった。
式のものでは、切刃部の正確な位置に鈩をセットするこ
とが困難であるため理想的な目立てができ難く、さらに
鈩のみを手動で使用する場合は、とかく摺り込み過ぎて
切刃の形状が狂ってしまうことが多い難点があった。
又砥石を使用するもので軸付きの丸砥石では、直径が摩
耗するため正確な目立てができないし、消耗が激しいの
で高価につき、一方円板形の砥石では外周を正確な円弧
にドレッサーする必要があるが、これも困難な作業であ
るので理想的な目立ては仲々難しいのが実情であった。
耗するため正確な目立てができないし、消耗が激しいの
で高価につき、一方円板形の砥石では外周を正確な円弧
にドレッサーする必要があるが、これも困難な作業であ
るので理想的な目立ては仲々難しいのが実情であった。
（考案が解決しようとする課題） そこでこの考案は、上述した従来の目立て器の欠点を解
消するために考案したもので、鈩又は砥石を動力で回転
させながら、然も新規なる機構により研削具を自動的に
直線往復運動を繰返し行わせるもので、作業者は両手で
この目立て装置をチェーン鋸のガイドバー切刃部の正確
な位置に合せてセットし、スイッチをONするだけの操作
で理想的な目立てを完遂するチェーン鋸刃の目立て装置
を提供することを目的としている。
消するために考案したもので、鈩又は砥石を動力で回転
させながら、然も新規なる機構により研削具を自動的に
直線往復運動を繰返し行わせるもので、作業者は両手で
この目立て装置をチェーン鋸のガイドバー切刃部の正確
な位置に合せてセットし、スイッチをONするだけの操作
で理想的な目立てを完遂するチェーン鋸刃の目立て装置
を提供することを目的としている。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、本考案のチェーン鋸刃の
目立て装置は、板状の目立て装置本体を設け、その内方
に抜窓を形設し、一端には動力原動機を装置した把手を
取付け、前記抜窓側に円筒形凸形斜面固定子を取付け、
該固定子の側面上部には上面斜面と平行の溝を１条形設
し、さらにこの固定子に対して円筒形凹形斜面回転子を
嵌合し、該回転子は内側上面を固定子の斜面に当接する
斜面を形成し、内側下部には上記固定子側面の溝に係合
する突起部を突設し、上部には原動機の回転軸と直結す
るスプライン軸に係合する軸受を具設するとともに先端
には研削具を保持するソケットを装設し、又本体の他端
には前記研削具受兼用の把手を取付け、なお本体板には
チェーン鋸ガイドバーに対する研削具の研ぎ角度位置決
め脚数個を植設固定して成るチェーン鋸刃の目立て装置
である。
目立て装置は、板状の目立て装置本体を設け、その内方
に抜窓を形設し、一端には動力原動機を装置した把手を
取付け、前記抜窓側に円筒形凸形斜面固定子を取付け、
該固定子の側面上部には上面斜面と平行の溝を１条形設
し、さらにこの固定子に対して円筒形凹形斜面回転子を
嵌合し、該回転子は内側上面を固定子の斜面に当接する
斜面を形成し、内側下部には上記固定子側面の溝に係合
する突起部を突設し、上部には原動機の回転軸と直結す
るスプライン軸に係合する軸受を具設するとともに先端
には研削具を保持するソケットを装設し、又本体の他端
には前記研削具受兼用の把手を取付け、なお本体板には
チェーン鋸ガイドバーに対する研削具の研ぎ角度位置決
め脚数個を植設固定して成るチェーン鋸刃の目立て装置
である。
（作用） 上記のように構成されたチェーン鋸刃目立て装置は、チ
ェーン鋸ガイドバーに対し、本体板の前後に植設した研
ぎ角度位置決め脚の左右各組の脚端をガイドバーの前後
面に当てがい、研削具をチェーン鋸刃の切刃部喉の円弧
部に正確に合わせた後、位置決め脚端をガイドバーに密
接させて位置決めし、原動機のスイッチをONする。
ェーン鋸ガイドバーに対し、本体板の前後に植設した研
ぎ角度位置決め脚の左右各組の脚端をガイドバーの前後
面に当てがい、研削具をチェーン鋸刃の切刃部喉の円弧
部に正確に合わせた後、位置決め脚端をガイドバーに密
接させて位置決めし、原動機のスイッチをONする。
すると原動機回転軸先端に設けたスプライン軸の回転に
つれて回転子軸受球の作用により回転子も回転する。従
って回転子下部の突起部は固定子外側に設けられた溝内
を上昇し、回転子が180度回転すると第４図から第５図
の位置に移動するが、これは斜面カムの原理によるもの
で、丁度突起部の上昇距離だけ直線往復運動するもので
ある。そして又180度回転すると第４図の位置に復帰す
る。これにより鈩又は砥石等の研削具は自動的に回転し
ながら直線往復運動を繰返すので迅速正確にチェーン鋸
切刃部の目立てを遂行することができるものである。な
お目立て作業は左右いずれか一方の目立てを一通り行い
次に手前を変えて上記同様に目立て作業を続ければよ
い。
つれて回転子軸受球の作用により回転子も回転する。従
って回転子下部の突起部は固定子外側に設けられた溝内
を上昇し、回転子が180度回転すると第４図から第５図
の位置に移動するが、これは斜面カムの原理によるもの
で、丁度突起部の上昇距離だけ直線往復運動するもので
ある。そして又180度回転すると第４図の位置に復帰す
る。これにより鈩又は砥石等の研削具は自動的に回転し
ながら直線往復運動を繰返すので迅速正確にチェーン鋸
切刃部の目立てを遂行することができるものである。な
お目立て作業は左右いずれか一方の目立てを一通り行い
次に手前を変えて上記同様に目立て作業を続ければよ
い。
（実施例） 以下実施例につき図面を参照して説明すると、板状の目
立て装置本体を設け、その内方に抜窓（２）を形設
し、本体の一端には減速機付きモータ（Ｍ）及び電池
（Ｂ）並びにスイッチ（Ｓ）を装置した把手（３）を取
付け、前記抜窓（２）側に円筒形凸形斜面固定子（５）
を取付け、該固定子の側面上部には上面斜面（４）と並
行の溝（６）を１条形設し、さらにこの固定子（５）に
対して円筒形凹形斜面回転子（10）を嵌合し、該回転子
（10）は内側上面を固定子の斜面（４）に当接する斜面
を形成し、内側下部には上記固定子（５）側面の溝
（６）に係合する突起部（７）を突設し、上部にはモー
タ（Ｍ）の回転軸（Ｎ）に直結するスプライン軸（Ａ）
に係合する軸受（８）を具設し、先端には丸鈩（Ｆ）を
保持するソケット（９）を装設し、又本体の他端には
丸鈩，受兼用の把手（3a）を取付け、なお本体板には
チェーン鋸（Ｃ）のガイドバー（Ｇ）に対する丸鈩
（Ｆ）の研ぎ角度の位置決め脚（L1,L2,L3,L4）を植設
固定して成るものである。図面において（Ｓ）はスイッ
チである。
立て装置本体を設け、その内方に抜窓（２）を形設
し、本体の一端には減速機付きモータ（Ｍ）及び電池
（Ｂ）並びにスイッチ（Ｓ）を装置した把手（３）を取
付け、前記抜窓（２）側に円筒形凸形斜面固定子（５）
を取付け、該固定子の側面上部には上面斜面（４）と並
行の溝（６）を１条形設し、さらにこの固定子（５）に
対して円筒形凹形斜面回転子（10）を嵌合し、該回転子
（10）は内側上面を固定子の斜面（４）に当接する斜面
を形成し、内側下部には上記固定子（５）側面の溝
（６）に係合する突起部（７）を突設し、上部にはモー
タ（Ｍ）の回転軸（Ｎ）に直結するスプライン軸（Ａ）
に係合する軸受（８）を具設し、先端には丸鈩（Ｆ）を
保持するソケット（９）を装設し、又本体の他端には
丸鈩，受兼用の把手（3a）を取付け、なお本体板には
チェーン鋸（Ｃ）のガイドバー（Ｇ）に対する丸鈩
（Ｆ）の研ぎ角度の位置決め脚（L1,L2,L3,L4）を植設
固定して成るものである。図面において（Ｓ）はスイッ
チである。
（考案の効果） 本考案は以上説明したように構成されているので、以下
記述のような効果を奏するものである。
記述のような効果を奏するものである。
固定されたチェーン鋸に対し上記のように研ぎ角度位置
決め脚端をガイドバーに密接させて位置決めし、スイッ
チをONすれば本目立て装置は自動的に研削具が回転する
とともに繰返しスムーズに直線往復運動を繰り返すの
で、従来の人力によって鈩や砥石などを往復させるのと
異なり切刃部に正確に位置して回転運動とともに往復運
動して正しい目立てが迅速に遂行できる全く新規なる目
立て装置である。
決め脚端をガイドバーに密接させて位置決めし、スイッ
チをONすれば本目立て装置は自動的に研削具が回転する
とともに繰返しスムーズに直線往復運動を繰り返すの
で、従来の人力によって鈩や砥石などを往復させるのと
異なり切刃部に正確に位置して回転運動とともに往復運
動して正しい目立てが迅速に遂行できる全く新規なる目
立て装置である。
又全体も構造簡潔で故障もなく製作費も安価である等幾
多の効果を発揮する考案である。
多の効果を発揮する考案である。
第１図は本考案品の一部断面を示す平面図，第２図は一
部断面を示す側面図，第３図は研削中の状態を示す一部
切欠けの正面図，第４図は円筒形凸形斜面固定子と円筒
形凹形斜面回転子の嵌合状態を示す断面図，第５図は第
４図から回転子が180度回転した状態を示す断面図であ
る。 ……本体、２……抜窓 3,3a……把手、４……上面斜面 ５……円筒形凸形斜面固定子 ６……溝、７……突起部 ８……軸受、９……ソケット 10……円筒形凹形斜面回転子 Ａ……スプライン軸、Ｂ……電池 Ｃ……チェーン鋸、Ｇ……鋸ガイドバー Ｆ……丸鈩 L1,L2,L3,L4……研ぎ角度位置決め脚 Ｍ……減速機付きモータ、Ｎ……回転軸 Ｓ……スイッチ
部断面を示す側面図，第３図は研削中の状態を示す一部
切欠けの正面図，第４図は円筒形凸形斜面固定子と円筒
形凹形斜面回転子の嵌合状態を示す断面図，第５図は第
４図から回転子が180度回転した状態を示す断面図であ
る。 ……本体、２……抜窓 3,3a……把手、４……上面斜面 ５……円筒形凸形斜面固定子 ６……溝、７……突起部 ８……軸受、９……ソケット 10……円筒形凹形斜面回転子 Ａ……スプライン軸、Ｂ……電池 Ｃ……チェーン鋸、Ｇ……鋸ガイドバー Ｆ……丸鈩 L1,L2,L3,L4……研ぎ角度位置決め脚 Ｍ……減速機付きモータ、Ｎ……回転軸 Ｓ……スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】板状の目立て装置本体を設け、その内方に
抜窓を形設し、一端には動力原動機を装置した把手を取
付け、前記抜窓側に円筒形凸形斜面固定子を取付け、該
固定子の側面上部には上面斜面と並行の溝を１条形設
し、さらにこの固定子に対して、円筒形凹形斜面回転子
を嵌合し、該回転子は内側上面を固定子の斜面に当接す
る斜面を形成し、内側下部には上記固定子側面の溝に係
合する突起部を突設し、上部には原動機の回転軸と直結
するスプライン軸に係合する軸受を具設するとともに先
端には研削具を保持するソケットを装設し、又本体の他
端には前記研削具受兼用の把手を取付け、なお本体板に
はチェーン鋸ガイドバーに対する研削具の研ぎ角度位置
決め脚数個を植設固定して成り、チェーン鋸ガイドバー
に対して角度位置決め固定の後、ドライブモータによる
回転子の回転直線往復動により研削具を回転しながら往
復してチェーン鋸刃を目立てすることを特徴とするチェ
ーン鋸刃の目立て装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172690U JPH0645294Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | チェーン鋸刃の目立て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172690U JPH0645294Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | チェーン鋸刃の目立て装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0429316U JPH0429316U (ja) | 1992-03-09 |
| JPH0645294Y2 true JPH0645294Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31609019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7172690U Expired - Lifetime JPH0645294Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | チェーン鋸刃の目立て装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645294Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-04 JP JP7172690U patent/JPH0645294Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0429316U (ja) | 1992-03-09 |
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