JPH0618764Y2 - チヤコ研削装置 - Google Patents
チヤコ研削装置Info
- Publication number
- JPH0618764Y2 JPH0618764Y2 JP5641187U JP5641187U JPH0618764Y2 JP H0618764 Y2 JPH0618764 Y2 JP H0618764Y2 JP 5641187 U JP5641187 U JP 5641187U JP 5641187 U JP5641187 U JP 5641187U JP H0618764 Y2 JPH0618764 Y2 JP H0618764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- chaco
- file
- longitudinal direction
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は布地に裁断線等を描線するときに使用するチ
ャコを研削するための研削装置に関する。
ャコを研削するための研削装置に関する。
(従来の技術) 従来ではチャコの先端縁が摩滅して丸味が生じたときに
チャコを手で往復移動して固定したやすり面に反復摺擦
させ、チャコの先端縁を尖鋭化していた。
チャコを手で往復移動して固定したやすり面に反復摺擦
させ、チャコの先端縁を尖鋭化していた。
(考案が解決しようとする課題) 従って、摩滅したチャコの研削手数が煩雑で研削仕上状
態が不揃いとなる問題点があった。
態が不揃いとなる問題点があった。
本考案は上記問題点を解消してチャコの研削作業を簡便
化して研削状態を均整化することを課題とするものであ
る。
化して研削状態を均整化することを課題とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案のチャコ研削装置は、円弧状に湾曲した形状を有
し、長手方向へ往復駆動可能な1対若しくは1個の研削
部材を、この研削部材の曲率と等しい曲率で円弧状に湾
曲したガイドレールによってその長手方向への円弧移動
可能に支持し、前記研削部材にはその内側面に向って先
下り状に傾斜したやすり面を長手方向に沿って形成して
このやすり面と、このやすり面に対向する他のやすり面
との間、若しくは1個の研削部材に対置されたアダプタ
の定規面との間にはチャコの先端縁付近が挿入される空
隙を形成した構成を有する。
し、長手方向へ往復駆動可能な1対若しくは1個の研削
部材を、この研削部材の曲率と等しい曲率で円弧状に湾
曲したガイドレールによってその長手方向への円弧移動
可能に支持し、前記研削部材にはその内側面に向って先
下り状に傾斜したやすり面を長手方向に沿って形成して
このやすり面と、このやすり面に対向する他のやすり面
との間、若しくは1個の研削部材に対置されたアダプタ
の定規面との間にはチャコの先端縁付近が挿入される空
隙を形成した構成を有する。
(作用) 円弧状に湾曲した形状を有し、円弧状のガイドレールに
よって円弧移動可能に支持されて内側面に向って先下り
状に傾斜したやすり面が長手方向に沿って形成された1
対若しくは1個の研削部材を長手方向へ往復駆動し、チ
ャコの先端縁付近を前記やすり面とこのやすり面に対向
する他のやすり面との間、若しくは1個の研削部材に対
置されたアダプタの定規面との間に形成された空隙内に
挿入してチャコの先端縁付近の両面若しくは片面を研削
する。
よって円弧移動可能に支持されて内側面に向って先下り
状に傾斜したやすり面が長手方向に沿って形成された1
対若しくは1個の研削部材を長手方向へ往復駆動し、チ
ャコの先端縁付近を前記やすり面とこのやすり面に対向
する他のやすり面との間、若しくは1個の研削部材に対
置されたアダプタの定規面との間に形成された空隙内に
挿入してチャコの先端縁付近の両面若しくは片面を研削
する。
(実施例) 次に、本考案の1実施例を図面にしたがって説明する。
箱型状に形成されたケース1の上端には横長状のスリッ
ト1aが開設されるとともに、ケース1の中央部付近に
は水平状で回転可能に支持された駆動軸2が設置され、
ケース1の一側方へ突出された駆動軸2の先端には駆動
軸2を回転操作するためのハンドル3が嵌着されてい
る。
ト1aが開設されるとともに、ケース1の中央部付近に
は水平状で回転可能に支持された駆動軸2が設置され、
ケース1の一側方へ突出された駆動軸2の先端には駆動
軸2を回転操作するためのハンドル3が嵌着されてい
る。
駆動軸2の中央部付近に軸方向へ若干離隔して嵌着され
た左右1対のカム4A,4Bはその凸部4aA,4aB
が相反方向へ突出された状態で180°の回転対称状に
並設され、駆動軸2をハンドル3で回転駆動したときに
は両凸部4aA,4aBが180°の位相差で回転す
る。
た左右1対のカム4A,4Bはその凸部4aA,4aB
が相反方向へ突出された状態で180°の回転対称状に
並設され、駆動軸2をハンドル3で回転駆動したときに
は両凸部4aA,4aBが180°の位相差で回転す
る。
中央部が下方へ凹曲して全体が円弧状に湾曲した形状を
それぞれ有する左右1対のガイドレール5,5はその両
端部がケース1の上端の両端部にそれぞれ締着された状
態でケース1の上端に駆動軸2の軸方向へ若干離隔して
並行状に架設され、その縦断面はそれぞれ梯形状に形成
されている。
それぞれ有する左右1対のガイドレール5,5はその両
端部がケース1の上端の両端部にそれぞれ締着された状
態でケース1の上端に駆動軸2の軸方向へ若干離隔して
並行状に架設され、その縦断面はそれぞれ梯形状に形成
されている。
左右1対の研削部材6A,6Bはガイドレール5の曲率
と等しい曲率で円弧状に湾曲した形状をそれぞれ有し、
横方向に重ね合わされて一部が密接した状態で並設さ
れ、この両研削部材6A,6Bの外側面にはガイドレー
ル5にスライド可能に係合されたアリ溝状のスライド溝
8がそれぞれ凹設され、両研削部材6A,6Bは両ガイ
ドレール5によってそれぞれその長手方向への円弧移動
可能に支持されている。
と等しい曲率で円弧状に湾曲した形状をそれぞれ有し、
横方向に重ね合わされて一部が密接した状態で並設さ
れ、この両研削部材6A,6Bの外側面にはガイドレー
ル5にスライド可能に係合されたアリ溝状のスライド溝
8がそれぞれ凹設され、両研削部材6A,6Bは両ガイ
ドレール5によってそれぞれその長手方向への円弧移動
可能に支持されている。
両研削部材6A,6Bにはその内側面に向ってそれぞれ
先下り状に傾斜して互いに逆向きの傾斜形状を有し、チ
ャコCの先端縁C1付近の両面を研削する1対のやすり
面9,9が長手方向に沿って形成され、この両やすり面
9間にはチャコCの先端縁C1付近が挿入される空隙1
0が形成されている。
先下り状に傾斜して互いに逆向きの傾斜形状を有し、チ
ャコCの先端縁C1付近の両面を研削する1対のやすり
面9,9が長手方向に沿って形成され、この両やすり面
9間にはチャコCの先端縁C1付近が挿入される空隙1
0が形成されている。
一方の研削部材6Aの下面にはその中央部から図示左方
へ偏位した部位に垂下されてその研削部材6Aに対向す
るカム4Aに対接された脚片11Aの上端が連接され、
他方の研削部材6Bの下面にはその中央部から図示右方
へ偏位した部位に垂下されてその研削部材6Bに対向す
るカム4Bに対接された脚片11Bの上端が連接されて
いる。
へ偏位した部位に垂下されてその研削部材6Aに対向す
るカム4Aに対接された脚片11Aの上端が連接され、
他方の研削部材6Bの下面にはその中央部から図示右方
へ偏位した部位に垂下されてその研削部材6Bに対向す
るカム4Bに対接された脚片11Bの上端が連接されて
いる。
一方の脚片11Aはこの脚片11Aの下端に掛止された
スプリング12によって図示右方へ付勢され、他方の脚
片11Bはこの脚片11Bの下端に掛止されたスプリン
グ13によって図示左方へ付勢されている。
スプリング12によって図示右方へ付勢され、他方の脚
片11Bはこの脚片11Bの下端に掛止されたスプリン
グ13によって図示左方へ付勢されている。
そして、ハンドル3を回転操作して両カム4A,4Bを
駆動軸2とともに回転駆動したときには前脚片11A及
び後脚片11Bがそれぞれ両カム4A,4Bの両凸部4
aA,4aBによって相反方向へ押動されかつスプリン
グ12,13によって相反方向へ復帰移動して両研削部
材6A,6Bが相反方向への往復円弧移動動作を反復
し、空隙部10に挿入したチャコCの先端縁C1付近の
両面を相反方向へ反復往復円弧動する両やすり面9で研
削してチャコCの先端縁C1付近を、その稜線を円弧状
に湾曲させた状態で尖鋭化することができる。
駆動軸2とともに回転駆動したときには前脚片11A及
び後脚片11Bがそれぞれ両カム4A,4Bの両凸部4
aA,4aBによって相反方向へ押動されかつスプリン
グ12,13によって相反方向へ復帰移動して両研削部
材6A,6Bが相反方向への往復円弧移動動作を反復
し、空隙部10に挿入したチャコCの先端縁C1付近の
両面を相反方向へ反復往復円弧動する両やすり面9で研
削してチャコCの先端縁C1付近を、その稜線を円弧状
に湾曲させた状態で尖鋭化することができる。
なお、駆動軸2をモータによって回転駆動するようにし
てもよい。
てもよい。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明
する。
する。
本例では円弧状に湾曲した形状をそれぞれ有し、長手方
向へ往復駆動可能な1対の研削部材6A,6Bを、この
研削部材6A,6Bの曲率と等しい曲率で円弧状に湾曲
したガイドレール5によってそれぞれその長手方向への
円弧移動可能に支持し、両研削部材6A,6Bにはその
内側面に向って先下り状に傾斜したやすり面9をそれぞ
れ長手方向に沿って形成してこの両やすり面9の間には
チャコCの先端縁C1付近が挿入される空隙10を形成
してある。
向へ往復駆動可能な1対の研削部材6A,6Bを、この
研削部材6A,6Bの曲率と等しい曲率で円弧状に湾曲
したガイドレール5によってそれぞれその長手方向への
円弧移動可能に支持し、両研削部材6A,6Bにはその
内側面に向って先下り状に傾斜したやすり面9をそれぞ
れ長手方向に沿って形成してこの両やすり面9の間には
チャコCの先端縁C1付近が挿入される空隙10を形成
してある。
このため、両研削部材6A,6Bを相反方向へ反復往復
円弧移動させた状態でチャコCを空隙10内へ挿入する
と、チャコCの先端縁C1付近を簡便に自動研削して稜
線を円弧状に湾曲させた状態で尖鋭化することができ、
チャコの研削作業を迅速化及び能率化しうるとともに、
チャコの研削仕上状態を均整化しうる効果がある。
円弧移動させた状態でチャコCを空隙10内へ挿入する
と、チャコCの先端縁C1付近を簡便に自動研削して稜
線を円弧状に湾曲させた状態で尖鋭化することができ、
チャコの研削作業を迅速化及び能率化しうるとともに、
チャコの研削仕上状態を均整化しうる効果がある。
また、一方の側面が凸曲面状で他方の側面が平面状のチ
ャコC′を研削するチャコ研削装置では、第3図に示す
ように、一方のガイドレール5及び研削部材6に代えて
内側面に垂直平面状に形成された定規面14aを有し、
円弧状に湾曲したプラスチック製のアタッチメント14
が研削部材6Aに対向してケース1に取付けられる。チ
ャコC′の研削に際し、チャコC′の平面側を定規面1
4aに当接させた状態でチャコC′の先端縁付近を空隙
10内へ挿入して研削部材6Aを往復円弧移動させる
と、チャコC′の先端縁付近の凸曲面側が片側のやすり
面9によって研削される。
ャコC′を研削するチャコ研削装置では、第3図に示す
ように、一方のガイドレール5及び研削部材6に代えて
内側面に垂直平面状に形成された定規面14aを有し、
円弧状に湾曲したプラスチック製のアタッチメント14
が研削部材6Aに対向してケース1に取付けられる。チ
ャコC′の研削に際し、チャコC′の平面側を定規面1
4aに当接させた状態でチャコC′の先端縁付近を空隙
10内へ挿入して研削部材6Aを往復円弧移動させる
と、チャコC′の先端縁付近の凸曲面側が片側のやすり
面9によって研削される。
(考案の効果) 本考案は前記したように構成してあるのでチャコの研削
作業を簡便化及び迅速化しうるとともに、チャコの研削
仕上状態を均整化しうる効果を有する。
作業を簡便化及び迅速化しうるとともに、チャコの研削
仕上状態を均整化しうる効果を有する。
第1図は本考案の一実施例を示すチャコ研削装置の側面
図、第2図は第1図のX−X線断面図、第3図はアタッ
チメントを取付けたチャコ研削装置を示す要部の縦断面
図である。 5……ガイドレール 6A,6B……研削部材 9……やすり面 10……空隙 14……アダプタ 14a……定規面
図、第2図は第1図のX−X線断面図、第3図はアタッ
チメントを取付けたチャコ研削装置を示す要部の縦断面
図である。 5……ガイドレール 6A,6B……研削部材 9……やすり面 10……空隙 14……アダプタ 14a……定規面
Claims (1)
- 【請求項1】円弧状に湾曲した形状を有し、長手方向へ
往復駆動可能な1対若しくは1個の研削部材を、この研
削部材の曲率と等しい曲率で円弧状に湾曲したガイドレ
ールによってその長手方向への円弧移動可能に支持し、
前記研削部材にはその内側面に向って先下り状に傾斜し
たやすり面を長手方向に沿って形成してこのやすり面
と、このやすり面に対向する他のやすり面との間、若し
くは1個の研削部材に対置されたアダプタの定規面との
間にはチャコの先端縁付近が挿入される空隙を形成した
ことを特徴とするチャコ研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5641187U JPH0618764Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | チヤコ研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5641187U JPH0618764Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | チヤコ研削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63161652U JPS63161652U (ja) | 1988-10-21 |
JPH0618764Y2 true JPH0618764Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=30885200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5641187U Expired - Lifetime JPH0618764Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | チヤコ研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618764Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-14 JP JP5641187U patent/JPH0618764Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63161652U (ja) | 1988-10-21 |
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